栗山町議会 平成24年第2回定例会 2012年3月8日
人口増を目指して
2012年3月8日、栗山町議会の一般質問で、三田源幸議員が「人口増を目指して」について質問し、町長 椿原紀昭が答弁しました。
- 質問者
- 三田源幸 議員
- 答弁者
- 町長 椿原紀昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 4番 三田源幸
それでは、通告文に従いまして、質問をさせていただきます。1、人口増を目指して。栗山町の人口は、昭和38年のピーク時より右肩下がりで、現在は約半分の1万3,246人となり、なかなかふえていく環境が見当たらないのが現状です。地域でまちおこし、イベント活動をされている方、講演や研修会を主催されている方など、人集めに東奔西走しております。関心を持ってもらうことも重要ですが、人口をふやし、今以上に活発な栗山町になるような取り組みが必要と考えます。そこで、以下の点についてお伺いします。①、平成25年には介護事業所が施設を新しく建てる計画があり、利用者がふえることによって介護保険料も上昇しますが、施設がふえればサービスが充実し、入居希望待機者が減少します。また、雇用の場が増加することで介護福祉学校の卒業生の雇用機会の拡大も期待されます。この介護福祉の充実は人口増の要因と考え、今以上の拡大を促進していってはいかがでしょうか。②、現在松栄団地の建てかえが行われておりますが、この公営住宅への入居資格は、入居者の収入区分により栗山町に居住しているか、あるいは職場が栗山町になければなりません。公営住宅の家賃は安価であることから希望が多く、なかなか入居できない方もいます。しかし、新築の一戸建てには手が届かないのが現状であります。昨年鹿児島県垂水市への政務調査では、平成17年に空き家バンク制度を創設しており、賃貸、売買の情報を登録し、住宅を希望する方には紹介を行っています。6年間で47世帯、118人が定住されていることから、本町でも栗山移住促進協議会が中心となってこのような取り組みを行ってはいかがでしょうか。以上でございます。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
人口増を目指してのご質問でありますが、本町の人口は昭和38年の2万4,572人をピークに、以降減少傾向が続き、一昨年に実施されました国勢調査では1万3,340人となっており、半世紀の間に46%の減少となっております。また、町の屋台骨を支える年齢層でありますが、生産年齢人口、15歳から64歳に該当するのですが、15年の間に約30%も減少するなど、少子高齢、人口減少傾向は加速の一途をたどっております。このような非常に厳しい世界経済情勢ではありますが、平成20年に策定しました第5次総合計画では平成26年で1万3,100人という目標人口を掲げ、人口減に歯どめをかけるための各種施策を展開してきたところであります。①の介護福祉の拡大につきましては、地域包括ケアの考え方を念頭に置き、栗山町にふさわしいサービスを提供するため、第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画を今議会において提案をしております。本事業計画策定に当たりましては、今後3年間の間に民間の法人や事業所などがどのような事業展開を予定、または希望するかの意向の確認も行い、策定の資料としております。今後は事業を展開する上で現場の介護サービスのニーズを的確に把握している民間事業者が主体となって施設の整備やサービスが推進されることから、第5期計画期間中にさらに各法人や事業所等との情報交換を積極的に行い、介護福祉の事業の充実や展開を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。②の空き家バンク制度の取り組みについてでありますが、栗山移住促進協議会につきましては平成22年に町内企業、団体の参加により組織され、商工会議所及び町が事務局として移住の促進を図るため、道内外からの移住希望者の生活体験などの各種事業を提供することにより、完全移住、2地域居住、季節移住などのニーズに町ぐるみでこたえることを目的に設立されたところであります。現在エコビレッジ湯地の丘の生活体験事業のモデル住宅2棟のほか計6棟を生活体験のための住宅提供を行っており、23年度実績では17組40名の方々が延べ453日間の栗山暮らしを体験されております。また、本年度は、本事業を通じて2組の方の分譲地購入と住宅建設が実現いたしました。今後も協議会としましては、生活体験の提供を通じて町内分譲地の販売と住宅建設の促進、さらには人口交流の増を図ることを活動のメーンとして取り組むこととしております。公営住宅につきましては、入居希望者も多く、なかなか入居できない状況にあります。また、民間の中古住宅につきましては、町内不動産仲買業者において空き家等の情報をホームページで詳しく紹介するなど、町外からの問い合わせに対して積極的な対応をしているところであります。このことから、それぞれ官民の役割の中で十分機能を果たしているものと考えておりますので、空き家バンクの創設につきましては検討はしていないところであります。今後におきましても人口減に歯どめがかからない厳しい状況でありますが、我がふるさと栗山が持つ3つの力、栗山力、共生力、町民力にさらに磨きをかけ、少しでも人口増につながる施策を展開し、栗山の個性と地域性を生かした魅力あるまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。
質問 4番 三田源幸
ただいま町長のほうからご答弁をいただきました。②の空き家バンクにつきましては、現在創設するつもりはないということでございました。この部分につきましては、現在平成22年から創設されております栗山移住促進協議会の中で行われているのでないかなということでございましたので、何とかこの協議会でも力を入れていただき、進めていっていただきたいなというふうに思います。平成21年度版の栗山の統計の中で、人口の流出と流入の項目で近隣のまちとの関係を見てみますと、通勤者、通学者含めまして岩見沢とは146名プラス、江別市とはプラス52名、南幌町とはプラス159名というような数値が出ております。これはちょっと平成17年ということで若干古いのではありますが、総数では栗山町が各まちへ出ていく数よりもほかのまちから栗山町へ通勤、通学してくる方が343名多いようでございます。この人たちが栗山町内に住んでいただけるような要因はあるのかなというふうに思いますので、ぜひともその方向で進めていっていただきたいというふうに考えます。①の介護福祉学校は、当時福祉の町栗山ということで、シンボル的なものとして昭和63年に開校されております。24年間で就職率100%というすばらしい実績があり、私たち町民にとっても誇りである学校であります。教育行政執行方針の中で述べられているように大変力を注がれております。福祉の先進国フィンランドへの研修交流の事業では、2年前より今までは2名だったものを4名にふやして、この研修をしていただいております。実習体験、またこの研修の報告会を聞かせていただくと、その資質の高さがわかると思います。だからこそこの卒業生が何とかこの栗山町で働いていただきたいと。福祉の町栗山で働くことによって資質も向上されるのではないかなというふうに思います。現在少子高齢化という問題がございますが、年金が減って、子供たちが少なくなると、また学校の統合というマイナスの面も多いようではございますが、何か高齢者がふえますとふえていることに注目をいたしまして、介護保険などの質問をしますと高齢者に優しいというふうに思われるかもしれませんけれども、しかし聞こえはちょっと悪いですけれども、このふえていく高齢者を利用させていただき、若者から高齢者までの安心して暮らせるふるさとづくりを推進していっていただきたいというふうに考えますが、この点について答弁をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
三田議員の再質問にお答えをいたしたいと思いますが、それぞれ各施設が町内にはございます。現在のところ介護保険事業者、あるいは高齢者の関係する施設等々合わせますと24施設あるわけです。これがほとんどが民間と。唯一の泉徳園も民営化したということで、現実の施設等々については民間の力をかりながら進めている。現状は、今その雇用問題もその中で大体の雇用は最初にお話ししたとおりそれぞれ町外の方が通勤している云々ということもあって、雇用の問題についてはその施設ごとに大体雇用されておりますけれども、問題は後半の介護学生、これも今、その年によって変わりますけれども、70名ぐらいの卒業者がおりますから、いかんせん全道にそれぞれ各地域から来ておりますから、基本的にはその出身地でお戻りになって就職をしたいという当初からの目標もありまして、3割から4割ぐらいはそういうような実態でありますけれども、同じく栗山町の栗山高校ですか、高校等を卒業された方はもちろん地元に就職というような対応をしております。安心して暮らせるふるさとづくり、これは私どもも同じような考えでまちづくりをしております。しかし、これを行政サイドである施設等々を整備あるいは新設するということになりますと、ご存じのとおり今財政上平成27年まではかなり厳しい状況下に置かれておりますから、それで実際の公共施設も指定管理者でそれぞれお願いをしているという状況でありますから、企業、そして住民の力をかりながら、行政と一体となって安心したふるさとづくりを進めていきたいと考えておりますので、ただできるだけ雇用の場は提供してまいりたいと。先ほどから触れておりました体験移住等々含めて、そういった関係の受け入れの窓口は拡充しながら努めていきたいなと、こう考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 4番 三田源幸
介護施設等につきましては、今民間で行われているということでございますが、先ほど言わせていただきましたけれども、やはり唯一伸びているといいますか、増加している高齢者、ここに視点を置きまして、何とか人口増を目指していろいろ施策を打っていただきたいなというふうに思います。私も安心して暮らせる栗山のまちづくり、一緒になってやらせていただきたいと思いますので、これからも町長を筆頭によろしくお願いを申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。