標茶町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月9日
会計年度任用職員のフルタイムからパートタイムへの移行を撤回するべき
2026年3月9日、標茶町議会の一般質問で、鈴木裕美議員が「会計年度任用職員のフルタイムからパートタイムへの移行を撤回するべき」について質問し、町長 佐藤□彦、教育長 青木悟、総務課長 長野大介、管理課長 神谷学、保健福祉課長 浅野隆生、副町長 牛﨑康人、行財政改革推進室長 内藤政夫が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木裕美 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤□彦、教育長 青木悟、総務課長 長野大介、管理課長 神谷学、保健福祉課長 浅野隆生、副町長 牛﨑康人、行財政改革推進室長 内藤政夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 鈴木裕美
通告いたしております2件につきましてご質問を申し上げます。1点目につきましては、会計年度任用職員のフルタイムからパートタイムへの移行を撤回するべきだというご質問申し上げます。会計年度任用職員のフルタイム職員の一部をパートタイムに移行することが昨年の第4回定例会の予算審査特別委員会の質疑の中で明らかになりました。その後、令和8年度からフルタイムからパートタイムにと言われた対象者複数人から、パートタイムになるよう打診され、それが駄目なら退職し、他の職場へ移ってはどうかというようなことを言われたとの相談がありました。会計年度任用職員制度は、臨時職員・非常勤職員の適正な任用及び勤務条件を確保するため、地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴い、2020年、令和2年の4月から新たに創設されました。職員の身分は一般職の地方公務員となり、年2回の期末手当・勤勉手当の支給や休暇制度が拡充され、従来の非常勤職員の一部、臨時職員、パート職員が会計年度任用職員として移行されました。一般的には正職員の業務等を補助する役割ですが、正職と同様の業務に就かれている職種もあると聞いています。なぜフルタイムからパートタイムに移行させるのか伺います。対象となる職員は何人か、職種別に伺います。また、対象となる職員の現在の給与等の総額は幾らなのか、そしてパートタイムにすることによって幾らになるのか伺います。先ほど同僚議員のほうからもこの件につきましてのご質問がありましたけれども、再度伺います。さらに、対象となる職員1人当たりの減収額はどのぐらいになりますか、伺います。それぞれ対象となる職場では、正職員の業務量が増加するといった弊害が起こると危惧するが、どのようにそのことを解決するのかを伺います。対象職員にとって大きな労働条件の変更ですが、労働組合との協議はどのように行ったのか、また、合意は得ているのかも伺います。フルタイムからパートタイムにすることはあまりにも強引過ぎるやり方で、正職員にも悪影響を与え、士気の低下につながると考えております。対象となるフルタイム職員のパートへの移行は撤回するべきと考えますが、町長、そして教育長の考え方を伺います。
答弁 町長 佐藤□彦
4番、鈴木議員のお尋ねにお答えいたします。1点目のなぜフルタイムからパートタイムに移行させるかのお尋ねですが、会計年度任用職員制度は、地方公務員法改正により令和2年4月の導入から5年間経過しています。新たな制度導入から一定期間が過ぎ、窓口受付時間の短縮やコンビニ交付への移行、少子高齢化や人口減少などによる町民サービス総体の減少など、役場の業務環境が変化する中で、会計年度任用職員制度の運用がどのようになっているのか確認する必要があるため、令和8年度に会計年度任用職員の配置希望があった部署に対し、現状の業務内容や業務量についてのヒアリングを昨年11月に実施いたしました。このヒアリングの結果を踏まえ、フルタイムの配置が妥当な部署については引き続きフルタイム職員を配置し、パートタイムでの業務が可能な職場につきましてはパートタイムに移行することとしております。2点目の対象となる職員の人数や職種別の内容についてですが、合計で申しますと57人、職種別に申し上げますと、事務補助に従事する職員が27人、牧場作業に従事する職員が2人、運転作業に従事する職員が5人、保育園給食調理に従事する職員が7人、児童館業務に従事する職員が1人、校務補助に従事する職員が3人、特別支援教育に従事する職員が9人、外国語指導助手に従事する職員が1人、図書館司書として従事する職員が2人となっております。3点目の対象となる職員の現状の給与等の総額についてですが、それぞれの働き方によるので一概に申し上げることは難しいのですが、仮に現状のフルタイム週38時間45分勤務からパートタイム週36時間勤務に移行したとすれば、一般会計のみ45人分の合計で申し上げますと、令和7年度予算ベースで1億5,842万7,000円、これがパートタイムに移行したときは1億4,215万3,000円となり、総額で1,627万3,000円の減額になるものと見込んでおります。対象となる職員1人当たりの減収額ですが、平均1人当たり年額で35万3,000円ほどの減の見込みとなるものであります。4点目の正職員の業務量が増加する弊害を危惧するが、どのように解決するのかとのお尋ねですが、基本的には、ヒアリングした結果、フルタイムが必要な部署にはフルタイム職員を配置しますので、正職員の業務量が増加することは想定しておりません。5点目の労使協議についてですが、3月13日に事務レベル協議、3月3日に団体交渉を実施し、その中で説明し、理解を得ております。6点目のフルタイム職員のパートタイムの移行は撤回すべきと考えるがいかがかとのお尋ねですが、1点目のご質問でも説明のとおり、業務量に見合った適正配置を目指すもので、それぞれの業務内容等をヒアリングした結果により実施しようとするものでありますので、撤回する考えはございませんのでご理解を願います。組合との協議の日程ですが、「2月13日」と言うべきところを「3月13日」と言っていましたので、2月13日に事務レベル、3月3日に団体交渉ということで訂正させていただきます。
答弁 教育長 青木悟
引き続き、教育委員会からお答え申し上げます。教育委員会に在籍する会計年度任用職員は、特別支援教育支援員16人、校務補助員9人、外国語指導助手1人、図書館司書2人、事務補助員16人で、合計44人であります。町の全体方針の下、町の全ての会計年度任用職員の働き方が見直される中で、教育委員会所属の会計年度任用職員についても見直しが進められたものであります。訂正をいたします。教育委員会に在籍する会計年度任用職員のうち対象となる職員は、特別支援教育支援員9人、それから校務補助員3人、外国語指導助手1人、図書館司書2人、事務補助員9人で、合計24人であります。失礼いたしました。
質問 4番 鈴木裕美
先ほどのご質問にご答弁をいただきました。まず1つは、前段の同僚議員の質問の中で、パートにした場合に1,627万円ということを言われました。その金額をして、私はこの1,600万円だったら、正直言って、何とかならなかったのだろうかと思いました。監査委員でもありますから、今まで監査をしてきた中でも中身を知っていますので、申し上げませんけれども、もっと事業の見直しをして減額になるところがたくさんあるのではないかと、課長は首を振っていますけれども、そう思うのです。ですから、何とかこの件について、もう一度、撤回をしないとはっきり町長は断言いたしましたけれども、何点かご質問したいと思います。この会計年度任用制度がスタートして本町は、先ほど同僚議員にもお話しされましたけれども、牧場や介護福祉施設等においても非常勤職員から、臨時職員から会計年度任用のフルタイムにしましたよね。ですから、恐らく約100人規模で会計年度任用のフルタイムがいたと思っています。この100人規模のフルタイムというのは、全道で言えばうちの町だけがこれだけの大きなフルタイムを抱えていたのでは、施設がありますから、特殊ですから抱えていたのだろうなと思うのですけれども、当時、佐藤町長だと思うのですけれども、全部を会計年度任用、フルタイムにしたというその考え方を伺いたいと思います。伺いましたけれども、100人規模だったものを段階的にはできなかったのか、あるいはやる気がなかったのかも含めて、まずは伺っておきたいと思います。
答弁 総務課長 長野大介
お答えしたいと思います。これまで今回は5年間経ったということでやったというところと、あと町長からの説明もありましたけれども、窓口時間の短縮だとかというところで言うと、週3時間45分減っていたりだとか、あるいは人口減少、令和2年から比べると11%減少していたりだとか、そういった背景がございまして、今回見直し、ヒアリングをしたというふうになっております。以上です。
質問 4番 鈴木裕美
先ほどの答弁で業務の見直しとか人口減少ということはわかりました。ただ、やはり職種によっては人口減少や業務見直しとかとならない職種もあったと思うのです。例えば、12月の定例会において同僚議員が質問されたときに保育士職さんの会計年度任用のパート化をというご質問がありましたよね。あのときには、私の記憶では担当課長は業務というか、子供たちの手も成長してかからなくなったというご答弁も確かあったと記憶していますが、今年度からは園児さんだって新しい方々が入園してこられますよね。手のかからなくなるという大きな年長さん等々は卒園をしていくとか、そういうことでは業務が少なくなったとかとは私は保育園としても考えられません。ですから、そういう面からすると、保育士さんの補助職が対象に今回なる。ならない。(何事か言う声あり)
質問 4番 鈴木裕美
そう。では、安心しました。補助職が、違うよ、これ7名と書いていますよ。先ほどの答弁で。担当のほうから、私は補助職がと伺っていたのです。ですから、仮に補助職であったとしても新しい入園者がということになると、その子たちに手はかかるのだろうなと私は考えました。さらには、支援員です。支援員もずっと支援を必要とするという子供たちに対して、手厚く支援員として配置をしてきました。しかし、支援員さんもパート化になると伺いまして、先ほどの教育長の答弁では9人対象者がいると。では、残された支援を必要とする子供たち、どのようになるのですか。パートさんになって、職員さんが、支援員が帰られたとき、残された子供たちは誰が見るのですか。そこも伺いたいと思います。
答弁 管理課長 神谷学
お答え申し上げます。まず、特別支援教育支援員、こちらの業務につきましては、支援を必要とする児童生徒に対して学校生活や学習活動の支援を行うということが役割であります。夏休み等の長期休業中なのですが、こちらにつきましては、登校する児童生徒がいないものですから、当然、支援員は本来業務である支援の必要な児童生徒への学習支援等を行っていないというところが現状でございます。ここにつきましては、今回、学校、それから支援員さん個別の面談においても、こういった意見をいただいております。こういったところで保育士との大きな違いなのかなと思っておりまして、保育園につきましては、夏休み、冬休み等はございませんので、そういったところの違いなのかなと思っておるところでございます。
答弁 保健福祉課長 浅野隆生
お答えをいたしたいと思います。議員のほうから昨年12月の第4回定例議会予算特別委員会のお話がございました。その際の部分ですけれども、会計年度任用職員の勤務時間数が業務の減少により少なくなったということですので、今回のフルタイムからパートへという部分とはちょっとお話が違うのかなと思っております。それから、先ほど保育補助員のお話がございましたが、町長の答弁では保育園給食調理に従事する職員が7人というようなお答えでございますので、保育士あるいは保育補助員がフルタイムからパートタイムに変更になるという部分につきましては今回はございませんので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 4番 鈴木裕美
今、浅野課長のほうからの調理員とかは理解いたしました。わかりました。教育委員会ですけれども、支援員さん、夏休み、冬休みあります。通常の登校時に支援員が3時で上がったりして帰ります。その後の残されている支援を必要とする子供たちの指導といいますか、それは、ではどなたが見るのですかということを伺っているのです。
答弁 管理課長 神谷学
お答え申し上げます。今回、面談を行っている中でいろいろお話を聞かせていただいているのですけれども、5時間授業につきましては、今回、時間短縮になったとしても全ての時間帯で支援が可能であるということでございます。学年によっても違うのですけれども、5時間授業、6時間授業、週の中でいろいろと組まれていますので、その辺を週の中で調整をしていただくというような形で、5時間授業のときには少し早く帰っていただいて、6時間授業のところにその分を仕事に入っていただくだとか、週の中で調整をしていただくというような形で対応可能ということで聞いております。
質問 4番 鈴木裕美
では、理解としては、言ってみれば週38時間45分の中でやりくりをするということの理解でいいのですか。
答弁 管理課長 神谷学
週36時間未満の中でのやりくりということで理解しております。
質問 4番 鈴木裕美
パート化になるからね。そうでした。でも、働く方々にとってはパートになるとしても、支援を必要とする子供たちというのが授業を受けなくても、指導を受けなくても影響ないように、あるいは今まで聞くところによりますと、授業も含めて担任の先生ではなくて支援員さんが全て指導してくださっていてということを伺っていますけれども、担任の先生に対しての労働が増えるというか、そういうことはないと理解してよろしいですか。
答弁 管理課長 神谷学
お答え申し上げます。先ほど日によって勤務時間の時間数が違うということでお話しさせていただいたところなのですけれども、学年によっては6時間の授業が多いというところで、多少、やはり支援につけない時間帯というのが1日に10分、20分と発生する週も予想されております。そこの部分につきましては、教科に入っていない先生、そういう空いている先生が入っていただくということになるということで考えております。
質問 4番 鈴木裕美
では、担任の先生に対しては業務が増えるということはないという理解でいいですか。
答弁 管理課長 神谷学
お答え申し上げます。担任に影響ということは想定はしておりません。
質問 4番 鈴木裕美
いずれにしましても、この問題というのは本当に大きな問題だと私は考えます。ですから撤回を求めたのですが、はっきり言いまして、弱い者いじめだと思うのです。身分として言ってみれば臨時である立場、正規と同じだと公務員法でも決まっていますけれども、そういう弱い立場の人たちを、ましてや短時間で切るのです。短時間というのは、去年の12月の末に耳打ちされて、そして例えば教育委員会ですと1月9日までに回答をもらうという、そういうふうに考える余裕といいますか、ない、そういう時間帯でした。それから、言ってみればパートになれば地方公務員法でも副業ができるというふうにもなっておりますよね。だから、総務課長なりでも、もし駄目だったら退職するのだったら退職して別なところを探しなさいと誰かが、担当課長が説得したとしても、本町の場合、限られた職場しかないわけです。再就職できる、副業としてできるという職はあると考えられますか。そこをまず伺いたい。はっきり言われているのです。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。仮にパートタイムの会計年度任用職員が副業をされる場合に働き口があるのかというお尋ねだと思いますけれども、求人が全くない状況ではないのだろうなと。あとは、勤務条件その他で、それぞれの方が判断する内容だというふうに考えております。あるなしについては、ちょっとお答えいたしかねるというところでご理解いただきたいと思います。
質問 4番 鈴木裕美
確かに副町長のおっしゃるとおり、そのとおりだと思うのです。ただ、パート化を迫られた本人が今までずっと、先ほどの同僚議員がおっしゃったように、年度契約だから一年一年だ、確かにそうです。でも、今までずっと更新されてきたではないですか。だから、今年度だって、当然、私だったらですよ、更新されると、よっぽどの失態をしない限り更新されると思います。誰だってそうではないのですか。そこを正直言って、業務が見直しされたから、何も見直しなんかされないではないですか。窓口業務が短くなったとか、確かにそういうところもあります。だけれども、支援員さんにしたって、保育士さんがいないということですけれども、結果的に調理員さんがパート化になりますよね。それで土曜の給食がなくなる、結局それも保護者や子供さんに迷惑をかけていると、そういう状態ではないのですか。私、先ほどの金額で1,620万円、この金額を聞いたときに、これは何とかもっと業務の見直しした場合に、やりくりがつく金額ではないかと思うのです。行財政改革推進室長、どうですか。
答弁 行財政改革推進室長 内藤政夫
お答え申し上げます。会計年度任用職員制度、職員の関係につきましては、将来にわたりまして安定的な行政サービスを維持することと持続可能な財政基盤の確立を目指すということで、行財政改革推進計画の取組事項の中に組み入れて位置づけられております。会計年度任用職員制度につきましては、先ほど町長からの答弁もございましたとおり、令和2年4月に導入されまして、5年間を経過してきているということでございます。これまでフルタイムということで行ってきた職種につきましても、各担当課さんのヒアリングを個別に実施するなどして、各職場の業務内容の状況ですとか勤務実態の調査、これらを行った結果、必ずしも常勤職員と同様の勤務時間を必要としない場合もあるのではないかということで、できるところから着手をして、業務量に合わせた適正な任用区分へと見直しを図ったものと考えております。ですけれども、あくまでも一律にフルタイムからパートタイムに移行させるという考え方ではなくて、フルタイムの継続が必要な職種につきましてはそのまま維持をして、町民サービスの低下を招かないように努めてまいりたいと考えているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 4番 鈴木裕美
先ほどのフルタイムからパートになった場合に35万円程度と言いましたか、答弁で減少になると言われましたよね。35万円から30万円ぐらいの減少になる。対象者は、やはり自分たちの生活設計というのは組まれていると思うのです。ですから、先ほども申しましたけれども、12月の末にパート化にというふうに、それで駄目だったら別な職場をとかと言われたって、自分たちの将来設計といいますか、生活設計を立てていたのが狂うのではないですか。ですから、例えば仮にするとした場合、私は賛成しませんけれども、もっと早くに説明をするとか、あるいは今年度スタートするのではなくて先送りして、その間に対象者とお話をするとか、そういう考え方というのはとられなかったのでしょうかね。そこをもう一度伺います。
答弁 総務課長 長野大介
お答えしたいと思います。今回11月にヒアリングを行った結果ということで、12月中旬から1月上旬までにはそれぞれの部署のほうで説明をして、令和8年度はこういった会計年度の募集をしますというようなことで、そういった形で令和8年度、また再度、そこのパートタイムで受ける方はこのようにするというようなことで今の結果になったというようなことなので、ぜひご理解いただきたいと思っております。
質問 4番 鈴木裕美
理解はできないのですけれども、言ってみれば対象者は渋々お返事をしたのだと私は思うのです。やっぱり今の職場が、言ってみれば慣れているといいますか、ずっと携わってきた職場です。ですから、そういうふうに減ったとしても、あるいはパートになって副業ができるといっても、同じ職業に就けるわけではないのではないですか。そういうふうにすると、ここまで一気にする必要、私はなかったというふうに考えます。働いている人方のことを本当に考えてあげるのだったらですよ。もし皆さん方がそういう対象者だったら、どう思いますか。私が対象者だったら本当に納得いたしません。このことが財政が厳しい中で、先ほども触れられておりましたけれども、職員さんが退職をしていく。いろんな理由、私も退職する方からも聞きました。本当に財政が厳しい中で、もうここまで俺たちは限界だと一生懸命やっても認められないと、そういう方もいらっしゃるのです。でも、この会計年度任用制度の職員さんたちも一生懸命やってきた方々です。そこに手をつけるというのは、先ほども申しましたとおり、もっと別な事業の見直しを徹底的にしたほうが、私はするべきだと考えます。それと、もう一つです。先ほど町長の答弁で、確か3月3日ですか、団体交渉で組合の理解を得ていると答えましたよね。私が聞いているところでは、まず事務レベル協議をしていると。その事務レベル協議とは何ですかと伺ったら、総務課長と組合の職員の書記長さん以下との話合いだと。そして、初めて言ってみれば団体交渉で席につくと私は思っていたものが事務レベルで、それも前回の機構改革もそうです。団体交渉も何もなくして事務レベル協議でもって機構改革が知らされたと。組合として何の議論もできないうちに、これも、機構改革も結果的にスタートしているのではないですか。労働組合とは何なのですか、町長。本当に残念です。職員さん、組合さんも含めてみんな一生懸命になって、まちづくりを進めてきているのです。労働組合というのは、ちゃんと憲法で守られているのです。労働三権のうちの一つ、団交権ですよ。それを協議レベルでやってしまって、決まってから団交に入る、そんなのはあり得ないのではないですか。私は、あまりにも組合軽視というか、組合を無視していると言わざるを得ないのです。副町長、本当、私、残念でならないです。前にも申しましたけれども、組合の役員を経験されているあなたですよ。失礼な言い方をするかもしれませんけれども、どんなに財政が厳しい、でもやっぱり労働組合のことをしっかり考えていただきたいですし、そこに、労働組合に結集する労働者の皆さんのことも、いち早く考えていってあげたい、そういうものではないのですか。つらいと思いますけれども、でも1,600万円です。何とかなるのではないですか。撤回しないと町長は答えました。でも、私は、ではまず暫定ではないですけれども、任期期間中だけでもまずは先送りする、そういう考えを持ってもいいのではないでしょうか。いかがですか。
答弁 副町長 牛﨑康人
議員から私の経歴について触れていただきましたので、お答えいたしたいと思います。書記長をやらせてもらっております。委員長ではございませんが、書記長であります。組合と随分いろいろと勉強させてもらいました。そういうふうに思っております。それで、私、副町長になってから労働組合に対する相談の仕方などについては配慮しなければいけないと思っておりまして、できる限りそういうことを心がけてきたつもりであります。先ほど機構改革の部分でどうだったのかというような話もありましたけれども、時間が切迫している、そこまで、ぎりぎりまで温存していて考えるいとまを与えずにやったとかいうのではなくて、時間がかかった、成案をお示しするのが遅くなってしまったという状況でありまして、戦略的にそういったことをやったというつもりはございません。それで、今回も議員から言われておりますけれども、総務課長から説明があったように12月から1月にかけてということでお話をさせてもらっておりますが、それも先ほどと同様で、できるだけ早くと思いながらも、新年度の募集等のタイミングとかもありますので、ぎりぎりのタイミングではありましたけれども、それぞれ個別に相談をさせてもらいました。そして、団体交渉のところなのですが、基本、団体交渉は、組合のほうからの申し入れに基づいて実施をするものだと認識をしております。標茶町の場合は、特にこの時期の団体交渉については春闘時期を控えてということもありまして、項目が多いというのが通例で、それで事前に事務方で課題の確認、整理をしながら最終的に団体交渉で理事者の考え方を伝え、あるいは協議、討論をするという、そんなスタイルをとらせてもらっております。決して今回の部分、フルタイムの会計年度任用職員をパートタイムにするということが労使協議の対象になるというふうにはならないと認識しておりますけれども、議員ご指摘のように、会計年度任用職員がフルタイムからパートタイムになることによって、ほかの職員への影響があるかないかというところも組合のほうでは心配しておりましたので、その部分について考え方をお答えさせてもらったところであります。納得しているかどうかは別にして、事務レベルあるいは団体交渉の場では一定のご理解をいただいたと考えているところであります。今、議員、首を横に振られておりますけれども、交渉の席上、それ以上紛糾するとか、あるいは継続した課題としてお互い認識をして持ち帰るとか、そういう状況ではありませんので、私は一定の理解というふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。今回のフルタイムからパートタイムというのは、繰り返しになりますけれども、業務点検に従ってできるだけ適切な配置にしていく、これはこの先も考えなければいけないことだと思いますし、決していけないことではない、むしろこの先の組織運営上は求められてくるものだと考えております。その上で本人にも説明をさせてもらい、そして関連する部分で職員団体とも協議をさせてもらってきているという経過でありますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 4番 鈴木裕美
私は、組合側からは合意をしたのではないと伺っておりました。ですから申し上げたのです。決して、副町長が役員されていたことを批判するものでなければ、ただ、正直言って、経験しているのもありますから本当の気持ち、残念でならないのです。そういう意味でちょっと指摘をさせていただきました。ただ、やっぱり何で弱い人たちから手をつけるのだろうというのが、どうしても私は納得しません。一般職の方々、これだけ財政ひっ迫していて、来年度は俺たちの給料を減らされるなと本当に不安がっていますよ。そこまで職員の方々も思っていますし、そのこと自体が成果として職員の皆さんが一生懸命頑張っていることが認められないと、成果として認められないのだということで退職する方もいらっしゃるのです。本当にそういうことがあってはならない。やっぱり職員をしっかりと守り、そして業務をしていただく、そのことが基本だと私は思うのですけれども、その辺もう一度伺って、この質問は終わらせていただきます。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。現状から将来を想像して不安になって離職する方が出てくるというのは、極力、避けなければいけない、そうならないためにどうしなければいけないかということは、この間ずっと考えてきているところであります。その中で、組合のほうとも、団体交渉の席上でも出てきているのですけれども、現在の財政状況、それから、これからの考え方等々について、機会を見て全職員に声が届くような説明の仕方、説明を行っていきたいと考えているところであります。
質問 4番 鈴木裕美
ぜひ、全職員の意を酌むといいますか、そういう職場づくりに努めていただきたいなと思いますし、やっぱり組合がありますから、事務レベル協議ではなくてきちっと席について、団交権があるのですから、その交渉の中でやっていただければなと思います。