小清水町議会 令和7年第7回定例会 2025年12月16日
図書館行政について
2025年12月16日、小清水町議会の一般質問で、工藤孝一議員が「図書館行政について」質問し、教育長 竹林亨が答弁しました。
- 質問者
- 工藤孝一 議員
- 答弁者
- 教育長 竹林亨
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 工藤孝一
7番。私のほうからは、通告してあります図書館行政について質問いたします。図書館を書籍の貸出しや閲覧スペースの提供を行う施設として運営するだけでなく、社会教育を含む町の教育行政や文化政策、あるいは産業振興も含めた地域活性化など、まちづくりに寄与する施策として重要です。住民自治の担い手である町民にとって図書館はどのようなものであるべきか、町民の参加と協働の中で検討し、発展させていくことが肝要だと思います。その取組が見られません。教育長の見解を伺います。
答弁 教育長 竹林亨
御質問にお答えします。図書館につきましては、議員御指摘のとおり、図書の閲覧や貸出しのためだけの施設ではなく、知識の探求活動を支える社会基盤であり、生涯学習活動の拠点として教育・文化活動の充実と地域コミュニティの推進に欠かすことのできない重要な施設と考えております。しかしながら、近年、活字離れが進んでいるといわれますように、本町図書館の貸出しの利用状況も減少が続いているのが実態であります。このようなことから現在、図書館につきましては指定管理者が事業運営をしておりますが、管内公共図書館協議会の研修会に参加するなどして、近郊の図書館の取組事例なども参考に事業運営の検討を行っているところでございます。また、教育委員会といたしましても年3回、図書館協議会を開催し、委員の皆様に事業内容の検討や御意見を頂きながら、指定管理者のみに全てを任せるのではなく、図書館としての役割を一緒に考え、魅力ある施設となりますよう指導助言をしているところでございます。とりわけ、町民に親しまれ、利用される図書館になることが肝要であると考えており、図書館まつりでは図書館協議会委員の方々の運営協力により、古本販売やクイズ大会のほか、ボランティア団体によりますおはなし会を開催するなどして、幼児から大人まで楽しめるイベントとして実施しておりますが、今年度はこれまでの取組に加えまして、町内事業者のキッチンカーでの販売やロビーでの飲食スペースの設置、モルック・ボッチャの体験会の実施など、町の皆様が参加したくなる新たな取組を実施し、前年の2倍以上の来場者が訪れるなどの改善を図ってきたところでございます。今後におきましても、町民の皆様に喜んで利用いただける図書館を目指してまいりますので、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。
質問 7番 工藤孝一
今、教育長のほうから従来にも増してイベントの取組、あるいは従来にないキッチンカー、そして参加者も増えているというお話がございました。私が最初に申し上げましたことと、教育長の答弁で町民のより広い参加をということの問題でありますが、私が言いたいのは、まず1点目は、町民参加と協働の意味で、近隣町村でも実施されている図書館友の会の取組をぜひ検討していただきたい。近隣の直営あるいは指定管理問わず、管内でも友の会の取組が取り組まれてございます。2点目には、友の会や運営協議会などの定期的な総会、不定期な会議を含めた、こういった友の会や運営協議会の会議に、従来は小清水図書館では司書の方2名は参加していないというふうに押さえていますが、やはりこの図書館事業を運営するに当たっては、専門的な知識を所有する司書の方は必ずこういった会議に参加することは必然ではないでしょうか。この点を改善できないか、2点目としてお聞きします。3点目に、現在図書館では、4か月間、館長さんが不在です。この問題で、本来、館長さんは職員の方の能力を最大限引き出すチームリーダーとして、個性ある職員の方々との関係性をより良好にするための努力が日々必要なことだと考えます。現在といいますか、今までその関係性がうまくいっていないことへの教育委員会としての関わり方及び責任について、どう見解をお持ちなのか伺いたいと思います。再質問としてこの3点をお願いしたいと思います。
答弁 教育長 竹林亨
御質問いただきました件につきまして、お答え申し上げたいと思います。1点目の参加と協働に関わりまして友の会の取組等についてのことでございますが、私もまだ友の会の活動等につきまして、近隣の状況なども含めまして十分に把握している部分ではございませんでしたので、この件につきましては、さらに私も勉強いたしまして取組等について考えていきたいなというふうに思っております。2点目につきまして、運営するに当たりまして定期的に司書の参加であるとかいうようなことでございますけれども、幅広く町民の方が図書について考え、さらに図書館の利用についていろいろな提言であるとかいうことをしていきたいというようなことにつきましては、私どもといたしましても積極的にその場に参加したり、また司書の皆さんにもアドバイスを頂いたりというようなことは有意義なことではないかというふうに考えておりますので、そういうような機会であるとか、町民の意見を聴取するような場におきましては、そのようなことも運営管理者とも協議をしながら進めてまいりたいなというふうに思っております。あとは図書館館長が不在であったというようなことの認識についてでございますが、図書館の館長につきましては8月末で退職され、9月以降不在であるということにつきましては、指定管理者からも報告を受けているところでございます。小清水町図書館条例におきましても図書館館長の設置は示されておりますし、教育委員会といたしましても、速やかに後任の指名、人選に時間を有する場合には代理を指名するなどの対応を取るようにというようなことで指導をしてきていたところでございます。以上でございます。
質問 7番 工藤孝一
図書館の、1点目では友の会の活動については、今後検討してまいりたいということで受け取ってよろしいですね。2点目でありますが、町民の方の幅広い御提言と併せて専門職としての司書の参加も必要な認識ということで一致されるということでよろしいですか。司書の方も会議には参加するという方向で進めていただきたいということでございます。3点目の図書館長さんの問題でありますが、やはり町民に望まれる図書館の活動をするための施策は何かということを絶えず、やはり館長さんになられた方は日々考えることが本当に多いと思いますが、そういった意味では教育長が我が町における図書館の使命と機能について十分遂行されてもらうという意味では要になると思うんです。これは直営の図書館であろうが、指定管理の図書館であろうが、やはり大事なのは中身だと思うんです、どういう経営と事業をやるか。そういうことで、これから新しく館長さんが決まるのかどうかちょっと分かりませんが、指定管理を受けている民間業者さん含めて、町民の図書館に足が遠くなる、なかなか図書館には通わないという町民の方も含めた図書館経営を専門職の方と一緒につくり上げていく、そういう立場で進めることが大事だと思います。再度御答弁をお願いしたいと思います。
答弁 教育長 竹林亨
図書館活動の充実についてでございますが、図書館につきましては、議員御指摘のとおり、単なる図書の貸出しの施設ではなく、地域における学習活動の拠点、さらには図書館活動がその上で大変重要なものであるというふうに認識しているところでございます。とりわけ、知識の探求活動を支える場としては、図書資料の充実に努めていくとともに、地域コミュニティの施設といたしましては文化や教育情報の発信、地域の交流の場として充実をさせていきたいというふうに考えているところでございます。さらには、お話のサークルなど地域の方々の御支援も頂きながら、親子での読書活動の場となることも私自身大変強く願っているところでございます。このようなことも含めまして、1月には新たな館長が就任されるというようなお話も承っているところでございますが、就任される館長としっかりと話合いをし、よりよい図書館となるよう努めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 7番 工藤孝一
1月にも新しい館長さんが、民間の指定、受託しているほうからあるというお話でございますが、これは今後、事業全体をトータルでマネジメントする館長さんが新しくなられた、今年の1月に指定管理図書館事業を民間にこの議会で採択しましたけれども、そのときには指定管理の契約と同時に、数年間あるいは年間サイクルでどういう行事や事業をします、ですからこの程度の予算が要るとか、そういう一定程度具体的な仕様書計画ということで文書で交わすと思うんですが、今回のような中心となる館長さんが交代された場合、その仕様書にのっとって事業をするだけではなくて、仮に小清水の図書館に子育て中のお母さん方が来て、子育ての問題も一緒にやってほしいとか、そういう今までにないといいますか、仕様書にはない事業計画を提案されるとか、そういった場合はどうなんでしょう。そういう場合は行政の福祉課とも連携するとか、様々な取組も必要な場合も出ようかと思います。そういったことも想定すべきだと私は思いますが、その点はどのようにお考えでしょうか。
答弁 教育長 竹林亨
御質問にお答えしたいと思います。教育委員会といたしましても指定管理者に全てを任せるのではなく、先ほど答弁の中でも申し上げましたけれども、年3回、図書館協議会を開催し、その協議会の中で様々な委員の皆様と事業内容についての検討であるとか意見を伺ってきたところでございます。もちろん図書館長が不在な時期がございますので、実際には施設の管理であるとか、図書館業務を推進する上で不都合な部分もあったと承知しているところでございます。教育委員会といたしましては、指定管理者には利用者への日常の貸出しの業務等において、図書のサービスに支障がないように指導をしてきているところでございますし、さらには図書館内におきましても司書がサポートし合い、11月3日の図書館祭りであるとか、直近で行われた12月14日のおはなしきかんしゃによるクリスマス会なども盛況のうちに実施されたというふうに聞いておりますし、毎月の図書館だよりの発行など、日常の業務の推進につきましては、努力の結果、遅滞なく進めてきたというふうに認識をしているところでございます。先ほど議員のほうからお話がありました新たな取組であるとか、さらには図書館としてこういうことが求められるであるとかいうようなことにつきましては、私どもも図書館の業務を一緒に担っている方々と共に協議をしながら、よりよい、さらには図書館の機能が地域の方々に親しまれるような、利用されやすいような仕組みになるよう、努力をしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。