みんなの議会

幕別町議会 平成16年第4回定例会 2004年12月15日

議事録に件名の記載なし

2004年12月15日、幕別町議会の一般質問で、中橋友子議員が質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。

質問者
中橋友子 議員
答弁者
町長 岡田和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 中橋友子

通告にしたがいまして、4点について質問を行わせていただきます。まず、1点目は合併問題であります。忠類村と幕別町の合併の協議が、11月の27日より開始されています。本来であれば、それまでの中央合併協議会の枠組みが正式に崩れた時点で、11月2日でありますが、十分な総括を行って、住民に対して説明を行うべきものであったと考えております。しかし、平成17年3月の現行の合併特例法の期限内の成立を急ぐ考えから、合併特例債を受けることを優先させ、説明がないまま進められているのが現状です。住民の中には「なぜ三つの町での枠組みが崩れてしまったのか」、「どこに問題があったのか」未だ疑問の残したまま置き去りにされています。また、新たな忠類との協議に、「両町の役場間だけでも40キロも離れており、交通整備や施設整備などに新たな投資が必要となるのではないか」、「財政の保障は本当にあるのか」などなど、協議の結果を広報で知らせるだけでは十分承知されない、その現状が浮き彫りになってきています。町長は7日の行政報告で、協議にかかわって、1月末までに終え、2月中旬に住民説明会、そして2月下旬には合併協定書の調印を行うと報告されました。この期間では住民の意見の反映や合意を得る時間的な保障は全くないものと考えます。住民との対応はもっともっと丁寧に行うべきではないでしょうか。今年の6月国会で合併新法が成立し、新たな5年間の猶予と、さらに5年間の経過措置がとられています。将来にわたっての自治の形を決める重要性を認識された上、性急な判断を行わず、住民合意に徹することが必要だと考えます。申すまでもなく、まちづくりの主権者は住民であります。将来の構想も含めて、住民に十分な説明を行った上で、最終的な合併の是非は、これまでも繰り返し求めてまいりましたが、住民投粟で決めることが地方自治の必然的な方向ではないでしようか。その考え方、次の3点について伺います。一つは、合併による新たに必要となる投資的経費なども含めた財政シミュレーションの提示を行うべきと思います。二つ目は、住民説明会と、また、住民の意見を反映する手立てをとるべきだと考えます。最後に、住民投票の実施についてであります。次、2点目の質問は、三位一体改革と地方交付税についてであります。三位一体改革について、政府は11月26日、国庫補助金負担金は平成17年及び18年の予算で3兆円程度の廃止、縮減をすると示しました。その上、地方交付税は、平成17年及び18年に一般財源分を確保すること。また、財源移譲については、所得税から個人住民税への移譲を行い、フラット化する方向を示しました。この点で、昨日も質問があり、町長はお答えされていたところではありますが、全体ではまだまだ不透明であることは、行政報告の中でも示されたとおりと思います。今回、地方財政計画と今回の7.8兆円の削減の主な理由は、地方の財政計画と決算との乖離がある。これを是正するという理由でありました。交付税削減額は、一部の報道で止まっていますが、これを実際に十勝、そして幕別町に置き換えると、十勝全体では37%の減額、幕別町では33.2%、実に16億8,000万円の減額となってしまいます。北海道の自治体の全体の予算の交付税の占める割合は、42.8%であり、このような削減が実施されたなら、自治体の予算編成そのものが成り立たなくなってしまいます。地方交付税は、地方交付税法第1条によって、この法律は地方自治体が自主的にその財産を管理し、事務を処理し、及び行政執行をする権能を損なわずに、その財源の均衡化を図り、地方自治の本旨を実現することに資するとともに、地方団体の独立性を強化することを目的とすると謳われています。法を遵守すべき国が、自治法を否定するような交付税の削減は許されることではないと考えます。まさに、自治権の侵害とも言えます。12 月2日、町長も参加されたと思いますが、全国町村長大会では、確実な財源措置をの特別決議がなされて、国に対して求めています。この姿勢を貫かれるよう求め、次の3点について伺います。一つ、地方交付税による確実な財源措置を国に求めていくこと。二つ、財源措置、財源保障の機能を堅持するよう求めること。三つ目、人口規模にかかわらず、すぺての市町村を基礎自治体と位置づけるよう求めていくこと。3点目は、防災対策の強化について伺います。10月23日夕方に発生した新潟中越地震は、マグニチュード6.8の激震であり、一つの村が全部移動しなければならない。また、命も奪われてしまうというような甚大な被害をもたらしました。今なお、救済措置が続いておりますが、今年は大きな台風の被害も発生し、また、全国で地震も頻繁に発生しています。日本列島は地震の活動期に入っていると研究者から発表されています。また、異常気象の影響は永く続き、今日、これらの備えての自治体による危機管理体制の強化は益々必要と考えます。幕別町では防災計画に基づいて、大規模な町民参加の防災訓練をこれまでに実施し、また、昨年は防災のしおりの発行などを行ってきました。今回の中越地震の教訓なども生かして、計画も見直しも含めて充実させ、さらなる危機管理に対する体制の強化を求めるものです。そこで、1点目、避難所の耐震調査の実施について。2点目、避難所数にあわせた備品の設備、発電機や暖房機、毛布などの整備についてであります。3点目、人口密度の高い地域での避難所の拡充を図っていくこと。4点目、住民に対すろ危機管理に対する指導を行っていくこと。最後の質問は、季節労働者対策についてであります。長期不況の中で住民の生活は大変厳しくなっていますが、中でも季節労働者の実態は、公共事業者住宅着工の落ち込みで大変不安定になっています。帯広財務事務所の11月の十勝経済状況報告によりますと、公共事業は、今年の5月から10月までの6カ月間のうち、前年比を上回る発注があったのは10月の1カ月のみで、残りの5カ月はいずれも下回り、7月と8月は21.3%から24.3%の前年比の減となっています。また、住宅の着工も、4月、5月、8月で24%から41.9%の落ち込みとなっています。季節労働者には夏場が働きどきでありますが、このように仕事が減少していては、仕事そのものも失い、また、直接収入減収となり生活苦につながっています。加えて、今年度より長く続いてきた冬期援護制度が改定され、講習受講者の給付金が大幅に下げられてしまいました。これまで受講者11万7,000円支給されていたものが、委託講習修了試験合格者で8万8,000円、また一般受講者はは7万円とされています。さらに深刻なのは、65歳以上の方は初めからその制度の対象外とされてしまいました。町内には、多くの季節労働者の方たちがいらっしゃいます。対策を求める切実な声があり、これに対する対応を伺います。1点目は、季節労働者の実態と雇用の促進、除雪なども含めて実施について伺います。二つ目は、国に対して冬季援護制度を元に戻すよう求めていくことについて、お尋ねいたします。以上です。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

中橋議員のご質問にお答えいたします。最初に、合併問題についてであります。1点目の合併により新たに必要となる投資的経費も含めた財政シミュレーションの提示をというご質問でありますが、財政シミュレーションにつきましては、合併特例法で作成を義務付けられております新町建設計画を構成する財政計画の裏づけとなる資料といたしまして、先月 29 日に開催されました第 13 回幕別町・忠類村合併協議会に提出されたものであります。財政シミュレーションにおける投資的経費の見積もり方につきましては、現在、2町村で策定しております総合計画の実施計画に位置付けされている事業、あるいは、今後位置付けを行う予定の事業をベースにいたしまして、これに、合併に伴い必要となる経費として、電算システムの統合・ネットワーク整備などのハード事業、さらには、看板・印刷物の更新などソフト事業に要する経費を加えて投資的経費としたものであり、作成時において見込める最大限の経費を盛り込んだものであります。次に、住民説明会と意見反映の手立て」についてでありますが、先の第 13 回合併協議会で決定された事業計画におきましては、1月末を目処に合併協定項目の協議を終え、2月中旬に住民説明会を開催することとしておりますので、その際に、合併の是非に関するご意見をいただき、これを踏まえたうえで、廃置分合等合併関連議案の提出をさせていただくことになろうかと思っております。なお、忠類村との協議継続につきましては、既に議決をいただいたところでありますが、これは、財源確保が年々厳しさを増すことが予想される中、現行制度上、将来のまちづくりの上で、あるいは住民サービス・負担を維持していく上で、最大の財政メリットがある現行特例法の期限内での協議を行い、この結果を町民の皆さんにお示しすることは、行政を預かる者の使命であること、そうした場合には、これまでの協議結果を生かして、特例法の期限内での協議が可能な唯一の相手が忠類村でありますことから、議会の調査特別委員会や町民検討会議、さらには地区別公区長会議でのご意見を踏まえ、協議会変更の提案をさせていただいたところであります。次に、住民投票の実施についてのご質問でありますが、これまでの一般質問に対する答弁や先の答弁とも重複しますが、私といたしましては、住民説明会や出前講座、さらには、各種団体との意見交換などを通して、できる限り多くの住民の皆さんのご意見を伺ったうえで、議会とも相談させていただきながら、廃置分合等合併関連議案の提出をさせていただくことになろうかと思っておりますので、現段階におきましては、住民投票を実施する考えは持っておりません。次に、三位一体改革と地方交付税についてお答えをいたします。国と地方の税財政のあり方を見直す三位一体改革について、お話ありましたように、11 月 26 日にその全体像が示されました。このことは先の千葉議員のご質問にお答えをいたしておりますので、重複する部分については省かせていただきますが、その内容は非常に厳しいものであると受け止めているところであります。1点目の地方交付税による確実な財源措置を求めること、及び2点目の財源措置、財源保障の機能を堅持するよう求めることについてでありますが、地方交付税は地方財源保障制度の主体であり、これまでも、北海道町村会及び全国町村会一丸となって、国に対し地方交付税の財源調整機能と財源保障機能を強化すること、交付税は地方固有の財源であり、地方財政計画の作成は地方公共団体の意見を反映させる場で協議することなどを強く求めてきたところであります。また、3点目の人口規模に係わらず、すべての市町村を基礎自治体と位置付けするよう求めることについてでありますが、これは本年4月の北海道町村会の総会、さらに、先ほどお話ありました今回の全国の町村長大会におきましても、決議としてなされているところでありまして、これらのことを踏まえて、私どもとしては、今後とも北海道町村会並びに全国町村会の一員として行動を共にしてまいりながら、これらの実現に向けて力を合わせて進めてまいりたいというふうに思っております。次に、防災対策についてでありますが、本町におきましては、住民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、幕別町防災計画を策定しているところであります。この防災計画につきましては、平成 11 年に各計画を全項目にわたり見直し、修正具体化したものでありますが、現在の計画において、なお不都合な事項が発生した場合には必要な見直しをしてまいりたいというふうに考えております。1点目の避難所の耐震調査でありますが、平成7年1月 17 日に発生しました阪神・淡路大震災において、昭和 56 年6月施行の耐震基準以前に建築された建築物に被害が多く見られたことから、平成7年 12 月に耐震改修促進法が施行され、昭和 56 年5月以前に建築確認を受けたものの内、3階以上かつ床面積の合計が 1,000 ㎡以上の建築物については耐震診断や耐震改修に努めることが求められたところであります。現在本町での避難場所としては、30 カ所を指定いたしておりますが、この耐震診断の対象となる施設は1カ所、札内中学校でありまして、これらについては既に耐震診断を実施しているところであります。また、耐震診断の対象にはなっておりませんが、昭和 56 年6月施行の耐震基準以前の建物が学校で五つ、近隣センターで八つ、合計 13 カ所ありますことから、今後、簡易診断ではありますが年次計画に基づき実施していかなければならないものと考えております。また、2点目の避難所数にあわせた発電機、暖房機、毛布などの整備についてでありますが、本町での備蓄は、国、北海道等の救援活動が本格化するまでの、おおむね2日ないし3日を目標として備蓄をしているものであります。保管場所については、被災者への提供を迅速、円滑に進めるために、幕別、札内、糠内地区の3カ所に分散して備蓄しており、備蓄量については、おおむね 1,000 人程度を想定し準備しているところであります。現在の災害用備蓄用品につきましては、備蓄計画に基づいて、発電機 17 台、暖房器具 22 台、毛布 1,900枚、アルファー米 6,000 食、飲料水 700 リットルなどを保有しているところであります。次に、3点目の人口密度の高い地域の避難所の拡大についてでありますが、地震などの災害時における避難場所については、学校、コミセン、近隣センターなど大規模な公共施設を避難場所として定めており、住民の皆さんの避難する場所については、それぞれの公区を単位に定めているところであります。避難する場所については、災害の規模、状況、場所、さらには災害が発生した時にどこにいるのかによっても異なるものと思っております。これら避難場所については、一定の目安でありますので、その時々の状況によって適時判断をしながら対処していただくことが必要であろうと考えております。また、避難場所の拡大でありますが、公共施設等が新たに設置され場合など、必要に応じ避難所としての指定について検討し、内容の充実を図ってまいりたいというふうに考えております。次に、4点目の住民に対する危機管理の指導についてでありますが、防災の基本は「自らの身の安全は自らが守る」ということで、住民はその自覚を持ち、災害時には自主的に行動することが重要とされております。本町においては、平成7年に地域住民が的確な災害対策を実施できるよう、防災体制の強化と防災知識の高揚を図ることを目的に、幕別町防災モデル地区助成金交付要綱を制定し、現在までに6公区において本制度を利用され、事業を実施してきたところであります。今後、この要綱のあり方については、地域の実情と時代に即応したかたちにすべく、今年度設置された協働のまちづくり検討委員会の中で公区の多くの課題とともに内容についてご協議をいただいているところでもあり、これらご意見を参考とし、より充実した危機管理体制の確立を目指してまいりたいというふうに思っております。次に、季節労働者の実態と除雪等の雇用対策の実施についてでありますが、本町の季節労働者に関します実態につきましては、詳細に把握したものはございませんが、雇用保険の短期特例受給資格者数、これはハローワーク提供の資料でありますが、これらを見ますと、公共事業費の削減等の影響もあって、15 年度末現在で、季節労働者を多く雇用してきた建設業を中心に、前年 956 人に比べ 45 人の減少となっております。これは、毎年、高年齢者の引退などにより相当数の季節労働者が減少していることを勘案しても、就労を希望する季節労働者のうち、就労の場が確保されていない方が相当いるものというふうに受け止めているところであります。また、除雪等の雇用対策につきましては、独自の事業として冬期間における歩道・交差点の除雪や春先の街路の清掃作業を実施しておりますことはご承知のとおりであります。ご指摘のように、労働者の生活向上につながります冬期技能講習受講給付金が 16 年度から大幅に減額され、65 歳以上の方が対象外となりましたことは誠に残念なことだというふうに思っております。このため、現行の除雪事業等を対象外の方に配慮しながら引き続き実施し雇用の確保に努めてまいりたいというふうに考えております。先般、高齢者就労センターに対しまして、今申し上げましたような 65 歳以上の季節労働者の方に除雪等の働く場を提供してくださるよう要請をし、ご配慮いただけることになりましたことから、63 名の方に会員登録をしていただくようご案内を申し上げましたところ、12 月6日現在で既に 10 名の方が登録を済ませているとのことであります。次に、冬期援護制度についてでありますが、気象条件の厳しい積雪寒冷地において、循環雇用を繰り返す季節労働者の方々は雇用保険の特例一時金や冬期技能講習受講給付金制度を活用して生活の安定を図っているものと推察いたしております。本制度は、平成 15 年度をもって終了の予定でありましたが、関係機関・団体のご努力により、減額はされましたが 16 年度から 18 年度までの3年間延長されたところであります。また、本町におきましても、平成 15 年の第4回町議会定例会におきまして、季節労働者冬期援護制度に関する陳情について採択され、意見書の議決をいただいたところでもあります。この冬期技能講習受講給付金を含め、冬期援護制度は季節労働者の冬期間の生活を守り、地域経済にとりましても重要な制度でありますことから、今後とも私どもとしては、町村会を通じ、国・道に対し働きかけをしてまいりたいというふうに思っております。以上で、中橋議員のご質問に対する答弁とさせていただききます。

再質問 2番 中橋友子

再質問をさせていただきます。1番目の合併問題についてでありますが、1番目の1、新たな必要となる投資的経費を含めた財政シミュレーションの提示ということを求めたわけですが、町長のお答えでは、先日、特別委員会にわたされました、まだ非公式といいながら公式であったと思うのですが、出された財政シミュレーションのことを指されていると思います。このことについては、おっしゃられるように、ソフト的な情報網の整備であるとか、そういうことについてきちっと盛り込まれて算出されたということは私も見せていただいて理解をするところなのですが、1番住民が知りたいことは、そういった実務的なものももちろん大事なのですけれども、全体のまちづくりが、幕別町と忠類と新たに一緒になった町ができたときに、ここに具体的に書きましたように、交通機関の整備であるとか公共施設の整備であるとか、いろんなことが出てくるだろうと。当然、それは町ができてから相談されることもたくさんあるのだとは思うのですが、今の時点で、明確に必要性のあるものについては、こういったところに反映することが本物の経済の姿を見せていくことだと、財政の姿を見せていくことだと思うのですよね。そういう点では、もうちょっと具体的にいえば、例えば、提示されたときに、火葬場の問題なども出ておりました。実際に建設をすると数億のお金が必要となる。しかし、こういうシミュレーションでは出てこない。自分たちが判断するときには、もっともっときちっと事実を推計にしかすぎませんが、きちっと掌握をした上で認識を深めていきたいと、こう思うわけです。さらに、住民の、議会に提出されたことが、住民に対する提出というふうにされているのだとは思いますが、このことすら新しいまちづくりの中には載せられていることではありませんので、そういう意味で提示を求めたわけです。それから、住民説明会の意見の反映と手立てについてでありますが、今年の8月、前回の法定協議会の中で住民説明会が取り組まれました。確かそのときには7会場設置されたと思います。分担といいますか、回られたと思うのですけれども、そのときの総参加者は146人と報告を受けました。これは町民全体にとって0.6%の参加ということであります。私は、これは過ぎてしまったことといえば過ぎてしまったことなのですが、例えば、今回の新しい枠組みに入るときに、相手方の忠類村は3カ所の住民説明会を行なわれて進められています。私は、こういう機会は数多く、そして一人でも多くの町民の方というのが大原則だと思うのですよね。でも、従来どおりのやり方であれば、本当に数パーセントの住民周知の中で進まざるを得ない状況が生まれてしまう。ここで町の体系が決まるわけですから、非常にそれは住民参加のまちづくりという点では、繰り返し、これも前から指摘させていただいたことですが、問題を残すというふうに踏まえまして、今回は2週間ですか、期限は。その中でどのようにきちっと周知を図るのか、再度お尋ねしたいと思います。また、住民投票はやるお考えはないということを、今回もきっとそうやって答えられるだろうなと思いつつ書きました。私は、この間、全国、特に北海道全体の合併の取り組みの状況を見ていますと、やはり住民投票に委ねるというところが増えてきているというふうに思います。それは、例えば、新聞報道ですけれども、11月末に北海道全体の状況が報道されていましたけれども、この時点では、全道で35の合併協議会の枠組みがありまして、そのうち既に住民投票7カ所で実施するということが伝えられています。こんなふうにどんどん増えてきている。それは、やはり単に議会の議決だけで済まないというのは、逆に言えば、住民投票が望ましいという観点から取り組まれています。根拠とするのは、こういった住民投票はどちらかというと、よく首長さんのリコール問題ですとか、いろんな特定の地域にかかわるということで多いのですけれども、住民投票をすべきだという基準を何カ所かで出している事例があるのですが、私たちが、町村議員がそれを辞典としてみている町村議員必携の中においても、町村合併などについては住民投票が望ましい。その上で判断をすべきだということが明確に書かれています。また、地方制度審議会などでは、もう既に今から約30年前1976年の審議会の中でも既に位置付けられまして、それがずっと今日まで脈々ときている。それがやっぱり、今、全道でも取り組まれている要因になっていると思います。本当に一人ひとりの町民の住む町の枠組みが決まることですから、そして、そこには文化もあり伝統もありというものが変わっていくわけですから、この点では、私は逆算方式も含めて、新しい新法の活用も含めて考えていけば十分可能なことだと思います。それから、三位一体のことにつきましては、先ほど、町長のご答弁いただいた国に対する取り組みを理解したいと思います。あえてもう一つ申し上げるならば、こういったことが、国に対する地方財政の確保という点では、これまでも地方6団体、公共6団体を中心にして、随分頑張ってこられたと思うのですよね。でも繰り返し繰り返しこういうことが出てくる。しかも、今回などは全く地方が頑張ってやっている政策に対して、財政計画と決算が乖離するからということで7兆8,000億円もの減額を出してくるということ自体に本当には私は憤りを感じるのですよね。そして、今回の一連の動きも逆に言えばまた反映されてきているという面もありますから、より強化していただきたいのですが、私はこういう総務省だとか財務省の通しての判断になってくるのですけれども、やっぱり地方がどれだけ行政改革を本当の意味で取り組んできているのか。それだけ言うのだったら国は逆に行政改革に取り組んでいるのかということまで示していく必要があるのではないかというふうに思うのですよね。今までいろいろあっても、削減された財政の範囲の中で、それぞれの自治体が、うちの町も含めて行政執行行ってきた。行政のスリム化、私はあまり好きではないですけれども、行政改革第2次大綱にも取り組んできた。そういうふうにやっていても乖離だ、まだまだ削れということですから、これは際限がないということになってしまうと思うのですよね。一方では、削る側の方は全く、いろんな公共事業一つ見ても、あるいは官庁ですか、いろいろ社会保険庁の問題ですとか、道路公団の問題とかたくさんありますけれども、全く解決されないで、地方にこれでもかこれでもかとくるところをやっぱり転換させていく以外にないと思うのですよね。私は、随分地方が頑張ってきたという点では、北海道だけで見ましても、この間、北海道の町村会の会長さんが新聞で述べられていましたけれども、国こそ行政改革すべきだと、これ以上地方を引っ張るなということで、北海道では、具体的なこと随分進めてきたのだと書いていました。例えば、今、職員を削減するということもどんどんやられてきていますけれども、もう一つは、町長・助役・収入役という三役を置いている町が、今、町長がいない、首長がいないというところはありませんけれども、道内178町村の中で、ここを置かないでやってきているところが113にのぼっている。ここまでやっぱりきているという。議員の数も、私たちのことですが、定数からいえば、今、509人、マイナスしてスリム化ですよね。そんな努力をしているにもかかわらず、7兆8,000億円、幕別に置き換えれば16億円も削減をすることが当たり前というような、そういう姿勢というのは本当に許されないというふうに思います。こういう点で、やっぱり頑張っていただきたいに尽きます、そういうことに尽きますね。それと、防災対策の強化についてであります。防災マップの中では、避難場所29カ所だったのですが、町長のお答えは30カ所、その後、1カ所増えたのではないかと思うのですね。それで、まず避難所の耐震調査の実施についていろいろ取り組まれている説明は理解をいたしました。札内中学校が残っている、あるいはこれからの調査の次の手立てという問題も生まれてこようかと思います。その点では、現実に町民が危険に遭遇しないように、努力を続けていただきたいというふうに思います。それから、避難所数に合わせた備品の設置でありますが、発電機が17、暖房機22、これは実は決算のときにもお答えがあったところなのですけれども、実際には避難所そのものの数が30カ所あって、いろいろやりくりするにしても、その数も満たないという点では、やっぱり強化する必要があるのではないかというふうに思うのですよね。全地域一斉にというようなことは起こり得ないとは思うのですけれども、しかし、今回の中越地震なんかをみますと、非常に広範囲にわたっていますし、最低避難所に合わせた発電機であるとか、暖房機であるとか、そういう備えというのは、なかなか流用がきかないと思いますから必要ではないでしょうか。それから、3番目の人口密度の高い地域の避難所の拡大ということで、必要性に応じて変えられていくということでありますから、ぜひ進めていただきたいと思うのですが、昨年配られました防災しおりの中で、例えば、札内の北小学校などは、一応、避難場所になっていまして、屋内の面積は3,578平米、ここに4,402人の収容というふうになっているのですよね。これが現実的なものなのかどうかというふうになれば、無理があるというふうに率直に思います。今回、中越地震の教訓とすべきことは、直接地震で亡くなったという方もいらっしゃるのですけれども、その後、避難生活を続けている中で、中に入れなくて、外で車の中で暮らしていてエコノミー症候群で亡くなったとかということになると、やっぱり最初から十分なスペースが補償されていて、そういうところで命の安全を守ってもらうということが大前提だと思うのですよね。ところが、これは極端なところで、後は随分ゆるい状況もあるのですが、特に北小学校。これは機械的ではありませんが、人員一人当たりの面積というのは0.8平米しかない。南小学校で1.39、白人で1.23というようなそんなスペースしかやっぱりないのですよね。だから、計画をもっと段階で、全員収容ということは現実的にはあり得ないのだろうとは思うのですけれども、やはり危機管理でありますから、そういう点では改善は必要ではないでしょうか。どうでしょうか。それと、季節労働者対策につきましては、65歳以上の方についての手立てが既にとられてきたということでありますので、これはさらに指導なども徹底していただきまして、全体に生活難に陥らないように努力を重ねていただきたい。併せまして、65歳以外の方も、町長がおっしゃられるように、最初からここに盛り込まれないで、仕事に就けなくて、こぼれてしまっている状況もたくさんあると思います。そういう点で、窓口を広げながら雇用対策も強化していただきたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

まず合併問題に係っての財政シミュレーションでありますけれども、先ほども申し上げましたように、今回、提示させていただきました財政シミュレーションの中には、幕別・忠類それぞれが持っております総合計画の実施計画の事業がこの中に入っております。一つひとつの、何年に何をというようなことをそのシミュレーションの中に謳ってはおりませんけども、例えば、私どもが今計画している、何年度には札内の北の保育所を建てたい、そういうようなものについては、それらをシミュレーションの投資的経費の中に入れているという段階でありますので、ちょっと葬祭場の話もありましたけれども、忠類の方は、極めて財政面でいう投資的事業というのは、今少ないわけでありますから、ほとんどの分が幕別町に係る投資的経費をそのシミュレーションの中に入っているというふうな状況であります。これは当然のことながら、合併あるいはその後によってローリングということには進んでいくわけでありますけども、今は新町建設計画の中の財政シミュレーションということでありますから、今、計画しているものについては、投資的経費についても、そのシミュレーションの中に含まされているということでご理解をいただきたいというふうに思います。それから、説明会については、2月の説明会についても、大体今までやってきたコミセン単位ぐらいの説明会をさせていただきたいというふうに思っております。これはどこも悩みがあるのでしょうけども、帯広市なんかでも開催してもせいぜい20人か40人しか集まらないというのは実態なわけでありまして、何と言うのですか、興味がないというか、関係ないから説明会に出ないという考えもあるのかもしれませんけど、ある意味では、合併もうやむなしで進んでいるのだから、我々が改めて出ていってそこで物言うこともないのではないかと、これはあきらめなのか、ぜひ推進だというのか、あるいは今、ちょっと声が挙がったように、これはもう町理事者や議会にお任せしているのだから進めてほしいというような、そういったいろいろなことがあって、今の参加者の実態なのだろうというふうに思っております。ですから、私どもとしては、広報で周知したり、こういうことで説明会がありますから出てくださいということを言いながらも、それ以上家から引っ張ってくるわけにはなかなかいかないというようなことで、私どもとしては残念だと思いますし、今、中橋議員おっしゃるように、少しでも多くの方に出ていただき、そして意見をいただくことがありがたいことだということには思ってはいますけども、なかなか現状はそういうような状況にあるというのが実態であろうというふうに思っております。それから、3点目の住民投票でありますけども、これは住民投票、私は否定するものではありませんけども、ただ、住民投票を実施している町村、あるいは市も含めてですけども、そういう自治体というのは、住民投票をやらざるを得ないという何らかの事情があって住民投票が行われているのだろうと。現実に、例えば、函館周辺の平成の合併第1号になった4町村は、それでは、住民投票をやって決めたのか、そうではなくて、すんなり合併が成就したと。今、第2号となろうとしている渡島の森町と砂原町でもそんな話は当然なくて、話し合いの中で進められている。ですから、住民投票を全く否定する意味ではありませんけども、住民投票やるところは、それなりの事情があってやらざるを得ないようなような場があって、必要があってやられるのであろうというふうに私は思っております。それが先ほど言いましたように、議会制民主主義の中で、私は議会の皆さん方のご意見、あるいは町民の今の思い、いろいろお聞きしている中で、果たして住民投票の必要性があるかといったら、私は現状やらなくてもご理解いただけるような方向で、今、進んでいるのかなというふうに思っておりますので、先ほど申し上げましたように、住民投票の実施は考えていないということで、なんとかご理解をいただければというふうに思っております。それから、二番目の三位一体の改革でありますけども、これは財務省が地方財政計画といわゆる決算との乖離、これは主に言っているのは、地方単独事業のことを言っているわけであります。地方財政計画でこれだけ地方が単独事業をやるといったのに、その経費は人件費にまわっていったり、ほかの福祉の経費にまわっていったりして、決算になってみると、最初計画しただけで単独事業やっていないのでないか、これを言っているのが乖離ということで。ただ、我々からすると、それでは人件費も他の福祉施策も教育予算も、万度にそれでは地方財政計画でみていただいているのかと。そうではないだろうと。だから、やむを得ずそちらにも経費をもっていって最終的なトータルで地方財政を運営しているのではないかと。財務省はその一部の地方単独事業だけをみて、決算と計画で乖離している。そうはならないのでないかということで、強く我々は反発をしているわけであります。それと、7兆8,000億円という数字は、これはご存知のように、地方交付税は国税5税がルール分でありますから、このルール分と実際に地方に出している差が7兆8,000億円。だから、今、17兆から18兆ぐらいですかね、交付税。本当は国税5税で交付税に充てられるのは、11兆か12兆しかないのですよと。だから、財務省は7兆8,000億円を2年間で削りたい。そうすると、先ほどお話いただいたような数字になっていくということで、これは到底許されるものではありませんし、いくら30億円基金もっていたって、1年か2年で、私にすれば全町村、赤字に転落するのではなかろうかと。そういうことは許されないのはなかろうかというふうに思っております。ただ、これはちょっと余談になりますけども、今言ったように7兆8,000億円ルール分で交付税の原資が足りない。ところが、今回、さらに3兆円所得税を住民税に回すと3兆円の32%ですから、1兆円また交付税の原資が足りなくなる。そして逆に町村には、住民税が増えるとその75%、財務省は、税源移譲だから100%基準財政収入額でみるという言い方する。結果的には国からの地方への支出を減らして、地方の負担が増えていくというのが、我々がどうも納得がいかない。これが本当の三位一体の改革になるのだろうかと。そしてもう一つは、税源が移譲されても、東京都だとか大都市が潤うけども、小さな市町村はなかなか、もともと所得税納めている人がいないのですから、幾ら税源移譲されたって、これは増えていかないというのが、それで何とか地方交付税だけは確保しなかったら地方財政はやっていけないというのが、我々の願いでもあるし、強い要求でもあるわけであります。それから、防災計画、避難所の30カ所と私言いましたのは、これを見られているのだと思うのですけども、上からいくと番号は29番までしかないのですけども24番のところに札内福祉センターと東コミセンと二つ入っていたものですから、30カ所という言い方をさせていただいたのですけども、これらについては、当然のことながら診断をやれば、それで出てきた診断に基づいた対応はしていかなければならないのだろうというふうに思っております。ただ、北小のお話がありましたけども、これは結局、既設の施設の中でどう割り振りしていくかということなものですから、こういう数値になったのだろうと思います。先般も、上の1番、2番を見ていただいたらわかるのですけども、旭町1、2、3、4あるのに、何で二つに分かれなければならないのだというようなご指摘も実は受けた。旭町の1、2は、農業者トレーニングセンターまで来い。3、4はコミセンに行け。おいかしいのでないかと受けたのですけども、先ほど言いまいたように、入らないところに避難場所を指定してもどうにもならないものですから、ご指摘ありましたように、改善すべきものは当然改善はしていかなければならないのだろうというふうに思いますけども、現状ではこのような避難先を指定させていただいているということで、ご理解をいただければというふうに思っております。それから備蓄の関係なのですけども、これも実にさまざまなのですけど、ここに12月7日の北海道新聞で、管内各市町村災害の備えはというのがあるのですけども、町の名前挙げるとちょっとあれなのですけども、毛布160枚、毛布5枚、毛布20枚、毛布300枚、これだけしか備蓄していない町村も管内には相当あるわけでして、非常にばらつきがあるわけでありまして、これはなかなか一律に、人口何万のところはこれだけということにはなかなかなり得ないわけですから、それぞれの町の考えで進めていかなければならないのでしょうし、また、私ども備蓄にあたっては、商工会なんかにもいろいろお願いしたり協力をして、いわゆる商工会としても、いざ災害のときのそれなりの対応をしていただけるような手法もとっていただくというようなことも進めております。もちろんこれが絶対大丈夫か、先ほど言いまいたように、1,000人ぐらいの規模の避難、そして、道や国の救援を待つ二日、三日の対応というようなことの中での備蓄でありますから、そう大きなことにはならないのだろうとうふうに思いますけれども、なんとか今の中で、他町村の事例も見ながら、また検討していかなければならないだろうというふうに思っております。それから、季節労働者の関係でありますけども、除雪ぐらいしか正直言って冬場の仕事といいますか、事業を確保するというのはなかなかないわけでありまして、除雪も雪が降って働く人は仕事ができるけども、我々にとると雪が多いというのはお金の方でまた心配もあって、なかなか矛盾する面もあるのですけども、できるだけそうした方々に仕事場を確保するという意味では、先ほども申し上げましたように、歩道だとか交差点の除雪・排雪のために仕事の確保について努力していきたいというふうに思っております。

再質問 2番 中橋友子

財政計画ですが、それぞれの町の予定していた計画に基づいて、その事業を予定しているものについては盛り込まれているということで、その範囲を超えて、私は合併することによって新たに必要となる施設。ソフト面は入っているのだけれども、新たに出るもの。こういうことはどこで判断したらいいのだという。実際に新しい町になった場合に、避けて通れないことって出てくると思うのですよね。そのときの財政のあり方というのも持たなければいけない。それはどうしたらいいのでしょうか。それと、私、住民説明会について、都市部が非常に参加が少ないということは認識しています。幕別町よりも帯広市がひどい。芽室町とやっているときなんかは燦々たる状況だった。これは住民の認識の現状といいますか、やっぱり大きい町のとっての合併の位置付けというのは、小さい町の考え方とは違うというのはあると思うのです。特に今回のように編入ということで出されたら、それは流れとして生まれてくると思うのですが、私はやっぱり、1回町つくってしまうと100年の体系とずっと言ってきましたけども、そういうことなだけに、何とか浸透させていくという、ここが大事だと思うのですよ。この下の住民投票の実施と絡んでくるのですけれども、結局町長が言われるよな背景もそうだと思います。合併について、住民投票を必要とした。本来の住民投票というのはそういうことではなくて、きちっと是非を問うという、全部オープンにして是非を問うということできたのだけれども、もっと端的に言ってしまえば、合併をしようということで進んでいるところでは、なかなか住民投票はしないと。しかし、何らかの協議上の問題が出てきたり、合意できないことが出てきたときに、住民投票によって判断を仰いできたという、これも全道の事例としては当然そういうことはあったと認識しています。ただ、私は、こういうことの中で、住民参加のまちづくりというふうに位置付けられた場合にいい機会だなというふうに思いまして、それで、住民投票をきちっと踏まえるというのが地方自治の流れとして当然のことというふうにずっと位置付けているものですから、あえて申し上げているところなのです。それと、三位一体の問題では、国とのこれは完全な矛盾というふうに押さえています。いつも言われることは、国も財政が大変だと。八百数十兆の借財があって、国民一人当たり600万円になって、そして、それが地方に対してのいろんな改革という名目で、いずれにしても町長がおっしゃられるような、地方の予算が少なくなる格好にきているのだというふうに思うのです。今日、幕別町のバランスシートをいただいたのですけれども、政府のバランスシートというのも、この間総務省が出したのを見せていただいたら、確かに借金はあるのですけど、うちの町と同じように財産だってあるのですよね。トータルで見ると、800兆の借金がありながら100兆を超える余剰金、資産、資産はこれ全部現金ではないですから、現金も400兆ほどありますが、道路であったり橋であったりということで、差引きすると100兆を超えるプラス面があるというような、そういうバランスシートを見ても、私はバランスシートは企業からスタートしているので、必ずしも行政にそのまま運用できるというふうには思っていませんが、こういう現状をみたならば、やっぱりもっともっと地方が強くなって主張できる要素はあるというふうに思います。それと、防災対策の面で、一つは、私は北海道新聞の記事も読んだのですけれども、びっくりもしました。ただ、町村間の貸し借りだとかいろんなことで運用したいということなのですが、言ってそういうふうにできるものと、それから、暖房機だとか発電機だとかというのはこれはまたちょっと違ってくるのではないかと思うのですよね。少なくともこの30カ所を設置された場合に、いろいろ地域の背景もありますが、できれば避難場所30カ所全部の設置が一番望まれると思いますし、毛布だとか、それからアルファー米などとはちょっと違って、暖房だとか発電機というのは、もっと施設一つに1個ずつというような形が望ましいのではないかというふうに思います。それと、避難場所の面積の問題ですが、何とかここの範囲でご理解をということではあったのですけど、例えば、北小学校などは、すぐ近くに桜町の近隣センターですとか新しい避難が可能な施設ありますよね。ここではこの地域では北小学校と北コミュニティセンターだけですけれども、その配分を変えることだとか、新しくある近隣センターも組み込んで、計画を練り直すだとか、そういうふうにすると、この3,500平米に4,400人という状況は解消できるというふうに思うのですよね。そんな柔軟な対応と見直しというのを求めたいと思うのですが、どうでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

1点目の合併が成就した新たな町がスタートすることによって、新たな投資的な事業、費用が必要かということですけども、今のところは、特にそれはないというふうに押さえております。例えば、ソフトの部分は先ほど申し上げましたように、電算だとか何かもあります。ただ、庁舎なんかでも、前回の3町村の中央合併協議会でやっていたときは、何十人かが幕別にくる。議会はまだ決まっていませんから何とも言えませんけども、忠類とうちだけでいくと、職員が恐らく20人か15人かの異動になってくると、庁舎自体は改造するとかということにもない。かといって、合併したことによって新たに道路をすぐつくらなければならないというようなことも今のところ出ておりません。例えば、先ほどちょっとお話ありましたように、忠類村には例えば葬祭場がない。今は大樹町の葬祭場を使わせていただいている。こんなのが将来、では幕別と合併したら幕別まで葬祭場にくるのかということになると、またこれはかなりの距離があって、将来的にはそういったことも考えなければならないのかということもあるかもしれませんけども、今のその合併することによって、即投資的経費で何か必要かということはないというようなことで、先ほど申し上げましたように、お互いの今の実施計画にあるものを積み上げて、シミュレーションを出したということであります。それから、住民説明会については先ほど来申し上げたとおりでありまして、先ほど言いましたように、多くの人に出てもらって意見を聞くということはもちろん大切なことだというふうに思いますけども、その手法についてもいろいろ検討したり、公区長さんにお願いしたりというようなこともやっているわけですけども、できる限りのことを、今度はいよいよ最終的な説明会になるわけですから、できる限り出ていただくように努力をしてまいりたいというふうに思っております。それから投票のこともちょっとお話ありましたけども、これも合併が投票でなければ決まらないということには、これはもちろんなってはいないわけですけど、これが先ほど民主主義の話をしましたけども、我々からすれば議会制民主主義だというふうに言いたくもなるわけでありますし、それから住民投票によらなければ住民の意向が把握できない。そこまでなったときに住民投票だというのが現実でなかろうかというふうに思っております。要するに、住民が投票してみないと賛成なのか反対かの判断がつかないというようなときが、まさに住民投票ということになるのではなかろうかと。極めて住民投票というのは、限られた中での必要性、限定されて実施されるべきものでなかろうかというふうに思っております。今まで、先ほど七つぐらいの話もありましたけれども、確かに合併を進めていく中で、いろんな意見が出てくる。これは当然出てくる。そして、その中でもどうしてもこれは合併がだめだ、町の名前がだめだ、役場の庁舎がだめだ。いろんなことがあって、住民の中から合併反対の動きが大きくなって、例えば議会も半分に分かれて収拾がつかないというようなときに、私は住民投票というようなことがなされて決められていくのでなかろうと。そうでない限り、大きな反対、大きな動きといいますか、混乱がなければ、私は協議を粛々と進め、そして住民の皆さんの意見をいただき、そして最終的には議会の判断を仰ぐという方法がいいのでなかろうかというふうに思っているところであります。あと、避難場所の関係です。確かに、北地区には新北町の近隣センター、あるいは場合によっては北保育所もありますし、さらに、今、区画整理が進められております地域にも、保育所なり近隣センターの建替えなんかも計画はされておりますので、それらも含めながら柔軟な対応に意を用いていきたいというふうに思います。

出典:幕別町議会 平成16年第4回定例会 2004年12月15日 議事録 PDF(67ページ) 間違いを知らせる