美深町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月17日
持続可能な自治体を目指すための人材確保及び交流人口増加策
2024年12月17日、美深町議会の一般質問で、木下広悠議員が「持続可能な自治体を目指すための人材確保及び交流人口増加策」について質問し、町長 草野孝治、教育長 杉本力が答弁しました。
- 質問者
- 木下広悠 議員
- 答弁者
- 町長 草野孝治、教育長 杉本力
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 木下広悠
Uターン議員名取さんの次は、何ターン議員だかわからない木下が一般質問をいたします。何ターン議員というのですかね。僕ね。わかる方ご教授ください。項目 行政。件名 持続可能な自治体を目指すための人材確保及び交流人口増加策。現在、美深町は2泊3日のおためし地域おこし協力隊の募集は実施していないと認識している。先日の所管事務調査では、実施できる状況ではないというものだったが、交流人口の増加、正規の地域おこし協力隊確保に繋がる可能性があることや、予算は実質的に全額総務省負担で自治体負担はないなどを考えると実施すべきと思う。所管事務調査では検討していくと回答いただいたが、この制度は令和元年にはじまっており、長期で実施が滞っていると考えるので、実施していない具体的な理由を実施の可能性の期待を込めて伺う。2、美深町はSNSの公式アカウントを2つ保有しており、イベントの告知や事後報告などを行っているように見えるが、PRに重きを置いているのか情報周知に重きを置いているのか分かり兼ねるところがある。一方で地域おこし協力隊はSNSで#美深百景などのイベントを行ったりとPRに重きを置いた充実した内容を発信できているようだが、地域おこし協力隊のSNSは行政とある程度連携しているのか。完全に一任しているのか。地域おこし協力隊のアカウントと美深町公式アカウントで役割分担、(PR・情報周知)しているようにも見えるので、地域おこし協力隊も含めた美深町のSNSに対するスタンスと今後の活用の仕方を伺う。よろしくお願いします。
答弁 町長 草野孝治
Iターンですね。木下議員は。はい。Iターン議員の木下議員からの持続可能な自治体を目指すための人材確保及び交流人口増加策についてご答弁申し上げます。まずおためし地域おこし協力隊を実施していない具体的な理由についてご質問ございました。令和元年からはじまったおためし協力隊の制度は主に2泊3日など短期間での活動体験を前提としているため、実際の活動や生活が具体的にイメージしにくいという意見や、地域の実情やニーズを十分に理解する前に体験活動を終えてしまうという意見が全国から報告されております。本町においてもこのような短期間での体験が協力隊として効果的かどうかという懸念があることが主な理由となっております。そのため令和3年度から2泊3日程度のおためし協力隊と本来の地域おこし協力隊3年間の間に新たなメニューとして創設されたインターン制度が2週間から3カ月期間となっております。インターン制度が活動期間も長く、本来の協力隊と同様の活動や生活が体験できますので、インターン制度の方が効果的であると考えまして、私が町長に就任した令和5年度から募集を開始し、5年度は1人、6年度は4人を受け入れているところでございます。インターンとしての活動で得られた地域の問題や課題を認識されて、本来の地域おこし協力隊への応募や交流人口、さらに関係人口の一員となることを期待しているところでございます。次に美深町のSNSに対するスタンスと今後の活用の仕方についてご答弁申し上げます。まずまちのSNSの運用につきましては、主にイベントの周知や定期的にまちのできごとをピックアップしてお知らせしており、毎月の広報びふかのまちの話題の補完的な役割も果たしております。次に、地域おこし協力隊のSNSの運用については、活動の様子や各種イベント、まちのおすすめポイントなど幅広く発信し、町内外へ美深町をPRすることを主な目的としております。協力隊のSNSについては、完全に一任しているわけではなく、以上のような役割、目的のもと、投稿内容によっては担当部署と相談したり、両アカウントで相互にシェアするなど連携して情報提供を行っております。今後もSNSを有効に活用し、地域の魅力を広く発信するとともに効果的な情報発信を推進して参ります。以上、答弁といたします。
質問 1番 木下広悠
おためし地域おこし協力隊の実施してない要因として約3日では美深町の情報というのがあまりよく理解されないままこのまちを去ってしまうという懸念点があるという話だったのですが、こちらは実際問題、おためし地域おこし協力隊として来た場合、少なからず興味を抱いてという可能性が高いと思うので、その中でインターンであったりとか正規の地域おこし協力隊に流れるという可能性はもちろんありますよね。そのまま帰っていくということは、そもそも懸念になるのかなと解せないところではあったのですけれども、両方の可能性があってその中で理解されないままこのまちを去られていくことが懸念になるのか少し疑問だったのですけれど、そこら辺どうですかね。インターンや正規に流れるという可能性も加味すれば全く懸念点にはならないのかなと思ったのですがどうでしょうか。
答弁 町長 草野孝治
このおためし制度ですけれども、ちょっと今答弁する前に状況をお知らせしますけれども、折角総務省の負担なので滞っているのではないかというような冒頭お話がありましたけれども、全道的に滞っているということになります。というのは、資料によりますと令和4年おためし協力隊をやっている自治体は全道で11自治体です。令和5年にあっては19自治体ということで承知しております。インターン事業については、令和5年度ですか。23団体に増えておりますし、上川管内においておためし協力隊をこれまでやられた自治体が令和4年に2自治体。令和5年に1自治体。令和6年に3自治体が結果はわからないですが募集しているということを承知しているわけでございます。令和4年度にやったまちが令和5年度に実施したまちが次の年はやっていない状況がございます。こういったこともやはり中々きっかけになる可能性はあると思いますけれども、中々続かない理由なのかなと思いますけれども、管内においても全道においても、やはり伸びていないというのは総務省に対してあまり2泊3日程度では難しいということで多くの声が総務省に自治体から寄せられて、このような新しいインターン制度が創出されたという風に承知しているところでございます。実際、インターンの場合は毎日の謝金というのですかね。報酬というかそういったものを受けられるわけですけれども、おためしの場合は基本的に全て自分持ちというのですかね。募集にかかる経費ですとか、こちらの体験に関わる経費については、総務省の負担でできますけれども、旅費あとこちらの滞在費、食費それらについては、全て本人なり場合によっては自治体負担になると、そういった状況になっておりまして、やはり新しくできたインターン事業の方を本町としては次に繋がる確率があるのかなと。すでにインターン事業で来られた方、学生さんが今回多かったのですけれども、また美深町にイベント等で参加していただいたりですとか、色々な面で興味を示していただいて、将来の協力隊に繋がる可能性がさらにインターンの方が多いのかな。あるのかなという風に思っている次第でございます。
質問 1番 木下広悠
全道でもなかなか広がっていないという実態があるのは理解したのですが、いまいち理解できないのが、このおためし地域おこし協力隊という制度を活用するデメリットというか、これがあってそれが中々繋がらないという話をしているとしか思えなくて、これがあることによって何か美深町にデメリットが例えばおためし地域おこし協力隊があるから地域おこし協力隊の数が減るとか、インターンの数が減るなどというような話ではないのではないのかなと。むしろ例えばインターンも正規の地域おこし協力隊であれば、あまりにも期間が長すぎるということで2週間、最低2週間ですね。最大3カ月というような話になっていると思うのですが、やはりこれはあまりにも主観的な意見なのかもしれないですけれども、どこか自分に合わないところに2週間いるというのは結構苦痛だと思うのですよね。僕なら1秒たりともいたくないですね。その中で2泊3日であれば、きっかけとして例え自分に合わなかったとしてもやってみようという風に考える人間が相当数いるのは妥当性があるのかなという風に思います。なかなか広がらない理由もそれなりにあるとは思うのですが、何故、広がらないのか。これがあることによって何か美深町にデメリットがあるわけではないと思うのですよね。これがあまり機能していないという話では確かに思うのですけれども、あるだけマシなのではないのかなと。先ほどおっしゃられたお金の面でも完全なる総務省負担ではないということなのですかね。ただ微々たるものだと認識したのですけれども、そこら辺どうですかね。これがあることによって何か美深町にデメリットがあるわけではないですよね。あった方が良いという理解で僕はこの質問をさせていただいているのですよね。あらゆる手段をもって美深町のためになることをやってもらいたい。それが例え微力のものであったとしても、できるのであればやった方がいいのではないのかなと思うのですけれども、どうでしょう。
答弁 町長 草野孝治
木下議員から、できるものであったらやった方がいいという、それはご意見として頂戴いたしますけれども、まちとしてはインターンこれをメインというか、これを入れることによって本来の地域おこし協力隊、このダブルで絞って美深町としては地域おこし協力隊のインターン事業と正規の地域おこし協力隊これらの募集に絞って5年度から進めてきたということで対応しています。そのデメリット・メリット云々という部分を比較して何故やらないのだという部分、それは全国で報告されている例でございまして、実際どうなのだという内部で協議した中で、多分元年からやられていないということはそういうことだと思うのですよ。それで私は、インターン事業があるのだから協力隊だけではなくてインターンで、そういうきっかけを持って協力隊に結び付けていったらいいのではないかと。そのインターンも実際来てくれるのかどうかわかりませんけれども、それが糸口になると。合わなかったら途中で辞めて帰られる方、協力隊の中でも今までも途中で退任された方もいないわけではないので、それはそれでありかなと思うのですけれども、基本的に2週間からのこれもインターンといいながらもちょっと中期的なおためしみたいな形で応募していただける方が後に繋がるのではないかなといううちのそれは考えでございますので、全部やればいいのではないかというのは、それはそういう意見としてお受けしたいと思いますけれども、町としての考えとしてはインターンと地域おこし協力隊、これをメインに5年度、6年度進めてきたということなので、7年度はこれから予算に向けて詰めていくというようなことでご承知おきいただければなと思います。
質問 1番 木下広悠
たとえば名寄であったりだとか、他の自治体で進んでいないので、そのやらないからには何かそれなりの理由があるのではないかというようなお話なのでしょうかね。これはそういった話しで具体的にこの制度があるからインターンに繋がらない、正規に繋がらないという話ではないというお話です。そういう話でまだ期待が薄く、これを実施することによってあまりにも期待が見えないということでやっていないという認識でよかったのですかね。そういう認識であればまだ理解しますけれども、最後にこのお話で、先日中川町に政務活動で視察に行った際に、おためし地域おこし協力隊、美深町と同様にされていなかったのですよね。その理由を聞いたところ職員の仕事量の増加であったりとか、そもそも美深町と同じように2泊3日では伝わらないと。その時点で僕もあまり解せなかったところはあるのですけれども、ただ少し状況が違うのは向こうはフリーミッション型なので、一概には比較できないところではあるのですけれど、あまりにも地域おこし協力隊の数が増えすぎて職員のキャパオーバーが起こっているというような現状があったのですよね。美深町はどうなのかと。そこで向こうからの余力があるのであれば、おためし地域おこし協力隊は全然ありだというような回答をいただきました。向こうの意見としては、国予算でツアーが実施できると。そのような中でやらないよりはやった方が良いのではないかという僕の考え方に近しいようなことをおっしゃっていて、ただ向こうはやっていないのですけれども、そういうような考えのもと今の町長の答弁を聞いていると少し理由になっていないところはあると思いました。デメリットがないにも関わらず、やったら可能性がある。であればやった方が良い、ここについてまだ崩れていないのかなという風に思ったのですけれども、最後にここだけ、まだやはりこのおためし地域おこし協力隊をやっていない理由としてはかなり弱いのかなと思いました。仕事量であっても、今正規の地域おこし協力隊2月28日、来年度まで募集されていますよね。その中で仕事量がキャパオーバーであるというわけではないという風な理解です。なので、なおさらやった方が良い、やらない理由になっていないという風に思うので、最後何かあれば。
答弁 町長 草野孝治
最初に答弁したとおりでございます。中川町さんは中川町のやり方がありますし、これまで受けた管内6自治体、そこが効果現れないからうちもやらないのだという、そういったことは言っていません。そういうことではない。美深町は美深町の地域おこし協力隊の考え方、担当の方針をまとめていただいた中でおためし制度は中々イメージしにくいというようなこと、全国でもそういったことで報告されているということなので、うちとしては令和5年度からインターンの部分、さらに本来の地域おこし協力隊、そして本年度もご承知かと思いますけれども、活動提案型の地域おこし協力隊をすでに募集を今しているところでございますので、どうかPR支援含めてご協力いただければ有難いのかなという風に思っているところでございます。最初の答弁と同じ理由でございます。
質問 1番 木下広悠
最後と言った手前、ちょっと言いたいことが出てきてしまったので、まだ可能性がわからない状態ですので、それこそおためし地域おこし協力隊をおためしでやってみるのもありなのではないかなと。時限的でも良いですし、可能性がまだ考慮されているので、ここについては答弁いらないですけれども、まだわからないところなのでおためし地域おこし協力隊をおためしでやってみませんか最後に伝えておきます。次の質問に参ります。SNSに関しては、僕が通告で出したとおりというか、ほぼ同じとおり町の公式SNSといえばイベント周知、事後報告であったりとか広報の他、さらに地域おこし協力隊のアカウントでPR含め町内外にPRすると、そういう風に役割分担が一応あるという理解をいたしました。その中で町の公式アカウント、インスタグラム、フェイスブックが数日前に更新されてはいましたけれども、1カ月ぐらい滞っていた時期があるかと思うのですよね。その中で僕の印象としては長側が何か報告することがかなりストックがないのかなという印象を抱いたのですけれども、そこら辺実情を教えていただきたいのですけれども、わかる範囲で。1カ月滞っているということは何か報告することがほぼほぼない。その中でも何かあったのではないのかなと思うのですけれども、ここはいかがでしょうか。
答弁 町長 草野孝治
私も毎日チェックしていなかったので、そんなに空いていると感じていなかったのですけれども、発信する部分にもちょっと波がある、波といったら辺ですけれども、そういった部分があるのかなと思いますけれども、何かにかそういう材料というか素材はあるのかなと思っています。毎日1本とか1週間に1本というそういう決めは持っていませんので、できる範囲で今スタートしたということでご承知いただければなという風に思っております。今後も機会を見つけて発信するように努めて参りたいという風に思います。
質問 1番 木下広悠
僕自身、町がSNSを初めて非常に嬉しい思いではあったのですけれども、一方で僕の思いとしては、やるからにはいわゆる拡散、バズるというような現象も狙ってもらいたいと思っていますし、そういう風に拡散、PR目的で行っていただけるのかなという認識だったのですが、そういう認識ではないという意見もございまして、拡散を考えていない、そもそも考えていないという風な認識の方も結構いて、その中で町長、立候補の際、SNSの活用をというようなマニフェストを掲げられていましたけれど、その当時の青写真としてはどういうような活用の仕方、PRを目的としたものなのか、重きを置いているもの、PRに重きをおいているのか、そもそも先ほど述べられたような広報の保管であったりとか、イベントの周知、事後報告であったりとか両方なのかもしれませんが、どのような考えのもとマニフェストに掲げられていたのかなというのを改めてお聞きしたいと思います。
答弁 町長 草野孝治
SNSの部分につきましては、これから特に若い世代といいますか、そういった部分への情報提供、あまり言いたくないのですけれども、新聞だとかあまり購読していない世代、そういった部分にもまちの情報を提供するようなことが可能になるのかなという風にも思っていた部分がございます。それで基本的に私も職員時代広報を担当したことがございまして、中々まちの色々な話題ですとかタイムリーに発信できなかったのですよね。そういった思いがございまして、広報についても1月に1回というようなことになっていますので、防災端末だとかホームページもございますけれども、やはりこのSNSの中でそういったイベントをタイミング良く周知できたりとか、色々な良いニュースというのですかね。そういったものをすぐに話題として報告できたりとか、そういった部分で私が当初考えていた部分で、将来的にどうしていくかとか元々フェイスブック、そしてインスタという部分で、今この後どうするのだという考えも具体的には持っているわけではございませんけれども、何とかこのツールを上手く繋いで、多くの方にPRなり、理解なりしていただけるものに繋げていきたいなと思っておりまして、これから具体的にどうするのだとかこうするのだというところまでは、まだ至っていないというような状況で、これから今後の在り方についてもSNSの発信については、色々ご意見もある部分もありますので、一定程度今後の在り方についてもこれから相談して参りたいなという風に考えているところでございます。
質問 1番 木下広悠
PRも含めて今後の在り方を考えていくというような理解でよろしいですね。僕自身、情報周知ももちろん重要ではありますが、このSNSを使って美深町の存在を全国津々浦々広げていきたいという思いの下、今まで提案してきたので、そもそもそういった考えが町にないとなると、非常に悲しいところではあるので、ここは改めてお聞きしたいのですけれども、PR、今後町内、外に問わずどんどん美深町の魅力をSNSを利用して発信していくという思いは強くあるという理解でよろしいですね。
答弁 町長 草野孝治
いずれにしても、情報発信した時点で町内だけではなくて世界に発信しているというようなイメージでいるのですけれども、どれだけそれが伝わっているかということはわかりませんよね。実際。
質問 1番 木下広悠
わかるのではないですか。数字を見たら。
答弁 町長 草野孝治
だけど何も反応がなければ、見ただけではわからないという部分もありますよね。わかるのですかね。
質問 1番 木下広悠
反応が増えれば、見られているという。
答弁 町長 草野孝治
そういった部分も含めて今町ができる範囲の部分、そして地域おこし協力隊または観光協会等でもどんどん発信されている部分はありますので、それらも含めてやはりPRの部分と情報発信の部分、この区別もちょっと難しい部分あるのですよね。地元の方にPRする部分もあるし、本当に全国津々浦々にアピールしたいというようなこともあるかと思うのですよ。そういった部分も含めてルールといったら変ですが、何かしら発信することによって、こういった効果があるのだというものももうちょっと整理していきたいなという風には思っています。自分の最初の思いは、まずはなかったので、SNSによって色々な情報発信、PRもそれをまずは立ち上げようというような考えで昨年、町長の公約の中に入れたということでご了解いただきたいなと思います。
質問 1番 木下広悠
まだ試行段階で、PRも含め考えていくというような答弁だと理解いたしました。やはり思いとしては、折角SNSをはじめたからには数多ある自治体のまったく影響力のない、作っただけのアカウントに埋もれてしまうようになってもらいたくないという思いがあるのですよ。僕の描いていた青写真としては、まだ美深町は5%も達成できていないと僕は思っているので。ただ、5%に満たしただけで大きな進歩だと僕は思っているのですよ。ここから結果が出る。どんどん50%、100%目指していただくために、僕自身PRに重きを置いて提案していきたいと思っております。では、ここに関しては質問は以上です。続いての質問に移らせていただきます。項目 教育。件名 美深町の教育現場の状況は。1、令和6年度の教育行政執行方針にて「いじめや不登校の対応については、積極的な認知と組織的な対応、不登校児童については組織的・計画的な支援に努める」という文言が記述されているが、この件についての教育委員会が果たしている役割を具体的に伺う。いじめや不登校と認知されていることは即座に行政と関係者間で共有されているのか。その時に行政はどのような対応をするのか。教育現場ではいじめや不登校が起こらないように未然防止策はどのような取り組みが行われているのか。不登校児に対してのアプローチとしてフリースクール等関係機関との連携は具体的にはどのような取り組みが行われているのかどうか。2、北海道教育委員会からスクールカウンセラー派遣が行われているようだが、短い期間であれば生徒との信頼関係も構築するには難易度が高いと思われるので、いじめや不登校の早期発見及び解決のために常時配置することは一考できないか。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 杉本力
美深町の教育、いじめや不登校の対応についてご質問がありましたので、ご答弁申し上げます。1点目のいじめや不登校と認知されていることは、即座に行政と関係者間で共有されているか。その時に行政はどのような対応しているかのご質問にまず答弁いたします。いじめ・不登校については対応ですが、国は平成25年いじめ防止対策推進法を制定し、同年いじめ防止等のために基本的な方針を策定しております。北海道は平成26年北海道いじめ防止等に関する条例を施行し、美深町は平成28年に美深町いじめ防止基本方針を策定し、各学校においても同じく基本方針を策定しております。このようにいじめの未然防止、早期発見、早期解消等に努めている状況でございます。いじめの把握については、毎年、春と秋の2回、いじめ把握のためのアンケート調査を全児童・生徒に実施し、児童・生徒が嫌な思いをしていると回答があったものをいじめと幅広く積極的に認知して早期の解決に向けて対応しております。調査の結果については、学校から報告を受け、情報共有を図っており、アンケート以外にも日常の学校生活において児童・生徒の気になる言動や行動があれば学校内で情報を共有し、当該児童・生徒の聞き取りや内容によっては、保護者と連携して対応しているところでございます。また本町におけるいじめ防止に関する措置を実効的に行うため、重大な事案が発生した場合は美深町いじめ防止基本方針に基づき、いじめ防止等対策組織及び調査組織を置くこととしており、これについては美深町青少年問題協議会がこの組織に位置付けられております。その他、町長が主催する美深町総合教育会議においても美深町のいじめや不登校の現状について報告しております。不登校児童・生徒の対応は、欠席が続く児童・生徒に対しては家庭訪問等を行い、登校できる環境づくりに向け対応を行っております。次に、2点目の教育現場ではいじめや不登校が起こらないよう未然防止対策はどのような取り組みが行われているのかについてでございます。未然防止対策の1つとして、児童・生徒に対し学校生活における意欲や満足度及び学校集団の状況を測定することができるQ-Uテストを行い、児童・生徒の心の状態の把握に努めるなか、不登校になる可能性の高い児童・生徒の早期発見や、嫌な思いから重大ないじめ事案に発生、いじめの深刻化にならないよう、予防対策に学校と連携して努めております。また北海道教育委員会の協力を得てスクールカウンセラーを各小中学校へ定期的に配置するなど、子どもたちの心のケアに配慮する取り組みも行っております。次に3点目の不登校に対してアプローチとしてフリースクール等関係機関との連携は具体的にどのようになって取り組みが行われているかという部分でございます。不登校の児童・生徒がストレスを感じることなく、安心して登校できるよう別学級でも授業を受けることができる体制をつくり、学びの保障に配慮しながら安心できる環境づくりに努めております。また学校、保護者、スクールカウンセラー等関係機関の繋がりを大切にしながら丁寧な対応に努めているところでございます。スクールカウンセラーの常時配置についてでございます。現在、北海道教育委員会の協力を得て平成30年から継続してスクールカウンセラーを先ほど言ったように各小中学校に定期的に派遣しております。スクールカウンセラーについては、面談を通じて、児童・生徒の心のケアを行っているところです。今のところスクールカウンセラーを小中学校に常時配置する考えは持っておりません。児童・生徒、保護者、学校から求められる対応について丁寧に進めていくような所存でございます。以上、ご答弁を申し上げます。
質問 1番 木下広悠
美深町いじめ防止基本方針に基づいて様々ないじめ早期発見のためのアンケート調査であったりとか、年2回そういったものが定期的に行われていることと聞いて非常に安堵しましたが、もう少し細かいところで教育現場で先ほど生徒の気になる言動であったりとか、そういうものを共有すると、そういうものはもちろん大切ではあるのですけれども、当然と言えば当然ですよね。それ以外にも、例えば子どもの集まる場所に常に先生が子どもだけにしないとか、そういうような本当に細かいところでは一般質問にそぐわないかもしれないですけれども、非常に大事なことなのでお聞きするのですが、そういう風に当然のことではなく、町立小中学校独自のいじめ防止策というものがあったりするのですかね。本当にこの場で話す話かもわからないですけれども、僕自身中学時代にいじめを受けていた時があって、やはり教室に休み時間であったりとか、教員が仕事をしに職員室に戻られますよね。その中でやはり物凄く恐怖心が煽られるというか、そういう風にいじめられている子どもの視点に立った取り組みであったりとか、そういった細かいところまでお聞きしたくて、もちろん先ほど言われていた共有するというのは大事ではあるのですけれども、そこら辺まで是非わかるところがあれば、工夫されているところが聞きたいです。
答弁 教育長 杉本力
まず学校の状況については、この報告だけではなくて月に1回、校長教頭会を開く中で、このいじめだとか不登校の部分には相当詳しくご説明を受けております。当然その報告しなければならない部分は教育委員会会議で報告しております。それとそれ以上の細かい部分なのですけれども、実は学校ではこのいじめの認知したあと、当然聞き取り対応、保護者とという部分も含めやるのですけれども、ただその後は直接子どもに聞くだけではなくて、先ほどいった休みだとか子どもたちが集まる中、近くにいくとまた先生がいるということは認知できますので、遠くから見守ったり色々なことをしながらその追跡の状況を置くだけではなくて、実際、今木下議員が言っているようなことは学校現場では本当に頑張ってやっていただいているということが現状でございます。
質問 1番 木下広悠
非常に美深町の子どもたちの未来を守るために尽力されているのが伝わって嬉しい答弁ではあるのですけれども、あるのですけれどもというか、凄く非常に嬉しい安心できるような内容でした。その中で、主に町立学校の役割についてお話していると思うのですが、美深町いじめ防止基本方針の第2章に教育委員会の役割も示されていますよね。その中で定期的ないじめの防止取り組みの調査、こちら必要な措置を講じるというのが記述されているのですが、これは今の答弁で話されていたところには、また別の話ですよね。恐らく今の答弁にはなかったのかなと思うのですよ。被っていたら申し訳ないですけれども。教育委員会が行っているこの定期的ないじめ防止取り組みの調査、こについてどれだけの頻度があって実績があるのかお伺いします。
答弁 教育長 杉本力
今、教育委員会の関わりという部分ですよね。当然学校でやっている部分については、報告を受けて教育委員会で関わって全て関わっております。だからわかっているのであって、それとそれ以外にもいじめと先ほど不登校の話も出ていた、不登校や何かでさらに関係機関と連携を図らなければならない部分があります。それについては教育委員会の方で当然そちらの方に連絡とったり対応を両者で検討したり、集まったりしたりそういうことは当然教育委員会としては1番所管する部分ですから、やっております。
質問 1番 木下広悠
スクールカウンセラーについてお聞きします。各小中学校の要望に応じた派遣とありますが、こちら実際どの程度、具体的な数値はわからないのかもしれないですけれども、ある程度アバウトにどの年、数回だったりだとか、どの程度派遣されているのか、そして仕事内容として、ただ来ているだけで終わっているとかそういったことはないですよね。ある程度決められた仕事があって、面談とかも行われているという理解でよろしいでしょうか。
答弁 教育長 杉本力
例えば、スクールカウンセラーでいきますと、教師だとか保護者だとか色々な部分があるのですけれども、昨年の実績でいくと80回ぐらい、これぐらいの話し合いがされています。ということで、実績はそれぐらいです。
質問 1番 木下広悠
話し合いというのは、派遣された回数という理解でよろしいですか。この話し合いはカウンセラーが誰との話し合いの話なのですか。生徒という話ですかね。そこら辺もう少し詳しくお伺いします。
答弁 教育長 杉本力
定期的な巡回としましては、年間6回、定期的に2カ月に1回程度、その他必要となれば学校の連絡でスクールカウンセラーと協議するということで、それが先ほどいったように年そのぐらいの回数になっているということでして、それについては必要なところを当然子どもとも必要だし、保護者とも必要だし、教員とも必要な部分だとか、それはそれなりに個別にスクールカウンセラーの方がここでカウンセラーをやっているというか、相談を受けて対応しているということでございます。
質問 1番 木下広悠
年6回、2カ月に1回、話し合いの上では80回と、こちらスクールカウンセラーの方がかなり重宝されていて頼りにしているところであるという数値と理解しました。その中で、やはりスクールカウンセラーという職業は子どもだけではなく保護者、ひいては教員のメンタルケアというものも役割になってくるかと思うのですけれども、これだけ重宝されている数字なので、やはり常駐案を一考してもいいのではないのかなという風に思ったのですけれども、その普通に考えてやはり大人であっても年6回来る方に何か悩みがあって、相談しようという風にはなかなかならないのかなという風に思うのですよね。もちろん実態を知った上で話しているわけではないので、ただ一般論として恐らくこれ共有できると思うのですよね。そんな全く年6回来る人間に自分の本当に心の内を話すというのは勇気がいると思います。ましてや子どもであればね。その中で職員、学生、保護者の方々と本当に信頼関係を結ぶ上では、やはり常駐案というのが、もちろん現実的に厳しいのかもわからないです。ただそれをできた方が理想だという考えの下、動いた方がいいのではないかなという風に思って、改めてこの考えはどうですかね。一考する余地はあると思うのですけれども。美深町の子どもたちを守るため、美深町の教育面においてスクールカウンセラーというのは必須なのではないのかなと。常駐が必須なのではないのかなと思います。どうでしょうかね。
答弁 教育長 杉本力
先ほどいった6回というのは、ちょっと私言い忘れたかもしれない。定期的には6回ということで、その他は教員の相談窓口というものがありまして常時何かあればスクールカウンセラーに相談して、この相談の件数には入っていると思うのですけれども、この6回に入っていないかもしれないですけれども、学校側に、近くにいらっしゃいますので、学校側に来たり何かしながら年80回程度はご相談しているということで、そうした中で要は答弁でも申したのですけれども、重大に繋がる可能性がある事案だとか、それだけでは巡回だとか相談だとか、それぐらいでは解決しない案件や何かがあれば当然定期的な常駐というのも考えられますけれども、今のところ状況的にはほぼ解決していう問題ですから、今の段階では常駐の必要は考えておりません。
質問 1番 木下広悠
相談回数ということで、何かあってからの対応だと思うので、これ教育委員会の役割として、いじめ防止、美深いじめ防止基本方針、教育委員会の役割で早期の発見のために動くと、必要な措置を講じるとあるので、これ早期発見のためにスクールカウンセラーというのは必要な措置ではないのかなと。常駐するのは必要な措置ではないのかな。もちろん、難しいのはわかります。わかりますが、早期発見のためには常に居た方がいいですよね。そこだけで物事が決まらないのは理解できるのですけれども、居た方が教育面でいじめだったりだとか、メンタルケアの役割、そこの1点ですよ。そこの1点だけ考えれば常駐していた方が僕は良いと思うのですよね。色々な要素を加味して常駐は必要ないという風におっしゃっているだけで、本当にいじめの早期発見であったりだとか、そういったメンタルケアの面で言えば居た方がいいので、その考え方を捨ててほしくないなという風に最後にお聞きします。
答弁 教育長 杉本力
今、相談している部分については、早期発見も含めて当然やっているのであって、いじめの調査なのですけれども、これについては嫌な思いをしたことがあると、その段階からスクールカウンセラーにも相談しているので、その辺は私の認識としては、相当早期の段階で対応しているし、北海道が任命しているスクールカウンセラーも当然相当な回数で相談を受けてお答えいただいたり、ご教授いただいたりしていただいたりしていることということで、私は理解しているので、先ほどいったようにその早期の発見でもちょっと危険かなという部分については、先ほどいったようにそういう場合は今後危険だなという場合には当然定期的に常駐するということも考えていかなければならないなということです。いずれにしろ、子どもたちのケアにはスクールカウンセラーが相当な役割、頻度を持って対応していただいて、教員の方も相当な連携をとっているということで、ご理解いただきたいと思います。
質問 1番 木下広悠
現状も早期に発見できているというようなお話で、ただより子どもたちのために、今でも早期発見ができている状態、それを加速させて早期発見するために常駐してもらうという考え方が、今答弁の中でちらっとないわけではない。一応は。なので、ないという風に言い切っていいのかな。そういう風に言っていないですよね。とりあえずスクールカウンセラー、子どもたちのために何かあって早い段階でスクールカウンセラーに相談するのではなく、その直接的にスクールカウンセラーが見つけるような状況があった方が僕は良いと思っているので、比べたらやっぱり居た方がいいですよね。どうしても納得できないのですよね。そこは今でも早期発見できているよというお話をされているだけであって、常駐したらもっと早期に発見できるので、早ければ早いほど良いですよね。常駐したら早期発見できないというわけではないですよね。居た方が、常駐した方がいじめに対応できる早期発見できる、ここ流れ加速しますよね。なので捨ててほしくないなというような意見です。これ最後にお聞きします。これ僕の思い伝わりました。
答弁 教育長 杉本力
同じように繰り返すことになると思うのですけれども、相当な早期発見で、いじめ調査以外でも見ているのですから、その段階で相談して必要とあれば定期的に常駐するということは考えているということで、何もない段階から常駐して毎日子どもたちと話しているスクールカウンセラー、そこを何かあるんじゃないかと。そこまでを想定はしていません。ということでございます。
質問 1番 木下広悠
全く納得していないのですけれど、お考えとしては理解いたしました。とりあえず9割方、美深町の教育、子どもたちのいじめに対する関わり方、非常に安心できるもので、質問して良かったなと思いました。そしてこれを聞いてくださる町民の方々も安堵するそのような流れだったと、やり取りだったなと思います。これで僕の一般質問を終わります。ありがとうございました。