上富良野町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月11日
(1)町の景観について/(2)出生祝の対応について/(3)がん教育の推進と充実について
2018年9月11日、上富良野町議会の一般質問で、佐川典子議員が「町の景観について」「出生祝の対応について」「がん教育の推進と充実について」について質問し、副町長 石田昭彦、教育長 服部久和、建設水道課長 佐藤清、町民生活課長 北越克彦が答弁しました。
- 質問者
- 佐川典子 議員
- 答弁者
- 副町長 石田昭彦、教育長 服部久和、建設水道課長 佐藤清、町民生活課長 北越克彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 佐川典子
初めに、このたびの台風21号及び北海道胆振東部地震により被災されました全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。また、本日出席を見合わせられた町長に対しまして、早期回復をお祈り申し上げ、一般質問をさせていただきます。まず1項目めは、町の景観についてでございます。上富良野町に景観条例があるが、今後の公共施設整備において、景観に配慮した色など統一性のある施設整備を進める考えはないのか伺いたい。①今までの公共施設の色などは誰が決めてきたのか伺う。②上富良野町景観づくり推進会議等の関係機関における意見の中で、公共施設の景観についての意見はなかったのか、あったのであれば、どのような内容であったのか伺う。また、年に何回開催されてきたのか伺う。③町の公共施設の景観について、第5次総合計画ではどのようなことが考慮されてきたのか伺う。④町の形状を考えると、町の集落はすり鉢状になっており、峠から見おろすと一定程度見渡すことが可能な町である。総合計画の10年単位ではなく、もっと長いスパンで公共施設を考えていくことが望まれる。色の統一を図ることで景観や利用者への安心感も生まれる。センスの問題や好みの問題もあると思われるが、将来改築予定の施設整備(病院・庁舎など)から、色の統一を図ることで町の景観に生かされると思うが、それについて伺いたいと思います。2番目は、出生祝いの対応についてです。平成28年、上富良野の総合戦略が策定されたが、2040年には1万人程度の人口を目標とした。現在は1万836人(平成30年7月31日現在)で、町の合計特殊出生率も1.7の目標値を下回っている。欧州では、子の出生を祝う「ニューボーン」ということがあり、出産記念に何かしらのアクションを行うとしている。子は宝であり、町の将来を担う種であると考えられる。町でお祝いの気持ちをあらわすことは当然であり、幸せを共有することで町民も幸せになれる。現在の町の出生時にどのような対応があるのか伺いたい。、議会の懇談会で出席者から防災無線がお悔やみ放送になっていて暗い感じがする。子どもが生まれたときにもお祝いの放送をしてはどうかという声が出された。町民の意見もあり、対応できることではないかと思うが、それについても伺いたいと思います。3番目は、教育長にお願いをいたします。がん教育の推進と充実についてでございます。死因の第1位を占めるがんは、現在では2人に1人の罹患率である。国だけでなく、地方自治体も個人としても対応や予防が望まれています。2006年にはがん対策基本法が制定されました。北海道においては、2012年、がん対策条例が施行された。2016年、改正法案が成立し、その中には、治療と就労の両立支援、緩和ケアの強化、がん教育の推進などが盛り込まれた。健康づくり推進の町として、がん教育の重要性は否めない。現在行われているがん教育の内容について伺いたい。また、今後の課題や、どのように充実させていくのか伺いたいと思います。以上です。
答弁 副町長 石田昭彦(副町長は2021年9月まで)
3番佐川議員の3項目についての御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの景観に配慮した公共施設整備に関する4点の御質問にお答えいたします。1点目の公共施設の色等の決定についてでありますが、新設・改修のいずれの場合も設計者の意図などを参考としながら、施設を管理する所管課内での協議において、当該施設の特性等を考慮した中で決定してきておりますが、大規模な公共施設については、所管課の提案をもとに、町長において決定してきた経過にあります。また、かみふらの景観づくり計画を策定した平成― 13 ―23年度以降においては、同計画に定める建築物等に求められる景観形成の基準に沿って対応しているところであります。次に、2点目の景観づくり推進会議についてでありますが、当会議は、かみふらの景観づくり条例における届け出行為に対する助言や景観づくりのあり方、仕組みなどを検討することを目的として、平成18年度に設置されたものであります。当会議は、設置以降、本町の景観づくり計画の策定に向けた審議などを、平成18年度から平成22年度までの間で合計10回を開催してきておりますが、公共施設の景観に関する協議が行われた経過はないところであります。次に、3点目の第5次総合計画における公共施設の景観への配慮等についてでありますが、公共施設については、風土に調和した社会基盤づくりの中軸となることから、周辺環境と調和した施設整備を進めるとともに、国や道など他の地方公共団体が実施する公共事業においても、町と同様に統一感のある施設整備となるよう取り組んできたところであります。次に、4点目の公共施設の色の統一をとのことでありますが、さきにお答えしたとおり、かみふらの景観づくり計画が定める建築物等に求められる景観形成の基準に沿って整備を進めているところであり、今後においても、同計画の考えに沿って、周辺環境や周辺の町並みと調和に配慮しながら整備を進めていくことが重要と考えていることから、公共施設について色を統一するという考えは持ち合わせていないことを御理解賜りたいと存じます。次に、2項目めの出生祝いの対応に関する御質問にお答えいたします。町の子育て支援策については、妊娠、出産、乳幼児から高校生までの各ステージにおいて、保健・医療・福祉及び教育・生活などに対して、さまざまな子育て支援策を推進しているところであります。出生時において祝意をあらわすことにつきましては、全く同感でありますが、行政サービスの中でどのようにあらわすかについては、多様な考え方があるものと受けとめております。諸外国においては、子どもの健やかな成長を願うため、それぞれの地域独自の風習に倣ったさまざまな贈り物をすることもあると認識をしております。また、上川管内においても、記念品や祝い金を贈呈している自治体もありますが、本町としましては、安心して産み育てることができる子育て環境をしっかり充実させていくことが最も重要な責務と受けとめているところであります。今後においても、よりよい支援策となるよう、子育て世代の皆様を初め、広く御意見を聞く中で充実を図ってまいりたいと考えております。お子様の健やかな成長を願うに当たり、出生時に町として祝意をあらわすことにつきましては、愛郷心を育むなどの側面もあり、いろいろな機会を通じ、町民の方々の意見も伺いながら、将来課題として捉えさせていただきたいと思います。また、防災行政無線により、出生時にお祝い放送をとのことでありますが、防災行政無線は、災害時の放送のほか、平常時において町の行政情報を放送しており、お悔やみ放送については、臨時放送として、喪主様から希望があった場合に実施しているところであります。子どもの出生に係るお祝いの放送につきましては、祝い品業者等からの営業活動に利用されるなど課題もあり、個人情報保護の観点からも実施は困難と判断しておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
3番佐川議員の3項目めのがん教育の推進と充実に関する御質問にお答えします。がん教育の推進と充実についてでありますが、国は、平成24年にがん対策基本法に基づき、がん対策推進基本計画を策定し、また、北海道においても、がん対策推進条例が施行され、児童生徒ががんに対する正しい知識と、健康と命の大切さについて学び、みずからの健康を適切に管理することを目指し、健康教育全体の中で、がんに対する理解を深めるための教育が行われるよう、必要な施策を講じることになりました。また、平成27年3月、がん教育のあり方に関する検討会から、学校におけるがん教育のあり方についての報告が取りまとめられております。この中で、がん教育の目標は、がん教育の具体的な内容が報告され、がん教育の実施に当たっては、がん教育が健康教育の一環として、学習指導要領を踏まえ、保健体育科を中心に、学校の実情に応じて、教育活動全体を通じて適切に行うことが大切である。また、家庭や地域社会との連携を図りながら、生涯にわたって健康な生活を送るための基礎が養われるよう配慮するとあり、学校教育活動全体で推進されることとされております。現在、本町におきましては、学習指導要領に基づき、小学校5、6年生は体育で、中学校3年生は保健体育の教科で、生活習慣病の予防の授業において、がんの予防、早期発見、検診などについて学習し、正しい理解を深め、健康と命の大切さについて学んでおります。― 14 ―昨年度におきましては、上富良野小学校の5、6年生を対象に、がんの専門医師によるがん予防・検診についての「がん教育出前講座」を実施いたしました。今後におきましても、引き続き学習指導要領に基づいた健康教育、がん教育を適切に進めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 3番 佐川典子
今お答えいただきましたけれども、景観づくり推進会議というのが平成18年から始まって、22年まで10回開催ということでございますけれども、22年以降開催していないのは、どのような理由からなのか、まず伺いたいと思います。
答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)
3番佐川議員の景観づくり推進会議の開催についての御質問でございますが、まず、景観づくりの計画が運用されましたのが23年4月1日からでございます。その以降につきましては、まず、事前相談、それから事前協議というものがございまして、この部分について、23年から現在まで32件の協議を行っております。この中で、担当のほうで、この場所に建てたいのだとか、設置したいのだという協議を行っていきますので、その部分で助言を行い、そして、景観形成の基準に対する適用について簡易審査をし、そして指導を行っておりまして、この部分において、支障を及ぼすおそれがないという判断であった場合に、届け出を免除するというふうになっておりまして、この段階で許可をしておりますので、景観推進会議をする案件がないというふうに判断しているところでございます。以上でございます。
質問 3番 佐川典子
町の景観形成の基準というのがあると思うのですけれども、それは、例えば上富良野町独自の特質した景観形成に対するそういうのというのはあるのでしょうか、それについて伺いたいと思います。
答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、上富良野町の特徴であります。上富良野町内の代表的な視点から考えますと、十勝岳を望む眺望を阻害しないというのがまず1点です。次に、北国の自然景観のイメージを損なう原色の色遣いや奇抜な意匠としないこと、これが2点目でございます。3点目に、上富良野町の風景と調和し、多くの人に好感を持たれるデザインを心がけると、この三つが、まず大きな方針と、基準となっております。また、色についても、彩度7以下にすること。原色は使わないことというふうな基準となっております。以上でございます。
質問 3番 佐川典子
色や美的景観についての一定程度の基準というのがあるのはわかっております。私たち町民として、そういうのがなかなか周知が徹底されていない部分というのも結構あると思うのですけれども、それらについてはどういうふうにお考えでしょうか。
答弁 副町長 石田昭彦(副町長は2021年9月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えいたします。町においては、平成23年にそれらの基準等が成立されたところでありますけれども、多くの町民にそういったことが浸透されていないということであれば、それは私たちのPRといいますか、知らせている取り組みの努力が足りないことなのかなというふうに反省するところでありますので、機会を通じて、そういったことを通知するようなことにも努めてまいりたいと思っております。
質問 3番 佐川典子
景観というものは、次から次へと変化していくわけでございますので、先を見据えた中でのある一定の提示等を町がしていかなければ、これは本当に個々の好きなような感じ、そういうような景観、まちづくりになっていくのかなというふうに思うところなのです。それで、なぜ公共施設等について、いろいろな色を使っているわけです、今までも。その景観についての協議がなされていないということが、どうも私的には納得がいかないなと思うのです。やはり行政側としては、大きな上富良野町の町自体の描く、そういうものも景観形成のある一つのプラン的なものというのは、今後、考えていかなければ、外から見ても、すてきな町だねというような言われ方をするべきだと思うのです、これからも。そういった意味において、長いスパンで考えていかなければいけないというふうに思うことがあるので、今、伺っているわけですけれども、これについては、将来的にも、町の印象も含めて、今の状態でいいというふうに判断していらっしゃるのか、これから少しでも、人から見ても、外から来られた方たちから見ても、すてきな町だねと言われたいような、そういう気持ちがあるのかどうか、そこら辺もちょっと伺いたいと思います。― 15 ―
答弁 副町長 石田昭彦(副町長は2021年9月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えいたしますが、誰しもすてきに思われたいという、その気持ちについては、共有のことかなというふうに理解をしております。
質問 3番 佐川典子
いろいろな町がありますけれども、私の知っているところでは、やはり東川町なんかは町並みが統一されています。ニュータウンみたいなものも新しくできて、建蔽率だといろいろなこともあって、すごく配慮されて、屋根は、大雪山に見合うような三角の屋根を今後、皆に推奨しているだとか、あと、物置だとか灯油タンクだとか、外に設置されているクーラーに関しては、なるべく建物の雰囲気を壊さない程度の覆いをかぶせるとか、そういうような配慮をするということで、町のほうから町民の皆さんにお願いをしているということです。やはりそういったささいなことでも、少しずつ町の景観をよくするために考えていくべきではないかなというふうに思うのです。私たちは、家の周りにある、少しでもきれいに見えるように花を植えて、毎日水をやって、少しでも町をよくするために、街路の花植えも町内会単位、また、商工会単位でいろいろと植えてはいます。でも、それだけ果たして景観がいいということで終わっていいのかなと私は疑問に思うのです。西興部村というところもあるのですけれども、そこなんかは、公共施設がすごく色が統一されていて、すごくすてきに見えます。あそこの町も見おろす形なのです、すり鉢状になっておりまして。そこら辺をぜひ今後も検討していくべきではないか、色も、統一といったって、白は白と決めろとか、そういうことを言っているのではなくて、もう少し配慮した中で、町として、公共施設から始めていくべきではないかなという思いがあるもので、そこら辺について伺いたいのですけれども、町民の努力と、行政の立場として、町民にどのように、景観を意識しているということを伝えるかということにおいては、やはり公共施設から始めるのが一番いいかなという思いがあるので、それで今回の質問に至っているのですけれども、そこら辺について伺いたいと思います。
答弁 副町長 石田昭彦(副町長は2021年9月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えいたしますが、多分思いは佐川議員と同じなのだろうというふうに思いますけれども、公共施設も町の中の景観をつくっていく一つでありますので、そういうものについても、建物の、町のほうでは基準をつくって、華美にならないような色遣いであったりだとか、その周りの景観や周りの建物等と調和をしたような、そういう形であったり色遣いであったりというものを基準にしておりますので、そういうものをこれからも基準に沿って、景観づくり計画の考え方に沿って取り進めていくことは重要なのかなというふうに考えているところであります。
質問 3番 佐川典子
それはわかるのですけれども、今、建てている建物の、例えば総合センター、社教センターですけれども、屋根の色が青だったり、あれはすごく目立ちます、千望峠から見ても。ああいったものを、目にばっと入りやすいようなものを選定するということではなくて、もう少し自然にマッチしたようなものの選択をするような、そういう配慮的なものを、今度は、せっかく景観づくり推進会議のメンバーの委員の人たちもいらっしゃるわけですから、ぜひそういった皆さんのお声を聞いて、もうしばらく会が開かれていないということですから、ぜひ今度、6次総合計画もございますし、そういった皆さんのお声を聞くこと、会議を開いて、聞くということをまず第一に行ってほしいと思いますが、それについて伺いたいと思います。
答弁 副町長 石田昭彦(副町長は2021年9月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えいたしますが、景観づくり推進会議につきましては、景観づくり計画の策定に御尽力をいただいた経過にありまして、平成23年度以降は開催されていないところであります。先ほど建設水道課長がお答えしたように、景観づくり推進会議の主な所掌については、届け出等に対する助言を行うことが一番大きな会議の所掌となっておりますので、これらの届け出に至っていないということから、具体の事案として、会議が開催されてきていない経過にございますけれども、今、議員おっしゃるように、今の町の景観づくり計画が不備があったり、基準に不備があったりというようなことで、見直し等も今後必要になってくることも想定されますので、当然そういうものを見直したりする過程においては、景観づくり推進会議の中で御意見をいただくことは大切なことかなというふうに理解をしております。
質問 3番 佐川典子
これからそういうような開催をしていただいて、町民の意見を広く吸収した中で進めていっていただくことを強く要望します。それと、今もう一つ伺いたいのは、景観づくり推進委員の人選でございます。これは、1人、東京大学アジア生物資源研究センターというところにお勤めの方が委員の中にいらっしゃいますけれども、こ― 16 ―れは、以前建築関係か何か、そういったことに従事していた方なのでしょうか。生物資源研究というのは、ちょっと私的には、どういう人選でこの方がなったのかなというのがありますけれども、そこら辺について伺いたいと思います。
答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)
ただいま3番佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。東京大学のアジア生物資源研究センターの方でございますけれども、景観に詳しい方でございまして、研究されている方でございます。以上です。
質問 3番 佐川典子
北海道は北海道らしい建築というのもあると思いますので、ぜひ、北海道にもたくさん大学もございますし、協定を結んでいる大学もございますし、雪が降る地区と降らない地区ということだけでも、全然屋根の形や、いろいろな部分において違ってくると思うのです。この任期があるとは思うのですけれども、この方も含めて、今後、いろいろな広い意見を聞きながら、将来的に上富良野がすてきな町に見えるように、町民もそれぞれ努力しますけれども、行政側からもそういったお示しをしていただくのが私は、一歩ずつ前に進んでいける、そういう上富良野になっていくのかなというふうに思うのですが、そこら辺について伺いたいと思います。
答弁 副町長 石田昭彦(副町長は2021年9月まで)
3番佐川議員の御質問に答えいたしますが、景観づくり推進会議の委員につきましては、附属機関の委員でございますので、任期ごとに委員の方々は、適任の方という方を選任していきたいというふうに思っておりますので、これからも、どういう方に御意見を伺っていったり、どういう方が担っていただくのがベストなのかということを判断しながら委員の選任に当たっていきたいと思っております。
質問 3番 佐川典子
次に、出生祝いの対応について伺いました。現在、出生時に町でどのような対応があるのかということで伺っていますので、それについて伺いたいと思います。
答弁 副町長 石田昭彦(副町長は2021年9月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えいたしますが、出生のときに何か特別な対応というのは特にあるわけではございません。
質問 3番 佐川典子
町民の方々の意見を伺いながら、将来、課題として捉えるというようなお答えをいただきましたけれども、答弁の中で、祝い品業者からの営業活動に利用される可能性もありというような文面があったのですけれども、これは、私ちょっと気がつかないのですけれども、どういうことを想定していらっしゃるのか、ちょっと伺いたいと思います。
答弁 副町長 石田昭彦(副町長は2021年9月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えいたしますが、過去には、個人情報保護条例等が施行される以前につきましては、赤ちゃんが生まれました、例えば小学校に入学しましたというようなことを、広報等でもお祝いの文面等をお知らせしたり、そういうことがございました。そういうようなものが、当然商売をされている方もたくさんいらっしゃいますので、お祝品の返礼品のような、そういうようなものであったり、例えば赤ちゃんが生まれて3年後、5年後、7年後の七五三を迎えるときとか、二十歳を迎えるときの、貸衣装屋さんからダイレクトメールが届いたり、何でこの業者からうちの子にお手紙が来たのだろうとか、そういうようなことが、ここで言っている営業活動等に利用されるような、そういうことも懸念されるということで、なかなか放送というものは難しいのかなということで、町では今、判断しているところでございます。
質問 3番 佐川典子
個 人 情 報 の こ と を お っしゃったのですよね。それで、商品の業者等々にというようなお話もありましたけれども、あくまでも私が質問しているのは、町で出生したときに、お祝いの気持ちを町民と共有したいので、そういうことでという質問なのです。個々に確認をとればいいだけの話でございますし、名前を言わなければいいですし。例えば、男のお子さんが生まれましたということでも構わないかもしれませんし、それはいろいろな方法が考えられるわけです。うちの町でしたら産婦人科の医院がないわけですから、退院されてから1週間後、上富良野町に戻ってこられてからでも、1週間前に上富良野町の赤ちゃんが生まれました、男の子が生まれましたということでも構わないとは思うのです。それは、そのときそのときで、その人たちが名前を出さないほうがいいというのであれば、それはそのように対応すればいいですし、そこは、私はがちがちに、住所と両親と子どもの名前と全部を言ってほしいということを言っているわけではございませんので、そこら辺は理解していただければいいなというふうに思っております。東川町では、「君の椅子」とかといって、椅子の― 17 ―プレゼントをしたり、また、お米が主要な自治体ではお米をプレゼントしたり、写真を撮ってあげるということをされていたり、いろいろな町としての出生に対するお祝いというのを考えております。私、思うのですけれども、国保の加入者において3万円が渡っております。これは不平等ではないかなというふうに考えているのです。これについてちょっと伺いたいと思います。
答弁 町民生活課長 北越克彦(町民生活課長は2020年3月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えいたします。国民健康保険の関係では、出産育児一時金といたしまして、出産のときには42万円が支給されているところでございます。プラス出産祝い金も3万円出しているところで、合計45万円ということになるところでございます。国保といたしまして出しているところでございまして、ほかの健康保険等々でも、いろいろな助成制度があるところでございまして、社会保険でありますとか、共済保険でありますとか、建設国保とか、いろいろな保険制度の中でそれぞれ対応している、出産のときには、それぞれの保険制度の中で対応しているものと理解をしているところでございます。
質問 3番 佐川典子
出産に対する補助制度というのは、社会保険等々もありますし、いろいろなところでもありますけれども、やはり子どもが生まれたというお祝いというのと、また、出産にかかわる費用の補助というのはまた違うと思うのです。それで、私は、今後においては、そういうことが、全町民で、出産した場合に、そういうお祝い金というのをやっていただかないといけないかなというふうに思っております。それについてちょっと伺いたいと思います。
答弁 副町長 石田昭彦(副町長は2021年9月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えいたしますが、先ほど御答弁したように、それぞれ上川管内においても、いろいろなお祝い品を贈ったり、お祝い金を贈ったりというような、それぞれの行政サービスとして行う部分についてのあらわし方については、それぞれの町の御判断がいろいろあるだろうなというふうに理解をしています。今現在、町においては、そういったお祝い品やお祝い金を、生まれたときに御贈呈するというようなことも一つの考え方ではありますけれども、安心して赤ちゃんを生める、生んだ後、安心して育てられる、そういう環境をしっかり整えていくことのほうが、私たちに求められている課題なのかな、責務なのかなというふうに理解をしているところであります。あわせまして、こちらにつきましても御答弁させていただきましたけれども、例えば、そういう機運が町民の中で高まってきたときに、上富良野町として、赤ちゃんが生まれたときに、どういった形でそういうものをお示しするのか、例えば、先ほど佐川議員の発言の中にもございましたけれども、東川のように「君の椅子」プロジェクトというような、そういうものをやったり、地元の特産のお米を配ったりというような、そういうこともございますので、うちの町の赤ちゃんが生まれたときに、私はこの上富良野で生まれたのだということを、将来にわたってもしっかりと感じていただけるような、そういうようなことで、上富良野としては、赤ちゃんが生まれたときに、こういうものがいいのではないのだろうかというようなことは、町民の中でしっかりと、そういうような機運が高まってきたときに検討していく課題なのかなということで、先ほども、将来の課題として捉えさせていただきたいということで答弁をさせていただいたところであります。
質問 3番 佐川典子
ぜひ今のお答えのとおりに動いていただければ、今後、町が防災無線等々、また、生まれてくる子どもに対する町の心遣い、姿勢というものが見えてくると思いますので、ぜひそこら辺は検討をいただくということで、お願いしたいなというふうに思います。次に、がん教育の推進と充実についてでございます。過去にも質問しましたが、教育長がすぐに対応してくださったということで、がん教育のテーマに沿って小中学校でも教えているということでございます。今年度のがん教育のテーマに沿ったがん教育の開催というのですか、それはいつごろ、どんなふうにやるのか、ちょっと伺いたいと思います。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
3番佐川議員からのがん教育に関する御質問についてお答えをいたします。今年度はどのように進めるのかというお話ですけれども、基本的に、教科書に載っているがんの予防だとか検診だとかについて学習を進めることになっております。小学校では、中学校より簡単な知識、いわゆる生活習慣病と言われるものの中に、がんというカテゴリーがあるという部分で、その中で学習を進めます。中学校においては、小学校のレベルより少し詳しく、中身を詳しくしたものを進めることになっているところです。昨年実施しました特別の講演については考えてお― 18 ―りません。ただ、あれも希望する声もありましたけれども、北海道が主催しておりまして、そちらのほうについては、一度やるとしばらく当たらないということで、断念をしたところでございます。以上です。
質問 3番 佐川典子
学校教育におけるがん教育のあり方の報告書の取りまとめもございます。外部講師を用いたがん教育のガイドラインというのがあります。教育長が今おっしゃったとおりなのですけれども、町として、がん教育の重要性がわかっている以上、上富良野小学校だけでなく、上富良野西小学校、もしくは中学校も生徒がいらっしゃるわけですから、ぜひここら辺の、差別なく教育を受ける権利がございますので、それに対して進めていただけるということを願いたいと思いますけれども、教育長のお考えを伺いたいと思います。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えしたいと思います。差別といいますか、基本的に学習指導要領の中で決まっている部分を的確に進めていきたいと思っております。あくまでもがん教育単独では、教育ではありません。うちの町が目指しているのも、がんだけではなく、健康という部分を重点に置いた、その中のカテゴリーとしてがん教育があるということで。ただ、今の死亡率が、死亡のナンバーワンだったり、そういう状況を踏まえて、また、今の子どもたちは100歳まで生きるかもしれないというような中で、がん教育をどのように進めていくかという部分は十分考えていきたいと思っています。ただし、あくまでも健康教育の中の、まずは、基本は健康教育だと、その中にがんというカテゴリーがあるということで進めていきたいというふうに考えております。また、新学習指導要領、今出されておりますけれども、その中で、がん教育については、中学校のほうで、学習指導要領に明確にうたわれました。これは、エイズが20年ほど前にはやったときに、学習指導要領でうたわれて以来、20年ぶりに中学校のほうでがん教育、また、高校も同じく、がん教育というのが改めてうたわれるという形で強化が図られていますので、それらによって、年齢に合わせた学習がより充実したものになるというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思っております。以上です。
質問 3番 佐川典子
第3期のがん対策推進基本計画が、ことしの3月9日付でなりましたけれども、これには、がん教育の普及啓発が求められるということが書いてあります。これはすごく大事だと思うのです。教育長おっしゃったのは、指導要領に基づいてということなのですけれども、それプラスアルファという形です、普及啓発が求められるという。これに関しまして、こういう文章がある以上、もう少し、一部の学校だけではなく、ほかの学校の生徒たちもそこら辺を、外部講師等々、町にもいろいろな方がいらっしゃいますし、自分がなったという方もいらっしゃるかもしれません。そういった生の声を聞くということがすごく大切な部分でもあると思いますので、文章だけで、本を読んで学習しなさいということではなくて、教材等々も今使ってやるように指示もありますので、ガイドライン等々にも書いてありますので、そこら辺は進めていただければなというふうに思っております。それと、私は一番、これから子どもたちががん教育で大切にしていただきたいなというのは、受動喫煙の権利、これを守ることを学ばせるということが一番大事なのかなというふうに思っているのです。がん教育では、やはりリスクが高まるということをみんなで共有していかないとだめだと。そういう厚労省の判断から、がん教育についてもやっていかなければいけないということだというふうに私は判断しているところなのですが、これについて、子どもたちが受動喫煙の関係に、要するに煙を吸ってリスクが高まるということに対する、ノーという立場を子どもたちが学習することが大切だと思うのです。そこら辺について、教育長の考えを伺いたいと思います。
答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)
3番佐川議員の御質問にお答えしたいと思います。繰り返しの部分もございますけれども、基本的に学校教育、先ほども申し上げましたように、学校教育活動全般を通して、命だとか健康だとか、そういう部分を含めて、がん教育を進めていくということであります。また、たまたま小学校、昨年、上小がやったと。そういう部分で、公平性に欠けるのではないかというお話もございましたけれども、決してそんなことはなく、授業として学ばなければならない部分、または、啓発だとか普及という部分もお話しいただきましたけれども、それらも含めて、各教科の中で対応をしているつもりでおりますし、学習指導要領の中においても、それらの部分がしっかりとうたわれておりますし、今まで我々が受けた授業であれば、― 19 ―一方的に先生のほうから教えてもらうという授業が中心で、我々は育ちました、私の年代は。今求められているのは、受動的授業ではなく、主体的に学ぶ授業というものが、積極的に子どもたちみずから考えて学ぶという部分も行っておりまして、そういう意味では、より普及だとか啓発に、また、理解度も高まった中で、それぞれの授業が進められているというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。