みんなの議会

上士幌町議会 平成28年第2回定例会 2016年3月14日

今後における上士幌町農業技術研究センターのあり方について

2016年3月14日、上士幌町議会の一般質問で、山本弘一議員が「今後における上士幌町農業技術研究センターのあり方について」質問し、町長 竹中貢が答弁しました。

質問者
山本弘一 議員
答弁者
町長 竹中貢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 8番 山本弘一

それでは、私から、今後における上士幌町農業技術研究センターのあり方についてをご質問いたします。上士幌町農業技術研究センターは、平成3年に建設されて以来25 年が経過し、年間利用者数も、平成26 年度では特産物開発研究では6名、農業者グループでは343 名、一般グループでは339 名、総延べ利用者数は668 名にもなります。25 年の間には、農産物の付加価値を高めるために、この施設において当時の担当職員とともに調査研究及び指導を受け、現在、5戸の農家が製造、営業をしております。農業においては、TPPによる関税が引き下げられ、経営の圧迫にもつながります。農林省の関連対策事業とし、農畜産物の付加価値向上を目指し、6次産業化の推進をしております。そこで、今後の上士幌において、農畜産物等調査研究、さらに起業することを目指す重要な拠点施設として位置づけ、今年度から調査に入る道の駅の関連施設として新築、移設の考えがあるか、伺います。

答弁 町長 竹中貢

今後における上士幌町農業技術研究センターのあり方について、山本弘一議員のご質問にお答えいたします。上士幌町農業技術研究センターは、現況作物及び新規作物の生産拡大を図るための技術の導入や地力対策を確立するための土壌分析技術の導入、そして加工技術の研鑽により農畜産物の付加価値向上を図ることで、生産性の高い農業経営を育成することを目的に今日まで事業を推進してきております。特に、農産物共同加工室の利用につきましては、農業者グループや一般町民グループ等の利用に供し、地元の農畜産物を利用したみそや豆腐、乳製品、肉の加工等、加工技術の向上や豊かな食生活に寄与してきております。また、これまでに本センターで研究開発を重ねた加工品の中には商品化され、6次産業として成功した事例も多々あります。なお、本施設につきましては、議員ご指摘のとおり、建設から25 年が経過し、建物の老朽化が進んできていることから、新年度予算では屋根や壁などの修繕のために予算を計上しているところであり、また、研究開発を担う専門職員の採用についても、内定の段階にあります。加えて加工品の新規商品開発にも迅速に対応できるように設備の整備を図る意向であります。以上のことから、農業技術センターが今後とも6次産業化の研究開発の拠点施設として、町民や商品開発を目指す方々の要望に応えるようハード、ソフト、両面から再構築を図ってまいりたいと考えております。なお、新年度から調査計画が予定されている道の駅は、施設整備のあり方や運営等について検討してまいりますが、技術センター機能と重複しない形での食品等加工設備の設置は検討の余地はあるものと思っております。いずれにしても、道の駅は地場産品の販売等が主要な位置を占めていることから、技術センターとは密接な連携が極めて重要と認識しておりますので、ご理解願いたいと思います。

質問 8番 山本弘一

ただいま答弁いただきましたけれども、町長は当初の施策方針の中で、第5期総合計画における5,000 人のまちづくり、地域創生に対する重点対策、その中で上士幌町人口ビジョンの総合戦略にも、今後においてその施設の整備をするということをうたわれております。小さな拠点形成コンパクトシティ化に向けた公共施設の再配置整備計画についても、それぞれ町の関連施設が年度ごとに計画実行ということなされておりますけれども、こういう施設においても、当然耐用年数というのがあるわけであって、いつまで使うかということは危険度ですとか、そういうものというのは非常に消防法含めてあると思うんです。この施設についても、私もここに質問書の中にありますように、やはりこれから定住・移住、町が進めているふるさと納税もありますし、先ほど野村議員がおっしゃいましたように、道の駅にも私、関連しているわけですけれども、伊達の道の駅含めて、私ども議会でも調査をしておるわけであります。それで道の駅は、町長は物産物はということで基本的に考えておるという話でありますけれども、町外からの人を呼び込むのも当然でありますが、やはり町内の人方、こういう施設を使って道の駅に幾ら人が集まって、車もあって活性化されているというところが重要な点だと私は考えております。なぜかというと、それについては、町外から来た人がそこが閑散としている場所であった場合、何か道の駅といっても、トイレ寄って、ちょっと見てということになりますけれども、そこに町民の方々が集まっておるということになれば、活性化につながっていって、何かこの町はやっているんだなというふうに考えられますし、やっぱりその辺についても、老朽化に伴った中で、この2年後の道の駅に関連施設として、そういうことをやる考え方がないのかと、私は伺ったわけであります。今の施設が使えないという意味ではなくて、セントラルベルト構想へというのを持っておりまして、そういうことも含めた中で、私方議員も、町長もいつまでもやっておるという状況ではないわけですね。ある一定いけば、かわっていくという中では、上士幌の都市計画の中でどう進めていくかと、長期展望に立ったやっぱり5年、10 年先のことが必要だと思うんですよ。それで、私はこのものが場所的な問題もあります。道の駅を建てて、駐車場があって、それで関連施設と、伊達であれば、かなり広大な施設を有しているわけでありまして、そこに染め物ですとか、刀の当時つくる場所ですとか、当然物販店はあって、物すごくはやっておりますけれども、やはりあのようなにぎわいの中で、あらゆるジャンルに対応できる道の駅に附帯した関連施設としてできないかと。もう一度伺います。そのような考えはいかがですか。

答弁 町長 竹中貢

1つには、今の農業技術センターが25 年たっておりますけれども、まだまだ十分使えるという前提に立っております。あそこはしっかりとやっぱり研究をし、あるいは商品開発をして、それが商品化になるように、そのような役割はこれからも期待をしたいなと、すっぽり今あるものをこれを閉鎖をして、新たにつくるというのは、これはある意味では経費的なことも含めて、二重投資みたいな形になってしまうのではないだろうかと。ただ、それと全く違う、今の技術センターではできないだとか、あるいは道の駅の中で見せる、いわゆるそういう現場を見ることによってみんなに喜んでもらうような、そういう道の駅の機能をそこにつくるかだとか、いろいろそれはあるんだろうというふうに思いますが、それはこれからの議論の上で、いわゆる設備投資をしたことと、それがどんなふうにして町内外から利活用されて、本町の道の駅としてそれが経営上にどうプラスになるか、これはじっくりとこの辺は検討させてもらいたいなと、そんなふうに思います。したがって、今のあるものは今のあるものとしてちゃんとそれは機能し、もう一つは、それ以外のもので必要なもの、道の駅としてお客さんを迎えるときに、そういうものがあれば、それが集客につながるだとか、そんなようなことは当然考えられることでないだろうかなと思います。そういうことでありますから、ぜひこれからのそれは検討の中に、そういったいわゆる動的な多分見せ方をするようなものもあってもいいのではないだろうか。よくレストランだとかパンなんかも、いわゆるつくっているところからそのまま見せているというのあるし、おそば屋さんなんていうのは粉ひきから見せて、そのようなこともある。いろんな形での展示の仕方というか、見せ方というのは多分検討されるべきことでないだろうかなと、そう考えております。

質問 8番 山本弘一

基本構想は理解できました。今、町長言われたように、研究センターを使って起業家するのは5個以上、今あると思いますが、言われたようにそういう商品ですとか、中にはそういう一部を編入していくだとか、それが可能であれば、それはやっぱりつくっているところ見て、食べておいしくと。見て、食べて、おいしくって味がよければ最高ですよね。そういうマスコミと口コミでこういう道の駅というのは広がっていくというふうに考えております。ですから、そういう町内の立ち上げた企業ですとか、あらゆる商品だけではなくて、どういう方法があるかということも今後、取り入れて道の駅の中には入れてほしいと。今、まさしく3月ということで春なんですけれども、技術センターにおいては、ここの答弁書に書いてあるとおり、専門職が今、内定中だということであります。これは誰でも彼でもできる職種ではないと、私は認識しております。やはり食品を加工研究するということは、最低限度食品衛生法に従って衛生責任者、私持っておりますけれども、そういう最低限度のものが必要なわけであります。それと、やっぱり保健所の起業するときに許認可、そこの調整含めた中で、どういうような方法、それから工場の中身ですとか、そういうことも十分前回の担当者である熊谷さんにつきましては、その辺は本当に細やかに対応していただきましたし、私もそこから起業した一人ではありますから、やはり町内の起業家はあそこから始まっておると、農産物の加工から起業家まで世話になったなということで、皆さんがそういう言葉を申しております。ですから今、内定ということありますけれども、今まさしく3月は町内の一般女性の方々、それから農村女性でも個人的なみそをつくる時期に入っております。ですから、そういう担当職員がいなければ、今までやってきたことができないという声も聞いておりますので、早速にそれを内定どころか、もう実行に移していくという状況だと思うんです。その辺は間違いなく4月からできるんでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

通常であれば、間違いなく来るというふうに思っております。いわゆる人選に当たっては大変苦労しました。実際、やっぱりこういう技術職というのは、そう頭で面接をして、それでやりたいからいい、あるには採用する、そういかないんで、先般の委員会の中でもありましたけれども、この専門職については、私どもとしても非常に大事な課題というふうに受けとめて、例えば北海道庁のほうにも照会をし、あるいは食加研だとか、それ以外にもいろんなところに相談を持ちかけていたんですけれども、全く今どき適切な人材がようやく確保することができたということであります。ただ、実際来てみて、これから今ある設備がこれから本当にその町の特産品をつくる上で新たなものが必要になってくるのかと、こういったところも出てきますので、もう一回リセットして、その専門職と、専門職が全ての分野に精通しているというふうには思いません。肉だかと、あるいは乳製品だとか、いろいろありますから、それは全てに精通していると思いませんから、その人を中心にして、ほかの専門性を持った人方を活用するだとか、このようにもう一回、施設を新しい専門職員を中心にしてさらに活用するような、そういう年を来年から始めていきたいということと、ちょうどそれらを研究することとあわせて道の駅のほうにも、それらが具体的に何らかの形で、この後、採用されるようなことになると、6次産業化のこともそうでありますし、新たな地域の農産業の振興にもつながっていくんじゃないかということでもう一回リセットする、そういう覚悟で技術センターと、それから道の駅の関係もそうでなりますし、活用していきたいということであります。

質問 8番 山本弘一

大変そのように進めてもらいたいと、私は考えております。それで、やはり町長もご存じのように、ふるさと納税については上士幌町も14 億数千万ということでありますし、都会の人たち、若い人方も上士幌町にはふるさと納税だけじゃなくて、大変興味を持っています。やはり一度も来たことのない方については、訪れてみたいという声は個人的聞いておりますし、来られた方については、私方町民としても、どのように受け入れるかというのが重要な問題であります。当然、上士幌町においては農産物、牛乳初めジャガイモも新鮮で生で食べても加工してもおいしいわけでありまして、そういう原材料が上士幌であるということは、これは上士幌の強みなわけでありますね。そういうものをこういう技術センターあたりで利用した中で、都会の人方がその意思があれば、農産物を使った中で起業家に向けてやっていただくと、私はそう思っているわけであります。それに対して町としては、商工観光課ありますように、農商工連携の中でそういう起業に向けて、道の中でも国の中でもあると思うんですけれども、そういうバックアップ体制ができ上がっているわけであります。ですから、どうしても技術センターのあり方、そこに配置された人方についても重要な位置を示すと認識しております。ですから、今、上士幌町というのは脚光を浴びておる、この時点が道の駅を含めて最高のピークに達しているわけでありまして、そういうことを含めてこういう技術センターでこういうことができますよとかという、単なる事業というんですか、職業紹介ではなくて、こういうことも考えたら可能ですと、現物もありますとかと、そういうこともやはり都会において発信していったらいいんではないかなと思いますけれども、その辺の考え方はいかがでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

こちらに関心を持ってきていただくこととあわせて、いわゆる就労だとか、自分の生きがい、あるいは生活の源となる収入源だとか、そういうことも住む上で大事なことであります。そう考えると、それぞれ持っているキャリア能力あって、それがこういった地方、私どものようなところのすぐれた素材を使って何かつくりたいという思いがあるとすれば、それはそのような機会の提供というのは十分必要なことだろうと、そんなふうに思います。いろんな人の知恵をかりていかなければ、成功はしないというふうに思っておりますので、今までは結構いろんな成果を上げておりますけれども、もう一つ、生活のための食生活の改善だとか、あるいはもっと食生活を豊かにするという、そのようなことでの農家の女性の方々だとか、一般の町の人方が使われているケースとか、それからそれをビジネスにするために商品開発をされたという方、改めてもしそこでのビジネスの可能性があるのであれば、積極的にそういった施設を活用する、そして貸し出しするといいますか、そういう受け皿のほうも寛容にして、余りハードル高くしないように積極的に使い勝手のいいような形でのそういう人方も受け入れる、それも必要といいますか、情報の発信の仕方としてはあり得るのではないだろうかなと、そう思います。

質問 8番 山本弘一

その辺の考え方は理解できるわけですけれども、たまたま今回出している小さな拠点形成の公共施設の再配置整備計画については、あの周辺は役場庁舎を中心とした商工関係、病院ですとか、そういうことは出ていますけれども、一歩外れたら道の駅だとか、技術センターとか遠く離れたものについては、セントラル構想の中には入っていないわけですね、具体的には入っていないということはあります。当然、あの施設も5年、10 年、 20 年ということになったら老朽化もしてまいりますし、その器具あたりもやっぱり古くなってくると、当然償却資産ですから、償却をしてくると、その物も更新していかなければならないと。あそこの場所そのものが中部十勝にあったり、いろんな施設が過去のものがあるわけですよ。実際的に使われていなくても、その辺がちょっと私はひっかかるというんですか、物をつくったり加工して、都会から来たときにああいう施設あたりをもうちょっときちっとやっぱりあの辺も整備しないと、見た目からしてみても、ちょっとうまくないのかなと思うんですけれども、町長の今の考え方としては、あそこを改善してしばらくの間、使いたいということですけれども、将来的な考えとしては、いずれか誰かがあそこをまたどうしてくるかということになるわけです。中・長期にかけてのことも私、質問したわけでありますけれども、今のところはとりあえずあそこを改善して使用していきたいと、こういう考え方でよろしいんでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

おっしゃったとおりであります。本当に長期的になったときに、あの場所がいいのかどうかというのは、しばらくその議論の対象になるかと思いますが、ただやっぱり今の小さな拠点、いわゆる子供からお年寄りまで安心してさまざまな集まりに参加できたり、あるいは買い物をするというふうな、そういうコンパクトな町並みの形成と、それからもう一つ加工技術センターはどちらかというと、特定の目的を持った方々が来るということ。あるいは、今おっしゃったとおり、衛生管理上の防疫体制だとか、そのようなことも片方では求められる施設でないだろうかなと、そう思うと、誰でも彼でもがあそこを多分使うということにはならないんじゃないかと、そんなふうに思っておりますから、技術センターの性格上、いわゆる公共施設の再編は、それは片方で進めていますけれども、医療施設や介護施設やそういったものと若干性格が異なるのではないのかなと、今、私はそう考えております。これがこの後、長期的にやっぱりこれ町なかにあったほうがいいと、やがて老朽化して、いわゆる解体しなければならない、建て直ししなければならないときが来るかと思いますけれども、そのときにじゃ、今のことも含めて町なかにあったほうがいいのか、今のところがいいのか、こういう議論はもう少しこの先に考えていただければなと、こんなふうに思います。今のところまだ25 年でありますから、まだしばらく使えるというふうに考えております。

質問 8番 山本弘一

わかりました。私もこの1点だけでございますので、町長が今回はこの施設については改造していく。ただ、答弁書の中にあるこの6次産業化の研究だと、拠点施設としてのハード、ソフト両面から再構築を図ってまいるということを答弁で言っておりますけれども、これは具体的な考え方持っておるんですか。

答弁 町長 竹中貢

先ほども申し上げていましたけれども、いろんな過去、土壌分析だとか、さまざまなもっと多機能な技術センターとしての役割を果たしてきました。それがどんどん変化をし、そしてニーズも含めていろんな成果が上がってきた一方で、いわゆる6次産業化だとか、そちらのほうには技術専門職員の配置の問題も含めて不足をしてきて、今のところそれぞれの生活の中で供するソーセージをつくったり、あるいはみそをつくったりというようなことで、それはどちらかというと、販売というよりもそれぞれの生活の中にどう生かすかというような、そのような最近、技術センターの使用の仕方が多くなってきたということであります。それから、もう一回今回は道の駅もできる、さらに商品開発がどうしてもこれからまだまだ必要になってくるといったときに、さらに6次産業化に向けた具体的な本町の地場産品であります乳製品を使ったものだとか、あるいは作物、畑作、4品の中での利活用の問題だとか、このようなことも受けて、いわゆる経済行為としての可能性を追求するような、そのようなことをこれからも一回再度考えて、そこの機能として発揮をするような、そういう活用に向けて再構築というような言い方をさせていただいたということであります。

質問 8番 山本弘一

その辺については理解できました。私から、これは今後の施設のあり方、技術センター含めてのあり方なんですけれども、やはり建ててから何年、何十年という、それぞれの施設が経過して老朽化も出てまいるわけであります。これについてのやっぱり今回の小さな拠点づくりの中に組み込んだ中、大体耐用年数含めた中で10 年後、 20 年後、これが首長がかわろうと、議会がかわろうと、永久的に町は存続するわけですから、やはりそういう大きな構想を持ちながら、大体この時期にはこういうものが必要だというようなやっぱりきちっとした中で、これだけがやりたい、これだけはやりたいということが出てくると、じゃ、残された施設あたりはどうなるのかと、ナイタイの突風が吹いたようなレストハウスもしかりですし、やはりこういうことも長いスパンで町長は考えた中で、各課に指示をし、この辺はこうですよということできちっと我々にも理解できるような構想、コンパクトシティ化の中でもつくるべきではないかと思うんですけれども、その辺はいかがですか。

答弁 町長 竹中貢

やがて老朽化して整備しなければならないということが出てくるかと思います。行政計画の展望としては、長期計画で大体10 カ年なんですね。中期計画5カ年とかありますから、少なくても 10 カ年は整備は十分耐え得る施設であると。さらにまだ使えるだろうというふうに思っております。そういった意味で、当面あの施設は十分まだまだ活用していきたいと、今解体をしてまたまた同じような投資をするということになると、またそれはそれとしてのいわゆる町税の使い方としてどうなのかということも出てまいります。使えるものを、そして別にそれが今風の新たな目的とそごというか、不釣り合いの状況ではないと、今の中でも整備することによって十分対応できるというふうな認識を持っておりますから、当面しばらくの間、それを使いたいということでありますので、それはもちろん担当課もそういった前提で、これから整備をするということで、とりあえずはハードの面では壁だとか、屋根だとか傷んできているところがありますから、それもいわゆるある程度長く利活用するために、まず基本的な改修をさせていただくということあります。それから、設備についてもこれからどんなことをやるのかといって、設備の改修なんかもこれから出てくるというふうに思います。そんな意味ではもう一回ハードの面、あそこの機能、ソフトの面も含めて生まれ変わるといいますか、再度利活用を図っていきたいというふうにも考えております。

質問 8番 山本弘一

その方向性は理解できました。これはあくまでも要望であります。町長は子育て支援なり、若い人方の定住・移住を含めた中で今回政策をやっていくわけでありますが、次年度以降もある程度の建物だとかそういうものが建った暁には、やはり全体的なバランスをもうちょっとこういう起業、いわゆる町に将来利益を持たせるような方向性をこの農業技術センターを含めてプラスアルファになるような、それから時には利益が上がるようなことにも力を入れていただきたいと思います。私はこれで質問終わりたいと思いますが、答弁あれば、お願いします。

答弁 町長 竹中貢

行政を進める上では経営という視点は極めて大事だと、そういうふうに思っております。したがって、子育ての話がありましたけれども、それが今までもお話しさせていただいておりますけれども、直接子供と親というだけではなくて、それが雇用だとか地域経済にいろんなところに広がりがあるということなんですね。それともう一つは、たまたまふるさと納税を第一義的にそこを使っておりますけれども、本来一般財源で使わなければならないやつもそれを使っているということですから、それは一般財源のほうに十分充当できるということなんです。例えば、こども園の園庭なんかは、これはもうふるさと納税があってもなくても、5,000 万、6,000 万投資しなければならない話なんですよね。それだとか、タブレットだとか、それからパソコンだとか、あれなんかも注目されて新聞やテレビなんかに出ますけれども、あれはどっちにしたって町がやらなければならない話なんです。ですから、それをふるさと納税を使うことによって、そこから一般財源が生まれて、それがほかの経済やいわゆる医療福祉、一般財源のそちらのほうに回っていくということですから、それはそこだけの問題ではなくて全部に動いているということをひとつご理解を多分に得たいというふうに思います。やっぱり今回も無料化によって雇用が非常にすんなりいって、若い人方が仕事に来てくれるというふうにお話しされたところがありました。ゼロ歳児、1歳児は今までは料金かかっていたんで、自分のところで子育てしていましたけれども、今回は自分が働きに出る、みんな働きに出るようになってきたということですから、いろんなところにそれらが波及していっているということがだんだん見えてきているのではないだろうかなと、そんなふうに思っております。ですから、全部に回っていくということを僕らとしては非常に意識をして、これからもやっていかなければならない。特定のことだけが利益あって、ほかのほうは何も利益ない、こんなまちづくりはできないだろうというふうに思いますので、十分その辺はこれからも具体的に僕は見えてくるだろうと、そんなふうに思っております。ご理解いただきたいと思います。

出典:上士幌町議会 平成28年第2回定例会 2016年3月14日 議事録 PDF(94ページ) 間違いを知らせる