栗山町議会 令和2年第8回定例会 2020年12月15日
第7次総合計画について
2020年12月15日、栗山町議会の一般質問で、千葉清己議員が「第7次総合計画について」質問し、町長 佐々木学が答弁しました。
- 質問者
- 千葉清己 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木学
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 千葉清己
通告に従って、一般質問いたします。第7次総合計画について。栗山町第6次総合計画は令和4年度で終了し、第7次総合計画が令和5年度から令和12年度まで策定されます。時期的に第7次総合計画への準備が必要と思いますが、主要な課題について伺います。1、策定方針はいつ頃明示されるのか。2、令和12年度末の町内人口目標は何名とするのか。3、第7次総合計画期間内には都市再生整備計画事業の推進、道央廃棄物処理組合焼却施設の稼働、栗山赤十字病院の改築、上下水道施設の更新等の財政負担が懸念されるが、財政見通しはいつ頃明らかにされるのか。4、公共施設総合管理計画との整合性はどのようになるのか。5、新型コロナウイルス等の感染症対策についてはどのようになるのか。以上であります。
答弁 町長 佐々木学
第7次総合計画についてのご質問でありますが、現行の第6次総合計画は令和4年度までを計画期間とし、現在まさに計画目標の実現に向けた終盤段階に差しかかっております。このような中、令和5年度からスタートとなる次期総合計画第7次総合計画に関しましては、来年度から2か年をかけて策定する予定としており、具体的な進め方などにつきましては内部検討を始めたところであります。このため、現時点における想定という前提でのお答えになることをご理解いただきたいと思いますが、基本的には第6次総合計画の策定過程をベースに作業を進めてまいりたいと考えております。そこで、ご質問①の策定方針はいつ頃明示されるのかについてでありますが、次年度4月以降具体的な策定作業に入りますが、まずは調査研究段階として現状や課題などの明確化、人口推計や財政状況などの分析、国や道の今後の方針などこれらの整理を行った上、8月頃を目途に策定方針をお示ししたいと考えております。ご質問②の令和12年度末の町内人口目標は何名とするのかについてでありますが、国立社会保障・人口問題研究所、社人研による人口推計において令和12年度の本町の人口は約9,500人となっており、これは直近の12月1日現在の住基人口が1万1,481人でありますので、今後10年間で約2,000人程度減少する計算となります。第6次総合計画スタート時からこれまでの間、本町の人口は社人研の推計とほぼ同様の形で推移しておりますが、いずれにいたしましても計画の方向性を見極めながら適切な目標人口を設定してまいりたいと考えております。ご質問③の第7次総合計画期間内に見込まれる大型事業等への財政負担が懸念される中、財政見通しはいつ頃明らかにされるのかについてでありますが、策定方針を決定した後、次年度8月以降を想定しておりますが、議会との協議や懇談会などを通じた町民ニーズの把握段階における財政の見通し、また令和4年度の夏以降に計画原案の策定段階における財政の見通しにつきましてそれぞれ明らかにしてまいりたいと考えております。ご質問④の公共施設等総合管理計画との整合性はどのようになるのかについてでありますが、各公共施設等の長寿命化対策に関わる個別施設計画を本年度中に策定するとともに、令和3年度において公共施設等総合管理計画の見直しを行い、この中で個別施設計画における対策経費等を反映させることとしております。公共施設等総合管理計画に関しましては、計画の位置づけの中において上位計画である総合計画との整合性を図る旨明記していることからも、これらの整合性を図ってまいります。ご質問⑤の新型コロナウイルスなどの感染症対策についてでありますが、現行の総合計画におきましては感染症対策に関する事業については掲載されておりません。本年新たに発生いたしました新型コロナウイルス感染症に伴い、感染防止対策として徹底した行動変容の要請が必要とされ、新しい生活様式の実践によりコロナと共存するための新たな生活スタイルが生まれてまいりました。今後新型コロナウイルス感染症が収束に向かった場合におきましても、感染症対策を講じた中で各種事業や施策を実施する必要があると考えております。来年度から検討を進めます第7次総合計画の策定に向けてこれまで実施してまいりました感染症対策や今なお実践している新しい生活様式による行動変容を踏まえ、感染症対策に係る事業の掲載に向け検討を進めてまいりたいと考えております。第7次総合計画の計画期間となる令和5年度からの8年間は、栗山赤十字病院の改築をはじめこれまで懸案であった調整課題を解決していくため、またふるさと栗山を後世にしっかりと継承していくための重要な期間であると認識しております。このため、総合計画の策定と運用に関する条例に基づき計画策定段階より町民の皆さん、議会の皆さんと十分に議論を重ねながら、将来に希望の持てる実効性ある計画づくりを進めてまいりたいと考えております。
質問 7番 千葉清己
一通りご答弁をもらいました。おおむね理解はできるところです。まず、ご説明のあったとおり、第7次総合計画というのはまだ2年間ありますから、具体的な検討に入るのは来年からということで十分理解はできるということの前提に立って、まだ不確定なところあるということを承知の上で質問させていただきますけれども、この策定方針については、やはり、今町長の答弁にもあったとおり、今の現状と課題、第6次総合計画で達成できた部分、達成できなかった部分等も含めて十分な検証の上に策定方針に載せるという理解でよろしいのかどうか確認したいというふうに思います。
答弁 町長 佐々木学
今千葉議員のほうからご質問がありましたとおり、やはり新しい計画を策定していく上では、前の段階の計画の検証をしっかりやらなければならないというふうに考えております。ですから、第6次総合計画の現状と課題をしっかりと分析をするということが大事になってくるかなというふうに思っておりまして、おっしゃられますとおり、今推進している事業の中でこのまま継続をしていくもの、あるいは改善、改良を加えていくもの、そういったところはしっかり見極めていかなければならないというふうに思っているところでございます。そのような中で、町のほうでは毎年度政策評価を実施をしておりまして、これは各それぞれ計画事業が200事業以上ありますけれども、それぞれについて毎年度担当レベルの一次評価、そしてその後の第二次評価、私のほうの第三次、最終評価まで来るわけでありますが、そのような中で今までもPDCAサイクルをしっかり回しながら各事業をより充実をした事業に改善をしていく努力はしてきておりますが、そんなようなこの4年間の中でまた積み重なってきたものもありますので、今回の第7次の総計に向けてはその辺の対策も含めてしっかりと現状の分析と検証、そういったものはやっていきたいと考えております。
質問 7番 千葉清己
そういうことでぜひともよろしくお願いします。2番目の人口目標なのですけれども、第6次総合計画では令和4年度の人口推計で1万2,000人ということになっていますけれども、人口推計からはちょっと多い目標になってきています。第5次総合計画では平成26年で1万3,100人というような人口目標になっていますから、実際の人口よりもちょっと上に目標が定められているということで、これを踏まえて第7次総合計画の中でも、人口がどんどん減少していくだろう中においても政策によって人口増対策打つのだという、町長も政策的判断によって、単純に減るから、それに基づいてそれに人口目標を重ねるということではないというふうに思うので、それは今は明確にならないというふうな、十分理解していますけれども、やはりそういう上積みをするような気構えを持って、人口目標を持っていただきたいと。また、5次も6次もそうでしたけれども、達成できないからといってその責任を追及するなんていうことは誰も思っていませんので、努力目標とは言いませんけれども、この人口推計については、人口目標についてはやはりしっかりとした町の覚悟を持ってこの人数に持っていくのだという、そういう目標でぜひともつくっていただきたいというふうに思いますが、町長のご見解を伺いたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
2点目の人口目標の関係でございます。今現在第6次の総合計画の中で令和4年度時点の人口目標が1万2,000人ということで設定をさせていただいております。実際の社人研の推計では、御存じのとおり1万1,154人ということで、それから見ると850人ほど上乗せをして目標人口を立てているというのが第6次の現状でございます。そのような中で、いろんな、今ご質問にありましたとおり、このままいくとこういうような推計になるけれども、いろんな政策、施策、事業、展開することによってその効果の中で人口減少を食い止めていくというような考え方の中で少し上積みをして、目標人口を定めているということでございます。しかしながら、現時点において既に人口1万2,000人を下回っている状況にございます。このような状況ではございますが、私としてはやはり社人研の推計をベースにしながらも政策、効果の上積み、こういったものを次期の第7次の人口目標設定についても採用していきたいというふうに考えております。そんな中で、今このような目標達成、第6次の目標達成は厳しい状況となっておりますけれども、第6次の前期の後半から第6次の後期の計画に入ってからの4年間につきましては、これまでの政策事業の効果が少しずつ現れ始めてきておりまして、人口の減少数が鈍化傾向にあるといったところでございます。改めて数字を申し上げますと、前期の最終年、平成29年は1年間の人口減少数が292人、そして後期に入りまして、平成30年が220人のマイナス、令和元年が187人のマイナス、そして令和2年、本年が11月末現在でマイナスの149人ということで、あと1か月上乗せしても昨年度の減少数は下回るだろうというふうに思っているところでございます。このようなこともありますので、これからも今取り組んでいる事業の磨き上げをするとともに、新たな効果的な施策も展開をしていきたいと。その上でしっかりと目標人口を立てたいというふうに考えておりまして、冒頭のご答弁でも申し上げましたが、社人研の推計では令和12年度末に9,500人になる推計となっておりますが、私としてはいろんな事業展開をした中で、一つの目安となる1万人、これを切らないことを目標にしたいというふうに考えておりまして、そこに向けての計画づくりをこれからしていきたいなというふうに思っております。
質問 7番 千葉清己
今町長から人口が1万人と具体的に出たのですけれども、これはまだ今段階の話ということで理解をさせていただきたいと思います。ぜひとも1万以上の数字に私としては希望をしたいというふうに思っていますので、これから、来年度からはまちづくり懇談会などでもこの人口目標についての話が出ると思いますので、町民の意見も十分に聞きながらこの人口について、まず何人にしたらいいですかなんてもちろん言わないと思いますけれども、何人にするという計画を原案でつくっているからこれについてどう思いますかという進め方になると思いますので、その数字を町民懇談会までには明らかにしていただいて、人口目標に向かって第7次総合計画をつくっていくということでぜひともよろしくお願いしたいというふうに思います。続いて、3番目の財政見通しの件です。これは、非常に国の今のコロナの問題での財政の見通しが、地方財政計画どういうふうになっているかということが今の段階では全く見通しが立たぬ中で、ちょっと今の段階で議論するのは早いのかなというふうにも思いますけれども、現実的に第7次総合計画で財政負担が非常に増えるということについては見通せていますので、やはり早いうちにこの部分について明らかにしていただいて、今8月という説明がございましたけれども、なるべく、8月ということは理解しつつも、急いで見通しのさせていただければ我々としても議論がしやすいなというふうに思いますけれども、改めて伺います。
答弁 町長 佐々木学
この総合計画の関係につきましては、今財政計画との整合のお話もありましたけれども、この根拠となっております自治基本条例並びに総合計画条例の中でもこの町が進める政策については総合計画に根拠を置くということと、あとは特に前期計画、これは実施計画になるわけでありますが、この4年間は財源の調達も含めて実施が確実に見込まれる政策等によって構成をするということが条例で義務づけられておりますので、当然この町財政との整合を取っていく、そういうプロセスは踏んでいかなければならないというふうに考えております。その中で、今議員おっしゃられますとおり、これから第7次に向けて大型事業が出てくるわけでありますが、それを議論をしていただく上で、当然町の財政計画、こういったものとの整合の中でご審議をいただくというふうに私も認識をしておりますので、今いろんな事業を詰めていかなければなりませんけれども、先ほど申し上げましたとおり、8月には方針と併せて現段階での把握の段階での財政見通しをまずは早くにお示しをできればというふうに考えております。なお、先日の栗山赤十字病院の改築の関係の財政見通しをお示しをしておりますが、その中にはある程度今おっしゃられておりますごみの関係だとか、いろいろと大きな事業の事業費は含まれているというふうになっておりますので、現段階ではこれが大型事業の推進の中でも町財政は耐え得るというふうな認識をしておりますが、また新たないろんな負担等が出てくると思いますので、それらをきちっと精査した上で町財政と整合の取れる計画づくりを当然進めていくということでございますので、この財政計画の公表についてもなるべく早い段階でやっていきたいと思っております。
質問 7番 千葉清己
ぜひともよろしくお願いしたいと思います。次の公共施設総合管理計画のことでありますけれども、今答弁の中で、前々からそうだったのですけれども、個別施設計画を令和2年度中に作成するという予定で、これから明らかにされるのだというふうに思いますけれども、総合計画、上位計画であるという前提で、その個別計画とのやっぱり整合性というのもこれは第7次総合計画で整合性の取れるような議論していただきたいというふうに思っています。個別計画、今年度中に出るということですので、それを見た中でこの第7次総合計画にそれは反映されるということで理解をしてよろしいのですね。
答弁 町長 佐々木学
この公共施設総合管理計画との整合ということで、これにつきましても、冒頭ご答弁申し上げましたとおり、今各個別施設の計画をつくっている最中でございますので、そこのいろんな、大規模な屋上防水だとか外壁等々の、ボイラー、そういう設備機器もそうですけれども、それらをこの機会にこの個別施設計画の中に盛り込んで、そういったものについては当然総合計画の中に盛り込まれていくと。財政計画の範囲の中でしっかりと各施設の修繕計画、長寿命化計画、こういったものを反映をさせた、そういう計画づくりを進めていきたいと考えております。
質問 7番 千葉清己
この問題については、改めて個別管理計画の中でまた議論させていただきたいというふうに思います。続いて、最後、新型コロナウイルス等の感染症の問題です。これは、ぜひとも第7次総合計画で十分な記述をお願いしたいというふうに私のほうからも要望しておいて、これについての考え方を改めてお伺いしたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
このコロナの感染症対策、これについては今度の第7次総合計画の柱の一つになるというふうに私も考えております。そのような中で、これまでいろいろ実践をしてきた、経験をしてきた今年度における感染症対策だとか、これからまた実施をしていく事業への感染対策の挿入というのでしょうか、そういったものについても第7次のほうにはしっかりと盛り込んでいくということでございます。例えば避難所、防災対策の関係におきましては、これまでも今年度やっておりますが、いろんな、今までは防災備蓄品の整備をしてきたわけでありますが、プラス感染症対策の備品の整備を当然していくだとか、あるいはいろんなこれからもイベントだとか行事等々が出てくるわけでありますが、そういった中でも今までにない感染症対策を講じた中でのそういった新生活様式の中でのそういうイベント等の実施になりますから、そういった事業へのコロナ対策の事業費の上積みだとか、そんなものも当然出てくるかなというふうに考えているところでございます。あとは、いろんなハード整備をしていく上でも当然そこにはコロナ対策の考え方を盛り込んでいく必要があるだろうというふうに考えておりまして、このコロナ感染対策についてはほとんどの様々な計画事業の中に組み込まれていく可能性もありますので、そこには十分配慮しながらこの感染症対策、これを第7次の中で重点として位置づけていきたいと考えております。
質問 7番 千葉清己
力強い答弁ありがとうございました。コロナはいつ終息するか分かりませんけれども、終息したからといってもうこれでいいのだということには当然ならないと思っていますので、今の町長の答弁にもあったとおり、しっかりとこの第7次総合計画の中でも感染症対策についてはやっぱりうたっていくのだということで、私の立場からもお願いをしたいというふうに思います。最後に、ちょっと第7次総合計画で、総合計画ですから、全てのことを網羅しなくてはなりません。しかし、町長が常日頃言っているとおり、選択と集中ということで、この問題について町民に明らかにしていく必要がやはりあるというふうに思っています。当然日赤病院の改築も含めた地域医療の問題等が選択と集中の中に入ると思いますけれども、ほかに町長の選択と集中という考え方についてお伺いをしていきたいというふうに思います。
答弁 町長 佐々木学
重ねてのご質問でありますが、私は、これまでも申し上げておりますとおり、今回の第6次総合計画の中で重点プロジェクトとして掲げております。若者定住対策、さらには今の日赤医療も含めた健康寿命の延伸対策、さらには自然環境保全再生、これは栗山町の他に類を見ない宝の政策であります。それと、産業活性化対策、この4本は第7次におきましても基本的に柱となっていく項目だろうというふうに思っておりまして、ここの部分については選択と集中の視点に立って重点化していきたいというふうに考えております。そのほか、今申し上げました栗山赤十字病院の改築、これについては、計画どおり進めていきたいというふうに考えておりますが、今現在いろんな方策をして課題解決に向けて進めていこうとしている介護福祉学校、そして栗山高校、そして今都市再生整備事業を絡めながら行っております駅前商店街の活性化対策、この4つについては私も就任当時から大きな乗り越えていかなければならない町政課題として掲げてきたわけでありますが、これらについてしっかりとこの第7次の中で方向づけをしたいというふうに考えておりますし、これに付随する具体的な事業、こういったものもしっかりと展開していきたいと。そういったようなところに選択と集中の視点に立った集中的な財政投資をしていきたいというふうに考えております。
質問 7番 千葉清己
町長の集中と選択の課題についても伺いました。これに基づいてぜひとも来年から第7次総合計画について議論するようにお願いをして、私の一般質問を終わらせていただきます。