上富良野町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月15日
(1)子育て支援について/(2)男女共同参画について
2015年12月15日、上富良野町議会の一般質問で、佐川典子議員が「子育て支援について」「男女共同参画について」について質問し、町長 向山富夫、総務課長 石田昭彦が答弁しました。
- 質問者
- 佐川典子 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫、総務課長 石田昭彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 3番 佐川典子
さきに通告させていただきました2項目について質問をさせていただきたいと思います。1、子育て支援について。国レベル・各自治体レベルで人口減少問題がクローズアップされ、地方創生時代における、まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定が進められている。我が町の人口動態の現状は、合計特殊出生率2012年は1.66人であり、このままでは2040年には、町の人口は8,086人になると推計されました。将来の町の人口を1万人確保するためには、2019年までで合計特殊出生率を1.7人にする目標値が出されました。国や自治体で子育て支援に対する支援策の推進が図られてきている現状があります。少子化対策について、どのように進めてきたのか伺いたいと思います。1、若者の定住促進について。2、不妊治療の支援について。3、男性の育児参加などの環境整備について。4、子育て費用の負担軽減について。5、子どもを育てるまちづくりの情報発信について。2項目めは、男女共同参画についてです。第4次男女共同参画基本計画が策定されるが、その実践法となる、女性活躍推進法が27年8月に成立いたしました。女性の就業や登用を進めるためのものであり、2025年には団塊世代が75歳の後期高齢者となり、前例のない介護時代が到来します。これからは、女性が一方的に介護の責任を任せられる時代ではなくなり、男女共通の認識が必要になってきます。男女を問わず平等に働く権利と、家庭もともに両立させる新しい働き方の構築が求められてきています。そのためにも、将来のこの町の進展に必ず必要になる女性の労働に対する活躍の推進や地域社会での処遇について、どう考えているのか伺いたいと思います。また、女性の意見を反映させるために、農業委員会や各委員会などへの女性の登用をどうやってふやしていくのか、伺いたいと思います。以上でございます。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの子育て支援に関します5点の御質問にお答えをさせていただきます。当町におけます子育て支援策につきましては、妊娠から出産、育児、また小学校・中学校・高校までの子育ての各ステージごとに、保健・医療・福祉及び教育・生活などさまざまな子育て支援策を講じ、支援を図っているところであります。まず1点目の若者の定住促進についてでありますが、平成23年に策定いたしました定住移住促進計画に基づき移住準備住宅の整備、北海道くらしフェアへの参加など積極的に取り組むとともに、人材育成アカデミー事業や農業・商工業の担い手育成等も― 26 ―行い、若者の定住促進を図っているところであります。次に、2点目の不妊治療の支援についてでありますが、妊娠前の時期には、妊娠に関する普及啓発・不妊相談を実施しているところでありますが、不妊治療につきましては経済的負担の軽減を図るための助成制度、北海道におけます特定不妊治療費助成事業でございますが、これらの周知・活用を図っているところであります。また、子どもの適正体重の維持や生活習慣病の予防は、将来健康な子どもを産み育てることができる健康な体づくりにつながりますことから、かみふっ子健診を実施しているところであります。次に、3点目の男性の育児参加などの環境整備についてでありますが、お父さん応援講座、あるいはワークライフバランスの講演会など、男性の育児参加を目的とした講演会等の開催を進めているところであります。次に、4点目の子育て費用の負担軽減についてでありますが、保育料の軽減を初め、妊婦検診費用、予防接種費用、乳幼児医療費、就学援助費、子育て支援ごみ袋交付など、必要性を見きわめながら軽減策の新設・拡充を図ってきたところであります。次に、5点目の子育て支援策の情報発信でありますが、子どもセンターの事業活用やホームページ、広報紙を初め母子手帳交付時、出生届時、乳幼児健診時など、さまざまな機会やネットワークを通じて、情報の提供・周知を図っているところであります。次に、2項目めの男女共同参画に関します御質問にお答えさせていただきます。国におきましては、第4次男女共同参画基本計画の策定が進められる中、女性の職業生活における活躍を推進するため、豊かで活力ある社会の実現を図ることを目的に、女性活躍推進法が9月4日に施行され、地方公共団体には、特定事業主行動計画の策定が求められていることから、役場の組織といたしましては、国から示されている策定指針に基づき、今後、策定に当たってまいりたいと考えております。男女が社会の対等な構成員として、さまざまな分野において活動に参加する機会が確保され、ともに責任を担うべく社会を形成していくことは、まちづくりを進めていく上で極めて重要な要素であり、具体的な対応に当たりましては、女性が活躍できる状況や住民の意識向上など環境づくりに努めながら、実態に即した取り組みが重要であると受けとめているところであります。町の男女共同参画に関する取り組みにつきましては、第5次総合計画において基本的方向性を定めており、男女共同参画の意識を醸成するため、あらゆる場面での教育・啓発を推進するとともに、男女を問わず仕事と家庭、社会活動との調和の取れた生活実現のため、子育てや介護支援等を共同で取り組んでいけるよう推進を図っているところであります。少子高齢化社会に対応し、社会の活力を維持していくためにも、女性の活躍が重要であることは申し上げるまでもなく、現在、当町におきましてもさまざまな団体やグループにおきまして女性が大変活躍されておりまして、今後のまちづくりに対しましても大いに期待するとともに、さらに女性が活躍できる機会を提供できるように意を用いてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、まちづくりのさまざまな場面で、女性の皆様の御意見を反映していくことは、極めて重要でありますので、公的機関等への登用につきましても、附属機関等の設置及び運営に関する規程に基づき、対応してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 3番 佐川典子
ここに4年前に、厚生文教常任委員会の所管事務調査報告書がございます。このレポートに関しまして、私も厚生文教常任委員会ということでレポートを提出し、報告したその一人でございますので、そのことについて少子化対策ということで、議場で報告もさせていただいております。ちょっとまとめを読ませていただきます。最近の若年層は、未婚・晩婚など結婚に対する価値観の変化や出産・育児不安や育児、教育の負担が大きな要因となり、20代の若年層が特に減少し、結果として婚姻数と出生数が減り、人口が年々減少している。また、働く場所の確保など構造的に若年層をふやすことが最も重要な課題で、不妊治療、乳幼児医療、保育サービスなどの充実や男性の育児参加など、地域全体で安心して産み育てる環境を整備し、幼稚園と保育所のあり方など将来を見据え、子育て費用の負担軽減など、町全体による支援を進める必要があるというふうに私たちは報告させていただきました。子育て支援策は、全町体制で事業を推進することが特に重要であり、今後は先進市町村の取り組みを参考にするなど、総合的で特徴のある子育て支援策を打ち出し、これまで以上に子育て、子育ち環境の整備に取り組み、若者の定住を推し進め、町全体で子どもを育てるまちづくりのビジョンを町内外に発信し、人口の減少を控える必要がある。これが私たち、厚生文教常任委員会の報告の内容でございまし― 27 ―た。まさに今、少子化対策における、まち・ひと・しごと国全体でそれについて私たちが一番やっていかなければならないと、そういう課題を4年前にも報告しております。この報告の中で、私が今回5項目についての内容として質問をさせていただきたいと思います。いろいろな政策を町で行っているのは、十分理解してところではございますけれども、やはりいい結果を出しづらい、そういう人口動態とかいろいろありますので、そういう時代になっていっているということを踏まえて、移住定住についてワンストップの窓口でもやっているというふうに伺っておりますけれども、お試し住宅等も26年12月に開始して、旭町で2戸ありますけれども、26年としては実質ゼロと、そういう数字も出ております。移住の相談もふえてきているのですけれども、実績もやっぱりだんだん少なくなってきている、そういう他町村、近隣町村との人口の奪い合いというのが、今もう始まっておりまして、ぜひ若者の心をつなぎとめるというか、そういう施策、子育て支援を十分にすることで人口をふやしているという、そういう町もたくさんございますので、そこら辺を十分に、具体的なこと、予算もつけて、ぜひ今後やっていっていただければなと。通勤手当を全額補助しているという町もありますし、居住手当に1万5,000円をやっていると、そういうことで人口を増につなげているという町がたくさんございます。今、総務省は、大都市圏の人を任期づけで1年から3年ということですけれども、地域おこし協力隊というのをやっております。そこでこの間、北海道新聞にも載っておりましたけれども、地域おこし隊員の定住率が何と79%にも及んでいるということが あ り ま す 。 こ の 町 で も い ろ い ろ な 議 員 も お っしゃっておりましたけれども、不足している部分があるのであれば、そういう人たちを利用して、総務省の動きを利用して、そして上富良野町を知っていただいて、そして定住にまた結びつく可能性もあるということを、私たちはやっぱり少し学ばなければいけないなというふうな時期に来ていると思います。IターンだとかUターンだとか、それプラス今、孫ターンという言葉も出てきていますよね。そこら辺も踏まえて、地域協力隊の総務省の動きですので、隊員一人当たり400万円の補助が国から出ておりますし、報償費なども含めて200万円とかそういうものを何とか利用して、そして上富良野町の町のPRをして付加価値を上げる、そして定住移住に結びつけるという、そういうことも大切ではないかなというふうに思っております。また、定住移住に対しましては、東川町のことになりますけれども、ふるさと納税を利用しまして宿泊券を提供して、そしてその町に来て……。
質問 3番 佐川典子
これで、何でこういう地域おこし協力隊というものがあるのに、こういうのに参加しなかったのかということをまず伺いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。子育て支援と、ちょっと意味合いが違うかなと思っていますけれども、お答えをさせていただきますが、まず、地域おこし協力隊につきましては、これはきょう金子議員にもお答えさせていただきましたけれども、しっかりとした目的を持ってとらえるべき事業でございますので、そういったニーズ、あるいはそういった盛り上がりをきちっと確認した中で、そういった事業は取り組むべきだというふうに考えております。この件につきましては、事業として完結したわけでございませんので、そういう必要が生じたときには、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。以上。
質問 3番 佐川典子
先ほども言いましたように、厚生文教常任委員会で出した報告書の中の1、2、3、4、5について私が質問しているということを先ほど申しましたので、移住定住も子育てに関連しているのだということを、先ほど文書で読ませていただいているのです。次に、不妊治療について伺いたいと思います。北海道の特定不妊治療費の助成事業というのがございますが、これは1回15万円で、10回までの補助というふうになっております。町での補助は単独ではありますでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
不妊治療の町独自の助成策については、現在、取り組んでいないところでございます。これは以前にも佐川議員にお答えさせていただいたところでございますが、そういった事業として町が上乗せ事業として取り組むようなまだ状況が、あの当時は生まれていなかったということもございまして、現在、取り組んでいないのが状況でございます。― 28 ―
質問 3番 佐川典子
以前に質問したときに、同僚議員も質問しておりますが、そのときに今後の検討、研究課題の一つとしてとらえていきたいというふうなお答えを、議会だよりにも載せております。今、新鮮胚移植で、平均40万円から43万円かかるということを伺っております。全道で見ましても179市町村で、81市町村の中で道の補助のほかに、町単独で補助をしているという実態がございます。交通費等もかかりますし、いろいろな部分で負担がかかっている、その夫婦の悩み、子どもがほしいという夫婦の悩みをぜひ町として補助を出して、上乗せした部分の補助を出して、そして少子化や子育てに関して悩んでおられる人たちに対応するということが、今、求められてきているのではないかなというふうに思っておりますが、これについての考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。不妊治療等に関する支援につきましては、私どもといしまして何ら否定する考えも持っておりませんし、ただ、健康づくりのそれぞれ所管の中で、そういった悩みをお持ちの方々と日々情報共有をしておりますので、そういった町の現状が、現場から上がってきたときには、適切に対応することが必要だろうというふうには考えております。以上でございます。
質問 3番 佐川典子
次に、男性の育児参加の環境整備について伺いたいと思います。10年後には、男性の育児休暇を13%にふやすのだというふうな国の政府の方向性、そして出している部分がございます。男女共同参画基本法を参考にしますと、やはりこういうイクメンに関する町としての施策というのは十分理解し、そして進めていくべきだというふうに思っております。子どもを持つ親の1日当たりの育児と家事の時間を平成6年の60分から、20年には2時間30分とする具体的な数字目標も出ております。上富良野町で、男性の育児休暇の目標とかそういうのは考えていらっしゃるかどうか、そこを伺いたいと思います。
答弁 総務課長 石田昭彦(総務課長は2017年3月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えいたします。上富良野町でといいますか、町のほうでは、次世代育成の法律に基づきまして、役場自身も特定事業主となっておりますので、特定事業主の行動計画を持ってございます。その中で男性等の職員においても、育児休業を取りやすいようなそういう環境整備を求めることを計画の中で盛り込んでおりますが、具体の何%かというような数値目標を立てた計画にはなってございません。
質問 3番 佐川典子
また、後で出てきますけれども、そういう行動計画も進めて、町として独自のやっていかなければならないという法律もできてきますので、後でまたお話をさせていただきたいと思います。4、子育て費用の軽減について伺いたいと思います。上富良野町は保健福祉課の町民に対して、健康のまちづくり宣言をしてきたこともございますし、本当に健診率も全道トップでありますし、十分に町として施策がなされてきたと、本当に誇らしいぐらいの部分がございます。しかしながら、人口をふやす、子育てに対応するために、そういう特殊出生率を上げるためのそういった施策に関しては、少しまだ十分考えていく余地があるのではないかなというふうに思っております。健康を保つための予防策だとか、そういうのは十分理解できますけれども、やはり予防をしても出産にはつながらないという現実問題がございます。そこら辺を他町村と比べまして、プラスアルファの施策をやっていかなくてはいけないというふうに思っております。子育て世代は、とっても負担が多いということで、今、他町村でも中学生までの医療費の無償化というのを打ち出しております。この間も北海道新聞にも載っておりましたけれども、やはりこれからの時代、先を見据えて我が町も健康は守りながら、子育て世帯に対応しているのだということは十分理解しておりますが、やはりそこは他町村との平均レベルというのですか、そこら辺に乗っかって、その時点でプラスアルファで上富良野町は予防しているのだと、そういうような施策をしていかないと、どこかでラインから落とされる部分が上富良野町であるとしたら、それはやはり子育て世代の親御さんにとりましては、やっぱりちょっと何か足りないのかな。お話を聞いたり、一つ一つの施策を見ると、一生懸命やっているのは多分わかっていただけるのだとは思うのですけれども、やはり外から見た目というのは重要になってくると思いますので、ぜひそこら辺の外からの目線で、また今後の人口増につなげるためには、何をしたらいいのかというそこら辺が、一番これからの施策として重要ではないかなというふうに思います。― 29 ―今、子どもの医療費について、通院費プラス無償という自治体がふえてきておりますが、それについて町長の意見を伺いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。子育て支援に対します御質問と理解しておりますが、子育て支援策につきましては、まず、出生率からのお話もございました。出生率を高めるということは、一朝一夕にできることでもありませんし、これは責任回避する意味は全くございませんが、1自治体が何か取り組むことによって出生率が上がるということ、際だって数字が変わってくるということの期待は非常に困難であろうと。これはやはり国挙げて、地域挙げて取り組んで初めて実行の上がることだというふうに考えておりますが、何もしないでいいということではありませんので、それについては可能なものについては、取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。また、子育て支援策の具体的な支援策についての御質問もいただきましたが、私といたしましては、常々申し上げておりますけれども、他の町村と対比をしたり、あるいは比較をしたりというようなことの中で、特定の事業をピックアップして、そこに注目を集めるようなことは果たして行政、まちづくりの中で、いっときはたしかインパクトはあることはそれは認めるところですが、やはり私ども行政を預かっている立場といたしましては、やはりその政策というものはしっかりと安定しているか、そしてしっかりと継続できるような仕組みがされているかということが、私としては一番重きを置いていくべきことだというふうに考えておりますので、なかなかそういったことを押し並べて見ますと、どちらかというと佐川議員のほうから御質問ありましたように、外目から見ると、非常に地味に見えるかと思います。しかしながら、この上富良野町のみならず、今の人口動態を見ますと、社会的減少が圧倒的に自然減少より進んでおりますので、やはりこの上富良野に住んで頑張っておられる若い世代の方々が、しっかりとここで安心して働いて、また、安心して子育てできるようなそういった安定感を私どもとしてはしっかりとつくっていくことが、まず重要であろうというふうに考えているところでございます。以上です。
質問 3番 佐川典子
今、安定感が本当に重要だと思います。ここに、上富良野町の子ども・子育て支援事業計画というのをいただいたのがあります。26ページに、重点的に取り組む必要が高い子どもに関する施策は何かというふうに若い世代、子育て世代の親御さんに聞いております。そうしますと、子どもの医療に関する充実というのが70.8%も上げていますよね、そしてあと子育てに伴う経済的支援を望むと、これが48.4%も上げています。やはり若い子育て世代の親御さんたちの民意というか、育てている親御さんたちの気持ちをどれだけ行政でくみ取るかということも、私はある一つの行政の施策として必要になってきているのではないかなというふうに思います。安心というのは、やはり一定ライン、子どもが病気になったときには必ず親御さんも仕事を休まないといけない、そして交通費ももちろんかかります。医療費も負担があります。それで、そういった部分を考えていきますと、できるだけ上富良野町は子育てに、町長、よくいろいろな保育所等の行事に出ていただいたときにおっしゃっていることは、この町で皆さんが安心して子育てができるように対応してまいりたいと、本当に私はうれしく聞いているところなのですよね。ここら辺は、やっぱり子育てするお母さんたちに、私も自分で子育てもした経験もございます。本当に負担もかかりますので、そこら辺をどのように酌み取ってくれているのかなというその基準に、他町村とやっぱり比べてしまいますよね。地味な施策は、本当に上富良野町は、すばらしいというふうに理解しております。調べれば調べるほど、逆にこんなこともしていたのかという方もいらっしゃると思いますよね。だけれども、やはり外から見た目と数字と整合性のあるような動きをとることも必要ではないかな、そういう時代に来ているのではないかなというふうに私は思うのですよね。ぜひ今後のまた国からの補助等の予算がついたとき、暁には、ぜひここら辺を少しでも緩和していただけるような負担を、子育ての親御さんたちの負担軽減につながるようなそういった意味合いで予算計上していただければ、私たちの議会の中でも、それをやってくれたらなというふうに思っている議員の仲間というか、たくさんいらっしゃると思いますので、ぜひそこら辺は強く言っていきたいなというふうに思っております。私たちの厚生文教常任委員会も今回、子育て支援についてという研修もやっております。また、そこら辺について、町長がもし国として予算がつくのであれば、そういった方向性で考えていただけるようなこともあり得るのかどうかも含めて、そこら辺を伺いたいと思います。― 30 ―
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の子育て政策全般についてのお尋ねかと思いますが、お答えをさせていただきますが、やはりその時代、その時々の社会環境によって適切にタイムリーな政策を持っていくということも、米沢議員の御質問のときもお答えさせていただきましたが、やっぱりそれは前向きに取り組んでいくことだというふうに思っております。まだ、これからいろいろ私ども内部の検討・研究の中で詰めていくことになると思いますけれども、これで子育て支援が足りていると、満たされているというふうな前提には立っておりませんので、いろいろな調査機関の調査データを見ますと、医療費が少し拡充されることが非常にありがたいという調査結果も見ております。また一方、何が負担感があるかというと、教育に対して非常に負担感があると、そういうデータもあるわけでございまして、そういったことを実際、上富良野町の中ではどういったことが満たされていないのかということを前提を持たずに検討しながら、充実を図ってまいりたいというふうに考えております。以上です。
質問 3番 佐川典子
以前の時にも申しましたが、ぜひ重要な部分における検討課題ということでお願いしておきます。次に、男女共同参画についての質問に移らせていただきたいと思います。女性の職業政策における活躍の推進に関する基本方針の策定というのがあります。女性の活躍推進法で、先ほども申しましたが、8月に成立したばかりでございます。これについて、10年間の時限立法ということでございます。ここに、第29条から第34条までに所要の罰則を設けるものとして、要するにきちっと自治体等で政策の推進が図られない場合は、罰則も設けることだというふうに書いてあるのですけれども、これについて町長はどういうふうに理解しているか伺いたいと思います。
答弁 総務課長 石田昭彦(総務課長は2017年3月まで)
3番佐川議員の再質問にお答えいたしますが、自治体の罰則というのはどういう、どの部分かちょっと私も勉強不足ですけれども、今回の法律の中では、先ほどのエンゼルプランと同様に、女性の活躍推進法の中でも女性の例えば採用のあり方であったり、そのようなことを一定程度、国の指針に基づいて役場も地方公共団体も、特定事業主ということで指定されておりますので、来年の3月いっぱいまでに子育て応援のプランと同様に、特定事業主としての行動計画を策定することが義務づけられておりますので、それらの計画の策定に向けて準備を進めているところであります。以上です。
質問 3番 佐川典子
事業主の取り組みに必要な視点と行政の役割というのがございます。まず、トップが先頭に立って意識改革、そして働き方改革を行う、また女性の活躍の意義を理解し、女性の活躍推進に積極的に取り組む、働き方を改革し男女とも働きやすい職場を目指す、男性の家庭生活への参画を強力に促進する、育児、介護等をしながら当たり前にキャリア形成できる仕組みを構築する、こういうような内容が書いてあります。この内容について、この責務と役割について、町長の考えをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の男女共同参画、もしくは女性の活躍推進法にかかわりましての御質問にお答えをさせていただきますが、町全体の町民の意識を向上させたり、あるいはそういう環境づくりというのは、また一方であるでしょうが、役場として、特定事業主として果たすべき役割と申しますと、先ほど総務課長のほうからお答えさせていただきましたように、まず町がある種率先して町民の皆さん方に取り組みを見えるような形で取り組んでいくことは、大変必要だろうというふうに考えておりますので、どういうところから実際実行していけるか、これから計画をつくってまいりますが、町が率先して取り組んでいくということの形はつくっていくべきだというような理解はしているところでございます。以上です。
質問 3番 佐川典子
公的部門による率先垂範ということで、やはり町長、今おっしゃっていただきましたが、上富良野町の行政を預かる者として、やはり公務員の方もそうですけれども、町民の方に示すことができるようなそういう施策をぜひ具体的にわかりやすいような、もちろんそういうことも考えていただきたいなというふうに思っております。今回、この内容につきましては、公表だとか、啓蒙活動をするというふうに、推進するというふうに盛り込まれていると思います。これについて、どのように関係者への説明等をやっていただけるのか、そこら辺をちょっと伺いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の御質問にお― 31 ―答えいたしますが、こういった第三者の目から見る一つの監視という言葉適切ではありませんが、第三者の目から見てしっかりとそういった女性が活躍できるような環境づくり、あるいは男女共同参画がしっかりと行われているかということを見えるような形でということは、これから、この法律の中でも書いてありますので、多分、されていくのだというふうに思います。ただ、現在の上富良野町の状況から申し上げますと、町は特定事業者でございますので、そういう計画は持つことになりますけれども、国で言う、今、ここで言われている特定事業主というのは、301人以上の事業所を対象としておりますので、上富良野町の実態に合うかどうかはわかりませんが、町の特定事業者としての責務は、果たしてまいりたいと考えております。
質問 3番 佐川典子
女性の活躍推進法と推進計画を今策定している、準備をしているのだと思いますけれども、その中で男女共同参画の計画と同一として一体化してやっていくのか、それとも単独でやっていくのか、そこら辺をちょっと伺いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えさせていただきますが、法律の趣旨そのものは、男女共同参画と女性の活躍推進法とは、これは目的は違いますが、共通するところは私は多々あるなというふうに考えております。こういう小さな地域におきましては、それをしゃくし定規に分けるのではなくて、男女もしっかりと共同参画ができるような社会状況、環境、あるいはその中で女性がさらに活躍していただけるような状況づくりというものをあわせ行うことが、非常に有効だというふうに考えておりまして、繰り返しますが、そういった手本を役場の組織を通じて、町民の皆さん方にPRできればというふうに思っているところでございます。
質問 3番 佐川典子
先ほどの答弁の中で、附属機関との設置及び運営に関する規程に基づいて進めていくというようなお答えをいただきました。2010年9月の定例会でも私、これについて質問させていただいております。そのときに農業委員会だとか附属機関に対して、各委員会の登用についてということで質問しておりましたけれども、そのときの町長のお答えは、条例や計画がなくても十分反映でき、まちづくりや自治体で精神は生かせるというふうにおっしゃっておりました。附属機関等の今、実態を見せていただきますと、女性の割合は本当に少しずつふえて、登用もふえてきているなというふうに感じております。しかし、農業委員会、それだとか固定資産審査委員会等、やはりこの辺がほかの委員会もありますけれども、まだまだ不十分な部分がございます。これについてどのように、特に農業委員会等は選挙という形もございますし、どういうようにして反映をさせていくつもりなのか、そこら辺を伺いたいのですが、すごく難しい部分があると思うのです。実は私、個人的にお話を伺った中で、農業委員会の方から、農業経験者、経営の経験がない女性に対しては、そういう者に入ってもらっては困るみたいなような、そういう言い方をする委員も中にはいらっしゃいます。そこら辺の意識改革も含めて、どういうふうに現実問題の具体的に登用をふやしていくのか、そこら辺を伺いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の女性の参加機会についての御質問、公的機関への参加についての御質問にお答えをさせていただきますが、お尋ねの農業委員会に特定してお答えさせていただきますと、現在、女性の委員が委員として就任されている実態にはございません。ただ、これは議員も御理解いただいているように、機械的に男女の割合を決めればいいというようなものでもございませんし、やはり目的が地域の農業を推進するという機関でございますので、その目的達成のために女性の意見が反映されるようなことが必要であって、初めて機能するわけでございまして、その辺は農業委員会の自主性にもちろんゆだねることになりますが、ただ、農業委員会に限って申し上げますと、次回の改選から実は選挙がなくなりまして、町長が農業委員を指名するというような仕組みに今度変わります。そういった関係で、そういうような女性が活躍していただけるような環境づくりもどうでしょうかという意見は、今まで以上に述べられる状況にあるのかなというようなことで考えておりますので、そういった機会を通じて発信してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 3番 佐川典子
本当にいろいろな統計を見ても、女性を登用したことによって企業がすごく収益を上げたり、また農業生産のほうでも法人として収益が上がったと、そういう経過の結果がたくさん出ております。あすもNHKで上富良野町の「はらぺ娘」です― 32 ―か、農業女子の「はらぺ娘」というテレビにも出て、皆さんもごらんになると思うし、私も拝聴させていただきますけれども、ぜひ女性の農業者の支援も含めた、そういう窓口の開けた上富良野町というのも考えていただきたいなというふうに思っておりますので、この辺についてまた伺いたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
3番佐川議員の女性の参加についての御質問にお答えさせていただきます。もはや時代が大きく変わりまして、男であるべきだ、女であるべきだという時代は、私は終わったというふうに思っております。ともにそれぞれ持てる、男性は男性・女性は女性としてならではで発揮できるものがありますので、そういったこと、本当に対等に見て女性の活躍の場がふえるように、とりわけ役場の組織内においてはそういったことを常に意識しておりますので、これからも御指導賜りたいと思います。以上でございます。