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栗山町議会 令和3年第7回定例会 2021年9月7日

町職員の定年延長について

2021年9月7日、栗山町議会の一般質問で、千葉清己議員が「町職員の定年延長について」質問し、町長 佐々木学が答弁しました。

質問者
千葉清己 議員
答弁者
町長 佐々木学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 千葉清己

それでは、通告に従って質問をしてまいります。町職員の定年延長について。本年6月4日に地方公務員法が改正されました。この改正で公務員の定年は2023年度より2年ごとに1歳ずつ引き上げられ、2031年度には定年が65歳になります。60歳を超えた年度から管理職は一般職に配置換えになり、給与も70%まで減額されることとなりました。具体的な事項については今後職員組合との協議が必要とは思いますが、以下の点について伺います。1、栗山町職員の定年等に関する条例改正はいつ頃を予定しているのか。2、栗山町職員定数条例は変更があるのか。3、役職定年の例外である特例任用はあるか。4、管理職から一般職に配置換えになった職員のモチベーション維持についてどのような対策を考えているか。以上です。

答弁 町長 佐々木学

ご質問の町職員の定年延長についてでありますが、本年6月11日交付の地方公務員法の一部を改正する法律の成立により、国家公務員と同様、地方公務員の定年につきましても令和5年度より2年に1歳ずつ65歳まで段階的に引き上げられることとなり、また地方行政組織の活力維持及び職員の多様な働き方の確保を目的に、役職定年制及び定年前再任用短時間勤務制が導入されることとなりました。今後本町におきましても令和5年4月の法施行に向け、組織活力の維持向上の観点から、本町の実態を踏まえた制度設計を進め、関連条例等の改正を進めるものであります。ご質問①の栗山町職員の定年等に関する条例改正はいつ頃を予定しているかについてでありますが、役職定年制を含む組織人事管理等に係る関連制度の検討及び職員組合との協議等を踏まえ、令和4年9月議会定例会を目途に関連条例案の提案を予定するものであります。ご質問②の栗山町職員定数条例の変更はあるのかについてでありますが、同条例は本町の職員数の上限を定めているもので、今回の定年延長により令和5年度以降2年ごとに定年退職者がいない年度が発生いたしますが、毎年度の新規採用を見込んだとしても現行の職員数上限には達しない見込みであることから、現時点においては改正の必要はないものと考えております。ご質問③の役職定年の例外である特例任用はあるかについてでありますが、今般の法改正で導入された役職定年制の趣旨は組織の新陳代謝を確保し、組織活力を維持することと理解しており、本町におきましてもその趣旨に基づき、また若い職員の育成、登用を念頭に置いた制度導入を基本とするものであります。しかしながら、特別な知識、技能を要する施策の継続に当たり、職員の年齢構成上、欠員補充が困難な状況があるなど町政の停滞が生ずるおそれのある場合は、例外として特例任用が必要となる場合も考えられるところであります。今後法の趣旨を踏まえ、町政の持続的な発展に資する制度の在り方について慎重な検討を進めてまいります。ご質問④の管理職から一般職に配置換えになった職員のモチベーション維持についてどのような対策を考えているかについてでありますが、60歳到達の職員につきましては、それまでのキャリアで培ってきた知識、経験、技能を有していることはもちろん、長年公務に携わってきた者として町民の皆さんや地域のために貢献したいというそれぞれの思いを持たれていると思います。制度導入に当たりましては、勤務継続に係る意思確認の過程において、それぞれの考え、意向をしっかりと把握できる機会を設け、個々の貴重なスキルが十分生かせる部署への配置を行うなどモチベーションが維持できる環境づくりに努めてまいります。

再質問 7番 千葉清己

それでは、再質問させていただきます。定年の条例改正については、令和4年9月議会という今ご答弁がありました。逆算すると当該職員の趣旨説明ですとか組合との協議とか、そういうのでかなり時間がかかると思うのですけれども、この制度を明らかにしていくためにはなるべく早く条例化をしたほうが私はいいのでないかと思うのですけれども、そこら辺前倒しのことについて可能性をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

条例提案のスケジュールの関係でご質問がございました。冒頭の答弁で令和4年9月の議会で提案をさせていただくということで申し上げましたが、この定年延長の関係につきましては、かなり組合のほうとの制度設計段階からしっかりと協議をする必要があるということで、そういった時間も設けていかなければならないということもございます。私どもの計画としては、今月から年明けぐらいまで5か月から6か月をかけて十分組合との協議を進め、また本制度の調査研究をし、さらには第7次総合計画の策定に併せて中長期の職員適正化計画もつくっていく予定でございますので、そういった検討、さらには他の条例への影響調査、こういったものをしていく中で、来年の1月ぐらいまでかかるだろうという想定をしてございます。その後2月以降各制度の内容を決定し、条例案の提案をし、そして来年6月の議会のほうに、全員協議会のほうになると思いますが、そこで本町の制度の概要等々についてご説明をさせていただいて9月議会提案と、そんなような流れを想定しているところでございます。今前倒しのお話もありましたが、今私が申し上げたようないろんな手続を進めていく中で、可能な状況になれば1つ前の議会定例会への提案ということもあるかもしれませんが、まずは十分な協議検討を進めるということで4年の9月というようなご説明をさせていただいたところでございます。

再質問 7番 千葉清己

分かりました。本当にこれ大変な改革でありますから、十分組合と協議しながら、また現在58歳の職員からこの制度が該当になるということで、それらの職員の人生設計にも大きく関わってくる制度でありますし、当然既に年金は当たっていないわけでございますから、この定年延長で職員のモチベーションも上がっていくというふうに考えますので、十分な慎重な協議を重ねてぜひとも精力的に条例改正に向けてお願いをしたいということを申し上げたいと思います。2番目です。定数条例の改正でありますけれども、定数条例を見ると全体で228人が上限というふうになっていますから、現在の職員数では当然ここには及ばないので、定数条例の改正はないということは理解したわけですけれども、今町長から第7次、職員適正化計画というのもありましたので、そこら辺について今までの行革プランである職員の数とこれは全く変わっていくのかどうかということも含めて質問させていただきたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

第7次総合計画の策定に併せた形での職員適正化計画ということでのご質問でありますけれども、今栗山町の総合計画を策定していく上では財政計画との整合を取る実施計画をつくっていくということでございます。その中で財政計画を試算していく上では人件費の試算も重要になってくるわけであります。そのような中で、これから人口減少が進み、町が縮小していくような、どうしてもそのような傾向も否めないということになってまいります。ですから、今145名の職員がおりますけれども、そこの数は当面維持をしていくという考え方ではありますが、10年、20年、30年先の推計、見通しを立てていく中で、当然人口減少等々に合わせながら職員数のほうも見直しをしていかなければならないという、そういうことで今回併せて職員数の適正化計画もつくっていくということでございます。ですから、単なる職員の数の削減ということではなくて、いろいろなその時々の業務内容、そういったものも含めてこれからの見通しをしっかり立てていきたいというようなことで今回併せて策定をしていくということでございます。

再質問 7番 千葉清己

定年が2年に1度、1歳ずつ延長になるということは1年置きに退職者が出ない年が出るということになります。その年に、今町長の答弁では新規採用を見込んだという話でありますけれども、職員の配置上、人口構成上も退職者のいない年に対しても職員の採用はあるのかどうかということをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

職員の採用については、その時々の業務の内容だとか全体的なその年にある計画策定だとかいろいろな要因がありますので、業務量に応じながら今の職員数をどの程度にしていくか、多少多くなることもあるでしょうし、また少なくなるというか、現行職員数を維持していくような状況になることも想定されております。ですから、採用数についてはその年度の業務量等をしっかり勘案をしながら採用計画に基づいて採用をしていくということでございますので、定年退職者がいる、いないにかかわらず必要な数を採用していくというのが考え方であります。

再質問 7番 千葉清己

了解しました。それで、定年は延長されても該当職員が本当に勤めるかどうかというのは本人が決めることであって、制度に乗らずに退職しても退職金は満度に当たるということになりますから、事情を聞いて辞めるのだという職員も出てくるかと思われます。ですから、そこら辺の採用計画にも非常に影響を与えるところでありますから、事情聴取についてはなるべく早くするべきだというふうに思いますけれども、ちょっと細かいですけれども、そこら辺のお考えについてもお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

定年を迎える職員の方については、冒頭の答弁でも申し上げましたが、これまで培ってきた知識、経験、スキル、こういったものは非常に重要になってまいりますし、私としては若い職員の方に対する仕事面あるいは生活面、こういったところの指導等も含めて本当に町政を推進していく上で貴重な存在であるというふうに考えております。ですから、遅くても前年度までには退職年齢というのでしょうか、60歳を迎える方に対する情報提供、事前の情報提供と意思確認、それをしっかりさせていただいた上で、でき得ればその方々がしっかり生き生きと働いて町にまた貢献をしていただけるような環境づくり、例えばその適性に応じた配置であるだとか、これまでの職務経験を生かせるような部署への配置だとか、そういうものも意思確認の中でしっかり協議、お話合いをさせていただいて60歳以降も勤務していただけるような環境をつくっていきたいというふうに考えております。

再質問 7番 千葉清己

続いて、3番に移ります。特例任用については慎重にという話でしたけれども、私は特例任用というのは、これは町立病院であれば町立病院の医師とかそういう人が対象であって、一般職の中ではこういうのはいないのでないかなというふうに思いますけれども、そこら辺いる可能性があるということで理解していいのかどうなのか、そこら辺のところ確認したいと思います。

答弁 町長 佐々木学

この特例任用の関係につきましては、私もこの法の趣旨、組織の新陳代謝を確保し、組織活力を維持するという本質的なこの法の趣旨から照らし合わせますと、基本的には特例任用はすべきではないというのが私の考え方であります。しかしながら、先ほど申し上げましたとおり、この方でなければなかなか職務を遂行することができないというような、そういうものはないと思いますけれども、年齢構成上やむなくその方を引き続き管理職として登用するケースがないとも限らないということもございますので、その時々の登用については、申し上げましたとおり、慎重に検討、対応をしていきたいと、私も例外中の例外であるというふうに思っております。ですから、組合のほうとも制度設計の段階、そこからこういった場合を想定しているということもしっかり協議をしておくことが必要ではないかというふうに考えているところでございます。

再質問 7番 千葉清己

私もすべきでないというふうに思いますし、これ組合との交渉の中で組合からちゃんと理解をもらった上でこういうことを、個別のケースで改めてその場合が出た場合についても組合としっかり協議をしていくということをお願いしたいというふうに思います。それから、4番目、一般職に配置換えになった管理職の問題です。今までの町長の答弁で経験を生かした勤務状況ということも言われています。しかし、その一方では職場で人数が逼迫していて、一般職と同じような仕事をしなければならないということも出てくるのではないかと思うのです。そこら辺のところで職員等分断のないようなことができるのかどうかというところが、非常にデリケートな問題ですので、ちょっと危惧するところもあるのですけれども、そこら辺については町長はどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 佐々木学

役職定年を迎える管理職の方ということで、先ほど申し上げましたとおり、私としてはこれまでの知識、経験、スキル、こういったものをしっかりと若い職員に伝承していただきたいと、そのための指導も含めて何とかお願いをしたいというふうに考えているところでございます。そのような中で、事前の情報提供、また意思確認の中で、私としては個々の職員経験を生かせる部署あるいは適性に応じた配置、こういったところをしっかり検討して本人に打診というか、お願いをしていくというところも必要かと思いますけれども、中にはこういう部署の中に入っていただいて指導徹底をしていただく、そういうスキルの伝承をしていただくような場面も、そういう登用もあるかなというふうに思っておりますので、ただしかし本人とも十分それはお話合いをした中で実際の配置をしていきたいなというふうに思っております。また、国会の附帯決議の中で、そういう高齢期の雇用ということもございますので、健康面にも十分留意をするということも附帯決議でありましたし、また定年前の再任用短時間勤務あるいはそれにふさわしい新しい職務の創設、こういったものも附帯決議の中でございますので、これにつきましてもこれからどういったものが想定されるのか、そして生き生きと働いていただくためのそういう環境づくり、こういったものの検討を併せて進めていきたいと思っております。

再質問 7番 千葉清己

職員にはそれぞれ得意、不得意なところがあって、一般職と同じようにばりばりできるのだよという、そういう人もいるでしょうし、一旦管理職になって現場を離れて管理監督しかしていない仕事になると、なかなかまた第一線に戻って仕事ができづらいという、そういう人もいると思うのです。ですから、そこら辺のところの意思確認は十分にしていただきたいというふうに思います。それで、次は退職した後の暫定再任用という制度がありますけれども、これについても当然考えられると思うのですけれども、この制度についてどのぐらい、今も再任用制度ありますから、その延長なのかというふうにも思いますけれども、この暫定再任用制度についてはどういうふうにお考えになっているかお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐々木学

暫定再任用の関係でありますけれども、今回完全に65歳定年に移行するまでにはまだ10年近くかかるわけでございます。その間につきましては現在の再任用制度を継続、引き継いでいくような形になろうかと思いますけれども、それについては今町のほうもフルタイムの関係、あるいは短時間勤務されている方がそれぞれいらっしゃいますけれども、このような同じような仕組みの中で完全定年制の移行までは本人の意思確認をしながらどちらかを選択していただけるようなお話合いをしていくということでございます。基本的には今の再任用制度と同様フルタイムでこの期限まで働いていただくというのが基本になるかと思います。その中で高齢期の様々な雇用形態、そして希望される職、そういったものを考え合わせますと、今回の改正にもございましたけれども、短時間のそういう選択できる、そういった制度も併せて構築をしていきたいと考えております。

再質問 7番 千葉清己

この問題は国の中でも長い間議論して、現実にはもう退職金が65歳まで出なくなるということでありますから、そこら辺の人生設計をどうするのだということでやっとここまでこぎ着けました。職員の皆さんも日々頑張っておられます。そんな中で職員としてモチベーションを強く持っていただけるようにこの新しい制度の中でも頑張っていただきたいなというふうに思って私の質問を終わらさせていただきます。

出典:栗山町議会 令和3年第7回定例会 2021年9月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる