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釧路町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月7日

学校給食について

2023年6月7日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「学校給食について」質問し、教育長 辻川尚志、給食センター所長 田中仁敦が答弁しました。

質問者
中田磨 議員
答弁者
教育長 辻川尚志、給食センター所長 田中仁敦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 中田磨

2点目の学校給食について伺います。1点目として、学校給食における基本的な考えについて伺います。2点目として、おいしくて安全で喜ばれる給食とはという点で教育委員会の考えを伺います。3点目として、教育的な観点からの給食の位置づけについて伺います。4点目として、給食費の保護者負担に対する考えや動向について答弁を求めます。5点目として、今後の課題ということで順次答弁を求めます。

答弁 教育長 辻川尚志

7番、中田議員の学校給食についての中の1つ目、学校給食における基本的な考えはとの御質問でございますが、学校給食は学校給食法等に基づく学校教育活動の一環として、成長期にある児童生徒の心身の健全な発達を促すとともに、さらに食生活に関する知識、能力や社会生活のルールを身につける重要な役割を担っていると考えております。次に2つ目、おいしくて安全で喜ばれる給食とはとの御質問でございますが、おいしくて安全で喜ばれる給食につきましては、食材の特徴を生かした味付けや調理の工夫を行い、児童生徒が食べたくなる献立を作成し、温かいまま食べられるよう学校給食実施基準に基づく安全、安心で安定した給食であると認識しております。次に3つ目の、教育的な観点からの給食はとの御質問でございますが、学校給食は必要な栄養を取る手段であるだけでなく、献立を通して食品の産地や栄養的な特徴を学ぶことができるほか、郷土食などの食文化を学ぶことにもつながると捉えております。また、学校給食の事前準備、後片づけなどの体験的な活動を通して協力、責任、決まりを守るなど共同、協調の精神の体得や生産者や働く人々への感謝の心の育成に資する多様な教育効果があるものと考えております。次に4つ目の、給食費の保護者負担に対する考えや動向はとの御質問でございますが、給食費の保護者負担に対する考え方でありますが、昨今の様々な物価高騰による影響は全世帯に及んでおり、その中でも特に経済的負担による影響が大きい子育て世帯の経済的支援が重要であると考えております。次年度以降の保護者負担に係る対応につきましては、今後の国の動向を見据えた中で研究してまいります。次に5つ目の、今後の課題はとの御質問でございますが、安全、安心でおいしい給食を提供し、さらに給食費の保護者負担の軽減を継続するためには、恒久的な財源確保が課題と捉えております。以上でございます。

質問 7番 中田磨

まず、1点目の基本的な考えについては理解をしました。やはり大事なのは、2点目、3点にも関わりますけれども、やっぱり食べることと教育的な観点、知ることによって身のあるものにしていく。体だけではなくてですけれども、身につけていくことによって食事の大事さ、食材の大事さ、もっと言ったら文化です。それこそ、しょうゆ、みそも含めた、また地域の郷土料理なども給食では提供していると思いますけれども、そういった文化的な要素もしっかりと受け止めて子供たちが理解をしていくことが重要だと思っています。ですから、全国的に見ると、例えばすごく飛んでしまいますけれども、沖縄に行くと、沖縄の日常的な食事が給食で日常的に提供されているとか、それぞれの各地での課題、釧路市でも鯨の給食なども、やっぱり捕鯨という地域というか文化、文化ではないのかもしれないですけれども捕鯨は、そういった地域の成り立ちを含めたものが理解されることによって子供たちが食事に関心を持っていくということが本当に求められるというふうに思います。当然、答弁にあった食べ方であるとか、様々な、みんなでやっとわいわい食べられるようになったのかなという気も若干しますけれども、そういった中でやっぱり社会の中でのルールを学ぶというのは本当に重要だというふうに考えています。そうした中で、一方でですけれども、貧困対策やネグレクトというような形で、ある意味で給食に依存してしまった子供も実際に生まれているのも事実です。それはもう教育委員会でもしっかり把握されていると思いますけれども。やはり、給食を食べていない時期、食べられない時期にやっぱり体力が落ちてしまったりとか、体重が落ちるとか、そういった意味でも、夏休み、冬休みの対策をどうするかというのはちょっと別建ての話になってしまいますが。やっぱり、少なくとも学校生活を送っている中でしっかりとこのことが給食の中で補完されて、またそのことを実態を捉えながら対策を打っていくための一つのスキルというか、状況把握の一因にもなりますから、そういった点では給食に関わる教諭の皆さん、教育委員会の考え方も含めてしっかりと共有し、基本的な考えの中でそういった取組も位置づけていただきたいなと考えるわけです。ちょっとすみません、その点の答弁が見えなかったものですから改めてその点について答弁を頂きたいと思います。

答弁 給食センター所長 田中仁敦

児童生徒の状況につきましては、給食センターだけではなかなか把握することが非常に難しい部分がございますので、教育委員会、特に教育支援課、管理課、社会教育課等々、情報共有に努めていきたいというふうに考えます。

質問 7番 中田磨

いや、全く考えていないとか対応していないというふうに思っていないです。やっていただいているというふうに思いますし、やっぱりここはかなり大事な。ここがないと、例えば授業を受けていても集中して授業が受けられないとか、学力への影響とか、場合によってはこども応援課も含めてですけれども、やっぱり社会的な対応も必要になってきますので、給食だけで見るという意味ではないですけれども、一つのファクターとして重大な要素になりますので、ぜひそういったところも教育委員会としても位置づけて連携も取るときは取るということ。そういった場合に、夏休み、冬休みの過ごし方などもしっかり学校といろいろ連携できるところがないのかとかいうことなども、ぜひしていただきたいと思います。主題は給食ですから次に進んでいきますけれども。おいしくて安全で喜ばれる給食ということで、やはり今戦後始まった給食が、今の給食と比べれば本当に発達しているというか、発展してきて、釧路町のところでも高いレベルでバランスのいい提供内容になってきていると私は感じています。昨年でしたか、産業文教常任委員会でも給食の所管調査を行って、いろいろ精査もさせてもらって、その辺は触れませんけれども、やっぱり頑張っている姿というのもその場で感じましたし、やはりそこをさらに高めていく努力は続けていただきたいなというふうに思うのです。そうした中で、やはり地域性がまだまだ伸び代があるかなというふうに私は思うのです。地域の食材を使ったり、その食材をなぜ子供たちに理解してもらいたい、知ってもらいたいというところで、まだまだ伸び代があるというふうに思っているのですけれども、その辺がもうちょっと課題なのか、もうちょっとやっていけるのか、今かなりいいところまで来ているのか、その辺の評価について担当の答弁も含めて求めたいと思います。

答弁 給食センター所長 田中仁敦

ふるさと給食として地域の食材を活用した学校給食、本年度も一応10回予定してございます。そのふるさと給食の食材につきましては、ホウレンソウ、ほくげん大根、カブなどを活用した野菜が結構メインになってきているという傾向がございまして、肉であるだとか、そういうたんぱく質の部分が少ないというふうに捉えております。そのような足りていない部分に関しては、釧路町だけではなくて釧路産、北海道産という形で食材の確保をしていきたいというふうに考えます。

質問 7番 中田磨

ちょっと伸び代というのは、ふるさと給食でいろいろ地域の方の協力を頂いて提供しているのは私は知っていますし、回数も10回まで増えてきたなというふうに思っているのですけれども、やはり日常的にそこの発信がもうちょっとあってもいいのかなというふうに思っているところなのです。例えば、お米にしても、パンだったら麦にしても、食材一つ一つについても、やはりもっともっとふるさと給食だけではないところでの発信もあっていいのではないかなと思いますので、例えば、給食だよりであったり、それ以外のツールも今はもっと出せるのであれば、SNSを使った何か発信の仕方であるとか、もっと町の、生徒や保護者が見れるような環境だけでいいと思うのですけれども、もっといろいろ共通ツールみたいなので発信していく必要性があるのではないかというふうに思っています。そうしたことの積み重ねが、結果的には食育の推進であったり、教育的な観点での理解、私はもっと求めたいのは、保護者への理解という一番難しい課題ではあるのですけれども、保護者との共有をした保護者の理解を高めることが家庭での食事の支援になっていたり、さっき言った貧困対策やネグレクトの課題についても解決する道筋になるような、給食などのツールを通じた中で発信していくことだってもっともっとできるのではないかなというふうに感じているものですから、ちょっと急に言われて、いやできる、できないという話にならないかもしれませんけれども、そこら辺、考えられる項目があるのか、今の実践の中で付け足していくことができるのか、その点について答弁を求めたいと思います。

答弁 給食センター所長 田中仁敦

先ほどの質問に対する答弁になりますが、給食センターとしてどのような関わりができるかという部分はございますが、教育委員会、関係課と連携して今後の対応につきまして研究してまいりたいというふうに考えます。

質問 7番 中田磨

ぜひ子供たちにおいしくて安全、もっと喜ばれるというところが、同じものを食べても、苦虫を潰したように食べるのか、おいしいおいしいと言って食べるのかで精神的な気持ちが、高ぶりとか、それがやっぱり授業とか、特に体育とか、いろいろないい影響が出るようなことを支えているのだという思いで給食センターとしてもぜひ力を尽くしていただきたいというふうに思います。4点目に移りますけれども、給食費の保護者負担に対することについては、答弁もありましたし、昨年、今年ということで国の臨時交付金も活用して、これまでも答弁では保護者負担をなくすことについての教育委員会としての姿勢というのは示されているし、収入の少ない家庭については就学援助の中でも一定の配慮がされながら運営されていることは承知していますけれども、ただ一方で、全国的また管内の動きを見たときに、給食費の無償化というのは行政の責任でやるべき事項になってきているなというふうに感じます。国の動向でいきますと、新年度から国が全ての財源を担保して実施できるかどうかというところはまだ不透明な状況であるというのは認識としては一致しているかなというふうに思いますが、一方でこの分野に対して国が政治的な責任を果たすという方向性も一方で示されたということはこれまでと違う一歩が進んでいるのではないかなというふうに考えています。そういった点で、まず一つは臨時交付金、コロナの経済対策ということでのこの2年の実施は評価はしているのですけれども、やはりこれが来年、また保護者への徴収が始まると、負担感というのは3月の予算委員会でも指摘しましたけれども、やはり保護者から負担が増えたなと。町からすると、もともと徴収するものを免除していただけであって、本来入るもの、納めるものがなかっただけですよという考え方もできますけれども、でもやはり負担が大きく感じるということもやはり実生活の中で起こり得るというふうに考えます。そういった点では、国の方針が新年度から100%国の財源にやるということであれば問題ないのですけれども、そうでなかった場合、やはり町としての一定の責任を持って財源措置、財源の確保も含めて積極的な対応を新年度に向けて検証、研究していく必要性があると考えていますけれども、その点について現状での教育委員会の見解を再度答弁を求めたいと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

給食費の保護者負担の関係でございますけれども、議員が今おっしゃられたとおり、昨年、今年度と給食費を徴収しないと、今年度に限りということでやらせていただいているところであります。次年度以降につきましては、国の動向等も今注視しているところでありますけれども、まだ不透明な段階であるということで、どうするということの明言はできません。また、町内の児童生徒数が減ってきているとはいえ、全児童生徒分を無償化するということは非常に財源的にも壁が高いかなというふうには考えているところでございますけれども、そういう財源確保も含めて次年度に向けて様々な研究をしてまいりたいなというふうに考えているところでございます。

質問 7番 中田磨

財源の点で言えば、当然一般財源の確保、要するにそれだけの予算の枠をまずは確保できるかどうかというところは一時的に必要になるというふうに思いますが、これまでも言ってきたように、例えば、ふるさと納税の財源をやはりもっと明確に、ふるさと納税を応募するというか、お願いするときに釧路町では学校給食の保護者負担、要するに子供の給食を無償で提供できるように財源としてこの分野を充てていきたいということで明確に事業名をそこで連ねることによってそういった財源確保やそこに載せる以上はそこに充てるということ。今日は町長部局には答弁を求めていませんので聞いていただければいいなというふうに思うのですけれども、やはりその中で財源の確保の一端として、やっぱりそこは庁内協議でできる範囲だと思うのです。ですよね。ふるさと納税の財源を活用できないのか、できるのか。財源としては幾ら必要なんだと。国から今後交付金措置であり、補助金であれ、全額来るなりということがもしあったとした場合には、それを財源に転嫁をしていくということで、まずは新年度のところから順次町の責任で実施していくということも考え方や財源の確保の方法、また将来的な安定財源という点でいえば、去年、おととしに比較しても展望が見えてきている時期ではないかなというふうに思います。そういった点では、やはり早い時期の決断、既に今年度の予算でいけばもう担保されていますから、新年度3月の予算であれば、今年の10月、11月ぐらいには教育委員会としての一定の方向性をしっかりと示し、町と協議をして新年度予算の確保、また制度設計に向けてしっかりと研究するという時期だと私は感じていますので、その辺で再度明言できないという答弁ももらってはいますけれども、そういう動きはしっかりとつくっていくべきと。結果できないことももしかしてあるかもしれませんけれども、教育委員会の姿勢としては、そういった姿勢を示すことがまず一義的に必要ではないかということを感じていますので、この点について、この件については最後の質問としますので、改めて答弁を頂きたいと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

給食費の次年度以降の考え方でございますけれども、議員の提案の中にもふるさと納税の活用ということもありましたが、給食費は経常的なものでありまして、一度導入すると今後それを見ていかなければならないということで慎重な取組が必要かなというふうには考えております。また、ふるさと納税の中に給食費という単体で位置づけることがどうなのかということも町全体のいろいろな使い道を考えたときに検討が必要だということで、次年度ということは明言できませんけれども、研究の余地はあるかなというふうに考えておりますので御理解頂ければというふうに思います。

出典:釧路町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月7日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる