みんなの議会

釧路町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月3日

当町の教育課題と展望について

2025年9月3日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「当町の教育課題と展望について」質問し、教育長 辻川尚志、社会教育課長 貴志淳一が答弁しました。

質問者
中田磨 議員
答弁者
教育長 辻川尚志、社会教育課長 貴志淳一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 中田磨

今定例会には、3件の一般質問を提出しておりますので、順次質問をしてまいります。1件目ですけれども、当町の教育課題と展望についてということで、1点目として、教育長として取り組んできた基本姿勢について。2点目として、学校教育の取組と進捗は。3点目に、生涯学習の取組と進捗について。4点目として、教育施設の整備更新の到達について。5点目に、課題の整理と今後の展望について、それぞれ答弁を求めます。

答弁 教育長 辻川尚志

6番、中田議員の当町の教育課題と展望についての5点の質問について、順次お答えいたします。1つ目の教育長として取り組んできた基本姿勢についてでございますが、釧路町教育大綱の基本理念である「郷土の発展は人づくりから」を基盤として、ふるさとを愛し、ふるさとの未来を創造するために必要な資質・能力を身につけた「釧路町大好きっ子」を育てることを目標としております。この目標達成のために、釧路町が目指す教育の姿として、「体が育ち、心が育ち、人が育ち、夢が育つ釧路町の教育」を掲げ、日々の教育行政の推進に取り組んできたところであります。次に、2つ目の学校教育の取組と進捗はについてでございますが、学校教育の取組と進捗につきましては、児童生徒の自己肯定感や他者意識の醸成のほか、ICTを活用した教育の取組や、地域の教育力を生かした体験活動の展開、各学校における教育の安定化など、関係機関等と連携を図りながら推進してきたところであります。今後も、確かな学力の育成や、各学校等のICTを有効活用した取組など、各種学校教育の充実について、次代を担う人材の育成に努めながら、引き続き推進していく必要があると考えております。3つ目の生涯学習の取組と進捗はについてでございますが、生涯学習の取組と進捗につきましては、子どもから高齢者まで、いつでもどこでも誰でも、そして何度でも学習することができるように、公民館講座、教室や図書室の充実を図り、各団体と協働して文化芸術活動やスポーツ活動の活性化に取り組んでおります。また、学校と連携したボランティア活動を多面的に展開して、地域の大人がこれまでに培ってきた知識や経験を子どもたちに還元する機会を創出することで、地域の大人にとって自身の有用性を実感してもらい、さらなる自己研さんや学習意欲の向上を図っております。今後におきましても、世代を超えた交流と学びを通じて、人と人とのつながりを感じながら、楽しんで学ぶことのできる環境づくりを継続的に推進してまいります。次に、4つ目の教育施設の整備更新の到達についてでございますが、学校をはじめとする教育施設は、誰もが安心して学び、生活する場であるとともに、災害発生時には避難所として利用されることから、安全で質の高い施設を確保するための環境整備が必要であります。学校適正配置計画に基づく学校施設の整備、教育施設の老朽化や機能強化を図るための改修を行っているところであり、継続的な財源を確保するため、活用できる補助金や地方債などの情報収集に努めながら、整備更新を推進してまいりたいと考えております。次に、5つ目の課題の整理と今後の展望はについてでございますが、子どもたちを取り巻く環境は、デジタル化や国際化といった社会状況の急速な変化により、これまで以上に柔軟に対応することが求められる時代であり、全ての子どもたちが安心して学び、それぞれの可能性を最大限に伸ばせる環境を整えることが、私の責務であると強く感じております。教育活動における課題も、学校、家庭、社会の状況に応じ、日々変化している状況から、先見性を持ち、今後生じる課題にもいち早く対応し、課題解決に向け取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 6番 中田磨

今回聞きたいというか、答えていただきたいというふうに思っているのは、辻川教育長も就任して6年と6か月目に入ったという中で、教育行政にどういうふうに取り組んできた中での効果等が進んできた状況についても聞きたいなというふうに思っています。こうした中で、基本姿勢というところでもありますから、聞いていきたいのですけれども、釧路町の今の教育のキャパを決めるのというのは、やはり教育長のどこまでやるのかという部分がなければ、周りの方がいろいろやりたいと言っても、その枠を超えていると、いや、それはちょっととなると、そこが限界点になるという意味でいえば、教育長のどこまでやるのかと、どこまでやっていいのかという姿勢が、どこまでつくっていくのかということと、やはりそれを周りにどう伝えていき、その中でどう実践してもらう人たちが、伸び伸びと教育環境、教育の中で活動してもらえるのか。それは学校もそうですし、地域の学習もそうですし、行政の内的な教育行政というものも当然そういった部分に入ってくるというふうに思うのですが、例えばそういった基本的な本当、姿勢の伝えているものというか、基軸に持っているものというのは、何かに書いてあるものがベースにあるのか。それを伝えていく中で、基軸にしているようなものというのは、どういったところにあるのか。人に見えるような形になっている部分というのはどこにあるのかということを、まずどういうふうに取り組んできたかという点で答弁を求めたいと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

教育長が行う行政のキャパについてでありますけれども、まず目に見える形で何か提示しているかという部分でございますけれども、学校教育におきましては、学校教育推進に関わる重点的なものとして、「釧路町大好きっ子」というキャッチフレーズもつくりまして、それを柱とした釧路町の教育の姿ということで、管理職中心になりますけれども、学校のほうにはそういう提示をしているところであります。また、4月1日に辞令交付式を実施しておりますけれども、その中で、新たに釧路町に転入してきた教職員につきましては、私のほうでそれに関わるプレゼンも、若干の時間ではありますけれども、提示しながら、釧路町で目指している教育の方向性、考え方について理解してもらうよう働きかけをしているところでございます。一般的な社会教育全般に関わっては、そういう私の考えを表明する部分というのはなかなか、何もありませんけれども、今後、そういう機会があれば、釧路町の子どもから高齢者まで、全般に関わるそういう教育の方向みたいなものも示していければなというふうに思っていますが、その部分についてはまだ未達成であるということでございます。

質問 6番 中田磨

3月にも、一般質問で教育長の姿勢等というか、どちらかというと1年間の取組のことを、ちょっと話を、議論をさせていただいているのですけれども、そこでもちょっとこちらから提案した部分もあったのですけれども、教育長がボールを投げる、投げた。そこで波紋が広がるというのは、教育長の考え方が相手にも伝わり、その人たちが実践してくれるという輪がどれくらい広がっていくのか。それが網目になっていくようなものが、相乗的につくられるということが大事かなと思って、議論をした経過があるのですけれども、そういった中で、やはり具体的に見えないと、実践するほうもやはり具体化がしにくいのではないかなというふうに思っているのです。もう一点、このときの議論でも、答弁の中で、やはり理想を語ることがすごく大事でということも話されていたのですけれども、私もちょっとその部分を読み返しながら考えていたのですけれども、当然、理想を語るというのは、さっき言った教育長のキャパ、釧路町の教育委員会での理想のキャパを決めつつ、それを前に進めるための、やっぱり具体化する、具現化する立場でもあるわけです。そこに進めていくためには、一人ではできない。周りの人の協力も仰がなければいけない。自分が一人で勉強してできるようになるというのは、自分だけの目標で、簡単、できるできないは別です。簡単というか、ですけれども、人と一緒にやるという難しさというのが、本当に今の教育長の立場でも、具現化する上でも、やっぱり前へ進める原動力にしていくためにも、すごく大事なところで、そのためには自分の何を考えて、何を理想として、何を今実践し、基礎を築くのか。基礎が築かれているものにさらに上に積み上げていくのかというものを、伝えていく努力というか、取組というのが本当に今求められるし、それがどうだったのかなという点でいくと、謙虚なのか分かりませんけれども、まだできていないところもあるというところなのですけれども、そこら辺について、自己評価も含めてどのように思っているか、再度答弁を求めたいと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

大変まとめるのに難しい質問だなというふうに思いますが、まず、学校教育に関わって、先ほど申し上げたように、釧路町の教育の推進について理解していただくために、いろいろ校長会議、教頭会議も含めて、いろいろ取組等についての依頼等もしているところでございますけれども、学校現場では、私の思いが伝わっている状況については、50%くらいかなというふうに、具体的に何か調べたわけではありませんけれども、感触として50%かなと。各学校で、校長が学校の教育目標等を設定していきますけれども、私が普段伝えていることが徐々に取り入れられてきているかなという実感を含めて、50%かなというふうに思っております。また、様々な事業の中で、私のほうでいろいろな会議等において挨拶等もしますけれども、その挨拶の中にも、各団体等に期待することですとか、釧路町が考えていることとかについても、挨拶の中に絡めながらしているところでございますので、全てのところに絡むというのはなかなか難しいところでありますけれども、考え方について伝える場として活用させていただいているところであります。また、教育委員会事務局の職員につきましては、年度初めに業務に向かう姿勢ということで、私の考え方を職員のほうに配信して、こんな形で今年度1年業務に取り組んでいきましょうということでのものも、資料的に配付して確認しているところでございます。

質問 6番 中田磨

それで、やはりここに大事になってくるというのが、人づくりというか、人との連携というか、関わる人、今、教育長も言ったとおり、学校現場で言っても、管理職、教頭先生、校長先生というところの部分に伝えて、学校でもぜひ先生方と一緒にやってくださいというお願いをする。そこで一致できるものをどうつくるか。また先生方も、校長先生や学校の教頭先生だって、自分たちの思想理念もあって、思想と言ったらおかしいのかな、教育理念があって、それが教育長や釧路町の教育理念と合致しているのかどうか、それを実践できるのだろうかということなども、きっと悩みながら、着任しながら実践されている先生方もいる中で、その多様性も受け入れながら人づくりをしっかりしていく。当然、教育長が目の届かない職員、教員もたくさんいる中で、やっぱりそこで輪を広げていくというところで大事かなというふうに思っています。そういった点でのすごく難しい課題ではあるのですけれども、理念を押しつけるだけではやっぱり駄目だし、共有した中で、相手からも、もっとこういうふうにしたらよくなるのではないかということを総合、議論しながらつくり上げていくということももちろん大事な中で、やっぱりそういったことができる環境をつくる人づくりというのは、本当に大事になってくるのかなというふうに思うのですけれども、そういった意味でも、そういった一緒にやってもらえる人づくりというものの課題を持っているところがあるのか。また、それをどう解決したり、深めていこうというか、具体化しようというところがあるのか。その点について、人づくりの課題と取組について答弁を求めたいと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

私自身が、「釧路町大好きっ子」ということを柱にして、釧路町の教育の方向性について、一定程度示して進めてきているところでありますけれども、私が依頼しているのは、「釧路町大好きっ子を育成しましょう」という言葉のみです。学校教育を中心にお話しさせていただきますけれども、学校においては、それぞれの校長がそれぞれ教育理念を持っておりますし、学校経営という中で進めていきますが、校長が進めようとしている学校教育の中の到達として、いろいろな教育活動を通して、釧路町を大好きになっている子どもたちを育ててくださいというようなことでのお願いをしているという形になります。また学校教育では、様々な体験活動を通して、町民の様々な方々からの御協力をいただいているところでありますけれども、その中でも、いろいろ打合わせの中で、「釧路町大好きっ子」を育成するということを柱に、そういう様々な体験を通して、こんな形で子どもたちに関わっていただければということを理解してもらうよう努力しているところでございます。

質問 6番 中田磨

それで次に2点目に移りますけれども、学校教育のところですけれども、やはり大きな変遷が多岐にわたって、長く言えば戦後教育ですし、教育長が教育のところに従事して40年、40数年かなという中での教育の環境というのはきっといつも変わってきている部分というのはあったと思うのです。その時々でよしあしは当然出てくると思うのですけれども、競争教育であったり、ゆとり教育であったり、今がどういうふうな表現されているかはちょっと分からないのですけれども、結構英語が小学校のうちから入ったりとか、授業の単位についても大きく変わっている中で、子どもの教育環境、教える側の環境というのも含めてですけれど、変わってきている部分というのはたくさんあると思うのです。そうした中で人材という言葉が、誰が求めるかということで人材の能力とかはいろいろ変わってくると思うのですけれども、やはり大事なのは私自身は生きる力というか、一人一人が想像するとか、考えて自分の人生についてどういうふうに学んだものを生かしていくかということが大事かなというふうに。伊藤教育長の時代には生きる力、知恵というのかなそういった形で習った勉強だけではなくて本当に生きていく能力を育むのだというような時代も、この釧路町の教育の中の過程にはあって、学校教育現場の中でいろいろ編成ながらも、ただ、これは私の私見なので正しいかどうか分からないのですけれども、今苦しいことがあったら学校休んでいいよとか、耐える力が、なかなか耐性がつかないというか、それが正しいかどうかも全然教育論でもないので分からないのですけれども、やっぱり子どもたちが人生を歩む活力というかエネルギーをこの時期にどう育むかというところでいえば、いろいろな課題も一方で出ているのではないかなと思っている中で、そういった課題解決も含めた釧路町の教育というのはどういうふうに作っていくような課題もあるのかも含めてちょっと答弁をいただければというふうに思うのですけれど。

答弁 教育長 辻川尚志

学校教育の現状といいますか、過去からの変化の部分も含めて、私自身は教職をほぼ40年近く経験してきたわけでございますけれども、現在よく取り立たされるのは昭和の教育と、令和の教育の違いというような表現で非常に教育の中身が変わってきているということが取り上げられることがよくありますけれども、子どもの耐性云々という話もありましたけれども、子ども自身についてはそれほど大きく変わっているものではないなと思っています。子どもを取り巻く環境が大きく変化してきている中で、子どもの成長過程の中でそういう影響を受けているというふうに捉えておりますので、基本的には子どもが何かをしたときにそれは子どもの責任であるというふうには捉えておらず、そういう子どもの環境をどう変えてあげるかということが一番大きな課題かなというふうに考えているところでございます。不登校傾向の子も増えてきているというようなことが全国的に取り立たされておりますけれども、やはり子ども一人一人がその状況が同じようで違うという捉え方をしながら子ども個人個人の状況把握を、これは学校との協力も必要ですけれども一人一人の状況把握、それからその状況に応じた対応ということできめ細かくやっていく必要があるのかなというふうに考えているところでございます。とりわけ在任期間中に教育支援課という管理課を分けまして教育支援課という部署をつくっていただきましたので、その中に教育支援係という担当を置きまして、主に特別支援とそれから不登校等、課題を抱えている子どもへの支援あるいは保護者への支援ということでSSWも核としながら、それから昨年度からはスクールカウンセラーも常駐させまして、子どものそういうところをきめ細かく捉えていけるようにして子どもたちの課題解決に向けて取り組んでいけるように環境を整えている状況であるということでございます。

質問 6番 中田磨

私ももう50過ぎましたので、小学校に通っていた頃からもう40数年前になるわけです。同じ学年、世代で区切ったら今の子たちのほうがきっと能力が高くなっているし、やっぱり学校での教える水準も高まってきているんではないかな、40年前と比べればということかもしれませんけれども、やっぱりそういう中でただ幸せに生きる力もそうですし、強く生きる力も一定ないと、やはり働き続けることができないとか、生活が苦しくてもそれを乗り越えるためにどう努力していくのか、それは先ほど言った考える力とか、社会的な支援も当然必要ですけれども、やっぱり自らそこに前へ進む力がなければ、そこにも行き着かないということもありますので、やはり僕自身が昭和教育しか知らないからかもしれないし、それを今取り入れようという意味ではないのですけれども、やっぱり強い子どもが元気に育ち生きていくというところをできるようにしていただけるような教育も、私は大事なのかなと思っているところなので、ぜひ、今の教育の水準を高めていくというところについては同じ考えなのですけれども、やはり小さい挫折ならいいのですけれども、大きな挫折で人生が狂うというか、僕らの世代でもひきこもりであるとか不登校であるとか、自死をしてしまうという世代でもありまして、いじめとかいろいろありましたから。そういった中でも今でもそういった状況って変わらない部分もありますからね、やはり学校教育の中でしっかり子どもを守っていく、さらに学校離れてもしっかりとやっていくってそういうことがあって初めて、釧路町大好きっ子の人たちが一緒にやっていける土台の部分だと思うのですよね、よってやっぱり一つは力強い子どもをやっぱり目指していってもらって、釧路町から来た子はみんな元気で強くて社会に役立つのだというような評価を受けるようなことが本当に大事なのかなというふうに思います。だから、勉強ができればいいんだということだけを言ったらダメなのかもしれませんけれども、やっぱりそれぞれが自分たちの特徴を生かしていろいろな場面で活躍できるような土台を作っていくという教育を目指していただきたいなというふうに考えるのですけれども、教育長自身はそういった部分をどう捉えているのかだけ、ちょっと答弁を求めたいと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

目指す子どもの姿というふうに捉えていいかと思いますが、私のほうで毎年作っている重点の中に新たな不登校ゼロ、それからいじめゼロということを言葉として挙げています。特に不登校を、今、不登校になっている児童生徒もおるわけでございますけれども、その子たちへのケアももちろんのでですけれども、新たな不登校の児童生徒を出さない工夫ということでそういう取組をしていただいているところでございます。特に学校とのやり取りの中では、自主性あるいは主体性を育てましょうということで学校訪問を行っている中ではそういうお話をさせていただいております。それから釧路町大好きっ子の大きな柱として、自己肯定感を高めていくということと、それから一人よがりではいけませんので、他者意識を大事にしていきましょうというこの大きな二つを柱として釧路町大好きっ子を育てていきましょうということで進めています。そういう意味で、子どもそれぞれ個性がありますので、精神的な弱さがあったりだとか、あるいは学力の部分で少し苦労している子どもだとか、様々おりますけれども、そういう子どもたちそれぞれひっくるめて、子どもたちの良さを引き伸ばすということを中心に学校教育のほうで教育を展開していければいいかなと考えております。そういう意味でも釧路町大好きっ子という言葉の意味をしっかりと確認しながら取り組んでいければなと考えているところでございます。

質問 6番 中田磨

それで3点目に移りますけれども、私自身は教育分野でいくとここを結構大事に思っているほうなのですけれども、一つは答弁から質問を確認したいのですけれども、先ほど各団体と協働してということで、広がりをどう作っているかというところでの確認もできたのですけれども、各団体というのはどれくらいの団体が今教育委員会の中で連携団体なのか、下部団体なのかちょっといろいろ分からないですけれども、その関係団体というのはどういうものを指して、どれくらいあるのか、分かれば、分からなければいいのですけれど、構成員がどれくらいその中でいて、何人くらいの町民がそういった形で関わってもらっているのかというのが分かれば、答弁を求めたいのですけれど。

答弁 教育長 辻川尚志

大変申し訳ございません。細かい数字は今ちょっと捉えきれないのですけれども、教育委員会として関わっている団体としては、スポーツ関係で言えばスポーツ協会と、それに属する下部組織団体があります。それから文化方面では文化協会がありまして、その下に各団体が所属しているというようなことで、先ほど私がいろいろな会議で挨拶すると言いましたが、大きなスポーツ協会、それから文化協会もそうですが、それぞれの下部組織にある団体等での総会だとか、そういう会議等にも出席しますので、そういうところでのお話ということになります。

質問 6番 中田磨

今日の議論ってなかなか数値化できるところが少ないのですけれども、例えば私もさっき言った関係する人、いろいろなところで教育、子どもや大人も含めて学習とか、いろいろな経験で学んでいく場所というのはたくさんある中で、やっぱりそこにどれくらいの人が、町民の中で関わってもらえるのだろうか、関わっているのだろうか、そこの輪を広げることで、さらにそこで参加者数が増えていくことで、どんどん関係人口、関係人口ではないかもしれませんけれども、関係者が増えていくことで、やっぱりそこは数値化できる部分かなと思うのです。自分の趣味だけでやっている方もいるし、後進の指導も含めてやっている方もたくさんいらっしゃるし、例えば公民館事業も含めたスポーツ団体も含めて、いろいろなそういった事業に参加をして、一緒にその輪を広げていこうということなども含めていくと、今だったら部活がいろいろ変わっていく中で、地域指導の分野を担ってくれる方がそこにいるのではないかとか、やっぱりそういった方々をどう作っていくか、関係者を増やしていくかということが、今後の教育の変遷のある中でも、やっぱり人がそういったところでいろいろおさえていく必要もあるし、それが狭まっていけば、狭まっていくほど小さくなっていくのですよね、運動がね。だから、やっぱりここも取組の基軸にしていただきたいなというふうに思います。そうした中で、学べることを、教育委員会、公民館が軸になる部分が大きいのですけれども、問合せて教えてくれるのだ、一緒に学べるのだというところを、やっぱり大事にしていっていただきたいなというふうな思いがあるのですけれども、ここら辺がなかなか評価としてはまだまだ厳しいのかなというふうに思っているのです。公民館を今の場所に変えて取り組むときには、やはり遠矢の地域をまずベースとして、そういった取組を強化して、地域に住んでいる人が、歩いてきて一緒に何かを活動して、学習をしていったりとか、いろいろな活動をしたりとかということが、遠矢にあるからこそ遠矢の人がもっとそこの恩恵が受けられるような取組をしていこうという方針というか、そこだけやるというのもちょっとセクト的な部分はあるのかもしれませんけれども、やはりそこがまず成功しないと、さらに広がらないだろうということの軸を作ろうということで、取組をやっていくというふうに私も捉えていたのですけれども、なかなかそこも見え切れていないところもあって、やはりそこら辺で学べることを知るということを、きちっと住民の中で知ってもらうという取組が、まだまだ弱いのではないかなというところは、ちょっと指摘せざるを得ないのですけれども、そこら辺の到達と今後の課題というか、捉えをちょっと聞きたいなと思うのですけれども、答弁を求めたいと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

公民館事業の取組についての答弁になるかと思いますが、公民館事業を含めて社会教育全般のお話になるかと思いますが、例えば、釧路町の大好きっ子クラブという子どもたちを集めてのものがある月1回ありますが、昨年までは公民館中心、遠矢地区の子どもたちが多く参加していたのですが、ちょっと地域的な偏りもあるということで、今年度、町コミのほうでの活動なども取り組みながら、少し場所を変えての取組をしながら、範囲の拡大を試みているところであります。また、昨年度、公民館まつりのときに巡回バスを設定しまして、富原地区からも人を呼び込めるような形をとったところでございますけれども、若干活用の人数は少なかったということで、やはり公民館でどんなことをやっているかという周知ですね。それをさらに広めていくところが課題だというふうに捉えているところでございます。いずれにしましても、今課題としては、いろいろ、各団体も含めて高齢化を迎えておりまして、新たな回答を取り込むということでは、少し弱い部分がございます。昨年あたりからキーワードとして、多世代、たくさんですね、多いということ、言葉を使って多世代交流ということも少し企画しながら、高齢者と子どもが触れ合う場面だとか、そういう部分も含めて少し工夫をしていかなければならないということで、過大を持って取り組んでいるところでございます。

質問 6番 中田磨

釧路町大好きっ子自体は何年、立ち上げてというか、そのネーミングを使って何年ぐらい経ちますかね。

答弁 教育長 辻川尚志

大好きっ子クラブは立ち上げて5年目を迎えているところでございます。

質問 6番 中田磨

つなげていくという点で言えば、この大好きっ子クラブを卒業した子もいると思うのです、5年の中で。卒業した子がさらにそこに関係というか支援する側というか、そういった形でまだ学生の子もたくさんいると思うのですけれども、やっぱりそういった世代を今から広げていくと、10年後20年後考えたら、今からそういった卒業した子も一緒にそこを支える人になってもらうというか、サポーター的な意味になるのかなと思うのですけれども、そういった取組というか視野というのは入っているのでしょうか。

答弁 社会教育課長 貴志淳一

大好きっ子クラブ、小学校の土曜講座となっておりまして、その卒業した子たちにつきましては、中学生につきましては、釧路町大好きっ子応援隊という事業がございまして、いわゆるボランティアサークルとして活動していただいております。先日もイオン釧路店で行われたキッズフェスタの際には、中学生5名くらい来てくれて、受付のお手伝いをしていただいたりしているところです。今度中学生が終わって、今度高校生になったときには、釧路町の地域団体で、釧路町子ども会という組織がございますけれども、そこの高校生以上のシニアリーダーサークルという組織がございまして、そちらのほうに希望によってはつなげるというような形を体制をとってございます。

質問 6番 中田磨

そういったところで、子どもは小さいですけれども、若い世代からそういったいろいろな関わりを持つ子を増やしていくということは大事かなというふうに思います。次、4点目に移りますけれども、施設については老朽化と合わせて、今の時代にあったICT教育の環境整備とか、いろいろな、ただ物があるだけということではない状況も必要ですし、ここでいうところで言ったら、学校の部分を強調しているように感じるところはあるのですけれども、例えば公民館、図書室等でも、そういった情報収集や町民活用できるような部分というのも、他の地域では結構進んでいるのですよね。釧路町が遅れているかどうかは判断しかねるところはあるのですけれども、そこらへんの到達とか、今後そういった情報発信分野での収集も含めてですけれども、取組というのがどういうふうに捉えられているのか、答弁でもデジタル化や国際化というところに対応するというのは、子どもだけではないと思っているものですから、そこらへんの取組はどうなっているのか、答弁を求めたいと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

社会教育施設の整備等に関わっているところでございますけれども、まず学校施設につきましては、学校配置計画、適正配置計画に基づきまして、今進めている状況であります。近くでは、別保小中の増築工事があります。それから、今後、統廃合の関係だとか、あるいは校舎の老朽化に伴う改築なども視野に入ってくるかというふうに思いますが、その際には、先ほど指摘ありましたように、ICT化に向けての環境づくり、もう一か所でも新たな学校施設の考え方ということで示されているところもありますので、そんなところも参考にしながら進めてまいりたいというふうに考えております。また、教育施設に関わっては、総合体育館も含め様々ありますけれども、いろいろと社会の変化に応じて機能的に拡張しなければならない部分がありまして、総合体育館については、今補助金を使って改修のほうを進めていこうということで取り組んでいるところであります。その他の部分についても、改修あるいは新たに設置しなければならない部分が出てくるかと思いますが、そういうことについて、必要性に応じて取り組んでいかなければならないということで、これについては計画的に進めていきたいなというふうに考えております。ただ、ネックとして、今の物価高騰と非常に資材高騰の部分がありまして、計画している部分と、それから実質手がける部分について、どのぐらいの差が出てくるかということも含めて、さらに検討していかなければならない部分もあるかなというふうに考えております。

質問 6番 中田磨

それで、社会の変化という点では、マイノリティの問題というか意識とか、それは人権のところにもつながっていくかなというふうに思っているのですけれども、いわゆるなかなか公的な部分で、そこまでの配慮というか、対応が困難な部分がまだまだ残っているのではないかなというふうに思うのです。全てをやれるかどうかというのは、私自身も分からないですけれども、課題としての精査と、やっぱり今の時代にあった公共施設というものが、どういうものが能力として必要なのだろうかということは、やっぱり意識していかなければ、今のままでいいのだとか、このまま旧態依然の状況で、教育施設も含めてですけれども、受け入れられないのだということになってしまったときに、やっぱり意識の違いが反発を生んでしまったり、感情的なものに走ってしまったりということになると、やっぱりそこは、いろいろなものを受け入れるというのが、公共的なキャパシティとして持たなきゃいけない部分もありますので、そういったところについて、今すぐできるできないということではなくて、課題としてどう思っているのか、今の義務教育施設も含めた対応というものが、十分できているのか、やっぱり考えていかなければならないところがあるのか、そこら辺についてはどのように捉えているのでしょうか。

答弁 教育長 辻川尚志

マイノリティの関係だというふうに思いますが、釧路町に今使用している各施設においては、それに対する対応というのは大変難しい状況であるというふうには捉えております。改修あるいは改築のときには、そういうことも視野に入れながら、必要な部分については、そういうこともしっかり取り組んでいかなければならないというふうに思っております。現在のところ、そういう点について、多くの御意見あるいは苦情等については、受けていない部分でありますけれども、世界的な流れでいくと、そういう方向に行くのだろうなというふうに踏まえておりますので、それも視野に入れながら考えていきたいというかと思っております。

質問 6番 中田磨

4番、4番。やっぱりそういったハードも含めてという意味で。

質問 6番 中田磨

いやいや、そんなことはなかったのですけれど。やはり学校もそうですしね、公共施設、公民館とか、体育館とかもそうだと思うのですよ。平たく言ったら、着替えをするような場面だったり、トイレを使用するという部分であったり、やっぱり施設的には対応が難しいのだけれども、今時代の中では、そういった対応する施設も出てきている中では、そういうところはありますよねというふうに、地方に対しても、そういう配慮ができる場所がありますか、または今の環境の中でも対応できますかという声というのは、施設的にはやはり出てくる場面というのがあるということを認識した上で、先ほど教育長が答弁したように、施設整備のときにはできるのだろうか。そういうときにはどういうところまで、どういう視点で、基本姿勢を持って施設整備についての考え方を持つのかという時期が、必ず来ると思いますので、やっぱりそういった点はしっかり課題として、そのときにまた今と違う状況も生まれているかもしれませんけれども、やっぱりそういった点での施設の考え方を、学校も含めてですけれども、持っていただきたいなというふうに考えています。それで最後、5点目に移りますけれども、ああ、そうか、これでいいかな。

質問 6番 中田磨

今後のところでいくと、やはりまだまだ、釧路町の教育というのが100%にはいつもならない、どの時代にとってもまだ良くなるのだという意識を持って、前へ進めて良くしていくという、ずっと続けていかなければならないのが教育の分野でもあるというふうに思っています。そうした中で、あまり固執しないけれども、しっかり理想を持って、やっぱりそのとき、そのときに、点検もしながら次に向かっていく、今何が必要なのだろうかということが、大事になってくると思いますし、冒頭にも言いましたけれども、やはり理想と今の現実としっかり見つめながら、どこを具体化していくのか。私、3月の質問のときに若干感動もした部分もあるのですけれども、釧路町が100年を見据えて、75年、この20世紀の終わりにどういう教育の環境を持っているのか、その時には教育長も私もいないと思いますけれども、やっぱりそういったものに引き継いでいくという、今が何をするのかということが、本当に理想を持ち、具現化をするための、今のスタートが違うだけで、10年後、20年後の到達が全然変わってくるんだという意識で、教育長はいるのかなというのも、あのときは感じているのですけれども、そういった点も含めて、総合的に今の釧路町の教育の現状と、今後の展望、理想も含めた展望、もっと言えば実現可能な展望が、5年後、10年後にはあるんだというところを、どういうふうに今捉えているのか、その点について答弁を求めたいと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

今後の課題というか見通しも含めてですが、まず私が就任してから、初めにコロナウイルス感染症が流行しまして、まずは対症療法的な部分で、まず学校を何とか安定させなければならないということで、最優先で取り組んでまいりました。そういう意味で、私が考えていた教育の展開という部分については、若干遅れたスタートを切ってしまったなというふうに、実感として思っているところでございます。しかし、私の基本の中では、学校教育で言いますと、安定と定着ということを大事にしていますので、まずは学校教育が安定しないと、釧路町の教育は安定しないなという考えで進めてきましたので、まずは対処療法的でも、そういう困難な部分を乗り越えながら、何とか安定させていきたいということで取り組んでまいりました。その後、GIGAスクール構想だとか、あるいは中学校で言えば部活動の地域移行というようなことで、次々と取り組まなければならない課題が発生してきておりまして、優先順位が入れ替わったりしているという部分もございます。しかし、私が10年後、20年後、考えている釧路町の教育というのは、教育の現状も考えながら、まずは義務教育学校化というのは、非常に大事なところなのかなというふうに思っています。非常に教員不足等も深刻化しておりますし、それに対応するような学校教育の形を変えなければならないというふうに思っていますので、その辺につきましては、十分に深く検討して、次につなげていきたいなというふうに考えております。また、今、部活動の地域移行も進めておりますけれども、これにつきましても、やはり子どもたちがスポーツをする場が釧路町からなくなってしまうということは、非常に不幸なことでございますので、持続可能なことでできるものを、これから構築していきたいというふうに考えております。いずれにしましても、やはり今やっていることが、議員おっしゃるように、10年後、20年後にしっかりと定着して、釧路町の子どもたちの教育が安定的に行われるということを見越した中での、教育の施策の展開を進めていきたいなというふうに思っております。また、議員が最初におっしゃりましたけれども、私一人でできることではありませんので、多くの理解者と、町長、副町長をはじめ、多くの理解者と、それからそれを進めていただく職員も含めて、釧路町の教育はこういうところに進むんだということを十分に理解した上で、誰が入れ替わっても、それが継続できるというような体制づけるしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

質問 6番 中田磨

分かりましたとしか言いようがないのですけれども、あとちょっと1個だけ付け足しで答えていただきたいことがあるのですけれども、先ほども数値化のことで触れたのですがね、やっぱり参加者、釧路町の行政もそうですけれども、やっぱり町の取組や行政、特に教育の分野というのは見えないところたくさんあると思うのですけれども、そこに町民が、釧路町に住んでいない方も含めてでいいのですけれども、やっぱりそこで参加する人を増やしていく、参加しやすい環境をつくっていく。参加したことでさらに成長しているという実感を持てるような場面をね、どんどんどんどんつくっていくというような取組を、やっぱり教育委員会のところでベースにもってつくってもらう場所がないと、やっぱりどこで何をやっているか分からないです。趣味でやっているだけなのか、やっぱり教育という意識を持ってその部分に参加をしているのかと、趣味をやっているのが文化活動で教育活動だというのとでは、やっぱりちょっと意識が変わるだけで、全然取組の効果が変わってくると思うのです。そういう意味では教育委員会として組織的な部分としてもね、やっぱりそこの参加人数を増やす、そこでの効果を高めるために、教育委員会が後押しする、援助ができるということが、すごくいった今、教育長がいなくなっても次の世代につなげていく、人材も育つという面でもね、やっぱり大事なことかなと思いますので、そういった取組も、やっぱり進めていけるのではないかなというふうに私は感じているのですけれども、その点について見解があれば答弁を求めたいと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

次世代につなぐ人材育成という観点かというふうに思いますが、実は私、学校現場にいるときにも地域の方々にいろいろサポートをしていただいて、体験学習を進めた経緯がありまして、その中でやはり強く思ったのが、子どもと関わって、あるいは教育に関わって、自分の得意なことを子どもたちに伝える、教えるという経験が非常にその方自身にとっての非常な自信だとか、さらに自分のいろいろな思いの広がりを見せてくれたということがたくさんありました。現在、釧路町でも、学校のいろいろな体験学習、あるいはキャリア教育に地域、釧路町のみではありませんし、釧路市の方もいらっしゃいますけれども、そういう方々のいろいろな協力をいただいております。それぞれ専門家の方たちになると思うのですけれども、やはり子どもと触れ合うことで、さらにその方々の意識も高まって、教育にどう関わっていったらいいのだということで、次の機会には非常に工夫して、またいろいろ子どもたちと触れ合ってくれるという姿を見ることができます。そういう意味では、そういったことを一つのきっかけとして、人材を広げていければなというふうに考えております。そういう取組が地道に行うことで、広がっていくのではないのかなというふうに考えておりますので、これにつきましても、少し力を入れて進めていきたいというふうに考えております。

出典:釧路町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月3日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる