みんなの議会

栗山町議会 平成25年第2回定例会 2013年3月8日

(1)防災のまちづくりを/(2)生活保護基準引き下げによる影響と対応について/(3)子ども・子育て新システム制度について

2013年3月8日、栗山町議会の一般質問で、重山雅世議員が「防災のまちづくりを」「生活保護基準引き下げによる影響と対応について」「子ども・子育て新システム制度について」について質問し、町長 椿原紀昭、住民福祉課主幹 秦野加寿彦、総務課主幹 高間嘉之、教育長 鈴木紀元、経営企画課長 佐々木学が答弁しました。

質問者
重山雅世 議員
答弁者
町長 椿原紀昭、住民福祉課主幹 秦野加寿彦、総務課主幹 高間嘉之、教育長 鈴木紀元、経営企画課長 佐々木学

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 12番 重山雅世

私は、通告に従い、3項にわたって質問いたします。まず、1点目、防災のまちづくりをです。東日本大震災から早くも2年がたちます。復興は遅々として進まず、ゼネコン型主体の大規模工事が次々と具体化する一方で、避難生活が長期化し、医療、介護体制のおくれや中小業者、農業者や水産業者の営業再建への道も深刻です。執行方針では、各種災害に迅速に対応できる体制強化として消防救急デジタル無線化を述べられています。その整備事業内容及び防災計画、備蓄計画の見直しの内容についても伺います。さらに、一昨年一般質問した福祉避難所の指定に向けて福祉関係団体などとの協議の進捗状況について伺います。2点目、生活保護基準引き下げによる影響と対応についてです。自公政権は、今年8月から生活保護費を3年間で740億円、7.3%と大幅なカットを強行しようとしています。生活保護世帯の96%が削減されます。今でも食費や医療費、暖房代などを切り詰めて生活している中、基準引き下げは全ての国民に健康で文化的な最低限度の生活を保障する憲法25条に違反します。子供の多い世帯では特に削減幅が大きく、貧困の連鎖を広げます。保護費の引き下げの影響は、受給者だけの問題ではありません。基準額が下がれば生活保護を受けられない新たな生活困窮者を生み出すばかりでなく、最低賃金の引き下げや地方税、保育料、国民健康保険税、介護保険料などの負担がふえる人や就学援助が打ち切られる子育て世代を生むことは必至です。そこで、国に対し生活扶助基準額の引き下げを初め生活保護削減を行わないよう求めること、2、国が削減を強行した場合、国民生活に悪影響を生じないよう措置を求めますが、見解を伺います。3点目は、子ども・子育て新システム制度についてです。保育所待機児童をなくし、子供の教育と保育、子育て支援を向上するという名目で消費税増税法案と一体に子ども・子育て関連3法が民主、自民、公明の3党合意で昨年8月、強行可決されました。修正新システムでは、子供の発達を保障する保育ができなくなる危険性が明らかになっています。1、保育の公的責任の後退。児童福祉法24条1項で市町村の保育実施義務は明記されました。しかし、保育を必要とする子供全員を保育所で保育するという原則が崩され、市町村は保育ママ、家庭的保育事業など地域型の小規模保育を確保する措置、同2項をとればいいとされました。これでは、保育ママをあっせんしただけで市町村が役割を果たしたとなりかねません。2、保育の時間認定でばらばら保育。親の就労時間によって1カ月に利用できる保育時間の上限が決められ、短時間児と長時間児が混在することにより集団保育が成り立ちにくくなります。子供の生活、発達保障という視点を欠いたまま機械的に設定されかねません。3、保育料の負担増。保育時間の上限を超えた分の保育料は、自己負担となり、上乗せされる。4、保育所施設整備補助金が廃止される。保育所の新設や増改築費に4分の3を国と市町村が負担してきた国庫補助制度廃止で施設整備が困難になります。5、保育基準、保育条件に格差。保育所以外に幼稚園、認定こども園4種類、保育ママなど複雑化し、現行の保育所基準が緩和されたり、事業の多元化が基準の多様化、低下を招き、子供の保育に格差が持ち込まれることになります。6、施設の経営の不安定化。時間認定は、認定された時間の分しか施設にお金が入らなくなり、短時間の子供を受け入れることは経営の不安定をもたらします。職員配置もばらばらに来る子供に合わせた体制になり、今まで以上に非正規雇用、短時間の保育士をふやすことになります。保育士の労働条件の悪化が避けられない上、子供にとっては保育が次々入れかわることになります。以上の点についてどのような認識を持っておられるのか、保育や教育現場の声を反映させて国に問題点をただすとともに、保護者、保育士、保育園長、経営者などの参加で地方版子ども・子育て会議を設置して子ども・子育て支援事業計画策定を行ってはどうか伺います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

1点目の防災のまちづくりをについてのご質問でありますが、消防救急デジタル無線の整備事業内容につきましては、平成15年10月に電波法関係審査基準の改正に伴い、現在使用しているアナログ方式からデジタル方式へ平成28年5月31日までに移行することとなり、本年度基本設計において電波伝搬調査を実施いたしました。平成25年度には、実施設計及び機械、電気設備設計、基地局、車載無線機など本体整備工事の実施を予定しているところであります。防災計画、備蓄計画の見直し内容につきましては、東日本大震災で得られました教訓や国、北海道防災計画の修正を踏まえ、栗山町地域防災計画については平成25年に見直しを行いたいと思っているところであります。見直しの主な内容でありますが、多様な地域住民に配慮した避難対策として、現状に合わない避難区域、高齢者や障害者などに配慮した避難所、避難場所の設定や新たに福祉避難所の設置などによる要援護者対策の強化、さらには多様な情報伝達手段の構築として携帯電話などによる伝達手段の整備などが現在想定している主な見直し項目であります。また、見直しにあわせ計画に基づく各種マニュアルの改定、整備を図り、防災対策の強化を図ってまいりたいと考えているところであります。次に、備蓄計画の見直し内容でありますが、備蓄計画につきましては平成23年度より食材等は5カ年、資機材等は10カ年計画によりそれぞれ整備を計画しておりましたが、東日本大震災や道内における大規模停電災害などを受け、資機材の整備について平成25年度から大幅に見直しをいたしたいと思っております。見直し内容といたしましては、まず10カ年による整備区間を5カ年に短縮するとともに、冬期間の災害を想定して避難所用の発電機、投光器、ポータブルストーブなどを増量し、整備の強化を図ってまいりたいと考えております。また、食材につきましては、多様な避難者を想定し、乳児や高齢者用のおかゆ及び乳幼児用粉ミルクも新たに備品、備蓄品に加えてまいりたいと思っております。福祉避難所の協議の進捗状況につきましては、先ほど答弁いたしました栗山町地域防災計画の見直しにあわせ今後具体的な協議を福祉関係団体と進め、平成25年度末には設置をしたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。2点目の生活保護基準引き下げによる影響と対応についてのご質問でありますが、国は本年8月から生活保護基準の引き下げを検討しており、生活扶助基準の見直しに伴う他の制度に影響を及ぼす可能性があると言われております。このことを踏まえ、厚生労働省はできる限り影響が及ばないように平成25年度の対応方針を示しており、平成26年度以降につきましては税制改正を踏まえて対応するとしております。①の国に対して生活保護削減を行わないように求めること及び②の国が削減を強行した場合の町民生活に悪影響を生じないような措置を求めることにつきましては、現在厚生労働省が方針として掲げている削減等による影響などを検証し、町村会などを通して要望してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。3点目の子ども・子育て新システム制度についてのご質問でありますが、急速な少子化の進行及び家庭及び地域を取り巻く環境の変化に鑑み、児童福祉法その他の子供に関する法律による施策と相まって子供、子育て支援給付、その他の子供及び子供を養育している者に必要な支援を行い、もって一人一人の子供が健やかに成長することができる社会の実現に寄与することを目的に子ども・子育て支援法が成立しました。子ども・子育て新システムは、市町村が実施主体となり、地域のニーズに基づいた計画を策定し、給付や事業を実施していくこととされておりますけれども、具体的な内容については今後内閣府に設置する子ども・子育て会議の議論を経て順次示されることとなっており、詳細につきましては明らかになっていない部分も多くあります。非常に現時点でのお答えは難しいところがありますけれども、見解についてそれぞれお話をさせていただきたいなと思います。①の保育の公的責任の後退についてのご質問でありますが、新制度において保育所での保育及び保育所以外の保育を含めた全ての保育について、市町村が利用調整を行うことなどから、市町村の保育に関する責任が後退することなく、保護者が安心して保育を利用できる仕組みとなります。②の保育の時間認定によるばらばら保育についてのご質問でありますが、現行制度においては一律で取り扱うことで実際には短時間の利用であっても長時間の利用と同額の保育料を支払うことが求められてきました。新システムでは、短時間利用のニーズを明らかにするとともに、比較的低額の保育料で保育を受けることが可能となります。短時間といっても認定については月1回などにすることで保護者、現場に混乱が生じないものと考えております。③の保育料の負担増についてのご質問でありますが、本制度における利用者負担につきましては、子供に質の確保された保育等を保障するとの考え方を踏まえ、現行制度の利用者負担の水準、利用者負担能力を勘案した応能負担を基本として市町村が定めるとなっていることから、大きな負担増にはならないと考えているところであります。④の保育所施設整備補助金の廃止についてのご質問でありますが、保育所の設置は新設だけでなく、賃貸も含めたさまざまな方法が考えられることから、新制度ではそれぞれの施設の状況を勘案し、給付費、委託費を設定し、長期にわたって平準化した形で施設整備を支援していく場合と緊急に対応する必要のある施設の新築や増改築については改正後の児童福祉法で交付金による支援をすることとしており、現行の補助水準を維持する方針でもあります。⑤の保育基準、保育条件の格差についてのご質問でありますが、①でも申し上げましたが、新制度のもとでも引き続き現在の制度と同様に市町村が保育の実施義務を担うことになり、さらに保育所以外の保育についても市町村は必要な保育を確保するための措置を講ずることとなっておりますので、格差は生じないと考えているところであります。⑥の施設の経営不安定についてのご質問でありますが、新システムでは質の高い保育等を提供するという目的を実現するために、さまざまな仕組みを設けております。例えば事業者が財政措置等を受けるためには、まず質の確保のための客観的な基準を満たす必要があるほか、職員の常勤、非常勤の別や経験年数、勤続年数等について情報公開、開示しなければならない仕組みとしております。また、不適切な運営をしているような場合には、それを是正する措置として都道府県が指導監督を行うこととなっており、著しい経営不安定による不安はないものと考えております。これらのことを勘案し、本町におきましては平成27年度の施行を想定し、本年度に子ども・子育て支援事業策定実態調査を実施いたします。平成26年度には、仮称でありますけれども、子ども・子育て会議を子育ての当事者、子育て支援当事者等の合議制の機関の設置を計画しております。保護者、保育士、経営者等参加者の皆さんと十分な議論を重ね、子ども・子育て支援計画の策定に向け協議を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 12番 重山雅世

まず、1点目の防災のほうです。消防救急のデジタル化問題です。これは、法の改正の中でアナログからデジタル化がもう決められているということなのですが、現実的に今4町でやっている枠組み、それがデジタル化することによって今の150メガヘルツのアナログから260メガヘルツのように変わるわけですよね。実際上は、基地局とか中継局だとか、そういう形になると思いますが、これまでと比べてデジタル化することによっていろいろ費用の部分という点での、これまでもデジタル化するための費用というのは莫大にかかるというようなことはありましたが、費用の部分以外に今までと比べてメリット、デメリットという点ではどのように捉えておられるか。そして、具体的に基地局と中継局というのでしょうか、そういう形でいうと、ちょっとその辺が栗山が本部があるわけですから、栗山に基地局を設けて、あと中継局というような形になるのかどうか。それと、デジタル化の構想というのはもう以前から消防の広域化の問題ともあわせてこの間30万人規模という形で、今現在道には68の消防本部がありますが、それを22にするというような、そういう案が最初あったと思うのです。広域化の方向性という点でも今どの程度進められているというか、現場からは結構今の消防力の低下につながるとかという点で道の思いどおりにはなっていませんが、その点がどうなっているかお尋ねします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

まず、デジタル化についてのメリットでありますけれども、これにつきましてはまずは秘匿性の向上につながるかなと思います。アナログ消防あるいは救急無線では、量販店で購入した受信機で安易に情報がキャッチできるというか、今の段階では。それがデジタル化にすることによって防除できるというような利点がありますから、プライバシーの確保が図られていくのかなと、そんな感じもしておりますし、またもう一つは音質の向上につながるというか、音声そのものをデジタル化処理していることから、高品質な通信が可能となってくるというのがメリットのもう一つの項目になってきておりますし、電波資源の有効活用としてアナログに比べてより多くの周波数の割り当てが可能となってくるというようなことが挙げられるのかなと、こう思っております。担当のほうから、今ちょっと同席していないものですから、費用等々については後ほどお話をさせていただきたいと思いますし、全体で4町ですから、実際の調査等負担については1町村250万円で1,000万円というようなことで当初はのせてございますけれども、具体的には後ほどお答えを申し上げたいなと、こう思います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

まず、1点目の基地局の関係ですけれども、基地局そのものは栗山と長沼に置くということで考えております。それと、広域のほうでありますけれども、これはなかなか難しさがありまして、消防庁のほう等の指導では早い時期から二十四、五年までにある程度論議をしてという指導ありましたけれども、府県とは違いまして、北海道は面積が広いということもあって、実は今空知の中で論議はしているのですけれども、なかなか方向性が見出せないということで、平成28年まで延長されて論議をしてその方向性を出すということで、今盛んとまたその関係、代表が集まって論議をしているということで、まだまだ時間を要するのかなというふうに考えております。費用の面はいいのですね。

質問 12番 重山雅世

詳細にわたっては、また消防議会がありますから、そこの場で当然議論になることだと思いますが、国の今回の事業の中で緊急防災・減災事業という形で打ち出された中に今回の消防救急のデジタル無線化の事業も出されていて、予算づけされているわけですが、先ほど質問した福祉避難所の部分、これについても防災事業の中に社会福祉施設の耐震化の事業がうたわれているわけです。それで、災害時の要援護者対策のための社会福祉施設の耐震化などもこの事業の中に予定というか、組まれているわけですから、先ほどの答弁では25年度末ということでお答えいただいていますが、前回私一昨年この問題で質問したときにも協議しながら検討するよということで、実際上はあの間約2年近くですが、そういう福祉避難所の指定に向けての関係者とのお話し合いは全然されていなかったわけですか。まず、そこが1点と、それから福祉避難所に避難すべき災害時の要援護者、今回の執行方針にも述べられております高齢者・要援護者等支援システム、これを活用するということだと思いますが、実際上は災害のときに支援が必要だという方々の把握というのはもういろいろ町内会などでもしていますが、それがもう既にシステム化されたような状況になって、そして活用ができると、そういう状況になっておられるのでしょうか。それと、ちょっと前後しましたが、防災計画とか備蓄計画です。備蓄計画のほうはわかりました。防災計画という点でいうと、この間私が質問した後に図上訓練などもしていますよね。ですから、そういう訓練なども踏まえて、そして地域の課題というか、そういうのも明らかになった上で防災計画に反映する中身にしようとしているのかどうか、その点でお尋ねします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

ただいま3点にわたりまして、福祉避難所等々含めて後ほど担当のほうからるるお話し申し上げますけれども、確かに福祉施設については以前から論議はされておりますけれども、今回は3.11と室蘭のああいうような災害があったということで、根本的に従来の災害計画を見直すということになっておりますので、おっしゃるとおりそれに関係する、特に福祉施設については関係する事業者あるいは地域の方々と十分に論議した上でないときちっとした視点もできないのかなと、こう考えておりますけれども、担当のほうから今の状況についてお話をさせていただきたいと思います。

答弁 住民福祉課主幹 秦野加寿彦

重山議員の福祉避難所にかかわります要援護者の把握という関係でございます。要援護者システムについては、道のほうから補助を受けまして、今本格稼働に向けて準備をさせていただいております。今各9つの協議会が自主的に取り組んでおります世帯台帳、要援護者台帳とは別に本町といたしましては住民基本台帳に載っております世帯全てを登録する形で、今後打ち合わせの中でその中で要援護者をどの枠組みにするかを含め協議させていただいた上で、それをシステム化するとそこの部分の方々に色が変わったりということで、ここが要援護者の人ですよということが把握されますので、今後協議をさせていただいた上で各協議会等で把握していただいております世帯台帳等とも連動性を図りながら一緒に取り組みをしていきたいということで、今そういう準備を進めているところでございますので、ご理解いただければと思います。

答弁 総務課主幹 高間嘉之(総務課主幹は2013年3月まで)

3点目の防災計画の関係でございますけれども、議員のほうからお話ございましたとおり近年各まちづくり協議会初めといたしまして図上訓練、また各種防災訓練、こういったものを地域の中で行っていただいてございます。そういった中で避難所のあり方、場所、そういった課題というものも出てきてございます。そういったものにつきまして、今後平成25年度で見直しをいたします防災計画、こういった中で避難所の見直し等々を地域の皆様と協議をさせていただきながら進めていきたいなというふうに考えております。また、1点目の福祉避難所の協議の関係でございますけれども、こちらにつきましても数カ所の施設の方と具体的な協議はまだ進んでおりませんけれども、福祉避難所の関係について検討のほうはさせていただいております。以上でございます。

質問 12番 重山雅世

大体想定している福祉避難所の耐震化の状況、もう把握していらっしゃるのですか。先ほど言いましたように今回の事業にのせれる可能性もあるので、たしか私聞いたところでは特養は耐震化はされているように聞いていました。あと、ほかの施設、想定される施設は何カ所かあると思いますが、その辺がどうか。その辺も耐震化の状況を含めて把握していらっしゃるかどうか、この機会にお尋ねしておきます。

答弁 総務課主幹 高間嘉之(総務課主幹は2013年3月まで)

各施設の耐震化の関係までの協議はまだしてございません。以上でございます。

質問 12番 重山雅世

次、2点目行きます。生活保護の関係です。実際上は、道新の報道にもありました安全網の理念はどこへ行ったかという形で、自民党は保護費の10%削減を衆院選で公約しております。ですから、どちらかというと初めに減額ありきの発想と受けとめられても仕方がないと。それで、そういう点では見切り発車だというような形で厳しく言われています。それから、2%の物価上昇を目標としているから、実際上はこのまま物価が上がったら、結局は支給額を引き下げるのと同じだと。だから、悪循環を招く政策は到底理解できないというような形でも書かれております。特に子供たちにかかわる問題で私も懸念していますのは、就学援助の関係です。就学援助も実際上は、生保世帯は11万5,693世帯で16万6,152人でしたか、これ11年度。そして、全国的には6人に1人ですが、道内では4人に1人が生活保護を受けていて、そして市町村というのは特に準要保護者というのが生活保護世帯の約8倍というか、本町の場合もそういう状況、ほぼ同じぐらいな、7.5倍ぐらいだと思います。本町の場合は、就学援助というのを生活保護の1.3という形で規定しておりますから、それによって今まで受けれた方が私の最初に通告をしたように外される可能性も出てくると。ですから、道新の報道の中でも就学援助があるから生活保護を受けないで自活している母子家庭も少なくないですよという形で書かれております。それから、大学の授業料の減免だとか、公営住宅の減免も、本町にもあります家賃の減免も生活保護費の0.95以内であれば家賃の半分が、家賃に100分の50を乗じた額が減額になるよとか、減免規定もやはり生活保護基準をもとにやっています。先ほど答弁されたように、いろいろ対応もされているということですが、財政的な裏づけというのは全然されていないのですね、はっきり言って。ですから、何も保障しないと。はっきり言えばこうやって影響が出ないように、及ばないようにしますよということ自体もうかなり影響するというのはわかっているわけです。でも、具体的にそれを財政的に支援するとか、財政的な保障というのはないままでやられるというか、まず受給者の実態、それから生活保護の削減による影響というのを担当のほうで、例えば就学援助は今までこれだけ受けれた人が受けられなくなるだとか、要保護の人もこれぐらいになるだとか、具体的な町民の方々の実態とか影響とか、数字の上で把握しておられるのでしょうか。まず、その点でお尋ねします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

就学援助等の実態というか、詳細等については、委員会のほうから後ほどお話ししていただきますけれども、いずれにしても今の段階では議員がおっしゃるとおり国としては生活扶助基準の見直し、直接影響を受けないような国の制度内容の中に入れていきたいということでありますから、就学援助あるいは保育料の免除、児童養護施設等々の運営費等々、いろいろ詳細がありますけれども、具体的な方針がまだ私どものほうでは把握し切れていないという点もありますので、今後の中で議員のおっしゃるような影響がまずそんなにないような形でできるようなことも踏まえて、これは我が町だけでなく、空知なら空知の全町村全く同じような内容になると思いますので、当然国には要望なりをしていきたいなと、こう考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)

町長の答弁と同じように、具体の方針が出ていませんので、金額についてどのように変化するかという具体の精査は行っていません。ただ、今年度、平成24年度児童生徒数に関して205名の申請があり、申請を通ったのは201名であります。現在栗山の児童生徒総数は約980名前後でありますので、そろばんはじくと率はわかるものと思います。したがいまして、このたびの議員さんのおっしゃるこのようなことが実行されたとしたときにどうなるかということについては、先ほど申し上げましたように具体の数字等が出てきておりませんので、試算はしていないし、影響がどうなるかということについても調べてはおりません。

答弁 住民福祉課主幹 秦野加寿彦

今回の基準の引き下げに伴う影響という考え方でございますけれども、基本的に町村の場合は福祉事務所、栗山であれば空知総合振興局が全てその基準に基づいて再判定することになってございますので、現在本町において具体的な数字把握についてはしておりません。また、国のほうでも先ほど町長からもお話しさせていただきましたが、できる限り影響しないように、またなったとしても何らかの形でということを示させていただいておりますので、今具体的な内容がはっきりしていない中での把握については難しいというふうに考えています。

質問 12番 重山雅世

具体的な把握が難しいということですか、数字の上で。これ厚労省のホームページにも平成25年度の対応という形で出ていますね。実際上は、生活保護基準の見直しによる影響を受けないようにというようなこと云々、いろいろ介護保険だとか保育料の問題だとか高等学校の私立高校の問題とか、全部影響が出るのはわかっていますから、そういうホームページも出されていますよね。当然担当もつかんでいると思うのです。逆に言うと、これだけ大きな、生活保護者だけの問題ではないよと。広く町民に影響を及ぼす中身のことで、3年間にわたって740億円ですか、それで今年度は総体で115億円と具体的に数字示されていますよね。そういう点で逆に把握が難しいということ自体がちょっと不思議だなと思うのです。大体何%とかという形で出ているのに、全部個々の例ありますよ、生活保護。家族数とか全部影響してきますから、個々の例でいうと全部はじくという点ではかなり難しいと思います。でも、例えば住宅の減免なんかではおおよそ減免のお知らせという形で単身世帯1名の場合、最低収入基準額はおおよそこうですよ、こういうときは減免されるのですよと具体的に数字まで示して明らかにしているのです。高齢者夫婦世帯2人だったら144万何がしとか、一般世帯であれば夫41歳、妻38歳、子供2人の場合はこれだけですよと。具体的な数字もこうやって明らかにして、減免のお知らせも担当課では出していましたよね。ですから、何か当然もう現在受けている方がわかっているわけですよね、いろんな制度利用している方が、減免制度を。その人たちがまずどうかという点では、ここから外されないかという点ではすぐ可能ではないのですか。把握するという点ではできるのではないかなと私は思うのですが、何か困難さがあるのでしょうか。国のあれがはっきりしていないからという理由なのですか。でも、何よりも許されないのは生活保護を削減した根拠というのがまず物価が下がっているよということを言っているのです。そして、物価下がっているといってもパソコンだとかビデオというのは下がっていますが、今もう灯油なんか上がっていますよね。生活必需品だとか食料費だとか、そういう部分は上がっています。でも、物価下がっているという根拠が2008年度と比べて、2008年度というのはやはり原油が高騰したとき、非常に物価が上がったのです。そのときと比べて、2011年と比べて物価が下がっているという形で出されたということです。でも、その2008年に物価が上がったときに生活保護費上がったかといったらそのままです。ですから、物価が上がっているときには何も生活保護費いじらないでおいて、そこと比べて11年が、それも今の現状の光熱費なんかと比べてやっているわけではないですよね。そういう点でもすごく今回のやり方というのはひどいと思うし、また一般の国民という言い方おかしいですね。比べるところが低所得者世帯と比べて生活保護のほうが消費水準が高いと。だから、下げるという形で言っているのです。それ自体も低所得者世帯の中には、生活保護を申請してもはじかれる、そういう世帯が主ですから、はっきり言えば。捕捉率という点では、本当は生活保護を受ければもらえるような人が大体3割ぐらいいると言われていますから、そういうもらわれなかった人たちを基準にして、そして低所得者世帯と比べて生活保護費が高いから削減するという方向性ですから、その方向性自体も許されないと。そういう中での今回のやり方という点では、本当に憲法25条に保障する生存権に対して違反しているのではないかなとつくづく思うわけですが、どちらにしても把握という点で本当は今いる方々もつかんでいるわけですから、その人たちが少なくても今の時点ではじかれないかどうか、そのぐらいの検証はできるのではないですか。その点で再答弁願います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

部分的にある程度把握でき得るものもあろうかと思いますので、冒頭お話ししたとおり厚労省の方針としている、掲げている削減等々、これをきちっと精査した上である程度の方向性を出したいというか、我が町の実態というのを把握をして対応していきたいと。お答えしたとおりであります。制度そのものには地方には権限がございませんので、要望するのみでないかなと思います。逆に言えば議員さんあたりのある程度の組織の中で、これはやはり国会の中でがっちりと論議していただいて方向性をしない限りは、我々のような地方自治の中で限度がありますので、その辺も状況をきちっと理解していただきたいなと思います。

質問 12番 重山雅世

当然私どもは、党としてもこの問題国会で随分追及しております。それとあわせて住民の福祉の増進を図るという立場で、自治体のあり方という点ではやはり町民生活に重大な影響を及ぼすわけですから、町村会通しての要望もさることながら、地方独自で、②にかかわってきますが、例えば今具体例でいうと住宅などの減免も0.95を、それをまた緩和するようなやり方だとか、就学援助1.3を1.5にするだとか、それは地方独自でできる中身ですよね。ですから、そういうことが強行された場合はそういうことも視野に入れて取り組む考えがあるかどうか、もう一度答弁願います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

これは、相当な量ありますから、それに該当するものといいますとかなり時間も要しますけれども、物によっては保育所等々の関連の保育料等々、これについては段階別のものがありますから、その場合の今の国の制度が強引に推進されれば、あとは町村長の配慮で段階別のものは、これはある程度のものは制定していく可能性がありますので、当然実態を把握しながら対応していかざるを得ないのかなと。しかし、それまでに至るまでには国との考え方をきちっとただしながら、まずは国に要望すると。当然北海道も入っていますから、いろんな道のほうからの指導もあるのだろうし、これは一町村で対応ということでなく、北海道挙げていろんなお話をしていくという形になると思いますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 12番 重山雅世

財政の厳しい中というか、町村、自治体独自でやるという点では大変困難さもあるというのは十分把握しておりますが、今回の地域に出された元気臨時交付金などの中で、逆に言うと前倒しで今まで、例えば今回もそれを活用して事業を行いますよね、元気臨時交付金だとか。そういうような中で、逆に言うと本来的だったら一般財源が使われるところだったのをこの交付金を活用することによって若干一般財源にゆとりが出ると。そういう状況も生まれてきているわけですよね、現実的には。ですから、そういう財源の活用ということも視野に入れながら、ぜひ本当に自治体のあり方が問われる中身だと思いますので、財源的にはそういう今回の臨時交付金などで対応したことによっての一般財源のゆとりというか、実際に生まれますよね。金額的なことも改めて聞くのもあれですけれども、大体つかんでいますが、そういう中でそういうことも活用した中で現実不可能ではないと思いますので、再度答弁願います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

元気臨時交付金、これも以前の民主党時代については幅があって、大体のものは市町村でやりたいものは該当になっているのですけれども、今回の場合は期待等々を含めた事業展開の中のものしか該当しないということですから、今議員がおっしゃっている内容についてはそこまでここは網羅されていないということになっておりますし、例えばされたとしても今の臨時交付に間に合うような内容ではございません。やはり実態をきちっと積み上げたものを出さない限りは、当然国としても認定もしないだろうし、今のこの期間の中では到底不可能であります。根本的に要件がありまして、該当にはなってきていないということでありますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 12番 重山雅世

最後のところ、要件的に該当しない。どういう……交付金が、町の持ち出し分が減ったというか、そういう部分が該当しないということですか。何かこういう例えば今の一般財源に余裕ができるということは、当然今言った影響を及ぼされた方々に対する支援という点では活用できないのですか。それをちょっともう一度。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

基本的には該当になりません。それで、詳細について今担当のほうから詳しくお話を申し上げたいと思います。

答弁 経営企画課長 佐々木学

重山議員ご質問の今回の補正予算に組み込まれております地域の元気臨時交付金でございますが、今回の交付金の対象事業としては地方の単独事業ということで、建設地方債対象事業に限るという公共事業に対する交付金でございまして、今言われておりますいろんな生活扶助基準に伴うソフト的な事業展開についてはこの交付金の対象とならないということでございます。

質問 12番 重山雅世

それは、当然私知っています。実際上は、この臨時交付金は今回の場合は松栄団地だとか、農業の関係に使いますよね。でも、その交付金を充てれということではなくて、それによって本来的には一般財源で使用するはずだったのがその部分の余裕が少しはできるでしょうと。それを活用せいと言っているのです。何もこの交付金を生活保護削減によって影響を及ぼす状況の中で活用せいなんていう、臨時交付金を充てるなんていうことを言っているのではないのです。私は、そういう意味合いで言っているわけです。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

理屈的には理解はできますけれども、町財政、全町のこの財政を預かる者として、そういう若干余りが出たからやりくりをして出すなんて、そんな簡単なものの仕組みの財政計画は立てておりませんので、ただ、今の財政プランについては27年までの計画がありますから、それを前倒ししながら調整を図っていくということですから、当然第6次の計画も今年25年から始まりますから、そういうような内容でやりくりをしてそちらに回す、そんな簡単な内容になっておりませんし、できるのであれば、それが通るのであればやってもいいのかもしれませんけれども、いずれにしても内容的にきちっとした把握をして、今の中ではそれは不可能であります。もちろん今の段階での国の言う元気臨時交付金の趣旨からいっても、そういうことは恐らくちょっと不可能かなと思いますし、いずれにしろ今の制度の中では無理なようでありますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 12番 重山雅世

ちょっと理解ができないというか、交付金を活用せいということを言っているわけではなくて、今回の削減の部分というのは総合計画に予定されて、そしてその分で手当てするなんていうことは当然のっていないわけで、国の制度の中でこういうのが新たに出てきたわけで、ですからやっぱり自治体としての福祉の増進を図るという観点からの行政運営が試される事案でもあるのではないのかなという点で、財源の部分ではこういう活用の仕方もできるのではないですかということで私は提案したまで、言ったわけです。次行きます。子ども・子育て新システムのことです。担当のほうも随分と研究されているようですが、現実的に1個1個ということではなくて、基本的な部分の押さえ方という点で、はっきり言いましてこれは多くの保護者、保育士、保育関係団体などからもかなり批判をされた法案であります。ですから、参議院の可決のときには19項目の附帯意見もつけられるような法案でもあります。それで、やはりこれ保護者、保育士さん、そういう関係団体の方々の運動の中で曲がりなりにも法的責任の部分、自治体の責任という部分、第1項に盛られました。でも、本質的な保育の市場化という観点から捉えると、必ずしも万々歳という中身ではないです。むしろ子供の育ちということを考えたときに、本当に今良質な保育、教育のためには安定的な経営基盤というのが、そして専門性の高い保育者を得れるかどうが大変重要になっております。私も毎回こういう保育問題の中では、今の家庭の保育力という点でもかなり弱まっていますから、そういう点で子供の最善の利益という視点から捉えるべきだと思うのです。そういう点でどちらかというと保育も金次第だよと。そして、これ介護保険と似たような状況に子供が置かれると。介護保険は、言うまでもなく要介護度で利用限度額が決められますよね。そして、超えれば自己負担だし、でも利用限度の枠の中でも利用料が払えなければ使うこともできません。でも、介護保険の場合はケアマネの方がいらっしゃるから、一緒にここの施設を利用したらどうなんていう形の支援もしてくれるわけですが、実際上保育の場合は利用者が園を選ぶと。うちの場合は、少子化の中で保育所というのも幼稚園というのも数少ないですから、園を選ぶという点ではたくさんある中から選ぶということではないと思いますが、逆に経営的な視点から考えたときに滞納になるのではないかだとか、障害を持ってだとか、そういう保育の手間がかかるとか、そういう方々をなるべく逆に言うと園が選ばないというか、そういう状況も、園が利用者を選ぶような、将来的にはそういう形になっていくのではないかなと思うのです。先ほど短時間の部分で、1週間通した保育という点では一番注目して聞いていたのですが、実際上は私の認識が間違えているのでしょうか。要は必要量、パートのお母さんが働く就労時間によって、パートが2時間とか3時間だとしますよね。それでも今までどおり1日預かってもらえるのですか。そのための保育の必要量の調査ではないのですか。まず、そこのところが先ほどの答弁の中ではちょっと疑問に感じたのです。短時間と長時間とを分けるという感じで私は認識していたのですが、そういう点でどうですか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

冒頭お答えしたとおり、詳細についてにわたっての国のあれがまだおりてきておりません。ですから、例えばの話で先ほどもお答えした段階ですから、例えばのお話しさせてもらうと、今の時間帯も1時間、1時間積み上げるなんてそんな単純な制度にはしないと思います、まだ把握していないけれども。例えば午前中あるいは半日制度にしておいて、時間によってはそれにプラスアルファ1時間、2時間というような制度にするのかなという感じで今理解はしておりますけれども、それと1日ある程度の時間帯が要る場合の料金というような、これも具体的にはまだわかりませんけれども、そういう意味では実際に利用される方に応分の負担をしていただくという意味では実態に合っているのかなと、私はそんな気持ちでおりますし、大事なのは子育ての中で、そういう人はいないかもしれませんけれども、今の実態を見ても半日のパートの中で1日預けれるからいいなという感じでやっている場合もあるだろうし、本来やっぱり零歳から3歳ぐらいまでは少なくても母親が時間をとれればそばに置いて育てるのが基本だと思うのです。そういう意味では、逆に言えば時間帯の中で3時間なりパートしていれば4時間か、ある程度の時間を保育する、預けることによって自分の時間の中でまた子育てもできるということになりますから、ただ、今のところ具体的な国の詳細なあれをちょっとまだ把握していないので、どうなっていくのか、今後それらを検証して、ある程度の子ども・子育て支援計画なるものも関係者に集まっていただいて、意見を集約してつくり上げたいと、こうお答えしておりますので、現時点ではそれ以上のお答えはできない状態でありますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 12番 重山雅世

はっきり言って認識していらっしゃらないなと思いました。というのは、母親が見るのが基本だよと。基本はいいですよ。でも、今これ私の通告にありましたように、この法案の趣旨は保育所待機児童をなくすと書いてあるでしょう。この保育所待機児童、1、2歳児が圧倒的に多いのです、低年齢児が。ですから、やはりそれは保護者の経済状況によってお母さんもみずから働かざるを得ないと。そういう状況が多々あるわけです。それと同時に、ダブルワークもあるのです。ダブルワーク、こちらでもパートを3時間、次こちらのパートに行きます。現実に栗山でもそういう方おられます。そういうのをご存じないですか。認識という点では、ぜひそういう点も認識していただきたい。それで、この法案がもうどちらにしても通ってしまっているわけです。そして、これは消費税増税法案、消費税を増税して7,000億円をこれに充てるよと、そういう仕組みになっております。増税法案とセットです。だから、この介護保険のような仕組みを取り入れるという形になってくると思うのです。利用すればするほどお金がかかると。お金がなければ、ですから先ほど言ったように保育も金次第になるよと。ですから、先ほど言った子供の最善の利益を考えてできたものでないというのは、やはりこの間の保護者だとか保育士、保育団体関係者の方々の大きな反対運動も起きた中での強行採決ですから、そういう点もしっかりつかんでいただきたい。それと、最後のほうに触れていますが、策定計画です。今年度の調査、子ども・子育て支援事業計画の策定に当たっての調査です。この部分で先ほどは何か26年度、来年度に子ども・子育て会議を設置するということですか。これ逆に言うと、まず策定の委託業務を先にして、それから子育て会議を開くのですか。何か順序が逆ではないかなと思うのですが、策定に当たっても単純にぼんと業者に丸投げするのですか。例えばアンケートをとるにしても国のモデル的な質問項目もありますけれども、そうではなくて市町村独自で設問を考えていくだとか、そういう方向性も実際上はできるのではないですか。国は、基本の指針で調査票のモデルを示していますけれども、市町村独自に設計もできると、そういうように理解していますが、これをつくるに当たって私は子ども・子育て会議の中で栗山町の子育て、教育も含めてですけれども、関してこういうような設問にしたらいいのではないかとか、だから順番的にもあれですし、どうなのですか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

冒頭お答えしたときにもお話ししておりますけれども、平成27年度の施行を想定をしながらというお話をさせていただきましたから、いずれにしても実態を把握して、その上でそれに基づきながら情報を提供して子供あるいは子育て会議を開いていくという展開をしたいなとお話ししました。25年調査しながら、26年の会議設置も不可能ではございませんけれども、一応27年を想定ということで、そういうふうな展開を今のところ進めていきたいなということですから、決定はしておりませんけれども、いずれにしてもその辺のところ担当のほうで今もろもろの進捗状況ありますので、具体的にお話を申し上げたいと思います。

答弁 住民福祉課主幹 秦野加寿彦

この制度につきましては、議員も決定という方向ですけれども、前回民主党政権にございましたときも決定といっても後ろに延びているという経緯もありますので、そこの動きについては私どもも注視をしていかなければならないというふうに思っていますし、それに対する準備は怠らないようにしていかなければならないと思っています。介護保険計画と同じように、やはり町民ニーズがどのようにあるのかということをまず先に把握した上で、それを踏まえてこの会議でもむという形を今のところ検討しています。ただし、今も子育てのプランを並行してやっている中で、その中でもいろいろな関係団体や保育士さん、地域住民の方からもご意見をいただいて会議を年数回開催しておりますので、そこはそこでまたつきながら、このプランに関するものについては十分に町民ですとか、やり方、手法はこれから国の示されるものも踏まえながら、本町独自での取り組みも踏まえてやりたいというふうに考えておりますので、できるだけこのスピードが速くなれば当然私どももそれを踏まえてスピードを上げていかなければなりませんし、今この形の中で不透明な部分はたくさんある中で、なかなかそこに向けて会議を開いて云々というところについては検討はしていかなければならぬというふうに思っておりますので、国の動きについては今後も注視しながら、それにあわせて本町としても対応していきたいというふうに考えていますので、よろしくお願いします。

質問 12番 重山雅世

私先ほど言いましたように、委託するわけですよね。委託事業に、今回総合計画のあれにのっていますから。そのときに調査項目すごく重要だと思うのです。国のモデルそのまま使うのですかということです。そこに市町村独自のものを加えて調査をする。それによって全然正確なニーズの把握という点では違ってきますから。そして、その正確なニーズの把握に対して行政の責任という点ではどうなのですか。市町村の責任はどこまであるのですか。

答弁 住民福祉課主幹 秦野加寿彦

原則業務多岐にわたりますし、専門家のアドバイスも聞きながらというふうに考えておりますけれども、私ども調査委託する場合については今議員おっしゃいますとおり質問項目の中身についてはお互いに情報交換しながら、本町に合った内容、課題等も踏まえながらお願いするつもりではありますし、当然丸投げするつもりはございませんので、そこら辺から慎重に進め、そのデータを踏まえてまたやりとりをしていく形で進めさせていただきたいと思いますので、その調査項目については今後ぜひ詰めさせていただき、把握に努めますよう努力してまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

いずれにしても、基本的には専門家を入れた示唆をいただきながらそういったものをつくり上げるというのは一番間違いない内容になりますから、先ほどの子育て支援事業策定実態調査については当然委託はしていきますけれども、委託に至るまでの過程については当然行政が責任を持って中身を関連する人の意見も聞きながら、そしてアドバイザーの意見も聞いてつくっていくということですから、議員の心配しているようなことはならないのではないかなと私は思います。

出典:栗山町議会 平成25年第2回定例会 2013年3月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる