釧路町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月2日
コロナ禍による学校教育での現状と今後の課題について
2020年6月2日、釧路町議会の一般質問で、中家治子議員が「コロナ禍による学校教育での現状と今後の課題について」質問し、教育長 辻川尚志、管理課長 江端邦仁が答弁しました。
- 質問者
- 中家治子 議員
- 答弁者
- 教育長 辻川尚志、管理課長 江端邦仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 中家治子
それでは、2件目に移りたいと思います。2件目はコロナ禍による学校教育での現状と今後の課題についてということで、①分散登校時の現状と通常登校への意向にあたっての課題は、②児童等の心理的ケアでの課題は、③特別支援学級への支援と課題は、④就学援助制度の活用状況は、⑤今年度の学校運営の見通しはということで答弁をお願いします。
答弁 教育長 辻川尚志
3番、中家議員のコロナ禍による学校教育での現状と今後の課題についての御質問の中の1問目、分散登校時の現状と通常登校への意向にあたっての課題はについてでございますが、臨時休業が延長になりました直後の5月7日から5月15日までは、児童生徒の健康状態や家庭学習状況の把握と新たな学習内容の指示を行うために、各学年1回程度、短時間での分散登校を実施いたしました。5月18日から5月29日までの2週間は、週2回程度の登校日を設定し、給食を含む半日の日程を基本計画とした分散登校を実施し、学習指導も再開いたしました。6月1日からは通常登校へ移行したところであります。感染防止を第1に考え、3密にならない環境づくりに努めるとともに、児童生徒同士の積極や道具を共用する授業など、感染リスクの高い活動につきましては、段階的な実施に向け判断することが課題と捉えております。次に、2問目の児童等の心理的ケアでの課題はについてでございますが、外出自粛や臨時休業により、児童が家庭以外に気持ちの相談やストレス等を発散する場所がないことや、長期の臨時休業に伴い、学習意欲の低下や学習不安を抱えている児童生徒が見受けられため、一人一人に応じたケアに努めることが課題と捉えております。次に、3問目の特別支援学級への支援と課題はについてでございますが、特別支援学級においては、今まで以上に児童生徒の障がいの状態に応じたきめ細かな指導を行うことが重要であり、その特性上、日常的に手をつなぐことや身体を支えるなど、指導上の密着を避けることができない状況にあることが、感染予防対策上の課題と捉えております。次に、4問目の就学援助制度の活用状況についてでございますが、令和2年度就学援助制度の活用状況につきましては、5月15日から申請受付を開始しており、5月20日現在、申請数が19件、対象児童生徒数は34件となっております。このうちコロナ禍関係での申請が2件となっております。次に、5問目の今年度の学校運営の見通しはについてでございますが、釧路町の各小中学校につきましては、文部科学省が示した学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルに基づき、6月1日より再開しております。学習につきましては、今年度中に学習指導要領に示された内容を扱うこととされており、各学校の特色を生かした学習活動の重点化を図るとともに、教科相互の関連を考えた効率的な学習を進めていく必要があります。そのためには、授業実数の確保が必要となりますことから、長期休業期間を短縮することや学校行事の精選を行いながら、年間指導計画の見直しを図ってまいります。学校行事につきましては、3密の状態にならないように一斉の形態での実施を避け、学年ごとに日常の学習の成果を発表できるような内容を工夫しながら、実施していくことと考えております。以上でございます。
質問 3番 中家治子
まず、分散登校時の子供たちの状況把握についてなのですけれども、実際に短時間、各学年1回ということは、1日ということに読み替えてもいいのかなと思うのですけれども、その短時間という時間帯がどのくらいだったのかというのをまずちょっと確認したいと思います。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
それぞれ1時間程度でございます。
質問 3番 中家治子
1時間って本当にあっという間になのですけれども、ほとんどは子供たちの直接表情を見て、いろいろな状況を把握するということだったのかなというふうには思うのですけれども、そういう分散登校時の、子供たちもそうですけれども、教職員の皆さん方の状況というのですか、捉え方、子供たちの状況の休校中どうだったかということの捉え方というか、捉えることがその1時間の中で、数十名の子供たちの状況を捉えるということは、本当に可能だったのかどうかというのはちょっと、なかなか判断できないところなのですけれども、教職員の皆さんからの分散登校での声といいますか、実施してみての状況などの報告はあるのでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
具体的な報告というのは、今おっしゃった状況での報告はございません。ただ、校長先生等からお話は聞いておりまして、教室の中で子供の様子というのは先生方、十分把握されておりまして、それ以外にも電話等で、帰られてから電話等で連絡を少なくとも2週間に1回、課題のある家庭の子供については1週間に1回連絡をとって、密にその部分は対応していただいております。
質問 3番 中家治子
答弁の中に家庭学習状況の把握というのがあったのですけれども、これは休校中に様々な課題が多分出されたと思うのですけれども、その課題に対しての集約というのですか、いうようなことだったのでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
分散登校時、休業中の家庭学習のガイドラインもございまして、課題を出してそれを教員のほうで集約してと。それをまたフィードバックするというような内容のものがありまして、そちらのほうで対応していただいております。
質問 3番 中家治子
その休校中のガイドラインというのは、例えば具体的にどういうような中身になっていますか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
まず、授業と家庭学習を効果的に組み合わせた学習展開例として数点例が示されております。この中で、学習課題に基づく学習を主にした展開ということで、これは分散登校の部分の授業をやった場合の内容になっていますが、授業をして、家庭学習、また授業で評価という流れと、家庭における実技を伴う学習を主にした展開、同じような内容でそれぞれ示されております。また、家庭での予習を主とした展開と、家庭での復讐を主とした展開というふうに、大体4パターンの学習形態を示して対応していただいております。
質問 3番 中家治子
5月18日からの週2回程度の登校日を設定して、給食も含む形で行った分散登校なのですけれども、学習指導も再開したというふうにありますけれども、具体的にはどういう学習を半日間の中で組んでやったのでしょうか。
答弁 教育長 辻川尚志
5月18日からの分散登校につきましてですが、これも1日目いっぱい登校しているわけでありませんので、細切れな状況、週に2日間のとかですね。そういう状況もありまして、万度の状況ではありませんけれども、4月の17日、20日からですか、再度臨時休業になった時点からの、その続きからの授業内容ということで、それぞれ進めていっている状況でありまして、間があいたということもありますので、一度振り返った復讐をしたというか、そういうことも取り入れながら、前回中断したところからのスタートということで取り組んでいただいているところでございます。
質問 3番 中家治子
休校中にある程度、担任の先生が担任する子供たちへの連絡等含めて行ったということがあったので、分散登校自体が含めてそんなに違和感なくできている分、学習についても少しずつ休校前に、時点に戻って少しずつやっていくというのは妥当かなというふうには思うのですけれども、例えば6月1日から通常登校になった中で、3密にならない環境に努めるということはなかなか学校現場では難しい部分だと思うのですけれども、例えば感染予防という観点から一定、例えば体育等、音楽等、そういう具体的な教科の中で制限される等というようなことは起こり得るのでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
今議員がおっしゃったように、体育ですと体の接触もございますので、リスクの高い活動という形で位置づけられております。また、音楽についても合唱及びリコーダー、鍵盤ハーモニカ、息を吐くといいますか、そういった活動についてもリスクの高い活動として制限されておりまして、そこについては様々な制約といいますか、対応をしているところでございます。
質問 3番 中家治子
具体的な対応というのは、各学校で任されるということなのでしょうか。それとも町の教育委員会の中である程度目安みたいなものを示しているということなのでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
まず、ガイドラインのほうで具体的な部分も示されております。具体的には、身体の接触の運動、近距離での組み合った接触したりする運動、例えば中学校での柔道等、そういったものは避ける等、そういったそれぞれの教科の対策がとられております。
質問 3番 中家治子
通常登校になってからのガイドラインもあるということで理解していいのでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
6月1日以降、通常登校ということでございますが、今回マニュアルが示されておりまして、学校の新しい生活様式ということで、授業の持ち方、そういったものが示されております。
質問 3番 中家治子
3密でいうとクラスの子供たち、1クラスの人数が学校、学年含めて違うと思うのですけれども、そういう状況の中での対応を町の教育委員会としては、何か手だてを考えているのでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
今回、学校の新しい生活様式、このマニュアルの中でレベルが示されております。レベル3、レベル2、レベル1と。数字が少ないほどどちらかというと緩やかな状況になりますけれども、まず北海道については今はレベル1ということで設定がされております。身体的な距離の確保の部分ですけれども、1メートルを目安に学級内で最大限の間隔をとる。あと、感染リスクの高い教科活動、先ほど言いました音楽等、体育等、そういった部分については、十分な感染対策を行った上で実施など、そういったものが示されております。現在のところ、密集の回避というところで、レベル1のところでは1メートルを目安にということで、最大限の間隔をとるようということになっています。これらはあくまで目安ということですので、柔軟に40人学級が認められているという状況でございます。
質問 3番 中家治子
今現在は、緊急事態宣言が解除になって通常登校になったということですけれども、第2、第3の波が来るということが予想される中で、例えば最大1クラス40人までという1、2、3年までは35人までという、小学校1、2、3年までは35人ということですけれども、最大40人までという状況の中で、今現在釧路町の小学校だけで結構ですけれども、40人になっているところがあれば、ちょっと教えてください。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
この最大の40人になっている学級は今のところございません。
質問 3番 中家治子
では、最大でどのくらいになっていますか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
39人のクラスが1クラス、あと38人のクラスが3クラスございます。
質問 3番 中家治子
40人にはなっていないけれど、39人、38人のクラスがやっぱりあるということでは、1メートルを目安に距離をとるといっても、教室自体のキャパからいって、実現できるのかどうかというのは、なかなか厳しいところだというふうに思います。学校もいろいろ工夫をしたり考えられているのでしょうけれども、物理的にそれはすごい難しいということははっきりしているのではないかなというふうに思います。そういう意味で、例えばクラスを分ける等、広い教室で授業を行う等というような工夫は実際に6月1日、昨日からですけれども、そういうことをやっているというところがあるかどうか教えてください。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
先ほど、中家議員がおっしゃったように、目安である1メートルを保つということについては、難しい場面も現在のところ見られてはおります。ただ、これはあくまでも目安ということでして、座席の間隔に一律にこだわることなく、換気を取ることとか、そういった他の対策と組み合わせて現場の状況に合わせて柔軟に対応していただくように学校のほうには伝えてあります。その結果、学校によっては、今現在、クラスを2つに割ってICT機器を活用しまして、授業風景を他の場所に映像を飛ばしていく、そちらのほうで、また教室で授業を展開しているということを、今後のレベルが上がるということを想定して、対応いただいている学校もございます。
質問 3番 中家治子
ソーシャルディスタンスの視点、感染予防の観点から1クラスの人数をできるだけ少なくするということがやっぱり求められていると思います。今、保護者も含めて少人数での学級運営ということで、その少人数学級の実現ということで、様々な団体、教育にかかわる団体も含めてそういう声が高まっています。私たち共産党は一貫して30人以下学級の実現をということで、町も含めて要望をしているところでありますけれども、こういう時期というのは、たまたまこうなったということではなくって、過去に言えばサーズとかマーズ等、何年かおきにこういう新たなコロナウイルスの感染があるということで、今後もこういうウイルス感染による様々な状況が考えられるという中では、少人数学級の実現を目指すという、そういうこと、文科省の決めた中身だけではなくて、町独自でというか、自治体独自でもやっているところはあるので、そういうふうなことで、ぜひ考えていただきたいなというふうに思っています。その点についての展開は教育長にお願いしたいと思います。
答弁 教育長 辻川尚志
今、議員おっしゃられました少人数での学級編成ということなのですけれども、低学年、中学年も35人学級というふうに少し枠が広がってきています。30人以下というのは非常にこう高い目標ではあるのですけれども、学校現場によるところでいえば、30人学級あれば非常に指導のしやすさという部分が、今の先生方も歓迎する部分ではあると思います。それにつきましては、少人数学級の要望等につきましては、校長会、あるいは教育長部会を通して、道のほう、あるいは国のほうにも要望を挙げていますけれども、それと並行して少人数対応の加配等もありますので、その辺につきましては、できる限りの要望をしながら配置していただくということで努力をしているところでありますので、今後も引き続きそういう要望を挙げていきたいなというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
質問 3番 中家治子
ぜひ実現に向けて要望、そして実現という方向で考えていただければというふうに思います。続いて、児童等の心理的ケアの問題ですけれども、休校が長期化する中で、家で過ごす時間が長くなって、子供たちだけではなく保護者も含めてですけれども、精神的な面での影響が大変危惧されておりますし、通常登校が始まったこれからがいろいろな形で表れてくるということが懸念をされます。そういうことへの対応をどうしていくのかということが心配をされるところなのですけれども、休校中も行って対応をしたということではありますけれども、これからの対応についてどういうところで強化していくかというようなことを含めてお答え願います。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
まさに学校が始まりまして、この長期休業に関わった懸念というものは我々持っております。まず1番気になっているのは、生活習慣の乱れ、これが先生だけではなくて、保護者の方からもそういった声がございます。それに対してどう対応していくかというところが重要だと考えております。幸いにしまして、昨日6月1日出席の状況を確認したところ、まずそういった形の欠席はなかったということで、一安心ということではないのですけれども、今後も引き続き注視して、早期に、小さなところから目を摘んで、蒔いていきたいと。とにかく生活習慣の乱れを早く直して、通常の学校生活に戻られるように指導のほう、学校にはお願いしていきたいと考えております。
質問 3番 中家治子
ぜひきめ細かく子供たちを観察して、そういう変化を見逃さないということが非常に大事かなというふうに思います。それで、前回の議会で不登校の問題について取り上げていたのですけれども、これだけ長期に休みになると、不登校でなかった子供たちもやっぱり学校に行きたがらないという状況は出てくるというふうに思います。スクールソーシャルワーカー等スクールカウンセラーなども活用して、今課長が小さな芽を、出てきたら摘むというふうにおっしゃったけれども、摘むだけではなくって、そういう状況を見逃さないと、芽を見逃さないという視点がとても大事かなというふうに思いますので、ぜひ指導等を含めてお願いしたいというふうに思います。続いて、特別支援学級に関してですけれども、答弁にもありましたように、なかなか障がいの状況によって、密な状態を避けるということが困難な場合もありますので、そういった場合の対応等、あとは、先ほどともちょっと関連するのですけれど、普通学級との交流というのは多分行われていると思うのですけれど、今回の中で、6月1日以降、普通学級との交流などが制限されるということが考えられなくもないのですけれども、そういう状況についてまず伺いたいと思います。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
特別支援学級と普通学級の交流については、現在も行われております。特別支援と普通教室という区分ではなくて、まず人数が密にならないようにという対応で今、対応していただいておりますので、基本的には通常どおりの交流が進められているというふうに御理解いただければと思います。
質問 3番 中家治子
配慮がいろいろ必要なのはそのとおりだと思いますけれども、これまでできたことがこれによって様々制限されるということではなくて、工夫しながらやっていくという、できることをやっていくという視点で、ぜひやっていただきたいと思います。続きまして、就学援助制度の活用状況についてですけれども、この数字は4月から5月の20日までの数字というふうに理解してよろしいのでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
そのとおりでございます。
質問 3番 中家治子
新学期が始まったら学校のほうから生徒紹介等申請書をお渡しするというようなことに多分なっているんだと思いますけれども、今回のコロナ化の関係での申請は2件というふうになっていますけれども、今後、増えていくのではないかということは、容易に想像されると思います。そこで、ちょっとこれは提案なのですけれども、6月以降に、再度申請書制度のお知らせみたいなことで、児童生徒に配付をするというようなことをぜひしていただきたいのですけれども、その辺ではどうでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
今現在ですけれども、4月に配付をして、現在、取りまとめしている、集計しているところでございます。基本的には随時受付ているという今現状でございますので、今、申請書は余分に学校のほうに配付しております。学校のほうから気になる家庭等に個別に配付していただけるようにお願いをしております。ただ、議員おっしゃったように、もう一度、全校になるのでしょうか、配付ということについては、持ち帰って考えてみたいと考えております。
質問 3番 中家治子
ぜひお願いしたいと思います。実は、制度を、学校から持ち帰ってくるそういう文書類ではあるのですけれども、よく知らないという方も中にはいらっしゃると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。それでは、5番目の、今年度の学校運営の見通しですけれども、答弁では、今年度中に学習指導要領に示された内容を扱うということとされているということでは、いろいろ工夫をしながらやっていこうということではあるのですけれども、5月の15日に文部科学省から学習の遅れを解消する上で、複数年度にまたがってもそれは構わないよという通知が来ていると思うのですけれども、町の教育委員会にもそれは来ていますでしょうか。
答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた学校教育活動等の実施における学びの保障の方向性等についてという通知が出ております。
質問 3番 中家治子
この通知をした同じ日に、萩生田文部科学大臣が記者会見の中で、2倍速、3倍速で授業を進めたり、夏休みをなくしたり、土曜日をフルで使ったり、数字の積み上げだけを目指すべきではないということを発言されています。答弁で言えば、授業時数の確保が必要ということですけれども、これはもちろん、そのとおりだというふうに思いますし、学習指導要領に沿って教えていくというのは当然のことだというふうに思いますけれども、授業時数を最優先にする考え方と、最優先というか、優先にする考え方でいくと、いろいろなことを犠牲にしなければいけない部分というのが出てくるし、その一番しわ寄せが来るのが、やっぱり子供たちだというふうに思いますし、教職員もそうだと思いますけれども、そういうところでいうと、今年は特別な年度なんだという、もうどっしり構えて、子供たちの状況を見ながら指導していくという観点で、年度運営をしていくべきだというふうに思うのですけれども、これは、教育長の答弁を求めます。
答弁 教育長 辻川尚志
今年度の学校運営の件につきましてですけれども、実は、夏休み、冬休みの登校日数も既に決めさせていただいていますけれども、失った日数、あるいは時数をまんどに取り戻すとなるとほぼ夏休み、冬休みがゼロになってしまうような、そういう状況になってしまうのです。ただ、失ったものを全て取り戻そうという考え方ではなく、あるいは学習指導要領の中身をまんどにふれるために必要な時数はどのぐらいあるのかと、必要なのかということを、各学校ともいろいろ協議しまして、そういう中で、最低限、このぐらいあれば何とかなるだろうという時数を導き出したもので登校日数は決めさせていただいております。基本的には、そのとった日数で急がなくても何とかなる状況を生み出すことが可能だろうというのは、このコロナウイルスの関係によってどうしてもできない学習内容等、行事等、先ほど答弁の中にありました体育的なものでもなかなか今できないものがあるということも含めながら、教材、単元、各教科の単元等を工夫しながら、何とか時数を生み出すことができそうだということの見通しもありながら、慌てずにできる状況で何とか確保、この時数を確保してきたということでありますので、今後さらにコロナで休校ということがなってきますと、再度考え直さなければならないのですけれども、今のところ、子供たち、あるいは教員に負担をかけないで何とかできるのではないかというような見通しを持っているところでございます。
質問 3番 中家治子
学びの主役はやっぱり子供たちですから、その子供たちがやっぱり大変な状況で追い立てられるような状況になるようなことだけは避けていただきたいし、今のお話ですと、それなりに工夫はされるということだというふうに思いますけれども、ぜひお願いしたいというふうに思います。