みんなの議会

紋別市議会 令和8年第2回定例会 2026年6月9日

(1)食をもって日本を、日本人の命を支える紋別。紋別の地域柄と歴史について、市の認識と見解を問う/(2)紋別市総合計画の策定について/(3)旭川・紋別自動車道の一日も早い全線開通にむけて/(4)花園浄水場の整備を中心とする「水道施設更新構想」について/(5)紋別市内における外資系企業による金銀等の試掘権について/(6)新教育長に所信を伺う

2026年6月9日、紋別市議会の一般質問で、橘有三議員が「食をもって日本を、日本人の命を支える紋別。紋別の地域柄と歴史について、市の認識と見解を問う」「紋別市総合計画の策定について」「旭川・紋別自動車道の一日も早い全線開通にむけて」「花園浄水場の整備を中心とする「水道施設更新構想」について」「紋別市内における外資系企業による金銀等の試掘権について」「新教育長に所信を伺う」について質問し、市長 山﨑彰則、教育長 鈴木義樹、土木課長 谷口隆行、産業部長 髙橋秀明が答弁しました。

質問者
橘有三 議員
答弁者
市長 山﨑彰則、教育長 鈴木義樹、土木課長 谷口隆行、産業部長 髙橋秀明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 橘有三

まずは、第1回定例会で取り上げました特定利用港湾に関してですが、4月8日、重要港湾紋別港が関係閣僚会議で追加されました。オホーツクの安全保障の強化、また、重要港湾紋別港の整備、さらには、旭川紋別自動車道の整備につながるものと、大変喜ばしく、今後に期待をしております。それでは、通告に従って、順次質問をさせていただきます。食をもって日本を、日本人の命を支える紋別、世界人口の増大、気候変動、国際紛争等による食料の安定供給が国家的な課題である今日、直近の公表によると、我が国の食料自給率はカロリーベースで38%、北海道は213%、紋別市は393%であります。また、生産額ベースでは、日本は64%、北海道は204%となり、紋別市は何と1,394%となっております。紋別の代表的な産品に目を向けると、日本の輸出農水産品で第1位のホタテは、今や、水揚げ日本第2位、かまぼこと魚肉練り製品の主要原料であるスケトウダラの水揚げは日本一、バターは、渚滑のよつ葉乳業オホーツク北見工場で国内の13.9%を生産し、日本一となっております。オホーツクの自然に恵まれ、災害の少ない紋別は、1万8,000年前から人の営みが連綿と続く地域です。紋別は、決して何もないまちではありません。先人の労苦と今を担う地域住民の努力によって、日本に、日本人にとってなくてはならない、食料をもって日本を、日本人の命を支えるかけがえのないまちであります。豊かな自然の下、旧石器時代からの長い人の歴史がある紋別、紋別の現在、そして、未来を語るには、その自然的特性と人々の暮らしについて、北海道指定史跡であるオムサロ遺跡から学ぶことができると考えます。縄文早期から続縄文、オホーツク、擦文、アイヌ文化期まで、1万年間途切れることなく人々が住み続けた、住み続けることができたオムサロ台地、オムサロ遺跡の概要とそこから見える紋別の自然的特性、また、連綿と続く人の営みについて学ぶことは、現在、そして、将来の紋別を考えるに当たって必須と考えます。まずは、紋別市の認識と見解をお尋ねいたします。また、安政2年に幕府によって設置された紋別御用所は、どのような経緯でなぜ置かれ、どのような役割を果たしたのかです。幕藩体制下における紋別について、世界史の中の日本、日本史の中の紋別の観点から、行政機関の嚆矢である紋別御用所から見えてくる、江戸期から今に続く紋別が担う役割についてお尋ねいたします。次に、市長の公約である紋別市総合計画策定に向けて、5月には策定支援業務委託の委託業者として有限責任監査法人トーマツが選定され、先般、第1回目の審議会も開催されました。総合計画策定条例の第1条に本市の目指す将来像とあり、第2条には将来における本市のあるべき姿及び進むべき方向とあります。私は、このことは行政運営において常に心しなければならない大切な課題であると考えます。その上で、1番目の質問のとおり、紋別はどのような地域なのか、どのようなまちなのか、地政学的にも、自然的特性をも、そして、歴史をも必ず踏まえる必要があると考えます。それらを踏まえ、いよいよ策定に向けて動き出した現在、市長が考える本市の目指す将来像についてお尋ねいたします。地方自治法の改正により、総合計画の策定が義務から任意となった現在、自治体によっては、その存廃も含め、多様な計画が策定されています。従前の総合計画を見ると、総花的、抽象的な感が否めません。また、私の直接体験として、硬直化、形骸化の弊害を強く感じたこともありました。総花的、抽象的なものではあってはならない、硬直化、形骸化しない計画策定が必要と考えますが、どのようにお考えでしょうか。私は、新たな紋別市総合計画は、現状の紋別の状況と課題を具体化し、その問題解決、課題克服を重点政策として示された実効性のある総合計画でなければならないと考えます。ご見解をお尋ねいたします。私は、紋別の課題を、1、防災・減災、強靱化、2、医療、3、教育、4、産業、5、交通であると一貫して考えております。この課題解決・克服なくして地域の未来はありません。移住どころか、ますますの人口流出を招くと考えます。あわせて、市長のお考えをお尋ねいたします。次に、旭川紋別自動車道の一日も早い全線開通に向けてお尋ねいたします。私が市議会議員に立候補した動機の一つは、命の道、防災の道、安全保障の道、物流の道、観光の道と位置づける旭川紋別自動車道の一日も早い全線開通こそが、紋別のみならず、地域の命運を握ると確信するからであります。私は、この道路の重要性は、単に、紋別や遠紋、西紋の課題解消のみならず、旭紋道の整備は国益に資するものだと訴え続けております。先般、新聞で、5月7日に開かれた高規格道路旭川・紋別自動車道早期建設促進期成会について報道されました。期成会は、長年、旭紋道の早期事業化、早期開通に向けて取り組んでおられると承知しておりますが、改めて、期成会の目的、概要、その活動内容、さらには、早期建設促進に向けた期成会での協議の状況とその内容についてお尋ねいたします。次に、先般の期成会での網走開発建設部との意見交換について、その内容をお知らせください。報道によると、網走開発建設部から、現在調査区間の上湧別-紋別区間について、紋別防雪の活用について言及があったとのことですが、お知らせください。第1回定例会で、山﨑市長と旭紋道の終点について、意見の一致を見ませんでした。私は、一貫して旭紋道の終点は渚滑であるべきと考えております。また、インターは、紋別空港、港からの物流を考え、紋別南、そして、市街地のアクセスと、提案し続けている大山スキー場・森林公園付近を想定する道の駅を考え、紋別中央、さらには、国道273号・239号・238号を見据えた西紋5市町村を結ぶ渚滑付近の紋別北と考えます。私は、名寄本線の道路による復活を以前より提案いたしておりますが、旭紋道の終点、渚滑付近から接続する国道238号の防災化を図るために、まずは、沙留、興部を目指し、(仮称)興部防雪が必要と考えますが、いかがでしょうか。特に、国道238号の渚滑-沙留間こそ、防雪や海岸浸食を考え、防災対策が急務です。紋別のためのみならず、西紋地域を俯瞰した道路ネットワークが必要で、そのことが旭紋道の早期実現にもつながることと確信いたします。市長のお考えをお聞きすると同時に、西紋5市町村と協議していただくことを提案いたします。次に、市民の命と暮らし、そして、産業を支える水道事業についてお尋ねいたします。上下水道については、令和5年第1回定例会以来、何度も取り上げており、途中、能登半島地震での上下水道の深刻な被害を教訓に、私は老朽化著しい紋別市の上下水道の整備の急務なることを一貫して訴えております。私のライフワークである防災まちづくり、紋別の防災・減災、強靱化から考えても、安全・安心の水の供給は重要な基本的インフラであります。上下水道は、何かあってからでは遅いのです。ここに改めて、365日24時間、上下水道業務に携わる水道部の職員、そして、民間水道事業者の皆様に心から感謝申し上げます。昨年1月に発生した八潮市の下水道管の破裂に起因する事故、道内でも、先月17日、岩内町にて、取水河川の土砂崩れにより濁りが生じたことによる27時間にわたっての大規模な断水、人命が失われたり、社会生活に危険や混乱を招いたり、平時では想定できない分野まで大きな影響を及ぼしております。私は、全国で起こる様々な上下水道に関する事故や問題、課題を報道等で見るたびに、命と暮らし、産業を支える基礎となる水の観点からの防災・減災、強靱化、防災まちづくりの大切さを痛感しております。その上で、第1回定例会に続き、今年度、花園浄水場をはじめとした水道施設更新に関わる指針、いわゆる整備構想策定を受け、年次別の具体的なスケジュールと整備構想の中で想定される概算事業費についてお知らせください。上水道事業は企業会計で、原則、水道料金で賄うことが法律で定められておりますが、予想される高額な施設整備費用を念頭に、第1回定例会での答弁で水道料金の値上げについて触れられたのだと思いますが、市民の皆さん全てが使う水道の料金をいかに抑えていくかは、以前から提案しておりますとおり、市民生活に直結する大きな課題であると考えます。水道事業会計の現状とそれを受けた料金の見直しの考え方についてどのようにお考えか、お尋ねいたします。次に、去る3月16日の参議院予算委員会で、紋別市強靱化計画の策定や国の市町村役場機能緊急保全事業を活用しての新庁舎の建設、紋別市においての防災まちづくりのご講演等、いつもご指導、ご助言をいただいております山谷えり子先生が、外国資本による我が国の鉱山資源への高い関心について、具体的に紋別市を取り上げ、赤澤経済産業大臣に質問くださいました。金銀の高騰により、複数の外資企業が日本国内各地で金銀の鉱山開発に向け、試掘権の取得や実際試掘を行い、各地で問題が表面化する中、過去の大規模な鉱廃水に起因する鉱毒問題を幾度も経験した紋別市の市議会が全国に先駆けて決議した紋別市内における外資系企業による金銀等の試掘並びに採掘に反対する決議を紹介され、外資系企業による試掘、採掘について、赤澤経済産業大臣に具体的に質問されました。大臣から、経済産業省の審査において、自然環境への影響を含めた保健衛生上の害がないこと等を総合的に審査すること、審査の際には経済産業省から地元の関係自治体への協議を通じて自然環境への影響といった点も含めて調整を図る旨が述べられ、法制度を厳格に運用し、国産資源の開発をしっかり管理するとの答弁がありました。大変心強い質疑でありました。さて、日本三大金山の一つ、鴻之舞鉱山、沼の上鉱山、音羽鉱山に代表される、大小複数の金銀鉱山が稼働し、昭和期日本で最も金を産出したまちである紋別市を中心とした地域は外資系企業が注目する一大舞台でありますので、動向を注視するとともに、非常に心配しておりました、平成29年に外資系企業によって出願され、紋別市の同意の下、令和2年2月に設定された大切な水源まで含む上藻別・小向・沼の上地区を中心とする21鉱区、61万1,163アール、東京ドームで言うなら1,457個に相当する広大な鉱区の満期による消滅登録が6年を経て2月に公示されましたが、その詳細と紋別市の見解並びに市内及び周辺の外資系企業による金銀等の試掘権等に関する現状についてお尋ねいたします。次に、鈴木新教育長、ご就任、おめでとうございます。教育長は、潮見小学校の教頭を、次いで、南丘小学校の校長をお務めになりましたが、在任中の忘れ得ぬ思い出として、令和2年7月、当時の上野通子文部科学副大臣がご来紋、南丘小学校を訪問され、読書活動を中心とした特色ある教育活動をご視察になり、翌令和3年度には子供の読書活動優秀実践校として文部科学大臣表彰を受けられており、そのリーダーシップにご期待申しております。過去に経験したことがない少子化の進行と社会の変革の中、私は、個の人格の完成と幸せを目的とする教育と文化の向上と振興こそが紋別の未来をも開くと考えます。就任後初の定例会に当たり、所信をお伺いいたします。質問は以上でございます。再質問は留保いたします。(降壇)

答弁 市長 山﨑彰則

それでは、橘議員のご質問にお答えいたします。初めに、紋別市総合計画の策定についてであります。総合計画の策定に当たり、その根幹となる本市の目指す将来像につきましては、所信表明において述べたとおり、持続可能で活力と魅力がみなぎるまちづくり、誰もが将来にわたり住み続けたいと思えるまちづくり、そして、何より、住んでみたいと思われるまちづくりの実現であると考えております。総合計画が総花的、抽象的となる懸念についてですが、総合計画は、市政全般を包含する最上位計画として位置づけているものであり、その性質上、包括的な記載内容となりますが、既存の各種計画との整合性を図りながら、重点施策や優先順位を明確に示した計画を策定してまいります。硬直化、形骸化への対応についてですが、社会情勢が加速度的に変化する中、計画策定時点との実態の乖離も想定されることから、中間年度に見直しを行うことを予定しており、柔軟で実効性のある計画としてまいります。現状と課題の具体化及び実効性のある総合計画の策定についてですが、市民とともに取り組むという視点を何よりも重視し、市民の皆様をはじめ、関係機関のご意見を丁寧に伺いながら、課題の抽出に努め、計画を策定してまいります。地域課題の克服に対する私の考えについてですが、少子高齢化の進行に伴う人口減少や労働力不足、さらには、後継者問題など、地域社会や産業を取り巻く様々な課題に直面しております。議員がご提示の防災・減災、強靱化、医療、教育、産業、交通の各分野につきましては、いずれも本市の持続可能性を左右する極めて重要な分野であり、私も同様の認識を持っているところであります。これらは、都市機能の維持や地域運営に大きな影響を及ぼす重要な課題であることから、地域産業の持続的な発展に向け、各分野における担い手の確保、付加価値の向上、デジタル化の推進などに取り組み、持続可能で活力と魅力みなぎるまちづくりに向けて、計画的かつ着実に推進していく必要があります。そのため、長期的な視点に立ち、着実に引き継ぐことのできる計画となるよう全力で取り組んでまいります。次に、旭川紋別自動車道の一日も早い全線開通に向けてについてであります。1点目の高規格道路旭川・紋別自動車道早期建設促進期成会の活動内容と協議内容についてでありますが、旭紋広域生活圏の中心都市である旭川市と紋別市を結ぶ高規格道路の早期建設を促進することを目的に、沿線12市町村の首長、議長から成る24名で構成されており、年に2回、夏、秋の予算編成前に中央要望を行うことを通例とし、北海道選出の国会議員をはじめ、財務省、国土交通省に対し、地域の実情、情勢を踏まえた整備促進を要望しているところであります。また、早期建設促進期成会総会にて活動方針を協議しているほか、要望時などの様々な場面で会員間での意見交換がなされております。2点目の期成会での網走開発建設部との意見交換について及び3点目の網走開発建設部からの上湧別-紋別区間の紋別防雪活用案については関連がありますので、併せてお答えいたします。早期建設促進期成会総会後の意見交換会にて、会員の質問に答える形で網走開発建設部より紋別防雪道路と高規格道路旭川紋別自動車道に関しての言及があり、遠軽上湧別道路の整備が進んだ先に紋別防雪道路を活用した整備の可能性が示唆されたところであります。4点目の(仮称)興部防雪についてでありますが、西紋別地域の物流、人流等の活性化には、防雪道路に限らず、道路ネットワークの整備促進が必要不可欠であることから、議員がご提案の興部防雪につきましては西紋別地区総合開発期成会にて研究、協議をする必要があると考えております。次に、花園浄水場の整備を中心とする水道施設更新構想についてであります。水道施設整備構想の策定を受けた年次別スケジュールと想定される概算事業費につきましては、さきに喜多議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。水道事業会計の現状につきましては、人口減少に伴う給水人口の減少をはじめ、節水意識の向上や節水機器の普及により、家事用料金の給水収益は年々減少し、令和7年度の給水収益も前年度より減少すると見込んでおります。また、純利益に関しても、物価高騰や金利上昇などを要因とした収益的支出の上昇に伴い、年々減少しております。このような状況の中、老朽化している水道施設の更新が必要なことから、本年度、浄水施設のみならず、取水、導水、配水を含めた施設整備を行うため、水道施設整備構想の策定に着手したところであります。水道料金の見直しに係る考え方についてですが、現行の配水管などの更新、メンテナンスに加え、整備構想に基づく施設整備は半世紀に一度の大規模プロジェクトとなり、事業費総額については、平成28年の浄水施設等基本計画策定時と比較し、大きく増加するものと見込んでおります。人口減少や過疎化に伴い、現有施設が老朽化、過大化し、現在の費用負担や財源構成のみで事業運営をすることが非常に厳しい状況の中、安全・安心な水を持続的に供給するためには水道料金の見直しも必要と考えております。そのため、中長期的な更新需要や財政収支を適宜、的確に把握し、水道利用者に急激な負担増が生じることのない水道料金体制を検討してまいりたいと考えております。次に、紋別市内における外資系企業による金銀等の試掘権についてであります。令和2年2月に設定された21鉱区の満期による消滅登録の公示の詳細と市の見解についてですが、外資系企業の出願により、主に小向・沼の上地区から上藻別地区の山間部において、令和2年2月に設定登録された21鉱区の全てが本年2月24日付にて6年の満期により消滅登録されたものであります。これにより、市内に設定されている鉱区は存在しなくなり、また、鉱業法第24条協議に伴う意見照会に対して、原則不同意とする市の方針により、今後、外資系企業が市内において金銀等の試掘に取り組むことは困難な状況になったと認識しております。市内及び周辺の外資系企業による金銀等の試掘権等に関する現状についてですが、遠軽町や雄武町における外資系企業による試掘調査の実施について報道等により把握しているところでありますが、市内においては、企業からの事前協議など、試掘に関する新たな動きはありません。外資系企業による試掘権等への対応についてですが、引き続き、国や近隣市町村の動向を注視しながら、1次産業をはじめとする地域産業の振興、安全・安心な住民生活、自然環境の保護を最優先に考慮した上で慎重に対応してまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。(降壇)

答弁 教育長 鈴木義樹

それでは、橘議員のご質問にお答えいたします。初めに、食をもって日本を、日本人の命を支える紋別、紋別の地域柄と歴史についての認識と見解についてであります。1点目の豊かな自然の下、旧石器時代から連綿と続く人の営み、紋別の自然特性と人々の暮らしについて、オムサロ遺跡から学ぶ紋別の現在と未来についてでありますが、本市には、紋別山をはじめとした山々、水産資源に恵まれた世界有数の海域として知られるオホーツク海、北見山地を水源とする流量豊富な渚滑川や藻別川など、豊かな自然環境の下、先史時代からの人々の暮らしをうかがい知ることができる埋蔵文化財が各所に点在しておりますが、とりわけ、オムサロ遺跡は、こうしたことを学ぶことができる最適な遺跡であると承知しております。議員がご指摘のオムサロ遺跡は、渚滑町川向から興部町富丘のオホーツク海に面した標高10メートルから15メートルの海岸段丘に位置し、興部町沙留側からA遺跡、B遺跡、C遺跡と三つに区分されております。これまで、合計208個の竪穴が確認されており、縄文早期からアイヌ文化期までの1万年もの間、絶え間なく続いてきた各文化期の生活跡が残されているなど、持続可能な暮らしの象徴地とも言える貴重で重要な遺跡であります。昭和39年には、オムサロ台地竪穴群として北海道指定史跡の指定を受けたほか、歴史体験や自然体験をお楽しみいただくためにC遺跡の一部を公園化したオムサロ遺跡公園が多くの皆様に親しまれております。また、遺跡周辺には多くの樹木や動植物が生息し、山や森からの様々な幸のほか、段丘の前面に残された渚滑川の川跡から川や海の幸にも恵まれた土地柄であることが見てとることができ、過去の発掘調査において、ただの一度も津波の痕跡が確認されていないなど、希有で安定的な自然的特性があり、こうした様々な恩恵を受けながら、先人の暮らしの営みが継続的に行われてきたものと認識しており、紋別の現在、将来を考えるとき、オムサロ遺跡から学ぶことは非常に多く、紋別という恵みある、地の利の中で暮らすありがたさを今に伝え、未来に伝えることが必要不可欠であると考えております。2点目の幕藩体制下における紋別について、世界史の中の日本、日本史の中の紋別、紋別御用所から見えてくるものについてでありますが、紋別御用所の設置経緯につきましては、遡ること、嘉永7年に締結された日米和親条約及び当時の欧米列強による、いわゆる安政の五か国条約の締結等により、200年以上続けられてきた江戸幕府の鎖国政策が終焉を迎え、こうしたことが契機となったこと、さらには、領土の拡大や市場開拓を見据えたロシア帝国の北海道周辺への南下政策が加速化し、樺太や千島列島に勢力が及んでいたことなどが挙げられます。また、設置の理由についてですが、度重なるロシア帝国の南下に脅威を感じていた江戸幕府が、オホーツク海沿岸を守るため、蝦夷地の大部分を直轄領とした上で、箱館奉行所を設置し、幕藩体制の下、かねてから奥羽諸藩に枢要の地として守られてきた当地に紋別御用所が設置されたと承知しております。御用所の役割につきましては、オホーツク海沿岸における北方警備業務に加え、松前藩から交易の委託を受けていた場所請負人の監督、地域住民の教育や保護に関する活動のほか、食料の自給を図る観点から、当時の北海道では画期的でありました農耕地の開墾指導を行うなど、多岐に及ぶものであり、こうした役割の多くは江戸期から今に続く紋別が担う役割に通ずるものがあるものと考えております。次に、新教育長に所信を伺うについてであります。私が教育長に就任してから早いもので2か月が経過しました。これまでの校長、教頭としての経験を踏まえ、教育行政のリーダーとして、どのような教育観を持ち、どのような方向に本市の教育を進めていくか、述べさせていただきます。時代は変化し、アナログからデジタル化が進み、AIが人間に追いつき、追い越す勢いで発展しています。しかし、いつの時代にも変わらず大切にしてきたものとその時々に求められる新しいものがあります。不易流行という言葉があるように、教育にも、変わってよいものと、変わらず大切にしていくべきものがあります。「時を守り 場を清め 礼を正す」、これは、哲学者、教育者である森信三氏の言葉であり、現実界における再建の三大原理とされています。時を守りとは、期日を守り、遅刻をしないこと、場を清めとは、整理整頓を行い、掃除をすること、礼を正すとは、挨拶や返事をしっかり行うことです。こうしたことが小・中学生のうちに習慣として身につけば、社会に出てからも活躍できる人材へと成長していくものと考えます。しかし、これらは一朝一夕に身につくものではありません。学校、家庭、地域の様々な場面で大人が子どもたちに模範を示し続けることが重要です。すなわち、子どもを取り巻く環境が極めて大切であるということです。大人として、子どもをしっかり叱ることができること、見て見ぬふりをしないこと、そして、学ぶことの大切さを自らの姿で示すことができること、そのような大人があふれるまちを目指していきたいと考えています。紋別市教育大綱の4年間がスタートしました。本市の教育目標である「生きがいと夢を紡ぐ教育」は、教育基本法に掲げられた理念を踏まえ、子どもから大人まで、全ての市民が生涯にわたって学び続けることができる人づくりを目指しています。子どもたちが将来にわたって自立し、自ら課題を解決する力や社会を生き抜く力を身につけ、未来を創造する人材として成長できるよう、育んでいきたいと考えています。また、本市は、オホーツクの豊かな自然に恵まれ、長い歴史と貴重な文化が受け継がれてきたまちです。その地域資源を理解し、大切にすることで、次世代へしっかりと継承し、新たな価値を創造していきたいと思います。さらに、命と人権の尊重を基盤とし、心身ともに健やかな状態で、自らの人生をよりよく生きていくことができる人づくりを目指してまいります。教育大綱に示された、「つむぐ」「かかわる」「はぐくむ」「いきる」の四つのキーワードを柱とした基本方針を具現化し、本市の未来をよりすばらしいものにしていきたいと考えています。このような教育大綱をはじめとする教育基盤の整備にご尽力いただいた前教育長の牧野監査委員の功績に深く敬意を表します。これまで進められてきた教育行政をしっかりと引き継ぎ、さらに、本市の教育を充実したものにしてまいります。学習指導要領の改訂を見据え、多様な子どもたちの深い学びを確かなものとし、一人も取り残さない教育施策を展開することで確かな学力を身につけ、自らの夢を実現するための生きる力を育んでいき、先進的な取組をさらに発展、充実させます。また、義務教育学校化など、保護者や地域の皆様のご理解とご協力をいただきながら、児童生徒の学習環境の整備を計画的に進めてまいります。私は、子どもたちの夢をつなぎ、その可能性を広げる存在でありたいと考えています。山﨑市長が描く生涯住みたくなるまちづくりと歩調を合わせながら、本市の教育目標である「生きがいと夢を紡ぐ教育」の実現に向け、全力で取り組んでまいります。そして、子どもたちをはじめ、保護者、地域の皆様、教職員など、教育に関わる全ての人が夢を語り、学び続け、挑戦し、それぞれの幸せを実感できる教育を目指す所存であります。以上、答弁といたします。(降壇)

質問 4番 橘有三

それぞれ大変ご丁寧な答弁をいただきましたことに感謝申し上げます。ただ、1点です。1番目の質問の答弁を教育長がされたのはどのような理由からでしょうか。

答弁 教育長 鈴木義樹

私から答弁させていただきます。総合計画に基づき、その前段となるような形で橘議員からお話がありました。それを受け、市長とも話を共有しながら、これについては教育問題と捉え、総合計画を進めていくという立場で私から答弁させていただきました。

質問 4番 橘有三

ただ、これは教育委員会と役割が違うわけですよ。教育行政の長たる教育長の答弁と首長の答弁は、やはり違うわけですよね。教育委員会は、言うまでもないけれども、首長から独立した機関ですね。そして、合議制を持っているのです。大変いい答弁だったのですけれども、これをなぜ市長が答弁されなかったのでしょうか。そして、これは総合計画で、水道など、全てに関わってくる問題なのですね。それで、一番最初に置いたのですよ。持続可能な将来のと言ったとき、この紋別の、日本でいえば、国柄、紋別でいえば、その土地柄、地域柄、歴史・自然的特性を押さえられなかったら将来なんか見えるはずがないのですけれども、なぜ市長が答弁されなかったのか、お知らせください。私は紋別市にお尋ねしたのですよ。

答弁 市長 山﨑彰則

大変失礼いたしました。通告をいただいたとき、その内容にオムサロ遺跡というキーワードも入っておりました。これは、教育委員会、そして、博物館で所管している部分でありますので、そちらの問題と私どもは認識をさせていただき、お答えした経緯がございます。本来であれば、紋別の歴史ですから、私が答えても差し支えなかったのですが、通告の中身から申し上げますと、繰り返しますけれども、教育委員会からの答弁とさせていただくほうがふさわしいのかなという判断をしました。私も中身を精査させていただいておりまして、そういったことが釈明になるのか、ご理解をいただけるのか、分かりませんけれども、答弁とさせていただきます。

質問 4番 橘有三

ちょっと理解できませんね。オムサロや紋別御用所というのはその中の一つの象徴的なものです。その本質というのは次の総合計画とかに関わってくるのです。これは、議事録に残りますし、今後のことであります。紋別市に問うたものを首長から独立した市教委の教育行政の長が答弁するということについて、もう一回、休憩なりなんなりで討議してもらえますか。

質問 4番 橘有三

市長から1項目めの質問につきまして改めてご答弁をいただきたくお願いを申し上げます。

答弁 市長 山﨑彰則

先ほどは大変お待たせいたしました。申し訳ございませんでした。先ほど教育長から答弁がございましたが、改めて私の思いをお伝えいたしたいと思います。オムサロ遺跡は、1万年にわたる文化の持続が示される重要な遺跡であります。持続可能な暮らしを象徴する地として、遺跡周辺の豊かな自然環境、川や森からの恵みにより、安定した暮らしが営まれてきたことが明らかでございます。希有な自然特性を持つこの地域は紋別の現在と未来を考える上で重要であり、こうした歴史や恩恵を学び、未来へ伝えていくことが重要であると考えております。紋別市の役割として、オホーツク沿岸地域における安全確保や地域の発展に寄与する重要なものであり、歴史的な御用所が担った多岐にわたる活動と共通するものがあると考えられます。具体的には、地域の経済や交流を支える基盤としての役割に加え、教育や市民の保護、さらには、産業振興や食料自給につながる取組など、幅広い分野で地域社会に貢献する姿勢を継続していくことが求められております。紋別市が未来に向けて果たすべき使命の核として捉えるべきだと私は考えております。私の思いを述べさせていただきました。

質問 4番 橘有三

大変ありがとうございました。市長の答弁と教育長の答弁、二ついただきまして、両答弁によってお答えいただきたい内容が大変深まったと思います。そこで、先ほどから出ている未来に向けて持続可能なといったことについてです。1万年の間、持続可能化したのには、答弁の中にもありましたけれども、まず、あそこには水がある、それから、山の幸、海の幸という非常に大事な産業、食があるということがあります。そして、防災・減災、強靱化に関わることですが、津波の痕跡が認められないということもあります。縄文時代についてですが、大体6,000年前から6,500年前は縄文海進がありましたから、今より海が高かったのです。そういった時代にもかかわらず、痕跡が認められないのです。紋別はこういった自然的特性があり、また、そこに人々の営みがあるのです。これから現在を、将来を考えるときにオムサロ遺跡から見えてくるもの、もう一つに、御用所があったことについてです。江戸時代に幕府の役人がいて、そこで行政がもう行われていたのです。先ほど細かくご説明いただきましたけれども、国防の面まで担っていたということは、やはり、紋別の誇るべき歴史、私たちの矜持であって、今後、総合計画を策定していく中で一番基礎となる原点だと思いますので、何とぞ、それらを踏まえた上で様々な市政の施策展開に引き続きお努めいただきたいと思います。先ほどの質問の総合計画のところで私の苦い経験のようなことを一つ言いましたけれども、総合計画があまり固定化しますと、そういう弊害も出てきます。私が今もはっきり思い起こしますのは、平成18年に子ども・子育ての大改革があって、認定こども園制度が始まったことです。そういった中、平成20年12月、私は、国、道とも全て協議を終えまして、紋別市に相談に参りました。当時、副市長は幡野さんでしたか、保健福祉部長は石川さんでしたか、私とその説明をしていく中でこう言われたことが一番強く残っているのです。これは紋別市の総合計画にないから、紋別市はその予定はありませんというもので、その話は駄目になりました。北海道や国の支援を受けながら、全道10番以内に入ろうと思って、一生懸命、紋別の幼児教育の進展のために協議をしてきたわけですが、総合計画には載っていないから、そういうことは考えていませんということで1年遅れた経緯があるのです。結果的には、その後、当時の保健福祉部長が来られて、いやいや、これは国の施策とのすり合わせがなかなかできませんでしたということでありましたけれども、これを一つの象徴にしていただければと思います。今月、骨太の方針も出てまいりますけれども、本当にある面で目まぐるしく変わっていく国の施策や計画との整合性の中で柔軟性のある総合計画であっていただきたいと思っておるわけであります。次に、道路についてです。答弁の中で細かくご説明をいただきましたが、協議会についてお尋ねいたします。要望時など、様々な場面で意見交換とありますけれども、様々な場面を具体的にお答えください。

答弁 土木課長 谷口隆行

お答えします。様々な場面についてです。公式の場とはならないかもしれないのですけれども、中央や北海道開発局等に要望に行く際、皆さんが一同にお集まりになりますので、その際の昼食のとき、また、個々の首長方で夕食会を開かれるということもありまして、そういう機会に、各首長、各議長で情報交換が行われているというふうに聞いております。

質問 4番 橘有三

意見交換の内容といいますか、どのようなことがそこでなされているのでしょうか、挙げられますか。

答弁 土木課長 谷口隆行

お答えします。意見交換の際、高規格道路にかかわらず、多岐にわたって意見交換がされているとお聞きしておりまして、高規格道路に限定し、細かくこういう話をしたよということは、我々、担当ではお聞きしていないところがありますけれども、要望に際し、一日も早く開通を目指してということが話されたというようなことはお聞きしております。

質問 4番 橘有三

私は、やっぱり、それでは弱いと思うのですよ。38年もたつ道路のスケジュールをどうするか、そのルートをどうするか、インターをどう考えるか、終点をどうするかなど、そういったことは国が決める以前に地域の要望として出していかなければならないと思うのです。私は、市長にくれぐれもお願いしたいのです。やっぱり、そういう中で、どうしても道路が通った自治体の関心というのは薄れていくのです。いよいよ、今後は西紋なので、西紋の中でぜひリーダーシップを取って、今まではなかったかもしれませんけれども、今後、地域の意見をまとめる、また、いろいろな意見を伺うなど、期成会で実効的な協議をお願いできないものでしょうか。

答弁 土木課長 谷口隆行

お答えします。議員がおっしゃるとおり、期成会の中でも、道路が自分のまちまで完成したというようなことで、それについての内容が薄くなっていくというようなことは見受けられる部分はあります。また、近々の遠軽、湧別、紋別という、まちの中まで高規格道路が整備されていない3市町で、時期は不定期ですけれども、勉強会を行う機会も以前はありましたので、今後は、そうした勉強会について検討していきたいなというふうに思います。

質問 4番 橘有三

紋別自動車道は、いよいよ大事な課題を担う道路だと思っております。そこで出てくるのが冒頭に申した食料安全保障なのですよ。食料安全保障について紋別市はどのようにお考えになって捉えていらっしゃいますか。

答弁 土木課長 谷口隆行

お答えします。我がまち紋別は道内でも有数の供給基地という認識は持っております。それを踏まえて、北海道開発局、中央への要望の際には、そうした産業の説明も大々的に行っていると思っております。そういう有数な食料基地ということも踏まえまして、一日も早い期成会の要望を行っていきたいと思っております。

質問 4番 橘有三

今、産業部長も手を挙げてくださったようですけれども、食料の担当からいかがですか。

答弁 産業部長 髙橋秀明

ありがとうございます。食料安全保障という単語一つを取ると、自治体レベルではなく、国レベルの考え方に基づいて行っていかなければいけないのかなと考えています。先ほどの議員からの食料自給率の話―前回の議会、前々回の議会でも取り上げていただきましたが、おかげさまで、カロリーベース、生産額ベースとも、全道、全国より高いところを推移しております。また、市には、酪農業を中心とする農業、ホタテや定置網等を中心とする漁業、それから、その海を守る、水をきれいにするということで、林業を含めた1次産業、それに基づいたというのですか、よつ葉乳製品での加工やホタテの玉冷等の1.5次産業があります。このように、1次産業から1.5次、2次産業があることを踏まえますと、紋別市としましては、やっぱり、もっと食料自給率を上げるというか、生産高を上げていかなければ、食料基地としての成果も出てこないと思いますので、いろいろな業態を支援できるよう、一緒になって考えていければと考えております。

質問 4番 橘有三

土木から、産業からの答弁に全く同感ですので、よろしくお願いをいたします。以前にも議会で1度取り上げましたけれども、新紋別市史の話です。港湾の修築は、大正8年でしたか、網走が先になりました。紋別で大運動を展開したけれども、網走が先になったのです。4年遅れて修築が始まるのですけれども、そのときのこの言葉で、オホーツク海の中心に港湾施設がないことは、この地方の開発に大きな損失となるばかりでなく、国家的見地からも得策でないということで大運動を展開していくのです。この言葉を道路に当てはめれば、オホーツク海の中心に高速道路がないことは、この地方の産業に大きな損失となるばかりでなく、食料安全保障を目指す国家的見地からも損失である、私はそう信じてやみません。命を守るなど、いろいろな大きな観点があります。しかし、今日的には、以前、道路評価があったとき、3段階の一番下に下がったのでしたか。それも含めて、改めて、紋別道路の現在までの状況について、4全総を中心に説明できますか。

答弁 土木課長 谷口隆行

お答えします。旭川紋別自動車道に関し、計画整備に至った経緯についてですが、今、議員がおっしゃった第4次全国総合開発計画で1万4,000キロメートルの高規格道路が構想されたという中の一つに旭紋道がエントリーされたところから計画整備が始まっております。その中で政権が代わっていっていると思うのですけれども、1万4,000キロメートルの再評価がされ、優先順位は低いということが示唆されたところです。しかし、あくまでも、昭和62年に閣議決定された第4次全国総合開発計画の中で計画されました1万4,000キロメートルというのは、国土開発幹線自動車道建設法にも予定路線としてエントリーされていまして、国の中でも重要な道路という認識がされていると我々も認識しております。その中で、第4次全国総合開発計画ですけれども、10年程度をめどに計画が―名前もいろいろと変わってきているのですが、改定されている中、高規格道路の位置づけ等も変わってきております。当時は旭紋道が高規格幹線道路というような位置づけでしたが、地域高規格という道路と一体にして高規格道路にまとめられまして、現在では高規格道路と一体で計画整備を行うという国の方針になっているというふうにお聞きしております。

質問 4番 橘有三

おっしゃるとおりなのですね。全総計画は第5次までありました。国土の均衡ある発展というのが一つの大きなテーマでしたけれども、現在は、やはり、食料安全保障です。たしか、高市総理も総裁選で食料自給率100%を目指すということをおっしゃっていますし、今国会においても、施政方針演説で、農林水産業の振興が重要だ、食料自給率の向上を目指すというふうにおっしゃっております。これからの道路というのは、今までの観点も大切ですけれども、地方でも、また、国でも防災の上にさらに食料安全保障を踏まえた道路の在り方というものが絶対になければならぬと私は思っておるのです。時間がないようです。どうやって紋別まで早くこの道路をつくるかについてです。先般の高規格道路の関係で紋別防雪活用というようなことがありました。4年前と同じことを言いますけれども、不退転の覚悟で再びまた議場に戻ってきて、第3回定例会で議論を深めさせていただこうと思っております。よろしくお願いいたします。

出典:紋別市議会 令和8年第2回定例会 2026年6月9日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる