上士幌町議会 令和6年第4回定例会 2024年6月6日
(1)地域おこし協力隊に係る研修派遣制度を活用し、民間事業所等との連携による町づくりについて/(2)デジタル社会の構築に向けた検証から実装への取り組みと財政負担について
2024年6月6日、上士幌町議会の一般質問で、江波戸明議員が「地域おこし協力隊に係る研修派遣制度を活用し、民間事業所等との連携による町づくりについて」「デジタル社会の構築に向けた検証から実装への取り組みと財政負担について」について質問し、町長 竹中貢が答弁しました。
- 質問者
- 江波戸明 議員
- 答弁者
- 町長 竹中貢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 10番 江波戸明
地域おこし協力隊に係る研修派遣制度を活用し、民間企業等との連携によるまちづくりについて。本町は、まちづくりの一環として地域おこし協力隊制度を積極的に活用し、総合戦略の推進と地域課題の解決につながる取組を進めています。一方、民間事業所等においては、新事業開発、人材確保及び事業継承などの課題等も見受け始めています。これらの対策に向け、国が位置づけしている地域おこし協力隊の民間事業所等への研修派遣制度があります。町は、この制度を制定し、民間事業所等と連携を行い、地域おこし協力隊の募集に向けた取組を進めること、このことについて考え方をお伺いいたします。引き続き、デジタル社会の構築に向けた検証から実装への取組と財政負担についてであります。国は2023年、「デジタル社会の実現に向けた重点計画」を示しました。一方、地方自治体においてもデジタル社会の構築に向けた取組は欠かすことのできない課題となっています。本町は地域再生計画として「上士幌町スマートタウン推進・関係人口創出プロジェクト」を柱に、住民の福祉や地域経済力等の向上を目指したまちづくりを実施しています。デジタルの推進による安定した地域社会の構築は必要不可欠な取組ですが、具体的に将来における目標と財政負担を明確にし、住民に対する理解の場を設けることは重要なことです。このことについて、次にお伺いいたします。1点目、デジタル機能を活用した今日までの事業の検証と効果及び課題について。2点目、デジタル社会の構築に係る環境づくりとして、各基幹産業、民間事業所などが取り組む実装に対する町の支援について。3点目、デジタル社会の構築に伴う新設、維持、更新に及ぶ財政負担の見込みについて。4点目、デジタルを活用した事業の実証から実装に向けた取組の経過及び今後取り組む事業等に係る住民との意見交換等の開催について。最後に、5点目になりますが、デジタル社会の実現に向けた町の「仮称スマートタウン構築基本計画」の策定について。以上、質問いたします。
答弁 町長 竹中貢
地域おこし協力隊に係る研修派遣制度を活用し、民間企業等との連携による町づくりについて、江波戸議員のご質問にお答えいたします。総務省が定める「地域おこし協力隊推進要綱」において、地域おこし協力隊員とは、地方自治体から委嘱状の交付等による委嘱を受け、地域協力活動に従事する者とされております。地域協力活動とは、地域力の維持・強化に資する活動とされ、おおむね例示されておりますが、その具体的内容は、各地域の実情に応じ、地方自治体が自主的な判断で決定するものとされております。現在、協力隊員を民間事業所等へ派遣している自治体につきましては、この規定に基づき、それぞれの自治体の判断において独自の派遣制度を定め、地域内の民間事業所等へ派遣しているものと認識しております。その活動内容や勤務条件等につきましては、地域の実情に応じて様々な課題を解決することを目的とするため多岐にわたっており、いずれの場合であっても単なる労働力確保という目的では制度の趣旨から外れることから、地域協力活動に資するという本旨に沿った形でのみ派遣することとしております。本町といたしましては、多様化するまちづくりの課題解決に向けて柔軟な発想や地域おこしに意欲を持った人材を募集していることから、協力隊員を民間事業所等へ派遣することについては、現時点では検討しておりません。すでに制度を導入している自治体からは、民間事業所等での活動内容が地域協力活動に資する内容であるかの適正な判断が難しいケースもあると伺っており、導入には慎重な判断が必要と考えております。なお、本年3月の議会定例会において、議員からご提案がございました「おためし地域おこし協力隊」につきましては、今年度中の実施に向けて協議を行っているところであります。引き続き、地域おこし、まちづくりのための人材確保に努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。2件目、デジタル社会の構築に向けた検証から実装への取組と財政負担についてであります。1点目のデジタル機能を活用した今日までの事業の検証と効果及び課題についてであります。デジタル・ICT技術を活用した取組については、全ての町民が暮らしやすく生涯活躍できる町、人口規模は小さくとも賑わいが絶えず、都市部との交流により地域経済が発展する町を目指し、交通、物流、社会福祉、教育、農業・商工業・観光業、防災、窓口サービスなど、多岐にわたる分野においてサービスの実装、あるいは民間事業者への支援を行っております。取組の推進に当たりましては、令和2年度より横断的組織のICT推進庁内プロジェクトチームを設置し、国の動向や取組の進捗について各部局間の共有を図っております。個別事業の検証、効果及び課題抽出につきましては、各担当課部局内においてデジタル活用の有無に関わらず実施しているところであります。デジタル推進課が所管している総合的な取組を例にすると、高齢者向けサービスの基盤となるタブレット貸与事業を活用し、バスの予約や配食サービスのオンラインチケット化など複数のサービスをデジタルで完結できるように再構築したことにより、行政側の業務コストが削減される効果が出始めております。また、現在取り組んでいる「かみしほろスマートPASS/ルーラルOS事業」においては、多様化する住民ニーズへ順次対応するとともに、町内運行バスの位置情報や施設の開閉状況など、従来の紙媒体による発信で課題となっていたリアルタイムの情報提供が可能となりました。また、施設の開閉状況につきましては、商店や飲食店にまで展開を広げており、商工業者等にデジタル活用の提案を開始できたことは大きな成果であると認識しております。デジタルサービスを享受するためには、スマートフォン等のデジタル端末の操作の習熟が必要になるなど、依然課題となっている部分はありますが、誰一人取り残さず、その恩恵を受けられるよう、既に実施しているスマートフォン教室の開催や常設の相談窓口「スマホロ」の設置など、今後も継続して課題の解決に努めてまいります。2点目のデジタル社会の構築に係る環境づくりとして、各基幹産業、民間事業所などが取り組む実装に対する町の支援についてであります。町から基幹産業等へのデジタル実装の支援につきまして、農業分野では、町内農業関係者で組織する上士幌町地域資源利活用推進協議会の事務局を農林課が担い、国の畜産クラスター関連事業を活用し、牛向けのウエアラブル端末を利用した分娩・発情監視通報システムや農作業の省力化、高度化に向けた農業用のGPSガイダンスシステムなどのスマート農業機器の導入支援を行っております。また、商工業分野では、令和2年度から始めた商店街等情報発信対策事業を通じて、商店街等におけるWi―Fi整備の支援を行っております。3点目のデジタル社会の構築に伴う、新設、維持、更新に及ぶ財政負担の見込みについてであります。本町では、令和元年度にデジタル社会の構築に向けた基盤整備のため、約11億6,000万円をかけ農村地区をはじめとした町内全域に光回線を整備いたしました。財源には、国庫補助金を5億8,000万円、過疎債を5億8,000万円充当し、交付税措置を勘案した実質負担見込額は約1億8,000万円となっております。なお、それら光回線の維持費用といたしましては、年によってばらつきはあるものの、維持費の3分の2は収入で賄っており、本年度の一般財源支出額は約500万円となっております。また、第6期上士幌町総合計画における前期5か年(令和4年から8年度)のデジタル関連の計画事業費につきましては、5億9,200万円となっており、うち一般財源は2億6,800万円となっております。町独自経費のほか、令和8年度までに全国の地方自治体において取り組む「自治体システム標準化・共通化」に係るシステム整備、デジタル庁が整備するガバメントクラウドへの移行に関する本町における経費につきましては、約1億8,000万円と試算しており、これらの費用については、全額国からの支援として見込んでおります。生成AIの登場などデジタル技術は日進月歩であり、1年後の姿を想像することも容易ではありませんが、いずれにいたしましても今後もデジタル社会の構築に伴う経費は増大していくことが見込まれます。国からの支援の拡充を要望し、交付金メニューの上手な活用を図りながら、デジタルの導入によって見込まれる利便性の向上と削減できる委託事業費、職員人件費等のコストをてんびんにかけながら都度検討を行ってまいります。4点目のデジタルを活用した事業の実証から実装に向けた取組の経過及び今後取り組む事業等に係る住民との意見交換会等の開催についてであります。デジタルの活用の有無にかかわらず、新たな住民サービスの内容や今後予定されている事業につきましては、広報やホームページ、一斉情報配信システム等により情報発信に努めているところであります。中でもデジタルを活用したサービスの実装については、町民の皆様へ浸透するまでに一定の時間がかかると認識していることから、スマホ相談窓口「スマホロ」との連携体制を構築する中で、デジタルツールの利用が苦手な方々への周知につきましても丁寧に行ってまいります。デジタルサービスの実装においては、全町民を対象とした説明会を開催しても、サービスの対象とならない方にとっては、関心が薄く、人が集まりにくいといった傾向もあるため、出前講座等を通じてサービス利用を希望される方、対象となる方を対象とした小規模のコミュニティに対する説明会の開催や、対象となる方が多いと見込まれる団体やサークルへこちらから出向き、きめ細やかな説明を行ってまいります。また、住民意見を施策に反映させ、取組への理解を得るためには、意見交換会の開催やアンケート調査、パブリックコメントの実施等、手段が幾つか想定されますが、状況に応じて適切な方法を検討する必要があると認識しております。直近の取組といたしましては、「かみしほろスマートパス」における町内運行バスの位置情報や施設の開閉状況をデジタル端末をお持ちでない方にも分かりやすくお見せするために、わっか、交通ターミナル、ふれあいプラザにモニターを設置し、いつでもご覧いただけるサービスを開始いたしました。各事業への取組をご理解いただくには、生活の困り事の解消や産業振興につながるサービスを実装し、利便性向上を全世代に自分事として実感していただくことが重要であると認識していることから、引き続きデジタルを活用した各種サービスが地域に定着するような取組を進めてまいります。5点目のデジタル社会の実現に向けた町の「仮称スマートタウン構築基本計画」の策定についてであります。現在、デジタル実装の取組については、第6期総合計画・第Ⅱ期総合戦略に基づき、各分野における専門的な知見を持った担当課部局が中心となり、必要となる個別事業を実施しているところであります。いずれの個別事業に関しても、サービスのデジタル化が真の目的ではなく、課題解決のための手段としてデジタルを活用することが極めて重要となると捉えております。目的でなく手段としてデジタル化を推進するためにも、デジタル活用に特出した基本計画等の策定は現在検討しておりません。引き続き、第6期総合計画・第Ⅱ期総合戦略に基づく中で、デジタル活用に重点を置いた個別取組の推進を行ってまいります。以上でございます。
質問 10番 江波戸明
1点目の地域おこしの関係ですけれども、今私が感じるところでは、商店街の縮小や事業所の縮小、これは綿密に人口減少と関係し、地域内の循環型経済は大きな基盤が少しずつ崩れているような認識をしております。第Ⅱ期上士幌町総合戦略での事業所及び店舗調査においても、町内の担い手育成、事業の継承の実態の確認では、規模縮小や廃業を考えているのが10.9%と、あと具体的ではないですけれども、そういう検討の域に達している部分がやっぱり10.9%という部分で20%を超すような、やっぱりこれからそういう縮小傾向の部分がさきの町の調査の中で出てきたのかなというふうに認識しています。その理由としては、後継者の不足、高齢化、人材の不足、それから会社の合併問題とか業務の提携、もう一つ大きな売上げの不足、特に技術的な部分もやっぱり影響しているのかなと思っています。そんな意味で、町内企業、事業所、新しい時代を見据えた新たな分野において、受けたい支援という部分であるかと思います。その一つとして、これも総合戦略で外国人の雇用調査が示されていますが、この調査も町のほうですが、雇用の要望で考えていないという部分が61%、ただ、逆に言えば40%近くが何らかの形で外国人の雇用を考えているという認識もあるのかなというふうに思っています。そんな意味で、地域の担い手含めて、継承の担い手も含めて、非常にそういう今時代の変化、こういう部分が出ているかと思いますし。一方、そういう状況を含めて人口構造の変化があるのかなという部分は、例えば去年1年間の中で令和5年4月から令和6年4月の1年間で61名の外国人がこの我が町の人口基本台帳に登録されているという部分で大きな人口増の一つの目安になっていますし。特にやはり社会的に社人研の調査で我が町は本当に消滅を免れるような数に回復したという部分がありますけれども、この外国人の多くの方含めて、特に女性の方々、それから外国の方々が今後の将来の消滅に影響するという部分がありますけれども、20歳から45歳の部分についても、かなり多くの方が、ほとんど外国の方がこの枠の中でありますから。若い働く人材の多くは外国の方、今登録では230名ほどいますから、大体小学校の子供を超すか超さないか、そのぐらいの大きなキャパ、5%ぐらいになりますかね、そういう大きなキャパになっています。そんなことで、こういうことも含めてこれから雇用問題というのを考えていく時代に入ってきているかと思いますけれども、総体的に町長のほうで我が町の商店街の在り方とか事業所の在り方についての状況についての確認をちょっとさせてもらいたいと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
商店街の問題というのは、本町に限らず全国の自治体が抱える課題であるというふうに思っています。よく言われるシャッター街ということで、店舗が後継者不足ほか含めて閉じたままということで、それは地域の活性化に非常にマイナスなイメージも持たれているということでございます。そういう中でありますが、今お話があったように、本町においても商店街の後継者の事業継承ということについては、商工会はもとより行政としても同様に重要な課題であるというふうに認識をしております。今までもいろんな手だてを商工会と連携を取りながら取ってきているというふうに思っていますが、しかし、なかなか現実問題はそういってないということであります。いろんな課題がそこにあるということで、例えば店舗と住宅が一緒になって事業継承者がそういうハードルの中でなかなか難しい、あるいは所有者がその住み慣れた店舗から別に住まうというようなことも、そう簡単でもないというような事情もございます。そういった中でありますけれども、大きくは例えば呉服店の後の空き店舗が今まちづくり会社になって変わっている、あるいはスーパーの後が民間の事業所に変わっていっていると、最近であれば、協力隊が事業所の後を継続して使う、さらには新たに事業を起こすというようなことも生まれております。シャッター街が消えているということではありませんけれども、夜のにぎわいもそこそこ頑張っているなという、頑張っている現状があるというふうに思っています。ただ、この先を考えると決して楽に考えるべきではないというふうに思っておりますので、引き続き事業継承しやすいような創業者支援だとか、あるいは起業家養成のそういった研修だとか、様々なソフト、ハードを含めて支援をしていく必要があるというふうに思っております。いずれにしても、そういったところに何らかの形で後継者が事業を継続されるとなれば、すばらしいことになるということであります。極めて難しい課題でありますけれども、そういったところには引き続きしっかりと調整をしていきたいと、こういう思いでおります。
質問 10番 江波戸明
一部頑張っている、確かにシャッターも解けたところとか、そういうものも見られますけれども、現状やはり将来を見たらかなり厳しい事業所なり商店街なりと、そんな認識をしていますから、やっぱりそこにどういう形で担い手、働き手、それは地域おこし協力隊の制度、町は今回ちょっと対応しませんと、それは私のほうも、町の考えですから、これは制度をつくらないという部分がありますけれども、それについては今あえて取り上げませんけれども、町のほうもこの問題について、やっぱりちょっと検討しておいてほしいなという部分があると思います。各企業は新しい時代を迎えて、町内企業、事業所については受けたい支援という部分が、人材の募集なり人材キャリア、それからAI、ICT、こんなことを含めて、あと雇用対策、こういうことがきっとあると思いますし、今町長もありました後継者対策、この中の一つとしていわゆる地域おこし協力隊という部分を一つはカテゴリーとしてあるのかな、それも一つの方策、支援の仕方、その中でおためしという部分についてもどんな町なのか、どんな仕事なのかという部分も当然絡んでくると思いますけれども、そういう内容で対応するようなことも、やっぱり事業所としての希望があります。そんな中で、対象となる事業所の中には、林業、農業、NPO、福祉、医療施設含めてかなり多様化しています。当然観光も入っていますし、農協の施設なり、交通関係もありますから、かなり多様な部分で僕はこういう課題というのは、何らかの形で雇用問題とか後継者問題というのはあるのかなと思っていますから、そこにどういうふうに町は小さなメスを入れていくか、大胆なことはできないと思いますけれども、地域おこし協力隊の研修派遣等を含めて、これは僕は町長の判断でできることかと思っています。そんなことで、地域おこし協力隊は、いろんな意味で協力関係なり住民との信頼関係、そんなことができてくるかと思いますから、役場の仕事がいいか悪いかと言いませんけれども、やっぱり地域との目線が合って見える化されて、そして信頼も得られるという部分、僕は地域で事業所等でやっぱり活動するということも大きな成果かと思っています。その中で今回派遣制度、契約的な派遣制度とありましたけれども、町のほうでも今回については委託協力隊、それからNPOはちょっとないんですけれども、町のほうも2か所の第三セクターに派遣していますし、銘柄は株式会社です。そんなことで、こういう部分についてもほとんど成果を求めていったり、その制度にそぐっているかどうかの点検もやっぱり町はしながら派遣していると思いますし、同じようなことが一般の事業所にも僕は該当するべきだというふうに認識しています。それが、今町長もお話しあったように、やっぱり将来を考えた場合、商店街、事業所の問題というのは、やっぱり雇用の問題、人材の問題を含めて非常に重要な課題だろうというふうに認識しています。そういう形で、もう一つはこの地域の企業、それから事業継承含めてとか、そういう部分について総合計画、それから新しい取組の中に、総合戦略の中に特定地域づくり事業協同組合、これも検討したいと、先ほど商工会と協議しながらという部分でありましたけれども、これもなかなか進んでないのかなと。こういう部分を僕は協力隊とか、そういう組織をつくりながらとか、そして地域の商店街と連携しながらこの協同組合をつくって、いろんな意味で対応できる、一つの、町も支援しながら地域の雇用対策、そして継承対策ができるんじゃないかなと思いますけれども、こういう部分も含めて地域おこし協力隊ばかりでなくていろんな人材も使えるかなというふうに思いますので、協力隊については、この点を確認して終わっていきたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
協力隊の任用の仕方については、さきの議会でもお話をさせていただきましたけれども、いわゆる地域おこしということで極めて公共性が高いというところ、そこに行政あるいは国の全面的な支援をもってまちづくりにお手伝いしていくというような考え方であります。そういったところから照らし合わせると、今町が採用している、行政も、まちづくりも、もろに一丁目一番地の足りないところでそこに人材を求めている。あるいはまちづくり会社、これも株式会社になっていますけれども、実態、中身としては町民の困り事、本来行政でやらなければならないけれども、現実の問題として人の問題だとか、あるいはスピード感だとか、このようなことができない。こういった社会性のある当初から目的を持った会社のほうに派遣する。しかも、それは公費が50%投入しているということだから、議会のチェックを受ける、様々なところのいわゆるフィルターを通しながら公共性ある仕事をしている、そこに送り込んでいく。カーチもそういった意味ではDMOだとか、あるいは地域の産業の振興のために、いわゆる町によそからの観光客の入り口として機能して、それが商工振興につながっている。それから、ナイタイも含めて総合的な地域振興、経済振興につなげていくと。これも同じように町が多額の出資をして、皆さん方のご意見をいただく。こういったいわゆる公共性が極めて高いという意味で、自信を持ってそこのところにやっています。もう一つは、対局として、江波戸議員が言われているのであれば、私企業、完全に営利を目的として自分のための会社の利益のためにやる、ここのこと、これは広く言うとこれは公共性、いわゆる地域の中で経済振興だとかというふうになっていますけれども、現実問題、その辺についてはあくまでも私企業の責任においてやるべき範疇のことだというようなことだろうと、そんなふうに思っております。公共公共と言えば、公共事業もその私企業のほうに行っていますから、じゃこれも公共性があるんじゃないか、これは拡大解釈というふうに考えています。そこで、もう一つ考えられるというのは、いわゆる公共性という押さえ方の問題であります。そういった意味での、先ほどそば屋さんの話だとか、前も出ましたけれども、町としていわゆる商工会、ここは営利を目的として組織がつくられているわけではないと。いわゆる商工会全体の振興をどう図るかというふうに、そこには相当多額の町としては助成をしているということで、商工振興のためにいろんなことの手だてをしている。そういった意味で、商工会に派遣したという事実もございます。それから、もう一つ、陸別だったと思いますけれども、そば屋さんを受け入れたというところもございます。それから、美幌のほうではタクシーのそれはあります。でも、それもいろいろ形態があって、公費を全部そこに投入しているのか、あるいは会社が報酬を払っているのか、いろんなパターンがあります。資金は特に今のように丸々国のお金、いわゆる町費を投資して、いわゆる建築士がいないからそこに送り込むと。果たしてこれがそうなのか。例えば林業の1事業者のところにオペレーターがいないから送り込むのがいいのか、そこのために報酬を払うと、そうはいかないだろうと。今までも例えば消防団を募集するのに、消防団にとって必要な運転免許、これは町で面倒見ましょうと、こういうやり方をしています。そんなことで人材の確保の問題。であれば、例えばオペレーターのためのいわゆる技術を高めるための養成支援をするということは、そういったことはあり得るだろうと、そんなふうに考えています。それを協力隊と。ですから、一般的に我々が考えているのは、国からのお金を使って、そしてそれを委嘱をしてやると、これを今のイメージでありますけれども、相当これは拡大された形での協力隊という取り方、進め方なのではないだろうかなと、こういうふうに思っていますから、全部否定するわけではないけれども、そういうところでしっかりした意味づけ。例えば農協だとすれば、その中のヘルパー組合だとか、これを町が支援したりなんかして募集すると、こういったことにお手伝いできないかだとかというのは、これは相談の対象として考えていく必要があるだろうと。そんなふうに思っておりますので、協力隊雇用だとか、商店街、会社の振興のためにどういうお手伝いをするかというのは、これは協力隊、従来今やっている協力隊を変則的にまた新たにつくっていくのか、また違った形で支援するのか、この支援の仕方というのはいろいろあるというふうに理解していただければいいし。そのようなことについては必要に応じていつでも相談に応じながら、みんな今こんなことを抱えているんだけれども、これに対して行政としてはどんな手だてが必要なのか、こういうようなことについては十分相談に応じると。そこで、それなりの要綱があって、それが協力隊になるのかどうか分かりませんけれども、少なくとも今その辺のことについて、今段階では従来の協力隊のイメージとしての派遣については考えてないというようなことで押さえていただきたい。それから、特定組合の関係の設立の問題、これもかねてから町長としても関心があって、やれるものならやりたいというふうに思っています。ただ、それは今度はその組合が職員を抱えなければならないという問題が出る。職員を抱えるために、仕事が通年通してなければ組合そのものが成り立っていかないと。多少国や道の、道は支援あるのかな、あったにせよ、やっぱり安定して回っていくためには年間通した仕事が町内にある。夏だけ忙しくて冬はない、これでも困る。ぐるぐるぐるぐる仕事を回していくというような感じだろうと思いますから、そういったことでありますけど。今、でも、そのことについては、例えばまちづくりの会社に対していわゆる無料職業紹介所なんかいろいろやっていますから、そういう中で考えられないのかというようなことは、投げかけはしています。でも、それがちゃんと成り立っていくかどうかというところが、また検討の材料になってくるということでありますから、今の協力隊に対する考え方あるいは各業態に対する支援の仕方というのは、これはいろんな形で支援していって、継続をしてもらいたいという思いというのは強く持っておりますので、個別に対応は十分考えられるんだと。林業の話も出ましたけれども、さて、林退共に対してということもあるかも分かりません。こういったことについては柔軟に対応していって、地域の経済の振興につながるものは積極的にやりたいということではご理解いただきたいと思います。
質問 10番 江波戸明
一応協力隊についてという部分ですけれども、契約内容については、町長も今ちょっと一部認識したかちょっと分からないんですけれども、雇用主がこれは全部全額見ると、ただそこに送り込むと、そういう制度もありますので、契約の仕方含めて、そういうこと含めて、僕はなぜこういう2回にわたって言っているかというと、やっぱり地域の本当に人材がないと、人口減につながっていったり、働く場所、これが減少していくということは、やっぱり町が縮小していくということにつながると思いますから、これは一番大事なことかなという部分で質問させていただきました。お互いまたこの問題について検討するということも、当然事業主とか商店街とか、それから議会も含めて、こういう課題というのは永遠の課題になるかと思いますので、またその中で密にお話しできればと思っています。次に、デジタルの関係でご質問したいと思います。まちづくりとデジタルの活用という質問について、僕は大原則は、このデジタル等の活用は住民との合意じゃないかなというふうに思っています。総合計画及び総合戦略においてのデジタルの環境を確認するとしても、総合計画なり総合戦略ではなかなか行政、住民、地域経済、こんなことを総合的に調整しながらどういうふうになっていくのかなという部分がありますけれども、やっぱり僕はこの中で合意形成、特に住民との理解と合意形成というのがすごくこの中では大事なことかなというふうに思っています。町のほうもプロジェクトの中を含めて、各課含めて横断的なアイデアの中で、デジタル社会はどういうふうにつくっていけばいいのか、行政、住民、それから地域産業という部分で、僕はやっぱり総合的なまちづくり、そういう意味で今町がやっていることについてのデジタルの取組については否定するわけでありませんし、どういうふうに後、進んでいくか、その取組はどう取り組んでいくか、これについて非常に課題になっている部分もちょっとあるんじゃないかと思っています。どうも、大きく言えば町民と少しずつ行政の乖離があってもまずいなというのが、僕はデジタルじゃないかなと思っていますし、やっぱり町民の声を聞きながら、職員も含めて声を聞きながら、こういう部分があってもいいんじゃないかなというのが結構たくさんあるんじゃないかと思っています。それは、当然我々の生活、これから高齢化を迎えていったり、僕自身も高齢化に向かって、どういうふうにデジタルを取り組んでいって助けてもらったりという部分も考えながらもありますし、そういう部分含めて、もう一方は、やっぱりアナログの使い方、これを切り捨てるまでも、必要はないだろうと。どちらかといったら、やっぱり町民、行政と町民が近くなると、やっぱりこの大原則というのはやっぱり欠くことはできない一つの大きなまちづくりではないかなというふうに思っています。そんなことで、これからなかなか出不精になったり、人と人との会話が減ってきたりとか、やっぱりそういう部分もありますから、この部分等を使いながらデジタルをどう使うかという、これはもうすごく難しい問題でありますし、これからこのデジタルの社会を生きていかんならないという部分は、高齢者はなかなか追いつけないという部分で、今いろんな意味で町は支援しながらいわゆるフォローアップしていますけれども、それだけでなかなか進まない部分があるかなと思いますし、そういう部分についてやっぱりどういうふうにあるべきかという部分も、やはり町長自ら含めて職員自ら、出前講座じゃなくて、やっぱりどこかで膝を交えてという言葉は別にしましても、そういう行動も必要になってくるんではないかなと思います。本当にそういう意味で、ちょっと一方的に町のほうからの情報という部分についてもありますけれども、町民の情報、それをうまくデジタルに生かすという部分についても、もう少しこのデジタルに向かったチームプロジェクトが町民と向き合ったりすることも必要ではないかと思いますけれども、そこら辺に町民に向かい合うデジタルの在り方についての原則について、町長、確認させてください。
答弁 町長 竹中貢
まず、デジタルが何で必要かということであります。デジタルの技術がどんどんと進んできているということもありますから、それを使わない手もあるなというふうには思いますけれども、むしろ一人一人とどんなふうに本当に向き合うのかといったときに、今のデジタル全くなし、将来もなし、これで住民の困り事、介護あるいは教育全てアナログで解決できるかといったら全くできない、むしろどんどんどんどん疎外されていって寂しい社会になっていくというふうに思っています。本当にアナログ対面で一人一人の人に、それは丁寧にどんなふうにして向き合うかということ。それから、もう一つは、行政の中で様々なヒューマンエラーなんかも出てまいります。それを人海戦術だけでやっていたのなら、いつこれまたいろんなところでミスが出てきたりなんかもします。こういったときに機械に任せるものは機械に任せて、そして人が人らしく人と接するために、この多くの時間を費やすために、むしろデジタルというのは徹底して活用するというのが、これはどうしても避けられない大きなテーマだと、時代の。世界でもありますし国内でもありますし、大きな潮流、普遍的な流れだというふうに、まずは押さえています。そういった意味で、これを進めていくというのは絶対必要だというふうに思っていますが、ただ、それを今今じゃ自動運転バスが町民にとって必要かと言われたら、みんな自家用車1軒に2台持っている、今社会でありますから。必要としない、何なのと、こういうこともあるだろうと思う。ドローンの配送も、いや、ちょっと来ればできるんだから、それもいいだろうというふうなことであります。これはうちだけの問題じゃなくて、全部の日本の過疎地、地方が抱える共通のテーマとしてこれが大きくクローズアップされて、さらにそこの町に住めなくなる。公共交通の足がなくなったらどうするのかと、その町は住むに値しない町になっていく。それから、山で本当は生まれて育ったところに住みたいんだけれども、じゃ買物をどうするのと、病院行くときにどうするの、こういった課題というのは必ず出てくる。それは、今必要としない方にとっては何なのということになるけれども、必ずそのことが、それが行政の政策の大事な一つだと思っています、政策の一つ。今住民に対して課題解決すること、もう一つは、将来この町をどんなふうにして伝えていくかと、これもすごく大事なこと。そういった意味で必ず理解されるというふうに思っていますが。ただ、そういう大きなことだけではなくて、日頃の中でスマホを使う、そのことによって何が便利なのかというところまで伝え切れてないと思っている、まだまだ。まだインフラ整備の段階。それを使うためにどういう環境をつくったらいいのかというところが、今やっているところの一つだと。この中でも説明がありましたけれども、例えば使えてもらえそうなのは、お店が今空いているのかどうなのか、あるいは休みなのかどうか、混んでいるのか混んでないのか、お風呂はどういう状況なのか、こういったことはできれば知りたい。コインランドリー、時々、混んでいる時間ですなんてありますけれども、そういったことがいながらにしてちょっと見られたら、ああ、これは便利だねと使えるはずであります。こういったことが一つ一つ新たなアプリケーション、ソフト開発を町民に伝えることによって理解されていく。そこのところに町民が何を欲しているのか、ここ、多分議員が言っているのは町民との対話というふうになってくるんだろうと思いますけれども、何を町民が必要としているのか、それにデジタルで解決できるかどうか、これはしっかりやっていかんきゃならんだろうと思っています。今みんな集めて、いやデジタルが必要だ、必要でないか、こういう話を町民の皆さん方に集まってもらって、どうですかと、だからやりましょうと、こういうことが本当に町民が望んでいるだろうかというふうに思います。こういう時代になっているのも確かでありますから、テレビだってデジタルのほとんどが詰まっているようになってきている。それは、僕らの世代から、あるいはもう一つ10歳若い世代、全く違う状況が今もう起きているだろうと、こういうふうに思います。そういったときに、今でもそのために必要な意味では、スマホの教室だとか徹底して対面でその辺の相談に応じる、これもこの町ではやっています。これがすごく大事。だから、農村のほうのオンデマンドのタブレットも、これ一人一人に丁寧にやっているはずだと。これによって自分の行きたいときに行きたい時間の予約ができる、これすばらしいサービスじゃないかと、それを受けている人方にとって。でも、町なかにいる人は必要ないというふうに思う。でも、必ずそういう時代が来るという話です。だから、町民との乖離という意味でよく分からないんですけれども、そういった意味では、新しい時代に向かっていく、まだまだ理解されない、これは時間をかけながら理解していってもらう。それから、町民が本当に必要なものがどんなものがあるか、こういう意見の吸い取りだとか、これはいろんなところでやっていく必要があるだろうと、これは今まで以上に。そういうインフラの環境のところを今やろうとして、そこに大きなお金がかかってきます。それができれば、国のいわゆる財源をもってやれればいいなと、こんなふうに今考えているところでございます。いずれにしてもアナログを無視する、否定するということでなくて、むしろ1対1の対面で徹底して本当にその人に、今まで10分しか相手できなかったのが30分相手できるような、こういう環境をつくるためには、それ以外のところについてはロボットに任せようというのが、今大きなこの考え方、デジタル社会、本町の目指すところのことでありますので、アナログを否定するものではない。最後の人間の心の豊かさというのは、デジタルではなかなか難しいところ、人と人が接することによって生きている感じだとか、あるいは安心感だとか、そういうものが伝わってくるというふうに思っていますので、より町民と本当に行政がつながっていったり、まちづくりするために必要なんだという認識で私どもとしてはこのデジタルに向き合っているということでありますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 10番 江波戸明
今町長言っている部分について僕は否定するわけじゃないし、そういう時代、それから、やっぱり年代差、高齢者についてもタブレット含めてとかデマンドでとか、いろんな部分で努力しているのはよく理解しますし、今までデマンドできなかったという部分じゃなくて、空で走っている車が効率的になるというのは、非常に効果的な部分かと思いますし、経済的なやっぱり負担もなくなってくるというのは分かります。当然町民も時間にちゃんときちっと対応できるというのも、これはすごく効果が高いと思いますけれども。僕はこういう中で特に気になっているのは、やっぱり財政問題という部分も当然我々は考えていかなならんと思います。今国のほうから交付金等含めて、今町長言いました支援、たくさんいただいています。この中で基盤づくりというのも、これ本当に即刻今やっているというという部分で理解していますけれども、将来どういうふうになるんだろうとか、それからこの技術がどういうふうに対応していくんだろうかとか。例えば、今自動運転バス、町長もお話あったと思いますけれども、この中の使い方として我々議会のほうには、七十数か所ぐらいの停車場を設けて町の隅々までこの自動運転バスという部分から始まりました。今1路線、2路線という形で少しずつ膨らんではいます。私たちの住宅の11区までも来てくれていますけれども、本来はもっと網の目のようにたくさんあるはずだという。僕はやっぱり、やるならここまでいかないと、本当に高齢者が安心できるかという。今足の問題言いましたけれども、やっぱりそういう見せる化をやっぱりきちっと実現するような形でいかないとならない。ですから、それには本当に多大なお金がかかる、経費もかかる。やっぱりデジタルでもただではいかない。一つの発信、事務的な集約しながらDXやろうとしても、必ず基礎的なやっぱりデータづくりのための情報、それから発信のための施設経費、結構大きくかかるという部分がありますから、どこかで国の交付金を対応するという、補助金を対応するという部分、外れた場合は、もうやっぱりそろそろ検討していかなならんと思います。そのためには、やはり町長言ったように、まちづくりの大きな柱だという認識を僕もしていますし、総合戦略という部分の大きなやっぱり一つの課題だというふうに認識しています。そんな中では一つのやっぱり基本的な方針といいますか、在り方、こういうこともあってもいいんじゃないかと。計画とまではいかなくてもいいんですけれども、一つの方針はあってもいいのかなと。やっぱり方針の行きつく先と財政問題がやっぱり密接に結びついていく、それから町民の利便性、効果、それはやっぱりどういうふうに求めて、それが評価されるか。時々のやっぱり評価、これは非常に大事だと思います。ただ、今町長あったように、この間新聞にあって、僕もよく理解していませんけれども、店のほうに連絡したら、店が今空いているかいないか、お客があるかないとか、そういう部分、本当に急ぐことなのかどうかも含めてとか、やはり我々についても、やはり町民生活の中では医療、福祉、そういうところもやっぱり重要だと思いますし、産業の中でも本当に、今日の新聞でしたか、かわにし帯広のJAのほうで土地の評価、やっぱり作物に対応したり、土地の評価とか、その能力とか、やっぱり産業の中でも必要になってくると思いますし、やっぱり観光づくりの中でも、このデジタルというのは大きく対応していくと思います。突然ではないんですけれども、令和5年、6年の計画の中では、糠平までは自動運転バスという部分ありますけれども、やはり市街地の人口密度の高いところからどういうふうにきちっと対応できていくとか、当然観光とも対応していかんならんという部分もありますし、今町のほうであつらえた企業滞在型の施設等含めてとか、シェアオフィスとか含めてとか、交通ターミナルとか、空港からの連絡網をつくるとか、やっぱり具体的な部分はどういうふうに対応していくか。こういう部分で花火的にとはいいませんけれども、やっぱり大きな計画ぽつんぽつんといくんではなくて、計画自身がネットワーク、やっぱりネットワーク的な対応の中でやはりまちづくりというのは必要ではないか。そこにどう町民の声を絡ませながらその対応をしていくかということも、今この時期、デジタルを進めていく中と今後の財政を考えた場合、ある程度見える化を少しずつどうするかというのも、我々議会と行政とそれから町民と三位一体になって少しずつ理解していくという今時期ではないかと思っています。確かに最終的なデジタル、いわゆるスマートタウンに向けた部分の姿というのは少しずつこれからでき上ってくるかと思いますけれども、その過程の中でお互いがやっぱりどこかで理解し合うということも僕は大事なことだと思いますから、この点の配慮も町のほうも必要だと思いますし、我々もやっぱりそういう目線で行政と絡み合っていかんならんし、そういう部分で町民にとってどうだったんだろうか、本当に福祉に優しかったのか、医療は心配なかったのか、やっぱりそういうことを含めて、当然買物難民も出てくると思いますけれども、そういう中で僕は原則がそこら辺にあるかと思いますので、町長も一回、ちょっと先ほどいい話聞かせてもらっていますけれども、再度確認したいと思います。
答弁 町長 竹中貢
今1点の質問としては、単体でばらばらで全体が見えないと、だから計画をという、それが1つあったんではないだろうかなと思っています。おっしゃるとおりなんですね。だから、今各課からそれぞれの職員、担当者を募って、それぞれの部署でどんなことにデジタルが必要なのか、もう既にデジタルが運用されているところ、それから今やろうとしている、これから将来必要になってくる、こういったことを既に過去現在将来、それから、保健、教育、観光、農業、産業、防災等、今度はもう一つの軸ですね、こういうふうに横軸と縦軸で今全体が整理される。それぞれのところでは単体での計画、例えば教育委員会であればGIGAスクールだとかあるいはオンライン教育だとか、こういったことをそれぞれの課題をやっています。そのように各課から出てきたものを、これを全体をまとめているのが今デジタル課であります。多分議会のほうにもそういったのが出されていると思いますけれども、それをもう一つ今インフラとしてやろうとしているのが、ルーラルOSということで、そのデータ協調をしながらお互いに使い勝手がいいような、こういう姿ですね、今ちょうど議員が持っている。これが多分これから目指す体系的な姿だと、こんなふうに今今のところは理解していただければいいいんだと思います。それをやるのがそれぞれのところなんですね。今回も今議会のほうに提案しますけれども、例えば医療であれば小児関係の夜間のオンライン診療、これを取り組みたいと、こういうことで議会のほうに提案をさせていただきます。このように、いろんなところで個別にやれるところからやり始めているので、別にそのことだけではなくて、公共交通も自動運転バスで全て担うなんて、当初からそれは考えている話でもない。何が最適な公共交通の在り方なのかということでありますから、今使っているコミュニティバスもそれなりに必要だろう。それから、自動運転バスでやることが必要なのはどれなのか、こういったことを今全体的に整理をさせていただいているということであります。そういったときに、自動運転バスがいつでも必要に応じて路線を変えられるように、そういう路線の言ってみれば交通網ですね、いわゆるデジタルの交通網については、20何キロだとか、たくさんになっています。それから、全体にこれをどういうふうに使われていくかという意味では、今、糠平の話も出ました。糠平までの、あれだけの遠距離のところをどんなふうにして走ることができるのか、あるいはトンネルだとか違った障害あるところをどうするのか、これはそこだけ放置しておくわけにはいかない。それを実証的に上士幌でさせていただけるということでありますから、そういったことについてはあえて国のほうにお願いする。そのために10分の10、全部国の公費としてモデル的にそういうものをやっていくということであります。それを、実装する段階には、どの段階からやっていくというのは、これまた別の問題として整理をしていかんきゃならんというふうに思っていますから、今計画の話が出ましたけれども、計画を分厚い総合計画に100ページだとか、そんなものではないだろうと、数ページになるかも分かりませんけれども、大きな方針柱立てと、それから今体系化されているもの、それからそれらを盛り込んで見える形で伝えるということは、十分考えなければならん話だろうなと。今やっていることを、それを単発、ぶつ切りだとするんであれば、そのような形でお届けさせていただくということは十分あり得る話だなと、そんなふうに思っておりますので、ぜひそういう視点での体系化あるいは計画化、そんなものを皆様の元にお届けすることは可能だと、そんなふうに思っています。
質問 10番 江波戸明
先ほどの議会にも出されている体系、これだけではちょっとなかなか理解しづらいという部分がありますし、将来の姿、町長は先ほどからやっぱり将来の姿もやっぱり重要な課題だと、当然若い人たちもそういう時代、俺たちと変わった時代、我々と変わった時代にやっぱりもう入っていますから、このデジタルという部分についてはすごく活用の範囲が広がってくるだろうとか。ですから、職員のやっぱり若い力、それからやっぱり政策力、きっとこれがやっぱりデジタルをどう活用するか。本当に自分らにあるような考え方じゃなくて、ここは優しく使えるデジタル、当然ここは事業的に地域経済に結びつくデジタルとか、いろんな形で多元的に考えてくれるという部分で、今町長のほうから職員に対してそういう呼びかけがあり、行動という部分が説明されたと認識しています。僕はそういうことが一番大事な、やっぱりデジタルに進む基礎だと思っていますし、その中で小さな形でもいいですから、体系プラスアルファ、やっぱりある程度見える化している。一番大事なのは、国の交付金という部分、いろいろ今対応しています大きなやっぱりお金、国からいただいている中で基盤づくりとかお試しとか、いろんなチャレンジしていますけれども、これいざとなったら、これから日本中がやっぱりそういう動きになるというのは間違いありませんから、国の財政の出し方もやっぱりかなり厳しくなってくる、これは脱炭素言っているゼロカーボンについても、やっぱりそういう先行地域ですけれども、だんだん厳しくなってきていると同じような形。今回もデジタルでやっぱり国のほうで、町がやる仕事については、ちょっとお金出しづらいとか、やっぱりそういう部分がたくさんありますから、これからは一般財源でどうこのまちづくりをしていくか、デジタルとの関係を含めたまちづくりをしていくか、これ非常に大切なことだと思いますので、ちょっと時間ありませんけれども、最後に町長の考え方、概略だけよろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
大事な財源の話が出てきました。まずは、総合的には、デジタル社会を目指すというのはやっぱり国の大きな流れ、方針だというふうに思っています。そのようなことを考えると、インフラ関係の整備については、国がしっかりこれは整備をすべきだというのが、町長の基本的な考え方であります。今回、役場庁舎の関係、これ役場だから役場の責任においてやりなさいと、これは役場庁舎の建築においてもそうなんですけれども、そういう考え方が国の中にある。今まではそうだった。今でもそうかも分かりません。でも、町長としては、これはやっぱりおかしいなと思っています。庁舎の今の脱炭素に向き合う、あるいはそこで省エネが必要になってきたり、あるいはデジタルがそこに必要になってくる。そうしたときに、今国が大きな流れとしていますカーボンニュートラルをやる、率先してそれをやる。それは単に役場職員ということでなくて事業所のモデルにもなっていくべきだと、こういうふうに認識していますから、困難であるけれども、そのようなことを常に訴えさせていただいております。それから、今まだまだ高い、自動運転バスも量販しておりませんから、今国からの100%補助でやっているあの自動運転バスは、5,000万円ぐらいするわけです。これなんか普及するはずがないんです。全国に1台5,000万円の車なんて、採算取れるわけでもない、これ無理なんです。ただ、量販されていくためには、いかにそれが一般化に横展開がされていって、それが安くなる、こういうことだろうと思う。物の始まりは、そういうことから始まるんだろうというふうに思っていますが、多分運転手不足になるということと、需要があるとすると、そこにはある程度のビジネスが起きて自動運転バスの産業もそこになってくると。であれば、1,000万円以下の車だとか、このようなことになってきたときにどんと広がっていくんでないだろうかというふうに思っています。そのときに5,000万円のものをまた町が買うかと、こんなことはあり得ないと、こういうことはできない。今でもコミュニティバスとそれから自動運転バスと、走るルートも違いますし、いろんな条件が違ってきます。これが組み合わせて、一番いい方法は何なのかということを模索しているのも、一つ大きな今の調整なんだと。自動運転バスだと、この路線だけだったら機械的にどんどん行くから運転手いなくてもいいねと。でも、少し遠いところだったら、このスピードだと時間かかってどうもならないというようなことだとか、こういったことを組み合わせながら最適なルートを決めていくと。これはドローンの関係でもそうだと。物流の問題で、もはやもう運転手がいなくなって、大手の運輸会社も北海道がある意味では赤字路線、特に農村地帯なんてのは大きな赤字になる。それを補填するためにどうしたらいいのかというようなことと、今の2024年問題の運転手不足、これを解決するために、農村にいたら物が来ないなんてなったら、やっぱりこれは住めない町になっちゃう。そういうところで、陸送の配送と、それからドローンでやる応援と、こういったことを組み合わせて、その物流の問題というものを解決したらどうだと、これも今取り組んでいる上士幌のそういう状況であります。この間、デジタル大臣が来ました。今回不採択になった話もさせていただきました。そこだけ見ると、多分そこだけ抽出してみると、やっぱりこれ役場だけの問題だと、審査員はそういう判断をしたんだろうと。でも、そのときに訴えましたけれども、そうではなくて、今まで特にデジタルというのは、僕は2002年からもう具体的にずっと今まで来ていると思っていますけれども、いわゆる都市と地方の距離を縮めることはできないけれども、時間軸を縮めること、これはデジタルだと、それが過疎対策や物流の関係でも大きな役割を果たすというようなことでずっと今までやってきたつもりでいますが、そういう全体の流れだとか、それから、今まで話した医療だとか介護だとか観光だとか、様々なものに取り組んでいる、ドローンもそう、自動運転バスもそう。こういった中の今役場の今いろんなインフラ整備をしていかんきゃならない、それが最終的に住民サービスにつながっていくんだという話をさせていただきました。どうなるか分かりませんけれども、いい問題提起はしたなと、こんなふうに思っています。まだまだ国としては予算投資すべきところはあると、町が抱え込んでやれるような状況でないと。町も国のお金だからできるんであって、町単独ではとてもとてもできない。でも、そういう何もできなかったら、やっぱり地方がもっともっと大変な状況になるという、こういうこともありますから、ぜひデジタル化してほしいなというふうに思う一方では、それは国としてインフラはちゃんとやらなきゃならない。あと、アプリケーションのそれぞれの地域特性のソフトについては、それぞれの地域によって、農業のところではスマート農業に関するものだとか、あるいは漁業であれば漁業に関するものだとか、こういったものは個別の課題としてあるんだろうなと。こんなふうに今考えておりますので、総合的なこと、それから経済的な側面、いろんなことの側面を考えながら、今の事業なり、いわゆる国のほうの事業に手を挙げさせていただいているということであります。時間がなくなったので、また何かあったら個別にでもお話をしたいと思いますけれども、答弁とさせていただきます。ありがとうございます。