みんなの議会

木古内町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日

高齢者の投票環境の整備と移動期日前投票の実施を

2022年12月15日、木古内町議会の一般質問で、相澤巧議員が「高齢者の投票環境の整備と移動期日前投票の実施を」について質問し、町長 鈴木慎也が答弁しました。

質問者
相澤巧 議員
答弁者
町長 鈴木慎也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 7番 相澤巧

7番 相澤 巧です。私からは、高齢者の投票環境の整備と移動期日前投票の実施をお願いすることで、一般質問を行いたいと思います。国民の意思を政治に反映させる選挙は、民主主義体制を支える重要な制度です。いま人口減少、高齢化が進み、投票したくても行けない投票困難者が増え、投票環境を改善する動きが全国で進んでいます。総務省では、移動期日前投票が着実に増加していること、あわせて各自治体の事例集などを公表し、「各選挙における積極的な取り組みにつなげていただきたい」としています。当町では、役場2階に期日前投票所が設置、運用されているところです。エレベーターがあり、靴の履き替えもないことから、評判も良く、積極的に利用されている住民がいることは聞いており、評価するところです。一方、投票所が遠い、移動手段がない、などにより棄権をすることがあることも聞いております。期日前投票は、住んでいる近くで投票できる、投票意欲を高めると同時に、投票の権利を保障する、投票率の上昇にもつながるものと思います。この実施について、見解を伺います。よろしくお願いします。

答弁 町長 鈴木慎也

7番 相澤議員のお尋ねにお答えをいたします。移動期日前投票所につきましては、利便性等については、十分認識をしております。道内にも既に導入されているいくつかの自治体がございますが、導入事情は一部の地域の投票所を統廃合することに対する救済策であります。純粋に移動が困難な有権者を幅広く支援するものではありません。そのため当町といたしましては、いま現在、導入する考えは持っておりませんが、ご近所のかたが車で外出される際に、期日前投票所まで乗せてもらうですとか、地域のサポートもいただきながら、町も力をあわせて手助けしていきたいと考えておりますので、投票所に行くことができないかたがおられましたら、まずは選挙管理委員会にご相談していただいた上で、そのかたにどのような手助けがあるか、可能であるか判断してまいりたいとそのように考えております。以上でございます。

質問 7番 相澤巧

ありがとうございます。いまご答弁の中で、投票所の統廃合することに対する救済策というような形で答弁を受けたところです。ただ、事例がここにいくつかあります。確かにその中には、おっしゃったような事例がたくさん載っております。また、ほかにも若い人達が18歳以上のかたの投票率を上げるための学校や商店街で、投票所を設けたりというような事例も載っています。確かに一部投票所を廃止したため、それの補完のためにという例もあります。ただ、そのほかにも期日前投票所に関して、投票機会並びに若者への選挙啓発及び投票機会を確保することを目的、その前に高齢者の移動弱者と若者の投票機会を確保することを目的にという形で、これは福井県の小浜市でやっております。それから、長野県松本市でもコミュニティバスを利用した移動期日前投票所を山間地域、大学、高等学校へ派遣し、投票所への交通手段が難しい有権者の投票機会の確保を図ったという形で載っております。別に投票所が廃止された、そっちにこだわることはないんじゃないかなと私は思うところでございます。それについて。

答弁 町長 鈴木慎也

相澤議員の再質問でございますが、一度目の答弁のように、まずはいまの現状、そして選挙管理委員会にご相談いただいた上で、どんな手助けができるかと判断したいと思っております。本来、人と物と財源があれば、こういったものを導入してっていう思いもあるのはあります。だがしかしながら、期日前投票所を運営するという状況も決して余裕があるわけではなくて、そこにも住民のかただったり選管のかたにいろいろご協力をいただかないといけないと。そういったことを総合的に考えますと、移動の投票所というよりも、一人ひとりに寄り添った形で、移動困難者への支援を町としてはいま現在としてはそういった考えでおりますので、ご理解をいただきたいと思っております。だが、しかし今後、他の町や村のように将来的に統廃合を行わなければならないですとか、そういった不憫な状況が出た場合は、これはまた状況が大きく異なりますので、その時は積極的な導入もしっかりと考えた上で、総合的に考えて判断をしてまいりたいと思っているのがいまの考えであります。以上でございます。

質問 7番 相澤巧

確かに事情はわかります。職員なり投票立会者などの人選が難しいことはわかるんですが、ただ違うほうの見方からいって、衆議院選・参議院選の過去の投票率を見ますと、これではちょっと恥ずかしいんじゃないかなという状況にあります。参議院選で60%そこそこ、衆議院選で60後半ですか、町長選・町議選であれば70後半なので、その辺はそれでいいのかなと思うんですが、あまりにも投票率が低いと私は思うんです。事情はわかるんですが、ぜひ取り組む方向で今回は間に合わないにしても、進んでいただければありがたいと思うんですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 鈴木慎也

相澤議員の再質問のお答えでございます。人口減少や高齢化が進むことによって、投票したくてもできないかたが一定程度いて、それが投票率の低下につながっているという認識もあります。ただし、投票率の低下という起因については、そのことよりもそうじゃないところに起因があるんだろうとそのように思っております。相澤議員のいま質問をいただいたように、その選挙の内容によって大きく差があるというところがおそらくそこになにかヒントがあるのかなと個人的に思っているところでございます。いずれにいたしましても、来春からの大きく体制を変えて実施するというのは、非常に難しいという判断をいたしております。いまできることは、これも再三になりますが、困っているかたがいれば町として最大限の対応をさせていただく。これは、移動期日前投票ということではなくて、困っているかた個別にできる限りご案内をしていくと。将来的なことを考えた時に、もし統廃合だったり投票所の状況が大きく変わった際には、これはしっかりとスピード感を持って、対応しなきゃいけないとそのように思っております。現時点では、1回目の答弁となりますけれども、議員におかれましてはご理解をいただきたいとそのように思っているところでございます。いずれにしても、投票自体行けないかたがもしいましたら、まずは選挙管理委員会、役場にご連絡いただきたいとそのように思っております。以上です。

質問 7番 相澤巧

これ以上お願いしても進まないようなのでこれで終わりますが、ぜひ投票できないかたのケアを十分考えていただきたいと思います。以上で終わります。

出典:木古内町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日 議事録 PDF(63ページ) 間違いを知らせる