みんなの議会

上富良野町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日

(1)観光振興について/(2)定住移住政策について/(3)観光と定住移住に係る事業展開について

2024年3月7日、上富良野町議会の一般質問で、小林啓太議員が「観光振興について」「定住移住政策について」「観光と定住移住に係る事業展開について」について質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。

質問者
小林啓太 議員
答弁者
町長 斉藤繁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 12番 小林啓太

質問に先立ちまして、皆様にお伝えしたいことがございます。御出席の皆様、ここからが本当に強い睡魔との戦いになるかと思います。ただ、私も本来であれば、このタイミングでの質問は避けたいところではございましたが、先日行われた議会運営委員会で決定したことなので、やむなしということで、この時間に質問させていただきます。ただ、幸か不幸か、同じ議会運営委員会において、今回試行ということで一般質問を、そこにあります360度カメラで撮影することが決定されました。ですので、この内容によって、私が質問している間もしくは町長が答弁している間にどなたが睡魔に負けたのかを、私は帰ってから確認することができますということを皆様にお伝えして質問に入らせていただきたいと思います。失礼します。それでは、私は町長にさきに通告していた3項目、12点に関して御質問いたします。まず1項目め、観光振興についてでございます。現在町では令和6年から令和10年を計画期間として第3次上富良野町観光振興計画が策定されております。ここ数年はコロナ禍の影響もあり観光産業自体が大きく縮小していましたが、昨年の5類移行以降、本町の観光もにぎわいを取り戻しているように見受けられます。そんな中、コロナ禍を経験した旅行者はプライベートな空間での宿泊を望むようになるなど、宿泊形態も多様化してきているように感じます。またここ数年で町内でも小規模の宿泊施設が新規に営業を開始している現状を見聞きすることが多くなりました。そこで今こそ上富良野町が、通り過ぎる町ではなく、滞在して満喫する町へとバージョンアップを遂げるべきと考え、より効果的な計画の策定と、着実な事業の推進を望むところであございます。そこで町長に対し上富良野町の観光振興、またその計画に係る以下5点に関してお伺いいたします。1点目、計画に掲載されているデータに関し、宿泊数の数字は何件の宿泊施設によるデータの合計(入込調査で回答が得られている件数)で、その回答のあった施設の一日に宿泊可能な人数の合計はいくつか。2点目、現在上富良野町で営業している宿泊が可能な施設は、合計で何件あり、一日の最大宿泊可能人数は何人になるのかお伺いします。3点目、現在営業している宿泊可能な施設のうち、観光協会に所属していない施設は何件になるのか。4点目、今後このような観光協会に所属していない宿泊事業者に対しては、町の観光振興上どのように対応していくべきだと考えていますか。5点目、月別観光入込み数のデータを見ると11月から4月の入込み数が夏と比べると極端に低くなっているのが見受けられますが、この期間の観光振興に関して計画上では具体策は触れられておりませんが、町長の所感を伺お伺いいたします。続いて、2項目めに移らせていただきます。定住移住政策について。現在上富良野町では地域おこし協力隊などの制度も活用し、移住促進やふるさと納税に係る関係人口を増やしていくような情報発信を積極的に行ってきてきているものと理解しております。そこで、現在町がサポートしているシーズンステイ住宅についてと、新たな生活体験の機会提供について、以下4点を町長にお伺いいたします。1点目、現在町ではシーズンステイ住宅として、民間のアパートを希望者に紹介していますが、以前の旧教員住宅などを活用したお試し暮らしから現在のスタイルになった経緯をお伺いいたします。2点目、現在行っているシーズンステイ住宅の移住実績をお伺いいたします。3点目、今後も現状のままシーズンステイ住宅制度を運用していく考えかお伺いいたします。4点目、今後、移住定住政策において、新たな生活体験の提供を行っていく考えはあるのかお伺いいたします。引き続き、3項目目に移らせていただきます。観光と定住移住に係る事業展開についてでございます。私が現在行っている民泊経営の経験から、上富良― 105 ―野町のリピーターになってくれる方には、条件としては大きく二つあり、一つ目は初めて来たときから複数日滞在して観光やウィンタースポーツを楽しんでいること、二つ目は宿のオーナーなどを含む地元の人間たちとコミュニケーションの時間を多く持っていることと理解しています。長く滞在していただいている宿泊者の方とは自然とコミュニケーションの機会が増えるので、結果として長ければ長いほどリピート率が高いと肌感覚では感じております。また以前中富良野にあるゲストハウスに1年半下宿していた際に、よその地域からきて富良野地域で夏や冬の季節労働に携わる方が、結果そのまま定住したり、また、その後このエリアに戻ってきて定住している姿を数多く見てきましたが、その特徴は観光でリピーターになる方ととても近いものがあったと感じております。ここ数年で多くの宿泊事業者が営業を開始していますが、今後上富良野町が観光振興を行っていく上では、宿泊可能な施設が増えていくことは望ましいことであると考えます。また関係人口という観点からも、我が町で可能な限り長い時間を過ごしてもらうための方策が重要であると考えております。そしてまた現在数字上では入込みに苦戦している冬季においても、必要な策を講じるべきと考えます。そこで以下3点に関して町長の所感をお伺いいたします。1点目、宿泊可能な施設を増やしていく上で、自宅や空き家、空き部屋を有効活用するための宿泊事業の免許取得や、農村部での農泊の施設整備を促進していくべきと考えるが町長の考えをお伺いいたします。2点目、冬場の集客に関して、現在上手くいっている事業者はインバウンドを含むスキー客を獲得している傾向が見て取れます。そこで冬場のインバウンド集客、スキー集客を町全体で底上げするために何か方策を講ずるべきと考えますが、町長の考えをお伺いいたします。3点目、現状ではまだ多くの宿泊施設事業者が冬場の集客に苦戦している状況があります。そこで現在町が仲介しているシーズンステイ住宅に関して、宿泊事業者の空室を活用することで、事業者と利用者の双方にメリットがあり、また利用者との関係構築や定住移住に繋がる取組としても大きく期待が持てると考えますが、この点に関して町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の3項目の御質問にお答えいたします。まず、1項目めの観光振興についての5点の御質問にお答えさせていただきます。まず1点目の第3次上富良野町観光振興計画における宿泊者数データにつきましては、宿泊施設を対象とした年2回の観光入込調査において把握しているところであります。令和4年度の実績で申しますと、実数で32か所の宿泊事業者様より御回答をいただいております。宿泊可能人数については回答のあった宿泊施設の宿泊定員につきましては、合計約680人となっております。次に2点目の現時点で営業している宿泊施設での最大宿泊可能な人数についての御質問でありますが、富良野保健所と観光協会が把握している46件の宿泊施設の宿泊定員の合計は、おおよそ760人程度とされています。次に3点目の宿泊施設で観光協会に所属していない件数についての御質問でありますが、先ほど2点目で答弁させていただきました46件の宿泊施設のうち会員数は28件でありました。非会員の数値につきましては、観光協会に問い合わせをしたところ、正確な数字は把握できておりませんでしたので御理解願います。次に4点目の観光協会に属していない宿泊事業に対しての観光振興上の対応についての御質問でありますが、町の事業として過去に観光客及び町民に対してのクーポンや宿泊割引事業を実施した経緯がありますことから、町が行う事業については観光協会の会員、非会員問わず、観光振興上の対応に変わりはございませんが、宿泊を伴う滞在型観光による経済効果をより効果的、効率的に求めるため、情報共有や連携によるメリットをより明確にするなど、観光協会非会員事業所の新規加入や再加入を積極的に促してまいります。次に5点目の冬季間の観光客入込減少に対する御質問についてでありますが、町としましても冬季間の観光客の入込みについては課題でもありますが、最近は冬山スキーなどの雪のアクティビティや北国ならではの観光スポットなどにより訪日宿泊客が増加している傾向にあり、宿泊事業者の方は、様々なサービスの提供を行っていると聞き及んでおります。町でも冬季間の温泉施設利用促進のため町営バス十勝岳線の料金無料を行っており、多くの観光客や町民の方が十勝岳温泉に訪れてくれるような取組を行っているところであります次に、2項目めの定住移住政策についての4点の御質問にお答えさせていただきます。まず1点目の過去のお試し暮らし住宅から現在のシーズンステイ住宅になった経緯についての御質問でありますが、平成26年にお試し暮らし住宅とし― 106 ―て2戸の旧教員住宅を活用して始まっており、令和元年度におきまして、民間共同住宅の活用と旧教員住宅の老朽化に伴いお試し暮らし住宅を終了し、翌年令和2年度よりシーズンステイ住宅事業として民間共同住宅の3戸について実施を行っているところであります。次に2点目のシーズンステイ住宅からの移住実績についてでありますが、現在までにシーズンステイ住宅からの移住実績はございません。次に3点目の今後のシーズンステイ住宅制度運用についての御質問でありますが、上富良野町に訪れる方が当町での生活を体験していただくことで、交流人口の創出・拡大や町内での経済効果、移住・定住の促進が図られることから、今後におきましてもシーズンステイ住宅制度については、共同住宅事業主の御理解が得られている間は、本制度を継続していきたいと考えております。次に4点目の今後の新たな生活体験の提供についての御質問でありますが、移住定住対策の新たな生活体験の事業につきましては、今後、研究、検討してまいりたいと考えております次に、3項目めの観光と定住移住に係る事業展開についての3点の御質問にお答えさせていただきます。まず1点目の空き家、空き部屋の有効活用や農泊の促進についての御質問でありますが、観光トップシーズンの宿泊施設不足を少しでも緩和するために、空き家の持ち主の方や農業者の宿泊事業参画は少なからず効果があると考えておりますので、様々な法制度等に対応できるよう、また事業形態等に応じて様々な助成制度が活用できるよう、情報提供と必要な支援を行ってまいりたいと考えております。また、農村部での宿泊事業免許取得や、農泊施設整備の促進についてでありますが、農泊については、農村づくりや農村活性化の施策として、緑豊かな農村地域において、自然、文化、人々の交流を楽しむ滞在型の余暇活動であるグリーン・ツーリズムが取り組まれているところであり、利用者が旅行として長期滞在するために必要な宿泊は、グリーン・ツーリズムの展開においても重要要素の一つであります。その農泊は、農家民宿の旅館業とは違い、宿泊に対し営利を目的としないことが前提になっていることから、農業体験をはじめ、特産品の提供、施設の運営管理方法などの継続可能な仕組みづくりにおいて研究しなければならない課題が多くあると考えているところであります。当然のことながら、これらの取組の中心は地域の農業者であり、その理解と協力、合意形成が不可欠となりますし、利用する施設や運営体制の整備には、多額の費用を要することから、国の支援策や制度等の活用等、財源も含め、今後の検討課題としてまいります。次に2点目の冬季間の集客のための町の方策についての御質問でありますが、先ほども答弁させていただきましたが、冬季間のインバウンド、十勝岳スキー客の集客の方策として町営バス十勝岳線を令和5年12月1日から令和6年3月31日まで無料として運行をしているところです。また、このほかにも観光協会のホームページやリーフレットなどにより広報活動を行っているところであります。また、宿泊事業者を中心に冬の観光コンテンツの開発に積極的に取り組み、冬季宿泊客の誘客に実績を上げている実績があることから、それらの事業者と情報交換を行い、新たなコンテンツやアクティビティの創出に努めてまいりたいと考えております。次に3点目の宿泊事業者の空室をシーズンステイ住宅への活用についての御質問でありますが、旅館業法の許可をお持ちの宿泊事業者であれば、通常営業として実施いただくことが可能であると考えられますが、滞在する期間、利用料金など利用者との折り合いが一番大きな課題になりますので、事業の取り組みにあたっては十分に御検討いただくことが必要と考えております

質問 12番 小林啓太

それでは、まず、1項目めの1点目と2点目にかかる宿泊施設についてのデータに関して再質問いたします。ただいま御答弁であった、大体今上富良野町で1日程度宿泊が可能であろうという話がありましたが、こちらの点、補足させていただくと、この数字はあくまで最大なので、実態は満室となっても760になることはおよそ現実ではないということは、今お聞きいただいている皆様に補足させていただきたいと思います。私は、宿泊施設とはもちろん営利事業である一方、観光振興上においては、ある種インフラ的な役割を果たしているものと考えます。つまり、町で様々な観光イベントなどを行ったとしても、宿泊場所が町外であれば、その経済効果は限定的になってしまうからです。また、近年、営業数が増加傾向にある簡易宿所や民泊などにおいては、飲食を提供しない施設なども多くあり、その場合、町内の飲食店などに対する経済効果も少ないと考えるからです。その前提に立って、富良野保健所や道庁が公開している宿泊施設にかかる事業所などのデータなどを参酌しても、町内や圏域内でも近年新規で事業者登― 107 ―録を行っている方が多くいる実態が把握できます。そこで、現在第3次上富良野町観光振興計画が策定間近ではありますが、今後より一層、宿泊事業の詳細な実態把握に努め、上富良野町に宿泊してくれる旅行者を増やす取組が必要であると考えますが、町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。詳細な宿泊数のということで、うちとしては答えさせていただきました保健所の数字とアンケートの回答という数字、これが差があるのですが、760、保健所の数字が多いというのは、この保健所に届出をした後、実際にやっていないというところがあって、実数はこのアンケートの回答の680というのがうちが押さえている数字、近い数字だと思います。このほかに営業を伴わない宿泊を把握するのはなかなか、行政としてもそうだろうと思いますし、生業として、業としてやっていなければ、なかなか、それこそ観光協会、商工会等の経済団体に入っていないところを把握するというのはなかなか困難なことなのかなというふうに考えております。

質問 12番 小林啓太

ただいまの私の質問の趣旨といたしましては、当然今回さきの質問に御答弁いただいた内容は、今回私も初めて確認させていただいたことではあったのですが、先立って担当課ともいろいろ話していく中で、今回計画を策定されるにあたって、その根拠となっている数字に関しては、例えば回答があった宿泊施設の件数でいくと、およそ7割程度の回答率であったりと、まだまだ詳細なデータというのは、新規で宿泊施設をオープンしたところなどは調べようもあり、また、それをもう策定間近ではございますが、引き続き、より詳細に研究していくことが今後の振興計画に寄与するものであると考えての質問でありますが、今後より一層、この点に関して詳細な実態把握に努める姿勢はあるのかどうか、町長にお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。いつの時点、まず統計、計画をつくる段階で、いつの数字を基につくるかというのは、一定のところ決めた後は、その後の動きについては、次の計画なりつくるときには、どのように反映するかというのは、今後検討していくのかと思いますが、ただ、把握、新しくこの直近でできたところが、当然宿泊業であれば、保健所に登録されて、次回、計画等立てるときにはこの保健所の数字なんかには入ってくるのかなと。もちろんアンケートに答えてくれれば、そちらのほうの数字にも入ってきます。ただ、どこにも、保健所に登録されないということは、カウントされないということはないと思いますが、アンケートで返ってこないとき、個別にそのところが分かればもちろにいいのですけれども、全く分からないところも当然あるかもしれませんので、その辺はどうするかについては、どう反映するかというのはなかなか難しい、もちろんなるべく反映したいというのはありますけれども、その辺がどの数字をどの母数字をもって計画をつくっていくのかというのは、常に今課題ではなくて、常にそういうものはあらゆる計画をつくる段階でも課題なのかなというふうに考えております。

質問 12番 小林啓太

私も個人的にいろいろ調べた内容からすると、やはりここの本当に数年、また1年、2年と、日々状況が大きく変わっているものと理解しており、この先の再質問を通じても、より詳細にやはりデータを拾っていかなければならないと感じていただけることを期待しております。続きまして、1項目めの3点目以降にかかる部分で再質問させていただきます。当町の観光振興において観光協会の果たす役割はとても大きなものだと理解しております。また、その観光協会の運営にあたっては、町からの補助金と会員の方の年会費が多くを占めております。なので、観光協会の役割としては、会員さんの利益につながる事業展開が念頭にあるものと理解しています。一方、現在会員になっていない宿泊事業者の考えを推察するに、多くの事業者にとっては自身の事業における具体的なメリットがあるかどうかが判断の基準になっているのかなと思っております。ただ、さきにもありました、町の本音としては、理想的には全ての宿泊事業者が観光協会に所属してくれれば、様々な点において効率的かつ一体的な観光振興が可能になるのではないかなと感じております。上富良野町への観光客そのものの流入増加や冬期間の新たな魅力づくりなど、補填だけでは解決が困難なことも多くあります。そこで、御答弁にもあったように、宿泊事業者に対して観光協会への加入を促していくのであれば、加入による何か具体的なメリットの創出も、町も率先して行っていかないと推進は難しいのかなと考えます。また、そのメリットが、例えば5点目の質問でもお伺いした冬期間の集客につながるようなものであれば、町にとっても大きなメリットにつながると考えますが、町長のお考えをお伺いいたします。― 108 ―

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。観光協会、経済団体もそうなのですが、入る、入らないは、基本的に個人の自由でいかんともし難いのですが、どうしたら入ってもらえるのかというのは非常にここがみそと言いますか、重要なところだと思います。観光協会の場合ですと、1足す1足す1が3ですけれども、それが3人集まって3だったら、誰も入っても入らなくても変わらないので、やはり1足す1足す1、3人集まったら5くらいのみんなで共通で行動することによって、それによって行政も相乗効果と言いますか、みんなで動くことによって、観光客を取り込むような施策を大きくするなり、そういう効果を、やはり観光協会自身がまず中心となる。もちろん行政も観光協会がそういうことであれば、行政も町の経済のためであるので、できることは協力しますが、観光協会そのものの存在意義と言いますか、そういうものはスケールメリットと言いますか、そういうものを発揮することが非常に重要なのかなというふうに考えておりまして、観光協会に加われば、こういうみんなで動きがあって、こういうメリットがあるというのは、何も観光協会に入ったから行政が面倒みてくれるとか、そういうことではなくて、行政としては入っていようが入ってまいが答弁どおり、必要な施策はしますので、本当究極の入る、入らないは、その観光協会に入ったことによるメリットがどうなのかというのが大切なことなのかなというふうに考えております。以上です。

質問 12番 小林啓太

ただいまの御答弁の内容については、町長としても、加入の有無にかかわらず、行政としては行政サービスは提供を行っていくが、やはり多くの方に観光協会に加入していくことを町長自身は望んでいるというふうに理解してよろしいでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。そういうふうな観光協会になってほしいなというふうに、そうすると町の施策としても事業をやっても、その経済効果が最大限発揮できると言いますか、経済効果が最大限、上富良野町の地元に落ちるだろうというふうに考えております。

質問 12番 小林啓太

この点に関しては、僕もスケールメリットというのを多分に活用していくべきだと考えておりますが、会員数の拡大というか、加入の促進に関しては、前提として観光協会が負担すべきことであるとお考えか、それとも町としてもそこに一体となって協力して進めていくこととお考えか、町長の考えをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。町が一社団法人、一般社団法人ですので、その募集活動を町が直接担うということはなかなか難しいとは思いますが、観光協会がやはり会員の皆様が集って、発展していくことが町にとっても、行政にとってもいいことですので、それは直接入りなさいという勧誘はなかなか難しいかもしれませんが、観光協会に頑張ってほしい、皆さんで町を、観光行政を盛り上げてほしいという思いはあると言いますか、応援はしていきたいなというふうに思っております。

質問 12番 小林啓太

私は、さきにもお伝えしたように、やはり宿泊施設というのは、ある種、インフラのような役割を果たすところになるとは思っておりますので、観光協会の会員拡大においても、宿泊事業者が増えていくことは、より大きなスケールメリットを発揮するのではないかなと考えておりますので、ぜひその点、何かいい方策があれば町としてもサポートしていっていただければなと考えております。では、2項目めの移住定住政策、シーズンステイの実績についてお伺いいたします。2点目のシーズンステイの移住実績について、町長は現状では実績がないと御答弁されましたが、そのことについてはどのように受け止めているかお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。シーズンステイからは実績は答弁したとおりないのですが、正確にはお試しからは何件か実績はありますが、シーズンステイに変わってからはございません。ただ、実績がなくても効果と言いますか、当然上富良野町に来て住んでもらって体験してもらっているわけです。当然情報の発信とかがありまして、その分は効果と言いますか、リアルな上富良野町のPRなんかも含めて、移住の実績はなくても、それなりの効果はあるのかな。また、この先続けていけば、そういう人たちがまた上富良野町に来て、移住につながってくれればという意味で、そういう意味で当面の間は続けて、ある程度の期間続けていったほうがいいのではないかと考えております。― 109 ―

質問 12番 小林啓太

私も少なくとも上富良野町に1か月以上滞在して、生活をしている方なので、仮に直接移住につながらなくても、何かしら関係人口としての利用していただいた価値は発揮するものなのかなと感じますが、ちょっと今の御答弁だと、具体的にそれがどのような効果に波及しているのかが捉えづらく、本当に費用対効果が合っているのか、判断しづらかったので、もし関係人口という観点からも、この事業が有効であるという事例などがあればお伝えいただければと思います。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。特定のと言いますか、このシーズンステイに来た人からの関係人口というのはなかなか追跡するのは難しいかもしれませんが、一般論としては、やはりSNSとかにその人が発信したり、上富良野町のどがいい、何がおいしいという、それだけを発信しただけでも十分な宣伝効果も、まさに画像付きであれば、さらに四季それぞれ、すばらしい画像を日本中もしくは世界中に発信していただければ、具体的な数値がどうのというのはなかなか追跡は難しいかもしれませんが、それなりの関係人口の創出に関して効果があるものだろうと思っております。

質問 12番 小林啓太

ただいま御答弁いただいた内容は、効果としてあるだろうというのは容易に想像がつくところではございますが、一般的な観光であったとしても、上富良野に来て、よいと思えば、それを情報として発信するなどは考えられますし、このシーズンステイ住宅という、ある種、うちの町の移住政策の大きな方策として行っていることとしては、効果は非常に限定的であり、ちょっと弱いのではないかなというのが個人的な感想としてあります。ですので、このまま、今移住としての実績はないまま、このまま続けていくことが行政として最小限のコストで最大限の効果につながるとお考えかお伺いします。併せて、もし既存のシーズンステイ住宅に変わる事業の腹案などもあればお伺いしたいと思います。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。既存のシーズンステイに変わる腹案は特にないのでシーズンステイを続けているわけなのですが、これが完璧かどうかは別として、シーズンステイで1か月、2か月、ロングスパンで上富良野町におられる方と、やはり旅行で来られた方も、もちろん関係人口としてカウントして構わないのですが、やはり見えてくるものというものが大分違うのかなというふうに、観光で訪れるのと、やはり1か月、2か月、長く住んでいるのと、やはりごみの投げ方はどうだとか、細かいところから、そういところを判断してもらえますし、そういうところをひょっとしたら発信して、ここがいいとか、すばらしい町だとか、そういうのもあるかもしれません。いずれにいたしましても、ある程度、もうちょっと効果等を見ながら、もちろん効果を見るとはいえ、いい案があればすぐ制度を修正したりするのは、それは否定しませんが、関係人口、移住・定住に向けて、お試し住宅のような、ある程度ロングスパンで来てもらう、体験してもらうというのは必要なこと、大切なことなのかなというふうに考えております。

質問 12番 小林啓太

ただいまの御答弁で、そもそもこの事業を続けていく価値について、町長に関しては、この事業を続けていくことが当然目的なのではなく、やはり上富良野町での生活等、ある程度の期間、観光とは違った形で体験していただき、そして上富良野町の関係人口となり、継続してつながり続けていっていただくことが、そもそも今この事業を行っている本質的な部分なのかなと感じておりますので、ぜひ、この先の私の提案も含めて、有効な手段があれば、これに限定することなく、ぜひ積極的に政策として取り入れていってほしいなと感じます。では、3点目の、今話したことに継続しますが、観光と定住移住に係る事業展開に関して再質問させていただきます。まず、1点目の宿泊可能人数を増やす取組についてです。ここまでの質疑を通じて、上富良野の大ざっぱな現状としては、夏は宿泊施設が不足しており、冬は集客が不足しているといった状況であると、大ざっぱには理解しております。そこで、富良野保健所が提供している生活衛生関係施設というデータの旅館、ホテル等というデータを参照すると、比較的小規模の簡易宿所も含め、旅館業法の適用を受けた施設の一覧を確認することができました。そのデータを見ると、令和3年から令和5年の間に町内で許可を得た事業所の数は14に上り、現在、先ほど御答弁いただいた町内にある宿泊施設46件の実に32%が直近3年間に営業を開始したものと思われます。参考までに富良野市の数字を参酌すると、上富良野町が14件なのに対し、富良野市は63件と4倍の数字が確認できました。また、宿泊者にも事業者にも、近年ニーズが高まっている住― 110 ―宅宿泊事業法、いわゆる空き家や住宅の一部を貸し出す民泊の届出を行っている施設について、直近3年間での届出数は、上富良野町が4件なのに対し、中富良野町が6件、富良野市が46件、美瑛町が33件と町によって大きな違いがあるのが見てとれました。私はこの数字に非常に衝撃を受けたのですが、なかなか伝わりづらいと思うので、補足させていただくと、つまり富良野市では46件が新しく、この法の適用を受けているということは、46室を持ったホテルができているのとほぼ同じ、同程度の経済効果が見込まれるかなというような考え方でございます。住宅宿泊事業法は、年間で受入可能日数が最大で180日と限定されている一方で、旅館業法より容易に申請ができ、空き家や空室対策による副業や国際交流などを目的に活用している人が増えている精度でございます。余談ですが、北海道清水町では町長自らが届出を行い、ホストとして自宅で宿泊客を受け入れていることでも有名な制度でございます。個人的にも多くの町民の方がこの制度などを活用して、観光客の方を受け入れてくれれば、宿泊施設数の増加に加え、空き家・空室の活用、観光客と町民の交流の機会など、関係人口の創出にもつながり、とてもおもしろい展開が期待できるのではないかなと考えております。この登録申請の促進などにかかる行政として町独自のサービス展開をしてみてはいかがと考えますが、町長の所感をお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。近隣の状況、詳細をお知らせいただきまして、ありがとうございます。何か行政にできることがあれば、ぜひ、できる、できないは別として、調査研究は進めてまりたいと思っております。以上です。

質問 12番 小林啓太

つまり、今の話も踏まえ、こういう制度も活用して、上富良野町に宿泊可能な施設を増やすことは有効であるということは町長もお感じになられたかお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。富良野市とか中富良野町は、美瑛町も含めて増えているのが、原因を追及、まず、調査することが有効なのか、何か行政として何か障害があるのか、ないのか、それともただ単にやはり、たまたまそういう方が多いのか、その辺の調査等も含めて、今後研究していかなければならないのかなというふうに感じております。

質問 12番 小林啓太

もちろん、この富良野広域として、町同士で観光客を取り合うというようなことはあまり理想とする部分ではないかもしれませんが、現状こういう近隣のエリアで新しく宿泊できる施設がどんどん増えている現状にありますので、上富良野町でのこういう観光振興における経済効果を最大化する上でも、ぜひこういった部分に関しても研究を進めていただき、必要な方策を講じていただければと感じております。2点目の冬季の集客に関して再質問いたします。現在、冬期間のインバウンド対策として、十勝岳線の無料運行を行っているという御答弁がございました。私自身も宿泊事業者として、これまでインバウンドを含む多くのスキー客を受け入れてきた経験から、現在の施策展開が有効かどうかを私の所感も交えてお伝えいたしますと、上富良野町に宿泊し、スキーを楽しむ旅行者は大きく二分することができると考えており、まず一つ目は富良野スキー場を目当てに来られる方。そして二つ目が良質な雪を求めてバックカントリーを含めて、その日、コンディションに合わせて滑りに行く場所を決めている方がいると感じております。いずれにしても、上富良野町に宿泊して、公共交通機関のみを使ってスキーをしに行くことは困難なため、多くの方が自家用車で来るか、レンタカーをするか、もしくは事前にスキーガイドを予約し、移動も受けもってもらっているケースが多いのかなと感じております。また、仮にスキー客が十勝岳線を利用するとしても、上富良野町の宿泊施設は点在しており、山の宿泊施設に泊まってスキーを楽しむ方以外には効果はかなり限定的なのではないかなと懸念しています。上富良野町は、車さえあれば十勝岳も近く、南はトマムから北は旭川まで1時間程度で移動できるとあって、立地としては多くのバックカントリースキーヤーから好まれていると把握しております。バックカントリースキーヤーは集団が多く、また、宿泊日数も複数日にわたるため、冬季の集客を課題としている当町との相性は極めていいものと考えております。そこで、彼らのニーズや宿泊施設が単体では解決が困難な課題をより正確に把握し、町として集客の底上げする、移動しやすさの課題解決に取り組むべきと考えますが、町長の考えをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。なかなか難しいと言いますか、きわどい問題を抱えているのかなと、きわどいというのはパブリックで公共がすべきものはどこまでなのか、ビジネスですべきものはどこまでなのかというのは、非常に線引きが難しい、送迎はどちらがやるのか、あまりそこはビジネスのほうに行政はあまり立ち入らなくてもよいのではないかと。例えばスキー客だけ送迎を、バックカントリーだけすると、ほかの温泉の人たちの不公平感とかが生まれてきて、そこはやはり公共交通機関として公共が担うべきもの、それは十勝岳線は役場、公共として保っていますが、それ以外の送迎については、宿泊所がやるのか、それとも運送の事業者もタクシー会社もおりますので、町内には、そういうところも考えると、何でもかんでもパブリック、公共がやれば済むという単純な問題ではなく、もうちょっと複雑な問題が後ろに控えているのかなという感想です。以上です。

質問 12番 小林啓太

ただいまの御答弁ですと、さきに御答弁されていた、現在その十勝岳線の無料運行というのは、まさにこのスキー客やバックカントリー客に対して行っているサービスということと、今町長がおっしゃられた、そういったサービスを行政として行うことはどうなのか、そこはビジネスに任せるべきではないのかという部分と、若干整合性が欠ける部分があると思いますが、その点は町長はどうお感じになりますでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。十勝岳線は公共の交通機関、JR上富良野駅から降りてきて十勝岳に行く方のためのと言いますか、スキー客だけではありません。どのような方でも使える、公共の交通機関ですので、特にスキー客、たまたまスキーを滑る方も使いますけれども、スキー客だけのために運行しているわけではありませんし、それを各施設が、もしくは各運送、タクシーなんかが、その停留所まで送ってくれるとか、いろいろな絡みはありますが、基本的には公共交通機関、十勝岳線は誰でも使っていい、先ほどの答弁とは矛盾していないのかなというふうに思っております。

質問 12番 小林啓太

あくまで無料で使えるということが旅行者にとってもある種の受益があるということかなと私は感じておりますが、この点こそ、先ほど町長もおっしゃられていた宿泊事業者等が皆で集まることによってできるスケールメリットというのを考えるいい機会になるのではないのかなと考えております。ただ、今おっしゃられたように、送迎を個店で運営しろとかいうことではなくて、事業者が一体になることによって、皆で一緒にそういった課題に対して取り組むことなども可能になってくると思います。なので、この点、先ほどの、要は町がそのスケールメリットを生かすためにバックアップする、していくということともつながってくると考えておりますが、その点に関して町長の考えをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。まさにそういうことだと思います。集まるということは観光協会とか経済団体に個店ではなかなか対処しきれないものを解決することによって、さらに客足が伸びるかもしれません。そういうことを行政も期待しておりますし、そういうことに関してはバックアップと言いますか、力添えをして、さらに経済的効果を町として増やしていきたいという思いは、方向性としては合っているのかなと、一致しているのかなというふうに考えております。

質問 12番 小林啓太

それでは整理して確認させていただきますが、この前の前の御答弁では、町長はやはりビジネスとして行うべきことと行政がサービスとして行うことに関しては線引きはするべきであるという御答弁だったかと思いますが、今の御答弁では、それこそスケールメリットを生かして、町にとっても利益が生まれるような事業であれば、町として行政サービスを行っていくことは、行政サービスが例えば観光協会への加入を促す方策の一つとしてもサポートしていくというような御答弁であったのかなと私は思いましたがいかがでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。そういう飛躍と言いますか、ビジネスとパブリックは区別しております。公共が全てやれば問題解決するという問題ではありませんということで、ここは運送に関しては、十勝岳線は別として、役場がと言いますか、行政がなるべく手を出さないで、既存の業者もあることですから、宿泊業者なのか運送業者なのか、それはビジネスの中で解決すべき問題であって、ビジネスにはあまり行政がああしろ、こうしろとはなかなか言いづらい。ただ、ビジネスの中で皆さんが観光協会、旅館の方が集まって、さらに― 112 ―新たなことをしていけば経済効果がさらに1足す1足す1が3ではなく5になるかもしれない、そういうものに対しては応援するというのは行政が直接サービスするというわけではなくて、何か、例えば人が足りない、物が足りないというのであれば補助金がないのかとか、そういうバックアップです。特に直接サービスをするという意味ではなくて。

質問 12番 小林啓太

すみません、今ので確認は取れ、まさに私もその行政がサービスを行うというのは、一般的な事業者には知り得ないような、行政であれば普段からアンテナを張っていて、使える有利な、そういう国や道の助成であったり、そういうのを活用して、うまくスケールメリットが生かせるようなことがあれば、ぜひ行政としても協力的な姿勢で取り組んでいっていただければと考えている部分に関しては、町長と思いは共有できたのかなと思います。それでは、3点目の宿泊事業者の空室をシーズンステイ住宅として活用することについて、再度質問いたします。私は、さきにお伝えし、また多分町長ともこの点に関しては合意形成ができたと感じておりますが、上富良野町に中長期で滞在する方は、潜在的に関わりの深い関係人口へとつながっていくと考えております。また、現在のシーズンステイ住宅は利用期間が最短でも1か月と、お試しという言葉の定義にもよりますが、若干ハードルが高めであると感じておりますが、町長の御答弁では、旅館業の許可さえあれば受入れは可能だが、金銭面での折り合いが大事であるということでした。このアイディア自体に関して、町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。1か月以上ということで使いづらいと、確かにあるかもしれませんが、1週間でも3日でもいいとかいろいろ、既存の宿泊業者の方の営業を圧迫してはいけませんので、なかなかそういうこともあって、目的が長く住んでもらって、上富良野町のいいところ、悪いところ、判断してもらって、発信してもらう。もしできれば関係人口の増加もありますけれども、できれば移住者になってもらえれば、もちろん万々歳なのですが、そういう中で、そういう事業を町がやっているのですけれども、あまり小刻みに、1週間とか3日とかを許可してしまうと、既存の宿泊業者への影響も考えますので、やはりある程度ロングの1か月以上のそういう条件は付さなければならないのかなというふうに考えております。

質問 12番 小林啓太

私もこの点に関しては、宿泊の事業者が自らコストを払ってでも、こういう方々を受け入れるのはどうかということではなく、先日同業他社の方とお話しているときに、冬の期間、うちは稼働率が1割から2割だと言われている方が複数名おりまして、そういった方たちには、要は空室、在庫がたくさんあるのであれば、何かそこをうまく活用できる策がないのかなと考えているときに、現在この運用されているシーズンステイ住宅とうまく折り合いがつけば、事業者の方にとってもメリットがある事業になるのではないかなと考えました。そして、今後も、つまりそこの宿泊体験希望者と宿の仲介を常に町が行っていくという話ではなく、仮に先ほどお伝えしたような観光協会がその事業を担うですとか、そういったマッチングする仕組みだけをつくって、それを他の人が運用するなど、様々なことを活用すれば、今この冬期間の空いている宿泊施設を移住政策にも活用できますし、この点でいけば移住に限らず、上富良野町に1週間から2週間、旅行でもいいので滞在してみることは関係人口の増加にもつながってくるものと考えております。そういった意味でも、私はこの事業にぜひ前向きに研究、検討を重ねて取り組んでみてもいいのではないかなと考えますが、町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。冬季の閑散期と言いますか、最近ではスキー客がすごく多くて、部屋が空いているのかどうかも、ちょっといっぱいなのではないかなというふうに思っています。もし空いていれば、スキー客の方をぜひ情報交換し合いながら、スキー客をぜひ取り込んで、シーズンステイは別として、スキー客を取り込んでいく、それが先ほど言った1足す1足す1は3とか、みんなで集まることによってスキー客をがっちり、キャパぎりぎりまで押さえるというふうに、そういうことをすれば、まず業界でできれば、そういう体制ができれば、空き家と言いますか、空き部屋対策というのが、まず観光協会とか経済団体中心でできるのかなというふうに考えております。空き部屋を閑散期に使ってほしいという気持ちは分かりますけれども、なかなか答弁させてもらいました価格の面について、折り合いがつくのかどうか、同じ条件でやはり1か月以上、2か月以上大丈夫なのか、そういう面もありまして、どうなのかなというふうに不安はあります。

質問 12番 小林啓太

ただいまの町長の御答弁だと、そもそも冬の宿泊施設における集客の現状認識について、大きな乖離があるのかなと感じました。まさに先ほどお伝えした、当施設などは比較的スキー客の方が来ていただいているのですが、町内にある宿泊施設においては、稼働率が1割、夏と比べて1割、2割と言われているようなところが現にあったということで、現在冬において宿泊施設で宿泊施設不足が起こっているとは私は感じておりませんので、その点はお伝えしたいと思っております。価格に関して折り合いがつくかどうかは、あくまで、これも事業者と利用者の関係での話になりますので、そこはあまり行政が心配する部分ではないのかなと個人的には感じております。なので、ぜひ、そのあたり、懸念される課題等はたくさんあるとは思いますが、何か最初の一歩でも、現在、先ほど町長もシーズンステイ住宅に変わる新たな腹案がないので何かいいものがあればとおっしゃっていたこともありますので、ぜひこういった事業にも前向きに挑戦していってもらえればと思いますが、最後に町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

12番小林議員の御質問にお答えしたいと思います。冬期間の稼働率はどうなのか、小林議員のデータなのか、感想なのか、私もしっかりとしたパブリック、公式なデータは持っておりませんが、富良野市、そして上富良野町においても、相当外国人客が来ているのはスキー客がメインだと思いますけれども、そういうところをまだまだ泊まってもらえないのであれば、まずそういうところをしっかりと泊まってもらうという方策が第一かなというふうに、空室があるから町の事業で埋めてほしいという気持ちは分かりますけれども、なかなか直接そういうふうには難しいのかなというふうに思っております。

出典:上富良野町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日 議事録 PDF(114ページ) 間違いを知らせる