みんなの議会

栗山町議会 令和5年9月会議 2023年9月5日

投票環境の整備について

2023年9月5日、栗山町議会の一般質問で、置田武司議員が「投票環境の整備について」質問し、選挙管理委員長 鈴木英雄、町長 佐々木学が答弁しました。

質問者
置田武司 議員
答弁者
選挙管理委員長 鈴木英雄、町長 佐々木学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 置田武司

通告に従いまして、投票環境の整備について1問ご質問いたします。今年は統一地方選挙の年で、道知事選から始まり、町民に一番身近な町議会議員選挙が実施され、無事に終了しましたが、今回の統一地方選挙は若干投票率が下がったことはとても残念です。この町議会議員選挙期間中に独り暮らしの高齢者の方々から、選挙に行きたいのだが投票所までの移動の足がない、送迎の集合場所まで行かれない、自宅や付近で投票できるようなことにならないでしょうかという相談が多数ありました。道内の取組の中で十勝管内士幌町では、高齢者、障害者等の理由により投票所までの移動が困難な方々の投票機会を確保するために移動投票所(車)がご自宅先まで来て玄関先で投票できる移動期日前投票所を開設する取組を今年4月から導入している事例がありました。道内市町村では、自宅まで訪問するのは初めての実施自治体です。そのほか標茶町、岩見沢市、石狩市などが投票所の閉鎖により交通手段がない高齢者や障害者の投票率の低下に懸念があるために救済措置として移動期日前投票を実施しています。このような取組は、投票率の向上のみならず、特に高齢者や障害のある方々に大変喜ばれた施策ではないかと思います。投票は誰にでも平等にある権利です。この権利を守るために現在栗山町選挙管理委員会では投票所への送迎支援を行っていますが、送迎の集合場所まで行くことは困難な高齢者のためにさらに投票環境を整備する仕組みが必要と考えます。投票所へ送迎支援の成果、また今後自宅まで訪問する移動期日前投票所の開設などを含めた新たな方策を検討されているかを伺います。以上、一般質問といたします。よろしくお願いいたします。

答弁 選挙管理委員長 鈴木英雄

ご質問の投票環境の整備についてについてでありますが、自宅から投票所までの移動が困難な方に対する支援については、歩行や外出が困難な障害者や要介護5の要介護者は郵便による投票制度や入院、入所中の施設における不在者投票制度など、公職選挙法において高齢者などの移動困難者に対する投票機会を確保する取組を行っているところであります。また、各自治体独自の取組としても議員ご指摘のとおり移動期日前投票所の取組のほか、巡回バスの運行、無料乗車券、タクシー券配布など、投票所へのアクセスを支援する取組を行っているところであります。なお、本町独自の取組としては、平成13年4月に投票所を15か所から7か所に減らした際に、移動手段のない方に対して送迎支援の要望に基づき滝下地区及び日出地区に最寄りの投票所までの公用車を利用した送迎支援を行っているところです。ご質問の本町の送迎支援の成果としては、現在把握できる平成26年4月の町議会議員選挙以降の利用者数は現在まで65名となっており、一回の選挙において5名程度の利用者数で推移しております。投票所までの移動手段の確保として、投票環境の整備及び投票率の向上として少なからず成果があったものと考えているところであります。また、今後の新たな方策については、現時点においては移動期日前投票所の実施などの具体的な対応は考えておりませんが、投票環境の整備をはじめ、投票率向上に向けた対策を講じる必要があるものと考えております。今後、本町の実情も把握しながら、本町の地域の特性に合わせた有権者が投票しやすい投票環境の整備と投票率向上に向けた取組について検討してまいります。

質問 2番 置田武司

ありがとうございます。ご丁寧な答弁ありがとうございました。ちょっと口説き話をするわけではないのですけれども、この4月の選挙のときにここにも、1番目の質問にも書いてありますけれども、高齢者のおうちへ伺ったときに、私候補者なのですけれども、そのおばあちゃんが行ったり来たりできないから選挙に行かないのだと実は言われました。置田さん乗せていってくれて、送ってくれるかと言われたのですが、そのときには私候補者なので、それは公職選挙法に抵触するということで断りました。何とかそのおばあちゃん、隣近所誘い合いながら投票に行ってくれたというふうに思います。その次の日だったと思いますが、今度中里団地へ行ったときにその中里団地のおばあちゃんにも、役場が投票所だったのですけれども、期日前が役場、選挙がスポーツセンターだったのかな、どうだったかな。とにかくそのおばあちゃんもやっぱり送っていってもらえないかなというような、要するに送り迎えしてくれないかなという声がありました。こういう状況で選挙をやってもなかなか、息子や隣近所に迷惑かけるわけにもいかないので、何とか自立しながら行きたいなという話をしましたが、結局そのおばあちゃんも隣近所に頼んで行ってくれたというのは後から分かりました。その投票結果が66%、前回の選挙に比べるというのはいとも簡単なのですが、6ポイントぐらい下がったのかな。そういう選挙になりました。これではやっぱり住民福祉、または人に優しいまちづくりを目指す栗山町には、心から寄り添ったような住民サービスの必要性はあるのかなというふうにも思いました。選挙が終わった後にどこかいい、その期日前までに、選挙の投票行動の中でいいところがないかなと思っていたときに十勝管内の士幌町がという話を見つけました。端的に申し上げます。士幌町にできて栗山町にできないのかなと、それだけです。そんなに経費的、経費は国費で見てくれるようなので、車1台あれば期日前投票の中で滝下や円山や日出の人たちにも、それは人数は何百人もなるようなことにはならないとは思うのですが、少ない人数でも選挙に行けるので、安心して役場に連絡しておけば、自分の自宅まで来て選挙できるのだという仕組みが、これはやっぱり人に優しい栗山町の印ではないかというふうに思うのですが、管理委員長いかがでしょうか。

答弁 選挙管理委員長 鈴木英雄

議員ご指摘のとおり、現在全国で幾つかの自治体で車両を利用した移動期日前投票所の取組を実施しているところでございます。投票環境の整備としては効果があるものとして考えております。道内自治体の導入目的は、きっかけとしては投票所の閉鎖に伴う投票機会の確保や投票率の低下を懸念しての対応となっておりますが、大型ショッピングセンターなどの駐車場を会場として行っている自治体もあり、買物客の投票を想定して投票率の向上や若年層に対する選挙への啓発としても移動期日前投票所の取組は多面的な効果も想定されているところであります。しかしながら、こうした取組については通常の期日前投票所を維持しながら実施するには、現状の選挙管理委員、補助員体制の事務局である総務課の体制を考慮すると、新たな人員を確保するのが大変必要です。車両及び運転手についても確保が課題になるものと考えております。私が聞いているところでは車両1台5人の、運転手も含めて必要となっているそうです。こうした投票環境の整備などの取組については、将来的な人口減少を見据えて投票所の配置、在り方などを踏まえた総合的に勘案して検討してまいりたいと存じます。

質問 2番 置田武司

まさしくそのとおりで、運転手さん入れたら5人は要るなと。うちにはちょうどいいバスあるなと思っていたので、なおさらのことそういうふうに思っていました。できるだけ、やれるだけその中で、私や委員長からすれば親の年の人たちが、90近い人たちが選挙に行くぞというふうなことを思っていただけるだけありがたいなと。それにやっぱり何とか応えるような選挙管理委員会であり、行政であってほしいなというふうに思いますし、もっと研究の余地があるのかな、そういうふうに思います。独り暮らしのところで選挙をするということは。そんなに、自分の自宅の前まで来て選挙をやれるという、結構やっぱりじいちゃん、ばあちゃんうれしいのではないかなというふうにも思うのです。投票率もおのずがら上がるでしょうし、そういう意味ではまだまだ選挙管理委員会で、マンパワーが少ないのも分かりますけれども、何とかやりくりしながらそういうことに取り組んでいっていただきたいなというお願いというか、提案事で申し訳ないのですが、それが1点。それと、ふじ団地、あの辺の人たちが栗山町役場、選挙管理委員会近いでしょうと言うと、いや、そうでもないのだ。だから、あそこの場合は例えばふじ団地集会所、町営団地集会所を利用しながら、短時間でいいと思うのです。1時間か2時間でいいから、そういうものを投票所代わりにしながら、そういうことが可能性としては、委員長、あるような気がします。ぜひともその辺の2点、いやいや、もうマンパワーいっぱいだし、できないと言われればそれまでなのだけれども、努力していただけませんでしょうかというお願いをいたしたいと思いますが、いかがですか。

答弁 選挙管理委員長 鈴木英雄

今議員さん、置田議員ご指摘のとおり私自身も前向きな考え方でおりますけれども、これから投票率の向上に向けていろいろ私どもも考えていかなければならないということもありまして、それも含めて今後前向きに検討していきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 2番 置田武司

ちょっと横やりになるかもしれませんが、我々も選ばれた人間ですけれども、もう一人ここに選挙で選ばれた人がいらっしゃいます。この選挙だとか、今の選挙、投票関係の設備について、町長ちょっと横道にそれて申し訳ないけれども、どうお考えになっているか、ちょっと一言コメントいただきたいと思うのです。

答弁 町長 佐々木学

私は今2期目を務めさせていただいておりますが、一回も選挙はしたことありませんけれども、これまで国政をはじめ町議会議員選挙、これに職員時代から携わってきた部分もありますし、また今最近になって別の立場からこの選挙制度を見てきたというようなところでもございます。そのような中で、やはり一番今感じているのは、この時代の趨勢、流れの中で多分そういうことが進められてきたのだと思いますけれども、行政効率の関係で15か所あった投票所が7か所に、今少なくなってきているというようなところでありまして、それをもってその投票に行く町民の皆様にはやっぱり何らかのご不便をおかけをしているのだろうというふうな認識ではあります。ただ、そのような中で今またこの投票所を復活するとか、そういうことにはなりませんので、先ほど来選挙管理委員長が述べておりますとおり、やっぱり創意工夫をしながら少しでも投票に行かれる方が便利で、そして投票に行くきっかけを生むような政策、そういう考え方の中で先進地の事例もありますから、栗山で取り入れられるものは何か、そして時代の要請に応えるこの選挙制度はどういうものなのかというところをしっかり踏まえながら、これからも選挙に臨んでいっていただきたいなというふうに考えております。

質問 2番 置田武司

今前向きなご答弁をいただきましたし、選挙管理委員会からもそういうことの中でいろんな創意工夫をしながら選挙機会をそれぞれ、直近で言えばもう秋には選挙がある可能性もあるというような状況、選挙そのものが続いていくわけですから、ぜひやはりこっちから運ぶ、投票箱を持っていくような仕組みづくりまでいってもらいたいなというようなことを考えてみたいなと思うし、また考えていただけないかなというふうなお願いを含めた中で一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:栗山町議会 令和5年9月会議 2023年9月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる