小清水町議会 平成24年第6回定例会 2012年12月13日
(1)高齢者の交通手段の確保について/(2)健康保険特定健康診査、特定保健指導について
2012年12月13日、小清水町議会の一般質問で、工藤孝一議員が「高齢者の交通手段の確保について」「健康保険特定健康診査、特定保健指導について」について質問し、町長 林直樹、保健福祉課長 久保弘志が答弁しました。
- 質問者
- 工藤孝一 議員
- 答弁者
- 町長 林直樹、保健福祉課長 久保弘志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 7番 工藤孝一
先に通告しております2点の事項について質問したいと思います。まず1点目に、高齢者の交通手段の確保についてであります。現在、バス利用につきましては、通学バスの4路線での利用者負担による移動と、タクシー利用として町からの福祉サービスとして障害1・2級の方に限って福祉タクシーの利用、そして要介護認定が自立で、そして虚弱な方の外出支援サービスということでこの3つであります。通学バス4路線では、利用できない地域の方、自動車運転免許証を返納された方が増えています。農作業で忙しい時期には外出を家族に頼めない方々がいらっしゃいます。初乗り運賃で利用できる高齢者ハイヤー利用サービス、これを実施すべきと思いますが町長の所見を伺いたいと思います。2点目ですが、健康保険特定健康診査、特定保健指導についてであります。これは、国が定める高齢者の医療に関する法律に基づき進められていますが、小清水町の疾病の特徴や被保険者の健康状態の現状と課題についてお示し願います。よろしくお願いします。
答弁 町長 林直樹(町長は2017年6月まで)
お答えしたいと思います。はじめに、1点目の高齢者の交通手段の確保についてお答えいたします。本町の高齢者等に対する交通対策といたしましては、1つとして、スクールバス7路線の無償運行による混乗、乗り合わせということです。2つ目は、重度障害者の障害の方などが、通院及び外出するためにタクシーを利用する場合に利用料を助成する福祉タクシー利用料助成事業、3つ目として、居宅から医療機関等の間を送迎し、交通手段の乏しい高齢者等に対して外出を支援する外出支援サービス事業、4つ目として、町営バス運行休止中の交通手段を確保するため、スクールバス運行休止中のタクシー利用料助成事業がございます。これらの交通対策は、いずれも事業対象となる要件がございますので、食料品や日用品の購入などの際に、交通手段がない一人暮らしの高齢者等が増えている状況から、交通手段の確保は重要であり、特に、公共交通機関の維持に努めなければならないものと考えております。議員からのご提案は、高齢者の交通手段の確保を図るため、高齢者ハイヤー利用サービス事業を実施すべきではないかとのことでございます。少子高齢化社会をむかえ、核家族化が進んでいる本町におきまして、高齢者の交通手段の確保は重要課題の一つと考えますので、その解決策といたしまして、高齢者ハイヤー利用サービス事業も含め、他の市町村の先進事例等及び高齢者等のニーズなども参考としながら、現状にあった施策の実施について検討していきたいと考えておりますのでご理解頂きたいと存じます。次に、2点目の特定健康診査・特定保健指導についてお答えいたします。平成20年4月から実施している特定健康診査でございますが、特定健康診査等実施期間、これは、平成20年から24年度の5ヶ年間ということでございますが、目標健康診査受診率は最終計画年度の平成24年度で65パーセント、保健指導実施率は45パーセントとしているところでございます。本町の実績といたしましては、健康診査受診率は概ね30パーセント、保健指導実施率は概ね40パーセントとなっており、計画を下回っているものでございますが、オホーツク管内市町村の中では平均的な値であると認識しております。平成23年度の特定健康診査の結果におきましては、内臓脂肪症候群、いわゆるメタボリックシンドロームと該当された方は受診者全体の12.5パーセント、その予備軍に該当された方は8.7パーセントとなっております。有所見項目毎の主な結果といたしましては、血糖値が基準値を超えている方が受診者全体の76.5パーセント、脂質異常が53パーセント、腹囲が33.2パーセント、最高血圧が31.5パーセントとなっておりまして、このまま放置しておきますと、いずれも糖尿病、脂質異常症、高血圧症などの生活習慣病を引き起こし、更には、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞を発症する可能性が高くなっているものでございます。特定健康診査の目的は、内臓脂質症候群による重大な疾病の発症を抑えることであり、また、その目標は生活習慣病に関心を持ち、自らの健康について考え生活習慣を改善するところであるものでございます。このことから、従前より特定健康診査受診率及び保健指導実施率の向上を図るため、自治会の回覧、新聞のチラシ、町の定める節目年齢者、例えば、35歳、40歳、45歳、50歳、こういった節目の方へ無料の受診案内の送付、未受診者への勧奨はがきの送付、電話による勧奨など、様々な受診勧奨を行っているところでございますが、今後におきましても町民の健康を守るため、JA小清水等の関係機関との連携を密にし、引き続き努力して参りますのでご理解を頂きたいと思います。以上でございます。
質問 7番 工藤孝一
最初の高齢者交通手段の確保について、冒頭申し上げたスクールバス4路線と申し上げましたが、7路線ということで私の認識が間違っていたようですが、この高齢者の交通手段につきましては、本年、網走管内訓子府町で23年度の7月から実施されております。75歳以上の高齢者を対象とした、利用目的を特定しない町内利用に限定した利用サービス券の発行をされていらっしゃいます。登録されている対象は、小清水町とほぼ同数の980人と9月末で聞いております。75歳の方が980名だそうです。その中で、登録を希望されて登録されている方が、最初の時点で238名、利用回数が、23年度1千389回、1月当たり155回の利用回数、町からの事業費は、9ヶ月間、23年度7月から3月までで118万円と伺っております。特に、人口も農業規模もほぼ同じだと考えますが、農作業の繁忙期の利用実績が多いと、ほぼ9割の利用、1389回の内90パーセントが農家からの利用者と実績を伺っております。前向きに、今後どういうことが可能かということを考えるというご答弁でございます。是非、こういった近隣町村の取り組みについても十分参考にされて頂きたいと思います。それともう一点ですが、この高齢者の利用交通手段の確保の中で、最後に3点目の外出支援サービスの件ですが、外出支援サービスにつきましては、町外病院への網走等の厚生病院等にかかる場合についても規定がございます。居宅から町外病院を利用できる条件として、町内に日赤に診療科目がない場合のみ利用できるとなっておりますが、実際に、自宅で転ばれて手を怪我されて小清水日赤へ入院される、しかし、小清水日赤では十分な処置が出来ない、手術も出来ない、それで急遽日赤の判断で、厚生病院へ家族とともに福祉タクシーでこが病院へ転送するという場合がございました。こういう場合についても、診療科目が小清水日赤には確かに整形外科があります。しかし、木曜日、金曜日のなるせ先生の二日間だけの診察という現状でありますので、実態を反映した福祉タクシーを利用せざるを得ない場合、日赤の診療体制の現実を見極めつつ、この点についても、是非、改善を検討していただければと思います。2点目ですが、特定検診については、今後、25年度から5年間の新たな計画を策定されると思いますが、この25年度以降の策定目標をどのように考えていらっしゃるか、説明がありました血糖値を検査された数字で76パーセントという、どういうレベルかあまり安心できない数字ではないかというふうに思いますが、そういう中で、本町としてこういった生活習慣病の予防、これは未来志向で考えますと医療費、診療費の削減に繋がる、そういう各種の具体的な方策も、現時点ではどのように考えていらっしゃるか、あれば伺いたいと思います。併せて、全町的な疾病状況の中で、生活習慣病的な改善できる、保健指導で改善できる可能性のある医療費、医療費全体の中で改善できる範囲というか、大まかな疾病の割合というのはどのくらいなのか、もし分かるのであればお知らせ頂きたいというふうに思います。以上です。
答弁 町長 林直樹(町長は2017年6月まで)
お答えしたいと思います。1点目の高齢者の交通手段でございます。工藤議員は、訓子府町の事例をお話しされておりました。当然、私ども、今後の高齢者の交通手段の確保をどうするかという時には、先程の答弁でも申し上げたとおり、近隣町村の実態等も参考にしながら、小清水町では何が一番良いのかということは検討して参りたいというふうに思っております。その点ご理解を頂きたいというふうに思います。それから2点目の特定健康診査の関係でございますが、25年度以降の目標値それから医療費関係でどのくらい削減できるのかということについては、担当課長の方から知り得る範囲で回答させますのでよろしくお願いしたいと思います。私思うには、特定健康診査等の受診率が目標より低いという状況でございますが、全道的に同じような状況になっております。近くの町では健康診査を受けたらポイントをあげるよという町村もあるやに聞いておりますが、私は違うのではないかと、自分の健康は自分で守る、そういったことではないのかと、何かをあげるから健康診査を受けて下さいというものではないという気がいたします。自らの健康は自ら守るという、これを今後とも町民に強く訴えて参りたいと思います。しかしながら、医療費がだんだん伸びてきておりまして、町広報等でもお知らせしているとおり、国民健康保険の特別会計は非常に厳しい状況であります。そういったことからも、できるだけ医療費を低減させる為にも、1人でも多くの方々が早期に特定検診等を受けて頂いて、もし悪いところがあれば早く治すという、そういったことで今後とも町民に対してはPRをして参りたいというふうに考えているところでございますのでご理解を頂きたいと思います。担当課長に答弁をお願いしたいと思います。
答弁 保健福祉課長 久保弘志(保健福祉課長は2014年3月まで)
お答えさせて頂きます。先程ありました特定検診等の実施計画でございます。現在の計画は、20年から24年度5ヶ年間ということで、本年度が最終ということでございます。町長の方から、23年度の実績ということでお話をさせて頂きましたが、24年度から農協さんとも連携を取らさせていただいて30数パーセントまで上がるということで考えてございますが、新たな第2期目の計画、25年度からの5ヶ年間の計画の率の関係でございますが、計画的にはこれから策定をする予定でございますが、今現在、特定検診受診率については60パーセント、保健指導実施率は45パーセントということになってございますが、今の予定といたしましては、新たな計画としましても、受診率については65パーセント、指導率については40パーセントと、指導率については若干5%程度下げるというような格好になりますが、あくまでも国の指針といたしましては65の40ということで掲げられていますので、本町においても、国の指針に基づきまして策定をしていきたいというふうに考えてございます。特に、受診率につきましては、今時点では30パーセント程度でございますので、この65パーセントをクリアするには、大変厳しい状況であるということは認識しておりますが、来年からの取り組みといたしましては、特定検診の受診券を従来送ったことはございませんが、春先のミニドック検診と秋のミニドック検診と2回ございます。春先の受診状況を見ながら、それ以降に受診券等々を送付いたしまして、なんとか受診率を上げていきたいと考えてございますのでご理解を頂きたいと思います。もう1点、疾病の状況で改善できる範囲ですが、先程、町長が申し上げましたとおり、自らの健康は自らが守るという意識付けを、私どもの方で何とかしていかなければいけないというふうに考えてございます。これは本町の統計ではございませんが、統計的なお話で申し訳ございませんが、やはり、特定検診等を受診されて自分の状態を把握されている方の医療費と、全くそういう意識のない方の医療費というのは、概ね2割から3割程度違うということです。意識されている方については、大きな病気にはなかなかなっていかないということで、自己管理が出来るという統計もございますので、特定検診等々を受診されて自分の健康状態を把握いただくというのが、先程、町長からもありましたが、国民健康保険の医療費の抑制にも繋がるというふうに考えてございますので、25年度からまた新たな計画にもなりますので、町といたしましては最大限努力をしていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。
答弁 町長 林直樹(町長は2017年6月まで)
大変申し訳ございません。外出支援サービスの実態が整形外科の事例でお話をされておりました。これについて、新年度からしますということではなくて、今後検討して参りたいというふうに思います。ご理解を頂きたいというふうに思います。
質問 7番 工藤孝一
今、担当課長さんの方からお答えを頂きました。町広報の11月号にも受診を促す広報が掲載されていました。受診券の発送もはじめるということで、受診率の向上ということでございますが、実際に我々町民がどの程度の全体で医療費がかかっているか情報提供を直接示して、生活習慣病が将来、町全体の問題になるかということを、日常的に地域と繋がりをもつ必要があろうかと思います。先程言いましたが、医療費6億近く前後している医療費の中で、予防可能な生活習慣病が、例えば、半分なら半分3億あるよと、それを保健指導で6億の中の3億を地域の指導によって1億減らそうとか、具体的に必要な人、或いは各レベルに対象者を分けるとか、もっときめ細かな取り組みを内部で是非協議して頂ければと思いますし、加えて、検診される項目の追加などについても、一般的な検診項目ばかりでなく、その点についても、是非、今後協議をされて頂きたいというふうに思います。担当課長さんもし答弁いただければ。
答弁 町長 林直樹(町長は2017年6月まで)
お答えしたいと思います。今、工藤議員からご提案のあった関係でございますが、そのとおりの内容になるかどうかは別にいたしまして、新年度からもう少しきめ細やかなPRをしていきたいというふうに担当課では考えているようでございますのでご理解を頂きたいと思います。以上です。