栗山町議会 平成30年第4回定例会 2018年9月5日
(1)防災、減災対策の強化を/(2)生活保護削減から子供を守るために/(3)店舗リニューアル助成を行っては
2018年9月5日、栗山町議会の一般質問で、重山雅世議員が「防災、減災対策の強化を」「生活保護削減から子供を守るために」「店舗リニューアル助成を行っては」について質問し、町長 佐々木学、教育長 南條宏が答弁しました。
- 質問者
- 重山雅世 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木学、教育長 南條宏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 5番 重山雅世
私は、大綱3点にわたって質問いたします。まず、1点目です。防災、減災対策の強化をです。異常気象で記録的な豪雨が各地で頻発しています。いつどこでも起き得るとの想定で備えを確かなものにしなければなりません。7月の西日本を中心とした豪雨災害では、ハザードマップなどで想定したのとほぼ一致した浸水や土砂流入だったのに被害が拡大し、人命が守られませんでした。住民に危険を伝える方法も大きな課題で、警報のサイレンや防災行政無線は豪雨にかき消され、住民に届きにくかったとの指摘もあります。平成29年2月、夕張川のハザードマップが見直しされ、平成30年度栗山町防災ガイドブックを策定するための予算化がされました。従前の100年から1,000年に1度の浸水等を想定して作成されます。本町では、日ごろから地域まちづくり協議会で防災学習会や避難訓練なども行われております。西日本豪雨の教訓により、専門家から高齢者や障害者などの災害弱者が避難する時間、避難したがらない住民を説得する時間を確保するためにも避難指示、もっと迅速にすべきと指摘されています。そこで、以下4点伺います。①、避難勧告が出た際にいち早く情報を住民に伝える手段として、緊急防災携帯ラジオを付与しては。②、遠くに逃げられない災害弱者に対する対応の強化を。③、指定緊急避難場所は地震対策にはクリアしているが、洪水の場合は一部使用できない施設もあり、その対応は。④、国や道に対して災害ごみ処理計画策定支援を求めては。2点目、生活保護削減から子供を守るために。安倍政権は、食費や水光熱費に当たる生活扶助費を今年10月から段階的に最大5%、平均1.8%削減します。削減総額は年間210億円、削減対象は生活保護利用世帯の7割近くに及びます。政府は、削減の理由を一般低所得世帯の消費実態との均衡を図るためとしています。国連の人権高等弁務官事務所は、生活保護基準引き下げは最低限の生活保障を脅かすものとし、一般低所得世帯の消費、支出に合わせて決める手法ではますます多くの人々を貧困に陥れることになると日本政府に対し警告しています。6月18日の道新社説には、就学援助を受ける道内の小中学生は約8万2,800人で、全体の21.6%を占める。受給率は全国で7番目に高く、影響が危惧される。日本の子供の貧困率は13.9%と先進国でも高い。就学援助の縮小が教育格差を生み、貧困の連鎖につながる懸念が拭えない。だからこそ2013年に成立した子どもの貧困対策推進法は生まれ育った環境で将来が左右されないよう国が教育の機会均等を図るよう定めている。政府にも自治体にも貧困の連鎖を断つ努力が求められるとありました。子供にかかわる生活保護費の変更点は、3歳未満の子供がいる世帯の児童養育加算が月5,000円減の1万円に、ひとり親世帯の母子加算が月4,000円減となります。現行の生活保護法では、高校卒業後は働くことが原則で、大学進学すると親と同居していても世帯分離され、学生分の保護費は支給されず、アルバイトと奨学金で生活維持しなければなりません。生活保護世帯の子供の進学率はわずか33%で、一般世帯の半分以下です。母子加算などの削減により大学進学希望というスタートラインにさえ立てない子供がふえ、貧困の連鎖につながります。生活保護基準が下がることは、利用している人だけの問題ではなく、暮らしを支える47の医療、福祉、年金などの施策に影響が出ることが厚労省が発表しています。2013年から15年度に史上最大の生活扶助基準引き下げ6.5%減が実施されたときも就学援助の対象を狭める自治体が出て、子育て世代に影響が及びました。そこで、以下3点について伺います。①、就学援助を縮小せず、支給対象を維持、拡大しては。②、本町の準要保護者への現行認定基準1.3を引き上げては。③、国に対し準要保護者への国庫補助復活を求めては。3点目、店舗リニューアル助成を行ってはです。2017年度、店舗の改装工事費などを補助する店舗リニューアルは全国で107の自治体が実施しており、道内でも赤平市、秩父別町、北竜町、訓子府町、浦幌町など31自治体に広がっています。この補助制度は、本町で既に取り組んでいる人にやさしい住宅助成事業、空き店舗対策と並んで地域経済活性化に対策として有効であると考えます。本町でも中心市街地等の活性化、イメージアップ、商店数の減少を食いとめるため、既存の商店の増改築、改修を支援する助成制度を行ってはどうか見解を伺います。
答弁 町長 佐々木学
1点目の防災、減災対策の強化をについてのご質問で、①の緊急防災携帯ラジオを付与してはについてでありますが、本町における住民への避難情報の伝達は町公式ホームページやツイッターへの掲載、町広報車による周知、携帯電話へ一斉に災害避難情報を配信する緊急速報メール、全国瞬時警報システムJアラートやテレビなどを通じて災害情報を発信するLアラートにより行っております。しかし、これらの手段だけでは住民への避難を呼びかける情報伝達は十分でないことも事実でございます。このことを踏まえ、栗山町第6次総合計画後期実施計画におきましてコミュニティー放送局を開局し、緊急情報を受信すると自動で起動する機能を備えた緊急告知FMラジオの配布を考えておりますので、ご理解願います。②の災害弱者に対する対応の強化についてでありますが、災害時に一人で避難することが難しい高齢者や障害者などの災害弱者の対応については、防災、減災対策の大きな課題であると認識をしております。国においては、平成28年8月の豪雨災害を受け、避難情報をよりわかりやすく伝えるために避難準備、高齢者等避難開始という表現にし、高齢者や障害者などに早目の避難を促進する対策を進めているところであります。本町におきましては、栗山町地域防災計画に基づき災害時の避難行動要支援者名簿を作成し、災害弱者の把握に努めるとともに、日ごろから自主防災組織や町内会、自治会などと連携し、避難支援の協力を呼びかけ、災害弱者の避難強化に努めてまいりたいと考えております。③の指定緊急避難場所の洪水の場合の対応についてでありますが、本町には現在28カ所の指定緊急避難場所が指定されており、そのうちの16カ所が指定避難所となっております。その中で夕張川や阿野呂川が氾濫した場合、建物の一部が使用できない施設は9カ所あります。9カ所のうち中里団地集会所を除く8カ所については、2階以上のスペースを有しており、避難場所として活用することは可能であることから、洪水時には垂直避難の誘導をしてまいりたいと考えております。なお、指定緊急避難場所の基準を満たしていない中里団地集会所の避難者につきましては、洪水の場合は他の指定緊急避難場所へ誘導をしてまいりたいと考えております。④の国や道に災害ごみ処理計画策定支援を求めてはでありますが、災害により生じた廃棄物の処理につきましては、国において災害廃棄物対策指針や大規模災害発生時における災害廃棄物対策行動指針が策定され、都道府県や処理に当たる市町村が災害廃棄物処理計画の策定に取り組んでいくこととしております。北海道においては、災害からの早期の復旧、復興に向けて発災時に対応すべき事項などを取りまとめた北海道災害廃棄物処理計画を平成30年3月に策定をいたしました。北海道災害廃棄物処理計画では、市町村の災害廃棄物処理計画策定の必要性の周知や技術的支援等を行うことが道の役割となっていることから、今後本町が災害廃棄物処理計画を策定する際には北海道と連携してまいりたいと考えております。3点目の店舗リニューアル助成を行ってはについてのご質問でありますが、重山議員ご指摘のとおり商店街活性化対策の一つとして事業拡大、また後継者への事業継承などを目的とし、既存店舗の増改築などを行う事業者に対してその一部を助成する自治体もふえてきております。本町では、商店街活性化対策として空き地空き店舗活用支援事業や商店街振興対策事業などを、また商工業関連施策では設備、経営に関する融資制度として中小企業振興資金及び利子補給や保証料補給、融資以外では商工業振興奨励金も実施しているところであります。また、7月1日付の人事異動にあわせて行いました組織機構の一部見直しにより、ブランド推進課内にまちなか賑わい推進室を設置したところであり、本定例会中の補正予算においてご提案をしております商店街基礎調査を実施し、商店街を取り巻く現状やニーズなどを把握するとともに、さらなる事業展開の調査研究を行ってまいりたいと考えております。重山議員のご質問の店舗リニューアル助成につきましては、公的支援にふさわしい施策化、また他の制度との整合性や関連性など慎重に検討し、実施の判断をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。2点目の生活保護削減から子供を守るためにのご質問につきましては、教育委員会のほうから答弁をいたします。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
重山議員ご質問の2点目、生活保護削減から子供を守るためにについてのご質問でありますが、本町で実施しております準要保護に係る就学援助制度は、町民税非課税世帯や児童扶養手当支給世帯、または生活保護基準の1.3倍未満の所得世帯などを対象として実施しているところであります。また、町独自に手厚い支援を実施するため、就学援助の重要保護認定の算出に当たり本町では生活保護基準の一般生活費に逓減率を使用せず、準要保護の認定基準となる生活保護基準を他市町に比べ高く設定し、準要保護認定者を拡大しているところであります。ご質問①の就学援助を縮小せず、支給対象を維持、拡大してはのご質問でありますが、現段階では概要は届いておりますが、正式な基準額等を示した通知が町に届いていない状況であり、その通知を待たなければならないところであります。今回の見直しの概要を見ますと、就学援助の認定基準が必ずしも下がるものではないと捉えておりますが、今年度につきましては年度当初に準要保護に認定された方はそのまま継続し、年度途中の申請者に対してもできる限り影響が及ばないように対応してまいります。ご質問②の本町の準要保護者への現行認定基準1.3を引き上げてはでありますが、準要保護者の認定に当たっての基準については、生活保護基準をもとにそれぞれの市町村では世帯収入が生活保護基準の1.2倍から1.3倍までを対象としている例が多い中、本町の1.3倍は決して低いものではないことに加え、これまでも説明させていただいているように本町では教材費や各種体験活動に伴う費用等を町が負担するなど総合的に保護者負担軽減を図っているところであります。よって、現段階においては1.3倍の認定基準を引き上げる考えはありません。ご質問③の政府に対して準要保護者への国庫補助の復活を求めてはについてでありますが、平成13年に制定された子どもの貧困対策推進法には生まれ育った環境で将来が左右されないよう国が教育の機会均等を図ることが定められており、学校教育法19条には経済的理由によって就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対しては市町村は必要な援助を与えなければならないとされていることから、準要保護者への就学に対する国による補助は必要であり、重要であると考えております。今後とも教育長会を初め町村会、校長会などと連携を図りながら要請をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 5番 重山雅世
まず、1点目です。FMラジオの配布を考えると。町長の執行方針にも防災対応型のFM局というような形でうたっていましたから、この受信側、町民のほうに、今ラジオの配布ということですが、稚内などでは無償でやっていますし、先日の新聞の報道でも滝川も連合町内会が購入してというようなことありましたよね。本町では、この配布、どのようなところ対象にというか、対象と、それから配布の町民負担を求めるのかどうか、その辺もあわせて答弁求めたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
この防災ラジオの配布につきましては、今ご質問ありましたとおり今年から進めております新町通りの都市再生整備計画事業の中の一つの事業としてコミュニティーFM局を開設するということで、それとあわせてこのFMラジオの配布を考えているということでございます。現在こちらで検討しているのは、情報弱者になる可能性のある65歳以上の単身の高齢世帯、あるいは高齢夫婦世帯、2,500世帯ほど予定しておりますが、ここには無償配布をする予定でございます。さらに、希望者には有料配布ということも考えております。このラジオ、ここの部分については補助対象外というようなところもございますので、私どももできる限りそういう災害弱者、情報弱者になる可能性のある方には手厚い無料配布の支援をしてまいりたいという考え方でございます。
質問 5番 重山雅世
この取り組みは、先進的に取り組んだ稚内市、当然担当のほうも情報としてはつかんでいると思いますが、9割世帯に全部もう普及していると。そして、今稚内のほうではその後どうか、配った後。災害は、日中帯も起きるわけですよね。ですから、これからは職場に対してもそれを、1台になるか知らないですけれども、その辺わかりませんが、そういうことも見通ししてやるやに報道というか、ホームページにも載っていました。ですから、当面は災害弱者になり得る方に無償で貸与すると、その方向性はいいかと思います。それで、今後の方向性として、プラスそれ以外と段階で、段階的にみんなに情報が行き渡るようにという形で考えておられるのか、その辺、当面はこうだよ、その後こういうぐあいに進めていきたいというか、今後の方向性含めてこの点でお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
当面は、先ほど申し上げましたとおり、65歳以上の情報弱者と言われる方への配布というようなことを考えておりますが、今後のところとしては今ご指摘のありました職場、特に高齢福祉施設、福祉避難所として指定しているところもありますし、またあるいは病院等、こういったようなところへの拡大、さらには先ほど希望者にも有料配布というようなお話をしましたが、ここも今まちづくり協議会等の防災のいろんな事業も展開していただいておりますので、そういった交付金なども活用していただきながら、なるべく広い範囲でこのコミュニティー放送局を核とした防災情報伝達手段、これ出すほうも受けるほうもそうですが、そういったものを構築していきたいというふうに考えております。
質問 5番 重山雅世
希望者に有料という部分でいうと、1台どのぐらいなものですか。全額持ってもらうよと、そういう形なのですか。
答弁 町長 佐々木学
今試算では、1台1万円を超えるような少し高額なものでございます。ですから、これから事業進めていく中でいろんな声をお聞きしながら全額有料化するのか、それとも一部そういう支援制度を設けていくのか、それらについても今後検討してまいりたいと考えております。
質問 5番 重山雅世
次、災害弱者に対する対応の部分です。各町内会で災害弱者と言われる方々の把握はもう既に取り組んでいますよね。それで、何か早目に避難することが大切だよと。実際上はなかなか早目に避難することができなかったというか、結構高齢者が自宅で今回も逃げないで亡くなっていたということが随分報道されていますよね。ですから、その部分、地域の防災力というかな、それがすごく問われると思うのですけれども、その辺で把握はして、早目にしてもらうように町内会にお任せというか、その地域にお任せしますよというような形で今印象で受けとめたのですが、どういう、避難したくても避難できない、人の手をかりないと避難できない人、今行政も職員も減っていて、マンパワーが必要なときにそれが発揮できないというのは重々わかりつつも、最低限人の命にかかわる問題ですから、もう少しそこを具体的に、今の最初の答弁ではそれはこれまでやってきたことではないかと、そのようにしか考えなかったのですが、何か目新しいことがあるのですか。この災害弱者に対する取り組み、再度答弁求めます。
答弁 町長 佐々木学
最初の答弁で申し上げましたが、災害弱者の対応ということで、今地域、町内会、自治会さんとも連携をとりながら、災害時の避難行動要支援者名簿、こういったものも作成をしていただき、さらに年2回それの更新をしていただくような連携も図っているところでございますし、また町内会、自治会さんのほうではそういった要支援者、この方に対する担当者というのでしょうか、お声かけをする役割分担などもしていただいているというようなこともお聞きしておりますので、いろいろとこれから各地域で防災訓練、そういったようなことをしていただく中で町のほうもそういった方の避難、誘導、こういったものに対する協力、呼びかけについてはやってまいりたいなというふうに考えております。今現在、今年の5月現在ですが、この要支援者名簿の登録状況ということで、ご存じかと思いますが、対象者が全町的に大体700名ほどいらっしゃいましたが、そのうち同意をいただいている方が492名ということで7割ほどになってございます。ですから、町といたしましては同意をいただいていない方に対して地域ともこれから連携をしながら同意をしていただけるような、そういう取り組みもやってまいりたいなというふうに考えておりますし、一応栗山町の避難行動要支援者支援対策協議会というものを設置を今しているところでございますので、その中には当然地域、福祉関係団体、あるいは4つの福祉避難所に指定しております老人保健福祉施設、そのほか公共機関、警察署や消防、そのほか我々行政機関、こういったようなところも入りまして、この協議会を設置し、災害時に迅速かつ的確な支援活動が実施できるような協議の場も今もって進めているところでございますので、その辺の連携をこれからさらに深めてまいりたいなと考えております。
質問 5番 重山雅世
災害弱者については、本町、私の町内会でもこの方にはこの人担当というの一応決めています。そういう方が同意者という形の見方しているのです。でも、あと200名ぐらいの方は担当も決まっていないというような状況で、一人では逃げられないというのははっきりしているわけです。ですから、これだけ記録的な大雨だとかゲリラ豪雨だとか雷雨だとか連日のようにいろいろ各地で災害があれしているわけですから、これ緊急性すごく求められると思うし、やはり町民の命を預かっているというか、そういう点でいうと早急にその対応ぬかりなく、こうすればよかったと結果論にならないように、もう少しこういうぐあいにすればよかった、ああすればよかったということにならないように先手の取り組みということがとても大事だと思うのです。それで、3点目のほうに行きます。今回の西日本のあの中では、ダムの放流量、ダムが放流して、例えば愛媛県などで9人が犠牲になったと。だから、上流ダムの放流が被害を広げたと。安全基準の6倍もの水が流されたと。だから、住民からは人災だったというような批判の声も上がっているのです。この本町の栗山ダムの状況、避難指示含めたこのダムの放流量も含めた避難指示の判断基準になっているのかどうか、その辺がどうなのでしょうか。これ、それと中里団地の2階に垂直避難できない避難所に対しては、ほかのというと具体的にどちらの場所にという点では、町民への周知も含めてその辺は、今回の新しくつくる防災ガイドラインに新しく載るのかどうかわかりませんけれども、そういうような方向も考えておられるのか、その点で2点お尋ねします。
答弁 町長 佐々木学
まず、1点目の栗山ダムの関係でございますが、この栗山ダムの洪水調節につきましてはダムの構造上自然調節による洪水調整を行うダムとなってございます。それで、総貯水容量は320万立方メートルございます。平常時の貯水容量というのが120万立方メートルということで、それを超える部分が200万立方メートルあるわけでございますが、平常時のそういう容量を超える集中的な雨が降ったときには自動的に調節、洪水調整機能が働くようなことになっておりまして、2日間で240ミリの雨が降ることを想定して、流入量毎秒170立方メートルということになっているそうでございます。そのうちダム下流域の水害等を防ぐために毎秒149立方メートルの洪水調整を行い、毎秒21立方メートルを放流するという仕組みにこのダムの場合はなってございます。さらに、このような雨が降った場合につきましては、この流域の方々に対してスピーカーによる警報、あるいはサイレン吹鳴、こういったようなものが鳴るようなことになっておりまして、第1段階では、これから雨によって警戒態勢に入っていくような場合ですが、ダムの水位が上昇中ということを川に近寄らないというようなことも含めてお知らせをするというような警報場が2カ所ございますので、そこからお知らせするようなことになっております。さらに、第2段階として、先ほど言った貯水位が警戒水位を超える場合、こういった場合について予想の中で1時間前にはスピーカーによって音声放送がされると。さらに、30分前になる第3段階では、サイレン吹鳴もあわせてスピーカーによる音声放送もあわせてやっていくというようなことで、流域の住民の方というのは桜山のダムから国道の湯地の地区の方々までがそういう地域になりますが、そういったような方々に対して今のような豪雨等による放流警報、こういったものもしっかりやっていくということになってございます。当然そのような事態になった場合については、町のほうにも連絡が入るような形になっておりますので、連携をしながらそういう対策を進めていくというようなことになってございます。さらに、2点目の中里団地の関係でございますが、洪水になった場合はこの16ある避難所、その中で浸水想定深が50センチを超えるような地区にある避難所が6カ所あるわけでございます。その中に中里団地集会所も入っているわけでございますが、平家建てが中里団地だけということで垂直避難ができないというようなことでございます。この洪水時の2階以上を使用するような状況になった場合、それであっても栗山中学校や栗山高等学校、こういったようなところについては収容可能人員が避難想定人数を下回るというか、まだ余裕があるというような状況でございますので、そういったようなところへの移動していただいて、避難をしていただくというようなことになろうかと思います。
質問 5番 重山雅世
栗山ダムの場合は、自動的にという、これ道の管理ですよね。ですから、その自動装置が壊れたとか働かなかったとか、そういう日ごろの維持管理というか、点検だとか、そういうのは当然道でやるべき中身ですけれども、そういうことが、自動が作動しなかったなんていうことにならないようにしてほしいなというのは今聞いていて感じました。そこ頼みですから、はっきり言って。これまでも放流という部分でいうとその地域、流域の地域、桜山、湯地の地域の方々にスピーカーで広報というか、そういうことが現にやられたこともあるのでしょうか。私そういうの聞いたことなかったものですから、そういう警報場があるということも今恥ずかしながらわかったのですが、定期的にというか、訓練ですとかという形で作動状況の確認というか、そんなに、これから1,000年に1度のことも見越してのガイドラインつくるわけですから、やはり訓練で実際に鳴らしてみるだとか、そういう日ごろのいざ使いたいときに使えなかった、作動しなかったということのないようなことも含めての維持というか、警報場はうちの責任でやる中身ですよね。その辺の考え方。それから、中里団地のあの地域の方、結構人数おられると思いますけれども、最悪の場合は自宅の2階、垂直避難とかということもあり得ますけれども、平家の方に対する点ではちょっと遠くになるなというように率直に感じるわけですが、これから現はそういう方向で持っていくということですよね。それで住民の方がどういうように反応するか、その辺は対象、該当するというか、地域の方々と十分話し合いを持ちながら、ここにこういうところがあるのでないかとか、そういう情報ももしかしたらあるかもしれないし、そして一般のお宅でも強固な建物だったらそこを使わせてもらうとか、先ほどの災害弱者の方に対してもやっぱり最悪は垂直避難だと言われていますよね。ですから、一般の住宅でも強固な方のところにはお願いするとか、それはやっぱりやっていく必要あるのでないかなと思うのですが、その点で再度答弁求めたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
1点目の栗山ダムの関係でございますが、先ほど私自動調節による洪水調整というお話をいたしましたが、構造上栗山ダムの堤体の中に常用の洪水ばけ口というか、水が流れるような穴というのでしょうか、それがありまして、必然的に水位が上がってくるとそこから水が自然放流されると、そういう機能ということになってございます。それで、このような警報場も道が管理しているものでございますが、道とも連携をとりながら、これから多分警報場があること、そして先ほど私が申し上げたタイムラインごとにいろんなサイレンが鳴ったり、そういうことも知らない方もいらっしゃるかと思いますので、そういったような方への情報の周知、こういったものもしっかりやって、万が一のときに備えていきたいなというふうに思います。それと、2点目の中里団地の避難所の関係でございますが、一応この収容可能人数に対する避難想定人数、これは一つの仮の中で1人当たり1.65平方メートルという狭い空間でありますが、それを基準としてこの収容可能人数を積算をしております。さらに、それに対する避難想定人数ということでございますが、先ほど申し上げましたとおり、6カ所の中でも私どもが想定している避難想定人数を下回るような施設も出てくるかと思いますので、当然施設間の、避難所間の連携もとりながら、まだお近くの避難所の中で余裕があるものについてはそちらのほうに移動するとかということも可能かなと思いますし、先ほど申し上げたのはある程度の想定の中で2階以上の使用というようなケースになったとしても、まだまだ余裕のあるのが栗山中学校と栗山高校というお話をさせていただきましたので、それ以外でも実際の避難人数と収容人数に余裕があれば、そちらへの避難ということも十分あり得るかなと思いますので、そういったようなところにも配慮しながら、十分この災害弱者の避難対応というのはしっかりとやっていきたいと思います。
質問 5番 重山雅世
今ほど町長のほうからいみじくもタイムラインのお話が出ました。それで、同僚議員も昨年の3月にこの問題で質問されていますが、平成29年度中には夕張川氾濫想定したタイムラインを策定していると。今この現状どのようになっているか、この機会にお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
タイムラインの関係でございますが、災害時対応にかかわる関係機関が連携をして、ずっと前のさかのぼりながら、いつ誰が何をすべきかというあらかじめ時系列で整理した防災行動計画というのがタイムラインでございますが、この本町の夕張川の氾濫を想定したタイムライン、これについては札幌開発建設部、そして関係する市、町、この担当の中で平成29年の5月、昨年5月に策定をしているところでございます。そこにかかわった各自治体がありますが、まだ実際にこれを活用してということではなくて、まだまだワークショップ形式の町民とのそういう訓練、図上訓練、そういったようなものを繰り返しながらこのタイムラインを実際に活用し、災害対応できるような取り組みを今各町がやっているところでございます。本町につきましても今後このタイムラインを活用する災害訓練、こういったものも行いながら、もう少し詳細のタイムラインを詰めながら、実際の災害時に本町もこれを使って行動ができるように住民の方との訓練も含めて進めていきたいと考えております。
質問 5番 重山雅世
4点目の災害ごみ処理計画、これは先般道新の報道もされました。この計画は13自治体のみ計画されているよということで、今後道と連携してやるという技術的な部分もあるので、やっぱり専門性も求められると。そういう点では、一自治体任せではちょっとという形の報道もされていますので、当然そういう専門職的なことの人的な部分の支援も受けながらということが必要になってくるのでないかなと思うのですが、方向性としては道は今年の3月に策定だよと。本町ではいつぐらいにという形のめどというか、それもどうなのか。その点で、これ各自治体で手挙げて道からぜひ支援してほしいとなったら、そういうことも出てくると思うのです、こういう報道がされた以上は。179あるうち13自治体ですから、まだ。ですから、そういう形でいうと本町ではいつごろ目安にというような形のことも当然、これやっぱり今でも災害の泥や何かのどこに投げるかという点で投げ場所が決まっていない、それがすごく災害復旧に手間取っているというようなことも報道されているわけですから、災害のごみの投げ場所含めて、そういう検討もあわせて行いながら、早くしないとカビが生えて腐敗が出るだとか、困難にしますから、そういう点ではやはり緊急を要する中身でないかなと思うのです。そういう点で、めどという点で再度答弁求めます。
答弁 町長 佐々木学
今再質問にございましたとおり、平成30年、今年の2月末時点では道内の市町村における処理計画の策定率が7%程度ということで、ほとんど策定が進んでいないということで、北海道が特におくれているというような状況かと思います。ただ、この災害廃棄物処理計画の有用性は私どもも十分理解しているところでございますけれども、計画策定に当たっては、今ご指摘のあったとおり相当程度の専門知識、こういったものも当然要しますし、単独でということなのか、また広域連携という、そういったところも視野に入れる必要があるのかなというふうに思いますけれども、どのような計画が町の規模に合った現実的で実効性のある計画になるか、こんなようなところも検証しながら、またほかの道内市町村の策定状況も注視しながら、これから北海道とも策定に向けては協議を進めてまいりたいと考えております。なるべく早期の段階で策定をしてまいりたいなというふうに考えているところでございます。
質問 5番 重山雅世
次、2点目行きます。生活保護の部分です。想定どおりの答弁でした。それで、この生保の削減という点で、教育長の認識という点でちょっとお尋ねしますが、この生活保護削減することが教育格差を生むよとか、それから貧困の連鎖につながるとか、そういう認識は報道されているように教育長もお考えでしょうか。まず、その認識からお尋ねしたいと思います。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
貧困世帯における就学援助ということにつきましては、極めて大きな影響を持っているというふうに考えております。この支給が子供たちの就学、あるいは学校での学びというものに大きく影響与えているということの認識は十分持っている状況でございます。
質問 5番 重山雅世
それで、改めてお尋ねします。そもそもこの生活保護そのものが憲法25条に保障された、その目的のために本当に最後のセーフティーネットの部分ですよね。それで、今回の削減の部分でいうと、どうするかという政府の専門家の話し合いの、委員たちの話し合いの、基準部会というのかな、そういう中でも削減するなという声が結構多く占めた。その声無視して強行したという、現実にそういうこともあるし、それとこれ貧困対策の根幹の事業なわけです。それで、日本の就学援助の捕捉率というか、生保基準ぐらいの所得の人の中でもわずかな人しか利用できていないと。これ私議員研修などでもそういう分野の大学の先生方何人からもそういうお話聞いています。捕捉率はわずか2割です。本来なら生活保護もらってもいいぐらいな人が多いと。そういうもらって当然なような人の生活実態と比べて消費実態が格差があるから、だからその低いほうに下げるのだよという、そこに下げたと。それを強行したという点では、本当にますます下がる一方ですよと。本当許せないなと私は強く思っているわけです。それで、今まで受けられた方が外されないような方向で持っていきたいと。すごく心強いというか、そういう答弁でした。国のほうも前の2013年のときにも、最大で6.5%下げたときにも一応形の上では今まで受けた子たちに影響及ばないようにという枕言葉あるのですけれども、結果としては強行したために排除されたという人もいるわけです。そして、最初の通告にあるように北海道の状況、道新の6月18日の報道の中でも8万2,800人で全体の21.6%を占めるよと通告していますけれども、本町の場合はそれよりもさらに高いと思います。今資料要求もしていますから、そこで数字も出てきて、はっきり出てきますけれども、本当にそういう点では4人に1人の割合でこういう状況に置かれているというのが実態です。それで、道内的に見て1.1とか1.3倍、生活保護の1.1から1.3倍というのは圧倒的に多いのですけれども、それよりも高い1.46というのは斜里でやっているし、1.4、恵庭、平取、利尻富士だとかやっていますし、1.5というところも赤平、厚真、佐呂間、遠軽、音更、士別、広尾、池田、標津、根室標津です、根室、羅臼と、そのようにやっぱり1.5のところもあります。全国的に見ると1.5倍以上というところが結構あるのです。だから、先ほど教育長がお答えになった大体1.3がスタンダードでないかみたいな、でもそうではないと。やっぱりそこを全国的に見てもスタンダードではないのだよと。そこを捉えて、やっぱり少しでもここから外されないような仕組みというか、先ほど逓減率採用していないということもありますから、そういう点では若干救われると思いつつも、再度その点で1.3がスタンダードではないと、そういう認識に立つならば、少しでも上げていくというか、本来的には国がそういう部分しっかりと手厚く支援するのが当たり前だと思います。子供の貧困とこれだけ毎回叫ばれていてもなかなか貧困に逆行するような政策とっているわけですから、国の責任を求めつつも自治体としてではどうするか。やっぱりそういう点でいうとどうかと。1.3にこだわらないでいいのではないかなというのを思うわけですが、再度答弁求めます。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
先ほど申し上げたとおり、貧困家庭の中における就学援助というものの重要性というものはこれまでも、またこれからも十分に理解しながらこれを行ってまいらなければならないという立場はそのとおりでございます。今重山議員のほうからご提示いただきました係数にかかわる部分でございますけれども、先ほども申し上げたとおり本町では基準になる額そのものがほかの町とは異なっております。つまり逓減率を掛けないということは、もともと基準額が高いと、こういうことでございます。この基準額に係数を掛けたものが掛けるということで1.3とか1.4とか、そういう形で今お話をされておりますけれども、係数を上げるというやり方もあるでしょう。また、私どもの町のようにもともとの基準額を上げていくというやり方もあるというふうに考えております。さまざまな方策の中で、ただ本町としても基準額が高いにしてもさらに1.3倍まではそういった方々を救っていきたい、支援していきたいという町独自の考え方に基づいて行っているものでございますので、ご理解をいただけるのではないかなというふうに思います。
質問 5番 重山雅世
昨年の9月、私子供の貧困解決に向けて貧困実態調査を求めましたよね。そのときに答弁では必要だよと、効率的、効果的な調査をする方向性というのはこれから研究したいというようなことで答弁いただいたと思います。道のほうでも実態調査をやって、そしてこの前道新の報道にもありました。そういう中で本当に深刻だと、経済状況。それから、通告にあるように大学進学の問題なんかもかなり低いと、そういうような点でいうとこの貧困実態調査、これ交付税措置というか、あるやに聞いていましたけれども、そういう点では昨年の9月に答弁受けて、その後進展があるのかどうか、その点もあわせて、まず対象縮めないために基準そのものをちょっと幅を持ってやっているという点は一定に評価しつつも、そこはシビアに実態調査という点ではやっぱり必要でないかなと思うわけですが、その点で再度答弁求めます。
答弁 町長 佐々木学
子供の貧困対策についての実態調査、アンケート等の実施の考え方ということでございますけれども、今第2期の栗山町子ども・子育て支援事業計画の策定を進めておりまして、来年度実際には計画策定ということになるのですが、その計画策定のために本年度中にアンケート調査を実施する予定をしてございます。このアンケート調査の中で貧困についての項目を設けまして、実態を把握した上で教育委員会のほうとも連携して対応をしてまいりたいというふうに考えております。
質問 5番 重山雅世
子ども・子育て会議、その中でのアンケート調査の中に貧困の項目を入れると、そういうことですね。これ道の実態調査では、道と札幌市と北大が連携してやっていますよね。その中では保護者1万5,000、子供にもしているのです。2歳児、5歳児、保護者のほかに小学校2年、5年、中2、高2、子供とその保護者のほか20歳、24歳、計9,000人を調べたというような形で書いています。その中でも赤字と答えた世帯は同調査でも24.1%、全体のほぼ4分の1占めた。特に母子世帯はそれが率が高いと。そういう点では、1年間に経済的理由で支払いができなかった電気、ガス、水道とか、この前生活保護世帯の人がライフラインとめられて、亡くなったということありましたよね、札幌でも。ですから、こういうものというのはそういう命の危険伴って、なってからでは遅いと。そういう点でのやっぱり事前にそういう取り組みが必要だなということ感じております。では、次行きます。店舗リニューアルの部分です。基礎調査をやるなんていうのは大事なことだと思います。それで、店舗のリニューアルという点でいいますと、先ほど町長は公的支援にふさわしいかどうかというようなことで言っていましたが、公的支援という点ではこれまで融資的な部分で本町も先ほど言ったような中小企業振興資金融資だとか、そういう商工会議所なんかと連携したやり方、取り組んでいるのは十分承知しています。そのほかに国の制度として小規模事業者持続化補助金というのがあります。これは道内の利用例の中では店舗内陳列棚増設だとか、それから売り場拡大、体験型ショールーム設置、ショーウインドーリニューアル、看板設置などが対象になるのです。小規模事業者の販路開拓や生産性向上などの取り組みに対して補助すると、こういうような、これは国の制度でありますけれども、これを利用している方は余り聞いたことなかったのですが、どうでしょうか。それで、商店街のこのリニューアルという点では既に取り組んだ自治体、例えば私これ挙げているところでは訓子府町では、私もこの前訓子府お邪魔して、町長もこの部分お話ししていました。それで、かつては133ぐらいあった商店の数が今では30店舗ぐらいになってしまったのだよと、これは大変だということで取り組んだらしいのです。やっぱりほかから呼び込む、空き店舗を利用して、そこを利用してやってくれる。ほかから呼び込むとか、そういう部分はそれはそれでいいとしましても、今ある既存のやっぱり商店が元気になってもらわないと困ると。私は、そういう視点大事でないかなと思うのです。それで、本町で商業統計調査していますよね。それで、これ平成19年6月時点の商業統計調査によると、商店数201ありました。従業員数1,176人。これ町のあれですから。そして、年間販売額も出ていますけれども、それが平成26年、経済センサスによると商店が今152、従業員数1,033人です。当然販売額も48億円ぐらい減っているのかな。だから、7年間で50店舗なくなっているよ、従業員数も140人減っているよ、販売額も48億円ぐらい減少しているのが実態です。そういう点でいうと、この公的支援にふさわしいかどうかという、やっぱり地域経済の活性化という視点、これはどこの自治体、先に取り組んでいる自治体も、住宅リフォーム助成と店舗のリニューアル、ダブってやっている自治体もこれ数えただけでも10以上あると思います。先ほど私通告した自治体のほかに、道内だけでです。住宅リフォームのほかに店舗のリニューアル、両方取り組んでいる自治体も、もう既にやっているのです、そうやって。地域の商店街の活性化、それからこの助成制度は地元の建設業を利用してもらうと。市内業者、町内業者に外注する店舗の増改築、改修という形になっているのです。ですから、店舗だけの、そこのお店だけの問題ではなくて、町内にある建設業界の仕事確保にもつながると、やっぱりそういう捉え方も大事だと思うのです。ほとんどそういう形で補助対象をそうやって、要するに町内の業者に外注しなさいよと、それが条件になっていますから、そして例えば補助上限額は50万円だよ、補助率は2分の1以内とかといろいろ書いていますけれども、どういうものに既に使っているかというのちょっと拾ってみると、空調設備だとかLED化だとか外壁、シャッター、看板だとか、そういう形で必要なというか、商店街も近代化して20年近くたっていますから、やはり少しこういうぐあいにしたいとか、そういう商店の声もありますから、これが取り組まれたらありがたいなという声に、私そういう声を聞いて、今回取り上げたのです。商店の中でもやはりここで、地元で商店をずっと続けていくためにもここをこういうぐあいに直したいとか、そういう要望もあるわけですから、店舗だけの問題でないと。だから、公的支援にふさわしいかどうか、人に優しい住宅リフォーム助成はバリアフリーだとか地震対策だとか壊すだとか、そういう部分でだけうちは対応していますよね。でも、ほかは一般のちょっと壊れたところを直すとか、さっき言った中には国の補助制度が少し若干入りますよね。でも、一般的な住宅なんかでも壁がちょっと壊れてきただとか、そういう部分はうちのやつは対象になりませんから、私は前からそれを言っているのですけれども、残念ながらあくまでもバリアフリーと耐震化と壊すのしか該当していませんでしょう。でも、やっぱり地域要望は商工会議所なんかでも毎回住宅リフォーム助成の創設をという形で上がってきますよね。議会のほうにもそういう要望出るし、当然行政側のそちらのほうにも行くと思いますけれども、やはりそうやって取り組んでいるのが道内でもあると。国の補助以外の部分、一般的なリフォーム、そういうのも対象にして、既に取り組んでいるのだよ、そして地域経済を地元の業者、建設業界の仕事確保にもつながるから、そういう点では補助があるからやるというのではなくて、地域経済をどうやって活性化するか。これ以上商店街を減らさないというか、そういう姿勢に立つかどうか、それが問われていると思うのですが、町長の考えをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
店舗リニューアル助成制度の導入にかかわっての再質問の関係でございますが、最初の答弁でこういう個人の資産に対する支援制度についてはやはり本当に公的な支援にふさわしいのかどうかという判断は私どもがきちっとしなければならないのかなというふうに考えております。この公的支援にふさわしいかどうかという判断をする基準というのはございませんが、自治法の中で公金支出の制限がされている中でやはり公共性が求められる、そういう事業であればということになろうかと思います。ですから、その判断には今ほど言われていた、今喫緊の課題となっております商店街の活性化、あるいは町民の利便性というのでしょうか、商店街の活性化には町民の利便性、イコール地域内で循環をさせるような、そういった仕組みも非常に重要になってくるわけでございますので、そういったようなところも含めてこのリニューアル助成が今の栗山町のこれから進める施策の中で公共性があるかどうかというところをこれから十分検討をしてまいりたいというふうに考えております。あわせて、最初の答弁でも申し上げましたが、新設したまちなか賑わい推進室で行いますニーズ調査、こういったようなところでのご意見も十分踏まえながら、ニーズも踏まえながらこれから検討してまいりたいと考えております。
質問 5番 重山雅世
公共性という立場でいうと、災害で住宅が被災したというところに対して国は300万円の補助があったのです。でも、300万円ぐらいという言い方あれですけれども、それの増設というか、増額をやはり国会なんかでも再度取り上げて、500万円にするだとか、そういうような方向性もなってきていますから、個人の資産に投資するという点での考え方そのものが今少しずつ変わってきているのです。ですから、やはりそこを切りかえていかないと、町長。やはり商店街だけの問題では、そのお店の方だけの問題ではないのです。地域でお金が回る仕組みというのを考えるという点では、こういうところに対して支援をする、イコール地域経済の活性化になるという点では、やっぱりその辺は共通の認識持てるのではないかなと。そこにお金を出すというのは町長の判断でできるわけですし、既にほかの自治体で住宅リフォーム含めてダブってやっているところも何町もあるわけですから、そういう経験も学びながら進めていくというか、やっぱり町長の本気度が試されるのでないかなと、そのように思うわけですが、再度答弁求めます。
答弁 町長 佐々木学
私のこの商店街活性化含めた町の地域の活性化に対する思いということもあるかと思いますが、ここにつきましては当然そのような強い気持ちでやっておりまして、それが新しいセクションの配置というようなことにつながっているのかなと思いますし、さらに今は役場内にありますが、11月からは町場のほうにそのセクションを移しまして、やはり地域にしっかり入って、そこからいろんな議論なり、そういうものが進んでいくのだろうというふうに思っておりますので、そのようなところも考えております。ですから、そこの新しいセクションの中で当然商店街、そしてそういう地域の活性化というところを主眼に取り組んでいくわけでございます。空き店舗の解消を初め後継者、リーダーの育成、そしてコミュニティーの機能の強化、地域ブランドの構築、集客活動の強化、こういった今の5本柱でここ新しいところでしっかりとやっていくというようなことにしてございます。その中で、先ほど来申し上げております行う実態調査の中で商店街の方々ともいろんな議論をこれからしていくことになりますので、その中で先ほど言った公的支援にふさわしい町民の利便性につながるような、町民が商店街を訪れて、いろんな活性化に資するような活動ができるような場となるような店舗の改修、リニューアル、こういったようなところに結びつくというところがこれから動きとして出てくれば、それも一つの公共性という視点になるのかなと思いますので、そういった段階でこの制度の導入については検討したいと思っております。
質問 5番 重山雅世
期待しながらというか、先般私政務活動費を使って訓子府行ったときにニセコの町長の講演を聞きました。その中で今町長がいみじくもおっしゃった地域に入っていって、職員が地域に入って、そして町民から政策を、町民から聞いて政策に練れというようなことをやっているのだということをいみじくもおっしゃっていて、ちょっとそれがダブって聞こえて、それはすごくいいことだなと。私も商店街の方からそういう、今の現状ではこういうことがあったらうれしいなと、そうやってくれたらありがたいというやっぱり地域の声として上げているわけです。それと、最初に言いました小規模事業者持続化補助金、これ国の制度です。これは、本町で先ほど言った店舗内陳列棚増設、売り場拡大、これ平成28年2月18日、地域経済局中小企業課というところの資料です。それで、これ商工会、商工会議所と一体となって作成した経営計画に基づく集客力を高めるための店舗改装、広告宣伝等という形で、補助対象者は小規模事業者、従業員20名以下、商業、サービス業5名以下と書いています。その中には店舗内陳列棚増設、売り場拡大、体験型ショールーム、ショーウインドーリニューアルとか看板設置などというのが対象になっていますけれども、実際にはこれ利用しているところがないのでないかなと思うのですが、こういう周知もあわせて、国の制度であるわけですから、やったらどうかなと思うのですが、一応そう述べて、終わります。