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小清水町議会 令和6年第5回定例会 2024年9月10日

(1)役場における障害者雇用について/(2)就労継続支援事業所エゾモモンガとの連携について

2024年9月10日、小清水町議会の一般質問で、工藤孝一議員が「役場における障害者雇用について」「就労継続支援事業所エゾモモンガとの連携について」について質問し、町長 久保弘志が答弁しました。

質問者
工藤孝一 議員
答弁者
町長 久保弘志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 7番 工藤孝一

7番。私のほうからは障害者福祉に関する2項目について、さきに通告しております。1点目に役場における障害者雇用についてであります。今年3月北海道労働局より法定雇用率2.6%の達成に向けた改善が見られなかったとして、道内37の市町村などに適正実施勧告、いわゆる是正勧告がなされました。その中に、残念ながら小清水町が含まれております。この勧告をどのように認識しているのかお聞きするとともに、障害者雇用の現状と定着に向けた働きかけについてお伺いいたします。

答弁 町長 久保弘志

お答えいたします。地方公共団体は、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づき、障害者の雇用の促進と職業の安定を図るために必要な施策を総合的かつ効果的に推進するとともに、自ら率先垂範して障害者を採用し、法に基づく障害者雇用率、法定雇用率は令和6年4月1日より0.2%引き上げられまして2.8%となってございますが、これを下回ることのないようにすべき立場であります。このような中、本町におきましては、令和4年6月1日現在で法定雇用率2.6%を達成できず、令和5年度においても雇用状況に改善が見られなかったことから、本年3月に適正実施の勧告をされたところであり、大変重く受け止めているところでございます。これまで、旧庁舎では狭隘や段差など、障害のある方の就労環境には制限もありましたが、ここワタシノに移転したことにより、環境は整ったところでありまして、本年4月より1名雇用することができたところでございます。しかしながら、法定雇用率を満たす3名の雇用には至っておりません。今後につきましては、法を推進する立場として、また雇用の促進等が図られるよう障害者活躍推進計画に基づき働きやすい職場づくりを進め、引き続き雇用に努力をしてまいりますので、御理解いただきたいと存じます。

質問 7番 工藤孝一

7番。ただいま法律に基づいた数字でいえば3名には至っていないという答弁でありました。改善される1つのヒントになるのは、北見市市役所の取組であります。本年4月18日付北海道新聞に、北見市の庶務支援課パラポ内に開設、障害者雇用の定着図ると題する記事が掲載されました。今年度新しく設置された北見市の庶務支援課では、新たに知的障害者と精神障害者合わせて5名を採用し、全体10人の障害者で役所内の紙資源のデータ化やパンフレットの整理、イベントグッズの袋詰め、保管期間切れ文書の廃棄作業などの仕事を担って、市役所全体業務の効率化にも寄与しているといいます。そこで、私自身も先々月7月、直接視察もしてきました。大変静かな環境の中、自分のできるペースに合わせ仕事を選択し、基本的には6時間の勤務をこなしていました。かつて、北見市も法定雇用率に達せず3年連続で勧告を受け、その打開に苦慮してきたといいます。その中で出てきたアイデアが、この庶務支援課の新設だそうです。担当の課長さんは障害者の雇用の場としてはもちろん、他部署の一部業務を引き受けることで、市役所全体の残業削減や働き方改革にもつながる、全てがウィン・ウィンですと話していらっしゃいました。本町とはかなりの規模の違いがありますが、こういった取組も参考にして進めることは肝要だと思いますが、再度御答弁を伺います。

答弁 町長 久保弘志

お答えいたします。北見市の取組については、私も大変先進的で本当に参考すべきであるというふうに認識をしておりますが、議員もおっしゃったとおり、やはり規模感が全く違うのかなというふうには実は思っておりまして、ただ取り入れるところは、取り入れたいというふうに考えてございます。先ほど1名の採用ということでございますが、法定雇用率は2.8でございます。あと人数的には1名の採用すれば、実は達成ができるわけでございまして、採用について努力をしていないわけではなくて、なかなか応募がないというのも、現実でございます。ですので、令和7年4月採用に向けては再度公募をかけたいと思っておりますが、そのような対象者がいた場合については、周りの環境整備も含めて、北見市の取組も参考にしながら、その方が働きやすい環境を、小清水町として整えていくということだというふうに思っておりますので、引き続き勧告を受けているのは現実でありますので、それを重く受け止めて、採用には前向きに進めたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。

質問 7番 工藤孝一

今まで本町の役場で、障害にかかる職員の方というのは、たしか過去も身体にかかわる障害というふうに、私自身記憶しているところですが、この公務員、公務の場での障害者雇用については、やはり身体、知的、精神それぞれの分野があります。そういった意味では、繰り返しになりますが、北見市での支援課の課長さん、係長さん3名体制でやっている、その内容についても、どうか参考にされ、支援できる庁内での協力体制が組めるような、取組をぜひ町長先頭に率先垂範して実施することを、強く希望したいと思います。そのことを指摘して次の議題に移ります。2点目に就労継続支援事業所エゾモモンガとの連携であります。エゾモモンガへの通所者による手作り積み木の製作を、本町の事業として実施できないでしょうか。雨竜町では養護学校の生徒に積み木の製作を依頼しており、木育として定着し町民から喜ばれています。小清水町民の貴重な財産である町有林材を使った、子育て支援事業、障害福祉事業として取り組むことはできないでしょうか伺います。

答弁 町長 久保弘志

お答えいたします。就労継続支援B型事業所エゾモモンガは、令和元年7月に社会福祉協議会が開設した事業所であり、小清水町内及び近隣町より十数名が通所をされております。B型事業所は、障害を持つ方や家にひきこもりがちな方、社会に出ることに不安がある方など、働くための練習や、まずは外に出ることから始めたい方に向けた事業所ですが、開設当初より、農業振興公社をはじめとした町内の多くの企業からの御協力により、令和5年度はプラス決算になったと伺っているところでございます。御提案の町有林材を使った手作り積み木の製作は、大変すばらしい取組かとは思いますが、実施するためには、木材加工の設備や木工の知識を持った指導者が必要になります。エゾモモンガの今後の事業展開の考え方もありますし、木工製作に必要な機械設備の整備や指導者の確保などの課題が多いことから、町として直ちに取り組む考えは持っておりませんので、御理解をいただきたいと思います。しかしながら、木育の観点からは、木材や木製品との触れ合いを通じて、豊かな心を育てるという目的から、その取組は全国に広まっており、本町でも先日、網走南部森林管理署の職員による、出張森林教室を児童クラブで開催していただきまして、子供たちには大変好評だったと聞いております。今後においても、森林管理署さんの御協力をいただきながら、今回は小学生対象でしたが、就学前のお子様や、子供に限らず、大人世代などを対象にした木育イベントの開催や、その中でエゾモモンガと連携できる事業等があれば、協議しながら検討してまいりたいと考えてございますので、御理解をいただきたいと存じます。

質問 7番 工藤孝一

7番。ただいま町長のほうから、今すぐ、こういったB型事業所と連携して進むにはできないという御答弁と併せて、設備の状況、設備投資と指導者の問題、ハードルがありすぎるといいますか、あるという御指摘でありました。まさに今、森林管理署の、そういった講演等があって、学ばれた子供たち、そういう機会に触れられたかどうかはちょっとあれですが、そういう木と触れ合うということは、私自身は、あまり経験はないですが、そういう取組は、オホーツク管内でも古くから取り組まれています。加えて、特に町内の高齢者からも、バス停のベンチ、バス停留所にベンチとか、あるいは小清水町内の裏通り、東裏通り、西裏通りの一定程度の距離を散歩する場合、木製のちょっとした腰を下ろすところがほしいとか、そういう声も以前からありました。やはり80、90過ぎて外に一歩出る、そのときに腰を下ろす場所、木でつくった、そういう休むところがほしいという意見もありました。加えて、やはり何といっても、小学生、低学年とか、幼稚園の子供の遊び道具ということも、一般的には言えるかと思います。指導者や設備の課題解決に向けて、どうか検討を進めていっていただきたいと思います。再度御答弁をいただきたいと思います。

答弁 町長 久保弘志

先ほど答弁させていただいたとおり、すぐの取組はなかなか難しいと思っておりますし、あと社会福祉協議会様の考え方もあろうかと思います。ただ、木育については、本町には網走南部森林管理署がありまして、今、若い方たちで木育のチームをつくっているということでございます。その方たちが児童クラブのほうで教室を開いていただいた、これが第一歩でございます。次の展開も考えられているということでございますので、そのような中で、御提案いただいた部分も大変貴重な御意見として承って、木育については、私ども森林環境譲与税を頂いて、木材に関わる取組も進めなきゃいけないもんですから、そのことも含めて検討してまいりたいと思います。御理解いただきたいと思います。

出典:小清水町議会 令和6年第5回定例会 2024年9月10日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる