上士幌町議会 令和4年第2回定例会 2022年3月16日
5000人の町だからできる、高齢者がほっこりできる町づくりについて
2022年3月16日、上士幌町議会の一般質問で、江波戸明議員が「5000人の町だからできる、高齢者がほっこりできる町づくりについて」質問し、町長 竹中貢、教育委員会教育長 小堀雄二が答弁しました。
- 質問者
- 江波戸明 議員
- 答弁者
- 町長 竹中貢、教育委員会教育長 小堀雄二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 江波戸明
5,000人の町だからできる、高齢者がほっこりできるまちづくりについて質問したいと思います。地方自治法では、地方自治の本旨に基づき、地方公共団体における民主的にして能率的な行政の確保を図るとともに、地方公共団体の健全な発達を保障するものとしています。それらの取組は、全国の1,718市町村の各自治体が多様なまちづくりの選択を持ち、日常的に住民の声を聴きながら、行政推進と改善を前提に、議会と調整を図りながら効率的な行政運営を進めているものと思います。しかし、地方自治体には、少子高齢化、異常災害、人口減少など、自治体の根本を揺るがす課題が多く見受けられています。国は、新地方創生の推進という方針の下、地方自治体間の独自性と提案を前提に財政支援を創設し、今後の地方自治体の創生の在り方に対処しています。これらの課題に対する自治体は、その捉え方と取組には、自治体の大枠の方針や計画を踏まえ、個別分野ごとにも自治体と住民の相互の理解が必要なことは言うまでもありません。今日までのスマートタウンの取組は、エネルギーや交通インフラといった個別分野の効率化、いわゆるIT化を目指した入り口への対応を行っているところと思います。今後においては、いわゆるスーパーシティ法による規制改革を見据え、暮らしに直結する複数の分野でデジタル化を進め、地方が抱える社会的地域課題の解決を図ることは、どの自治体においても基本的なまちづくりの流れであります。その中でも各自治体においては、町民要望の視点と、それを支える財政基盤が身の丈に合った範囲で地域DXを目指そうという到着目標点を持ち、推進されるものと認識しています。その上で、さらに基本原則となるのが住民参加型であり、住民が理想とするコミュニティを創造し、行政やサービス提供側からの一方的な行動ではなく、住民合意の下、多様性や包括性に対応できるまちづくりを実践していくことです。特に本町は、新たな上士幌町総合計画案では、人口5,000人規模と基幹産業等の振興と地域福祉を核としたまちづくりを維持していく方針を示しています。その意味では、私たちはこの町の人口の推移に重ね、年齢別構造と安定した町財政の変移を常に意識していかねばなりません。その中の課題の一つである令和2年国勢調査の外国人を含む65歳以上、いわゆる高齢者層は35.4%になり、さらに2025年には団塊の世代が後期高齢者を迎える高齢化社会を見据え、この町における高齢者世代に必要な生活環境の取組が急務と思います。この取組の実行が、魅力あるほっこりするまちづくりを目指す出発点の一つと思います。町の目玉事業として位置づけを行っている移住、定住、二地域居住政策においても、高齢者がほっこり感を感じるまちづくりは、希望者においても自治体の選択の魅力になります。次に、5項目の基本の質問及び参考として身近な取組の例示を付してありますので、高齢者がほっこりするまちづくりに係る町長の基本的な考え方を伺います。1、高齢者が参画し、SDGsの課題と在り方を企画し、町の取組を評価するプロジェクトの制度化について。2、高齢者の医療・福祉と健康の充実による安心なまちづくりについて。参考事例、安定した医師の確保と行政の役割、介護施設の介護従事者の安定と充実の行政の役割、公衆浴場の利用率の向上と利用料金。3、高齢者が優しさと満足を感じる公共施設等について。参考事例、商店街に休憩施設を備えた公衆トイレの整備、身近な地域サロンの整備、町民の申請等に係る事務の役場窓口1か所処理機能の整備。4、高齢者の足を守る交通体系の在り方について。参考事例、主要な停留所に風雨対策ドーム型等の待合所の整備、路線バスの町内限定乗り降りに係る無料利用制度。5、高齢者の生涯学習の新たな場づくりについて。参考事例、町史の編さん等への参画、経験の中の「もったいない」の発表の場づくり。6、地域に住み続ける環境の課題について。参考事例、安心する除雪体制、移動の少ないごみ出し、独居老人住宅の見守り、高齢者も集える公園。以上であります。よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
5,000人の町だからできる、高齢者がほっこりできるまちづくりについて、江波戸議員のご質問にお答えいたします。1点目の高齢者の参画によるSDGsの課題と在り方の企画と、町の取組を評価するプロジェクトの制度化についてであります。本町におけるSDGsの推進につきましては、持続可能なまちづくりのため、今年度、国のSDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業を受けながら、積極的に取組を進めているところであります。町の各施策にSDGsの視点を取り入れ、さらに取組を深化させることで、まちの価値を高めていくことを目指しております。SDGsを進めるに当たり、高齢者に限らず、様々な世代の町民の皆様や学校、事業所など、オールかみしほろで取り組んでいくことが大変重要であると認識しております。また、第6期総合計画においては、SDGsとの一体的な推進のための各施策と17のゴールとの関連性を示しており、それぞれの施策の事業評価過程において、SDGsの進捗状況等も見えてくるものと考えております。人生経験豊かな高齢者には、大きく関わっていただきたい目標やターゲットがあると思いますので、必要に応じ、出前講座や勉強会、交流会等で理解を深めていただき、自らがSDGs推進の主体者としての役割を期待したいと考えております。2点目の高齢者の医療・福祉と健康の充実による安心なまちづくりについてであります。参考事例にあります安定した医師の確保と行政の役割につきましては、町民が身近なところで安心して医療を受けられるためにも、医師の確保対策は大変重要であると認識しております。地域医療振興対策事業においては、常勤医師確保対策や医療施設等支援対策、コロナ禍のような緊急事態における支援のほか、今年度より町は、有床診療所である上士幌クリニックへ、土日の宿直医師の確保対策、一次救急の医療機能など、地域医療・介護サービスの安定的、継続的な運営に向けた新たな支援を行っているところであります。今後も、医療機関との連携を図りつつ、安定した地域医療の維持、充実に必要な支援を行ってまいります。次に、介護施設の介護従事者の安定と充実の行政の役割につきましては、高齢者が住み慣れた地域で、自分の能力に応じ、自立した生活を送るためには、介護サービスの提供体制の維持、充実が欠かせず、これを維持することは行政の役割であると認識しております。町といたしましては、これまでも事業所と連携し、新規雇用者の確保対策やICTの活用による職場環境改善等に取り組んでまいりましたが、依然として介護サービス事業所においては、慢性的に介護従事者の不足が続いていることから、来年度においては介護職員初任者研修の継続とともに、新たに道外の移住フェアへ行って、各事業所と共に参加し、直接情報発信の場を設けるなど、今後も多様な形態で介護従事者の確保対策や介護サービスの充実のための支援を行ってまいります。次に、公衆浴場の利用率の向上と利用料金についてでありますが、ふれあいプラザの浴場は、コロナ禍においても、令和2年度には5万3,000人の方々のご利用があり、これまで24年間にわたり多くの町民の皆様に、公衆衛生上の浴場の提供のみならず、サウナや温泉というアメニティ(快適性)に配慮した町営温泉浴場としてご利用いただいております。入浴料金についてでありますが、条例上の380円は、他地域における公衆浴場や温泉浴場より安い設定としており、さらに現在は、公衆衛生と福祉の視点から、利用料金を大人の方300円と低料金に抑えているとともに、70歳以上の高齢者の方々は1か月10回まで100円で利用できる特例制度を適用しております。そのような背景もあって、収支の状況は大幅な支出過多となっており、令和2年度の収支については、経常的支出3,559万円に対し、収入は1,914万円で、1,645万円のマイナス決算となっております。特に直近の燃料費の高騰は、さらに財政上の負担が増すものと想定しており、このように厳しい状況にありますが、当面、現状のサービスを継続してまいりたいと考えております。3点目の高齢者が優しさと満足を感じる公共施設等についてであります。参考例示にあります商店街に休憩施設を備えた公衆トイレの整備につきましては、商店街近代化事業が実施された際に、トイレを含むポケットパークの整備が検討されましたが、設置場所の確保が困難との結論から取りやめになった経過があります。この間、商店街周辺には、交通ターミナルや生涯学習センター、道の駅などが建設され、休憩機能を備えた最新のトイレを整備しており、道の駅につきましては24時間開放、ほかの施設も夜一定の時間まで開放してきております。このように、商店街周辺には自由に使えるトイレが点在しておりますので、上記の施設以外のトイレも含めて、トイレマップなどインフォメーションの工夫により周知を図ってまいります。次に、身近な地域サロンの整備についてですが、現在、社会福祉協議会が進めるサロン活動支援により、既存サロンへの支援を行うとともに、小地域ネットワーク活動として地域活動への支援などが行われております。また、町といたしましても、地域包括ケアシステムの構築に向けた生活支援体制整備事業として、社会福祉協議会と生涯活躍のまちかみしほろに生活支援コーディネーターを配置し、地域での住民同士のつながりを大事にする取組を進めており、今後も高齢者の方々が集い活動する場の支援を進めてまいります。次に、町民申請等に係る事務の役場窓口1か所処理機能の整備についてです。町民課の総合窓口におきましては、既にワンストップ化を導入しており、転入や転出、お悔やみなどの手続の際に、1か所で用件が済むように、関係課が連携を密にした対応を心がけております。4点目の高齢者の足を守る交通体系の在り方についてであります。参考例示にあります主要な停留所に風雨対策ドーム型等の待合所整備についてでありますが、本町では令和5年度から市街地循環コミュニティバスの本格稼働を予定しております。このバスは、町民の利便性向上を図るため、自由乗降区間を設けることとしており、極力待合の時間がないように配慮してまいります。また、利用者のニーズに合わせたルート変更を適宜、柔軟的に対応することとしており、停留所の在り方につきましては、当面コミュニティバスの運行状況を見ながら、今後検討してまいります。次に、路線バスの町内限定乗り降りに係る無料利用制度についてであります。町民の利便性向上の観点から、路線バス業者とも十分検討が可能と考えられますので、コミュニティバスの運行状況と併せて、路線バス業者との協議を進めてまいります。5点目の高齢者の生涯学習の新たな場づくりについてであります。参考例示にあります町史編さん等への参画につきましては、今後、開町100周年に合わせて作業を進めてまいります。まずは、高齢者からの聞き取りなど、町史を振り返る基礎的な資料の収集と整理は必要と考えております。そのため、令和4年度から専門的な人材配置を行い、作業を進めてまいりますが、その中で、ぜひ高齢者の方々のご協力を賜りたいと考えております。次に、議員ご提案の「もったいない」の発表の場づくりにつきましては、現在、本町が進めておりますSDGsの目標「つくる責任、つかう責任」の観点からも重要であると考えております。日頃から、町民自らが物を大切にし、食べ物を粗末にしない「もったいない」の精神を実践することが必要であるとともに、町の貴重な財産である高齢者の持つ生活の知恵や経験を次の世代に伝えていくことも重要と考えております。さらに、高齢者自らが生きがいや目標を見つけて、主体的に活動できる場づくりも重要であると考えておりますので、郷土の歴史や自分史を語り継ぐ講座や子供たちに語り継ぐ活動など、高齢者が活躍できる場づくりをつくってまいります。6点目の地域に住み続ける環境の課題についてであります。参考例示にあります、安心する除雪体制につきましては、除雪が困難とされる高齢者等の方々が除雪事業者に依頼される費用への支援や高齢者等福祉除雪ボランティア活動支援事業として、ボランティアの調整を行うなどの支援を行っております。また、町道の除雪につきましても、安全な通行の確保を図るため、できる限り配慮を心がけているところであり、特に高齢者や登下校時の児童生徒を含む歩行者への配慮として、歩道除雪についてはできるだけ早く完了できるよう努めており、利用者からも高い評価を得ているところでもあります。今後とも、除雪が困難な高齢者等の方々にも安心していただけるよう、除雪体制の確保に努めてまいります。次に、移動の少ないごみ出しについてであります。本町のごみ収集ルートにつきましては、道路幅や交差点など、収集時の安全確保を考慮の上、できるだけ効率的なルートとなるよう、委託業者と打合せを行いながら決定しております。ごみ収集は、共同住宅などを除き、各戸収集方式を実施しておりますが、前述の理由により、住宅の前が収集ルートではない区域もあります。この場合でも、独居高齢者のごみ出し場所が著しく遠い場合などは、配慮が必要と考えておりますので、必要に応じ、収集ルートの検討を行ってまいります。なお、カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現のためには、ごみの排出について、住民や事業者など、地域社会で取り組まなければならないものと認識しており、今後、生ごみをはじめとするごみの減量化、排出抑制、エネルギー化などについての検討を進めてまいります。次に、独居老人住宅の見守りにつきましては、本町も独居高齢者が年々増加しており、見守りなど近隣による支え合いが不可欠となってきております。このような中、高齢者が在宅においても安心して生活が継続できるように、三愛介護サービス事業における給食サービス時の安否確認や緊急通報システムの設置を行うとともに、郵便局や新聞販売店など、町内事業所と見守り協定を結び、独居高齢者等に異変があった場合の連絡体制を構築しております。また、災害時要配慮者及び避難行動要支援者登録制度の活用を図りつつ、日常においても民生委員児童委員の見守りが行われており、今後とも必要な支援が行き届くよう、連携してまいります。次に、高齢者も集える公園についてであります。公園につきましては、健康づくりや安らぎ、癒やしのためなど、誰もが自由な時間を過ごすことができる場であり、地域のコミュニティの拠点としても重要な役割を担う公共の空間であると認識しております。これらを踏まえ、誰もが住み続けたいと感じることができるまちづくりの一つとして、次年度に予定している公園整備基本構想の策定においても、しっかりと検討を重ね、誰もが利用しやすい公園づくりに努めてまいりたいと考えております。以上です。
質問 8番 江波戸明
いろいろ例示に関して、予定以上にいろんな細かい部分を含めて、いただきましたが、大綱的な部分をやっぱりきちっと議論しておかないとならないかなというふうに認識しながら、今、人口が全国的に減ってきていると。調査では5年間で87万人ぐらいの減少があって、我が町については、若干、基本調査人口では、国勢調査では増えているという部分ありますけれども、特徴的な要件がないと人口ってなかなか増えないのかなと思っております。私たちの町の課題の一つは、やはり高齢化対策をどう進めていくかということでありますから、自治体の方向性、これからどういうふうに進むのかと。基本的な部分はやっぱり拡大から縮小への基調、そういう変化が必要ではないかなと、私は認識しております。例えば、経済学の理論的には、縮小均衡という言葉があるらしいんですけれども、不勉強で十分認識していませんけれども、経済の安定を確保しながら経済規模を縮小していくと。非常に難しい部分ではあるようで、できることかなと。これはきっとSDGsなり、ゼロカーボン、カーボンニュートラルにつながっていったり、まちづくりの僕は根幹だと認識しておりますし、また、これから高齢者は3分の1を抱える本町においても、経済だけは安定しながらも、規模を縮小していく方法をどう考えるかというのも、これから行政の大きな基調だというふうに認識しております。その中で、先ほどちょっとありましたやっぱり高齢者の生きがいなり、どうつくっていくかという一つにはやっぱり、どうやって高齢者の声と知恵を感じ取れるようなまちづくりをしていくかと。こういうことが非常に、これからの町の今回特に総合計画で、またそういうことを含めて大きな課題としていますSDGsなり、カーボンニュートラルの身近な捉え方、こんなことができる話合いの場、これはきっとまず高齢者を話合いの場に引き出すと。本当に高齢者ってなかなか出る機会もありませんから、そういう場で町としてかちっと聞くんじゃなくて、ソフト的にいろんな意見を聞きながら対応していくような時代かと思いますので、そのような場づくりについて、町長のまず考え方をお聞きしたいなと思います。
答弁 町長 竹中貢
高齢者が元気で長生きしてもらいたいと、これはもうまちづくりの基本的なところであります。それをもって生涯活躍ということが大きな柱にしているのは、そこにあるということでありますから、そういった意味で様々な高齢者の知恵や、まちづくりに参加するという視点では、これまでもいろんな角度で、いろんな分野で、そういった取組は精力的にやらせてもらっていると、そんなふうに思っております。健康な人の参加、それからちょっと虚弱になっているフレイルのような状況であれば、元気になってもらいたいというような政策だとか、一人一人をまさに取り残さないという視点でのそんなまちづくりを心がけているという認識であります。今、特にSDGsが出て、そこに高齢者の効用ということでありますけれども、SDGsは、行政が具体的に成果を上げるというのは、旗は振ってはいきますけれども、それを実行するのは住民一人一人ということでありますから、高齢者は高齢者としての得意な分野でそれに参加してもらうと。全くそれは問題ない話なので、そういう機会は今まで以上に、SDGsを進める町としては参加してもらいたいという思いでありますから、それを具体的にこれからどうするかということでありますけれども、例えば今回、若い方々を中心にして、SDGsのプロジェクトチームを立ち上げました。これはSDGsとは何なのかというところを、基本的なところをしっかり勉強していただいて、そしてSDGsを推進する推進役というようなことの期待も、その中に含まれています。行政の職員だけで、高齢者にいろんな機会なり場を設けていくというのもなかなか限界がございますから、そういったリーダーが、高齢者に向き合って一緒にまちづくりに参加していくと、そういう準備の一つでもあるということであります。いずれにしても高齢者が主体でなっていただくということが、SDGsの成果を上げる上でも、高齢者というか全て町民がですね。というふうに思っていますから、高齢者に限らず、各世代、各層の方々に参加してもらいたいという思いで、これらも進めていくということでございます。
質問 8番 江波戸明
今、町長からあったように、高齢者というのは、僕は今回の一般質問の中で重視して、どういうふうにしたらいいのかなとかを考えながら対応しているわけでありますが、本当に3分の1以上いる高齢者の活躍の場づくり、確かにいろんな提供されますけれども、なかなかソフトに対応できていない部分があるのかなというふうに認識しています。つまり、高齢者と話合いする場所、なかなかないのかなと。僕は、すごくその意味合いは、まず役場職員、やっぱり町というのは、行政というのは、すごく大きな力を持って推進もしていかなければならないし、またその推進のためにやっぱり地力といいますか、地域の力とか、いろんな人の力を借りながらやっていく、今、町長言ったとおりでありますけれども、特にお互いの町民との顔を知るという機会、これがやっぱり今、最近ちょっと欠けていたり、そういう場がなくなってきているのか、特にコロナのせいばかりではなくて、やっぱりそういうことにだんだんなってきているのかなと思いますし、もう一つ、高齢者と生活する機会、こういうようなものがだんだん、少子化の問題と含めていたり、本町についても遠くから、いろんなところから就職して、本町に住みつくというのもありますけれども、高齢者となかなか、自分の親が一番身近かという部分もありますけれども、そういう機会がすごく少なくなってきているなという認識したりとか、それから今いろんな意味で、そういう機会をどうやってつくっていくかというのを、これから町はすごい大事なことだと思うんですけれども。先般、コミュニティ・スクールのペーパーの中にこんなのがありました。最近のほっこりした記事かなと思いますけれども、地域包括支援センターの講師が、上士幌中学校で講義をしたという部分で、中身は具体に書いていませんでしたけれども、年を取るとどうなるのとか、年を取ると訪れる変化って何かとか、やっぱり中学生段階からこのような年のこと、年を老いること、これについてどういうふうに変化していくか。当然これいろんな意味できっとお話があったかと思いますけれども、経験していない若い人と、私たちもそういう時代に入ってきていますけれども、やはり年を取ってきたなという部分と、ここでどういうふうに生活していくかという、そういうものを広くきちっと町民の中でソフトにどうやって位置づけできるかなと。本当に3分の1と先ほど言っていますけれども、多くのそういう方たちもいますけれども。もう一つは、先般、うち、ちょっとごみの収集ルートに入っていないんだけれども、役場と相談したらすぐやってくれましたと。新しく4月1日から、ごみの収集ルートへ入れてくれたよと、本当にうれしそうな顔で、それだけでもきっと僕は高齢者にまちづくり優しいなという認識をしながら、感じた一つであります。本当にそういう意味で、今は生活支援コーディネーターが2人ほど、生涯活躍のまちとそれから社会福祉協議会に配置されています。その中で、一層の分の、社会福祉協議会の方とちょっとお話ししました。もう少し何か高齢者の方と話してもいいかと、そういう意味もあって、いろいろ対応することも必要ではないかなと。確かにやっている事業については、高齢者と含めての取り巻きもありますけれども、もう一歩、町のほうも問合せ、こういうこともやってほしいなという部分についても、やっぱり会話をしながら、町にちょっとそういう事業を通した中で知恵をいただければなと、こんなこともこれからあるかと思います。本当に今、シビックプライド、いわゆるよい人間関係ですけれども、これは地域に対する自分の自負とか誇り、これを持つようなまちづくりが本当は必要ですけれども、その一歩はやっぱり少しずつ人の顔を知りながら対応していく部分もあるんだと。その機会を得るためにも、今後、高齢者とどういうふうに向き合っていく場をソフトにできるか、これについてまた町長の考え方について確認したいと思います。
答弁 町長 竹中貢
とても今のお話で大事なところだろうというふうに、そんなふうに思います。今それぞれの立場において、一生懸命やっているというふうに思いますけれども、それが幅広に、そういったニーズに的確に応えているか。あるいは、新しい課題として、もっと高齢者に活躍してもらいたいという視点で仕掛けをしているかだとか、こういったことについては問い直す必要があるんだろうなと、そんなふうに思います。一方では、例えば、アダプトも高齢化でなかなかできなくなってきているというような状況で、高齢者のいわゆる後期高齢者というよりも、もっと上の高齢者の方々が増えてきて、そこは社会参加にということもあるだろうと思いますけれども、今今の健康をどうするかという状況の中で暮らしている方々もたくさんいるだろうと思いますから、そういった方々に突然まちづくりにといっても難しい要素があるだろうと思います。それは、それぞれの部署で、介護の視点からだとか、あるいは元気になっている視点だとか、それから今お話しされたのは、やっぱり何といっても教育的な視点でのサービス利活用というところが非常に大切だと。こんな話、されているのではないだろうかなと、そんなふうに感じました。そういった意味では、組織的にはシルバー学級なんかも今は前よりも参加者が増えてきたということもありますから、その方々が中心になって自分たちのできることだとか、そういった仕掛けをしていくだとか、コミュニティ・スクールのお話もありましたし、それぞれの部署のところでやっているだろうと思いますけれども、それをもう一回、どんなことができるのだろうかというような問いかけは、これからもう一回してもらいたい、あるいはこちらのほうとしても意識して、特に元気な方々がもっと活躍するような、そういった出番だとか、それはどんなことがあるのか、これらを全体的に考えていければなと、そう思います。
質問 8番 江波戸明
次に、高齢者の医療とか福祉の関係ですけれども、特に福祉の部分で、今回これもいいなという認識したのが、道外の移住フェアの介護施設等の参加という部分だと思います。確かに、少しでもPRしているという以前に、本当に現実、地方ほど介護施設なり、社会福祉施設についての人材不足というのも、本当に喫緊の課題だというふうに認識しています。今回、他町村と同じような悩みを抱えながら、少しでも人的な部分の確保を含めて対応するという部分ありますけれども、普通の形でいくとなかなか見向いてくれないのかなと認識しますけれども、何かせっかくフェアに参加するとしたら、もう少し町としての魅力、それから施設としてのアイデアとか対応とか、そういうこととかそういう部分を含めて、何かあってもいいのかなと。例えば、体験的な施設訪問とか含めて、施設の仕事の内容とか、そこで暮らす暮らし方とか、そういうことを体験できるような場もやっぱり提供するということも、これから必要ではないかな、そういう中でやっぱり本町の福祉施設の担い手としての、やっぱり現場を見てみて、そこはこんな町だったら頑張ってみたいなという部分を含めて出てくるんだと思いますけれども。新たな、ここまでまだ今回のフェアに対応する具体的な部分は見えませんけれども、そこら辺について、地域の福祉の人材を確保するという部分について、町長の考え方について、この点について確認したいと思います。
答弁 町長 竹中貢
介護人材の不足については日本全体の問題で、何と言いますか、競争も熾烈になっているということで、給料の値上げ競争みたいなことだとか、非常に厳しい。中でも、地方における人材の確保については、さらに厳しい状況にあるというようなことであります。そういった意味で、募集活動も多様性を持たせながら進めていく、自分たちは上士幌を軸に物を考えていますけれども、ほとんどの方々は自分のところを軸にしながら、どこで働くのかだとか、どこに魅力を感じるのかというのは選択するわけでありますが、なかなかそこのところに町の取組だとか、施設の状況というのをメッセージとして的確に発信するということは難しいということがあります。そういう意味での新たなフェアでの取組も、一つそういった意味では、様々な地方で住みたいと暮らしたいという方々に対して、その方々のキャリアが、時には介護だとか、そういうことで持っている方もいるというふうに思いますから、そういうマッチングの可能性として、新たに取り組んでいくということであります。やっぱり移住するときの動機というのは、一つには仕事ということもありますが、やっぱりどうしても最近といいますか、移住者の動向を見てみますと、やっぱりその町の魅力が問われるということであります。魅力というのは、いろいろあります。自然がだとか、いろいろありますけれども、やっぱり家族でということになると、子育て環境というのは非常に選択肢の重要な部分に入ってくるということでございます。その意味では、ある程度優位な立場にありますので、そういう子育てに対して家族で悩みを持っていて、どこかいいところがあればというような方々に対して、この町としてはある程度の発信力は持っているということであります。そういった中で、仕事としても介護をやりたいという、もともとのキャリアを持っている人であれば、非常に確率的につながっていく可能性はあるというふうに思いますから、そういう場面場面を取り組んでいくということになりますが、やっぱりお話しされたように、この町の魅力、この町で暮らしていく上での適正等がなければ、なかなか来ていただくということができないと、そんなふうに思いますので、改めて僕らとしても、全体的なまちづくりのグレードを高めていくと。これが、いつのときも非常に大切なことだと、そんなふうに心がけた上で、いろんな場面設定、マッチングの機会に出かけていって、求めている人との関係ができることを求めていきたいなと、そうこれからも考えながら取り組んでいきたいというふうに思います。
質問 8番 江波戸明
次に、公共施設の関係について、また具体の分については、また別途あればなと思いますけれども、一つは申請事務という部分で、先般、道新等で紹介された北見市の窓口の一括の事務処理、これはICTシステムをうまく使いながら、本当に1か所で、書かなくてもいい、北見市の、新聞では書かない窓口という見出しで道新であったんですけれども、それでちょっと調べてみたら、北見市役所の窓口サービスの改善ということでICT活用と。非常に、一つの窓口で全てが完結するような、やっぱり僕はそういう施設のソフトといいますか、町の行政ソフトというのはそこにあるのかなという形で、感心しました。7年かけてICTを活用しながら、各課のいろんな課題を連携しながらと、これは本当に職員力、職員のネットワーク力といいますか、そういうことがあったと思いますけれども、住民が申請書を書かずに対応できる、そういう窓口をつくっております。本町も、スムーズにいっているという部分はあると思いますけれども、やはりなかなか役場というのは近いようで遠い。なかなかそういう部分もありますので、一括で、字も書かないで、ちょっとこういうことですよと言っただけで処理できるような、ICTを活用した一括の窓口を検討していただけないかなと思いますし、もうかなり進んでいる部分もあるかと思いますけれども、この点の考え方について確認したいと思います。
答弁 町長 竹中貢
そこは目指していきたいところだと、そんなふうに思います。いろいろとご心配いただいて、デジタルを確立すると人間関係が希薄になるのではないかというようなお話もありますけれども、両方とも大切にしながら、いわゆる事務の簡素化、それから利用者にとって非常に簡潔に事務処理ができるというようなことは、これからも目指すところでないだろうかなと。場合によっては、自宅で処理ができるというようなことというのは、これから当たり前になってくるんだろうと。それが今回のデジタルトランスフォーメーションという、DXという行政内の事務の改善の中の重要な柱になってくるというふうに思います。今、事例にありました北見市については、そういった意味でのテレワークだとか、いろんな意味で全国でも先進的な取組をしているという市でありますので、そういった意味では行政のほうも、いち早くそういうサービスを取り入れて、住民のサービス向上につなげているんだろうなと、そんなふうに思います。ぜひ町としても参考にさせていただきたいなと、そんなふうに考えております。
質問 8番 江波戸明
次、教育長にお尋ねしたいと思います。生涯活躍の施設として整備したというわっかでありますが、子供たちの居場所という問題もずっと昔から課題になっています。高齢者の居場所づくりという部分についても、一つの拠点になるかと思いますが、常設の発表の場も、後で気がついたような発表の場が一部ちょっと見受けられますけれども、そういう部分がちょっと本当に高齢者を優しく、いつでもそこでちょっとゆっくりできる、そんな居場所づくりというのがちょっと、せっかくの拠点にないのかなと思いますけれども、今後を含めて、現状も含めて、教育長の考え方について確認したいと思います。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
高齢者のみならず、幼児からお年寄りの方までが、わっか、ここは生涯学習の拠点施設だというふうに自分の中で考えております。現在、わっかを利用している団体、これは手芸の団体があったり、陶芸の団体があったり、または、その隣にある図書館の中で、読書活動を楽しんだりということがあります。一方で、社会教育事業としては、シルバー学級というものを年間おおむね10回程度、わっか、視聴覚ホールも含めて実施しております。この施設の特徴は、やはり幼児から高齢者までが集えると。みんなで話合いができるという施設機能を持っていますので、こういった考えについては、これからも大事にしながら、そして文化祭等の展示も、少し後手というようなニュアンスでもと今聞きましたけれども、そういった写真も含めて、高齢の方々またはその前の世代の方々が学んだものが、ああいった場所で披露できて、町民みんなに鑑賞していただいて、こんな取組方もあるんだと、自分にもあるんだというような、一つきっかけになればいいなと。そういった施設づくりということを考えております。
質問 8番 江波戸明
教育長のほうから、一般論的にはそういうふうに当然の施設ですから、当たり前だというふうに認識していますけれども、本当に今は高齢者が自由にぽっと行って、そこで話合いをしたり、お互いを元気かという、こういう場って本町になかなかないんですよね。僕は、やっぱりそういう場も、行政のこれからの大きな高齢化時代を迎えて、そういう時代を含めて、そういう施設も含めて、両面で検討していくと。子供たちのとか交流するというのは、当然そういう生涯学習センターの役割の大きな根幹でありますから、そういう形でもし再度、そういう場づくりができるとしたら、いろいろな意味で専門的な人材も確保していると思いますので、対応していただければと思いますし、社会福祉協議会の人材も活用できるんだなというふうに認識しております。あわせまして、町史編さんの町民の取組の参加という部分で確認したいと思いますが、上士幌町の町史編さん委員会の設置条例があります。これに基づいた設置をしながら、100周年に向けた町史を対応するのか、ぜひ僕はそういう人たちを今から委員会の中に溶け込んで、中心になる多様な人材が確保されているというふうに聞いておりますので、そういう条例の下でやるのか、それからまた、あわせまして昨年ちょっとできなかったかみしほろ塾、この在り方についても、主催の趣旨と地域に行きたいという形の高齢者向けの講座もうまくしっかり対応してほしいなと思いますけれども、今年度の高齢者に対する講座の在り方の部分について確認させてください。
答弁 教育委員会教育長 小堀雄二
まず、前段の部分のお話ですけれども、今回、教育行政執行方針を策定した中で、1つは、幼児から高齢者までつながりを持った総合学習の機会を設けるという方針を立てています。また、シニア世代が生きがいや目標を見つけることができ、学んだことを社会生活の中で生かせるような、そんな機会を提供するというのが2つ目。3つ目は、郷土資料と地域に残された貴重な歴史資料の保護、保存を町民の協力を得て進めるという3つの方針を立てています。これらの背景には、教育3課ありますので、こういったところから、このワードから引き出せるもの、これは予算措置しなければならないものだけではなくて、ゼロ予算でチャレンジ事業としてできるものということで考えました。例えば、町史の話、今出てきたんですけれども、シルバー学級、実はあしたが最終回になります。午前中、前段の部分は社会教育事業としてのシルバー学級を行いますけれども、その後、生涯学習の広場というところで、昔の写真をちょっと集めて、この写真、いつのどの時代のあのとき、あの場面というようなところで、残っていただける方には残っていただいて、そんなワークショップをあした実際やってみる予定でおります。特別難しい取組ではなくて、そこでコミュニティが形成されると。恐らくそういった一つのきっかけから、高齢者が学び、集って、コミュニティを形成していくというのが、これからの、この後、もったいないという話もありましたけれども、人的なものと物的なもの、そういったものから、そういった高齢者の方々の持っている知見だとか経験を生かしていければいいなと思っています。これは、わっかでは考えています。また、わっかは拠点とは言いますけれども、わっかだけではなくて、学校の中でも実はそういった議論はさせていただきました。先ほど例がありましたけれども、それだけでは限らず、戦争の話だとか、食品のSDGsに関する復興後の給食の在り方だとか、こういったものをお話をしていただきたいという話も実は伺っております。こういったものが、新年度の学校計画の中で、きっと反映されていけばいいなと思っていますし、当然行政はそこで支援、協力していきたいなと考えています。それと、かみしほろ塾になりますけれども、まず大枠の部分については、これから検討となりますが、考え方としては、全国に発信する、そういったすばらしい事例の発信も当然考えていますけれども、やはりかみしほろ塾という中を考えていったときには、町の方々に還流、還元された中身も当然必要だと思っています。こういった中に、例えば今回ご質問のあった高齢者の方々もきちんと学べると。身近な素材として学べるようなところもきちっと注入していきたいなと考えています。一つ飛ばしてしまいましたけれども、編さんに関わって条例に基づいたという部分については、今後100周年に向けて、どういった形が望ましい形になっていって、どういった方々をメンバーに入れていけばいいのかも含めて、ここは少し検討させていただきたいなと思っております。
質問 8番 江波戸明
100年に向けた町史の編さん等については、教育委員会が原則対応するという形と、こういう条例に基づいた委員会の設置のことを含めて、少しでも早い段階でスタートすることで、多くの人材から、人材を通した人材づくりといいますか、つてといいますか、そんなことができるかと思いますので、そういう対応について、ぜひしっかり対応するスタートの年だというふうに認識しておりますので、よろしく対応できればと思います。地域に住み続ける環境の課題という部分についてお聞きしたいと思いますが、雪と暮らす本町ですから、この課題、この回答の中ではかなり喜ばれているような部分はありますけれども、僕はかなり大変だなと。今年は比較的雪が少なかったという部分はありますけれども、大変だなという認識をかなりしている高齢者が多くなっています。ですから、それをどうするかというのは、これは建設課を含めて、もう長年の課題でした。地域にそういうネットワークをつくってはどうかとか、本当にボランティアはどうだかというのはありますけれども、実際本当にボランティアも難しかった、地域のネットワーク力を借りながら高齢者を対応していくという部分も非常に難しかったなというふうに認識しています。ですから、これについては、本当にこういう回答じゃなくて、やっぱり課題として、しっかり捉まえる必要が僕はあるのではないかなと思います。そのためには、やっぱりもう一度、地域との連携をどういうふうにするかとか、そういう部分がこれから必要になってくると思います。地域との関係で、この際ですけれども、デジタル化をしていることが本当にいいのかといったら、かなりいい場面もたくさんありますけれども、何が足りないかといったら、やはり顔が見えないという、先ほど、しつこく言いますけれども、あるかと思います。ちょっと地域の見回り等含めて、この除雪というのは非常に関連してくる一つだと思います。僕の地域に、ある程度高齢者の方がいまして、その部分についてどういうふうに見守っていくかという部分の話が地域からあって、その方を中心にあって、地域包括センターなり、福祉施設、それから隣近所なり、隣がすぐはげあんさんですから、はげあん先生とか含めて、打合せしました。ところが、先般、急にぽっと夜の電気が消えてしまって、あれ、どうしたんだろうなというふうに思っていました。そうすると、何となく我々、気がついたのは、その方は施設に何らかの形で入所したのかなと思います。ただ、地域で一生懸命議論した中で、突然、何事もなく、地域から入所した状況も含めて全くないままいるということは、これはやっぱりもう少しネットワークをしっかりしていかないと、我々についても除雪問題も含めて地域活動という形で、言葉は優しいですけれども、なかなかうまくいっていないなと。これは、きっと各行政機関なり、福祉の施設なり含めて、うまくネットワークがいっていないなと。これは、きっと除雪の対応にも、やっぱり本当の声がまだ行政に届いていないな、そんな気がする一つの事例だというふうに認識しておりますから、本当にほっこりするとしたら、やっぱり隣近所から始まって、もうそんなに遠く広くはできないと思いますけれども、その連絡調整、町と施設とか、それから例えば医療機関とか、それから当然住んでいる方の連携というのはすごく大事なことだったと思いますので、こんなことを含めて、これから考える時代に入ってきているのかなというふうに思っています。それから、もう一つ大事なのは、確かにデジタルという部分と含めてフィジカルな、いわゆるまちづくりといいますか、そういうふうな形でデジタルをどうして生かしていきながら、アナログでフィジカルをどう活用していくかと。それもすごく大事な部分だと思います。それはやっぱり、先ほど言ったように人と人のつながり、話合い、それで検討した約束事の対応、こんなことが大事なことだというふうに思っています。もう一方、本当に財政負担も、デジタルを進めることによっての負担の在り方、こんなことも含めて、もうそろそろ具体の将来を見据えた財政のことも考えていくというふうに認識しておりますので、町民に見えるまちづくりのコンセプトの一つとして、きっとこの辺の課題があるかと思いますので、この総合的な考え方について町長にお聞きしたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
除雪の問題は、本町に限らず、どこでも、この北海道が抱える特有の地域課題だと。特に日本海側だとか、向こうのほうへ行くと、こちらの状況ともっともっと比べられない状況の中にあって、その中で痛ましい事故なんかも起きているという、そういう報道もなされております。基本的には、行政でやるべきことと、それから自分たちでやるべきこと、それからさらには、やはり身体的な状況の中で人に頼まなければならないというような、様々な関わりの中で、この問題に関わっていかなければならない複雑なことだと、そんなふうに思います。とはいっても、今年大雪で何回かありました。ほとんど私は町内にいるときには車に乗ることはありませんので。それで、いろんなこれまでも問題提起がされて、行政での支援策だとか、ボランティアの活用だとか、いろんなことがあって、それらについて場合によっては助成制度だとかを設けてやってきていますけれども、それでも解決する話、全てが解決するということではないと。でも、最終的には、やっぱり一番のところでは、身近なところの支え合いというのが一番大きく、何と言いますか、安心と安全と、それから除雪に貢献をしてくれているということであります。隣近所、お向かいさんだとか、これがやっぱり一番大きいなということを感じております。一方、町としては、できるだけ早く公共性のある道路、それを除雪をするということでありますけれども、これもどうしても順番がありますから、生命、財産に関わることだとか、そういったことを中心にしてやったりしています。ここにも書いていますけれども、歩道の関係では結構、以前から見れば、要らないところまで全てということではありませんけれども、整備が早くなってきているなと、こう思っています。だからといって、これが全て100%ということはあり得ない話でありますから、どこでこういった状況の中で妥協するかということも必要になってくるだろうと。いつも晴れた状況で、雪が降ったときも、全てが動けるというところはちょっと我慢してもらうということも、やっぱりこれも必要でないだろうかなと、こんなふうに思いながら、行政としては最大限できることについては、その体制をつくっていきたいというふうに考えております。これまでも、これからも、この課題がより公共性のある課題、取り組むことによって、全体のサービスにつながっていくというようなことがあれば、それはそれとして、真摯に受け止めながら、政策に反映をしていきたいというふうに思います。それから、財政、デジタルの話であります。議員、質問をしながら、きっと内部矛盾を抱えながら話しされているのかなと、そんな感じをしたりもしました。行政の中でのサービスで、タイミングなく何も書くことなくサービスをやるということは、これはすばらしいことだと。でも、一方では、お金の問題はどうなのか、アナログの人間関係が希薄になるということはどうなるのか、こういったことですね。これは、やっぱり解決していかなければならない、不安なところについては、それについては解決していく必要があるだろうと思いますけれども、大きな流れとしては、デジタル化によるサービスの向上というのは、これは極めて大事なことだと、そんなふうに思っております。財政が、このことによって今よりまだ増えるかということもあるかも分かりませんが、一方では、そのことにサービスによるいわゆる満足度、あるいは人件費ですね。人手がそういうことで解消されることによる人件費の解消の問題だとか、いろんな総合的な視点で見なければならないと思いますけれども、しかし、大きな流れとしてはデジタルの流れにあると。この流れは、この町だけ止めるということにはならないと、そんなふうに思っております。昔のままでいいのかということになると、きっとそれは社会の中でつながりを持つことが、むしろできなくなってくるのではないだろうかなと。サービスをして、住民サービスの向上につながるという前提の下で、デジタルをいかに利活用していくか。足りないところの心配されるところのアナログですね。人間関係をどうしていくのかと。これはまた、人間である以上、社会的な活動をしなければならないということがありますから、そのことも大事だということであります。でも、どちらでも大事でありますけれども、これを前に進めていくことが今もっと大事なことでないだろうかなと、こう考えております。