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釧路町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月8日

高齢者施策について

2021年9月8日、釧路町議会の一般質問で、中家治子議員が「高齢者施策について」質問し、町長 小松茂、介護高齢課長 会沢義裕が答弁しました。

質問者
中家治子 議員
答弁者
町長 小松茂、介護高齢課長 会沢義裕

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 中家治子

続いて、2件目に行きたいと思います。2件名は、高齢者施策についてです。1つは、コロナ禍での高齢世帯や一人暮らし高齢者の状況把握と対応策についてです。2つ目は、地域包括支援センターの今後の強化方向と体制について。3つ目が、サロン事業などの現状と今後の課題についてお答えください。

答弁 町長 小松茂

3番、中家議員の一般質問にお答えをさせていただきます。高齢者施策についてということで、コロナ禍での高齢世帯や一人暮らしの高齢者の状況把握と対応策についての御質問ですが、釧路町地域包括支援センターでは、70歳、75歳、80歳、85歳の方を対象に、介護予防把握事業において、身体状況や生活状況等を把握し、個別に対応しているほか、釧路町指定介護予防支援事業所においては、要支援認定等を受けている方に対して、介護予防などについて情報提供を行っているところであります。次に、地域包括支援センターの今後の強化方針と体制についてですが、一般介護予防事業における生活支援体制、整備事業と連携した地域型介護予防活動団体、これは介護予防サロンの立ち上げ支援、それから地域ケア会議における自立支援型個別ケア会議の開催、民生委員児童委員協議会の地域の社会資源との連携による相談支援機能の強化を図ってまいります。次に、サロン事業などの現状と今後の課題ですが、町が支援をしている住民主体の活動団体のうち、サロン事業を行っている介護予防活動団体は19団体となっております。役員を含め、会員の高齢化により、活動の継続課題ということであります。以上であります。

質問 3番 中家治子

まず、1点目のコロナ禍での高齢世帯や一人暮らしの高齢者の状況把握の部分なのですけれども、以前にもこの問題を取り上げたことがありまして、そのときのお答えも5歳刻みで訪問をしたりということで、状況をつかんでいるというような答弁はあったのですけれども、今回、70、75、80、85歳の方を対象に状況把握、身体や生活状況を個別に把握しているということだったのですけれども、5歳ごと、5年ごとの実施でいいのかどうなのかということが問題になると思うのですよね。今、コロナ禍の中で、高齢者の皆さん方、なるべく外出を控える、それと今緊急事態宣言下で、地域の会館等も使えないということで、老人クラブ等で行っている様々な催し等、サークルなどもほとんどできないという状況の中で、家に閉じ籠もりがちな状況があるのですけれども、そういう状況の中で、5年刻みのそういう状況把握でいいのかということ、この点についてどう考えるか、まずお答えください。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

介護予防把握事業につきましては、今、議員おっしゃられたとおり、70歳、75歳、80歳、85歳の対象年齢の方の調査を行っています。なおかつ、70歳と80歳の方につきましては、文書等により調査を行い、75歳、それから85歳の方については、実際に訪問をしながら調査を行うという形の事業となっています。年間で言いますと、大体この方々の対象者というのが630から50ぐらいの対象者おられます。訪問調査はそのときに会って調査等するのですけれども、通知、文書で行っている方というのは一応期日を決めて返送していただくのですが、なかなかその期日までに返送が戻ってこないという状況が実際あります。期間を延ばしながらやって、回収ができない場合は、職員が実際にそこのお宅を訪問したり、電話で対応したりということをやると、実際650近い件数の中でも、行き来をすると、約1,000件を超えるようなやり取りというような状況になっています。5年刻みで実際、今やっているのですが、これを例えば期間を短く3歳刻みがいいのかという状況はあると思うのですが、それに係る職員の配置等、それら予算を含めての状況が発生してくるというような状況がございますので、現状では、今5歳刻みという形での実施というふうにしか考えていないという状況でございます。

質問 3番 中家治子

その様々な体制の問題等も含めて、予算体制の問題も含めて、5歳刻みにならざるを得ない今の状況があるということなのですけれども、例えば認知症等というのは、早期にそういう状況を把握するということがすごく大事だということは課長も御承知のとおりだというふうに思うのですよね。そして、認知症の早期というのは何らかのサインといいますか、そういうのも状況の変化を含めてあるというふうに言われています。早くそういう状況を捉えて、適正にというか、その方に合った状況で対応していくということがすごく大事だというふうに私は思うのですけれども、そう考えたときに、70歳、75歳については、訪問、文書も含めてあれですけれども、80歳を超えた中では、例えば訪問が大変であるならば、もうちょっと細かい刻みで、文書も含めてやるとかということで考えられないのかというのはどうでしょうか。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

大変申し訳ございません。今この事業を年齢の刻み方についての考え方だと思うのですが、今の現状で言うと、それを刻む方法というのが即答ちょっとできないという状況となっておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。

質問 3番 中家治子

そうであるならば、今後の課題として、ぜひ検討していただきたいと思います。現時点で、限られた体制の中でどう事業を進めていくかというところでいくと、なかなか悩ましいところもあるかもしれませんけれども、町民の皆さん方が本当にいつまでも元気に長く住んでいただくということも含めて考えると、介護予防の事業というのはすごく大事だというふうに思うので、そういう意味では認知症のサインを見逃すことなく、対応できるというような、そういう体制をつくってほしいなというふうに思います。というのは、この間、私の周りで、高齢の世帯で、お二人とも認知症になってしまったということで、地域、あるいは民生委員もいろいろ対応したいのですけれども、なかなか対応ができないという状況があります。例えば、民生委員が把握をされて、地域包括支援センターなどに連絡が行くというケースはまだいいと思うのですけれども、そうではない、御近所の人が何かちょっと通常と違うというような認識だけで、そのまま月日がたってしまうという状況の中で、例えば夫婦間のDVの問題等も、家庭が崩壊するような状況も含めて、いろいろちょっと見聞きする部分があるものですから、その予防の視点というのはすごく大事かなというふうに思っています。例えば、こういうなかなか地域の方、それから民生委員の方を含めて、そこのお宅にアプローチできないといった場合については、どういう方法で対応ができるのか、可能なのかというのをちょっとお答えください。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

私どもこういう案件が発生した場合なのですけれども、地域からの情報提供、それから民生委員からの情報提供、町内会のほうからの情報提供、それから御近所さんからの情報提供があったときに、初めて何かその状況というのが把握できるというのが実際の状況でございます。全件、それを私たちが全て把握できるかというのは、なかなか難しい状況があるのですけれども、例えばそれらの状況が、例えば見つかるというのか、そういう怪しい状況といいますか、それに似たような状況が発生しているような状況があった場合には、地域のほうからの通報が一番いいのかなというふうには考えています。それは包括のほうでお受けして対応するという形を取っておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。

質問 3番 中家治子

なかなか公として踏み込んでいけないという、そういう事情も分かりますし、だからこそ把握するということが重要になってくるかなというふうに思うのですよね。それで、介護予防把握事業の質問票という郵送部分のものが見せていただいたのですけれども、実はこれ釧路市で出しているやつなのですけれども、危険な老後のサインをチェックしようということで、認知の部分だけではなくて、例えば生活機能全般等、運動機能の低下、栄養状態の悪化、口腔機能の低下、閉じ籠もりがちな傾向、認知機能の低下、鬱傾向の可能性という、これらを見ていく、簡単なものなのですけれども、こういうチェックリストというのが釧路市の地域包括にはあるのですけれども、その質問票についても、認知だけではなくていろいろな、認知機能はしっかりしているけれども、ちょっと栄養状態が悪いとか、いろいろなことが考えられると思うのですよね。だから、そういういろいろな状況を考えた、そしてあなたについては、その結果で、こういうところが足りませんよというやり取りができるような、そういうものに工夫していくことが大事かなというふうに思うのですけれども、この点についてはいかがでしょうか。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

調査票を回収した後です。この調査票をチェックさせていただきます。その中で、例えば今、議員おっしゃられた栄養状態だとか認知の状態だとか、そういう項目に該当する方につきましては、個別で訪問等をさせていただきながら、個別支援の体制強化という形を取らせていただいています。だから、調査票を回収したからそれまでという状況になっていないということだけ御理解いただきたいなというふうに思います。

質問 3番 中家治子

ケアをしているということについては承知をしていますが、ただ、私が申し上げているのは、今ある中身をもうちょっと工夫して、もっと鮮明にそういうことが分かるような内容にしてはいかがですかという提案なのですけれども、そのことについてはどうでしょうか。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

今の段階で、この内容等の変更というのは、ちょっと今検討していかなくてはならないかなというふうに御回答させていただきたいと思います。

質問 3番 中家治子

ぜひ検討していただきたいというふうに思います。2番目の地域包括支援センターなのですけれども、答弁にあった方向以外に、例えば令和元年12月に社会保障審議会介護保険部会の中で様々な意見出されて、まとめがされているのですけれども、その何か方向というか、見直しの内容はこれ以外にあるのかどうなのか確認します。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

今、議員おっしゃられたとおり、令和元年12月の27日に国の社会保障審議会介護保険部会において、介護保険制度の見直しに関する意見というのが出されています。この中で、地域包括支援センターの強化方針というのが明記されているのですが、これらに基づいた形で、実際に8期の計画に盛り込むものは盛り込むという形をしております。先ほど町長が答弁した内容につきましては、具体的にこういうことをやっていくということを御答弁させていただいたというふうに御理解いただきたいというふうに思います。

質問 3番 中家治子

答弁のあった中身については、今の中でも事業として行っているということの確認でよろしいでしょうか。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

包括に関わる部分につきましては、今やっている事業の中で統括されているというふうに御理解いただきたいというふうに思います。

質問 3番 中家治子

①の高齢者の状況把握も含めて、地域包括支援センターの役割というのは、地域の中でこれからも大きなウエートを占めていくのではないかということが予想されるのですけれども、その上で、体制がこうだから、これだけの事業しかできないということではなくて、この事業をするために、そんなにたくさんは難しいと思いますけれども、これぐらいの体制でやらなければこの事業はできないという、逆のそういう発想の中で、ぜひ事業はしていただきたいなというふうに思うのですけれども、その点はいかがでしょうか。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

包括の人員に関わる話も含めて、今の体制で果たして十分かと言われると、ちょっと疑問はありながらも、今こなさなくてはならない事業、やらなくてはならないことというのはたくさんあります。今与えられているものの中で対応してまいりたいというふうに考えております。

質問 3番 中家治子

今の体制の中でやるというのは当然ですし、やらざるを得ないという状況もあると思いますけれども、でも、この項というか、この件で、①で言ったような中身で言うと、多分いろいろな意味で地域包括が関わらなくてはならないことというのが増えていくということは、これからの高齢化社会見据えた上では考えられることだというふうに思うのですよね。そういう意味で、体制をどうしていくかということがこれからの事業展開も含めて重要な部分になるというふうに思いますので、この点については、町長の見解をお聞きしたいと思います。

答弁 町長 小松茂

地域包括支援センターの今の現状と、それから今後予想されるであろうこのセンターの利用頻度、またスタッフの体制などを考えますと、高齢化が進んでいく中で、理想は健康な高齢者が一生涯過ごしていける、介護が必要ない健康体でいていただければいいわけでありますけれども、そうでない方々も一方ではいるわけで、介護が必要、それから核家族化がどんどんどんどん進んでいって、地域の方々との接点、こういったことも大事になりますから、そういった支援をいただきながら、この包括支援センターの在り方、それから役割、こういったものはますます重要になってくるというふうに考えております。ですから、今のままの体制でいいかと言われれば、今後見据えていけば、体制の見直しの在り方、時期というのもしっかり検討していく必要があるだろうというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

質問 3番 中家治子

それでは、3番に行きます。サロン事業なのですけれども、答弁にもあったように、役員や会員の高齢化の中で継続が難しいという、そういうお話を私も悩みとして伺ったりはしているのですけれども、今後のサロン事業の何か方向性、自主的にされている部分について支援していくというのはもちろんそうなのですけれども、町としてこの事業をどういうふうに考えていくのか、今の町長の答弁のように、将来を見据えたら大変重要な事業にはなってくるかと思うのですけれども、見通しみたいなところではどう考えているのか、まずお答えください。

答弁 介護高齢課長 会沢義裕

今現在のサロンの団体数が、先ほど町長答弁のとおり19団体となっています。このサロン事業の立ち上げにつきましては、将来的には増やしていきたいという私たちの願いがございます。これを計画の中にもちょっと反映させていただいているのですけれども、今の状況から増やしていくというふうな立ち上げを含めての支援というのも今実際やっておりますので、そういう形で、サロン自体をなくするということもできないですし、そういう形で事業運営していきたいというふうに考えております。

質問 3番 中家治子

具体的な方策をどうするかというのは、なかなか実施運営されている中で、どう町が関わっていくかということも含めていろいろあるかとは思うのですけれども、大事な事業なので、関わるべきところ、お金だけではなくて関わるべきところ、もしくは様々な相談等にも乗っていただくということをお願いしたいというふうに思います。3番に移ります。

出典:釧路町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月8日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる