栗山町議会 令和6年12月会議 2024年12月10日
(1)物価高騰対策の支援は/(2)会計年度任用職員の雇用安定を/(3)栗山中学校生を平和大使として広島、長崎へ派遣を
2024年12月10日、栗山町議会の一般質問で、重山雅世議員が「物価高騰対策の支援は」「会計年度任用職員の雇用安定を」「栗山中学校生を平和大使として広島、長崎へ派遣を」について質問し、町長 佐々木学、教育長 吉田政和が答弁しました。
- 質問者
- 重山雅世 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木学、教育長 吉田政和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 3番 重山雅世
私は、通告に従い3項目にわたって質問いたします。1点目は、物価高騰対策の支援はです。道内の消費者物価指数9月分は、前年同月費で食料3.7%、光熱水道3.7%など生活必需品の高騰が続いている。そうした中で政府の電気、ガスの補助金は10月で終了した。政府は新たな経済対策として2025年1月から電気、ガス料金支援の再開、ガソリンや灯油などへの補助の延長を検討していると報道されている。物価高騰に苦しむ町民の生活を守るための支援は急務である。本町では、特別冬期生活支援金、福祉灯油を令和3年度及び令和4年度に対象要件や金額を1万2,000円に拡大して支給している。そこで、本年も国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用するなどし、町民並びに光熱費や食材費の高騰などで経営が圧迫されている医療機関や介護福祉施設をはじめとした各種事業者などに対して支援をする考えは。2点目は、会計年度任用職員の雇用安定をです。8月の文書質問に対する答弁では、引き続き公募を基本としつつ、会計年度任用職員に係る人事評価の実施、その他の能力実証の在り方、各職に求められる知識及び経験の程度、さらには効果的な人材確保の観点なども踏まえ、非公募による任用を行う場合の基準、考え方などについて検討を進めるとの答弁であった。6月に改定された国の技術的助言として通知された事務処理マニュアル(第2版)には、地域の実情などに応じて対応するように求めている。現在小樽、滝川、伊達、名寄、赤平など8市で再任用の公募試験が廃止されたと報じられている。改めて会計年度任用職員が雇い止めの心配なく働き続けられるような対応をすべきと考えるが、その後の進捗状況を伺う。3点目は、栗山中学校生を平和大使として広島、長崎へ派遣をです。10月11日、日本原水爆被害者団体協議会が2024年のノーベル平和賞を受賞したことは、核兵器のない世界を願う全ての人々に限りない励ましと勇気を与えた。広島と長崎に人類史上初めて原子爆弾が投下され、21万人もの命が奪われてから来年は被爆80年である。本町では、平成21年12月に栗山町非核・平和のまち宣言をしている。その後、本町議会では平成22年、平成27年の定例会で平和教育として広島、長崎へ子供たちの派遣の実施を一般質問しているが、実現はされていない。被爆者は平均年齢85歳を既に超え、生きている間に核兵器のない世界の実現をに応えると同時に私たち世代が恒久平和を次の世代へ引き継ぐ責任がある。広島、長崎に派遣することは、原爆資料館の見学や被爆者のメッセージを体験し、また全国から派遣された中学生大使たちとの交流を通じて、核兵器は人間や環境に甚大な影響を与える。過去の歴史や世界中で起きていることを受け止め、どうすべきかを考えるなど意義ある平和教育の授業になると思うが、栗山中学校の生徒を平和大使として広島、長崎に派遣する考えを伺う。
答弁 町長 佐々木学
1点目の物価高騰対策の支援についてでありますが、世界情勢の混乱や円安などに起因する原材料、エネルギー価格の高騰により食品や生活必需品をはじめとする幅広い品目で値上げが続いており、生活者や事業者は様々な分野で大きな負担を強いられております。こうした中、町では生活困窮者に対する暖房費の負担軽減を図るため、65歳以上の高齢者や障がい者、独り親家庭の低所得者世帯を対象に特別冬期生活支援金として1世帯当たり1万2,000円を支給しており、本年度におきましても本定例会議の補正予算においてご審議をお願いしております。ご質問の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した支援についてでありますが、本町におきましてはこれまでも地方創生臨時交付金を活用しつつ、町民の生活支援や事業者支援など様々な経済対策を講じてきたところであります。長期化する物価高騰によって町民生活はもとより、福祉施設等の経営が一層厳しさを増していることは十分理解しております。このため、改めてその実態を把握した上で町民の生活支援や医療機関、福祉施設などを含めた事業者支援など物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した効果的な経済対策を実施してまいりたいと考えております。2点目の会計年度任用職員の雇用安定をについてでありますが、本年6月に国の技術的助言として通知されております会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアル(第2版)が改正され、国家公務員の期間業務職員における取扱いでは、職場内の職務経験を有することにより、公務の能率的な運営に相当程度資する場合などには公募によらない再度の任用が可能とされたところであります。一方で、公募によらない再度の任用を行う場合であっても、各任期ごとに客観的な能力検証に基づく任用決定が求められていることに変わりはなく、またあくまで任用期間は1年以内とし、かつ採用の原則は公募によるものとする方針も維持されているところであります。あわせて、地方公務員においては平等取扱いの原則及び成績主義を踏まえ、各地域の実情等に応じて適切に対応すべきものとされております。今後におきましても文書質問でもお答えしたとおり、制度趣旨を踏まえ引き続き公募を基本としつつ、会計年度任用職員に係る能力実証の在り方、各職に求められる知識及び経験の程度、さらには効果的な人材確保の観点なども踏まえ、既に公募を廃止した自治体の事例も参考にしながら非公募による任用を行う場合の基準、考え方等について検討を進めてまいりたいと考えております。3点目の栗山中学校生を平和大使として広島、長崎へ派遣をにつきましては、教育委員会より答弁いたします。
答弁 教育長 吉田政和
ご質問3点目の栗山中学校生を平和大使として広島、長崎へ派遣をについてでありますが、私たちは過去の戦争、そして現在も続くウクライナをはじめとした世界の様々な場所で起きている戦争から多くのことを学ばなければなりません。戦争が何をもたらすのか、どのような犠牲が生まれるのかなど、次世代を担う中学生が現地で学ぶことは多くあると思います。また、教科書に書いてあることだけではなく、その場所で直接見ることの大切さについて、このことについても十分認識しているところであります。議員ご質問の中学生を平和大使として広島、長崎へ派遣する。このことにつきましては現在のところ考えておりませんが、個人ではなく自分と相手、両方の文化や考え方を知ることで違いを理解し、相手を尊重することで相互理解の態度を養うための国際理解教育の中でより多くの児童生徒に平和の意識の高揚を図ってまいりたいと考えております。現在各学校においては、戦争の悲惨さを知り、戦争は絶対に繰り返さないという強い意思を子供たちに育むため、教科、道徳、外国語活動、総合的な学習の時間、特別授業など学校の全教育活動を通して国際理解教育を行っているところであり、今後も子供たちが戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶ機会は確保してまいりたいと考えているところです。また、各学校、家庭、地域とも連携を図りながら、より多くの児童生徒に平和意識の醸成を図ってまいりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。
質問 3番 重山雅世
まず1点目です。物価高騰対策の部分で、これ今回の補正にも計上されておりますけれども、それはこの前どおりの方向だと思います。1,476万円でしたっけ、補正で計上されているのは。それはこの前と同じような条件で福祉灯油の部分ではないかなと、そういう具合に認識して答弁読ませていただきました。この重点支援地方交付金、資料もちょっと頂いてというか、そういう中では結構使い勝手という点では、今回答弁の中ではどちらかというと福祉関係の分野でのこれからは支援しますよということと、あと医療機関、福祉施設などを含めた事業者支援という形で書かれていますけれども、実態を把握したという点ではこれから把握しようとしておられるのですか、ほかの事業者支援という点では。まず、この答弁を受けた段階でこれから実態把握するような状況なのかと。既にこれだけ物価高騰というのはもう各報道機関通じて、それから福祉施設、高齢者介護の、そういうところからも悲鳴が上がっているのです。私直接声を伺いました。それで、大変だということでこれまでどおり支援していただきたいのだと、そういう要請を受けましたけれども、これから担当のほうではこういう事業所さんのほうの実態を把握する、まだそういう段階なのでしょうか。まず、その点で伺います。
答弁 町長 佐々木学
冒頭の答弁で改めてその実態把握をした上で町民の生活支援、また事業者支援策を講じていきたいということで答弁をさせていただきました。この実態把握の考え方ですが、我々としてはある程度福祉施設なんかも中心に燃料費だとか、電気代だとか、これも3か年ぐらいの平均の中で把握はしておりまして、いずれも10%から30%の範囲内の中で高騰しているというところだとか、燃料費も若干上がっているというようなところも含めて、その報道にあるような感じの実態把握は当然行っております。ただ、しかし今回まだ国から正式な重点支援の特別臨時交付金の内示も来ておりませんし、その前段の国の補正予算も通っていないわけでありますから、その額的なものはまだ定かではありませんけれども、前回並みの補正予算額であれば今回は想定ですけれども、5,000万円程度であろうというふうに思っております。これまで実施してきた内容としては、生活者支援では例えばプレミアム商品券であったり、そういったところもやってきておりますし、また事業者支援では福祉施設、介護施設のみならずあらゆる分野の事業所に対する支援なんかも実施してきているところであります。それをフルバージョンでやる場合については1億5,000万円ぐらいかかるわけですから、実際に5,000万円の交付金が来て1億5,000万円の事業ができないわけでありますから、その中でもどこに重点化していくかというところをこれからヒアリングの中でしっかりやっていかなければ駄目だというふうに私は思っておりまして、そのためには詳細な実態把握というのは必要なのだろうというふうに考えているということで、今回そのような答弁をさせていただいたところであります。
質問 3番 重山雅世
今国会で開会中ですから、補正の概要という点でおよそもう当然担当なんかもつかんでいると思いますけれども、そういう中であるのは生活者支援、事業者支援、それから新たに追加する部分で推奨事業メニューというのちゃんとありますよね。それで、今年度栗山でも今年の令和6年の1月から3月まで物価高騰に対する学校給食費の保護者負担軽減のために給食費無償化しましたよね。それとか、それ以降は食材の上がった部分の負担を支援したと、そういうような経緯もありますよね。ですから、これはそのメニューの中に、生活者支援の中にこの学校給食費の支援とかが含まれているわけです。ですから、もし概要を見ただけでもそういうメニューがちゃんと出されていますので、当然こういうのも今年やられたような方向で考えておられるのか。それと、重ねて事業者支援という点でも中小企業、農林水産事業、地域観光業、商店街とか、そういうことも含まれているし、それからヤングケアラーなんかに対する支援なんかも入っているのではないかなと。だから、結構幅広く使えるのではないかなと。ヤングケアラーに対する配食支援なども可能ですよというようなことも書かれています。そういう点でいろんなこのメニュー、どこをやるかというのは当然考えていかないとならない部分ですけれども、そのために実態をきちっと細かくというか、把握するという意味合いで捉えていいのですか。今年やられたような、せめて学校給食費の無償化とかということは考えておられるのかどうか。それと、今回生活保護費の削減もずっとこの間続いていますから、福祉灯油の部分ではその自治体によっては生活保護世帯についても支援しているというところもあります、自治体によっては。そこまで考えておられるのかどうかも答弁求めたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
今再質問ございましたが、今回の重点支援地方交付金の関係の推奨メニューといたしまして、生活者支援、事業者支援それぞれ例示をされているところであります。今ご指摘のあった学校給食費、またヤングケアラーに対する配食支援なんかも生活者支援の一つとして推奨メニューでは上げられております。そのほか様々な生活支援対策としては、消費を下支えする、栗山もやっておりましたが、プレミアム商品券の発行であったり、省エネ家電を買換えを促進する生活者支援とか様々なメニューがございます。一方で、事業者支援の関係についても医療、介護、そういう福祉施設の物価高騰対策だとか、農林水産業、特に酪農経営のほうの負担軽減、さらには全般的に中小企業影響を受けているということで、それらへの支援だとか、またさらに地域公共交通、物流、そして観光業、こんな幅広い推奨メニューというか、対象となる事業が例示をされているわけであります。そのような中で、これから実態をきちっと把握した上で、どこに支援をすることが効果的なのかということを見極めた上で実施をしたいというふうに考えております。全てをカバーするということになると、先ほど申し上げましたとおりこれまでの積算の中でやると1億5,000万円ほどかかるわけですから、そこまではなかなか難しいということで全て行き届くようなところにならないかもしれませんが、なるべく効果的なところに焦点化していきたいと、絞り込んでいきたいなというふうに。5,000万円なら5,000万円の配分額以内でやるとかということではありません。必要なものがあれば当然単独費をプラスしてということも考えておりますけれども、そのフルバージョンでできるというふうにも考えていない、そういったところでありますので、絞り込んでいきたいなというふうに思います。なお、特にということで学校給食費の関係言われておりましたが、今も食材の高騰分については町が補填をしているわけでありますので、残りの部分についてはそのほかの生活支援と併せてどういう形が一番全町民がこの恩恵を得られるのかというところも踏まえながら決定をしていかなければ駄目かなというふうに考えております。
質問 3番 重山雅世
1,400万円、今回の補正の中に載っている中身は、この補正のときのあれですけれども、中身は介護施設や何かも含めた部分も計上された中身なのでしょうか。
答弁 町長 佐々木学
今回提案している補正予算の関係については、物価高騰対策の一端ではありますが、毎年やっております特別冬期生活支援金、福祉灯油の関係でありまして、昨年と同じような項目の中で実施をしたいなというふうに思っておりまして、近隣含めた北海道の中でもかなり栗山町のこの冬期生活支援金の内容というのは充実したものになっているのかなというふうに私自身考えております。
質問 3番 重山雅世
ということは、最初の通告にあった範囲の中だけの補正ですね。今当面、今回補正になっている部分は1,460万円でしたっけ、その部分だけですね。今後介護福祉施設などの燃料費だとか、食材や何かの高騰に対する支援はちゃんと国のほうの方針が決まった、補正が通った段階で検討するというような捉え方でよろしいのですか。ヤングケアラーや何かに対する、そういうことなんかも含めて。あと、生保世帯に対する支援とか、そういうところも全部補正が国会で通ってからいろいろ検討するという検討課題という形で捉えてよろしいのでしょうか。
答弁 町長 佐々木学
おっしゃるとおりでございまして、今国の補正予算が国会で通った後にそれぞれ配分枠が参りますので、それに基づいてしっかり取りまとめを行った上で先ほどの生活者支援、事業者支援の推奨事業メニューのところも当然実施をしてまいりますし、そのほか低所得者世帯支援枠ということで予算措置をされておりますので、それについては内容としては住民税非課税世帯1世帯当たり3万円を目安にして給付をするというような方針も出されておりますので、低所得者世帯支援枠と先ほどの生活者支援、事業者支援の推奨事業メニュー、この2本立てで改めて補正予算を提案させていただくと、そういう考え方であります。
質問 3番 重山雅世
学校給食費の無償化も今年度は3月までは完全に無償にしたよということありましたよね。それもでしょうか。今は食材費の上がった部分だけ、物価高騰の部分だけ支援していますよね、ずっと今も。だけれども、この補正が通った段階では昨年というか、今年度やったような1月から3月まで完全に無償にしましたよね。完全にというか、食材費の部分は。その辺はどうなのですか。
答弁 町長 佐々木学
食材の高騰分については、給食費に転嫁をしないで町のほうで負担というか、支援をするという考え方で3月までいくということであります。そのほか前にやったような今負担していただいている部分の無償化については、先ほど申し上げましたとおり今度配分される重点支援地方交付金の中で全体的なメニューを調整して実施をするかどうかという判断は絞り込んでいかなければならないと思っておりますので、今この段階で何をするという考え方を明言することはできないという状況であります。
質問 3番 重山雅世
分かりました。2点目行きます。これ会計年度任用職員の部分です。これは文書質問もして、その答弁に基づいて進捗をお聞きしたのですが、これ6月に内閣府のほうから3年公募の部分出されましたけれども、今回また11月の1日に期間業務職員の採用等に関するQ&Aというの公表されていますよね。そういう中では、機械的に3年公募にしがみつく根拠というか、これがなくなったのでないかなと。ですから、地域の実情に応じて公募をやめて、やはり今人手不足ですから、そして本町でも貴重な人材ですよね。会計年度任用職員がというか、そういう方々の力を借りないと、パート、それからフルタイムの人含めてです。そういう現状がある中で、やはり雇用継続できるような仕組みという点では、あえてそういう形でまた国からも、人事院のほうから出されているわけですから、そういう点当然つかまれていると思います。期間業務職員として高い適性を有する人材が3年を区切りに公務外に流れていく、そういう弊害があるということで公募によらない再任用ということも、やっぱりこれ直ちにそういう再任用を行っても平等取扱いの原則に反するものではないというような、第3条でしたっけ、何かそういうの載っていますよね。そういう点で先ほど紹介したように既に北海道ではもうこの制限の廃止を決定したところが小樽、滝川、伊達、名寄、根室、赤平、石狩市、旭川市です。それから、今検討するよと、中には恵庭とか美唄だとか札幌などが含まれております。ですから、これからこういう有能な人材というか、長年公務に携わっていただいて、職員の人材をしっかりと確保していかないとという点では、雇い止めの不安に駆られながら不安な気持ちで勤めるというのではなくて、やっぱりその方の働きがいにも関わってくることですから、平等の取扱いの原則に反するものではないというようなQ&Aもこの11月1日に出されているわけですよね。ですから、その視点に立ってやはり取り組んでいただきたいと。これこうやって取り組んでいる自治体の状況を、またこの今の答弁見ると公募を廃止した自治体の事例を参考にしながら基準を考えるよと。文書質問のときにも、だから文書質問した後この公募によらない場合どうやってやるかというのを検討するよという答弁でしたけれども、結局は文書質問した後何もしてこなかったということなのでしょうか。こういう形でも現に公募をやめると、そういう自治体が出てきたから、やはりもうちょっと早期にというか、そういう形でテンポを速めて早くこういう基準を設けようと考えられておられるのか、その辺も答弁求めたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
8月の文書質問でもお答えしたとおり、基本的な考え方は従来どおり公募を基本とするというところは変わっておりません。ただ、今ご指摘ありましたとおり国からの技術的助言に伴って国家公務員のほうの関係でありますけれども、3年公募というところが撤廃をされたというところもございますし、今11月にQ&Aも示されたというようなところもあるわけでありますから、やはり我々としては公募を基本としつつも、これから非公募による任用を行う場合の基準や考え方については検討を進めているということでお答えをいたしました。まだ今はそのような段階でありますけれども、一つこのような状況としても撤廃はされましたが、基本的な平等取扱いの原則だとか、成績主義というところは残っているわけでありまして、そこも踏まえた中でそれでどうしていくかというところを検討していかなければならないかなというふうに思っているところでございます。一つとしては、正職員に対する期末、勤勉手当の波及するというか、人事評価制度、これ導入に向けて今検討しているところでありますが、それをもってやはりこの先は会計年度任用職員の方々にもそういう人事評価制度を導入していく考えを持っております。ですから、その会計年度任用職員の方々への人事評価制度の導入をもって、これで能力実証の要素の一つというふうに私は判断したいなというふうに思っておりますので、一つのタイミングとしてはその会計年度任用職員の方への人事評価制度の導入時期が栗山町としては公募によらない採用を進める時期なのかなというふうに考えているところでございます。いずれにしても、やはり会計年度任用職員の方々がおられないと、今の役場の行政事務というのは成り立たないということは私も十分承知をしておりまして、大変な戦力でありますし、また欠かすことのできない存在であるというふうに認識しているところであります。そのような中でも、あとこれから解決していかなければならない課題として私が位置づけているのは、この根本にある平等取扱いの原則、ここをどういうふうにカバーしていくかというところが一つ課題としてあるかなというふうに思います。これは地域の実情に応じてそれぞれの地域が決めるということにはなっておりますが、我々のような地方の自治体においては働く場というのがなかなか都市と比べて多くないわけでありますから、やはり今の会計年度任用職員の方々が働いている役場の職場というのは、そこで働きたい方々もほかにいる可能性があるわけでありますから、その方々と今働いている会計年度任用職員の方々との平等取扱いの原則をどうしていくか、そういったところもしっかり熟慮しながらこの制度検討はしていきたいなというふうに思っております。
質問 3番 重山雅世
このQ&Aで平等取扱いの原則についても公募によらない、再任用を行うとしても、直ちに平等取扱いの原則に反するものではないと。これはすごく前進面だと思うのですね、はっきり言って。でも、その一方で臨時的に、例外的に公募によらない再任用は例外であるということを強調してもいるのです、Q&Aの中には。だから、地域の実態というのは一番つかんでいるのは地元の自治体そのものですから、やはり人材を確保するためにどうするかという点では町長おっしゃられたとおりだと思います。それで、再任用、公募によらないにしても先ほど人事評価制度を導入した、それによって能力査定をするよということで、それでその時点でそれが一つの基点として公募によらないという形の取り方を考えるということで、そう理解してよろしいのですね、では。
答弁 町長 佐々木学
先ほどご答弁させていただいたとおり、何かしらの能力実証というのが必要になってくると。それがその平等取扱いの原則をカバーできるかどうかというのは、先ほど申し上げましたとおり一つの課題としては残りますけれども、やっぱり能力実証の一つの方法として人事評価があるというふうに私も思っておりますので、タイミングとして公募によらない採用を進める時期としてはそのタイミングかなということで答弁をさせていただきました。
質問 3番 重山雅世
分かりました。では、次に行きます。平和大使の関係です。これご存じのように今日被団協がノーベル平和賞受賞式に、今日夜でしたっけ、参列するというニュースずっと出されています。今やはり時代は変わっていると思うのです、はっきり言って。ずっとこの核兵器という部分では人類と核兵器は共存しないと、できないという点では。さきの通告にも示しましたけれども、命がけで核兵器なくしたいという被爆者たちの長年の運動でもありますし、本当にそういう点では何としてもこれを後世に残していきたいという思いでこれやりました。それで、この答弁を読んで教科書に書いていることだけではなくて、その場所で直接見ることの大切さについても十分認識していると、そういう形で答弁いただきました。それで、これまで取り組んでいることを否定するわけではないです。この答弁読んだ段階で私は今の情勢に照らして、これまでの取組プラスアルファを求めているのです、はっきり言って。そのプラスアルファがこの平和大使という形で子供たちを送ったらどうだということを提案しているわけです。この間2回も本町議会でもこの取組提案しているわけですから、子供たち外国に、少年ジェットだとか、そういう取組とはまた別の視点でもっての取組ですから、いろんなこれまでのやってきたことプラスアルファの取組の中でどうだということで提案しているわけです。ですから、そして本町は非核・平和のまち宣言もしているわけですし、町長も平和首長会議にも参加しているわけです。ですから、そういうことは評価しつつも今の時代、来年は80年ですから、そういう節目というか、こういうときだからこそどうなのだということでやはり何か直接教科書だけではなくて、直接見ることの大切さについてすごく十分認識しているという割には今までどおりの取組に終わっているなというような、率直な、回答を読んで。これで、今までどおりでいいのですかという。直接見ることの大切さが私はこの答弁読んだだけでは認識しているように感じられなかったのです、率直に言って。ですから、プラスアルファの部分で前向きに、これ現在のところ考えていないと。将来考える、今でしょうという感じで私は思っているのです、実は。現在のところ、では将来考えるよってそういうことを含めておっしゃっていらっしゃるのですか。答弁求めます。
答弁 教育長 吉田政和
まず初めは、先ほども言いましたけれども、この大切さについては十二分に認識しています。また、私が当時、30年ちょっと前ですか、隣町でこの大使の派遣については実質やっていた張本人ですから、先ほどのような答弁になります。ただ、今学校教育の中でこの原爆のみならず、ノーベル賞を取られた方々も現地で言っていましたけれども、原子爆弾と戦争という言い方をしています。ですから、私としては多分栗山町の今まで2回の提案も戦争というところに焦点を合わせた平和教育をされてきたのではないかなというふうに推測しているわけです。今点で教育は物事を見ることはできません。先ほど議員が言ったとおりです。複雑化しています。ですから、今世界で紛争起きている中身も原爆同様のものが使われていたり、そういう被害に遭っている方々がたくさんいらっしゃるということです。ですから、その前段の教育をきちっとしたいというのが私の願いの中に含まれていることをご理解いただきたいなということがまず1点です。それと、今学校教育では普遍的なものと、はやりのものというのがあります。教育課程の中も時間数が限られております。そういう中で、あれもこれもという形で選択することができない状況にある。ただ、やり続けなければならないことはやり続けていかなければならないという状況にあるかなというふうに思います。そうした考えの下、私が校長時代栗山町でやっていたのは、例えば札幌の平和記念館との連携です。今あそこは平和駅ですか、の前に平和記念館ありましたけれども、また再開しておりますので、そういった方々、また語り部の方々も高齢化していますが、ご健在でいらっしゃいます。様々な関係を考えられるかとは思うのですが、今もう既に来年度の教育課程がほぼ決まりつつあるのが学校の現状です。物理的時間も含めて、内容も含めて今必ず真価を問わなければならない授業内容になっていますので、相当数の授業時数が食われていきます。そうすると、総合的な学習の時間が中心的にその時間に当てられることになっているかと思いますけれども、そうなってくると何をやめて、何をやるという形になっていきますので、そうすると今せっかく小中高、高専の連携が確立した中で、あとは各学校独自の教育課程が組まれていたり、小学校3校、中学校1校ですので、スタートカリキュラムといって同時にちゃんとスタートできるような教育課程を目指して今つくっている最中ですので、そういったことを全て入れ替えていかなければならないということになってきます。ただ、内容面だけは先ほども言いましたように普遍的な内容ですので、しっかりと子供たちの教育をしていかなければならないという認識の下でのさっきの答弁と解釈していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。
質問 3番 重山雅世
札幌の平和記念館、もうそこに語り部も確かに。今までやはり高齢化していて維持するのも大変だということで、大学のほうで維持管理するということも聞いてよかったなと一安心したのですけれども、本当に教育の現場の過密な状況というのは理解しつつも、そういう中で全国から平和大使という形で取り組まれている学校もあるわけですよね。隣町もそうです。夕張も出されて。そして、報告会も開いてという。たくさんの人数ではないですけれども、中学生が2人なり行くとしたら先生も必ず1人ついていかないとならないですよね。かつては栗山も栗山原水協として、もう40年近くなるかしら、栗山高校生2人長崎へ派遣したりして、そのときに商店街などを回って高校生が長崎行って世界大会のあれ聞いてくるのだからってカンパをずっと募って歩いた経験私もあります、確かに。それは生きた教育という、今の教育が死んだ教育ということではなくて、そういうやっぱり実際に見ることの大切さ、先ほど言ったとおりです。でも、今の状況の中ではもう授業のカリキュラムが目いっぱいで取組ができないのだよということをおっしゃっていらっしゃるのですか。何かその中でどうやってやりくりするかというか、今のところ、現在のところという点では将来何年かのうちにはというときには、はっきり言って語り部の方たちももう本当に人数も限られていますから、だからそういう点でも今がチャンスではないかなと、そう思って今回こういう提案したのですけれども、やはりいつがいいかという点ってとても大事だと思うのです。だから、すごく普遍的な事業内容という点で考えていったときには今は難しいのだと。お金の部分でいろんな、こういう大使として派遣するにしてもお金がかかることですけれども、お金の部分で駄目だよということではなくて、教育の今の内容的な実態の中ではそこまでのカリキュラム的な余裕がないという、そういう捉え方でよろしいのですか。
答弁 教育長 吉田政和
お答えいたします。ちょっと話題替わるかもしれませんけれども、重山議員に私以前資料をお配りしたかなというふうに思っています。その中にビジョンのプライオリティーという項目があった。これ単なる優先順位の話ではなくて、今やらなければならないことを今やるのだということを私が訴えて文章化していたのかなというふうに思っています。ですから、例えばこの時代に今やらなければ高校で手後れになるというような内容もあります。例えばプログラミングが一つそうです。これもう必須ですので、高校の1年生の。そのときにうちの子供たちに経験させずに高校生に送り込むということはできないので、今やらなければならない。そういうことでの重要性ということで、時間を割いて今各学校が各課程を編成している。教育委員会がやるときには必ず相談いたします。教育委員会が教育課程をつくるわけではなくて、教育課程の編成権は各学校にあるからです。そういった相談した中でどういったものを仕組んでいくのか。我々が国、それから道からいろんな通知、通達が下りてきた中にいろんな参考資料がございます。その参考資料を提示したり、独自に調査研究した中身も校長会、それから先生方に提示させていただいています。その中で校長先生方と相談して校長会、もしくは学校の先生方が決定していくというのが教育課程になりますので、そういった中では特化して広島、長崎、原爆というものではなくてもっと幅広い戦争、紛争というものの教育に今転換してきているのが平成22年のときからの話ではなくて、これずっとそうだと思うのです。その当時、先ほど旅費の話が出ていましたけれども、これは旅費だけの問題でも何でもなくて、児童生徒に対してどういう落とし込みをしていくのかというほうが重要な課題になってくるかなというふうに思っています。例えば道徳で身近な周りでの争い事等も含めてどういうふうに落とし込んでいくのかというその教育の内容が十分大事な話になってくるというふうに私は思っているので、ですから先ほども言ったような教育内容として確かに大切なのは十二分に承知しているところでありますけれども、その前段に仕込んでいかなければならない、落とし込んでいかなければならないものを重視させていただいて、今教育課程を各学校が編成しているというふうに考えております。以上です。
質問 3番 重山雅世
優先順位的にということですね、では。優先順位から考えたら戦争という、逆に核兵器ということだけではなくて戦争という部分で大枠で捉えるようなということなのですね。なるほど。そういう考え方もあると思いますけれども、私は何か今の時期という点では、むしろ核兵器も使われようと、そういう脅威もあるわけですから、それに対して核タブーという点でいうと、やはり優先順位という点では私は今がその時期ではないかなと。そこはちょっと意見が違うところですね、はっきり言って。なかなか、そういう点でいうと私は諦めずに、やはり戦争全体で見るということも、それは絶対必要なことです。でも、核という部分が今脅威の状況になって現実のものとなりつつあるわけだから、ですからノーベル平和賞の意義が高いのです。そういう点では私は優先順位、少年ジェットや何かもそうですけれども、逆に言うと少年ジェットはもうそれずっと長年続いた事業ですから、いい事業です。でも、平和教育という点でいうと、ましてやうちは非核・平和のまち宣言しているわけですから、平和教育ずっと教科書、道徳とか、そういうの、戦争という全体普遍的にはやっていますよという点で言われるかもしれないけれども、目に見えるというか、平和大使という感じでは全国から交流するとか、いろいろそういうのがやられていますから、そういう実態見る中ではやはり今のタイミングが大事ではないかなと、そのように思うわけです。ですから、今後の方向性としても、ではなかなかそういう点では難しいという形なのでしょうか。
答弁 教育長 吉田政和
教育委員会の立場としては、将来的には難しいと考えております。先ほども言いましたが、例えば栗山町にもまだ戦没者の家族の方々がいらっしゃる。地域との交流ということでは、連携ということではそういう方々の経験、それから学んできたことも学習に取り入れることは、それはできます。ですから、もっと幅広い、生の声という部分においてそういう身近なところの生活に関わる、自分たちの生活圏にあるところの学習というものを重んじていくのも一つの方法かな。ただ、今重山議員がおっしゃっていた中身というのの目的等々については同じだと思うのです、願いだとか。そこについては、もう何ら変わるものではないということだけはご理解いただきたいなと思っているところです。以上です。