みんなの議会

栗山町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月9日

教員の勤務負担軽減等の取り組み状況は

2018年3月9日、栗山町議会の一般質問で、楢﨑忠彦議員が「教員の勤務負担軽減等の取り組み状況は」について質問し、教育長 南條宏が答弁しました。

質問者
楢﨑忠彦 議員
答弁者
教育長 南條宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 3番 楢﨑忠彦

通告に従い、1点質問いたします。教員の勤務負担軽減等の取り組み状況は。平成27年小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業の研究校に栗山町内の全小中高校が空知管内で唯一指定されました。昨年栗高を会場としてふるさとキャリア教育の体験発表会が開催され、ふるさとの歴史、農業体験、社会見学など報告されました。また、栗小の公開授業では、管内から多くの関係者が見えられました。体育館においては、全校生徒による栗山開拓の基「泉麟太郎物語」を歌とお芝居で発表され、すばらしい感動を届けてくれました。平日教科の指導に加えて、土曜授業の取り組み、今後導入される英語教育や道徳教育など、部活動の顧問業務と相まって教職員の負担増の背景が浮かび上がってきます。部活動においては、スポーツ、文化活動を通し多くの学びの機会を得ることができます。全道大会、全国大会出場とすぐれた成績を残された部活動もあり、成績にこだわらず、教室では得られない体験をすることができ、積極的に推進していくべきと思います。一方、そのことに伴う残業時間の増が指摘されております。そこで、本町の教員の勤務負担軽減等の取り組み状況についてお伺いいたします。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

楢﨑議員のご質問の教員の勤務負担軽減等の取り組み状況はについてお答え申し上げます。現在本町では、平成27年度に道教委の指定を受け、平成29年度までの3年間、各学校間の協力のもと、小中高一貫ふるさとキャリア教育の取り組みを進めてまいりました。体験発表会もその一環として実施されたものであり、すばらしい成果を上げることができたと考えております。また、栗山教育振興会が主催いたします公開授業研究会での発表や平成26年度から施行され、平成28年度より本格実施されている土曜授業も栗山の地域を知る活動として定着してきていると考えております。これに加え、中学校での部活動指導や小学校での少年団活動を含め、新年度からは小学校3年生からの外国語活動が5年生からは教科としての外国語が実施されることに伴い、週当たりの時間数が1時間ふえ、小学校4年生からは29時間、週5日のうち4日間が6時間授業となります。日常の教科指導や生徒指導に加え、これらの活動の実施に当たっては、その活動内容から教職員に多くの負担がかかる実態となっております。このような教職員の負担軽減を図るため、教育委員会といたしましては臨時事務職員を3名配置しているほか、校務支援システムの導入による事務処理の効率化、あるいは特別な支援を必要とする児童生徒に対応するため、特別支援教育支援員を9名配置するなど、さまざまな取り組みを行っております。また、部活動においては、活動時間の制限や週1回の休養日の設定などを行っております。文部科学省では、昨年12月26日に学校における働き方改革に関する緊急対策をまとめ、学校、教師が担う業務の役割分担や適正化を進める方策、学校が作成する計画や組織運営の見直し、時間外勤務抑制のための措置などが示されたところであります。教育委員会といたしましては、さらなる教員負担の軽減を図るため、年次有給休暇の取得が容易になるよう次年度より長期休業中における3日程度の学校閉庁日の実施を検討するほか、部活動についてはさらに土日のいずれか1日を休養日とすることをあわせて検討してまいります。また、教育委員会が行う各種会議につきましても、可能な限り整理、統合し、その縮減に努めてまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 3番 楢﨑忠彦

昨年11月ですか、今教育長からもお話ありましたけれども、栗山の公開研究授業会に参加をしてきました。何クラスかかけ持ちで歩いたのですけれども、たしか今思い出してみますと3年生でしたか、算数の授業をやっておりました。途中で入室した関係で最初から見ていないのですけれども、たしか黒板に問題が出されて、3人の生徒がそれぞれの思いで答えを出していく。それぞれの数式で答えを出していく。その場面でちょうど教室に入りました。そして、3人がそれぞれの思いで、数式で答えを出していく。算数ですから、答えは1つですよね。その数式が書き上がって終わったら、子供たちが今度自席に戻ると。そして、その先生は今度別な子にその数式を説明させる。それぞれ3人また手を挙げて、それぞれの思いでまた三人三様でその数式を説明していく。そして、その答えがいいねということになると、皆さんが拍手をする。その風景を見まして、本当に子供たちが生き生きと授業しているのだなと。私もさわやかな感動を覚えてその教室を後にしたと、そういう記憶がいつも鮮明によみがえってきます。先般新聞報道で寺脇研という方、教育長もご承知のことと思いますけれども、現在京都造形芸術大学の教授をしておりまして、新聞にこのようなコメントを寄せておりました。学習指導要領の改訂にかかわって、小中学校では総合的な学習だけでなく、各教科においても子供が主体的に考え、他の子供と議論や共同作業をする中で単なる暗記でない深い学びを獲得できるようにするというようなメッセージが新聞等で報道されておりまして、まさにこの新聞記事を読んで、本当に栗山小学校もそういう形で授業に取り組んでいるのだなということを改めて感じたことを覚えております。また、栗高で開催されましたキャリア教育ですね、体験発表会でも子供たちが主体的な活動をしている、そのことや、また自分たちがテーマを設定して学習していると、そんなことを感じながらキャリア教育の体験発表会に参加をしてきました。20年度から小学校の学習指導要領の改訂、また21年度から中学校の学習指導要領の改訂と、そして先ほども触れましたけれども、3、4年生で外国語活動の導入、5、6年生で外国語の正式教科、また今後授業時間がふえていくというような説明がありました。本町の場合、当然そういう形も含めて、各先生方は平日教科の指導以外にも、本町の場合は特にふるさと教育とかいろんな取り組みもしております。子供たちにとっては、すばらしい環境が生まれてきているのではないのかなと思うのです。一方、厚意の裏表ではないですけれども、その子供たちにとってすばらしい環境をつくっていくための厚意の裏表として、全て現場の先生に負荷がかかってくるのかなと。これからまた新しい英語教育、道徳教育にかかわって新しい負荷がかかっていくのかなと思いますけれども、現実に現場の先生というのはそういうことに対してどのような感触というか思いを持っておられるのか。教育長としても多少なりとも押さえておられるのかなと思いますけれども、その辺について、まずお伺いいたします。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

お答え申し上げます。楢﨑議員がご指摘いただきましたように、本町においてさまざまな活動を進めさせていただいております。小中高一貫ふるさとキャリア教育もそうでございますし、公開授業研もそうですし、あるいは自然体験活動その他もさまざまに行うことでふるさと教育というものを総体として実施をしている状況がございます。子供たちにとってこういったさまざまな体験をしていくことで多くの経験を積むこと、そこから自分なりの考え方が生まれるということを前提として行われているものでありまして、この意義については先生方も深く理解をしていただいているものと考えております。ただ、今議員のご指摘のありましたとおり、いろいろなことを行うということは、それの準備であるとか、あるいは計画を作成し、さまざまなところと調整を行いながら、そして子供たちにその活動をさまざまに体験してもらう。それをまとめて、さらに発表するという一連のものが一つ一つの授業というものに取り組まれているという状況がございます。そういったことを考えると、やっぱりあれもこれもいい、一つ一つの授業は極めてすばらしいなという、本当に私もそう考えております。ただ、やはりこういったものも将来的にうちの町として、学校としてどんなふうに捉えて、それを今後進めていくもの、あるいは形を変えてまとめていくもの、そういった観点で少し整理をしていかなければならない時期に入っているかなということも現実でございます。そういったものを踏まえながら、これから先生方の負担軽減も検討して、先生方が本来の職務に専念できる環境づくりを進めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 3番 楢﨑忠彦

先ほどの教員負担軽減、また活動範囲が広くなると、なかなかこれ難しい問題を常に含んでいるのかなと思います。授業時間の増も教育長触れられました。先刻ご承知のことと思いますけれども、静岡県の吉田町ですね、いわゆる授業のこまがふえていくということで、従前の正課の授業では対応できないということで、吉田町の取り組みとしては、これ先送りになりましたけれども、授業日数をふやす。それをどこで埋めるかというと、夏休みを短縮するという形で、これ新聞報道見たときに、なるほどなと、こういうやり方があるのかなと。一面的にはふっと納得したのですけれども、これをよく私自身も考えてみますと、授業日数がふえるということは、それだけ逆に言うとまた新たな教員の負荷になるのでないかなと。ふえることによって、教員の負荷になる。でも、この授業時間がふえることに対して、正式の教科がふえていくということになると、当然授業時間がふえてきますよね。栗山町教育委員会としては、この授業日数の関係の中でやはり一つの重い意味の課題になるのかなと思いますけれども、将来的なことになるかなと思いますけれども、静岡県の吉田町まではなかなか踏み込めないかなと思いますけれども、ある意味で衝撃的というか、大きな反響を呼んだと思うのですけれども、栗山町としては、この件に関しましてはどのように今現在考えておられるか、今後どのように対応しようとしているのか、その点についてお伺いいたします。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

お答えを申し上げます。授業をふやしていくという観点で静岡県の吉田町がそのような取り組みの検討をされているということは十分承知しております。ただ、授業をただふやせば、日常的には実施する授業数が少なくなるから、だからその分を夏休みに持っていって、夏休みを少なくして、それできちっとした授業時数は確保しますよという考え方、確かに一つの方策であろうというふうには理解しております。ただ、先ほどから何度か他の議員の質問にもお答えしておりますけれども、私夏休みと、あるいは冬休み、こういった長期休業というものは本来持っている意義があるだろうというふうに考えております。まして北海道は、冬期間はスキーであるとかさまざまなスポーツもありますけれども、やはり伸び伸びと外で遊べるというのは夏が一番大きいのではないかなというふうに考えております。栗山町は、本当に自然に恵まれた、そういった環境を整えてきた町でございます。そういったものもうんと体験してもらいたい、あるいはそういった体験を通していろいろな人たちと一緒になって交流をしてもらいたい。そして、栗山のすばらしさを知ってもらいたいというふうに考えております。夏休みを短くして、その分で時間をとってという形で、この時間数の確保を進める考えは現段階ではございません。もっともっと子供たちには外で遊んでもらう時間をつくってまいりたいというふうに考えております。ご理解いただきたいと思います。

質問 3番 楢﨑忠彦

運動部活動にかかわってお尋ねいたします。先般スポーツ庁の検討会議で中学校の部活動について、先ほど教育長も若干触れました。週2日以上を休養日とし、1日の活動時間は平日2時間、休日は3時間程度までに抑えるという、いわば骨子案が示されました。札幌市教育委員会も週2日以上の休み、平日の練習は2時間程度などの大体基準を設けたというようなことも報道されておりました。会議の委員会のメンバーの中では、うまくなりたい子供がいるのに、時間が来たから、はい、おしまい、これで終わりですよというようなことが本当に子供たちのスポーツをやりたい、こういう運動をしたいという子供たちの芽をつぶしていくのでないかと、そういう指摘をされている委員の方もおりました。まことに、ああ、そうだなと。先ほど教育長もちょっと触れましたけれども、この時間、働くということに関しては、教育長、私たちもそうですけれども、私たちが育った環境のときの先生方と、そして今の環境にいる先生とやっぱり基本的に大きな違いも生まれてきているのかなと。だから、私たちの、教育長もそうだけれども、教育長が先生のときの指導の仕方と今の指導の仕方とは根本的に違うなと、その辺も押さえておかなくてはならないと思うのですけれども、やはり練習の積み重ね、スポーツに限らず、文化でもみんなそうなのでしょうけれども、いかに効果的な練習を実践するということでガイドラインで骨子案が示されておりますけれども、全ての競技に等しく言えることは、練習の積み重ねがあって初めて上位を目指せると。時間が来たら終わりと、そんなものではないのかなと、私も古いタイプの人間なのでしょうね。そういうことを思うわけです。指導する先生方、外部人材の部活動の指導員の任用ということもスポーツ庁のほうでは言っておりますけれども、先ほど重山議員の質問に中学校ではバスケット、バドミントン、卓球と外部指導員を頼んでいるということですけれども、これは顧問の先生と外部指導員との連携も必要かと思うのです。当然指導員がかわりますと、これ何の世界でもそうだと思うのですけれども、恐らく指導の方法が変わってくると思うのです。1時間前まではこういう指導していたと、指導の先生がチェンジすると、今度指導方法が若干変わってくると。こういうことになると、生徒にしても大変なトラブルというか、何なのというような思いが当然生まれてくると思うのです。ですから、外部指導員の任用ということも非常に大切な、先生の時間を減らしていくということについては大変大切なことなのですけれども、この指導の一貫性というものがそこで若干損なわれていかないのかなという心配が1つ。やはり少しでも向上したいと、うまくなりたいという生徒の思いを、時間が来たから、はい、終わりと、ぶつっと切ってしまうと、このことが逆に子供にとっていいことなのかなと、そういうように若干、私も古いタイプの人間なのかなと思いますけれども、そういう危惧も若干覚えるのですけれども、教育長としてはそれはどのように今、学校教育の現場として、先生方を逆に指導していくという立場としてどのような形で指導していくのかな、その辺についてお尋ねいたします。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

お答え申し上げます。正直なところ、そこがジレンマでございます。先生方が極めて過密な勤務状況になっている。これは、絶対改善しなければなりません。どんなことがあってもやっていかなければならないことだろうと。先生方が心の病気になる割合というのが本当に多く近年見られる。こういう状況もやはり極めて厳しい労働環境の中で勤務しているということも、これまた事実であるということ。それから、もう一点の逆の視点から見たときの部活動をやらせてあげているときに、ここまでだよ、ここまでだよと制限することで、はい、終わりと、さようならという形にできるか。それもまたやらせてあげたいなと思うことも私の気持ちの中にもありますし、先生方がもっと感じていると思います。一生懸命ふだんから指導に当たっていただいています。だからこそ、子供たちに勝つことの喜びも味わわせてあげたい、勝つことばかりではないのは十分承知していますけれども、でもやはり競技をやって勝ちたいという気持ちを持ちながら頑張って練習をするということが極めて効果のあることでもあるというふうにも考えておりますので、その両立を図りなさいということですので、あちらを立てればこちらが立たずということで非常にジレンマになっているのは現実でございます。もう一点ご指摘いただきました外部コーチというか外部指導者と教師の調整でございますけれども、これについては十分図っていかなければならないというふうに考えております。常に外部指導員が来ていただけるような環境、それから常に部活の開始とともに、その方がいていただける環境とか、そういうのが全て整うのであればよいのですけれども、なかなかそういうこともいかないだろうというふうに考えたときに、どういう状況になっても、要するに同じ観点でもって指導ができる体制、そういった打ち合わせ等については非常に重要なことだろうと思います。ただ、これもまた同じなのです。打ち合わせするために、また先生方の時間がとられます。そうすると、ほかの業務の、本来やるべき業務のほうが後ろにずれていく。ですから、全部一つ一つ全てが子供のためにということで学校動いていただいていますし、地域の方々もそういう気持ちで子供たちを見ていただいている、学校を見ていただいていると思うのですけれども、そこで今そこの部分をどうしていかなければならないか。先ほどスポーツ庁の部活動のある程度の基準みたいなものをお話しいただきましたけれども、通常日であれば1日2時間程度が妥当だよと、それから土曜日については3時間程度が妥当だよと。それから、週に2回程度は休むことも必要なのだということで、これはスポーツ科学にのっとって筋力をつけるため、あるいは休養をとることで新たな体の健康というものを保つこと、そういったものの中でスポーツをやっていくということを考えたときに、この基準というのは一つの目安になるぞということは示されたものだろうというふうに理解しております。これでもってぶつっと切るということを言っているわけではないですけれども、やはりこういったものも尊重しながら、子供たちの体力も、あるいは子供たちの要するに健康状況も考えながら、そういったものをさまざまに検討しながらこれから進めてまいりたいというふうに思っております。やはり正直なところ今現在の段階では、部活動の指導に当たっていただく先生方、土日2日と1週間で2回も休んだら練習がと心配していただいています。でも、やはりそこを一歩踏み越えていかないと、私も議員と同じようにびっちりやってきた人間ですので、何となくニュアンス的にはううんと思うのですけれども、でもやはり今本当に意識を変えて、そこのところをしっかりと押さえながら、先生方が本来の業務に専念できる環境づくりというものは整えていきたいというふうに考えますので、ところどころイレギュラーは起こるかもしれませんけれども、大きな枠としてやはりそういった制限というものをある程度先生方にお願いしていく、あるいは中学校の場合はスクールバスの関係もありますので、スクールバスの時間との整合性というのも図りながら、これからの活動を計画していっていただけるようにお願い申し上げたいと考えております。ご理解いただきたいと思います。

質問 3番 楢﨑忠彦

教育長も大変苦労しているところが私自身もわかります。古いタイプの人間と今のスポーツ庁の提案ですね、何なのこれはという思いがありました。でも、先生の勤務実態の関係も伴ってこういうことが生まれてきているのですけれども、一方生徒のほうはどういう感触なのかなと。先生はそういう状況です、今社会的に。勤務時間の関係でこういう状況に今先生方は置かれているから、なるべくそういう負荷を少しずつでも減らしていくのだよということで最初教育長言いました、それをなるべく正課の授業の中で組み込んでいくと。でも、スポーツを一生懸命やりたい子供たちもいっぱいいるのです。ですから、それも結局先生と生徒の信頼関係で、スポーツもそうでしょうが、文化でもそうですけれども、信頼関係があってうまくなっていく。先生が好きだからその授業が好きになった、先生が好きだったからそのクラブが好きになったという子供たちもいますよね。英語が嫌いだったけれども、たまたま先生が好きだったから英語を勉強したと、そういう話も僕らの世代というか、友達もそういう話をしたことがあります。ですから、先生が好きだから、そのスポーツを一生懸命やると。先生が好きだからブラバンをやる、何をやるということがあると思うのです。そこの先生の信頼関係がほとんど時間ではかれるものかということもあろうかと思いますけれども、先生もある程度そういった面で理解をしている部分もあると思うのですけれども、生徒に対してもある面でそういう今の社会情勢というか先生の労働時間にかかわってというか、そういうことも直接、間接、生徒に対しても指導する場面が今後必要になってくるのでないのかなと。先生が時間来たから、はい、さようなら。子供たち、もうみんな帰れということでは、子供たちも納得……何だ、あの先生ということにならないのかなと、そんな思いもするのですけれども、生徒に対するそういった社会的な背景という、先生の今置かれている立場、そのようなものが生徒に説明していく、今後そういう場面も必要でないのかなという気がしたのですけれども、その点について最後お尋ねいたします。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

子供たちは、やりたいのです。先生方もやらせてやりたいのです。この気持ちは、何も変わっていません。これだけは誤解していただきたくない。ただ、そういった中で現状としてさまざまな問題が起こっているということを、やはりこれも改善していかなければならないというジレンマの中で非常に微妙なところでバランスをとりながらやってきております。これは、子供たちもそうですけれども、保護者の方々にも理解していただかないと、やはり一生懸命だからこそいろいろに、学校でこれをやってくれないのかという要望にもなりますし、そういうものに応えたいと思うからこそ一生懸命やるのだけれども、そうするとまた繰り返しになってしまうと。ですから、どこかで本当に意識を変えない限り、やっぱりこのことは今までもバランスをとってやってきた中で、今までのバランスが十分でなかったというふうに理解しなければなりませんので、そこのバランスを少し今思い切って皆さんとの論議も必要だろうと思いますし、当然子供たちにもみんなどうだろうということで、先ほど言ったようにみんなが効率よく練習するためにはこういう時間をとって、こういう練習をしていくよという、そういうような説明をすること。あるいはもう一つ、変な話ですけれども、必ずしも部活動に拘束されていない。うちに帰ってから、例えば野球をやる子であれば、では俺はここのところ足りなかったから素振りをするぞとか、いろいろ自分で考えて工夫をしながら、自分独自の練習をする部分というのも出てくるかもしれません。そういったことも含めながら、やはりバランスをとるという、ちょっと中途半端な表現で大変申しわけないのですけれども、これからも進めていかなければならないと思っております。ただ、前から言っているように、今の現状そのままというわけにはいきませんので、それぞれ工夫をしながら、学校とも調整をさせていただきながら、できるところから少しずつきちっと位置づけて実施をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

出典:栗山町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる