栗山町議会 平成30年第3回定例会 2018年6月20日
(1)栗山町空き家バンク運営の拡充を/(2)シルバー人材センターについて
2018年6月20日、栗山町議会の一般質問で、三田源幸議員が「栗山町空き家バンク運営の拡充を」「シルバー人材センターについて」について質問し、町長 佐々木学が答弁しました。
- 質問者
- 三田源幸 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木学
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 10番 三田源幸
通告に従いまして、2点お伺いをしたいと思います。1つ目、栗山町空き家バンク運営の拡充をであります。平成28年8月より運営されている栗山町空き家バンクは、本町の移住、定住促進を目的に設置されています。サイトを見ますと、一戸建てと更地が紹介されておりますが、およそ10件ほどの数しか掲載されておらず、空き家に関しては選ぶという状態ではないと思います。そもそも移住希望者が皆中古一戸建てもしくは新築一戸建てを望んでいるのでしょうか。まずは、賃貸でアパートに住みたいと思う人もいると思います。そこで、移住希望者の選択肢をふやすために、栗山町空き家バンクにアパートなどの空き室情報も登録してはと考えますが、見解を伺います。2つ目、シルバー人材センターについてであります。今年4月、新町長が誕生し、5月17日の臨時議会において、ふるさとは栗山です。誰もが笑顔で、安心して暮らす町の実現に向けて全力で取り組みたいとの所信表明と就任の宣誓がありました。平成30年度の町政執行方針の中では、少子高齢化、人口減少と経済縮小の悪循環の連鎖を断ち切るためにも、地方には仕事、人、町の自律的かつ持続的な好循環の確立が求められており、町民と約束した5つの旗印のもと、地域経済の発展と心の豊かさが融合する持続可能なまちづくりを推進していくとされております。そこで、町長の公約にある政策2、長寿社会を健康で豊かに生きる町の新規で、シルバー人材センター設立を推進します、この具体的な内容について伺いたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
1点目の栗山町空き家バンク運営の拡充をのご質問でありますが、町内には平成30年4月現在で240戸以上の空き家が存在しておりますが、栗山町空き家バンクに登録されている空き家の物件数は2件で、空き地6件を加えても合計で8件の登録件数となっております。三田議員のご質問のアパートの空き室情報を空き家バンクに登録してはどうかについてでありますが、まず空き家バンクの創設の趣旨についてご説明をさせていただきます。近年ふえ続ける空き家の問題に対応するため、空き家、空き地の流通を促進するとともに、その有効活用を図り、本町への移住及び定住促進による地域の活性化に寄与することを目的として、平成28年8月に制度化を図ったものであります。このような背景から、空き家バンクの登録対象としている家屋は主に個人所有の戸建ての空き家及び空き地であり、いわゆるアパートの空き室については登録の対象としておりません。町内のアパートの多くは、町内外の宅建業者が仲介業者として介在しておりますが、その空き室情報はホームページや空き家検索サイトにおいて掲載されていることから、それらの公開情報により移住希望者を含めた賃貸アパート利用希望者のニーズにはおおむね対応しているものと受けとめております。利用者にとってより利便性を高めるための手法や仕組みの必要性は十分認識しており、今後空き家バンクの活用促進に向けた検討を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。2点目のシルバー人材センターについてのご質問でありますが、シルバー人材センターは高齢者に社会参加の機会と生きがいを付与し、地域社会に貢献することを事業運営の目的としており、平成29年度末現在で高齢者事業団を含め全道で133の市町村に設置されております。このような状況において、昨年10月、町内の有志の方々よりシルバー人材センターの立ち上げについてご提案をいただいたところであります。これまで北海道シルバー人材センター連合会や既にシルバー人材センター、また高齢者事業団を設置している近隣自治体の情報収集を行いながら、業務内容や運営方法、また事業内容が類似している町内業者との調整、さらには運営補助金等について協議を進めてきたところでございます。長寿化の進展により人生80年から人生100年の時代へと向かおうとしている中、元気高齢者の社会参加の推進や生きがいづくりは、人口減少など今後の社会経済情勢を考えたとき極めて重要であると思っております。長寿社会を健康で豊かに生きる町を推進していくため、今後におきましてもシルバー人材センター設立に係る課題整理を行いながら、組織化に向けた協議を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。
質問 10番 三田源幸
ただいま空き家バンクについては、運営要綱を見ますと空き家バンクは一戸建てとその敷地というふうに定義をされております。これによっても一戸建てや更地等々を載せているものだというふうに思ってございます。3月の予算の委員会のときにもこの空き家バンクの登録数大変少なくて、選ぶような状況ではないのでないかなというような質問をさせていただきました。その中でこの空き家バンクは、北海道の空き家バンクとリンクをしていて、例えば本州の方が北海道に移住をしたいということで栗山を見ますと、今日ですと8つ、そのうち空き家というのは2件ということで、何だ、これだけしかないのかということで、栗山を希望される、それがなくなってしまうのではないかなというふうな思いもございます。近隣の空き家バンクのを見ますと、空き家バンクには登録はされておりませんけれども、同じようなサイトの中にアパートの空き室状況や公営住宅の状況が載っている町もございました。そこには、アパート60件、町営住宅14件、空き家バンクでは20件、また中古住宅はそのうち8件というような状態でした。これだけ住めるようなところが載っていると、選んで、選んでいる最中にももしこれが栗山だったとしましてもこういうところに住みたいなというようなイメージが湧いてくるのだろうなというふうに思います。いろいろな条件はあるとは思いますけれども、希望者が栗山町を選びやすく、選べる楽しみも持ってもらえるように、何とか空き家バンクに登録ということではなく、先ほど検討したいということでしたけれども、同じサイトのところにアパートというようなものがあればすぐに検索ができるわけですので、その点も考えていただきたいなというふうに思いますけれども、その点についていかがでしょうか。
答弁 町長 佐々木学
私も三田議員同様に、やっぱり今の登録件数8件ではなかなか町内外への、道外の方も含めて発信力というのは弱いかなというふうに考えております。それで、調べますと道内空き家バンクを運用している市町村は178市町村、渡島管内の森町を除き全ての市町村が空き家バンクを運用してございます。そのうち42の市町村が今三田議員からご提言のある民間賃貸アパートの空き室情報まで載せているという実態がございますので、その辺もしっかり調査してまいりたいというふうに考えておりますが、行政のホームページといいましょうか、そこで空き家情報を管理するということになりますと、アパートの出入りというのはかなり頻繁にありますので、そういった情報管理、そういった部分からは非常に難しさがあるかなというふうに、栗山町の場合は特にそういうアパート、マンションが多いものですから、そこは難しいということがございますけれども、移住、定住、ここにいろんな政策を打っていっているわけですから、そこをしっかりやっていくためには幅広く町内のそういう住宅政策、住宅情報というのは発信する必要があるというふうに私も考えておりますので、そういう空き家情報の管理とかということではなくて、町のホームページから宅建業者のホームページにリンクをさせる方法だとか、あるいは空き家情報はなかなか掲載は難しいですが、町内にこういったアパート、マンションがあるという、そういうリストをつくって、連絡先、そういうものを一覧表で載せていく、そういったような取り組みをしている自治体もございますので、いろんなところを参考にしながら空き家バンクの活用促進をしっかりとやっていきたいなというふうに考えておりますし、移住、定住を希望する方々から日々いろんな住宅相談がございますので、今公営住宅というお話がありましたが、そこの担当のところも含めてやはり行政のワンストップの窓口、こういったものをしっかり徹底しながら、そういった相談にも対応してまいりたいと考えております。
質問 10番 三田源幸
空き家バンクに関してもう一つ、空き家バンクに登録されて、今アパートのことを申し上げましたけれども、いろいろな物件がありますと希望者が選べるというのも確かにあると思います。それと、日々栗山町のアパートってやっぱり家賃高いよねという声も聞かれることが多いのです。そういういろいろな物件が並んでいますと、業者のほうも条件のいいところ、いい、悪い、いろいろあるかと思いますけれども、いいところは値段も高くて賃貸してもらえるでしょうけれども、条件の悪いところはやはり値段を下げていこうかというような思いも出てくるのかなというふうに思いますので、利用者ばかりではなく事業者のほうも少し値段のほうを下げていただけるような期待もあるのではないかなというふうに思うのですけれども、それも含めまして空き家バンクもしくはその同じようなところにリンクされるような情報の提供、それを今検討していきたいということですので、ぜひともお願いをしたいというふうに思います。2点目、シルバー人材センター、これについてもいろいろな133の自治体で運営されているということでございましたけれども、農業も少子高齢化で70歳以上の方も農業に従事されているということも、今栗山町でも高齢化ということで大変問題になっているのかなというふうに思います。6月13日の道新の中に農業担い手確保に力ということで、人材派遣会社を紹介している、これは農協ではあるのですけれども、ということが新聞に載っておりました。ある農協では、空知や札幌の人材派遣業者を紹介したりしているということで、2017年では延べ1,600人が派遣されているというようなことやあるところでは今年から無料でその人材センターを使って、今のところ11人、少ないですけれども、またあるところでは昨年は40件というようなことでございました。昔でしたら忙しいときにここで田植えしたりすると次はあなたのところ、あなたのところというようなことで手間がえで農業をしていた時代もありましたけれども、今やはり機械化ではありますが、一気に時期的に集中して田植え等々を行っているというような状況です。先ほど申しました、やはり高齢化が進んでおりますので、一人でも二人でも、これもシルバーではございますけれども、人材センターにお願いして手伝いをしていただきたいというような気持ちもある方も多いと思いますが、これは農業の分野だけではございませんし、各企業等々もあろうかと思いますが、このシルバー人材センター、公約の中では掲げておりましたけれども、30年度の町政執行方針の中にはなかったということで、これは大体いつごろをめどにシルバー人材センターを立ち上げていきたいというような思いをお持ちかお聞きをしたいと思います。
答弁 町長 佐々木学
まず、冒頭関連の中で農業のお話が出されましたが、私もこう聞いておりまして、農業の担い手といいましょうか、従業員が不足しているという中で農協さん、メリーワークさんでしょうか、人材派遣というようなところでやっているということでございますが、なかなか不定期というところもあり、農家さんが希望をするときに派遣ができないとか、あるいは不定期なため賃金が高いだとか、そういったようないろんな問題を抱えている農業の現状にあるというようなところは私も熟知をしてございまして、そんな中でシルバー人材センターがもし設置されたときにはやはりそういったような仕事も担う場面もあるのかなとは思いますが、ただ、今先ほど冒頭申し上げましたとおり町内の事業所さんがございます。例えば一般的な大工仕事だとか、修繕含めてそういったものについては町内でも5業者ぐらいサービス業を担っているところもございます。先ほど申し上げた農業の関係では、メリーワークさん初めそういう人材派遣事業をやっているところもございますので、そういった中では既存の事業者と競合することはなるべく避けたいなというふうには私自身思っておりまして、一般家庭等からの依頼を中心に企業でやっている業務のすき間を埋めるような、そういう役割をこの人材センターには担っていただきたいなというふうには考えておりますが、ただこの人材センターを運営していくためにはそれなりの業務実績というのが求められてまいります。特に補助制度がございまして、ある程度一定の人員を確保し、業務量をこなす、そういう高齢者事業団、これがそういうものに該当すれば補助金を受けられてシルバー人材センターという位置づけになるということになっておりますので、そういった中ではもしできればこのシルバー人材センターがそういう規模を少しずつ拡大していきながらもうまく既存の業者さんとも調整をとりながら、そしてなおかつ高齢者の方の社会参加、そういったものの場になればいいなというふうに考えておりますので、このシルバー人材設立については私も期待しているところでございますが、いろいろと町の補助金の問題もございますし、もう少し今申し入れをいただいている業者さんというか、団体の方とは詳細を詰めた中で設立に向いていくのかなというふうに考えておりますので、公約にはのせていながら町政執行方針にはのせることができなかったということで、今の現状についてそういう状況になっておりますので、なるべく早い段階で協議をまとめてまいりたいと考えております。
質問 10番 三田源幸
今なるべく早い段階でということで、確かにシルバー人材センターでございます。60、65で定年後、今60でも65でも大変若い方ばかりでございますので、長寿社会ということで、やはり健康で豊かに仕事をしながら生きていけるというようなまちづくりをこれからも進めていっていただきたいというふうに申し上げまして、一般質問を終わりたいと思います。