みんなの議会

栗山町議会 平成26年第5回定例会 2014年9月9日

(1)災害発生時における避難勧告等への対応は/(2)わかりやすい決算書の作成を

2014年9月9日、栗山町議会の一般質問で、楢﨑忠彦議員が「災害発生時における避難勧告等への対応は」「わかりやすい決算書の作成を」について質問し、町長 椿原紀昭、まちづくり総括兼経営企画課長 佐々木学が答弁しました。

質問者
楢﨑忠彦 議員
答弁者
町長 椿原紀昭、まちづくり総括兼経営企画課長 佐々木学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 10番 楢﨑忠彦

通告に従い、大綱2点について質問いたします。1点目は、災害発生時における避難勧告等への対応は。去る8月19日深夜から20日未明にかけ広島市を中心に記録的豪雨に見舞われ、数カ所で土砂崩れや土石流が発生し、多くの死者、行方不明者が出ました。特に今回は、未明に雨量が急激にふえたことが被害拡大の一要因になったのではないかと思います。一方、道内でも、24日の大雨の土砂崩れで、礼文町では自宅が崩壊した母子2人が犠牲になりました。ゲリラ豪雨や大型台風の影響で、大勢の犠牲者を出す土砂災害が毎年のように繰り返されています。特に今回は、避難勧告、避難指示の発令に当たって、災害が起きる前に避難勧告を出せなかった対応のおくれが指摘されております。礼文町の土砂崩れを受け道は、土砂災害警戒区域の早期指定や警戒区域のハードルの検証など、対策を急ぐ考えを示しています。そこで、以下の点について伺います。1点目、避難勧告等の判断、伝達マニュアルのガイドラインの作成について。2点目は、避難先の確保、各団体との連携、防災備蓄品の搬入等の避難行動支援計画について。3点目は、礼文町では道から避難勧告を出すよう検討を促されながらも発令を見送っていたとのことですが、本町と道との基本的スタンスについて。4点目は、災害危険箇所の指定に伴う地域住民への説明と対応について。大綱2点目は、わかりやすい決算書の作成を。平成25年4月1日より栗山町自治基本条例がスタートしました。平成18年には栗山町議会基本条例が制定され、2つの条例の共通項は、情報共有、町を知り、町民参加、参加してつくる、そして説明責任がともに大きな柱になっています。情報共有のスタートは、私たちの町の台所がどうなっているか、町民の皆様がひとしく関心のあるところではないかと思います。平成25年度より「知っておきたいまちの予算」、予算説明書が全戸に配布されました。この発行は、町民の皆様が町の情報を知るための一例です。町の予算がどのように使われているのかお確かめくださいとの町長のメッセージが掲載されています。本定例会において平成25年度の決算審査が行われますが、予算書と決算書の資料作成過程において乖離が生まれていることに対し疑問を持っています。平成25年度の予算書は一般会計で114ページ、決算書は58ページです。款、項、目、節と分類され、節の項目では、予算書においては事業項目ごとに計上されていますが、決算書では一括して支出済額として計上されています。現在作業が進められている栗山町第6次総合計画の前期4カ年では、平成27年度から平成30年度まで各年度に取り組む事業内容と事業費がプランニングされています。従来の決算書は入りと出、不用額の記載が中心でしたが、事業評価欄を導入し、栗山町のお金がどのように使われたのか、写真や図表を織りまぜながら、わかりやすい形でまとめた決算書の作成について今後取り組んでいく必要があるのではないか、見解を伺います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

1点目の災害発生時における避難勧告等への対応はについてのご質問でありますが、①の避難勧告等のガイドラインの作成についてでありますが、本年4月に国のマニュアル作成ガイドラインが示され、道において土砂災害、津波災害に係るマニュアルが作成されたところでございます。本町においては、これらを参考に本年8月、土砂災害編を策定したところでもあります。今後道においては水害に係るマニュアルも作成する予定でありますので、これらの作成を待って本町の水害編も策定してまいりたいと考えているところであります。なお、今回作成した土砂災害編のマニュアルにつきましては、ホームページに掲載しておりますが、公共施設にも配置し、広く町民へ周知いたしたいと考えております。②の避難行動支援計画についてでありますが、平成24年11月作成の災害時栗山町職員行動マニュアルによりまして行動することとしております。このマニュアルにより、非常時の行動が円滑に行われるように整備しており、さらに職員の避難所開設訓練や住民、関係機関、団体との連携による総合防災訓練も実施し、災害時の対応に備えているところであります。③の避難勧告を出すに当たっての本町と道との基本的スタンスについてでありますが、避難勧告等の発令については、判断、伝達マニュアルに基づいて、町の判断により発令することを基本としておりますが、道からの避難勧告等についての助言があった場合は、その助言を参考に対応していくものであります。④の災害危険箇所についてでありますが、道が指定している本町の土砂災害危険箇所につきましては、急傾斜地崩壊危険箇所6カ所、土石流危険渓流34カ所の計40カ所があります。これらの危険箇所については、平成19年度の洪水ハザードマップ及び平成21年度の栗山町地震マップに記載したもので、全戸配布により周知を行い、さらにホームページにおいても掲載をしているところであります。なお、全戸配布から5年が経過しておりますので、本年度中に掲載内容の見直しも行い、全戸配布による周知と注意喚起を行ってまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。2点目のわかりやすい決算書の作成をについてのご質問でありますが、予算や決算書などの財務情報は、自治基本条例の基本原則であります情報共有と町民参加のまちづくりを進める上で基本となるものであります。町民にとってわかりやすいものでなければならないと認識をしているところでもあります。決算書の書式につきましては、地方自治法施行令で定める様式を基準としなければならないことになっており、それに基づいて調製を行っているところであります。しかしながら、楢﨑議員のご質問にありますように、決算書の内容は入りと出、不用額の記載が中心で、内容を理解するには十分とは言えないことから、主要な施策の成果表を補足資料として提出しているところであります。なお、決算に関する町民への公表については、決算書を補うものとして毎年度、上期、下期の2回、収入及び支出の状況などを記載した財政事情説明書を作成し、公表しているほか、町広報などでも周知を図ってきたところであります。さらに、昨年度からは決算説明書を作成し、町内主要公共施設6カ所で公開しているところであります。現在のところ総務省令で定めている決算書の書式を変更することは考えておりませんが、それを補う決算説明書などの内容を充実し、よりわかりやすい形で町民との情報共有を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

今朝NHKのニュースで、避難勧告の発令をめぐって法廷の場で問われるというようなニュースが流れておりました。広島市を中心とした局地的な豪雨で土砂崩れや土石流が発生し、多数の住宅がのみ込まれたということであります。礼文町でも、避難勧告を出すように促されながらも発令を見送っていたとの報道もありました。ともに両者というか、2つに共通するのは、災害が起きる前に避難勧告を出せなかった。行政の当事者の方も対応のおくれを認めているということであります。特に行政の危機管理に課題を残した事例なのかなと思うのですけれども、本町でも従前、そういう記録というか、記憶がないものですから、当然こういう避難勧告、警戒情報等々、なかなか住民にとっては遠い存在なのかなということがありますけれども、災害時の避難に関する市町村の対応ということでは、災害対策基本法ということで、避難準備情報、また避難勧告、避難指示。避難勧告、避難指示は市町村長が発令するということになっております。こういう情報というのですか、ふだんからこういった場合には町としてこういう対応をするよと。当然やっておられる部分もあると思うのですけれども、避難勧告については、栗山町としては経験がないことですけれども、今後どういう状況があるのかなというようなこともありますし、またそれぞれ昨年は栗山町としても防災訓練を実施しました。また、まちづくり協議会でもそれぞれ避難訓練等を実施しているわけですけれども、その辺の場面において、行政のほうで避難訓練等々にかかわって細かく町民の皆さんに説明していくということが不断に必要なのかなと思いますけれども、その点についてまずお伺いいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

先ほど答弁申し上げた中にもお話ししておりますけれども、当然そのためには、ご存じのとおり毎年総合訓練もやっておりますし、特にまちづくり懇談会等でも、住民の方からいろんな心配をされて、お話も必ず懇談会では出ますので、その都度お話をさせていただいて、住民の意向等もお聞きして、災害時のための対応のそういったマニュアルづくりをしているということでありますので、でき得れば各地域の、特に町内会組織等々ありますので、担当も出向くなり、数多く、実態はいろんな資料は配布はしておりますけれども、そういったものに基づいてお話をしていって認識をしていただくと。以前には、議員さんからご提案があって、避難場所のレッカーですか、あれもつくってみたりいろいろしておりますけれども、今回はいろんなマニュアルが出てきておりますから、さらなる内容を精査しながら対応していきたいなと思っておりますし、先ほどの土砂災害は策定しておりますし、もう一点についても、水害編も、予想されることもありますから、しっかりとした対策の計画書をつくって対応していきたいなと、こう思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

2点、②、③関連があるのですけれども、私は昨年の栗山町の総合防災訓練、それからまたそれぞれまちづくり協議会で避難訓練、私どもの所属している中央南まちづくり協議会でも9月14日、避難訓練ということで実施をします。そういった場面、場面で、先ほどもちょっと触れましたけれども、行政の担当者からそういうような説明というか、場面、場面でいろいろお話があってもいいのかなと、そんなふうに感じているところであります。こういう避難勧告等々含めまして避難を呼びかける側、当然行政がなると思うのですけれども、それと避難する側、両者に信頼関係がないと、なかなか成立しない問題だと思います。一方、先ほど道との情報が全て避難勧告には結びつかないというお話もありましたけれども、土砂災害の発生の予測というのは大変難しいものなのかなと思います。先般も新聞等に報道されておりましたけれども、雨量や地形、地質などの要因が複雑に絡み合っていると。道の指示で一方的に避難の勧告を出す、指示を出すということがなかなか難しいという局面もあるのかなと思いますけれども、いろんな場面を想定して町としても対応されていると思うのですけれども、各団体、避難先の確保等々で、結局一番先には住民にいかに情報を伝えていくかということが一番緊急な問題なのかなと思いますけれども、防災無線とか広報車、緊急速報メールによっての緊急地震速報ですか、いろいろなツールがあると思うのですけれども、今現実に避難を呼びかける側としての情報をどのような形で伝えていくかというようなことについて検討されていると思うのですけれども、その点についてお尋ねいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

まず、災害時における情報伝達手段ということで、現在は町のホームページあるいは電話、ファクス、さらには広報車、消防スピーカー、緊急速報メール、平成26年度からは北海道防災情報システムから公共情報コモンズを通じてテレビあるいはFMのラジオにより避難情報等の一斉配信が可能となっているところでもあります。これら複数の手段により、ほとんどの町民に周知されると推定しておりますけれども、今後町内会あるいは自治会との連携、連絡方法等についてさらに検討させていただきながら対応してまいりたいなと思いますし、現在地域防災計画で定めております基準というのがありまして、それに基づいての発令の判断ということでは、避難準備あるいは避難勧告、そして避難指示ということで具体的な発令基準も設けておりますので、そういったものに沿いながら対応していきたいな、そう考えております。

質問 10番 楢﨑忠彦

礼文町では避難勧告の発令基準を定めていなかったと。実際に発令されたのは災害発生時から約4時間後だったということで、発令を見送っていたというようなことで新聞等で報道されておりまして、先ほどもちょっと触れましたけれども、それぞれの地形とか地質、いろんな背景があるから、一方的に町としてそれを受けて、いきなり発令、避難勧告というのは大変難しい状況もあるかと思うのですけれども、当然いろんな場面を想定されていると思います。最近特にゲリラ豪雨ですか、1時間に50ミリ以上の激しい雨をゲリラ豪雨ということで、限られた地域で突発的に大雨が降るということで、局地的に大きな被害をもたらしている。栗山町、本町でも、今年ですか、ダムのほうでパークをしていて、大雨が降ってきて、途中でプレーをやめて町なかに戻ってきたら全然降っていなかったというようなことで、同じ栗山町のエリアの中でもそういう、ゲリラ豪雨と言っていいかわからないですけれども、ゲリラ豪雨に該当するかどうかわからないですけれども、局地的に大雨が降るというようなことが、私も二、三年前ですか、夕張で、本当にどしゃ降りでして、継立まで来たらからっとして、道路も乾いていたというようなことに遭ったこともありますけれども、いろんなことでこれから予期しないようなことがあるのでしょうけれども、道から一方的に来る情報、これを栗山町としてどういうぐあいに対応するかということも検討していかなくてはならないのかなと思うのですけれども、その点についてどういうような検討をされているかお尋ねいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

いずれにしても、栗山町の地震防災計画という、こういう災害時栗山町職員行動マニュアルというのがあるのです。これを具体的に、恐らく後日ご配付申し上げると思いますけれども、それらには詳細にいろいろな対応策ということで、職員の防災訓練、必ずいろいろと数やっておりますから、本部を設けながら、仮定をして、そして指示をするというようなことも何度もやっておりますので、こういうマニュアルがございますので、道から勧告が来た場合も、当然議員がおっしゃるとおり、1時間の至近距離だけれども、相当天候は変わりますから、そういった面も、自分たちの地域の状況をきちっと把握しながら、そして間違いのない、そういった勧告をする。あるいは予測をしながら。ですから、最終的には本部のほうで開きまして、そういったことでの対応と。よほど瞬時に来た場合は別として。これはなかなかそういった対応は難しい。どこの地域でもそうですけれども。ただ、基本的なものは、道からそういった指示があれば、当然我が町の状況をさらに精査して、本部体制の中でそういった指示をするというようなことになるのかなと。当然、崖崩れ等々、この関係は、100年たっても地層が長年雨等によって浸透すると。本州でもありましたけれども、100年後に地層がずれてきて崖崩れになりますから、これはなかなか予測はできないですけれども、おかげさんで栗山の場合は本当の瞬時の集中的な雨というのが多いということですから、いわゆる天気雨に近いのもありますし、そういったことからすると、慎重にその辺の対応も、現状のそういった状況、これをしっかりと把握して対応することが一番肝要なのかなと、そんな感じをしておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

先般、8月30日ですか、北海道新聞に、空知管内の土砂災害危険箇所と警戒区域の指定状況ということで新聞で報道されていました。栗山町、先ほど町長のほうでも答えられておりましたけれども、危険箇所数40カ所。近隣4町の中では栗山町が突出しているのです。南幌町はゼロ、長沼町は18カ所、由仁町は7カ所で、警戒区域に至っては、栗山町はゼロ、当然南幌町は危険箇所もないですからゼロです。長沼町もゼロ、由仁町は危険箇所7カ所に対して1カ所というようなことが報道されておりました。さらに、警戒区域の指定率というのが、これも報道されておりまして、北海道の警戒区域の指定率は12%ということで、単純に言うと、栗山町は40カ所ですから、四、五カ所が該当するのかなと。空知管内の警戒区域の指定率ということになると6.6%ということですから、空知管内でいきますと大体二、三カ所が該当するのかなと思いますけれども、警戒区域の指定について今後栗山町として、道との関係も当然生まれてくると思うのですけれども、栗山町として警戒区域の指定に向けた検討を過去にされたことがあるのか、今後検討に向けて具体的に動いていくのか、その点についてお尋ねいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

警戒区域の関係の再質問でありますけれども、これは道が指定をするということになっておりますので、今後また道との協議の中でそういった区域を指定されることがあるのかなと、こう思っております。それと、近隣といろんな状況が違うというのは、当然地形が違いますから、栗山の場合は小高い山もあれば、国有地の夕張山系から畑地帯がずっと南北に長いですから、ですから南幌は山がない、長沼はそこの馬追山というようなことで、その辺の地形の差がありますから、当然うちは先ほどお話ししたような40カ所についてとりあえずは指定をして対応していくということになっておりますけれども、さらなる今後の天候状態によっては追加のところも出るのかもしれませんけれども、状況を把握しながら対応していきたいなと、そう考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

危険箇所数40カ所ですよね。当然というか、地域の住民という方は、自分が住んでいるところが危険箇所に、該当するという表現がいいのかどうかわからないですけれども、すぐ近くに危険箇所がありますよというような認識がされているのかなというような思いがちょっとあったのですけれども、地域住民にもこの辺一帯は危険箇所ですよみたいな、そういう認識度というのかな、そういったことは行政として説明していく必要があるのかなと、そんなふうにちょっと思ったのですけれども。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

ご存じのとおり、これ見たことあると思うのです。全戸に栗山町災害危険区域、避難場所、洪水ハザードマップということでは、具体的に先ほどの40カ所を含めて図面に落としてありますから、住民としては恐らく、こういうような内容ですから、ごらんにはなっていると思うのですけれども、これも道と協議をして道から指定を受けるということですから、さらなる追加等々もこれからの論議の中で出てくる可能性はあるのかな、そんな感じはしておりますけれども、これも5年たちましたので、もう一度見直しをして、現状の状況に合うような、これは合っておりますけれども、さらに修正というか、見直しをしてつくり直しをして、また配布を申し上げたいなと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

2点目について質問いたします。営利を目的とする民間企業においては、決算はその損益状況が最もよく示されているということで強い関心が寄せられますが、地方自治においては住民福祉の向上、住民福祉の増進ということを目的にしておりますので、行政施策をどのように実施するか、財政的な裏づけを伴う予算のほうにどうしても関心の比重が高いのが現状です。今は営利を目的としない地方自治体においても、地域経営というのですか、行政経営というか、経営という概念が入ってきていると思います。現に本町においても経営企画課という課が設置をされておりまして、事業実績の検証、費用対効果、これが住民福祉の向上にどれほど結びついたか、行政施策の1年間の結果報告であり、決算書はいわば行政報告書ということになります。同時に財政の問題点も明らかにするという経緯があるのですけれども、今週の月曜日から決算審査特別委員会が開催されます。先ほどもちょっと触れましたけれども、決算書では金額のみ記載されておりまして、具体的な事業内容に幾ら使ったかということは全く触れておりません。不用額だけということになっております。そして、決算審査委員会に入る前に、資料を要求していただきたいということで、私も何点か何十点か資料要求しておりますけれども、決算書だけではなかなか質疑が難しい点があるのかなというような感じがいたします。ちょっと古いのですけれども、多治見の「のぞいてみよう!多治見の台所 わかりやすい決算説明書」というのがあるのですけれども、数年前にニセコの予算説明書について議会で提案して、私たちの町でもこういうものができないのかということでご提案したときはなかなか厳しいような答弁でしたけれども、現実に自治基本条例との絡みもあったかどうか定かではありませんけれども、25年度から「知っておきたいまちの予算」ということで各戸に予算説明書が配布されるようになりました。将来のテーマとして、今回町のほうで栗山町第6次総合計画進行管理計画をつくっておりますよね。先ほど町長の説明では、行政報告書ですか、行政報告書のようなものは別につくっているからというような答弁でしたけれども、主要施策については当然、第6次総合計画において進行管理計画つくっておりますよね。5年間においてそれぞれ各年度ごとに計画内容と事業費を掲載して、私はすばらしい計画案ができてきているのかなと思って担当に敬意を表するところですけれども、この延長線上で各年度、主要施策について、決算書の中にそういうものを盛り込むことができないものなのかなというような思いがあるのですけれども、全部が全部書くということは不可能ですけれども、主要施策だけ、せめても第6次総合計画にうたわれている主要施策、この分野に関してだけでも決算書に記載していくことができないのか。例えば多治見の決算書「のぞいてみよう!多治見の台所 わかりやすい決算説明書」、これは例えば一つの事業については、決算額が幾ら、前年度の決算額が幾ら、総合計画の達成度は何%、またこの事業に対して事業費の経費の区分はこういうことですよ、組織の目標達成度は5段階評価で何段階目になっていますよ、そして担当課の評価としては、計画どおりに建設することができました等々いろんな評価が出ておりますけれども、こういうようなことを主要施策に関して決算書にうたうことは自治法でできないのですか。自治法ではだめだということになっているような今町長の答弁でしたけれども、その点についてお尋ねいたします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

いろいろな行政側の、ここ数年は財政も厳しい、いろいろな課題もあるということで、これは本当に公開しながらお話をして、新しい計画なるものもつくりながら、数多い懇談会も開いて現在に至っております。その懇談会も、必ず各地域の方に集まっていただく。箇所数もかなりあります。そのときにはパワーポイントで、具体的な予算もしかり、決算もしかりで説明をしております。さらには、議員さんにお配りしているとおり、具体的な施策の成果ということでもシビアな数字を載せてあります。ただ、これを住民全戸に配布する、しないは別として、そういう意味では、これは公開をしておりますから。それと、「知っておきたい栗山の家計簿」、財政状況、これも各施設に全部置いてありますから、これは公開しているのです。だから、これを全戸に配布ということはどうなのかなという感じもしておりますし、町広報では「知っておきたい予算あるいは決算」ということで載せてありますから、さらなる詳細を知りたい住民についてはそういったところで、必ず公開しておりますので、目を通すことができるし、あるいはまた各地域から議員さん、代表で出ておりますから、地域の懇談会等々でもし住民からそういうお話があれば、議員さんにはそれぞれたくさんの資料を配付しておりますから、議員さんのほうからもシビアに説明をしていただければ、当然住民周知を徹底していることになると思いますので、現在のところ数多い資料を配布しておりますから、あれもこれも、どれもこれもというようなことには私はならないのかなと思いますけれども、さらなる決算の詳細な、住民がきちっとした形で知りたいということになれば、それは検討してまいりたいと思いますけれども、現在数多い懇談会をやってシビアにお話をさせていただいておりますから、私は公開をしていないなんていうことにならないのかなと。結構積極的にご意見も出ておりますから、内容によっては取り入れながら住民との情報交換をしておりますので、現在のところは今の進め方でいろんな事業等の展開もさせていただいて、さらなる住民のほうからどうしてもこういう点について改善をして住民周知を徹底してほしいということになれば当然前向きに検討しながら対応したいなと、そんなふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。もう一点については、担当課長のほうからお話を申し上げます。

答弁 まちづくり総括兼経営企画課長 佐々木学(まちづくり総括兼経営企画課長は2014年9月まで)

2点目の書式の関係でございますが、町長の冒頭のご答弁にもありましたとおり、地方自治法の施行令で定められておりまして、予算、決算それぞれ定まった形になってございます。予算書のほうはページ数が多くなるということで、説明欄にきちっと積算根拠等を記載することに法律上なっておりまして、どうしてもページ数がふえてくるということになりますし、決算書の中については、備考欄に記載すべき事項が法律で決められておりますので、そこの欄にいろんな事業の詳細だとかを書くことは法律上できないことになってございます。そこで、私どもとしては決算書を補う書類として、今町長のほうからご説明ありましたが、こういう決算説明書、予算説明書と同様のものをつくりまして、町民の皆さんにわかりやすく公表しているというふうなことでございますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 10番 楢﨑忠彦

私の認識不足の点もあったと思います。私が言いたかったのはそんな難しいことでなくて、決算書ありますよね。この決算書において、当然24年度「知っておきたい栗山町の家計簿」、そして25年度から予算説明書が配布されています。これは、栗山町としてはすばらしい事業を展開しているのかなと思って、私は評価をしております。私が言いたかったことは、要するにこの決算書において、せめて第6次総合計画にうたわれている主要事業について、こうやって一括してこのページの中にそういうものが組み込まれないのかなと。組み込んでいくことができないかな。組み込んで決算書をつくっていくことができないのかなと。先ほど町長も別刷りで説明されておりますけれども、その辺は地方自治法でノーということであればやむを得ないのでしょうけれども、私はそこのポイントを指摘したというか、そういうことが可能ではないのかな、可能であればぜひやっていただきたいということなのです。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

今お話ししておりました決算書、ごらんのとおり書式が決まっていて、備考という欄もぎりぎりやっと載せている状態ですが、そういう関係もあって「知っておきたい栗山町の家計簿」の中に決算書の概要ということで載せてありますから、いずれにしてもこのとおり見やすいようにしたい場合は、予算書と議員さんみずから照らし合わせをして、どうなのかなというふうにごらんになる以外は、ここに詳細を載せるということはなかなか難しいし、現実的に今までも載せてございません。そういう点がありましたから、この中に決算書を概要ということで5ページほどの中で載せてありますので、そういう意味ではそれなりの決算のシビアな、事業名から全部載せてありますから、これで十分かなと私は今のところ思っておりますので、どの書類もそういったことがわかるような書類にしたほうがいいというお話でありますけれども、私はこの程度で今のところはいいのかなと、そんな感じをしておりますので、ご理解いただきたいと思います。

出典:栗山町議会 平成26年第5回定例会 2014年9月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる