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南幌町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月13日

職員の定年延長に関わる庁舎内の改革について

2022年12月13日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「職員の定年延長に関わる庁舎内の改革について」質問し、町長、副町長が答弁しました。

質問者
熊木惠子 議員
答弁者
町長、副町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 熊木

それでは2問目に移ります。職員の定年延長に関わる庁舎内の改革について、町長に伺います。令和3年6月の地方公務員法の改正により、令和5年度から地方公務員の定年年齢の段階的な引き上げや、管理職として勤務する上限年齢を定める役職定年制度が導入されるため、法改正の内容について説明がありました。少子高齢化が進み、生産年齢人口が減少する中、複雑・高度化する行政課題への的確な対応の観点から、定年年齢の引き上げにより、能力と意欲のある高齢期の職員を最大限活用しつつ、次の世代に知識、技術、経験を継承するものとしています。住民の生活を支える自治体の業務は多岐にわたっています。これまで長年にわたり地方公務員として、町の発展に寄与し多くの部門で力を尽くしてこられた職員が町民の生活場面で存分に力を発揮できるよう庁舎内の職場体制を変える必要があるのではないでしょうか。現在の庁舎内で、どのような部署に職員の増員が必要なのか、さらには、町民の生活に寄り添う新たな部署の新設が必要ではないでしょうか。町の人口が増加し賑わいが生まれている中、住民の要望にすぐ応えるきめ細やかな対応のできる体制づくりや、高齢化率が上昇している現状を見据え、福祉や介護、高齢者事業団の活動など、住民に寄り添える職員が多数いてこそ町民が安心して暮らしていける町になるのではないでしょうか。定年年齢が引き上げられることにより、生きがいを持って町民の要望に沿える働く場所として今後どのように考え、庁舎内の機構を構築していくのか伺います。

答弁 町長

職員の定年延長に関わる庁舎内の改革についての御質問にお答えします。職員の定年延長については、地方公務員法の改正により、令和5年度から定年年齢を現行の60歳から段階的に引き上げ、令和13年度以降は65歳にするものです。また、組織の新陳代謝を確保し、組織活力を維持するため、60歳に達した管理職には、「役職定年制度」が導入されますが、引き続き一般職としての身分を有することとなります。定年年齢引き上げに伴い、対象となる職員については、次の世代に知識・技術・経験を継承できるよう、現在の体制の中で適切に配置してまいりますので、定年延長に伴う新たな部署の設置や職場体制の変更などの考えはありません。

再質問 熊木

再質問を行います。ただいまの答弁の中で、最後に現在の体制の中で適切に配置しているということで、新たな部署や職場体制の変更などの考えはありませんということでしたけれども、伺います。今定例会に、議案第67号職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例制定が提案されています。先日の全員協議会の中でも説明を受けて、私も質問しましたけれども、新たな部署をつくらないという、その時もそういうお答えでした。しかし、町民の生活に寄り添うというところで、庁舎内でどのように受け止めて議論されているのかというところが、定かではありません。やはり民間企業ではもっと早くから定年延長されていて、年齢も引き上がっています。そういう中で、ようやく公務員も定年延長の制度ができたということで、それを職場の中で新旧入り混じるというか、そういう形で先ほどの答弁の中でも一緒にというか、その新陳代謝を確保してということでやっていかれるということなんですけれども、今、特別見直しをしないということですけれども、私が思うには、やはり今、喜ばしいことで先ほどの質問にもありますように、人口が増えています。それで新しく来られた方が、担当課がいろいろ対応するんでしょうけれども、その対応しきれない部分はないのか。それから、高齢化に伴っていろいろごみ出しの問題とか、先ほどの質問にもありましたが、そういうことだとか、役場の職員とともに地域をつくっていくという意味では、もう少しこう、今どういう現状なのかということを分析しながら、こういう所に人を配置したらもっとスムーズにいくんじゃないかとか、そういうことが議論されているのかもしれないんですけれども、なかなかそれは伝わってきません。ですから、そこをもっと議論されて、今後これから60歳から65歳になるまで、2年ごとに引き上げられていくんですけども、その方々の、今まで本当に地方公務員として長くいろんな部署で働いてこられて、それぞれに知識をすごく持っていると思います。それを活用するという言い方はおかしいんですけれども、やはり町民のために精いっぱいいろんな知恵を出してもらって、つくり上げるということになるのが1番ベストだと思います。ですから、新たな部署をつくるということはまた、いろいろ何課が増えるとかっていうことでは大変かもしれないんですけれども、今ある課の中で、本当にどこにもっと補充したらいいのかというあたりを、もっともっとその各課からも出し合ってもらって検討することがすごく大事ではないかなと思うんですけども、そこについて、その考えを伺いたいと思います。今どういうような話し合いを今後に向けてしていくのかということも含めてです。以前テレビとかでも、地方公務員にバッシングとかもすごく起きた時期がありました。それからスーパー公務員とかがテレビで活躍して、いろいろこう、すぐやる課とか、なんでもやる課とか、いろいろ設置して、庁舎というか、自治体がすごく活性化しているというようなこともニュースで取り上げられたことがあって、私も本を読んだことがあります。でも今はそういう形ではなくて、今の形に移っていると思うんですけれども、どこの自治体も、やはり地方交付税が、今回はちょっとコロナの関係で減額にはなっていませんけれども、やはりうちの町も、地方交付税に依拠しているというか、そういう中でのやりくりが、やっぱり原課もいろいろ庁舎の中でも大変だと思うんですよね。そういう中で予算を折衝したりしながら、少しでも町民が豊かに暮らしていけるようにということを、それぞれの各課が出し合ってやっているのが現状だと思います。そのことは、それが町民に伝わっていくということではすごくいいことですし、だからそれをもっと広めるという意味で、せっかくの定年延長が制度としてできるんですから、そこの取り組みをする必要があると思うので、再度お尋ねします。

答弁 副町長

熊木議員の再質問にお答えいたします。まず定年延長の制度の考え方でございます。基本的に先ほど町長からもお話がありましたように、定年延長制度につきましては、従来の60歳で定年になる職員を再度職員として雇用するということではなくて、定年年齢を60歳から65歳までに変更するということでございます。そういうことでまずご理解をいただきたいというふうに考えてございます。それで、定年年齢を60歳から65歳へと変更するものということでございますけれども、今までと同じように職員として勤務させるということが前提でございます。そういう制度でございます。ただし、職場の新陳代謝を図るということで、60歳に達する管理監督職員につきましては、非管理職員、一般職ということで、役職定年制が設けられるというところでございます。また、役職定年制度につきましては、定年の引き上げによって職員が公務に従事する期間が長くなる中で、若手中堅職員の昇給・昇進機会に影響を及ぼすということで、そのようなことで若手中堅職員の昇給機会を確保するということで、あわせて組織全体としての活力を維持するということの制度でございますので、この部分をまずご説明させていただきたいと思います。職員の配置の関係でございますが、定年延長となった職員の今まで培ってきた経験を生かして、住民に寄り添い要望にすぐ応える新たな取り組みということのご質問かと思いますけれども、まず基本的に現体制においても、職員は町民に寄り添い、町民の要望に応えるべく、職務に取り組んでいるものというふうに我々は考えているところでございます。町としては、そのような職員を育てるべく、研修、職場内での協議等を日々行っているところでございますので、そのようなことで町民サービスに努めているということでございます。また、60歳を迎える職員が特別ということでは考えておりません。確かに勤務年数からいいますと、40年近く勤務しているというような経験がございますが、しかし60歳前の職員につきましても、50代であればそれぞれ30年以上の経験を持っているということでございますし、若手中堅職員におきましても、現在第一線で住民対応しているということで、経験を有しているということでございます。そのようなことから、60歳を迎えます職員につきましても、現体制の中で、全体の人事の中で適材適所に配置することによりまして、役場全体で住民に寄り添い、住民の要望に応えることができるものというふうに考えているところでございますので、先ほど町長から答弁ございましたように、定年延長に伴いまして組織等の変更をするということは考えておりません。あくまでも60歳を超える職員につきましても、それぞれ各部署、現在の部署の中で配置をしてまいりたいということでございます。あわせまして、定年でございますが、2年に1度退職者が出る、段階的になるんでございますけれども、ここ10年間、令和14年までで調整をしていくことになりますけれども、その段階で10名程度の職員ということになりますので、そのような職員の数の中で、現庁舎内の中で調整をして配置して、その経験を生かした中で、下の職員にそのような経験を伝えながら、町民サービスに努めていきたいというふうに考えているところでございます。あと、役場の庁舎全体の協議等につきましても、日々情報等を各課のほうから仕入れておりますし、そのようなことで対応させていただいております。予算のほうにつきましても、交付税ということで減っている中でなかなか厳しい財政状況でございますが、そちらのほうも各課と協議しながら進めさせていただいておりますので、そのようなことでご理解いただければと思います。

再々質問 熊木

再々質問を行います。私は今、各課が住民に対して手厚くやっていないとか、そういうことを申し上げたつもりは全くないんです。十分やっておられても、やはり人口が増えていく中でのことだとか、高齢化率が上がっていく中でのことだとか、そういうところで今までやりきれなかったものというか、何かそういうのが出てきているんじゃないかなと思うんですよね。例えばですが、高齢者事業団をとってみると、高齢者事業団という中でいろいろこう仕事を受けてやっていて、それもお聞きすると、なかなかその高齢者事業団に応募してくる方が少なくなっているということもお聞きします。それから、高齢者事業団に仕事をお願いする方が、必ずしも大きな木だけを切ってほしいだとかそういうことではなくて、ちょっとかがんで何かをできなくなったので、ほんのちょっとそこのところを手助けしてほしいだとか、多岐にわたっていると思うんですよね。そういうところに、その担当課が目を向けられるというか、きめ細かく住民の要望に応えていくというところに、そういう人員配置というのがなされたらすごくいいんじゃないかなと思うんです。それから、定年延長を今副町長のほうから詳しく説明いただいたんですけれども、今いる現在の職員も、まだ若い職員でも、やはりいずれその定年になってくるという時に、自分の存在が、今までやってきた仕事、培ってきた仕事を役立てられる、それから職員同士でもいろいろ知恵とかそういうものも伝えながら、一緒にやっていけるというような職場環境というか、環境と言ったら語弊があるかもしれないんですけども、そういうような職場の環境を構築していくということがやっぱり大事ではないかなと思うんですよね。だからそういう意味で、今現在も調整したり、いろいろ検討されていると思うんですが、さらにやっぱり町民の要望を聞き取るような形のところを、各課が全部やっていくべきだと思っています。それから1点伺いたいんですけれども、定年延長にも伴いますけれども、新規採用というのは、これからも毎年行われていくのか、その辺も考えると、新規採用の方の教育とかそういうこともいろいろ担えていくんじゃないかなと思うので、その辺も含めてやっぱり幅広く検討していくことが必要だと思うので、もし答弁があればお願いします。

答弁 副町長

熊木議員の再々質問にお答えいたします。まず日々の各課からの聞き取りにつきましては、現在も各課長等含めまして、私のほうで聞き取りをさせていただいております。これにつきましては、今熊木議員からもお言葉がありましたので、さらにその辺に配慮しながら、町のために役場庁舎が機能するようなことで聞き取りをしながら対応してまいりたいというふうに考えてまいります。それと、定年延長に伴う新規採用の関係でございます。定年延長に伴いまして、定年年齢が引き上げ期間である令和14年までの期間でございますが、行政サービスを安定的に提供できる体制を確保するためには、やはり一定の新規採用職員については必要だというふうに考えているところでございます。ただ、新規採用の考え方につきましては、従来までのように毎年の退職者を補充するというような考えではなくて、職員の年齢構成、さらには退職者数などの見通しを踏まえた中で、中長期的な観点の中から適正な定員管理のもとで採用計画に基づきまして、今後採用を行ってまいりたいというふうに考えております。なお、定員適正化計画につきましても、今後策定する予定でございますので、その段階で議会のほうにもお示しさせていただければというふうに考えているところでございます。

出典:南幌町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月13日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる