釧路町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月3日
公共施設、町内会館や地区会館の暑さ対策は
2025年9月3日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「公共施設、町内会館や地区会館の暑さ対策は」について質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、管理課長 清水彰、住民課長 坂田政弘が答弁しました。
- 質問者
- 中田磨 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、教育長 辻川尚志、管理課長 清水彰、住民課長 坂田政弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 中田磨
共生でつくれるところはつくってほしいという、何でも制限するつもりないということだけは付け加えて、3件目の質問に移りたいというふうに思います。3件目ですけれども、公共施設、町内会館や地区会館の暑さ対策いうことで、1点目として、近年の暑さの課題と今年の気温について、分かる範囲で答弁を求めたいと思います。2点目として、クーラー等の暑さ対策と環境負荷への影響について、3点目は、適切な施設利用ができる環境整備の考えは、4点目に、対策に係る経費の試算は、5点目に、今後の課題ということで、それぞれ答弁を求めます。
答弁 町長 小松茂
公共施設、町内会館や地区会館の暑さ対策についてということで、①の近年の暑さの課題と今年の気温についてのお尋ねですが、今年7月には、釧路において30度を超える真夏日を3日連続記録をし、釧路・根室地域には熱中症警戒アラートが2日間にわたり発表されるなど、記録的な暑さとなりました。また、釧路地方気象台が公表した釧路の今年の気温ですが、本年7月の平均気温は20.4度で、平均値よりも4.3度高い気温を示しております。近年全国的に記録的な暑さにより、熱中症による救急搬送人員や死亡者数が高い水準で推移しており、町においても、このまま夏季における暑さが更新されれば、熱中症のリスクが高まり、町民の命に直結することが課題と捉えております。次、②のクーラー等の暑さ対策と環境負荷への影響についてのお尋ねですが。クーラー等の設置は、新たな電力使用量が増えるため、現状よりも環境負荷がかかることになります。一方で、生活が不便になる脱炭素は、本来の目的とは異なると考えており、快適な暮らしを進める上で、必要な設備については省エネルギータイプの設備の導入や再生可能エネルギーを活用することで気候変動への対応策となることから、大きな影響は生じないものと捉えております。次、③の適切な施設利用ができる環境整備の考えについてですが。公共施設は、それぞれ施設の整備目的、用途、役割を持っております。それぞれの施設が持つ目的や役割を果たすことができるように、必要な環境整備を行っていかなければならないものと認識をしております。これまで、寒冷対策は暖房設備を整備することで対応しておりましたが、近年の夏の高温対策については、まずは子どもたちが利用する施設に対し、優先的に対策を講じているところであります。今後は、さらに各施設の利用状況や用途などを鑑みながら、高温対策を講じていく必要があると考えております。次、④の対策に係る経費の試算についてですが。令和5年の酷暑を受け、公共施設へのエアコンの設置などの高温対策について、必要経費の取りまとめを行っております。設置・検討施設を、まず小中学校及び給食センター、それから保育所、児童館などの児童福祉施設、保健福祉センターあいぱーる、地産地消センター、それから役場本庁舎として試算した結果、全ての整備を行った場合の経費は約2億円となりました。なお、会館については設置検討施設から除外しておりましたことから、費用の試算はしていなかったところであります。今後の課題ですが、理想としましては、全ての施設において何らかの高温対策を講じることができればと思いますが、整備に当たり有効な財源を確保することが課題であることから、一気に整備を進めることは難しいものと捉えております。私からは、以上であります。
答弁 教育長 辻川尚志
6番、中田議員の公共施設、町内会館や地区会館の暑さ対策はの御質問の中の3つ目、適切な施設利用ができる環境整備の考えはについてでございますが。学校施設は児童生徒が1日の大半を過ごす場所であり、安心、安全な学習環境整備が必要であることから、普通教室及び特別支援教室にスポットクーラー、保健室等にエアコンを整備したところであります。次に、4つ目の対策に係る経費の試算はについてでございますが、小中学校の普通教室及び特別支援教室にスポットクーラー、保健室等にエアコン整備、また給食センターの調理室等にエアコンの増設を既に実施しておりますが、先ほど町長の答弁にございました全体経費のうち約8,000万円の試算となっております。次に、5つ目の今後の課題はについてでございますが、学校施設については、普通教室及び特別支援教室にスポットクーラー、保健室にエアコンを整備していることから、新たな整備の予定はありませんが、気温が上昇傾向にあることも踏まえ、学校施設における今後の暑さの状況を見ながら検証を進めていくことが課題と捉えております。以上でございます。
質問 6番 中田磨
それで、気温の関係、どうしようもできないのです。受け入れるしかないという意味でどうしようもないのですけれども。気象台での発表での釧路の関係の中で、私自身の体感も含めてなのですけれども、遠矢に住んでいるともうほとんど気温プラスアルファで見ないと生活できない。どちらかというと、標茶の気温見ると遠矢の気温に近いなというような生活をしているのです。まず、具体に聞きたいのは、学校でのスポットクーラーとか使うと思うのですけれども、例えばスポットクーラーを使うときの教室内の気温だとか外の気温とかで、これぐらいを超えたらスポットクーラーを使うとかというのは、基準とかそういった測ったりとかというのはしているのでしょうか。
答弁 管理課長 清水彰
スポットクーラーの使用の基準等についてという御質問についてですけれども、各学校ごとに地域性もございますし、状況も異なることもございますので、使用の判断については学校の判断というところになってきているところでございますけれども。各学校の使用を開始した時期を確認しましたところ、大体6月ぐらいから、今年度については使用しているような状況となっております。
質問 6番 中田磨
6月がこんなに暑いとはという年でもありましたけれども。スポットクーラーを使ったことによる効果というのですか、温度変化とか、学習環境ということでの課題というものが見つかっていないのかどうか、スポットクーラーで対応ができているのかどうか、その点について確認したいと思います。
答弁 管理課長 清水彰
スポットクーラーの機能上といいますか性能上、通常のエアコンに比べますと冷却機能はやっぱり劣ってしまうというところがございます。各学校におきましては、スポットクーラーだけではなくて、サーキュレーターだったり、あと各教室に窓に網戸を設置したりなどを行って、換気も行いながら、併せてスポットクーラーで冷却を行って、より効果的な使用に努めていただいているような状況となっております。
質問 6番 中田磨
それから、次、順次移っていきますけれども、施設を利用することでの熱中症が起きるような環境であったら困るのです。だから、そこは対策としてしっかりやっていただきたいなというふうに思うのですけれども。2件目の質問と、ちょっといろいろ悩んで2つに分けたのですけれども、やっぱりもうクーラーを使うのは使わないと、体が壊れてしまっては仕方がない。一方で、使った以上は二酸化炭素が増えるので、そこを吸収する対策はしなくてはいけないということは、やっぱり両方持ってやっていただきたいということでは思っているので、そういった中で、使うべきときには使っていただきたいなと思うのです。3点目との関係も含めてなのですけれども、地区会館については対策費用等も計算していないということだったのですけれども、ただ、今回、学校や公共施設の中で毎日使わないようなところに全部クーラーつけるというのは、ちょっとかなり乱暴な話なのですけれども、一方で、網戸も少ないと。送風機みたいなものもなくて、循環が悪くて、会館に入ったらもう熱がこもって、入った瞬間死にそうになるみたいな、暑さがたまっているというとこでいえば、やっぱり風通しよくするために網戸をつける、送風機のようなものが、そういった施設には一定必要ではないかなと思うのですけれども。そういったような環境対策、施設の環境をよくするための対策というのは今検討しているのか、今後対策としてあるのか。網戸も増やすというのも、ガも増えて夜窓も開けられないというのもありますから、ちょっとその辺の確認をしたいと思います。
答弁 住民課長 坂田政弘
議員がおっしゃられるように、近年の暑さ対策必要だろうと感じてございます。今、会館につきましては網戸を設置してございますが、絶対的な量が少ないのではないかと認識しているところでございます。また、セチリ地区の会館につきましては、扇風機一部置かせていただいています。これは、町というより連合町内会からの寄附ということで置かせていただいてございますが、実際、扇風機ない会館等もございますので、今後対策等については考える必要があると考えてございます。
質問 6番 中田磨
これは最後の質問になるかなと思うのですけれども、4点目に関わって、教育長からも併せて答弁いただいて、町全体で2億、教育分野でいって8,000万円程度の経費がかかると、地区会館等は入っていないのでプラスアルファというふうに、もし対策するとなれば増えると思うのですけれども、場所によっては、やっぱり避難場所になっているところもあり、今回も津波とか様々なことで利用することがあったと思うのですけれども。やっぱり、そこでは環境対策だけではなくて避難所機能としてもあるので、考えているかとは思うのですけれども、財源としての災害対策費等々でやれないのかということなども、しっかりと検証し、具体化できるところからでも順次、町が決めて優先化するのであれば、子どもが使う施設からやるというのも当然大事だと思うし、順次やるにせよ、一気にやるにせよ、財源きちんと確保する、必要なところ、安全対策、最低限のところを、さっき言った地区会館とかのように、軽微な設備で何とか少しでも利用しやすくするというところを、やっぱりしっかり全体網羅しながら、安全に、皆さん、町民の方が町の施設を利用できるように取り組む姿勢を示していただきたいなというふうに考えるわけですけれども、その点について町長と教育長の答弁を求めていきたいと思います。
答弁 町長 小松茂
やっぱりこの酷暑が毎年続く状況がありますから、その対策としてしっかり対応しなければならないだろうという基本的な考えは持っております。ただ、今御指摘のように、施設そのもののいわゆる利用度だとか、こういったものをやっぱり鑑みる必要も一方ではあるだろうと。当町、この地域の場合の酷暑のちょうど時期といいますか、期間というのが、本州に比べて大変短い期間であります。この期間をどう過ごすか、どうここをクリアしていくかということになりますので、こういったことをしっかり考えながら、必要なところに、特に、今、子どもたちの利用する施設、こういったものから優先してこういったことを考えていかなければならないというふうに考えています。
答弁 教育長 辻川尚志
学校施設の避難所としての役割、機能に向けた冷房施設の対策ということになりますけれども。今現在、先ほどの答弁ありましたように、エアコン設置している場所は特別教室と保健室というような形になっております。それから、スポットクーラーでの対応となっていますが。やはりこの高温の状況が今後続くようであれば、さらに避難してきた場合の対応も含めて、この冷房装置、冷房施設の設置についての検討を進めていく必要があるなというふうに考えているとこでございます。