釧路町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月3日
空き地・空き家対策の現状について
2025年9月3日、釧路町議会の一般質問で、佐藤昭平議員が「空き地・空き家対策の現状について」質問し、町長 小松茂、環境生活課長 大中公史、住民課長 坂田政弘が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤昭平 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、環境生活課長 大中公史、住民課長 坂田政弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 佐藤昭平
以上で2件目は終わって、3件目の質問に入りたいと思います。3件目は、空き地・空き家の対策の現状についてということであります。1点目は、空き地・空き家の実態把握、どのようになっているのかお聞きをいたします。2点目は、この間の町民からの苦情や、また苦情にとどまらず、情報提供があったり、またそれらに対する対策ということでお聞きをいたします。3点目は、空き地・空き家の利活用の考えと、現状はどうなっているのか、今後の課題として町の認識について答弁を求めます。
答弁 町長 小松茂
空き地・空き家の対策の現状ということで、まず、①の空き地・空き家の実態把握についての御質問ですが、空き地につきましては、釧路町空き地環境の保全に関する条例に基づき、毎年、空き地の草刈り状況を把握し、管理されていない空き地に適正管理を促しております。次に、空き家につきましては、昨年度に町内全域を対象に空き家実態調査により把握したところです。この結果を踏まえて、第2期釧路町空家等対策計画を策定したことから、今後の施策を展開してまいります。次に、②の町民からの苦情・情報提供と対策についての御質問ですが、空き地や空き家周辺にお住まいの方から、御意見や情報提供をいただいた際には、職員が現地確認を行い、現状把握に努めております。その上で、所有者に対しまして、文書により適正な管理を求める対応を講じております。次、③の利活用の考えと現状及び課題についての御質問ですが、空き地の利活用は、適正な管理を促すことで解決につながるものと考えておりますが、空き家の利活用は、所有者の意向や利用したいニーズの把握ができていないことが課題として捉えております。まずは、所有者の意向把握に努め、釧路町空家等対策協議会と連携し、適切な利活用に向けた研究を進めてまいります。私からは以上であります。
質問 5番 佐藤昭平
分かりました。それで、何点かお聞きしたいのですけれども、一応これは空き地・空き家、2つのテーマでそれぞれまたがって聞くような部分もありますので、一括して聞くような形にもなるかもしれませんが、よろしくお願いします。
質問 5番 佐藤昭平
それで、まず、空き地のところの、最初に空き地・空き家の実態把握ということ、把握したところだということなのですが、概要についてでいいのですけれども、どんな状況なのか。計画のところは読ませていただきましたけれども、議会の場なので答弁でお願いしたいと思います。
答弁 環境生活課長 大中公史
空き地につきましては、毎年この時期に第2回目ですけれども、春先終わりまして、6月ぐらいに全町、昨年度の空き地をベースに調査をしまして、草刈りの実態ですとか、そういったところについて把握をした上で、所有者に草刈りの依頼の通知をさせていただいております。空き家につきましては、現在、空家対策計画のほうが策定したばかりということもありますので、まずは空き家をなくすための取組について、現在、空家等対策協議会との協議の中で、具体的な手法について検討しているというような状況になっております。
質問 5番 佐藤昭平
それは今までも何回も聞いていて、どんな仕事をしているかというか、実態把握をするために何をしているかという業務の話は、全般的にではありませんけれども、私も理解をしているところなのですけれども、数字の話なのです。全体で、当町全体でもってどのぐらい空き地があって、それはどこら辺に集中しているとか、そして実態把握に努めて、どういうところに特徴があったかとか、実態ってやっぱりそういうことも含めて、数字と特徴ぐらいは言っていただかないと、どんなふうなことをやっているかというのは分かるのですけれども、その点について分かればお願いします。
答弁 環境生活課長 大中公史
では、空き地につきまして、具体的な数値ということで、令和6年度の数値でお答えしたいと思います。対象区画については697区画、町全体で把握しております。そのうち地区別ですけれども、別保が31区画、セチリ地区が13区画、遠矢地区が622区画、東陽地区が31区画というふうになっています。基本的に市街化調整区域、白地のところといいますか、昆布森地区については調査していないということになっております。
質問 5番 佐藤昭平
ありがとうございます。それで、これ697と、推移のほうは聞きませんけれども、もうほとんど、9割近く遠矢地区ということなのですが、これ、遠矢地区のところはこれだけ空き地があるということで、いろいろな課題があるかなというふうにしては思うのですけれども、遠矢地区対策って言ったら変ですけれども、そこら辺の認識というのはどういうような感じで考えられているのか。実態のところがあまりにもショッキングな集中具合かなというふうにして思ったので、ここでちょっと1回お聞きしたいのですけれども、そういう問題意識があれば、認識があればお聞きしたいと思います。
答弁 環境生活課長 大中公史
遠矢地区につきましては、住宅も建築されていますけれども、その間に空き地が混在しているという実態がございます。6年度が622で、5年度が644ですので、近年、4年度が669ですか、若干減少傾向にもありつつも、やはり多い水準で動いているかなと。よって、あまり利活用実態が進んでいないのかなという認識は持ってはいるのですけれども、当課としては、うまく利活用といいますか、空き地が適正管理されていれば、周辺住環境については大きな影響がないのかなという認識も捉えておりますので、まずは適正に、住環境に影響が生じないような取組を所有者に行っていただきたいというところでございます。
質問 5番 佐藤昭平
分かりました。それで、逆にセチリ太や東陽地区などのところでは、13件、31件、東陽地区なども最近住宅も大分張りついてきているというような状況もあるのですけれども、そこら辺はやっぱり本当に、住宅密集している中でのぽつんぽつんと、そういうある13件、31件という、そういうような状況なのか、どこか集中した形であるという、そういうような状況なのか、そこら辺について答弁を求めます。
答弁 住民課長 坂田政弘
具体的にちょっと、個々の掌握ではないですけれども、大体点在しているという認識で当課のほうで調査をさせていただいております。
質問 5番 佐藤昭平
分かりました。それでは、2点目行きます。苦情・情報提供と対策のところは、これは私自身もいろいろ相談を受けたりして、担当課のほうにいろいろ相談したりお願いしている部分もあるのですけれども、ここら辺については、どのぐらいそういうような要望があって、こういう空き家が物すごく、600以上も区画してある遠矢方面に多いのか、それとも住宅地の中での空き地に関わるそういう地区が多いのか、どんな苦情や情報提供なのか、その辺について具体の例があれば教えていただきたいと思います。
答弁 環境生活課長 大中公史
令和6年度で申しますと、空き地については当課で16件ほど寄せられています。草が周辺で伸びているよとか、あと、ごみが放置されているよですとか、あと、空き地が売却できる方法はありますかみたいな御相談もいただいてはいます。ちょっとすみません、地区ごとで取り押さえていなくて、申し訳ないなというところでございます。あと、空き家に関しては、昨年度は8件ほどいただいています。こちらについても、空き家も草木に関すること、草が伸びているよですとか、木が越境しているよですとか、あと動物、野生動物等の出入りが見られるよですとか、あと、相続に関することなどの相談が寄せられております。
質問 5番 佐藤昭平
16件が多いのか少ないのか、ちょっとよく、経過的にも増えてきているとか減ってきているとかという経過も分からないので、ちょっと定かではありませんけれども、やっぱりそういう情報が出てきているのだということなのですけれども、これ、なかなか連絡がつかない、所有者不明という土地もあるのかなと思うのですけれども、連絡がつかない。連絡がついたとしても、なかなか適宜・適切に対応していただけないということでは、空き地に面しているというか、隣家の方々などもいろいろ、それこそ衛生面等についても、本当に深刻な、そういうような事例になる場合も、なった場合もあります。そういう点では、なかなか担当課のほうも、この対応が難しいなという点はあると思うのですけれども、ぜひそういう苦情を寄せた町民に寄り添って、いろいろ経過などもお知らせするとか、そういうことも含めてのまさに丁寧な対応が必要かなと。いや、こんなとこに住んでいられないわみたいな話になっても困るわけで、そういう点での対応をぜひ細やかにお願いしたいなというふうに、あえてこの場でもお願いしたいというふうにして思いますけれども、今後の苦情を寄せられた方々への対応などについて、考えがあればお聞きしたいというふうに思います。
答弁 環境生活課長 大中公史
議員指摘のとおり、計画ができる前につきましては、所有者に対しまして文書でお願いして、なかなか経過観察といいますか、所有者から直接こちらにリアクションがない限り、なかなか把握できないということがございました。今、新たに空家等対策計画を策定する中で、やはり議員おっしゃるとおり、住民に寄り添ってということもございますので、経過につきましても、意見をいただいた方に対して何らかの形で伝わるような方法というのは、今後研究していかないといけないかなという認識でございます。
質問 5番 佐藤昭平
そういうような取組の対応している経過などもきちんとお話をすることによって、なかなか大変、苦労してやってくれているのだなと、やっていただいているのだなという気持ちも伝わりますので、それは大きな差になりますので、ぜひ、解決しなくても経過も適宜・適切にお知らせしてやっていただけるなど、対応をお願いしておきたいなと思います。それで、最後なのですけれども、空き家の関係も聞いておかなきゃなりません。いろいろこの間、空き地の部分も含めて法改正もあったりしていますよね。この空家等対策計画、2期目のやつも読ませていただいたのですけれども、これ、やっぱりいわゆる今回の法改正の中でも1つの、3つぐらい柱があるのです。その1つの大きな柱は除却の問題、具体的に言うと解体の問題で、この計画の中でも、全国的には解体の費用の助成制度というのをつくって対応している。成果というふうに言っていいかどうか分かりませんけれども、そういうような自治体もあります。そういうことも書かれていて、この計画期間の中で検討していくということになると思うのですけれども、ぜひ状況を見ながら、そういうことも具体化をする必要が今後あるのかなというふうにしても思います。ただ、すぐできることといったら、ちょっと費用の関係、よく分かりませんけれども、自治体によっては解体費用のシミュレーター、シミュレートをするそういうアプリというか、そういうようなものも活用して、ホームページにアップして、そういうのを実際に、どのぐらいうちの場合に費用かかるのだろうかというような形での参照にしている、そういうところもあります。この解体費用シミュレートのそういうアプリというか、ソフトというか、そういうようなあたりって情報的にはつかんでいます。この点だけお聞きしたいのですけれども。
答弁 環境生活課長 大中公史
まだちょっと当課のほうでは、その辺の具体的なシミュレートの手法というところについて、情報を把握していないところではありますが、空き家対策の中では、一つ除却というのは一つのキーワードにはなっておりますので、空き家等対策協議会にはその辺の精通した事業者さんも入っていただいておりますので、そういった中で討議しながら方向性というものを今後研究してまいりたいと思っております。
質問 5番 佐藤昭平
分かりました。それで、不動産関係とかになりますので、民業との関係などはあるし、私もいろいろ苦情を受けても、民事の関係ありますから、突っ込んで関与するようなことは当然避けているのですけれども、ぜひ民間の事業者の方々とも協力しながら、利活用を含めて、こういう計画もできたことでありますから、ぜひ前に進めていただきたいなというふうにしてお願いをして、質問のほうは終わりたいと思います。