上士幌町議会 令和4年第6回定例会 2022年9月6日
(1)高齢者、障がい者などに優しい「医療科目」の拡充とその支援について/(2)上士幌高校の存続とまちづくりとの連携による新たな学科について
2022年9月6日、上士幌町議会の一般質問で、江波戸明議員が「高齢者、障がい者などに優しい「医療科目」の拡充とその支援について」「上士幌高校の存続とまちづくりとの連携による新たな学科について」について質問し、町長 竹中貢が答弁しました。
- 質問者
- 江波戸明 議員
- 答弁者
- 町長 竹中貢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 8番 江波戸明
高齢者、障がい者などに優しい「医療科目」の拡充とその支援について。まちづくりの基本は、行政が常に住民等の声に耳を傾け、そのことにより住民が安心して暮らしているという実感を持つことです。現状、行政の財政力や人材力は限界があり、住民からの意見や要望等の全てを取り入れることは不可能なことです。しかし、その中でも優先し、取り上げなくてはならない事案として、住民の安全と健康を守るべき医療は、住民の声を優先する重要な課題となっています。地元の医療機関は、緊急な疾病対応や日常の定期健診等に対応し、その任の役割に取り組んでいます。十勝管内の医療関係機関を見渡しますと、1市16町2村において、事業主体が民間、公共などによる医療機関がありますが、その中でも13町村において各自治体が自らの医療機関を備え、住民に対する医療環境の充実に向け、その体制を整えています。特に、今日は地域における高齢化医療対策として、「かかりつけ医」機能の重要性や、「専門医療科目」に対応できる診療体制が注目されているところです。我が町においては、医師確保対策事業、医療機関支援対策事業、医療施設等支援対策事業などによる町の支援事業がありますが、これらの事業活用を含め、各医療機関においては、町民に向け医療体制の充実に努力しているところであります。しかし、その状況においても、町内に未設置の専門診療科目等については町外の医療機関で受診をせざるを得ません。さきの「上士幌町三愛計画」に高齢者の人口の推移が、令和7年度は高齢者比率37.5%、うち後期高齢者比率22.26%と示されています。町外への交通利用に対する助成制度はありますが、それらの交通機関利用が様々な理由で困難な住民が増加する傾向にあるところです。第6期上士幌町総合計画における医療部門の町民アンケート調査においても、町の「医療環境の取組」は住民の満足度が低く、医療改善への取組に対する重要度は非常に高く示されています。その中でも、医療体制に係る具体的な課題とその対策として、「専門医療科目の配置」要望が住民から示されています。そのような背景を踏まえ、町が民間医療施設に対し積極的な支援と要請を行い、各種専門診療科目の定期的な出張診療の実現ができる体制を整えることについて質問いたします。引き続き、上士幌高校の存続とまちづくりとの連携による新たな学科について。地元に高校があることは、教育の連続性、また、まちづくりのための人材育成の中核として必要なことと言われてきました。町は、上士幌高校の存続に関する危機感を持ち、平成5年度から多くの町民の協力と支援をいただき「上士幌高校振興会」を設立し、高校存続の核として、今日まで生徒募集に対応してきました。しかし、時代の背景は、少子高齢化の進行や地域経済等の変化の中、本町はもとより十勝全体の人口の減少が進み、特に児童・生徒の減少が顕著に進みました。また、高校の在り方も変貌し、十勝管内においては「十勝学区高校配置計画」に基づき、特に普通学科を持つ学校を中心に、高校設置の廃止、学級減、統廃合などが加速度的に進んできました。上士幌高校は、普通科2間口維持を前提に、振興会による生徒募集対策として、学校生活等に係る支援や特色ある学校のPRを強化し、2間口の維持に対応しています。しかし、本町の児童・生徒に係る今後の推移や十勝管内全体の児童・生徒推移を見た場合、上士幌高校の2間口維持については、様々な課題が見え始めています。第6期上士幌町総合計画の町民アンケートに、「上士幌高校に対する地元中学校からの進学率」について質問があり、町は進学率50%を事業目標とし、魅力ある高校を目指し見直しの検討をしていると回答していますが、この地元中学校からの進学率の低さも課題となります。一方、文部科学省は中央教育審議会において、全国の70%を占める普通科高校の在り方を審議し、高等学校における普通科改革「普通科教育を主とする学科の弾力化」について、普通教育を主とする学科とし、普通科以外の学科を設置可能とする方針を示し、この経過を踏まえて道教委は、令和5年度道立高等学校入学者選抜における改善の基本方針として、道内はもとより「道外からの入学者の受入れの拡大」を示しました。このことについて、我が町のSDGs、ゼロカーボンなどの先行的なまちづくりの推進と併せ、上士幌高校に対し、これからのまちづくりとの連携を特色とした学科を取り入れるか否かの検討は急務です。上士幌高校存続における普通科以外の学科の設置と、このことに係る積極的な支援について、町長の考え方を伺います。
答弁 町長 竹中貢
高齢者、障がい者などに優しい「医療科目」の充実とその支援について、江波戸議員のご質問にお答えいたします。町民の安全と健康を守る医療は、最優先の課題と認識しており、第6期上士幌町総合計画においても安心して受診できる医療体制の維持、充実を基本方針とし、現在も町内の医療施設の整備と医療機能の充実に向けた支援として、「地域医療振興対策事業」を実施しております。具体的には、全国的な医師不足や働き方改革に対応した医療機能の充実を図るため、令和3年度より上士幌クリニックへの補助金の増額や、土日、休日の救急診療に対応するため、新たに宿直派遣医師確保へ財政支援するとともに、医師確保対策として町内2医療施設へ支援を行ってきております。また、上士幌クリニックに対しては、既存補助要綱に基づき、診療事務の効率化による患者の待ち時間の短縮、また、必要時には、北斗病院とのカルテの連携を図り、医療の安全と質の向上等の効果が期待される、「電子カルテ」導入に係る経費への支援を、今議会会期中の委員会でお示しさせていただいた上、議会最終日に補正予算を提案させていただく予定でおります。このように、町としても様々な支援を行うことで、町内医療機関におかれましては、限られた医療体制の中でも町民に一番身近にある病院として、内科を中心にしながらも、総合医的に患者さんの医療相談などに丁寧に対応していただいております。また、日常的な診療を担いつつ、土日、休日も含めた一時救急対応、終末期の医療を含めた訪問診療や訪問看護、介護保険施設の嘱託医としての診療、町の事業である予防接種や健診業務等、広域にわたる医療、保健、福祉体制を医療機関のご協力の下、維持しております。次に、町内にない特定の専門診療科の受診については、町外の医療機関を受診せざるを得ませんが、専門外の治療については、医師から近隣の病院を紹介していただいており、移動支援としては、三愛介護サービスの通院サービスや、社会福祉協議会の福祉有償運送サービスの事業を行い、心身にかかる負担や経済的負担の軽減に努めているところであります。また、議員ご指摘のとおり、総合計画策定における町民アンケートの結果では、病院などの医療環境についての重要性が指摘されており、まちづくり委員会からの提案でも、医療体制の整備として病院または特定診療科目の誘致、週1回程度の出張診療の実現や、ICT活用のオンライン診療等が示されているところであります。しかしながら、管内都市部の病院においても医師不足により、出張診療においては医師確保が難しい現状であることや、診療に必要なスペースや機材の確保等の解決すべき問題が多々あること、実際に受診される患者数など総合的に判断される際は、様々な観点から検討すべきものと考えております。一方、ICTによる医療サービスの充実につきましては、カルテの共有化やオンライン診療の体制整備、スマホによる待ち時間の把握など、今日的にはデジタル化への対応が、都市と地方の医療格差の是正や地域医療の向上につながるものと認識しており、そのための環境整備に取り組んでまいりたいと考えております。さらに、このような中、昨年度新たに町内で、助産院が町の創業促進支援事業を活用し開設されました。このことにより町内で妊娠から出産、さらに産後までの周産期の相談対応が行われることや、必要に応じ病院への紹介は、妊産婦の不安の解消につながると期待しております。次に、上士幌高校の存続とまちづくりとの連携による新たな学科についてであります。上士幌高校は、地域の未来の担い手として、地域に貢献できる人材を育成するとともに、地域コミュニティー拠点としての機能を有しており、本町のまちづくりに大きく寄与する極めて重要な役割を担っていると認識しております。現在、上士幌高校の魅力化振興策の取組として、上士幌高校振興会による入学準備や通学、さらに修学旅行や部活動等に要する経費の補助を行い、魅力ある学校づくりを支援してきております。また、教育委員会では、地域協働専門員や子育て世代包括支援センター職員等を派遣して、地域社会とつながる人材育成の支援に努めていると承知しております。こうした継続的な取組により、平成22年度に一度2間口の定員が1間口に再編となりましたが、その後12年間は2間口が維持されてきております。今年の4月現在、道内公立学校は222校で、普通科高校における2間口校は15校、1間口校は35校と年々小規模化が進んでおります。このことは、少子化による中卒者の減少や、それに伴う都市部への流出、さらに進路選択の多様性が背景にあると考えます。十勝学区の中卒者の見込みは、特に令和7年度から8年度にかけて、帯広市と北部3町の中卒者数が約70名減少する見込みであることを考えると、帯広、音更、士幌町からの入学者が約8割を占める上士幌高校にとっては、厳しい状況が続くことが予想されます。また、地元中学校から上士幌高校への入学は、直近5か年の平均でも19%であり、第Ⅱ期上士幌町総合戦略の目標値である50%以上を下回っております。こうした中、本年3月、北海道教育委員会から、一般入学者選抜における出願変更の条件緩和や道外からの入学者の受入れ拡大について示され、地域の将来を支える人材を育成することを狙いとした系統的な学びや下宿など、地域が責任を持てる環境が整えば受入れが可能となりました。このため、現在、教育委員会では、上士幌高校振興会と連携する教育魅力化ワーキンググループにおいて、道外からの受入れによる多様な効果、下宿等、地域の受入れ環境について検討していると承知しております。高校の学科は、普通科、専門学科、総合学科の3つに分けられますが、文部科学省が普通科の弾力化を図り新学科の設置を可能としたのは、新しい枠組みによる進路選択の実現や、地方創生に資する高等学校改革を求めたものと認識しております。本町といたしましては、SDGsの推進や脱カーボンの達成は重要な施策であり、このためには、持続可能な未来社会の担い手として、時代を牽引する人材の育成は必要不可欠であり、上士幌高校の人材育成に期待を寄せているところであります。今後も、企業や大学等との連携協働や、ICTにおける豊かなオンライン環境を駆使した個別最適な学びなど、上士幌高校の持つ可能性を道内外に発信できる魅力や、多様な仕組みづくりについても、教育委員会や関係機関と連携を取りながら支援してまいりたいと考えております。以上でございます。
再質問 8番 江波戸明
改めて再質問になりますが、回答の中に、これからの部分については、様々な観点から検討すべきものというふうに認識していますから、全くこの問題については、町としては見放しているわけではなくて、何らかの形で取り組みたいという認識かというふうに認識しております。そんなことを含めて、答弁書のとおり、医療環境の確保は最優先の課題と認識されているというふうに認識しております。医療法の定め、これについても、国民は良質な、適切な医療の効果的な提供、こういうことをしっかりしていくという部分でありますから、本当に国民生活の中では、この医療の在り方については非常に大きな要素かと常に認識しておりますし、当然地方自治体を含めて、医療を適切に受けるよう努力しなくてはならないという形になっています。そんなことで、管内で1市16町2村の医療機関においては、公的医療がなくて、民間による運営は1市5町であります。状況として、帯広市、音更、幕別、また清水、そして新得とありますが、うち帯広から含めて清水等に至っては、かなり大規模な総合的な医療機関があるという部分で、公的な部分よりもその大型の、例えば清水の日赤病院等を含めて、大型のものがやっぱり安定したという部分で、行政があえて対応しなくてもいいという環境ですけれども、あと、新得については、中規模なクリニックが2つほどあると。本町と関係している北斗系統もありますけれども、最後に上士幌が2つのクリニックという形で、これが民間で賄っている1市19村の実態だというふうに認識しております。そんな意味で、本町は他町村と比較して、公共医療施設の面から見ると、やはり基本的には民間主体型の医療機関であるという、医療対応であるというふうに認識しております。ただほかの、町長は管内の部分についても情報があるかと思いますけれども、医師の数とか診療科目とか、こんなことを含めて、管内の医療機関、市町村別の医療機関と比べて、本町と状況を含めて、医療機関の医療編成をどのように捉えているかなという部分についてちょっとお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
上士幌町は、突然民間ということではなくて、歴史的な流れの中で、民間がここの医療を担ってきたということでございます。それは、その時々の事情があって行われてきたというふうに思っていますが、結果として民間の医療機関のほうであると。それから、そうでないところは国保病院を持っているというようなことがあるというふうに思いますけれども、決して国保病院があって、そこが優れていると、いろんな面で優れていることだと、そういうことではなくて、ここはこことしての住民の医療を受ける、医療に対するサービスをしっかりと担っていただいていると、地域医療を担っていただいていると、そういうふうに考えております。そのために、町としても、いわゆる公共性があるということから、物心両面にわたっての支援を講じているということであります。町としては、これはどこの病院もそうですけれども、特に小規模自治体の病院としては、医師の確保の問題、それから今言った診療科の問題だとか、抱えている課題というのは全く変わらないものというふうに思っております。国保病院だから特別優れた医療行為ができているかというと、小規模自治体の規模によっては、やっぱり医師の問題というものもありますし、総合病院というのもそうそう簡単でないということであります。上士幌町においては、第二次医療といいますか、総合病院としての北斗病院との系列があるということでは、そことの連携の中で診療関係のネットワーク化だとか、あるいは診療に当たっても、その辺のスピーディーさだとか、そういった面でのある程度信頼関係を構築されているということもありますし、第三次医療圏としては、特需に対しては、厚生病院ともつながっているということで、そういった総合的な観点の中で、ここはこことしてのクリニックの役割はしっかり果たしていただいているものだと思っておりますし、これからも必要な支援は、地域を守るという観点から、あればそれはしっかりとやっていきたいというふうに思っています。
再質問 8番 江波戸明
基本的な部分に、町長が言われるように、本町の歴史を見ても、私、ここでずっと生まれ育っていますから、本当に民間病院の大切さといいますか、そういうものは本当に重々理解しております。何らかの形で、当時よりも今度は精密な検査とか、科目によっては本当に本町でできないものとか、きっとこういうことがあると思いますけれども、僕は一番まず大事なのは、地域で最低限のブロックするべき医療という部分については、かかりつけ医という立場だというふうに思います。そういう意味では、健康に関する何でも相談ができたり、必要なときには専門的な病院を紹介してくれたとか、これは先ほど来の答弁の中にありますけれども、そういう機関に頼れる医師として、本当に今、2つのクリニックについては、本当にすごく身近に対応してくれているなと。本当にまさしくかかりつけ、命としての役割はもう十分以上にやってくれているなというふうに認識しています。ただ、その中に、やはりこれから町村によって、今、町長からありましたように、国保病院系統はかなり管内は多いです。その中でもやっぱりかなり大きな格差があるというのも否めないところでありますから、例えば大きな診療科を持っている、当然士幌については6個ほどの診療科があったり、あと広尾については10近くあったり、池田もやっぱり通院、定期的な、まあ不定期な部分もありますけれども、やっぱり大きく10以上あったり、足寄についてもやっぱりそういう、当然芽室、大樹、鹿追についても、通院という形も含めて、医者の対応を含めて、かなりきめ細かくやっているなと思います。ただ、どうしても今、町長が言うように、医師の確保とか財政的な部分とか、地域的な部分とか含めて、まだ対応できていないという部分はありますけれども、大体の部分については、いろんな形で努力しているなという部分がありますから、本町についてもこれからの検討の中では、やはり今後対応していく課題の一つとして、先の総合計画の医療、この変化の部分について、まとめている部分については、まちづくり委員会がこれをまとめたわけでありますが、その中にも過半数ぐらいの町職員も入っています。これは若手の町職員がほとんどですけれども、その中のまとめでは、町内に特定の診療科がなく、専門性のある医療が受けにくい。こんなことから、定期的な出張診療、こんなことも大事だという部分がありますし、先ほど改めて提案されるというふうな形で聞いた部分では、今回の委員会で出すという部分では、ICTによる科としたオンラインの診療、こればかりで、診療というところまでいっていませんけれども、これは取りあえずは事務的な取扱い等を含めて、当然そういう時代は来るんだろうなというふうに認識しております。そんな意味で、健康に対する総合計画では、満足度なり重要度、10年前と比較しています。全部がほとんどそういう形で、表で比較していますけれども、一番気になったのが、この格差が一番大きかったのが、僕は医療関係だというふうに認識しています。非常に医療関係は、改善点、満足度も大きく低下しているんですけれども、なぜやっぱりこういうふうになってきたのかなと。かかりつけ医とかその部分については、当然僕は充実していると思いますけれども、町民の医療に関する要望や意見を踏まえて、重要な課題について町長はどのように捉えて感じているのかなと、こんなことについて、町長の考え方について、この段階で伺っておきたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
今、お話の中にもありましたけれども、様々な疾病に対しての対応をできる診療科が少ないというのは、これは一つあるだろうというふうに思っております。一方では、実態としては、地元のクリニックに受診をされる町民が少ない。これはここに限らず、国保病院なんかもそうですけれども、3割台とか、あとは7割が町外なり、あるいは専門病院にかかっているというふうなことがありますけれども、そのところの小児科がないだとか、産婦人科がないだとか、困ったときにすぐ対応できる状況にないということに対する不安というのが、この結果の一つなんだろうなというふうに思っております。であれば、じゃ、それをすぐ解決できるのかということになりますけれども、言ったように、この答弁書にもありますけれども、医師の問題や、あるいは病院の施設そのものが、手術をできるような病院の基盤になっていないというようなこと等々が、現状としてあるということに対しての不安だと、そんなふうに思っています。将来的なことも含めてでありますけれども、この置かれた状況下の中で、町としてやっぱりその不安を解消するためには、何かあったときに必要な病院に速やかにかかることができると、こういう体制をつくることが、一つ大事なことではないのかなというふうに思っております。そのためには、まずはかかりつけ、ここの病院が、先生方、そういった役割を果たしていただいて、初期診療のそれぞれの不安に対して、問診の中等々で答えていただいているというふうに思いますけれども、その関係がより深まっていくような、そのようなことも、これは大事なことだというふうに思っております。その上で、救急搬送、場合によってはそのようなことも出てくるかも分かりませんし、あるいは専門家を紹介していただく。こういったことも、今まで以上にそういったかかりつけの先生方、地元の先生方との、地元住民との、安心して受診ができるような、こういった関係が、今までもやっていただいておりますけれども、さらにそういったことが、一つには対面の関係で求められることなのかというふうに思っています。今年になって新しい先生も来られましたけれども、そういう視点で新しい先生についても、話の中でも新たな社会、いわゆるデジタル化に対応できるような、そのようなことも整備しながら、住民の診療にしっかり応えていきたいというようなお話もされておりましたので、そういうところもこれから必要になってくるのではないだろうかなというふうに思いますが、いずれにしても、今、指摘の様々な診療科がないということが、一つ大きな要因だと思います。では、それをどう解決するかということが、これからの課題になるということは、ここ述べていることでもありますし、そのためには新たな時代の様々な社会の変化に対応したような医療システムなり、あるいはオンライン等々のこういった整備を、いち早く環境を整えていくということが大切ではないだろうかなと、こう考えています。
再質問 8番 江波戸明
かなり実情に合ったような町長の考え方ということが、今、示されたと認識しておりますが、最近の町外での診療の傾向の部分について、今年の5月、1か月間の国保の保険加入者の町内外の受診に対する数ですけれども、これは1年にしたらかなり大きくなりますけれども、やはりどのような病院で診ているかというと、管内を含めてだという認識をしていますけれども、統計的に具体的な内容がちょっと不十分ですけれども、114施設あるんです。まあ病院ということです。それから、受診回数が町外含めて1,593件、うち町内が280件。これは17.6%、全体で見て。それから、町外が1,313件で、82.4%という形で、これは5月の1か月ですから、いろんな季節的な部分もあるかと思いますけれども、やはり多く、8割程度が町外受診者かなという数字がここで見えてきます。ただ、年間についても、これからまた数字を上げてほしいなと思っていますけれども、うち本町については、標榜科目である内科と整形外科です。これはクリニックですけれども、ほかに町外で多いのは、当然内科とかそういう外科という部分はありますけれども、基本的に多いのは整形科、皮膚科、眼科、耳鼻科、これはかなりのパーセントで、やはり外来、町外で受診しているなというふうに思っています。こんなことで、やはり逆に言えば、総合計画にあったように、やはりこの全ての科目をという部分はありませんけれども、出張医なり月に1回、2回とか、定期的な診療を受けながら、より専門的なところと連携するような、やっぱり疾病といいますか、そういう状況を持っている町民も結構多いのかなと認識しています。もう一つ、町外ということになりますと、やっぱり足の問題とか、そういう部分も当然出てくると思いますから、この部分について、本町の通院サービス、三愛介護サービスなどの通院サービスについては、タクシー利用という部分があります。これについても、町長の努力と力添えで、市街地の方が平成29年から一定程度クリアできれば使えたり、それから、歯科・歯医者の部分についても、2年度から、一昨年ですか、使えるようになってきたという部分で、3年度の通院サービスについては、町内で1,141名、町の負担が54万でした。町外が300人という形で、先ほどと逆転した数字といいますか、町外の診療が8割という形でありますけれども、このサービスを使う人が減ってきているというのは、やっぱり自分で行ったり、これはほかの保険を使っている方はまだまだたくさんいますから、それ以上の数字があるかと思いますけれども、町の負担が266万の通院サービスという形で対応させてもらっていますけれども、大方自分で行ったり、バスを利用したり、乗り合いで行ったり、そんなことがあると思いますけれども、今後こういう部分について、我々団塊の世代も含めて結構足の確保が難しい時代が来るのかなと認識しております。こんなことを含めて、やはり一定程度、基礎として、この本町においても一定程度は専門家の定期健診体制ができても、必要でないかなと思いますし、それを受けて、高齢化の対応として、先ほど言った眼科なり、皮膚科、耳鼻科、こんなところが何らかの形で月1、月2含めてあれば、町民としてもかなり心労とか時間の問題とか、それから足の問題を含めて、安心した町の一つの攻め方かなと、まあ政策といいますか、そういうことになるかと思いますけれども、この専門診療科への定期的診察環境、これはつくるという部分については、検討するということでありますけれども、もうちょっとこの実態を理解してもらって、ぜひもう一度これについて、町長の考え方を確認させてください。
答弁 町長 竹中貢
いわゆる従来に増して、町外の受診者が増えているということ。これは、今、先ほど話があったように、20%を切っているということです。これを30%、40%というところに、果たして原始的にその対策としてどんなことが考えられるのか。なかなか難しいことだなと。これは、ここに限らず、多分地域医療を担っているところはもうほぼそういった状況にあって、ほとんど帯広近郊のほうに行っているということだというふうに思います。いわゆるここから通っている人方が、例えば眼科であれば、1か所のところに通っているのであれば、それはそれとして、そこのパイプがつながる可能性があるというふうに思いますけれども、それぞれその前に、大体は手術だとかそういったことでその病院との深い信頼関係があって、定期的に診察に行くというケースがかなり多いのではないだろうかなと、そう思っております。これは眼科にせよ、整形にせよ、それぞれがたくさんある中で選んでいると。特にここには手術ができる状況にございませんから、手術をしたとすると、その手術の結果が次にどのように患者さんに影響を及ぼしているのか、改善しているのか、あるいは現状のままなのか、悪化しているのか。これはその一連のカルテ、お医者さんとの関係がしっかり確立されているということを考えると、眼科の誰かが来たら、それでそこに行くかということを考えると、これもまあそう簡単でないだろうなと。そもそも少ない、必要だということでありますけれども、それはそのとおりでありますけれども、その数については、多分内科だとかから見れば、かなり圧倒的に少ないんだろうというふうに思います。さらに、それにお医者さんとの手術の関係で、病院との関係ができている中で、じゃ、どこどこのお医者さんが来てもらったら、安心してまた皆さんに来てもらえるのかと。これもそう簡単でない。来ても、やっぱり今まで通っているところに行くというのが、大分かなり心情的にその流れのほうに行くのではないかという推察をするのです。私はそのように考えているところであります。であれば、2つ目、2つありましたけれども、通院の環境をどう整えるかと、この辺あたりが非常に大事なポイントになってくると。このサービスについては、多分これまで以上に使われるようになっていくことだろうと、免許証の返納ということになれば、そういったことにもなっていくだろうというふうに考えるときに、今、行っている社会福祉協議会に委託している事業と、それからタクシーの事業があります。それから、一般でバスを使って行くということもあるかと思いますけれども、そういう足の確保というのが、本当は地元の患者さんといいますか、通院している人にとって、一番求めているところでないのかなと。診療科、どこかの何科の先生が来たから、じゃ、今まで行っているところをやめて、こちらのほうに来るかといったときには、そうはいかないというような気がします。というのも、今、お話がありましたここの内科の先生と、今は循環器の先生だというふうに聞いていますけれども、内科の受診率にしても、それは全体の内科の受診、外来の、他市町村に行くところと比較しても、やっぱりよそのほうに行っている割合というのは多いわけです。それも、多分いろんな人方が、内科の手術を受けたのだとすれば、やっぱりそこのところに行かざるを得ないという、この関係が、やっぱり安心につながっていっているところだろうと、こんなふうに思うと、適確に自分が行きたいときに、どう行ける環境にあるのか。あるいは何かあったときに、その専門医とどうつながるのかと、こういうシステムをつくることが、やっぱり大事でないのかなというような気がしているんです。ですから、1つや2つの皮膚科、あるいは眼科、時々来てもらって、それで果たして充足されるのか。そして、もう一つは、それにどれだけの経費がかかるのかというようなこと等も考えると、やっぱり相当慎重に考えて、患者さんが求めているもの、それが何なのかということを改めて熟慮して、まさに考える必要があるのではないだろうかなと、こう思っておりますので、検討しますということをお話しさせていただいていますけれども、だからといって、それは診療科をここに誘致することに精力を傾けるのがいいのかどうかというのも疑問だなと、今、そういう思いであります。
再質問 8番 江波戸明
確かに町長が言うように、これは非常にしんどい仕事かなと思いますし、やっぱりいろいろな調査をしながら決断しないとならん部分かなというふうに認識しています。ただ、手術するとかそういう部分とちょっと違って、定時のかかりつけ医的な診療というのは、やっぱりこの出張診療の一つの特色だと思います。ちょっと目の調子が悪いんだがとか、耳がとかその程度で、それ以降はやっぱり個人の病院の選択制というのは個人に任されますし、当然かかりつけの地域の医者のお話を聞きながら対応するという部分がありますから、そういう本当にかかりつけプラスアルファの専門医的な部分、やっぱりこれも必要だというふうに認識していますので、まだ検討という部分もあまり低くしないで、もうちょっと上げていただければすごくありがたいと町民も感じますから、その点よろしくお願いできればと思いますし、基本として、こんなこの辺を持っている部分については、士幌、広尾、浦幌、足寄、芽室、これは常設して、基本的にある程度の専門の診療科を持っていますし、出張で定期的にしているのが池田、本別、大樹、鹿追。そんなことを含めて、これからのこの辺の出張的な医者のカバーリング、こんなことが、これから本当に高齢化を迎える中では、かかりつけ医的な、やっぱり科目別の初期診療、こんなことも大事だというふうに認識していますから、その範囲が僕は求める部分だというふうに認識していますので、この点についてよろしくお願いしたいと思いますし、あわせまして、やはりこれからの医療というのは、かなり大きな課題として出てくると思いますけれども、この医療を守っていく財源の確保、こういう部分を含めて、これからは地域環境流通を含めた財源、目的、基金の創設、こんなことも、これから将来考えていく時代に入るのかなと思います。これから財政、町がいつまでも裕福だということもありませんし、現状がやっぱり厳しい中で、やはりその辺は何らかの形で残していくと、この財源を使って頑張っていくぞという、そういうこともあるのが基金の一つかと思いますから、そこら辺も含めて、これは回答は要りませんけれども、そんなことを含めて、ぜひ医療に充実したまちづくりをお願いしたいと思いますので、総括的にまたこのことについて、町長の考え方を確認したいと思います。
答弁 町長 竹中貢
今、改めて専門診療科についての押さえ方を聞かさせていただきました。専門的な視点だけで治療するということではなくて、初期段階の様々な相談に乗っていただけるような、そういった体制も必要だということだというふうに受け止めましたので、それはクリニック等とも相談しながら、専門医と言いながらも複数の科目について見識のある、そういった人方のお力を借りるなんていうこともあるかも分かりません。あるいは総合医としていろいろな相談に乗っていただけるような、そういった先生の紹介等々をいただくと、このようなことは検討の範疇としてお伝えさせていただきたいなと、そんなふうに思います。いずれにしても、町民が安心して、困ったときに直ちに対応できる、その体制は、やっぱりしっかりと、困難はあっても築き上げていくということが、これは極めて大事なことだということをお話しさをせていただきたいと思います。
再質問 8番 江波戸明
次に、上士幌高校の関係になります。上士幌高校は、平成5年度に、学級数の確保を含めて、町民の理解を得ながら上士幌高等学校振興会という形で、ずっと長年、四半世紀の期間にわたって支援してきています。ただ、今日、やっぱり厳しい状況については、もうその当時以上に人口減、特に少子化の問題、それから、いろんな意味で道の考え方、学校、高校教育の在り方、こんなことを含めて時代が変化してきたところでありますが、その中で、町長が本当に努力してもらった中で、当時、国として改革を求めた方法として、特区を設けて、例えば上士幌高校に道外から入らないか、入れてくれないかとか、ですから、やっぱりかたくなに道教委はこれを難しいと、道民の金を使って、県外の人までは養えないとは言いませんでしたけれども、それに近い言葉でこれに実現できるかとありました。ところが文科が、令和2年度7月からワーキングチームをつくって、普通科の在り方、これについて検討を始めました。そして、3年、昨年度の3月31日に、法の規制改革の一つとして、これは法改定です。少し普通科の在り方については、3つの部分に分けて、その中でまた地域と連携していくような高校づくりもあっていいだろうという部分が出てきました。私はやっぱりそういう意味では、普通科高校でも、そういう傾向と対策という部分は、やっぱりちょっとあちこちも含めてやってきたと思いますけれども、今の高校振興について、財政負担しながら、やっぱり一つは守っていくという部分プラスアルファ地域づくりの中でいろんな子供たちがより交わってもらう。また、特に道外から来る子供たち、本町を知ってもらいながら、ここで生活してもらいながら、いろんな意味でそういう取組を必要とするという、よく使う言葉では、関係人口という部分もありますけれども、こういう部分の一つの方策になるんだなと認識しながら、今年の3月十何日でしたか、道教委は、4つのカテゴリーの中の一つとして、道外からの子供を受け入れてもいいですよという部分。ただ、それはやっぱり地域との共有した連携が必要だという認識も含めて、そのような形で受入れが可能ですという部分になってきています。それで、早速、当然文科の、平成3年度に方針を出していますから、道教委も検討した中で、早速大樹町が、地域の産業との結びつき、いわゆる宇宙の関係についてを一つのキーワードとしながら、それから鹿追町が国際的なツール、それからまた、地域のジオパーク的なツールを含めて、そういうことを含めて、一つは新しい学科に向けたことを、これは実施されるのは、今年の本当は4月1日からの実施ですけれども、来年、道教委は令和5年度をもって対応するというふうに認識しています。そんな中で、早速手を挙げながら、これをどういうふうに対応していくかという部分があります。ただ、これで、いろんな庁内議論の中でも、またこういうふうに教育委員会を中心としたワーキングチームをつくるというふうに回答がありました。その中でも、やはりこれは、きっと町長の大きな判断がないとできないことかなと私は認識しています。ということは、非常に受入れするとしたら、一定程度まちづくりとどうリンクしていくか。そのために、受け入れるために、施設と、それからその管理にどのような財源が必要になってくるかとか、これは、上士幌高校の校長といえども、また教育委員会の中でもなかなか難しいことでありますから、その大枠を、まず、町長、どう判断するかによって、きっとこの在り方、そしてこのまちづくりと高校と、それをまさにリンクできる一つの実践例として、これは、僕は一つの面白いでなくて、実際的な取組になるのではないかというふうに認識していますので、まず1点目、この点について、町長の確認をしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
とにかく人口減少、中でも少子化というのは、かなり勢いを増しているということで、質問にも、あるいは答弁の中にも書かさせていただいておりますけれども、この先も増える予想というのは少ないということであります。そういった意味では、教育改革、学校編成の総合改革も、今、緊急性を求められているというふうに思います。そこで、文科省あるいは道教委も、そういう社会的な背景を基に、新たな変革・改革を提示してきているというふうに思います。この学校でありますけれども、やっぱり地域にとって学校は極めてこれまた大切な意味を持っているということです。義務教育、それから高校教育もありますけれども、いずれにしても人材育成というのは、その時代を担っていくということでありますから、その人材の育成の場がここから消えていく。あるいは若者の優秀な活力を、ここから消えていくというのは、ある意味では光が消えていくような、そのように考えたいというふうに思っております。そういった意味では、学校の存続、学校の維持というのは、どのような形にせよ、それはしっかり残していって、そこで子供たちが成長していくという環境はつくっていく必要があるというふうに考えます。それで、そういった前提の中でありますけれども、やっぱり今まで二間口を前提にやってきておりますけれども、その人口減少を考えると、その中で二間口として生き延びていくというのは、極めて大変なことだなと。よほど特徴があって、町内外からの支持を得ているような、そういった学校運営なり魅力的な学校活動がなされていなければならないということでありますので、従来どうしても、いわゆる道教委の範疇の中での普通科ということであれば、それは、そうそうそんなに個性を出すことも限られていると、カリキュラムもしっかりある程度決まっているということだろうと思いますけれども、そういった中で、今、ある程度弾力性が許されるというようなことを、今回提示されたということであれば、それは町として、この町の進むべき、今、大きな政策課題と学校教育とが連携をしていくようなことがあれば、ここの特徴的な教育活動として、1つ可能性としては、独自の学校の魅力化といいますか、個性的な学校として発信できるのではないだろうかなと、そのようなことは考えられますが、なかなか具体的にこの中身までについては、町長としてはそれぞれ今、学校あるいは教育委員会の中で、そのために精いっぱい頑張っていられるということでございます。ただ、道教委は、公立高校は道教委の所管になりますけれども、義務教育を含めて、それは設置者の話でありますし、それから、教育委員会改革の中では、町長と、それから教育委員会がしっかりと連携を取って、そのまちの教育振興を図っていくべきだと、このようなことにもなってまいりましたので、町村長の役割も極めて大きいということと、一定の判断は求められるということもそのとおりだと、そのように思っております。特に行政、教育委員会のほうには、予算案件あるいは条例等々のそういった権限というのは町長部局にあるということでありますので、その辺ではお互いの役割分担を明確にしながら、学校の存続、さらには内外から評価される学校づくりに向けては、精力的に取り組んでいきたいし、そのための支援はしっかりしていきたいというふうに思っております。その内容についてはこれからということになりますが、行政の方向性と一体となっていける可能性があるものであれば、それはぜひ一緒になってやれれば、新たな道が開けてくるのではないか。こういう期待はするところでもございます。
再質問 8番 江波戸明
一定程度このままでいくと、やっぱり高校、十勝全体でも、何間口にかかわらず近い将来減らされるというのは目に見えています。そんな意味で、また新たな学科に向けた、名称もいろいろな学科が出てくるかと思いますけれども、本当に一つの方向が、十勝管内で2つ生まれています。これについても、やはり本町も新年度、昨年度含めて、新しい課、ゼロカーボンとかSDGsとかデジタルとか、やはりそういう意味で、本町の魅力をどう引き出していくかという部分については、僕は文化とか教育とか、そういうところとかなり連携していかなければならないと思いますし、特に教育については、本当に持続的な形で考えていかなければならないと。本当に持続的な形で考えていかないと、今までも新得なり中札内、浦幌とか、幕別も統合したりとか、いろんな意味で高校がなくなってしまう。高校がないまち、自治体はどういうまちかなというのも、一つやっぱり不安感は残ります。先ほどの医療もそうですけれども、やっぱりそれは一つの大きなシンボル的なものだというふうに認識していますから、その点を含めてぜひ検討していただければなというふうに思いますし、これからどういう形でこのプロジェクトに対応していくかという部分があると、やっぱりかなりいろんな課、先ほど言った課も含めて、企画課も含めて、やはりこれを考えていくということができていないと、なかなか、言い方は別にしましても、教育委員会とか学校現場ではなかなか難しい問題。当然、今、予算案件なり含めて、計画・政策圏なりについて等を含めて、最終的に判断するのはやっぱり町長部局の町長でありますから、そういうことを含めて、やはりどこかでスピード感を持っていかないとならない部分かと思いますし、きっとこのまちづくり、今までいろんな全国に派生しているようなSDGsからゼロカーボンから、先行を含めてやっている町ですから、かなりヒントは持った町だというふうに認識していますので、そういうことを含めて、大変申し訳ないんですけれども、せかすわけではありませんが、早めに検討しながら、それでしっかり中身を対応するようなプロジェクトチームを進めてもらって、その結果について早くお知らせできればと思いますが、最後になります。この点について確認させてください。
答弁 町長 竹中貢
人口、子供の数が減るという現実は避けられないと。そういった中で、生徒がこの町の高校を選んでもらえると。かなりハードルの高いテーマであります。ただ、今、議員が指摘していただいたとおり、グローバルな課題に対して町は取り組んでいる。特に今、地球環境だとかそういったことについては、国際的な課題でもありますし、それから、非常に若い世代がそれに対して関心を寄せているという時代背景もございます。特に特色ある学校ということでのアピールをするとすれば、SDGsの取組、それから脱炭素、この2つをそれなりの評価をいただいているという自治体は、全国でもほとんどない。この規模であれば、上士幌町としては自信をもって内外に発信できるという状況にございます。それらについても、このSDGsも、それぞれの世代においてすべきテーマが17の中にある。しかもそれを時代に、生徒の年齢に応じた、それぞれに合わせた行動計画も作れるというようなことで、子供たちにもその学びの場があるということであります。こういった取組というのは、多分全国の若者にとっても、非常に魅力的に映る教育課程、学びの一つだというふうに思います。さらにはデジタル社会の中で育っている子供たちでありますから、そこにこの町で、今、ドローンの様々な実験的な取組をするというようなことでは、ドローン配送や、あるいは救出訓練、さらには自動運転バスなんかもデジタルの一つになりますけれども、新たなイノベーション、技術革新に非常に寛容で、積極的にいろんなところの企業が来ているということが、この町の特性の一つとしてあるというふうに考えると、企業との連携もほかから見れば生み出しやすい。そういう背景もあるということですから、こういった背景を基に、その一方では、学校がそれらについて、しっかりこれは大切であると。かなり校長の権限というのは大きいというふうに思っておりますし、少なくとも道教委の中では地域のある学校といいつつも、やっぱり道教委の枠組みの中でありますから、そこは十分連携を取って、一方的にどうこうできる話ではないだろうなというふうに思っております。ただ、多分学校も、こういった教育課程、学科の編成の弾力性だとか、出てきたということになると、現場のほうも相当やっぱり意識的に変化が起きているのではないだろうかなと、そんなふうに期待をしているところでもありますから、学校、教育委員会、そして私ども、大きな枠組みでこの町を、方向性を決めていく、そういう立場で、そこが連携を取って、そして実現可能な改革を、今、言ったようにスピード感を持ってやれるといいなというふうに私も思っています。ただ、道外からの受入れも、当初からの課題として、議員が教育長の段階から課題として動いて、なかなか突破できなかったんですけれども、ようやく時代がそういう流れになってきたということでありますけれども、また、そのための受入れ態勢というのは、今度は住民にいろいろと関わってもらうというところがたくさん出てきます。そういった様々なところが一つにまとまって実現できるものだというふうに思います。それは大変ですけれども、まずは現場のほうがそういう方向性でいきたい。それから、町はそれに対してしっかり応援をするという関係ができれば、町民の方々の理解も早まっていくのではないだろうかなと、そう思っているところでもございます。今、最後のところのほうでも、答弁に書かさせていただいておりますけれども、先ほどの持続可能なまちづくりが、今、上士幌町の中でいろんな形で起きているということですから、これを教育課程に反映できるものであれば、それは一つの大きな魅力として、メッセージとして発信できる。そういう期待は持っているということをご理解いただきたいなと、そんなふうに思います。