釧路町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月2日
広域避難等の連携について
2025年12月2日、釧路町議会の一般質問で、佐藤昭平議員が「広域避難等の連携について」質問し、町長 小松茂、防災安全課長 藤井正樹が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤昭平 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、防災安全課長 藤井正樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 佐藤昭平
2点目は、広域避難等の連携についてということです。1点目は、いわゆる3町協定締結に至った経緯について。2点目は、広域防災拠点のイメージというのはどういうふうに持たれているのか。3点目、いわゆる支援物資等も含めた集積拠点の構想について。4点目は、今後の課題についてということで答弁を求めます。
答弁 町長 小松茂
広域避難等の連携についてということで、3町協定締結に至った経緯についてのお尋ねですが、令和6年1月1日の能登半島地震により国では様々な課題を整理し、令和6年6月に能登半島地震に係る災害応急対応の自主点検レポートを作成し、各自治体における今後の災害対応の参考として取りまとめられたところであります。その一つに、二次避難や広域避難の在り方についても検討が求められており、令和6年8月の北海道防災総合訓練では釧路町から弟子屈町への広域避難訓練を実施したところであります。これを契機に当町と弟子屈町、また、2町の間に位置する標茶町も含めて、それぞれの町における災害発生時の広域避難を円滑に実施できるよう協議を進め、実現に至ったところであります。次に、②広域防災拠点のイメージについてですが、このたびの協定は3町のいずれかの町が被災した場合に避難所での収容が困難な場合には被災していない町の避難所で受け入れる協定となっております。それぞれの町が広域避難所となる施設をあらかじめ定めて広域避難の受入拠点としての機能を持つこととなると考えております。次に、③の物資集積拠点の構想についてのお尋ねですが、このたびの協定では3町相互に備蓄物資を融通することとしております。したがいまして、広域避難者が避難先において必要となる物資については当該避難先で保管する物資を使用することとなりますが、将来的には3町共同で使用できる広域避難者向けの物資やその保管場所を確保するなど、協議を進めてまいりたいと考えております。④の今後の課題についてでありますが、3町においてこのたびの協定に基づく広域的な避難訓練を今後実施しながら新たに発生する課題を確認し、協定の実効性を高めていきたいと考えております。以上であります。
再質問 5番 佐藤昭平
それでは、再質問に入っていきたいと思うのですが、今回、釧路町・標茶町・弟子屈町での3町の協定というのは大変すばらしいなというふうにして思っているのです。これは2011年ですか、東日本大震災のあの年に私も議会に来たのですけれども、それから2年ぐらいですかね、そんなに変わらないで北海道のほうの釧路管内の8市町村でしたっけ。連携のそういうような提案も振興局などの部署でもずっと目にしてきて、具体がどこにいつ見えてくるのかなというふうにして思っていたのですけれども、今回、協定という形で正式にこういうような一つの広域の動きということでは歓迎するものでありますけれども。これは、今後、協定はこういうような形、文書的にもこういうことかなと思うのですけれども、今回、初めてこの関係では質問するので太いところを聞いていきたいというふうにして思うのですけれども。全体を見た場合に、これは広域なので一つは北海道、大きく言えば国、そういうところでの様々な支援というか、施策というものも相まっていないと、3町でいろいろなものを、いろいろなものというか、例えば、こういう物品なども融通し合っていってもいいのですけれども、拠点づくりが物すごく大事になってくるのですよね。そういうようなことというのはこの協定の当事者である3町のところではなかなか財政的に見ても厳しいところも現実問題あるのかなと思うのですけれども。そういう2点目、3点目ありますけれども、大きくこの拠点づくりが広域の場合は必要なんだというところら辺をどういうふうに認識されているのか。これは必須になりますから、広域避難だということになれば。そこら辺をどういうふうに考えているのかお聞きしたいと思います。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
このたびの広域避難の協定ですけれども、議員おっしゃるとおり、平成24年の8市町村基本協定ですか、防災基本協定の中の具体の取組と一つとして、今回、標茶、弟子屈との協定を締結いたしました。これにつきましては、カムチャツカ半島を……。失礼いたしました。能登半島地震を受けての国からの強い二次避難、あるいは広域避難の取組というものを求められたということも背景にございまして、我々としては、やはり既に白糠町さんが釧路管内の垣根を越えて本別町さんと協定の締結をしたといったこともございましたし、先ほど町長が御答弁申し上げましたようにそういう広域避難に向けた北海道が主催する防災総合訓練、こういった経過も踏まえながら我々もずっと協議を進めてきたところであります。そういった中でこの広域避難の拠点ということでは、やはり町長が先ほど答弁申し上げたようにそれぞれ広域避難を受け入れた町がその拠点としてやはり機能しなければならないというふうに思っております。ただ、備蓄に関しては、北海道も、過去、おととしですか、2年ほど前には広域備蓄の関係について各自治体を回られたという経緯もあるのですけれども、最終的にはやはり道としての備蓄の考えというのはなかなか現時点では難しいという声も確認しておりますし、そういった意味では、各市町村同士でやはり力、知恵を絞り出して、そういった拠点作りというものを進めていかなきゃならないというのは現時点ではそういった考えになるのかなというふうに思っております。
再質問 5番 佐藤昭平
2番目、3番目のところも含めて質問してまいりますけれども、岩手モデルというのは御存じですか、町長でも防災課長でもいいのですけれども。いわゆる広域連携の避難の際の岩手モデル、岩手県の広域のあれですけれども、それは御存じですか。御存じかどうかだけお聞きしたいのです。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
承知してございません。
再質問 5番 佐藤昭平
それで、私は直接行っていないのですけれども、見ていないのですけれども、その東日本大震災の後に弟子屈町さんや標茶町さんも構成自治体となっている北部消防組合のところの議会議員方が視察をしているのですよ。岩手県の遠野と住田町とそれから海岸線でこれは内陸ですね。海岸線でいうと大槌や陸前高田などなどとの内陸と沿岸部との連携ということでやられています。これは、ぜひ、北海道は当然知っていると思うのですけれども、きちんとどこのエリアの内陸部がどこのエリアの海岸線のところと支援協定を結んでやるかというのも、県がもうはっきり言って主導してやっているのですよね。例えば、1点だけ言うと何よりも大事なのは人命なのですよね。人命を守る点でやはりそこの町だけではもう対応しようがないというのはあるのですけれども、岩手はもう間に合って大震災の2年前ぐらいにそういうような広域連携をしているのですよ、内陸沿岸の。そして、いわゆる救急医療拠点を花巻空港とかにおいてやっているのですよ。だから、釧路であれば釧路空港にきちんとDMATが入ってくるとかという支援をやっているのですよね。そういう点では北海道にはちょっとリーダーシップを執ってほしいなというのは自分の見解でありますけれども、そういうことも含めて広域協定を結んだのはすばらしいと思います。ただ、融通し合ってというレベルではやはりなかなかちょっと実際のときに……。僕は大震災レベルを言っているのですよ。そういうようなときに、これではちょっと広域といってもあれだなというふうにして感じます。ぜひいわゆる医療も含めたそういう拠点ですとか支援物資の関係を含めた受援体制を受け入れる、支援を受け入れる体制だとかそういうことも含めて、3町だけでいいのかどうかというのもあると思うのですけれども、そういうようなことも含めて、今後。僕は最初に言ったように骨太のところを聞いているので、そういうようなことで支援協定、形ができたので、ある意味、こういったら悪いけれども魂を入れていくという、そういうようなことが必要でないかなと思うのですけれども、ぜひ岩手モデルも研究してぜひ北海道とも連携してやってほしいなというふうにして思うのです。そういう点も最後になるので町長に答弁を求めたいと思います。
答弁 町長 小松茂
言葉として「岩手モデル」というのは、私、認識していませんでしたけれども、今、いわゆる自治体同士が海岸線、それから山沿いの自治体との連携をしているという事例は承知をしておりまして、それらも参考にして、今回、3町の首長同士で話をしながら事務レベルでずっと詰めてきたことが、今回の3町の協定につながっているところであります。御指摘のように、様々な助け合い、総合的な助け合いというのはたくさんあるわけであります。ただ、災害パターンによって様々変わってきますので、そういう意味で、やっぱりまだまだ完璧なものでは私はないというふうに思っておりますので、そういう様々な災害パターンを想定した広域益的な連携と協力体制、相互の支援体制、こういったものをしっかりやっていく。そのことが、住民の方々に安心を与えることだというふうに思っておりますので御理解いただきたいと思います。
再質問 5番 佐藤昭平
今回、初めて協定関係ですから、今回、そして初めての質問なので事細かに聞かれても具体のところはあまりなかなかないなというのは理解しているところでありますけれども、ぜひそういう点では……。私など、そういう意味では、391などこのままでいいのかと。整備ですとかそういうことも含めて必要なのではないのかという、道路の関係では、個人的な考えですけれども持っているものですから、ぜひ町長が言ったように、完璧なものではないというふうにして現時点で思っていますので、ぜひ努力もしていただきたいなということを申し添えて次に行きたいというふうにして思いますのでよろしくお願いいたします。