みんなの議会

小清水町議会 平成28年第3回定例会 2016年6月21日

学校司書の専任配置について

2016年6月21日、小清水町議会の一般質問で、工藤孝一議員が「学校司書の専任配置について」質問し、教育長 渡邊等が答弁しました。

質問者
工藤孝一 議員
答弁者
教育長 渡邊等

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 工藤孝一

次の質問に移らさせていただきます。2点目の質問ですが、学校司書の専任配置について伺います。学校図書館は児童生徒の読書活動や豊かな学校教育にとって不可欠なもので、「学校教育の中核」たる役割を果たすよう期待されております。今の子供達は、様々なメディアに接しており、こうした中で、進んで本を手にする子供を育てるには、学校司書を専任配置して、読書環境を整備する事が求められると思いますがご所見を伺います。

答弁 教育長 渡邊等(教育長は2017年3月まで)

学校司書の専任配置についてのご質問にお答えいたします。IT社会と言われて久しいところですが、インターネット、SNSなど様々なメディアが普及した現代においても読書活動は大切な事と考えております。また、学習指導要領においても言語活動の充実、探求的な学習などについて明記されており、学校図書館が教育に果たす役割は大変大きいものと考えております。学校図書館法では、12学級以上のクラス編成の学校では、司書教諭の配置が必要となって参ります。このため、本町の小学校においては、12学級のクラス編成となっておりますことから、司書教諭を1名配置しており、また、中学校については、6学級であることから、司書教諭の配置は行っていない状況にあります。近隣の市町村では、網走市と大空町のように常勤の学校司書を配置し、週1回から週2回小学校を訪問し、学校司書教諭の補完をされているところもありますが、斜里町のように図書館に非常勤の職員等を配置し各学校を巡回しているところもございます。本町の場合は、平成26年度から指定管理者である町立小清水図書館業務の一つとして小・中学校への支援と連携を図るため学校図書室での学校教育活動への支援の取組みを行っております。この内容と致しましては、小学校へは週1回ほど、また中学校においても月2回ほど町立小清水図書館の司書が出向き、学校図書室での本の読み聞かせや本の紹介、図書の整理、学校図書委員への読書指導などを行う他、学校図書の登録や除籍処理などの管理、各学校の学級への団体貸出し、本の選書や配達など多岐にわたり学校への支援業務を行っているところでございます。このようなことから、教育委員会と致しましては学校司書としての新たな配置を行わずに、町立小清水図書館の業務の一つとして、今後も小中学校と密接に連携を図りながら、学校図書館の支援活動を進めて参りたいと考えておりますのでご理解をいただきたいと思います。

質問 5番 工藤孝一

今教育長からご説明がありましたが、小清水小学校は6学級ということで、12クラス以上はないので、専任の司書・教諭は置く義務はないということと、現在町立図書館の図書司書2名が出向いてやっているということでございますが、この学校司書の問題は、一昨年八木議員からも質問があったかと思いますが、網走市の事例も教育長が出されましたが、網走市は平成25年から学校司書を配置して、現在は去年の4月から3名体制になってます。これは十分教育効果が見られるという判断で、専任の司書体制で1人あたり3校を巡回しているというふうに私は聞いておりますが、なお、人件費については3名で728万という財源も聞いております。こういう学校司書が回ることによって、各学校のクラスの学級委員の選挙がありますが、その選挙の際には教室の中で特に図書委員が非常に人気が1番だというそういうお話もございました。小清水町教育委員会が直接責任を負う小学校・中学校の図書館の位置づけをより高めて活用しやすい学校図書館にしていくために、私は、抜本的な対策を打つことを強く求めたいというふうに思います。なお、現在指定管理の小清水町図書館の司書のお二人が小学校へ通っていると、月に2回ですか、中学校が1・2回ということ、これは2時間目と3時間目の休み時間20分あるそうなんですが、この20分の間に、だいたい低学年の1年生・2年生・3年生の児童が集まってくると、先生が校内放送で連絡して集まってくださいというふうにやるそうなんですが、やはり、合わせて中学校は月に1・2回ということで、これは全クラスの生徒対象ではなくて、1年生・2年生・3年生の図書委員の生徒との打合せ・話し合いをして、すぐに帰ってくるということで、先生方の本を図書を利用する様々な取り組みはもちろんありますが、司書としての働きを十分思うようにやれてるかと言ったら、決してそういう状態ではないというふうに私は見ます。小中一貫教育を目指して今やってる最中だと思うんですが、やはりこういう学校の図書館事業の大きな中心的課題は、やはり6年制・3年制、この9年間の教育課程の展開に大きく寄与するのが、学校司書の役目だというふうに思います。先ほど言いましたように、抜本的な対策を求めるよう再度質問いたします。

答弁 教育長 渡邊等(教育長は2017年3月まで)

ご質問なんですが、先ほどお答えした件について、司書教員については12学級以上は1名配置ということで、これは司書教員を持っている教員は兼務させております。ただ司書教員専任については、現状はどこの市町村も専任の司書教員については配置はされておりません。これは担任を持っているだとか、音楽だとかそういう専科の先生なので、実質は業務を複数こなしているという現状です。ただ学校図書の学校司書については、公的な設置規定はありません。これは目標に進めてもらいたいという努力義務なので、そういうことで網走市もですね、網走市は学校数が多いんで複数配置なんですが、本町においては指定管理に変更した時に、図書館とやっぱり大きな連携を結ぶということで、検索も情報システムでできますんで、やっぱり図書館と学校は密接に繋げたいということを念頭にして、指定管理の大きな新しい指針として指定管理業務の中でいてやっていただくようにお願いして今年で3回目です。この中では、特に小学校は子ども達は休み時間を中心に、バーコードで本を処理するものですから、バーコードを直接使いたいという子どもが図書館に来るという実態が、非常に多くなってます。なるべく図書館の司書が行くようにまた、充実を徹底したいと思いますが、なかなか今学校司書というのは、学校の事務職員なんですよね。教員という配置じゃないんですよ。位置づけは。今教育委員会が一番学校教育において必要なことについては、小中連携を進めるにあたってもそうなんですが、今少人数指導工夫加配がそれぞれ小学校・中学校に配置されております。ただ国の定数改善が、なかなか制度化されないということで、管内もこれまで定数並にされていた少人数指導加配がどんどん剥がされていきます。本町も今お願いをして小学校・中学校に1名いるんですが、これも将来どうなっていくか、おそらく剥がされる要素が強いんですが、今学校の教育においては図書館の読書活動も必要ですが、教育委員会としては、定数化されてる加配のあといなくなった時の単費教員の配置だとか教員の配置を、まず優先課題ということで考えておりますので、決して図書活動を疎かにはしませんので、その点ぜひご理解を賜りたいと思います。以上です。

出典:小清水町議会 平成28年第3回定例会 2016年6月21日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる