みんなの議会

上士幌町議会 平成30年第4回定例会 2018年9月4日

(1)町内における橋梁(町道)の改修について/(2)上士幌人材派遣センター(仮称)設立について

2018年9月4日、上士幌町議会の一般質問で、山本弘一議員が「町内における橋梁(町道)の改修について」「上士幌人材派遣センター(仮称)設立について」について質問し、町長 竹中貢が答弁しました。

質問者
山本弘一 議員
答弁者
町長 竹中貢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 8番 山本弘一

私からは、2件の質問を町長にお願いしております。まず、最初でございますけれども、町内における橋梁(町道)の改修について。町内の町道にかかる橋梁については、施工後、40年以上のものもあり、コンクリートの強度等、安全面で危険度が増している橋梁もあると思うが、調査の結果に基づいた改修計画はどのように進めるのか質問いたします。2点目でございます。上士幌人材派遣センター(仮称)設立について。本町の総合戦略施策の中では、無料職業紹介所はあるが、今後の畑作を中心とする農業振興を考えたときに、労働力不足を補い発展させるためには、人材派遣センター(仮称)が必要と考えるが、見解を伺います。

答弁 町長 竹中貢

山本議員のご質問にお答えいたします。まず、町内における橋梁(町道)の改修についてであります。本町では、現在、町道353路線、総延長約430キロメートルの中で、99橋の橋梁を維持管理しております。その大半が高度経済成長期以降に集中して建設されており、経過年数が30年以上40年未満のものが42橋、40年以上経過している橋梁については23橋となっております。経年劣化と近年の車両の大型化などによる要因から、今後、老朽化が急速に進み、一斉に修繕やかけかえの時期を迎えることによる費用増大や修繕時期の集中が予想されております。この問題を解決するため、平成22年度から3年間で簡易点検を行い、平成25年度に上士幌町橋梁長寿命化修繕計画を策定しており、その後も、法令に基づく5年に1回の定期点検を実施しております。コンクリート強度の点検方法として、近接目視や打音検査によるひび割れ、石灰化の状況を確認し、鋼製部材や鉄筋については、さびの状況などを調査し、強度等の判定を行い、橋梁ごとの損傷の把握に努め、診断記録を作成しております。これらの結果を踏まえ、修繕計画を修正しながら国の補助制度を活用して、平成27年度から早急な措置が必要な順に、昨年まで4橋の修繕を完了し、今年度施工分については2橋の工事を実施しております。今後についても、法令に定められた点検を定期的に実施し、予防的な修繕計画を進め、橋梁の長寿命化と修繕に係る費用の縮減を図りつつ、町道ネットワークの安全性と信頼性の確保に努めてまいります。次に、上士幌人材派遣センター(仮称)の設立についてであります。農業労働者につきましては、これまで農業労働者受入協議会が労働者を確保し、あっせんを行ってきておりますが、山本議員ご指摘のとおり、労働者が不足しているとともに、高齢化が進んでいる状況となっております。今後の農業振興を考え、人材派遣センターが必要ではとのご質問でありますが、今年度から町も出資する「株式会社生涯活躍のまち かみしほろ」が、働くことを通した町民の社会参加や生きがいの充実を促進するとともに、活力ある地域社会づくりに貢献するため、かみしほろ人材センターを設立し、運営を開始しております。人材センターの業務といたしましては、畑仕事から家の周りの草刈り、事務処理、便利屋的な仕事など、多様な内容を想定しております。しかし、人材センターは発足したばかりで、8月の時点でセンターの登録者は11名と、多様な要望に対応するには人材の確保が当面の課題となっております。農作業においても各農家から依頼があることから、農作業に関心のある人、農業経験者を募集しているところでもあります。業務依頼は農業に限らず、ひとり暮らしの方やお年寄りからの要望も多く寄せられており、住民の福祉向上の視点からも、町としても人材センターの登録人員の充実など、センターの機能が発揮できるように支援してまいりたいと考えております。

質問 8番 山本弘一

まず、最初の橋梁の改修についてでありますけれども、答弁の中で、40年以上経過している橋梁が23橋となっているということでありますが、強度も大変問題でありますが、町長も先ほど申し上げたように、近年の機械大型化等によって、非常に幹線はいいんですけれども、支線あたりの橋梁の幅が狭い。例えば、畑作ではコンバインですとか、酪農家でいれば、デントコーン及びグラスサイレージの収穫機械、それで橋桁の上を渡らなきゃならないという、こういうことを言うオペレーターあたりが何人もいるわけです。それを渡らなければどうするかということになると、遠くから逆の方向から回れるところがあれば回っていくんだと。そういう状況ですので、今後、橋梁は、昨年度は4橋、今年度については2橋の工事を実施しておりますと言っているんですけれども、これは担当者あたりではわからないのかな、どこをやっているのか。ちょっと私も聞いておりませんけれども、町長わかるなら答えてください。

答弁 町長 竹中貢

名前が出ておりますけれども、具体的に位置をそのまま、手元にありますけれども、27年度に修繕やっているのは清進橋ということだから、多分、これ北門のほうではないでしょうか。それから28年度が豊穣ということですので、これは上士幌地区になるのかなという、それから29年が鉱山3号、鉱山線のほうの橋ということだと思いますし、30年度は、ことしの予定ですけれども幌加温泉橋、上多橋、こういった4橋であります。今、九十何橋あって検査をした結果、いわゆる国の基準等に当てはまるものが67橋あるということ。それから、これが一番です、4段階にあって緊急措置の段階というのが、もうすぐ、極端に言うと、もう渡れないよというようなところであります、それはゼロということであります。今、お話しさせていただいた修繕をしている場所、これについては3段階目、早期に措置が必要だということで、10橋があるんでありますけれども、ことし2橋やりますので、8つの橋がこれから順次改修に入ってくるということ。それから、2番目のランクでは、目視だとかいろんな点検があって、とりあえずそういった状況が22橋ということで、とりあえず、これから改修を急いでやらなければならないのは8橋があるということであります。それから、今、もう一つあった機械の大型化の問題ですよね。これは、やっぱりそのことは十分承知をしているといいますか、これまでもサクシュオルベツ川の国営かんがい排水の関係でも、取りつけ道路のところの橋なんかについても、それは大変だよと。国のほうに要望なんかもしておりますけれども、町道となった場合に、それらが果たして、今の段階では多分補助制度の対象になってこないんじゃないかなと、そんなふうに思うんです。ここは、やっぱり国のほうに要望なりして、時代に合わないという状況をしっかり伝えていく必要があるんだろうと思うんです。今までやっているのも基本的には、小さなものはともかくとして、一定のものについては国の制度等々を活用していかなければ、橋の修繕や工事の結構大がかりな費用になる可能性ありますので、その辺は費用の問題も含めながらやっていくということと、規格の問題については、これは町だけで解決する話ではないので、いろんなところで、これは声を挙げていく必要があるかなと、そんなふうに思っております。

質問 8番 山本弘一

確かに橋梁については、町だけの予算では莫大な費用がかかるということで、これはやっぱり道、もしくは国の補助事業等を使わないと無理なのかなと思うわけであります。私も地元住民含めて、やはりそういうことだし、しばらくの間、我慢してくれないかという話ししているんですけれども、ただ、万が一のことが起こった場合、その責任はどこにあるんだろうということになりますし、当時、40年前といったら2トン車、4トンですとか、トラクターも60馬力級のトラクターだったんで、十分その橋で活用できたわけであります。私が見る限りは、町道の幹線についてはほとんど問題ないんですよね。大きな橋がかかったり、カーブがこう出て。支線ですとか、そういう明渠にかかるそういうところがたまにあるということありますので、このことについては、町長も今、答弁で申し上げましたけれども、やはり国あたりに、これは上士幌だけの問題ではないと思うんです。十勝町村会含めた中で、十勝は特に大型農業が主体型ですから、その辺の安全・安心を全面に出しながら、基幹産業の農業を、それからトラックあたりもかなりビート積みでも、もうロングタイプのトレーラータイプでも入ってくるなんて、20トンですとかそれぐらいになっているので、非常にいろんなところから出入りが大変だということありますので、今後、建設課含めた中で橋梁の強度を、それだとか幅が問題であるということも含めた中で、きめ細やかにチェックしていただいて、建設課はよくやっていますから、私も認識しております、頑張ってください。そういう中で、より一層調べて、そのことについては国に対して、町長を使った中で一生懸命頑張っていただきたいというふうに考えています。意見あったらお願いします。

答弁 町長 竹中貢

農業基盤も、そのときそのときの規格に合わせて整備してきているというふうに思いますが、今お話しあったように、近代の大型農業に転換してきて、今のような問題というのは、当然うちだけではなくて各地に起きている話だと、そんなふうに思っています。今も本町では、バイオマスの関係のプラントに移送する家畜の排せつ物だとか液肥だとか、かなり重量がかかる輸送が行われていますから、従来の道路そのものも傷みが、特に橋々については厳しい状況になってくるというふうに思いますから、そういった農業関係の基盤全体の今日的な状況に合う環境整備について、これはお話しあったように、上士幌だけの問題でなくて十勝管内全ての共通の問題だというふうに思いますから、共通の課題として要望事項と提起をさせていただきたいなと、そんなふうに思います。

質問 8番 山本弘一

橋梁の問題については、橋梁とあわせて道路のほうも、前から私も言っておるんですけれども、その辺のことを今、町長申し上げましたけれども、ことしは私の家の近くの道路を改修されて、非常に2層でやって、これはちょっと心配ないなと。もともと2層だったんですけれども、業者が言うには、もうちょっと砂利を幅広く入れたりなんかして、努力しているんですよという話を聞いたんですよね。やっぱり橋梁も含めて農道あたりも大型機械、それからダンプですとか収穫作業あたりで使うので、大変金のかかることであるけれども、これも含めて町を中心とした中で、国のほうに要請をしていただきたいなというふうに考えております。それでは、次に、人材派遣センター(仮称)の設立でありますけれども、今年度からは、「株式会社生涯活躍のまち かみしほろ」で、人材派遣センターを設立運営しているということでありますが、隣町の士幌町さんでは、シルバーセンターということでありまして、前回委員会の中で伊東議員さんのほうからはありましたけれども、移動手段の中の車もないんですよというようなこともありました。私もそのとおりだと思いますし、そういう物品的な、また移動的な車ですとか、それから機具ですとか、そういうものというのは、生涯活躍のまち かみしほろの会社なのか、町が支援するのか、その辺はどういうような考えでいるのか。

答弁 町長 竹中貢

今回のこの設立に当たって株式会社にはなっていますけれども、経営という視点で、もうけるからこの仕事ということではなくて、行政がそもそも、いろんな人材の確保の問題だとか、それからひとり暮らしのちょっとしたお世話だとか、そういったことでニーズがあるにもかかわらず、そういう支援してくれるところがないと。よく士幌なんか上士幌に来て剪定だとかやっていますけれども、そういったセンター、人材の利活用ができないのかと、以前からそんな話がありました。実際、多分士幌も、社会福祉協議会というところが窓口になってやっているんだと思いますし、それに対して行政が支援をしているという仕組みだと思うんですよね。同じようにこれで利益を上げると、そもそも困っているところに人を派遣したり、町民が困っているときにやってもらうために、その会社が利益を上げるために、あそこでマージンがとれる、こんなことでは成り立つ話ではないだろうと、こんなふうに選定条件としては考えております。ですから、住民サービスの視点から考えると、普通であれば、独立採算でやるとすれば、自分で機械を買って何かするということになりますけれども、機械買って採算とれるような話ではないんですよね。それは、やっぱり行政のほうで、何らかの形で必要なものについては支援をするということは十分考えていかないと、適切なサービスをやることはできない、そんなふうに考えております。この人材センターも、特に人手不足というのはもう農業に限らず、ここ二、三年の間に、いろんなところから話、寄せられてきているんです。例えば、企業を誘致した製菓会社のほうも、人材がいなくて生産ができないんだという、そういう状況です。福祉の関係もそう、医療の関係もそう、それから建築、土木でもいろんなところでそういった状況というのは、もう日本の構造的な問題としてあるので、そう簡単ではないなというふうに思いますが、そのために無料職業紹介所をつくって、町全体のいろんな動きを紹介しながら人材の雇用の問題だとかさせていただきました。今回も、人材センターの関係でいうと、基本的には請負ということになってきて、人材センターが受けるような形なんですよね。だから、その辺の法的な問題もありますけれども、いろんな人方に参加してもらって、少しでも回っていくようにしたいなというふうに思いますし、特に農業関係でいうと農協と組合員の関係と、それからそれらに対して町との関係だとか、十分それらのところと連携をとりながらどうあったらいいのか、お互いに何らかの支援策があるのかどうかだとか、これはそれはそれとしてやっていかないと、そう簡単に今の状況というのは、改善の余地というのは非常に難しいなと。でも、人がいないことには、これまた作業が成り立っていかないという問題がありますので、いろいろとまた、むしろ何かいい方法でもあれば、支庁の助言、あるいは情報をいただければなと、そんなふうに考えているところでもございます。

質問 8番 山本弘一

町長も答弁の中で、内容はわかっているんですよね。私もわかって質問はしているんですけれども、なかなか人材がいない。今年度はナイタイのレストハウス、来年度は道の駅ということで、上士幌の観光資源からPRするには華々しくオープンするわけであります。やっぱりそういう中で、野菜ですとか地場産というのを、これからの担い手対策としてもやっていただきたいし、なかなか本当に人材がいないんです、今どういうわけか。いないんですけれども、上士幌の地場産の野菜、それから一般的なものでも振興するためには、経済的な農協を含めた中で、行政とともにこういうのを一緒になってやっていかないと、なかなか確立できないのかなと。ましてや町長は、生涯活躍のまちというふうに言っておりますので、私もある程度の年になって、やっぱり仕事をすることが健康なんですよね。ふらふらしているんですけれども、一生懸命やったら筋肉が一生懸命、何というのかな、病気にならないのかなと思うんで、そういう健康志向型を含めた中でやれる範囲の人材センターというのを、より一層、他の機関、イコール農協ですとかそのほかの機関等も、商工関係ですとか一緒になって頑張っていただきたいと思いますが、その辺はいかがですか。

答弁 町長 竹中貢

幾つになっても、元気で長生きしてもらいたいというのは、行政の願いでもありますし、大きな課題にして今いろんな施策をやっているということであります。やっぱり社会に貢献するなり必要とされるということは、非常に生きがいにもつながってくる話だと、そんなふうに思いますから、それと労働というのは、非常に大切な関係だと、そんなふうにも思っております。ただ、やっぱり年とともに働き方も多様でないと、なかなかもたないということありますから、その働き方も極端といいますか、例えば、丸々1日でなくても半日でもどうですかだとか、そんなふうにして、自分の体調や時間、都合に合わせたそのような募集の仕方だとか、それらも含めてやっていくだとか、いろんなことを考えていかなければ、機械的に今までの枠組みだけで人を集めようと思っても、なかなか難しいかもわからないです。それだとか、移住者なども来ていますので、経験はないけれども、しかし、農作業をする喜びなんかも感じてもらう方法はないものかだとか、大きなことでなくてもちょっと仕事みたいなことも含めて、それらを求めているところがあればそのところに派遣するだとか、いろんなことをやりながら健康にもつながる話でもありますし、それから、それぞれの産業を営むところの切実さもありますので、今、即答はなかなか、これが決め手だというふうにならない現実がありますけれども、あらゆる工夫をしながら少しでも対応できるように、精いっぱいこれからも知恵を絞って、そしてまた具体化なるようにやっていきたいなと、そんなふうに思っています。

質問 8番 山本弘一

今の受ける教育は、イコール農民同盟であっせんしている方々が4名ぐらいなんですよね。この前もちょっと私のところも来ていただいたんですが、私は83だか4になりましたという、本当に健康なんですよね。あれ見ていると、自分が20年後あんなになっておられるのかなというぐらい、びっくりするぐらい元気なんですけれども、町長言いましたように、一遍に10名だとか20名集めるという状況を私は言っているんではないんですよ。やれる人から、もし、農業経験でもちょっとやってみたいなという人からでも、2人でも3人でもいたとしたら、そういうことについては私も協力していきたい。やっぱり、結構長芋ですとか野菜の人手不足というのは深刻な問題で、士幌、帯広、音更からも人材派遣来ていますから、できればそぶりのない程度の中でやれるところから、このまちづくり会社でやっていただきたい。まちづくり会社だから、副町長が役員やっているわけですけれども、その辺との、町長も副町長との仲ですから、やっぱり移動手段ですとかそれを、今後まちづくり会社でどうするのか、そういう物資の問題、あらゆるものを詰めていっていただきたいと思いますが、いかがですか。

答弁 町長 竹中貢

今、動き始めて、いろんな要望もそうだし、それから、なかなか大変だなということだとか、いろんなことを今経験しながら動き始めているということです。でも、11人ではありますけれども、来ている人方は、結構、何といいますか、役に立つことだとか、それで生活の糧になるほどの賃金ではないんですけれども、生きがいも含めて意欲的にやってもらっていると、そんなふうに思っております。そういう人方の活動が、少しずつでも次の人方に伝わっていって少しずつふえていくだとか、こういう時間が少し必要なんだろうと思うんです、立ち上がったばかりなので、どんなことをやるのかなとか。でも、今やっていることは地道でありますけれども、こつこつと結構喜ばれているし、それから意欲的に、むしろ頼まれた仕事以上に仕事をしているみたいな話も聞いたりして、一生懸命頑張っているなと、新しいモデルになっていってもらいたいなというふうに思っています。ただ、言ったように、この人材センターで収益を上げて分配するような、そういう仕事の内容ではないということは、もう承知のとおりでありますので、いわゆる行政サービスの視点で、これが潤沢に運営をされ、そして、町民から喜ばれるような形のために十分連携をとって、さらに発展するように、しっかり基盤ができるように応援をしていきたいなと、そんなふうに思っています。

出典:上士幌町議会 平成30年第4回定例会 2018年9月4日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる