みんなの議会

小清水町議会 平成30年第4回定例会 2018年9月19日

(1)観光振興について/(2)小中学校の歯科健診について

2018年9月19日、小清水町議会の一般質問で、工藤孝一議員が「観光振興について」「小中学校の歯科健診について」について質問し、町長 久保弘志、教育長 加藤友幸が答弁しました。

質問者
工藤孝一 議員
答弁者
町長 久保弘志、教育長 加藤友幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 5番 工藤孝一

はい、5番。それでは、さきに通告してあります一般質問を2点させていただきます。最初に、観光振興についてであります。本町総合戦略の交流人口拡大プロジェクトの中心施策であります観光推進組織構築事業の進捗状況と今後の見通しについてまずお伺いをいたしたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 久保弘志

観光振興についての御質問にお答えいたします。急速に進む人口減少や少子高齢化、都市部への人口流出など、喫緊の課題に対応するため、平成27年11月にまち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、交流人口をふやし、転出超過に歯どめをかけることを目標に、交流人口の拡大プロジェクトを掲げているところでございます。本プロジェクトの取り組み方針は、イベントの企画や積極的な情報発信により、交流人口の拡大を図ることとしております。これらの取り組みは昨年、一般社団法人として設立しました観光協会を中心に推進していくこととして、観光協会が取り組む観光推進組織構築事業に対し、国の地方創生推進交付金を活用した補助金を平成28年度より交付し、交流人口の拡大に向けた各種事業に取り組んでいただいているところであります。また、本年4月には観光協会の拠点となるツーリストセンターを整備し、以降、大変多くの方々に御利用いただいているとともに、道の駅などの利用者も増加している状況から、大きな成果につながっていると判断しております。交流人口の拡大の目標でもある転出超過に歯どめをかけるためには、やはり定住していただくことが必要であり、そのためには本町の魅力をさらに伝え、小清水ファンの増加を目指す必要があるとともに、町民を初めとした地元の受け入れ意識の向上も必要と考えております。いずれにいたしましても、観光協会は昨年に新たな組織として設立し、本年4月よりツーリストセンターを拠点に町の情報発信やその他観光事業等に取り組んでいただいてはおりますが、当面の間、国の補助金等を活用した行政としてできる支援はもとより、今後も観光協会を初めとした関係機関とともに、農業、商工業、観光業が連携したまちづくりを進めてまいる所存でございますので、御理解いただきたいと存じます。

質問 5番 工藤孝一

ただいま町長のほうから、昨年の11月ですか、観光協会が正式に組織され、4月からのツーリストセンターの施設ができて、非常に大きな成果が上がっているという説明でありました。あわせて今後定住していただくために町民の協力などを得なきゃならんという提案だと思います。小清水町における説明がありました。急激な人口減少、少子高齢化に対応したこの取り組みとして、本町が持続可能で自主自立の条件のまちづくりの条件の第一番目にやっぱり考えなきゃならんのは、国の財政支援がしっかりとあること、継続されることが1番目だというふうに考えます。2番目には、我々自身が人口の安定化をあきらめずに、取り組む、そういう努力を続けていくことが極めて重要だというふうに思っております。特に人口安定化の取り組みでやるべきことの一つに、安心して暮らし続けられる基盤づくりがまず重要だと思います。その基盤の中身については、小清水町がほかの町村にない形で閉校校舎を利用したほがじゃ工場が、働く場所ができたり、そういう収入、働く場所、そして農家や商工業者にとっての町民にとって収入をいかにふやすか、そういった面と合わせて、もう一つは、町民自身の協力、協働、お互いに助け合うNPO法人のそういった運動についても本町の基盤づくりに大きな役割を果たしてきているというふうに感じています。しかし、もう一つは、住んでみたいと思わせる魅力づくり、小清水町の魅力づくりに関しては、正直これからではないかという思いに駆られるところです。私たち自身が将来展望を持てない地域にあきらめムードが漂っているようなときのため、住んでみたいと思わせる魅力づくりに向かって積極的に動き出すというふうになかなかならないではないかというふうに思います。現状を打破するのに必要なのは、この小清水町をよく知らない地域づくりに積極的なIターンを招き入れることではないでしょうか。ただし、彼らが自由に活躍できるようにバックアップしなければなりません。招き入れてもがんじがらめにしたり、排除したりしてしまっては、全く意味がないというふうに考えます。地元、私たち町民の受け入れる受容力とバックアップする力が今こそ問われているというふうに考えます。住んでみたいと思わせる魅力づくりに成功している自治体、町では、何気ない工夫でありますが、人と人とを結びつける縁、これを偶然起こすんではなくて、引き寄せるための仕かけづくりに取り組んでおります。こういった仕かけづくりをお互いに学び合い共有していくことこそが私たち町民にとって必要不可欠ではないかというふうに感じています。再び、再度町長のお考えをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 久保弘志

はい、お答えいたします。先ほどお答えをさせていただきましたが、平成27年11月に策定いたしました総合戦略に基づきまして、人口減少、少子高齢化社会に立ち向かっていくというのが私の考え方でございます。工藤議員おっしゃられたように、やはり小清水ファンをつくって、まず小清水を認めていただくということです。その魅力を知っていただくということもありますし、先ほどもおっしゃられておりましたが、やはり町外から移住されている理由は何かというと、その街に魅力があったということと、その町の受け入れ態勢がしっかりしていたというのが実は私もお聞きをしているところでございます。そのようなことから、本町としては幸いにも北陽工場にほがじゃという会社が来ています。また、浜小清水前にはモンベルというメーカー大手のお店もできました。このようなことからまず小清水町の名前は結構前には出てきているのかなというふうに感じておりますし、世の流れはすごく大きく変わっているというふうに感じているところでございます。ここに来られている、いわゆる交流人口はふえているというのは明らかに見えておりますけれども、この来られている方々をいかに小清水に定住をいただくなり、この市街地に来ていただくというのが今後の課題であるというふうに認識をしております。やはり、小清水に来ていただくためには、まず働く場所がなきゃいけないというのが1点大きな問題でございますし、2点目には住む場所がなきゃいけないということでございます。働く場所については、それぞれの事業所さんありますけれども、いずれも労働力が足りないという現状があります。いろいろな条件がある中で、そこの場に不足をしている部分があるんだと思いますけれども、労働力は求められている状況というのは、全土どこも同じかなというふうに思っていまして、小清水もそうであるというふうには認識をしております。そのようなことから、何とかまずは小清水の魅力というのを今後どんどん観光協会さんのお力もいただきながら、発信をしつつ、やはり働く場所、住む場所等々も確保しながら、何とか人口減少社会に対応し、この町が末永く明るく住みよい町にしていきたいというふうに考えてございますので、いろいろな課題はあるとは思いますけれども、各観光協会を中心として、関係機関と連携を図りながら取り組んでまいりたいというふうに考えてございますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。

質問 5番 工藤孝一

今、町長のほうからも交流人口は確実にふえているという御説明でありましたが、総合戦略推進交付金に関してですが、本年度、平成30年度でこの観光組織の維持のための、構築のための補助金は本年度で終わって、今後どのような方向に要請をしていくのか、今、総務省のほうでは、関係人口創出事業ということで、たしかそういう事業も取り進めているやに聞いているんですが、関係人口、いわゆる町外の方々とどういう町民以外といいますか、先ほども言いましたが、いろんな小清水に縁のある方々を全国につないでいく、そういうことも含めての関係人口だという私は理解しているんですが、総務省のそういった取り組みなんかについても今後本町が進める交付金の要請の中に、対象になるのか、ならないのか、御説明をいただきたいと思います。

答弁 町長 久保弘志

お答えいたします。関係人口の関係でありますが、総務省の考えとしては、今後、小さな町が生き残るためには、関係人口をふやさなきゃいけないよというようなことで、各種会議等でも私も実は聞いているところでございます。そのようなことも大切にしながら、やはり小清水町の魅力を発信しなければそこにもつながっていかないだろうというふうに考えてございますので、まずその取り組みを第一に、先ほど申し上げたとおり進めていきたいなというふうに考えてございます。次に、推進交付金の関係でございますが、第一次的には28年度から30年度まで、本年度で一旦終了するという形になります。当然第二次といいますか、次に向けて農業なり観光なりということで、今は農業のプロジェクト、観光のプロジェクト、2本立てで推進交付金を活用し、事業推進しているところでございますが、今後に向けてはさらにそこを進化させる、いわゆる深掘りをさせるというようなことで、交付金の事業申請については、検討していきたいというふうに考えているところでございます。なかなか、深掘りをするといっても、なかなかすぐにはできない部分がありますけれども、その中には、自立性なり、やはりその団体が自立をしていかなければいけないというような大きなテーマもございますので、その辺はいろいろと私の公約では農業、商工業、観光業が連携したまちづくりを進めるということにしておりますので、そういうような形で連携をした中で、交付金については該当になるんであれば、申請をし、実施をしていきたいというふうに考えてございます。ただ、今のところはまだ年内を目途に申請事務が進められるというふうにお聞きしておりますので、関係団体と今協議している最中でございますので、活用できるかできないかはまだ内閣府の判断もございますので、今後該当になるよう努力をしていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

質問 5番 工藤孝一

今、町長のほうから、関係人口創出事業については、幾度となく会議で聞いているということで、今後に向けて農業、関連産業含めての協議の中で対応していきたいというお答えかと思います。この本町の人口流出をできるだけとめて維持可能な自主自立のこういった道を歩むには、かなり険しいものがあると思います。しかし、それは今後工夫次第で乗り越えて、通り抜けられる課題だというふうに考えております。そのことを最後に一言つけ加えまして、この質問は終わりまして、次の質問に移らさせていただきます。2点目ですが、小中学校の歯科健診についてであります。子供の歯科健診は、1歳半から始めていますが、小学生は乳歯から永久歯へと生えかわる重要な時期となります。小中学校における歯科健診は重要な役割を果たしていると考えます。歯科健診の状況として、検診率、有所見率はどのようになっているか、そして有所見に基づいて、歯科治療を受ける必要のある子供の現状について伺います。

答弁 教育長 加藤友幸(教育長は2025年6月まで)

御質問にお答えをいたします。小中学校の歯科健診につきましては、学校保健法施行規則第3条の規定によりまして、学校経営計画の保健指導計画に基づいて、毎年6月30日までに実施をしております。平成30年度の歯科健診状況でございますが、小学校では、全児童数225名のうち、222名が受診、受診率は99%、そのうち、所見のあった児童は161名、受診者の72.5%、中学校では、全生徒109名のうち、105名が受診、受診率は96%、そのうち、所見があった生徒は75名、受診者の71.4%というふうになっております。また、健診結果につきましては、学校より歯科健診結果のお知らせにあわせ、歯科受診を促す文書を保護者宛てに通知しておりまして、受診した場合は、治療報告書を提出していただいており、受診の有無について確認するよう努めております。さらに、夏休みと冬休み開け、新学期の初めに健康調査を行い、休み中の病気調査と合わせて、虫歯等の治療に関する調査を実施し、受診状況を把握してございます。今後におきましても、学校、町保健福祉課とも連携をしながら、子供たちの健康状態を把握することに努めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。

質問 5番 工藤孝一

それぞれ、今、小学校、中学校の必要な所見が書かれている子供の数を報告がありましたが、これは一般的にどういうことで、全道的には、児童生徒のほぼ50%が有所見割合だというふうに聞いておりましたが、本町のこの有所見割合割合が70%を超えるというのはどういう傾向なのかを説明いただきたいと思います。

答弁 教育長 加藤友幸(教育長は2025年6月まで)

議員がおっしゃるとおり、全国保健団体連合会における学校歯科治療調査の中間報告によりますと、約小学校では2人に1人、5割強、それから、中学校が6割強というような報告があります。ただいま私が申し上げた平成30年度の結果は、7割ということでございますが、学校に問い合わせたところ、原因はわかりませんけれども、昨年、一昨年と、これまでの状況を確認しましたところ、やはり約半数の5割程度ということで聞いてございます。歯科健診については、潜在する疾病を早期に発見をして、適切な処置を講ずることを目的の1つとしておりますが、全国的に見てもせっかくの健診結果が、早期発見、早期治療につながっていない現状にございます。健診は医学的な立場から確定診断を行うものではございません。このようなことから、歯科受診は強制するものではなくて、受診の要否は保護者の判断にゆだねるということになります。歯科受診をしない理由として一番に挙げられるのが、経済的理由だということですが、本町の場合については、医療費が無償でございますので、このことについては該当にならないかと思います。次に、保護者の子供への無関心や歯科保健意識の低さ、共働きやひとり親、保護者の長時間労働、それから中にはなかなか休みがとれないといった家庭事情があると思います。それから市販薬で済ましてしまう、それから子供が歯医者さんに行きたがらないという現状もあるようでございます。小学校、中学校、高校、学年が上がるにつれ受診率が低下するというデータがございます。歯の保健衛生は、議員がおっしゃるとおり乳幼児から始まり、子供の健康な成長に大切なもので、学校健診に限らず歯科で定期的な診察を受けることが望ましいと思います。今後、歯科保健意識の向上と受診率の改善に向けて、学校や医療機関、町保健福祉課と連携を図りながら、家庭を含む地域全体の歯科保健意識の向上に向けて努めてまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと存じます。

質問 5番 工藤孝一

教育委員会として、引き続きといいますか今後父兄に対しても医療保険、歯科保健の啓蒙に専念したいということの説明だと思いますが、治療が必要だということで保護者に対して報告書ですか、治療をしてくださいと、治療が必要ですよという案内を出して、そしてその後歯医者さんに行ったか行かないか、あるいは行って治療したかという報告書の提出については、どの程度の学校に返却されてるのか伺います。

答弁 教育長 加藤友幸(教育長は2025年6月まで)

お答えいたします。歯科を受診し治療済みでありましても、先ほど申し上げた治療報告書と休み中の病気調査が未提出のケースがございます。正確な数字は把握できてないのが現状ということで学校から聞いてます。100%保護者の方から報告があれば、その通知が100%ということになりますけれども、なかなか学校にお聞きしますと、例え治療を行っていてもその報告書が出ていないケースがあるというふうに聞いていますが、議員おっしゃるとおり正確なそういう受診のデータを集計できるような体制をとるように、改めて学校にも申し入れをしたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。

質問 5番 工藤孝一

今教育長のほうから、そういった今後、治療を終えて報告書が戻ってくるようなそういうデータづくりができるような取り組みを指導していきたいというお答えでしたが、結局教育長もおっしゃいましたように治療の中断が、私自身も実はそういう経験もありますが、中学校でもうちょっと痛くなるまで待とうとか、往々にしてそういう対応になりやすくなるのは重々わかります。治療の中断にならないような取り組みを、そして口腔崩壊にならない、させない、そういった取り組みを教育委員会に期待して質問を終わりたいと思います。

出典:小清水町議会 平成30年第4回定例会 2018年9月19日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる