小清水町議会 平成30年第4回定例会 2018年9月19日
小中学校の歯科健診について
2018年9月19日、小清水町議会の一般質問で、工藤孝一議員が「小中学校の歯科健診について」質問し、教育長 加藤友幸が答弁しました。
- 質問者
- 工藤孝一 議員
- 答弁者
- 教育長 加藤友幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 工藤孝一
2点目ですが、小中学校の歯科健診についてであります。子供の歯科健診は、1歳半から始めていますが、小学生は乳歯から永久歯へと生えかわる重要な時期となります。小中学校における歯科健診は重要な役割を果たしていると考えます。歯科健診の状況として、検診率、有所見率はどのようになっているか、そして有所見に基づいて、歯科治療を受ける必要のある子供の現状について伺います。
答弁 教育長 加藤友幸(教育長は2025年6月まで)
御質問にお答えをいたします。小中学校の歯科健診につきましては、学校保健法施行規則第3条の規定によりまして、学校経営計画の保健指導計画に基づいて、毎年6月30日までに実施をしております。平成30年度の歯科健診状況でございますが、小学校では、全児童数225名のうち、222名が受診、受診率は99%、そのうち、所見のあった児童は161名、受診者の72.5%、中学校では、全生徒109名のうち、105名が受診、受診率は96%、そのうち、所見があった生徒は75名、受診者の71.4%というふうになっております。また、健診結果につきましては、学校より歯科健診結果のお知らせにあわせ、歯科受診を促す文書を保護者宛てに通知しておりまして、受診した場合は、治療報告書を提出していただいており、受診の有無について確認するよう努めております。さらに、夏休みと冬休み開け、新学期の初めに健康調査を行い、休み中の病気調査と合わせて、虫歯等の治療に関する調査を実施し、受診状況を把握してございます。今後におきましても、学校、町保健福祉課とも連携をしながら、子供たちの健康状態を把握することに努めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。
質問 5番 工藤孝一
それぞれ、今、小学校、中学校の必要な所見が書かれている子供の数を報告がありましたが、これは一般的にどういうことで、全道的には、児童生徒のほぼ50%が有所見割合だというふうに聞いておりましたが、本町のこの有所見割合割合が70%を超えるというのはどういう傾向なのかを説明いただきたいと思います。
答弁 教育長 加藤友幸(教育長は2025年6月まで)
議員がおっしゃるとおり、全国保健団体連合会における学校歯科治療調査の中間報告によりますと、約小学校では2人に1人、5割強、それから、中学校が6割強というような報告があります。ただいま私が申し上げた平成30年度の結果は、7割ということでございますが、学校に問い合わせたところ、原因はわかりませんけれども、昨年、一昨年と、これまでの状況を確認しましたところ、やはり約半数の5割程度ということで聞いてございます。歯科健診については、潜在する疾病を早期に発見をして、適切な処置を講ずることを目的の1つとしておりますが、全国的に見てもせっかくの健診結果が、早期発見、早期治療につながっていない現状にございます。健診は医学的な立場から確定診断を行うものではございません。このようなことから、歯科受診は強制するものではなくて、受診の要否は保護者の判断にゆだねるということになります。歯科受診をしない理由として一番に挙げられるのが、経済的理由だということですが、本町の場合については、医療費が無償でございますので、このことについては該当にならないかと思います。次に、保護者の子供への無関心や歯科保健意識の低さ、共働きやひとり親、保護者の長時間労働、それから中にはなかなか休みがとれないといった家庭事情があると思います。それから市販薬で済ましてしまう、それから子供が歯医者さんに行きたがらないという現状もあるようでございます。小学校、中学校、高校、学年が上がるにつれ受診率が低下するというデータがございます。歯の保健衛生は、議員がおっしゃるとおり乳幼児から始まり、子供の健康な成長に大切なもので、学校健診に限らず歯科で定期的な診察を受けることが望ましいと思います。今後、歯科保健意識の向上と受診率の改善に向けて、学校や医療機関、町保健福祉課と連携を図りながら、家庭を含む地域全体の歯科保健意識の向上に向けて努めてまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと存じます。
質問 5番 工藤孝一
教育委員会として、引き続きといいますか今後父兄に対しても医療保険、歯科保健の啓蒙に専念したいということの説明だと思いますが、治療が必要だということで保護者に対して報告書ですか、治療をしてくださいと、治療が必要ですよという案内を出して、そしてその後歯医者さんに行ったか行かないか、あるいは行って治療したかという報告書の提出については、どの程度の学校に返却されてるのか伺います。
答弁 教育長 加藤友幸(教育長は2025年6月まで)
お答えいたします。歯科を受診し治療済みでありましても、先ほど申し上げた治療報告書と休み中の病気調査が未提出のケースがございます。正確な数字は把握できてないのが現状ということで学校から聞いてます。100%保護者の方から報告があれば、その通知が100%ということになりますけれども、なかなか学校にお聞きしますと、例え治療を行っていてもその報告書が出ていないケースがあるというふうに聞いていますが、議員おっしゃるとおり正確なそういう受診のデータを集計できるような体制をとるように、改めて学校にも申し入れをしたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。
質問 5番 工藤孝一
今教育長のほうから、そういった今後、治療を終えて報告書が戻ってくるようなそういうデータづくりができるような取り組みを指導していきたいというお答えでしたが、結局教育長もおっしゃいましたように治療の中断が、私自身も実はそういう経験もありますが、中学校でもうちょっと痛くなるまで待とうとか、往々にしてそういう対応になりやすくなるのは重々わかります。治療の中断にならないような取り組みを、そして口腔崩壊にならない、させない、そういった取り組みを教育委員会に期待して質問を終わりたいと思います。