釧路町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月1日
下水道事業の現状と課題
2015年12月1日、釧路町議会の一般質問で、佐藤昭平議員が「下水道事業の現状と課題」について質問し、町長 佐藤広高、水道課長 高橋良司が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤昭平 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤広高、水道課長 高橋良司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 佐藤昭平
13番、佐藤です。今議会には3件質問通告をさせていただいておりますので、順次質問させていただきます。まず1件目でありますけれども、下水道事業の現状と課題についてということで質問をいたします。1点目でありますけれども、水道、下水道の整備状況、関連しておりますので、そこの関係部分についてお聞きをしたいと思います。2点目は下水道使用料の設定、この町の考え方についてお聞きをしたいと思います。3点目は今後の課題、どのように捉えているのかお聞きしたいと思います。以上3点、お願いいたします。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
13番議員の下水道事業の現状と課題の中で、まず、水道、下水道の整備状況についてのお尋ねでございます。まず、水道の整備状況につきましては、平成26年度末で統合後の釧路市給水区域を除く行政区域内世帯は1,347世帯で、簡易水道事業が1,154世帯のうち、給水世帯が1,146世帯、この普及率は99.32%であります。また、その他では営農用水道事業で24世帯、自家水道利用が169世帯と、このようになってございます。次に、下水道整備でございますが、この整備のうち、汚水管の整備につきましては、住宅地では全て整備済みでございますが、雨水管につきましては、処理区域面積の約38%が整備率となってございます。次に、下水道使用料設定の考え方についてのお尋ねであります。当町における下水道使用料設定の考えは、地方公営企業法に基づき、能率的な管理のもとにおける適正な原価を定めることを基本としてございます。そのため、コスト削減に向けた経営努力とともに、基本的には、汚水処理に係る経費につきましては、使用料収入をもって負担する、これを原則といたしているところであります。次に、今後の課題でございますが、当町が所有する下水道施設につきましては老朽化が進んでございまして、今後これに伴う管渠や各ポンプ場の更新、これが必要となるものと思います。そこで、施設の長寿命化を図るため、平成26年度に第1期といたしまして、ポンプ場の長寿命化計画を策定いたし、平成28年度から実施する計画でございます。なお、今後は管渠などにつきましても計画的に長寿命化を行う必要があるものと考えてございます。また、あわせまして近年のゲリラ豪雨などによる浸水対策としての雨水管整備につきましても、随時進めていかなければならないものと、こう認識をいたしておるところであります。
質問 13番 佐藤昭平
水道のところは平成25年度で釧路市と一体になったということで、今答弁のところで、それ以外のところでの簡易水道や営農水道のところについて答弁をいただいたわけでありますけれども、ですから、町のところでの今後の水道普及というのは、その簡易水道が相当多くを占めておりますけれども、そこら辺の部分で進めていくのだというふうに思いますけれども、これは計画的には、相当もう高い普及率にはなっておりますけれども、基本的には100%ということかなというふうに思うのですけれども、ここら辺の計画は今後どのようにまず考えられているのかお聞きしたいと思います。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
今申し上げましたとおり、残された簡易水道の区域があるわけですけれども、計画的には簡水のさらに拡張をしていくということでの予定は持ってございません。
質問 13番 佐藤昭平
それは、やはり衛生的なそういう、これ簡水の部分というのは、ほとんどこれは、いわゆるその上水、水道事業のところで供給されてるものと同じ、水質というか、そういうものというふうにして捉えていいのでしょうか。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
上水も簡水も同じということで認識していただいて結構ですし、法に基づいた定期的な水質検査、それらをきちんと保健所と関係機関に提出して審査を受けてるということでございますので、水の水質の部分で違いがあるということではございません。
質問 13番 佐藤昭平
それで、最初に水道と下水道一体ですよというふうに言ったのは、普通といいますか、給水されてるところについては、上水道を使えばそのままそれが雨水という扱いになりますので、液体なのですけれども、この簡水の部分、それから営農水道の部分というのは、これは下水道の料金との関係ではどういうような設定になっていくのか、いわゆる公共水道と同じなのかどうか、その点についてお聞きしたいと思います。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
上水道区域簡易水道の区域も、基本的には水道のメーターがついておりまして、それで水道のメーターイコール下水道の使用料ということで認定をしてございます。なお、今公共下水道区域で1件、それと下水道区域外浄化槽設置の区域で2件ほど、いわゆるメーターがついていないところがございます。それにつきましては、下水道条例を受けて、下水道条例の施行規則の中で汚水排除量の認定基準というものを設けてございます。一般家庭で申し上げますと、1人につき基本となる部分が2トン、それと浴槽、これは1人につき2トン、水洗、トイレの部分で1人につき1トンということで、1人につき1カ月5トンの認定水量ということで、それぞれ料金を賦課しているという状況でございます。
質問 13番 佐藤昭平
それで、今答弁いただきましたその汚水排除の部分ですか、その部分も含めて基本的には同じ下水道のところについても、釧路市の水道から給水を受けている分と同じということで、全町的に今の設定されている下水道料金が、町民のところでの下水道料金というようなことで、おおむね言えるのかなというふうに思います。それで、下水道のほうの整備の関係についても、答弁いただきましたけれども、当然、水は上水道のほうもありますけれども、下水道についても、とりわけその公衆衛生の点ですとか、環境保護、川の汚染防止、海の汚染防止等も含めて普及率を高めていくことが、これ環境問題で、産業のほうの等も含めて大事かなというふうに思うのですけれども、これ全体、今、普及率、下水道の普及率ですけども、端的に言うと水洗化されているところというのが一般的に汚染処理の普及の状況になるのかなと思うのですけれども、これは今どういうような、現時点で状況になっているのかお聞きしたいと思います。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
26年度末、本年の3月末の状況ですけれども、水洗化率でいきますと今89%という率でございます。
質問 13番 佐藤昭平
それで、以前の議会のところでも、これ地域的に結構バランスがでこぼこがあるというふうなのも、ちょっと見たことがあるのですけれども、一旦ちょっと時間もたっていますので、直近のところでいうと、地区の所別にいくと、どんな状況になっているのかお聞きしたいと思います。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
いわゆるセチリ太地区、ここが99.67%、それと別保地区が93.51%、それと中央と新東陽、新東陽は100%ですけども、合わせて98.93%、それと遠矢地区が全体で58.44%、総合計で89.05%となってございます。
質問 13番 佐藤昭平
以前の記録を見ても、遠矢のほうが、4年ぐらい前ですか、51%ぐらいの数字だったかなと思うのですけれども、啓発に努めていくというような、町のところの担当課の答弁などもあったのですけれども、この間は普及率のところは高まっている、7%ぐらい高まっているのですけれども、これはどのぐらいなのか。また、一定で進んではいるけれども、まだまだという、ほかの地区に比べれば、そういうような状況ですけれども、ここら辺の取り組み状況と、このような、ちょっといま一つ進展していないかなというふうに思うのですけれども、そこら辺の分析は課のほうでどういうふうに捉えているのかお聞きしたいと思います。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
ちょっと過去10年にさかのぼって調査をしてみたのですけれども、平成16年度で水洗化世帯が6,281世帯でございました。26年度末世帯でいきますと7,544世帯ということで、この10年では約1,200世帯が伸びてきてございます。ただ、今言われましたとおり、遠矢地区は当初の目標的にはやっぱり8割近くというのがあったわけですけれども、結果的に、地区によりまして違いますけれども、河畔ですとか、遠矢、遠矢南については70を超えておりますけれども、名前を出して申しわけございませんけれども、柏地区がいまだに40%ということで伸び悩んでいるのかなというふうに思います。前回の委員会でも御答弁申し上げましたとおり、毎年戸別にチラシを持って訪問してございます。実際に会える方につきましては、事情を説明して御説明申し上げておりますし、留守のところにはそのまま啓発のチラシを置いて、実際に足を運んで啓発をしていると。また、広報等も年に2回から3回ほど啓発の広報を行っているという状況にございます。
質問 13番 佐藤昭平
啓発をしていって、できるだけ多くの方に接続してもらうというか、水洗化をするということなのですけれども、これは、まあ、取り組みのところはお話を聞きましたけれども、相当おくれている部分も含めて、これは、この原因というか背景というか、そこら辺は何か、こういうことで進んでいないんだというようなことを把握されているのか。以前の議論を見ると、受益者負担金の問題とかいろいろそういうようなこともあるようですけれども、そういう部分も含めて、何年も同じような取り組みでは進まないと思いますので、そこら辺の分析とか、今後の取り組みとか、そういうのを答弁を求めます。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
以前も申し上げたかもしれませんけれども、地域でそれぞればらつきがあるということで、セチリ太地区についてはもう当町が下水道をスタートして最初の地区ということで、私もちょうど供用開始のときに携わっていましたので記憶していますけれども、当初やはり、なかなか進まないというのがありましたけれども、一定程度になれば、もう周りが、何といいますか、やらなければというような、そういう当たり前の状態で一気にセチリ太は普及していったというのがあります。その後、別保地区についてもさまざまな懇談会ですとか陳情等もございまして、遠矢地区もそうですけれども、引き続きセチリ太に続いて行っていくという方針を立てました。ただ、正式に統計はとっておりませんけども、別保地区に比べてやはり、当時まだ新興住宅地であったということで、若年といいますか、若い年齢層が遠矢地区で住宅新築をしていたというのがありまして、9月にもちょっと言ったかもしれませんけれども、ちょうど住宅ローンの借りかえというか、ローンの支払いの、何年か置きにたしか見直しになると思いますけれども、そういうローンとの事情が重なってなかなかトイレのほうの改修までいかないという声は以前にも聞いたことがありますけれども、詳細についてはなかなかその辺はつかんでおりませんけれども、いずれにしましても25から6でも約70件とか地道に伸びてきておりますので、引き続き戸別訪問並びに、先ほど言いましたとおり、啓発に努めていきたいというふうに考えてございます。
質問 13番 佐藤昭平
前にも、同僚議員のところで質問していますから余り繰り返しませんけれども、端的にちょっと私1点だけお聞きしたいのですけれども、受益者分担金が大体2割ぐらいですか、5分の1ぐらいの負担があるのだと。60万だと12万ぐらいですか、ということなのですけれども、これ、いわゆるその敷地が2区画ある等という方についての議論も前あったと思うのですけれども、そういう方についての、例えば一定の規模のところになれば、一定面積のところは猶予する等、そういうようなところを実施しているような自治体もあるやに聞いているのですけれども、この扱いというのは何か特別な基準等があるのでしょうか、そのことを今お聞きしたいと思うのですが。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
当町においては、2宅地を持っているからといって減免をするというようなものは持ってございません。私も実際に徴収に行って言われたことがありますけれども、2宅地持っていて、1宅地は完全に、家庭菜園といいますか、花壇等にしているのでまけてくれないかという実態もありましたけれども、あと、うちとしましては、何といいますか、傾斜地にかかって土地を持っている等、そういう土地の利用としても形態をなしていないというような場合については一部減免ございますが、それ以外についてはやはり、その人の資産になるわけでございますので、持っている面積に賦課をするというような形で実施をしてきたところでございます。
質問 13番 佐藤昭平
いや、その猶予という制度がうちのところでは対象になるのかならないのか、そのことだけちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
今言いましたとおり、住宅地並びに宅地として利用していないという部分についての期間的な猶予等については、当町の今、条例の中では持ち合わせていないところでございます。
質問 13番 佐藤昭平
そのお聞きしたところも、ちょっと地目のところはわかりませんけれども、山林等、そういうところに家を建てるかどうかわかりませんけれども、そういうようなところについては、一定の割合でもって、宅地で単純に、面積で倍になる等ということではなくて、一定そういうような猶予もするというような、何ぼか平米を引くというような基準もやっているようであります。当町のところで対象になっていく制度なのかどうなのか、それも含めて、ぜひ、セチリ太が一定期間になったらわーっとふえたという話されましたけれども、昭和50年代と今のこの経済状況等いろいろなところを見ると、必ずしもそうではないのかなというふうにも思います。ぜひ、先ほど、ちょっと訪問もしてというお話されていましたけれども、しっかり調査やその分析に基づいて普及を広げていくと、そういうふうな取り組みを広げていくということで、ぜひこれはお願いをしておきたいなというふうに思います。それで、2点目、行きたいというふうに思います。下水道使用料設定の考え方ということでお聞きをして、適正な原価を確保することが大事だということで答弁もございました。汚水の部分については、使用料で賄っていくのだというようなことでありましたけれども、これ、現実に、それは原則だというふうに思うのですけれども、現実問題、現在の実際のところは、どういうような形での、この財源の確保というか、そういうような確保をされているのかお聞きをしたいというふうにして思います。使用料だけではないというふうにして思うのですけれども、その点お聞きします。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
町長の答弁でも、大原則といいますか、公営企業法に基づいてということで申し上げました。下水の料金算定する際には、もう一つ基本的なルールといたしまして、雨水については公費負担、汚水については、今言いましたとおり私費負担という大原則がございます。当然、雨水につきましては、万人といいますか、特定の人に限って利用をということはできませんので、まず雨水公費、汚水私費というのが大前提でございます。それと、通常、使用料を決定する際には、まず維持管理費の部分については基本的には使用料で賄いなさいというルールがございます。今言いましたとおり、資本の部分です。その部分につきましては、当然、国、国からというか、一般会計からの、不足分については繰り入れをもらっています。繰り入れも、国が認めた、いわゆるルール内の繰り入れというものがございますので、それらは積算段階で控除いたしまして、残った分の、いわゆる資本費といいますか、その部分と、先ほど言いました100%見るであろう維持管理費、これを足して、その年の有収水量で割ったものが、いわゆる汚水の処理原価と言われるものになります。当然、その処理原価を大幅に下回ってしまいますと回収できないということになりますので、その見合いで積算したものを使用料として定めるというような、流れ的にはそのようなことになります。
質問 13番 佐藤昭平
それで、使用料の部分と、それから国からの資本の部分では、国からのお金が入ってくるということで、もっと政策的な繰り入れでもってやっていく部分があると、町の税金を入れているというようなところで運営をされて、そして一定のそういう計算式でもって下水道料金が出てくるということなのですけれども、これ、今傍聴の方もいますのでちょっと確認的に聞いていきたいのですけども、今、町の下水道料金というのはどういうような設定になっているのか、基本料金とか従量の部分等があると思うのですけれども、そこをまずちょっと確認をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
うちは、いわゆる基本料金制と従量制という2段階の料金で、ほとんどの町村がこの方式だと思います。あと、累進課税といいますか、累進で、多く使えば使うほど単価が高くなるという制度もありますけれども、基本的には今言ったとおり、当町の場合は1カ月の基本料金が5トンまで、それ以降は、超過料金ということで、今、この5トンまでの料金も1トンに直しますと同じですので、今1トン当たり、消費税の8%が入りまして221.4円という単価設定でございます。
質問 13番 佐藤昭平
基本料金と従量、いわゆる超過の部分がそれぞれ1トン当たり221円40銭というようなことになりまして、これは単純に、20トンで大体これ比較されているようなのですけれども、4,428円という金額が出てくるのですけれども、これは、いつからこの料金ということになっているのでしょうか。ちょっと経過していると思うので、ちょっとお聞きしたいと思うのですけれども。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
今の料金体系につきましては、消費税8%の導入後の単価ということでございます。
質問 13番 佐藤昭平
それで、消費税の部分が変わりましたからあれなのですけれども、消費税8%になるまでに大分期間がありました。消費税導入前の料金というのは、これ、いつからになるのでしょうか。ちょっとお聞きしたいと思います。(発言の声あり)
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
大変申しわけございません。消費税5%のときの料金が215.25円です。税抜きの単価で申し上げますと、当時205円ということで、それぞれ5%を掛ければ215.25円。今回8%でしたので、205円掛ける1.08で221.4円というような経緯でございます。
質問 13番 佐藤昭平
今、消費税導入前のところのほうがわかりやすいので、導入、済いませんでした、5%の時期のほうがわかりやすいので聞いたのですけれども、これ現行で4,428円、20トンの比較というのが資料でもいろいろなところで出ているのですけれども、これは今、道内の自治体の中で、これ、額的に言うと上からといいますか、高い順から言うと何番目になるのか、現時点でどういう順番なのか、まずお聞きしたいと思います。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
ちょっとまだ26年度の全体の統計出ていないのですが、25年、5%当時のですから、ほとんどの町村8%を掛けておりますので変わらないとは思いますが、25年度の状況でいきますと、高いほうから全道で18番目ということでございます。
質問 13番 佐藤昭平
市町村、市含めてのものはわかりましたけれども、町村に絞ってお聞きしたいと思います。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
町村だけですと、9番目というような形になります。
質問 13番 佐藤昭平
それで、これ、初めからこういうような上位のところにあったのかどうか、どのぐらいの期間でもって回ってきたのか、これがやっぱり町民の皆さんのところからいろいろ、「高くなってきたよね」等、「高いよね」という、そういう生活感的に出される声の一つの経過があるのだろうなと思うのですけれども、これ何年、私いろいろさかのぼって調べてみたのですけれども、20トン当たり2,960円という釧路町の下水道料金ですか、というような時代が、その資料に何年と書いてなかったものですからわからないのですが、これは、そういう年があったということで資料には出ていましたので、これはどういうような経過をたどってこういう今の現行料金になってきたのか、そこら辺の説明をお願いしたいと思います。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
今、議員がおっしゃいました2,960円の単価につきましては、単価というか20トン当たりです、それは平成13年のときの水準でございます。もともとは消費税がございませんからあれでしたけれども、基本料金的にはセチリ太地区スタートしたときには、10トンまで570円で、20トン換算しますと1,170円というような単価設定で、その後何回かの料金改定を行って、先ほど言いましたとおり平成13年で20トン当たりで2,960円というような経過を踏んでございます。
質問 13番 佐藤昭平
それで、これは13年ですからもう十四、五年たっているわけなのですけれども、この間、当然この4,428円になるまでの経過があると思うのですけれども、これ、改定になってきた年、何年にこういう金額になったというのは、その後、平成13年以降のところをお聞きしたいと思います。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
平成17年でしたか、38.5%の下水道料金を値上げしたいということで条例提案申し上げまして、余りにも一度にということでしたので、当時議会のほうでも議論ございまして3年間、平均12.8%ぐらいですか、それで18、19、20と、最終的に20年度で、その17年から比べて38.5%の値上げというような形で経過がございます。
質問 13番 佐藤昭平
それで、その今の料金になってから、21年からですか、ということなのかなと思うのですけれども、一定期間過ぎてはいるのですけれども、やっぱり毎日使うものですから、本当にそういう点ではお金がかさんで大変だという声が現実にこれ上がるわけなのですけれども、これ、38.5%というのは、3回合わせて値上げ幅というか金額的には、これ一応逆算すれば出るのですけれども、幾らということになるのでしょうか、お聞きしたいと思います。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
トン当たりで申し上げますと、18年は施行日の関係で18年の7月からということでなったのですけれども、1年目が、確認しますとトン当たり20円、2年目がその倍ですから40円、最終的に値上げ前と比べましたら1トン当たり60円の値上げということになったところでございます。
質問 13番 佐藤昭平
これ、結局引き上げの要因というのが、いや、水ですからどうしても使わなければなりません。公共のものを使わなくてはならない。仕方がないのだけれども、その上がってきた経過、原因がわからないのだよねというような声が当然、先ほどの順番、ほかとの比較からいってもそういう声が上がるのは当然かなというふうに思います。38.5%を3回に分けてということでありましたけれども、当然、相当の引き上げ額ということになるわけです。こういうふうにして引き上げざるを得なかったというのは、先ほどその料金を決めるところのいろいろな要因のところがありますよね。使用料の部分とか税金の部分とかいろいろあるわけなのですけれども、そういうことも含めて、こういう料金になってきたその原因といいますか、それは何のためにここでこういうふうな引き上げをしたのかということ、これは、結構町民の皆さんのところに向けてもわかりやすく説明必要かなと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
2問目でも私が御答弁申し上げましたとおり、基本的に、下水に限らず公営企業というのは、いわゆる原価主義といいますか、一般の商売でもそうですけれども、製造原価があって幾らで商品を売るというような形になろうかと思いますけれども、ただ公営企業という観点から、全てを、先ほど言いましたとおり、かかった分を料金にかけていいのかという、それは本当、政策的判断があろうかと思います。ただ、当時、先ほど私が言いましたとおり、繰り入れの中でも、国で決められたルール内の繰り入れと、それ以外、当然、資金不足ということで町からの政策判断で入れていた部分はございます。当時、やはりその部分で、ピークで2億円ぐらいの不足ということでルール外の繰り入れがございました。それを何とか少しでも回収をしたいということで、当初、たしか、同じ水準といいますか、それをなくするためには五十数%の値上げをしなければできないというような、私、記憶があるのですけれども、それは余りにもということで38.5になったということでございます。ただ、それをもってしても、前回の議会でも言ったかもしれませんけれども、全てを解消するというようなことにはなってございませんので、御理解をいただきたいというふうに思います。
質問 13番 佐藤昭平
ですから、相当な引き上げを、当初よりは抑えたけれども、という話ですけれども、それにしたって38.数%ということですから、いろいろ公共料金の経過等を見ても、そんなに上がっているものはないというふうにして思うのですよね。そういう点で、ルール外で出していた分というのを、やっぱりこれ外したからということなのですけれども、これ減らしてその分を使用料のほうに繰り上げたということなのですけれども、これは上水道の、水道会計のところの不良債務というのがあって、この間再生プランですとか等、そういう中での経過を見ると、そういう不良債務の解消ということで一定の町の財政のところのやりくりがあったのですけれども、これは、この間の議論等を見てみると、そのためのところに回されたというふうに、短期に言ってしまうと、そういうようなふうに議論のこの間の議会での経過などでもあるのですけれども、そういう点という、そういうことでよろしいのでしょうか。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
決算委員会の中でも申し上げましたけれども、下水道使用料の値上げ分の一部を、当時水道会計に充当していったということは事実であります。事実でありますけれども、先ほどから申し上げておりますとおり、値上げの主たる目的というのは、充当ありきではなくて、あくまでも、当時あった一般会計からの基準外の繰り入れの減少したいということが主目的でございますので、その辺については御理解いただきたいと思いますし、当時の計画では19年から、統合の問題も含んでおりましたので19年から24年の6年間で約4億近いお金を、下水から水道というよりも、一般会計が下水に繰り出す額減るので、その一部を不良債務に振り向けるということで、予定としては4億円を6年ぐらいで投入するというような予定でしたけれども、結果的には平成19年に4,000万、下水道料金の値上げ分を一部、水道のほうに充当したということで、20年以降については、やはり収支のバランスを考えたときに値上げ分を回すということはできないということで、19年に1回だけ4,000万充当したというようなことでございます。
質問 13番 佐藤昭平
その4,000万の部分というのは、これは、今は復活をしてこの料金になっているというようなことなのか、それとも、この4,000万を割り戻せばどのぐらいの引き下げになっていくのかというようなことです。もちろん、4億とかを、これ、そのまま料金に割り戻して安くしていくともなれば、4億とかですか、とんでもない安い金額になってしまうのですけれども、それを全部戻すべきだというようなそういうような考えはございません。現実に、その4,000万円分を上水道会計に回したというような部分については、これも上水道のところが、何度も議論されていますけれども、上水道のところは、これ、基本的に不良債務も、めでたくというか解消されたわけですから、この全道で9番目ですか、というふうな、町村のところでの、こういうような高いものというのは、やっぱりこれは、一定使用料は払わなくてはなりませんけれども、急速に上げて高どまりのままになっているところについては、これはやっぱりもとに戻すべきでないかなというふうにして思いますし、ぜひそういう方向でもって政策も考えてほしいなというふうに思いますけれども、その点で答弁求めます。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
まず、御理解いただきたいのは、先ほど言っていますとおり、主目的としては下水道会計の健全を図るというのが目的でございましたので、先ほど言いましたとおり、4,000万をいっとき預け入れたからといって、その分が余剰であったかという議論にはなりませんので、その辺は御理解をいただきたいと思います。ちなみに最近は、やはり町村で、言ってみれば、先ほど言いました汚水処理費と使用料単価の関係でいきますと、当町の場合、幸いなことにも下水普及して40年近くになります。公債費の返済もややピークを迎えても、今下がっている一方でございます。先ほどから言っていますとおり、原価に対する使用料の回収でいきますと、90%を超えて非常に拮抗して、今がちょうど底の状態なのかなということで我々特別会計を預かる担当としては判断してございますので、今言われた部分については復活をさせて、その分安くという部分では非常に難しいのかなというふうに考えてございます。
質問 13番 佐藤昭平
直截な料金の関係については、また請願も、引き下げを求めるものも出されておりますし、別な委員会等でも議論がされていくというふうにも思います。それで、今後の課題のところなのですけれども、これは当然ポンプ場についても管渠の部分についても手を打っていかなければならないというふうに思うのですけれども、これは、具体的には手を入れていくというか、そういうのは、どういうような、平成28年からということではわかりましたけれども、単年度ではないというふうにして思いますので、中期ビジョンというのはちょっと見たのですけれども、何年計画でここら辺までみたいのを考えられているのかお聞きをしたいと思います。
答弁 水道課長 高橋良司(水道課長は2019年3月まで)
1答目で申し上げましたとおり、第1期目の長寿命化ということで、これはポンプ場、ポンプ施設を中心に策定をしたものでございまして、来年度の予算案では、今別保中継ポンプ場の電気関係等、年数がたっているということで機械的にも廃盤になっている一部機器部品等がございますので、それらの機器更新ということで考えてございます。ただ、2期目、3期目以降の長寿命化については、まだどこの部分ということで示しておりませんけれども、今後、当然、町長の答弁でもありましたとおり、ポンプ施設以外の部分でも、先ほども言いましたけれども当初敷設の下水管につきましてはもう40年経過しているということで、当然管路の調査を行って、場所によりましては管路の敷設がえというようなことも出てくるのかなというふうに認識をしてございます。
質問 13番 佐藤昭平
当然、洪水の対策等も含めて、汚水についても雨水のところについても、そういうような、耐震も含めてやっていっていただきたいというふうにして思います。そういう点でいうと、町民のところでも一定のそういう使用料等、料金等、そういうような形で、当然負担をしていくということで安定的に水も確保されていくのかなというふうにして思うのですが、相当な財源もかかっていくということだと思うのですが、いずれにしてもそれは、やっぱり町民のところでのいろいろな意見も含めた町民のそういう参加で進めていくべきだというふうに思うのですね。環境保護とかそういう点で見ても、節水をしていく、また雨水等、まあ、雨水の処理のところも町民のところの意識を、知識を高める等、協力を集めていかなくてはならないというふうにしないと成功しないと思うのです。そういう点でいうと、やっぱり今率直に、課長からも丁寧な説明といいますか、ありましたけれども、率直に言って、うちの水道どうなの、町の水道どうなの、下水道どうなのだろうかというような声多いのですね。それは、やっぱり今の経済状況等を見れば、この間の状況を見てもやっぱり町の制度でいったって、国保の問題も介護の問題も相当保険料も上がってきたり、年金がカットされたりという、そういう、町民のところの経済状態、全国的にもそうですけれども、そういうものがありますから、そういう点では高どまりのままというわけにはいかないというふうに私は思うのです。きちっと整備をしていく点でも、町民のそういう参加、協力がなければうまくいかないというふうにして思います。そういう点からも、適正な料金しっかり示すということが必要でありますし、下水道料金が上がってきた経過から、答弁の中から見てもやっぱり最低限この38.5の前ぐらいまでには戻していただかないと、町民のところでのそういう水行政に対する意識とは、「やあ、高いだけじゃな」「高いね」というだけで終わってしまうのではないかなというふうにして思います。いろいろな点で、国の指導等もいろいろな国の下水道に対する考え方もいろいろ示されておりますけれども、自治体ですから、そういう点ではしっかり、ルール内の部分も含めて、一般会計からの繰り入れもする、またそれの中で、やりくりの中では、まあ、基本的にはこの間ずっと黒字を出してきている一般会計の状態でもありますし、財政調整基金の活用等も含めて、これはやっぱり毎日使う水の問題、しっかり町民の期待に応えていくという点では、最後にもう一度そういう点でぜひ適正な料金に引き上げていってほしいと、私の立場としてはもとに戻してほしいというようなことを最後に求めたいと思いますし、最後に町長から答弁を求めてこの件については終わりたいと思いますけれども、よろしくお願いします。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
今、議員から、もとの、もとというか、値上げ前の料金にできないのかという趣旨の質問かと思います。また何年か前のように財政健全化に向けての皆さん方への御負担が多くなります。ですから、企業会計という性格上、私は、その原則を大切にしていかなければ、何でもむやみやたらに一般会計からの繰り出しをもってして、その部分を埋めるという、そういう安易な発想には私としては立ち得ない。議員の立場と私の立場は違いますので、意見が食い違う部分かもしれませんけれども、私としては、今もっても、やっとこの均衡を保ってきたと。また、状況によってはそれなりにまた皆様方の御協力、御理解もいただかなければならないような事態がいずれ発生するのかもしれません。そのときにはまた議会にお願い申し上げたいとは思いますけれども、今の時点で安易に、また料金を下げてもとの料金をやるということになれば、何年か後にまた、当町にとってあの味わいたくない財政健全化のその苦痛を我々だけではなくて、広く町民の皆様にもそれを味わわせることになりますので、私としては、今の議員の御質問に対する御答弁にはなりませんけれども、同意できない、この旨をはっきり申し上げたいと思います。
質問 13番 佐藤昭平
もうやりませんけれども、何か具体的な内容もなしに、なんか、もとに戻るよというふうにして言われても、一般的に聞いていてもよくわかりませんので、これは、先ほど言いましたように、所管のところでの請願も上がっていますので、そこで詳しく議論もしていきたいというふうにして思いますし、何よりもやっぱり町民のところの生活感から出されている声いっぱいありますし、署名も出されておりますので、そういう点でもぜひこの間の町民の声も含めて、ぜひ受けとめてしていただきたいな、受けとめる努力ぐらいはしていただきたいなというふうにして思います。