栗山町議会 平成25年第5回定例会 2013年9月10日
(1)生活保護基準の削減による対応策を/(2)小学校体育館のつり天井の対応策を/(3)人にやさしい住宅助成事業の拡充を
2013年9月10日、栗山町議会の一般質問で、重山雅世議員が「生活保護基準の削減による対応策を」「小学校体育館のつり天井の対応策を」「人にやさしい住宅助成事業の拡充を」について質問し、町長 椿原紀昭、教育長 鈴木紀元、建設水道課長 片山伸治、住民福祉課主幹 秦野加寿彦が答弁しました。
- 質問者
- 重山雅世 議員
- 答弁者
- 町長 椿原紀昭、教育長 鈴木紀元、建設水道課長 片山伸治、住民福祉課主幹 秦野加寿彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 12番 重山雅世
私は、通告に従い、3点にわたって質問いたします。まず、1点目は、生活保護基準の削減による対応策をです。安倍政権は、社会保障切り捨て計画の第1弾として8月から生活保護基準の引き下げを強行しました。今回の基準引き下げは、3年間で最大10%にも達し、戦後最大の大改悪です。厚労省の試算では、40代夫婦と小中学生の子2人の世帯の場合、8月から月額5,000円の減額、2015年度からは月額1万5,000円の減額です。子供が多い世帯ほど削減額が大きく、子供の貧困にも拍車をかけます。3月議会の一般質問での答弁は、削減などによる影響を検証し、町村会などを通じて要望するとのことでした。既に今年度中に影響の出ている制度の利用者数と影響者数、来年度以降に影響する制度の利用者数と影響者数及び対応策について見解を伺います。2点目は、小学校体育館のつり天井の対応策をです。文科省は、東日本大震災で落下被害があった屋内運動場のつり天井について耐震性を点検し、危険な場合は撤去を要請しています。道内では47市町村、122棟がつり天井を設置しており、本町でも栗山、角田両小学校体育館につり天井が設置されています。災害時の避難所でもあり、今後の対応策について伺います。3点目は、人にやさしい住宅助成事業の拡充をです。平成24年度から実施している人にやさしい住宅助成事業は、地域住宅交付金を活用し、当初予算700万円に対し、実績はバリアフリー改修工事で8件、約130万円、解体工事11件で150万円、合計で約280万円です。耐震改修工事は実績ゼロ。バリアフリー改修工事は、介護保険制度の住宅改修サービスにもあり、新築住宅ではバリアフリーが当たり前のようになっています。そこで、住民要望も強く、他市町村でも取り組まれている地域経済の活性化に役立つ外壁、屋根などの修繕、塗装工事などの住宅リフォームを加えたほうがより高い効果が得られると思いますが、見解を伺います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
1点目の生活保護基準の削減による対応策についてのご質問でありますが、国は生活扶助基準の適正化の観点から、本年8月1日より新たな生活扶助基準に見直しを行いました。生活保護費につきましては、生活扶助の基準額だけでなく、住宅扶助や教育扶助などの加算あるいは就労等による収入状況などを加味し、支給額の決定を空知総合振興局が行っております。今回の見直しに伴う生活保護受給者への影響についてでありますが、今後支給の内容等について検証を行い、他自治体の動向を見ながら、町村会などを通じて要望することも検討してまいりたいと思っております。次に、平成25年度中における今回の生活扶助基準の見直しによる影響の出ている制度の利用者数と影響者数については、現在のところございません。また、今後今年度中において新たに申請があった場合は、国からの要請もあることから、申請者の不利益にならないよう、制度によっては改正前の基準額を用いるなどの対応を図ってまいります。平成26年度以降に影響する制度の利用者数と影響者につきましては、それぞれの担当部署を中心に削減等による影響などを検証した上で対応を協議していきたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。2点目の小学校体育館のつり天井の対応策をについてのご質問は、教育委員会から答弁いたします。3点目の人にやさしい住宅助成事業の拡充をについてのご質問でありますが、町では平成24年4月から人にやさしい住宅助成事業を実施し、平成24年度につきましては議員質問内容のとおりの実績となっておりますが、本年度におきましては先月8月末現在でバリアフリー工事8件、耐震化工事1件、解体工事10件となっている状況であります。本助成事業につきましては、昨年4月より開始し、平成27年3月までの3カ年の実施期間となっており、本年はまだ2年目の途中であります。住宅リフォームを加えてはとのご質問に対しましては、これまでにも何度か同様のご質問をいただいておりますが、町としては現在がんばる栗山プラン21をもとに、自立した自治体経営を目指し、取り組んでいるところであります。単なるばらまきとならないよう、ますます進展する高齢化や防犯、防災等の観点から、安心して長く住み続けることができるような住環境整備を目指した所期の目的達成のため、現制度のまま実施してまいりたいと考えております。なお、その後の対応につきましては、そのときの財政状況等を勘案し、慎重に検討していかなければならないと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。
答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)
重山議員2点目の小学校体育館のつり天井の対策をのご質問にお答え申し上げます。栗山小学校及び角田小学校の体育館の天井は、それぞれ状況、構造は異なりますが、つり天井に分類されます。一般的に屋内運動場等をつり天井にしている理由は、音響や防音の対策、断熱性能の向上、式典、行事等の多目的利用などの各種環境条件に対応するためのものであります。しかしながら、さきの東日本大震災において学校の屋内運動場等の天井材の落下が多数発生し、高所からの落下物を防止することの重要性が指摘されたところであります。学校施設は、日常の教育活動はもちろんのこと、災害時の児童生徒等の安全確保や栗山町地域防災計画における避難所にも指定されている施設でありますので、文部科学省の学校施設における天井等落下防止対策の手引により点検を実施すること、そしてその結果に基づき、天井としての環境条件を満たしながら、それぞれの施設の状況に応じどのような対策を講ずることが最も効果的かを総合的に検討してまいりたいと考えております。
質問 12番 重山雅世
まず、1点目のほうです。生活保護基準の部分です。私は、今年度公営住宅の家賃の減免というのがきっと該当者がいるのでないかなという想定でこの質問を出したのです。利用者という点でいうと、資料もいただきましたが、60件余りだったと思いますが、栗山町の減免を受けていらっしゃる方は高齢者でひとり暮らしの方が多いということで、影響はないのだよという担当のほうのお話でした。それで、来年度以降ということでいいますと、今年度は影響ないと、来年度はまだ所得が確定していないと、そういう中でなかなか把握しづらいという部分もあると思うのですが、市段階では福祉事務所持っていますから、ほかの市は、推測もありますけれども、出しているところも現実にあるのです。影響を受ける影響者数という形でかなりの、例えば帯広あたりでも40ぐらいの制度に影響すると市長答弁しているのです。それで、栗山の場合は、岩見沢ですから現実的につかまえているのは空知振興局のほうです。それで、生保基準が下がると住民税の課税基準も当然連動して下がりますよね、ですから住民税が非課税から課税へ、課税額がふえるわけです。ですから、例えば保育料なども非課税から課税によって上がってくると、例えば3歳未満の家庭では、非課税の場合、今本町の場合月額9,000円です。課税、住民税均等割の場合は、数字的でいうと1万6,500円にもなるわけです。ですから、そういう点でいうと、国のほうでは国会の答弁でも影響が出ないようにするよと答弁はしていますけれども、では現実的にどのように具体的に国が支援をするかと、そういうようなことは、今年度からもう既に影響出ている部分についても、本町はたまたま今年度は影響が出なかったと、でも出ている市町村もあります。そういうところでも国はその責任果たしていないと。それで、来年度以降、これから3年にわたってやるわけですから、そういう点でいうと先ほどの保育料の部分もそれですし、あと就学援助の部分も今まで受けれた人が受けれなくなるとか、そういう可能性も出てくるわけです。そういう点でいいますと、今の時点で、先ほどの町長の答弁でちらっと触れましたが、改正前の基準額というか、これまで受けていた人、そういう方々に影響を及ぼさないと、例えば所得が上がった場合は別ですけれども、決まった時点で所得がふえていないにもかかわらず、負担だけがふえたと、今まで受けれたものが受けれなくなったとか、そういう部分については町長自身で判断できるわけですよね。そういう点でいいますと、改めて確認しておきますが、例えば今まで就学援助を受けれたのが受けれなくなったとか、保育料が高くなったとか、所得がふえていないにもかかわらずですよ、そういう方に対してはこれまでどおりのやり方を踏襲すると、そういう形で今の時点でお考えを示していただきたいと思います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
重山議員の再質問にお答えを申し上げたいと思いますが、基本的には先ほどお話ししたようなことで本年度については対応していきたいということであります。国のほうも激変緩和策ということで3年の中でそれぞれ進めるようになっておりますし、また詳細等がまだ把握し切れておりませんし、基本的には国の指導どおりの内容、制度を遵守することにはなりますけれども、恐らくこれから具体的なものを掌握した段階で道からの指導もあろうかと思いますから、道との協議、あるいは近隣の市町村と情報交換をしながら26年度以降の対策について慎重に検証するものはしながら進めてまいりたいなと、こう思いますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 12番 重山雅世
これからということですが、私これ3月議会でも質問しているのです。そのときも検証するよと。当然影響出てくるわけですから、要望は当然ですけれども、市町村会などを通じて要望するとか、そういうことも前回は答弁されていますけれども、実際上は例えば就学援助、それから保育料についても自治体の判断でできるわけですよね。例えば保育料の場合は、うちは国の基準よりも保育料を下げて、それから細分化もして徴収しています。それから、就学援助についても今は1.5倍で取り組まれています。ですから、そういう点ではその見直し等を含めて町独自で決めれる範囲ですから、先ほど言ったように所得がふえていないにもかかわらず負担だけが多くなったという世帯には少なくとも影響が出ないように、今までどおり町長自身の判断でやるという点では再度答弁願います。そういう決断が示せないのかどうか。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
重山議員の再々質問にお答えを申し上げたいと思いますが、基本的には先ほどお話しした内容の考え方でありますけれども、実際この詳細を見ますと件数も40件ほど、いろいろ関係する項目もございますから、40項目ほどの対象となるものの影響する人数等々、あるいはそれを重山議員がおっしゃるような緩和をした場合の総体についても今後把握をしながら検討しなければならぬということもあろうかと思いますけれども、いずれにしても基本的にはもう少し時間をいただきながら、きちっとした中で対応策をお示ししないと、今の段階ではちょっと判断ができかねますし、基本的にはそれぞれの先ほどお話ししたような関係等々も情報交換をしながら慎重に進めてまいりたいと、こう思いますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 12番 重山雅世
では、2点目行きます。小学校を総合的に検討するということでした。小学校の体育館は、非構造物という感じの扱いになっていますよね。それで、国のほうでも震度6強に耐えれるようなという形で学校施設に対して国庫補助等いろいろ取り組まれているようですけれども、はっきり言って栗山小学校の場合アスベストの問題も実際には絡んでいますよね。担当のほうからもちょっとお聞きしましたが、アスベストの場合は特に撤去するか、塞いでしまうかと、そういうやり方があるということもお聞きしました。それで、市町村に対する耐震診断とかそういう部分での支援というか、耐震診断の専門家という点では本町には技術職の中でも実際上おられないですよね。つり天井だとか、そういう非構造物に対する耐震だとか、そういう部分では耐震診断含めてどうなっておられるのか、非構造物に対してですよ、例えば窓ガラスだとか照明器具だとか外装材。非構造部材というのは建物の構造体以外の天井材、照明器具、窓ガラス、外装材、内装とか、そういうような形になってくると思いますが、学校の教育現場でそういう非構造物に対する耐震診断という点ではこれからというか、もう既にやられているのかどうか、そしてもしやられているとすればその結果がどうだったのかと、そういう点で、まだまだ栗山の場合はほかの例えば栗山中学校の体育館なども老朽化しているというのも聞いていましたけれども、そういう非構造物に対する耐震診断という点ではどうなのか、まずその点でお尋ねします。
答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)
まず耐震診断にかかわる専門家は、当然教育委員会にはおりません。そのことを最初に申し上げた上で、若干の経過を説明しないと今の議員さんの答えの核心になかなか迫れないものですから、そこからちょっと説明させてください。まず、平成7年の阪神・淡路大震災を契機に学校等における耐震化という問題が浮上してきて、我が町もいち早く耐震化診断を受け、設計をし、施工するというのを20年、21年、22年まででおよそ8,000万円かけてやったのです。私は素人ですから、これでもう盤石と思い切ったのですけれども、ところがそのさなかの平成23年の冒頭に文部科学省が次のようなものを出しているのです。学校施設の非構造部材の耐震化ガイドブックというのを出しているのです。私は、そのときにここまでやった耐震診断、補強は何だったのかと考えたのですが、あれは構造、いわゆる躯体だったのです。そのほかに非構造部材があるということは、大変浅はかながらこのときに気がついたのです。平成22年の3月ですから、もう平成23年の冒頭です。平成23年の3月11日に例の震災起きましたですよね、そこでつり天井の落下が多数発生したと。ところが、つり天井の落下というのはあの震災が初めてのことではなかったわけなのです。そんなわけで、このたび文部科学省はつり天井等の非構造部材の落下を防ぐためのガイドブックを示して、それに基づき施工するのが望ましいという方針を示しているわけであります。そこで、経過の2番目なのですけれども、これまでいろいろなことがありました。重山議員さんおっしゃったアスベストもそうであります。基準が厳しくなったために、またやり直さなければいかぬとか、PCBもそうですよね、それからこのたびの耐震化もそうです。学校にはこのほか天窓落下事件などもありまして、我が町の教育委員会も一斉に点検行動に走って、ほんの少数ですけれども、今年度手当てしたところもあります。というわけで、何を申し上げたいかと申しますと、教育委員会としてこのたびはじっくり腰を据えて根本的にきちんと対応策を立てなければいかぬと思っています。つり天井と言われたからつり天井に目いって、そこだけというのではなくて、非構造部材全般にわたってどのような問題があるのかということの点検をして取り組まなければいかぬ、そう思っているわけです。そこで、今年度、平成25年の2月から4月までの間に各学校においては全教職員による目視及び動かしたりする確認を経て、非構造部材全般にわたって点検活動を行っています。それを集約した段階では、栗山町にあっては危ないと思われるところはほとんどありません。窓ガラスは別ですけれども、このたびの竜巻なんかでも窓ガラス随分注目されていますよね。ここだって、これは恐らく規制天井です。私は素人ですので、栗山小学校の屋体に入って、あれがつり天井なんて信じられませんでした。屋根にびったりくっついていると見えたのですが、構造上はつり天井なそうなのであります。したがいまして、教育委員会としては、今年度既にやっているのですけれども、新築した校舎の視察、体育館の改築をしたところの視察、それからIT先進学校の視察、学校給食にかかわる共同調理場も今問題になっていますから、そこの視察等を計画的に現在行っています。この後は、教育委員の定例の学校訪問がありますので、それらと4月に行った検査等を総合的に判断して、この後の計画に盛り込むべきものがあれば盛り込んでいきたい、そう考えております。何しろ子供が生活している場所でありますので、診断を受けて、緊急性が高いというものがあればきちんとした計画にのせるということをしなければならないと考えております。あと専門的なことがございましたら、そちらの部署でお尋ねください。以上であります。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
基本的には今教育長がお話ししたようなことで、今いろんな内容等々把握し切れないところがたくさんございますから、そういう進捗状況でありますけれども、今回国交省のほうの建築基準法が若干変わってきておりますから、それらについての基本的な考え方については後ほど担当課長からお話し申し上げますけれども、経過からいいますとアスベスト等の関係で莫大なある程度の改善ということで、本町としても学校優先にしてやっておりますから、そういった段階で道なり国交省なりの指導がきちっとした流れの中で来ていなかったということもありますから、それらについては私どもとしては今後道経由でいろんな意味である程度の情報をいただきながら指導していただいて、対応策を考えていきたいと思いますけれども、いずれにしても基準法が若干変わってきているという意味で担当課長のほうから若干お話を申し上げたいと思います。
答弁 建設水道課長 片山伸治
私のほうから若干この点につきましてご説明を申し上げたいと思いますけれども、今年の2月に建築基準法の施行令の改正の概要が発表されておりまして、その後国民からといいますか、住民からの意見募集も含めまして今年の7月12日に改正、公布となったところでございます。実際の施行につきましては来年の4月からということなのですけれども、その内容につきましては、議員のほうもご存じだと思いますけれども、特に大きな面積を有する200平方メートル以上、そして高さが6メートル以上のそういう建物についているつり天井につきましては早急に改善をするようにという、文科省のほうからもそういう流れで来ているところでございます。実際に見ますと、ここの議場もつり天井ですし、どこの事務所も躯体に直接天井がついているということはなくて、必ずそこに受けるようなものがあって、下にそういう部材がついているものですから、全てがつり天井といえばつり天井なのですけれども、特に空間が広いところについては、つっているものがこれまでボルト締めをされていなかった、それはそれで建築基準法上問題はなかったのですけれども、そういうふうになっていたものですから、大きな地震の揺れのときにそれが外れて落ちたという原因になっていたものですから、そういう大きな空間についてはこれからある一定の面積ごとに何本ボルト締めをしなさいよとか、こういう器具を使いなさいよとか、そういうものが今回新たに改正になっているところでございます。ただ、いずれにいたしましても、改修をしたにしても、先ほども教育長からもありましたけれども、構造体ではないのです。非構造体でありますので、阪神・淡路大震災程度の大震災が起きても落ちないかというと、そうではなくて、国交省のほうでは中程度の地震でも落ちないような、そういうものにつくりかえていく、補強していくという、そういう流れになっているところでございますので、若干この場でご説明を申し上げさせていただきたいと思います。
質問 12番 重山雅世
学校現場では目視の点検活動をされたということで、どちらにしましても教育長の答弁にもあったように素人ですよね、そういう構造物という点では私も含めてそうなのですが。耐震診断そのものにもお金かかりますけれども、耐震診断調査をできる技術職員の確保が難しい市町村に対しては道教委から職員を派遣して耐震診断の実施を支援するとか、そういうことも考えているようなのです。それとか、あと市町村職員を対象として、施設担当者を対象として非構造部材の耐震対策に係るそういう研修会も北海道では全道5カ所で開催して、文科省の職員も派遣するというような形の研修会も開くというような情報も、担当のほうではつかんでいるのかもしれませんが、私の調べた範囲の中でもこういう情報もありますので、つり天井だけでなくて総合的にという点ではとても大事なことですので、その研修、それから耐震診断という点でも、例えば総合的にやられるということになるとこれからの総合計画の中にのっけていかないとならないし、また来年の4月からということになると、診断だけでも道の職員を派遣してもらってとか、そういう手当てもできるのではないかなと思うのですが、その点で再度答弁求めます。
答弁 建設水道課長 片山伸治
ただいま議員のほうがおっしゃられておりました研修会、それから道の関係の職員の派遣等々、まだ詳しい情報は流れてきておりませんので、今後さらに確認をして、早急に私どもとしても対応できるようにそういう対策をとってまいりたいというふうに思っております。
質問 12番 重山雅世
では、次行きます。人にやさしい住宅助成制度です。この問題は、耐震の部分は私の一般質問の中でお話しして、こういうのも内容的に今の事業の中に入れたという点では評価しているわけですけれども、この目的が今の3つ、昨年からの人にやさしい住宅助成事業のこの3つの事業については今のところ国からも地域住宅交付金と、こういう交付金制度が利用できるからこれに限ったのだと、そういう考えでおられるのですか。ほかの町村もリフォーム助成制度かなり取り組んでいます。それで、はっきり言って単費ですから、大変財政は厳しい中でほかの町村でも住宅リフォーム取り組んでいるのですが、単費で出した以上の地域経済の活性化につながるのだという点で取り組まれている自治体も多いと、そのように聞いていますし、例えば美幌では今年で3年目を迎えているのです。1年目のときは107件でしたけれども、今年3年目のときは250件の申請もあったと。件数的にも桁違いだと思うのです。先ほど25年度の今年度の件数だけは答弁されていましたが、今年の当初予算450万円ですよね、その中でどのぐらいまでいっているのですか、経済波及効果という点ではどの程度になるのですか。昨年の実績見た段階で、700万円の予算に対して280万円ですから、これでどうなのかなというのを率直に感じたわけです。昨年が700万円の予算、今年度は450万円の予算に対して、件数はお話しされましたが、実質的にはどのぐらいの波及効果というか、つかまえておられるのか、それから先ほど言いました交付金制度を利用しているからこれに取り組んだと、交付金制度があるから取り組んだと、そういう形だったのでしょうか、その点でまず答弁願います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
重山議員の再質問にお答えを申し上げたいと思いますが、まず24年、そして25年の実績ということでお話を申し上げたいと思いますが、住宅助成事業の実績としては、議員がおっしゃるとおり昨年はバリアフリーが8件、解体工事が11件、全体の合計19件で284万2,000円という数字になっておりますけれども、25年8月末の現在では既に19件で358万1,000円と、これは耐震の関係がかなり大きな額というか、ウエートを占めているのかなと思いますけれども、5カ月でこういうような状況ですから、当然今後補正予算等々しながら対応せざるを得ないのかなと、こう思っております。それと、それに対する地域交付金ということで国から来てはおりますけれども、他町村では実際にリフォームの関係で、再三議員からご質問あったとおりでやってはおりますけれども、これが先般の道新にも載っていたとおり、岩見沢あたりは、いい意味での波及効果ならいいのですけれども、こういった新しい制度が類似のものが多々出てくるという意味では、逆に言えば裾野がどんどん、どんどん広がっていて、その事業に似たような事業をさらにやらなければならないという実態からしますと、今盛んと岩見沢市も財政上の問題が出て、新市長が新たな財政計画を立てながら対応せざるを得ないというのが10日か2週間ほど前の道新にも出ておりましたけれども、私も再三お話ししているのは、結局は今おっしゃっているような内容を全体的にやっていくことが類似なケースも出てきますし、ご存じのとおり第5次の中で積み上げ方式でそれぞれ基本計画、実施計画等々も議会のほうにも数字的にも計上した上で説明して進めてきておりますから、リフォームだけでなく類似なものが多々ありますから、これをやるに当たってはさらに云々ということもありますし、当然持ち家をお持ちの方はそれ相当の数が今ありますから、お持ちの方は建てるときも計画をして建てておりますし、当然老朽化することも考えながら対応策は個々でやってきていただいておりますし、先般中小企業等々聞いてみますと、相当の年間のリフォームもみずからお願いをしているという意味では、経済効果というのでしょうか、それが今のところふえてきていると、そういう意味では単独で相当な数、今40件から、多い企業では小さいのも入れますとかなりの数がありますから、桁のずれたような数が出てきているという意味では、これは全体を補助するとなるとそれ相当の額になるだろうし、恐らく詳細も、幅はありますけれども、ある程度の段階で押さえたとしてもかなりの財政上の影響が出てくるのかなと、そういう気もしておりますので、それぞれお持ちのリフォーム等々については個々も計画していると思いますので、それぞれ自立した中で対応していただきたいなと現在のところ思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 12番 重山雅世
地域交付金があるからという点ではどうなのですか、地域交付金制度があるから、この3つの事業については交付金制度があるからやっているのだという形なのですか、その部分ちょっと答弁漏れていたと思います。それと、安心してずっと住み続けていただきたいという点では、リフォームというのはそういう精神に、紛れもなくそういう形になっていくと思うのですが、安心して住み続けてほしいと。ですから、老朽化してくる中で屋根への塗装だとかサイディングだとか、そういう形のリフォームの要望が強いわけで、当然町長もほかの町村で取り組まれていること、今道新の岩見沢でのお話しされましたけれども、例えば余市町では今年から取り組みました。それで、最初は1,000万円の予算で取り組んで、でも2週間足らずで990万円になって、それで5月の末にまた1,000万円追加したと、現実的には7月の8日現在で111件、補助額が1,980万円、総見積もり工事費が1億6,630万円になっていると。ですから、経済効果という点では8.4倍という形のそういう報道もありました。ですから、これはあくまでも地域経済、今不況という中で不況を克服するとか、雇用を拡大するだとか、地域経済を活性化すると、私はそれ再三言っていますよね、そして商工会議所からの住宅リフォーム助成してほしいという要望も受けていますよね。ですから、これだけでは私ちょっと不十分ではないかなと、交付金制度を利用しているから、リフォームの場合はそれがないから、町の財政のこと考えたら厳しいのだと、どうもそういうように聞こえるのですが、その点はどうなのでしょうか。ほかの町村は、単費でやってもそれだけの波及効果が出ていると、そういう点当然研究されていると思うのです。住民要望という点でも現実にかなりリフォームというのはあると思います。ほかの町村の見ると件数が桁違いですよね、数十件という中身ではないですから、100件というような中身ですから。そういう点ではその点も含めて答弁願います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
重山議員の再々質問にお答えを申し上げたいと思います。まずもって、人にやさしい住宅助成事業、これは当然交付金の対象ともなりますけれども、まずは現状を分析した場合、高齢化に伴って当然バリアフリー、これは急がなければならない、対応せざるを得ないということで、まずそれを我が町では前々回もお話ししたとおり早くに7年ほどこれやっておりますから、後半の中である程度網羅されたのかなということで一旦中止をいたしましたけれども、再度またこれを復活させたということではそれぞれの効果があったのかなということと、耐震につきましては大きな施設は先ほど来から論議しているとおり個々の住宅についてもそういったことが当然今対応せざるを得ないのかなということで、まず行政としても対応していくというような方向づけをしたと。また、解体については、それぞれ地域、地域の中で、大きな課題として冬期間の問題もありますから、当然これは優先順位としてやらざるを得ないというような整理をして、この3つの事業を助成金の対象としたという経過がございますので、交付金だけではないということでありますので、ご理解をいただきたいと思います。また、リフォームについては、先ほどお話ししたとおりこれは相当出ると思います。現状自立した方々がやっているのも多い企業では200件ほど町内でもやっておりますから、そうなりますと、表現は好ましくないのかもしれないですけれども、青天井状態でどんどん、どんどん出た場合、それ相当の額にはなろうと思いますから、工事費としては効果があろうと思いますけれども、その補助制度の中で対応していくとなるとかなりの桁のずれた助成金ということも制度上のせていかなければならないと。それと、先ほどお話ししたような類似したいろんな事業が出てきますから、これを対象とするのであれば、これもどうだというようなことでまた出てくる可能性もあろうかと思いますので、これは第6次の総合計画の構想を3月まで立てながら、25年度で基本計画あるいは実施計画等々、今内容等についても精査をいたしますので、検討はしてまいりたいと思いますけれども、現在のところこれを実施するというような考え方でのご答弁はできないのかなと、こう思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 12番 重山雅世
先ほど高齢化に伴ってバリアフリーの要望があると、その部分でいいますと最初の通告にありますように介護保険制度の住宅改修でできるわけです。ですから、改めて、私は何度かリフォーム助成制度を求めていますけれども、一番最初お答えになったのは介護保険制度導入前後ですかね、全国にあれしてバリアフリーの工事をやったと、もう一定の役割を果たしたからしませんと、そういう答弁だったのです。そして、今回人にやさしい住宅助成制度という中にバリアフリーが入っていたので、あら、どうしてかなと率直に、悪いとは言いません。でも、介護保険制度にあるのに何で改めてやるのかなと、率直にそう思いました。ですから、高齢化という点ではそこで20万円まででしたらできるわけですから、ほかの町村のも見ると、例えば先ほど紹介しました余市町では50万円以上のリフォームに対して工事費の20%、上限20万円だと、そういう中で利用しやすいと。ばらまきと言われるかもしれませんけれども、いろんな業種の業者が参加できると、そういう点で私は経済波及という点、地域経済の活性化、それから雇用の拡大にもつながると、そう思って質問しているわけですが、検討すると言いつつも、当初の通告にあるような介護保険制度でフォローできるのをあえてここにのっけたという点ではどうなのかなと率直に感じるわけです。その点でどうですか。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
当然介護保険制度を活用しながら、そしてまたそれの対象外については町の単独の事業で該当させると、例えば準備前のいろんな関係もこの事業をやりながら介護保険の正式なやつを該当する場合もありますから、これはある程度の件数も出てきておりますから、介護保険の対象と別の枠のものが、これ同じものを両方もらうような制度になっておりませんから、当然両方の事業をやって充実をさせるというような内容にもなっておりますので、再制度の見直しをして制度化したことには意味があるのかなと、そう思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 12番 重山雅世
ちょっと平行線というか、感じるわけですが、先ほど言ったのは、高齢化してバリアフリーの要望が強いと、そうおっしゃいましたよね、それは介護保険制度でできるのだということです。私この問題は何度も質問していますよね、そのときには一番最初、バリアフリーのあれはもう一定の、これまでも全国に先駆けて取り組んだから、もう一定終わったのだよという、そういう答弁していたのです。それを急遽この住宅助成制度の中に入れてきたという点では、私は率直に言って納得できなかったのです。ここに入ってくるバリアフリーというのは、当然介護保険制度から漏れたというか、そういう方々が対象ですよね、違いますか。ですから、そういう点では答弁的に私納得できる答弁になっていないのですけれども、再度答弁願います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
これ毎年同じことを繰り返しているのですけれども、高齢者の要望もありますし、また高齢化を迎えるに当たってそれぞれが準備をしているというケースも相当ありますから、ですから先ほどお話しした単独の小さな建設会社も200件ほどあるということは、その辺はございますので、高齢者だけでないですから、全住民がそれぞれ対象になるということですから、幅の広い中での事業展開ですから、これはこれなりの目的があるということで問題はないのかなと思いますし、高齢者も介護保険を受給されていない方もおりますから、当然対象外もいるという意味では、この改修工事、それなりの制度の中で生かされているのかなと、こう思いますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 12番 重山雅世
バリアフリー改修工事の種類、手すりの取りつけ、段差の解消とか、ずっと云々書いていますよね、これはこれで問題はないのですけれども、やったのが悪いということよりも、私は答弁が介護保険制度で利用できるものをどうしてという点でどうも納得できないと率直に思います。それと、ほかの町村で取り組んでいるリフォーム助成制度をもう少し研究していただきたいと率直に思います。件数的にも、うちの場合は去年から走って3年でやるわけですけれども、ほかの町村も大体3年ぐらいで取り組みます。長沼もそうだと思いますし、それが延長するような形にもなってくると思いますけれども、件数が全然違うのです。昨年本町の場合19件、今年度も19件です。でも、ほかに住宅リフォームで取り組んでいるところは、先ほど紹介したように美幌ではもう250件を超えていると、それから余市でも金額的にすぐいっぱいになってしまったと、追加してもそれだけの効果があるということで補正するわけです。ですから、既に取り組んでいるところというのは結構ふえてきていますから、あくまでも地域経済の活性化ということが目的ですから、そういう点でぜひ再考というか、その点で再度答弁願います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
何度もお答えしているわけでありますけれども、どうも理解がされないようであります。いずれにしても、バリアフリーは何度もおっしゃるとおり介護保険と連動させながらやっておりますから、それなりの件数が出てくるということは生かされているのかなと。後ほど担当のほうから介護保険の実態の中身も説明させますけれども、ダブりながらやっている場合もありますから、そのお話をさせたいなと、こう思いますので、私が冒頭からお話ししたとおり、これは切りのない話なのです。どの制度も限界がありますし、その年度、年度で、あるいは3年スパンである程度の行政推進の柱というのも立ててやりますから、間違いなく各年次の積み上げの3年間で効果があったかどうか、効果がないときは延長させなければならぬということも検討しながら施策をやっておりますから、これはこれなりの、バリアフリーを再考させたのもそういう対象者が出てくるだろうということで入れておりますから、問題はないのかなと思います。ただ、議員がおっしゃるようなリフォームの関係は、見解の相違がありますし、私も町を預かった以上の財政上の問題何度も言っておりますから、これらについても今の5次計画の中では新しく設けるというようなことは考えていないということでありますから、平成25年で第5期の計画が終わりますから、それ以降についてはある程度の実態を検証しながら、全体の町の予算等々と連動することになりますので、その辺のところは検討はいたしますけれども、現在のところは新たに早急にバリアフリーでなくリフォームの制度化をするというような考えはないということであります。後ほど担当のほうから介護保険等の絡みについて詳細お話を申し上げたいと思います。
答弁 住民福祉課主幹 秦野加寿彦
議員もよくご存じだと思うのですけれども、介護保険については限度額もございますし、この件については限度額を超えたものもあわせてバリアフリーをやっているのもございます。現状として、住宅改修だけのために介護認定を受けるという家庭も若干ある中で、やはり期間もかかりますし、その間で、これから高齢化社会に向けまして介護保険を受けていない方でもこのバリアフリーを使って改修することは当然必要になってくるというふうに考えていますので、ここの連動性についてはきちっと、現在もある程度の実績もございますので、これからも推進してまいりたいというふうに思っています。