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釧路町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月5日

下水道事業について

2018年12月5日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「下水道事業について」質問し、町長 小松茂、水道課長 高橋良司が答弁しました。

質問者
中田磨 議員
答弁者
町長 小松茂、水道課長 高橋良司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 中田磨

1番中田です。今定例会には、3件の一般質問を提出しておりますので、順次質問を行います。1件目は、下水道事業についてです。まず1として、下水道事業の運営及び整備状況について伺います。2として、利用率向上の状況と対策について伺います。3点目として、加入促進へ支援制度の整備の考えがないのか伺います。4点目として、料金の経過と利用者負担の考え方について伺います。5点目として、使用料の全道や管内との比較について伺います。6点目として、区域外の整備と課題について、それぞれ答弁を求めます。

答弁 町長 小松茂

1番、中田議員の御質問にお答えをいたします。最初に、下水道事業についてでありますが、下水道事業の運営及び整備状況についてであります。当町の下水道事業につきましては、昭和50年度に事業着手して以来、住宅地における汚水管整備は完了しており、汚水処理費における経費回収率では、この3年間の平均で92.5%と、一定した数値になっておりますが、いまだに収支不足による基準外の繰入金を投入せざるを得ない状況にあります。なお、今後の整備事業につきましては、浸水対策としての雨水管整備を中心に実施するとともに、汚水に関する部分では、ストックマネジメント計画に沿った更新事業に着手していきたいと考えております。次に、利用率向上の状況と対策についてでありますが、データ的な部分で申し上げますと、この10年間の町全体での状況ですが、241件の水洗化があり、そのうちの9割に当たる216件が遠矢地区での実績となっております。このように、少しずつではありますが着実に増加してきておりますことから、毎年継続しております、未水洗化家屋へのチラシを持参しての戸別訪問や、設備事業者あるいは不動産事業者との情報交換などにより、さらなる普及促進に努めてまいりたいと思います。次に、加入促進へ支援制度の整備の考え方についてであります。現在、当町の支援制度といたしましては、水洗化を実施した方に対する補助金及び利子補給制度がありますが、公共下水道区域につきましては、供用開始の告示から3年以内の地区が存在していないため、2分の1の利子補給制度のみとなっております。なお、支援制度につきましては、一定のルールに基づき実施してきた制度でもありますことから、過去との公平性の観点から、直ちに見直しをすることはできないということを御理解を願いたいと思います。次に、料金の経過と利用者負担の考え方についてであります。料金の経過についてでありますが、昭和53年の供用開始以来、消費税の転嫁も含め、現在までに7回の料金改定を実施しており、現在、基本料金5トンまで1,107円、超過料金は1トン当たり221円40銭として運営を行っております。なお、平成18年7月より38.5%の改定を行った際には、平成18年から平成20年までの3カ年に分けて、段階的に実施したところであります。次に、利用者負担の考え方についてでありますが、基本的に、雨水公費、汚水私費の考えに基づいておりますことから、汚水処理に要します経費につきましては、使用料収入により賄うのが原則であると認識をしているところであります。次に、使用料の全道や管内との比較についてであります。平成28年度末の決算統計の数値を使用し、比較した市町村としましては、公共下水道及び特定環境保全公共下水道151市町村の標準世帯の数値と言われます、月20トン使用での料金比較で申し上げます。全道の高い順から申し上げますと、当町は4,428円で15番目、また管内では一番高い結果となっております。参考までに、全道で一番高い市町村は三笠市で5,222円、安い市町村が泊村で1,010円、管内の一番安い町村が標茶町の3,130円となっております。次に、区域外の整備と課題についてでありますが、区域外の整備につきましては、浄化槽市町村整備推進事業を活用し、いわゆる市町村設置型の事業として平成26年度より推進してきており、当初の補助事業期間として平成30年度までの5年間で100基の設置を目標としておりましたが、最終的には80基程度の設置となる見込みであります。なお、次年度以降の事業展開につきましては、市町村設置型の事業としては継続いたしますとともに、水洗化率向上とあわせ、さらなる普及促進に努めてまいります。以上であります。

質問 1番 中田磨

まず、1点目の下水道事業の運営の整備状況ということで、経費回収率としては収支不足というのは一定あるにしても、それなりの枠というのが確保されているのかなというふうに思います。ただ一方で、これをさらに収支不足を解消するための事務的な考え方として、どういう状況になれば100%に近づいていくのかというのは、基本的にはどういうふうな考え方を持てばいいのか伺います。

答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)

昨年少し申し上げたかもしれませんけれども、今、現実問題、ここ3年間の実績でも約2,500万程度の基準外がございます。たしか昨年議員のほうからも、100%水洗化になったらどうなるのだという御提言がありましたけれども、単純な計算でいきますと見事に合致するわけですけれども、今、町全体で800世帯くらいの非水洗化世帯がございます。今の有収率からいきますと、先ほど言いました、その平均数値は月20トンということで計算しますけれども、今町の実態でいきますと、1世帯当たり約、月でいくと12トンなのですね。それを約800世帯を掛けて、今の1トン当たりの単価──本当に仮定の話ですけれども──それでいきますと、見事に2,600万ぐらいの歳入の増加になって、いわゆる基準外の繰り入れがなくなるという結果になりますけれども、これはあくまでも仮定の話でして、我々も経費節減等、滞納分も含めた収入の確保には全力で努力しなければならないということで、申し上げたいというふうに考えます。

質問 1番 中田磨

1つ目の、これは去年の12月に私が4回定例会でも下水道事業について質問している経過がありますが、町長が新町長ということで、一つずつひもときたいと思って、今回少し細かく通告も出していますが、現実的に言えば、要するに事業費に対する、先ほど町長が答弁、1回目ありましたけれども、汚水処理については、使用料収入によって賄うのは原則ということであるという考え方からすれば、対象世帯から見た収支というのは一定のバランスが現状ではとれているというのは、数値的にはわかってはいるのです。その中で、そこにしっかりと目を向けて取り組みをすべきではないかというのが、2点目、3点目、4点目の部分に少しかかわってきますし、先に質問の全体像言っておきますけれども、その上で、ただ公共下水道事業として事業としてやっているという前提に立てば、特別会計、企業会計でやっているとはいえ、自治体の政策判断が全くなしでいいのかということは、また別の問題だと思うのです、政治判断という面でいえば。やっぱり、どこの自治体も特別会計という中で、町の、自治体の運営の中で、住民負担についてどういう考え方を持って対応するのかということに対する、特別会計の繰り入れというのが現実的に行ってきている経過もあるし、それがかなり政治的に入れた中でやっている自治体もあるという中で、釧路町はどうなのかという分析をすると、平たく言うととんとんになるというところの数値設定になっているというのが現状だというふうにまず踏まえた上で、今後どういうふうな対応が必要かということも議論していきたいと考えています。1つは、収支不足ということだけを特化してみると、要するに水洗化率が100%になっていないからだということが一つの事実だと思うのです、設定料金との兼ね合いでいえば。であれば、まずそこを1歩でも2歩でも進めると。その中で、今回の数年、新年度の中でも241件の水洗化があると、さらにいったら9割が遠矢ということも書いているのですけれども、現実的に遠矢の水洗化率がかなり低いということは事実でありますから、そこに対して原課でも努力をされてきた結果と私自身も捉えています。そうした中で、現状の取り組みや今後のさらなる取り組み、今までやってきたことを積み重ねることを含めて、どういった水洗化率向上の取り組みをしていくのか、この間の経過も踏まえて、さらに答弁を求めたいと思います。

答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)

毎年のように御答弁申し上げていますけれども、もう本当に地道に戸別に歩いてというのが一番なのかというふうに考えています。この10年間の普及率のアップでいきますと、遠矢だけでいきますと10年間でも15%、少し下げて、データあったのが17年からしかなくて、13年では25%アップしているという、データ的には出ております。セチリ太もたしか、相当な年数をかけて今の9割超えというのがありますので、引き続き本当に地道ではありますけれども、もう戸別に、私どもどこのおうちがというデータを押さえておりますので、本当に地道にやっていくのが一番なのかと。それと、昨年も議員から御指摘ありましたとおり、設備業者との情報交換は我々やっているのですが、不動産といいますか、リフォーム業者とのタイアップどうなのだろうという御提言もいただきましたので、残念ながらことし、改造16件、全て遠矢地区でありましたけれども、リフォーム関係での改造というのは1件もございませんでしたけれども、引き続きそういった戸別訪問プラス事業者とのタイアップをもとに、活動は続けていきたいなというふうには考えてございます。

出典:釧路町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月5日 議事録 PDF(59ページ) 間違いを知らせる