みんなの議会

上富良野町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月21日

(1)島津公園便所を幼児が安心して使える様に!/(2)防災教育について/(3)協働のまちづくりの実現に向けて

2011年6月21日、上富良野町議会の一般質問で、佐川典子議員が「島津公園便所を幼児が安心して使える様に!」「防災教育について」「協働のまちづくりの実現に向けて」について質問し、町長 向山富夫、教育長 北川雅一が答弁しました。

質問者
佐川典子 議員
答弁者
町長 向山富夫、教育長 北川雅一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 12番 佐川典子

さきに通告のとおり、3項目の質問をさせていただきます。まず1点目は、島津公園便所を幼児が安心して使えるようにという質問です。島津公園は、平成22年度防衛事業により、国の補助と町の一般財源を投入し、新しい大型遊具を設置することで、町民だれもが気軽に訪れ、幼児から高齢者まで幅広い層が集い楽しめ、利用できる公園づくりを目指すとし、ことし5月13日、春より、新しい大型遊具設置で多くの子供たちや親御さんに喜ばれています。この上記文の幼児から高齢者まで幅広い層が集い楽しむ、そのときには、当然トイレを利用することとなりますが、新しい遊具の近くのトイレは、いわゆる旧式のぼっとんトイレで、手すり等もなく、仕切りも完全ではなく、虫や悪臭、使用時に落ちるなどの危険性や衛生面、どれをとっても現在には珍しい最悪のトイレです。特に幼児が利用するとき、親も付き添うことすら難しい状況で、これでは安心・安全を目指す公園トイレとは言いがたいところです。また、駐車場横の女子トイレも、洋式便器がないので、障がいを持つ人やひざ、腰の弱った高齢の方や片足を捻挫した方などの利用にも弊害となっています。女子トイレの4つのうち半分を洋式にすることや、バリアフリーはもとより、UD化(障がいのある人やさまざまな人に利用しやすい)が問われている現在であり、この2カ所の公共公園トイレの改善に着手すべきと考えるが、町長の考えを伺いたいと思います。次に、噴水の器具がさびたままの状態で昨年から放置されておりますが、公園の入り口付近でもあり、今後どうするつもりなのか、この2点について伺いたいと思います。次は、防災教育についてです。上富良野町の防災教育は、他町村と比べ、参考資料、砂防施設の見学、学習カリキュラムにおいてすぐれておりますが、今回、東日本大震災により、日本全国でより一層の防災意識が高まっているところです。今までの学校における防災訓練等は、過去の歴史を学んだり、被害に遭わないように避難し、準備することに主点が置かれておりましたが、小学校の高学年であれば、救護や救命活動の意義も理解し得る年齢でもあり、高学年の学習時に防災教育の一環として、救命に対する教育も導入して災害や緊急時における簡単な処置などを学ぶことを考えてはどうかと思います。また、救命活動や応急手当を学ぶことで、命の大切さ、ともに協力し合うことの大切さを知ることになり、救命救急の知識を子供のときから身につけることで、将来、非常時に備え、町民の救命にも寄与できるのではと思うところです。消防本部のある町、過去の泥流災害を乗り越えた町、防災教育に熱心な我が町だからこそ、他町村に見られない一歩進んだ防災教育の充実が図られるべきと思いますが、町長と教育長の考えを伺いたいと思います。三つ目は、協働のまちづくりの実現に向けてです。自治基本条例の制定に伴い、協働のまちづくり準備委員会、平成22年の協働のまちづくり推進委員会の設置を経て、基本計画が策定されました。これを機に、どのような実効性のある後押しを行政が考えているのか伺いたいと思います。現在の自治活動奨励補助は、地縁団体による住民自治活動に特化しているため、外に向けての発信に乏しいところです。国レベルでも言われているように、もっと目的を持って集まったボランティアやNPO団体が営利を伴わない活動の熟度を上げ、町の活性や町外に向けてグローバル化的なまちづくりに推進しやすいように後押しすべきであり、パフォーマンス的な事例でない限り、新しい動きや発想を認めるべきで、町の活性を真に考えることが重要であると思われます。今後の進展も含めて、協働のまちづくりに新たな予算づけを考えるときが来ていると思うところですが、町長の考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。まず1項目め、島津公園トイレ等に関する御質問にお答えさせていただきます。大型遊具に隣接しているトイレは、小便器1基、和式大便器1基のくみ取り式トイレで、島津公園供用開始時の昭和55年度の設置から30年を経過しておりますことから、公園整備補助制度等の活用により水洗化へ改築する方向で、平成24年度実施を目指してまいりたいと考えております。次に、駐車場横トイレにつきましては、障がい者や乳幼児親子などが利用できるよう多目的トイレを1基設置しておりますが、一般の男子、女子トレイ― 38 ―はすべて和式便器になっております。設備改善につきましては、既存の公園整備助成制度が適用されないため、現有の維持管理費の中で一部洋式便器への改造を計画的に進めてまいりたいと考えております。また、噴水につきましては、たび重なる補修の限度を超え、昨年度より停止をし、本年度予算において電気設備やポンプ設備などの撤去を実施いたしました。なお、水槽部分については、緊急雇用創出による公共施設環境整備事業の中で花壇への転用を予定しており、町民の皆様に楽しまれる施設にするよう考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めの協働のまちづくりの実現に関する御質問にお答えいたします。議員御発言のとおり、平成22年度に協働のまちづくり基本指針を作成し、本年度は協働のまちづくり推進委員会において、協働事業の事例の検証を進めているところであります。現在、一部の住民会において、地域の安全パトロールを初め、地域の児童公園の管理、美化活動などに積極的に取り組む事例や各種ボランティア団体によるさまざまなまちづくり活動など、主体性のある町民の方々の多様な取り組みにより公共サービスを提供する場面がふえてきていることは大変心強く感じているところであります。このような町民の方々による自主的なまちづくり活動の広がりが協働のまちづくりを進めていく上で極めて重要なことと考えており、町といたしましても、このような活動に対して積極的にかかわるとともに、支援をしてまいりたいと考えているところであります。議員御発言のとおり、自治活動奨励補助につきましては、住民会など地縁団体による住民自治活動を対象に制度化されているものでありますが、町内におきましては、ボランティア団体やNPO法人などの目的団体においても多様な活動がなされております。これらの団体が町民のために取り組む活動に対しましては、補助の範囲を広げるなどの検討や多くの町民が協働のまちづくりに参加できるような仕組みづくりが重要と考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

2項目めの防災教育についての御質問に私からお答えいたします。本町は、大正15年の十勝岳噴火による未曾有の泥流災害を経験し、復興を成し遂げた歴史を持っております。その当時の歴史的経過を社会科副読本などで学び、さらに砂防見学会での砂防ダムの見学により、その対策に至った経過について、児童一人一人が理解をさらに深めているところでもあります。このような災害に対する意識は、他市町村に比べて高いところでありますが、今回の東日本大震災による被害状況を見ると、地震はもとより津波に対する日ごろの防災意識がいかに大切であるかということが改めて認識させられたところでもあります。緊急時における応急処置の方法や救命に対する知識を学ぶことで、実際に被害に遭遇したときにはどうすればよいのか、ふだんの学習から身につけておくことは非常に大切なことであります。教育委員会といたしましても、防災教育の一環として、救命活動や応急処置などを学ばせることは、命を守る上で重要なことであると考えております。つきましては、小学生高学年を対象とした救命や救急処置に対する学習を取り入れるよう各小学校に対して働きかけてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。

再質問 12番 佐川典子

再質問の前に、議長より了承いただきましたので、資料に目を通していただきたいと思います。(町長にトイレ現況写真を配付)大型遊具に隣接しているトイレは、平成24年度に水洗化を目指すというお答えをいただきましたが、ことし1年の間に事故が起きたり、衛生面での不快感を覚えることへと、スピーディーな対応が望まれる時代であり、町としての対応についてどういうふうにお考えなのか、伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、安全性の確保につきましては、当然、公園を管理していただいております方が配置されておりますので、安全管理については、これは万全を期すように心がけてまいりたいというふうに思っております。また、早期の対応につきましては、これは当然、一定程度の予算を要することから、今すぐという対応にはなかなかまいりませんが、さきにお答えいたしましたように平成24年度の実施に向けて進めさせていただく予定をしております。1点申し上げておきますが、あそこの地形から、排水が逆勾配だというようなことで、原課から、技術的に一考を要する、そういう部分がありまして、ことしはそれをどのように技術的に対処するかとい― 39 ―うことをしっかりと検証した上で、平成24年度の事業化に向けて取り進めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。

再質問 12番 佐川典子

お答えの中に、小便器が1基というふうにおっしゃっていたのですけれども、写真を撮りに行ってきたのです。これ、小便器2基あるのですよね。ここら辺、町長は、実際にこのトイレを見ていないのではないかというふうに思うのですね。多分汚いし、イメージも悪い、また虫が出るのではないかと。子供たちにとっては、我慢することで健康に悪影響というのも出る可能性があります。そういうことを考えていきますと、早期の改修というのが求められるというふうに思いますが、そこら辺はどのようにお考えですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の御質問にお答えさせていただきますが、私、トイレを利用したことがございません。便器の数が私の答弁と現実が違っている部分があるようでございますが、これにつきましては、大変十分なお答えになっていなかったということについては、おわびを申し上げたいと思います。その早急にということにつきまして、あるいは子供たち、利用する方にとって不快感を与えないようにということは、議員お話しのとおり、私も全く同じ考えでございますが、しかし、こと事業化するということになりますと、それはやはり一定程度の時間と準備を要するということは、これは御理解いただけるのではないかなというふうに考えておりますので、そういったことを総合的に勘案した中で平成24年度に実施をさせていただきたいということで御理解いただきたいと思います。

再質問 12番 佐川典子

それはわかっていながら、そういうことを言うというのはどういうことかというと、補正を上げてでも早急にすべきではないかという気持ちから言っていることであって、そういうことは最初から理解しております。水洗化を目指すというふうにおっしゃっていただいたのですけれども、イコールUD化を目指すということでよろしいのでしょうか。その辺を伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。補正を組んでというようなお考えをお示しいただきましたけれども、私の町の施策を進める手順といたしまして、今回のこのトイレの事案につきましては、本年度しっかりと基礎調査を終えた上で事業効果を十分に高められるような準備を整えて、明年度に結ぶということで取り組むことを考えておりますので、それは御理解をいただきたいと思います。また、UD化につきましては、これは、駐車場横のトイレにつきましては、そういったようなことを想定の中に取り入れていかなければならないなという認識は持っております。

再質問 12番 佐川典子

遊具の近くのトイレは、UD化の水洗を目指すということでよろしいのですかということをお聞きしている。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

遊具の隣については、子供たちに使いやすいような水洗化に改修するというようなことで、UD化につきましては、その場所でということは現在考えに持ち合わせておりません。

再質問 12番 佐川典子

では、平成24年度に事業計画をするという話をいただきましたけれども、24年度といいましても、1年がありまして、24年度の早期に、例えば大型連休の前にそれがなされるのか、それとも、また夏を越した段階でなされるのか、その辺はどのようにお考えになりますか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の御質問にお答えさせていただきますが、その事業実施時期等につきましては、ことしの後半から新年度事業の策定を進める中で、その中で検討して位置づけをしてまいりたいというふうに考えておりまして、現在、いつというふうに申し上げる状況ではございません。

再質問 12番 佐川典子

それでしたら、できる限り早い時期に、子供たちが楽しんで遊んでいるところのすぐ近くのトイレですから、本当にできるだけ早急にということでお願いしたいと思います。また、駐車場近くの女子トイレなのですけれども、利用者の気持ちに、女性の立場になってというのはちょっとおかしいかもしれませんが、そこら辺を理解していただきたいなというふうに思います。明らかにトイレを使用する時間というのは、男性と女性と比べて女性のほうが絶対長いのです。多目的トイレはありますけれども、多目的トイレがだれかに使われていると、当然、またお待ちする時間も長いということになります。また、利用する人にとっても、自分よりももっと障がいを持った人が利用すべきではないかという善意の気持ちから、なかなか― 40 ―そこを利用できないでいるのです。これ、気持ち、どういうことかといいますと、あちこちに駐車場がありますけれども、障がい者用のマークがありますよね。あそこに一般の方はなかなかとめられないという常識を今皆さんがお持ちです。それと同じで、UD化を目指すといっても、今ある障がい者用のトイレを通常の人が利用するということに対してちょっとちゅうちょを覚えるのですね。そこら辺の女性の気持ちをわかっていただきたいなというふうに思うのです。公園に人が集うような、そういう政策で今回大型遊具も設置していただきましたし、去年も池の周りから池を全部改修いたしました。そういうふうに人が集まるような施策をしておきながら、必然的に生理現象となってトイレを利用するということに対する安心・安全に関することがなおざりになっている。また今後、イベント等だとか、災害が起きたときに、このままのトイレではとても利用しづらいというふうに思っているのですね。そこで早急にしていただきたいなという思いがあるのですが、町長はその辺はどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。大勢の方々が集まる場所にトイレが必要だと。しかも快適なトイレが必要であるということは、今非常にさまざまな集客を目的とする場所で、トイレのよしあしが集客にも影響するというような実態があるということは、今さら申し上げるまでもございませんが、とりわけ、今お話の島津公園等につきましては、島津公園を整備する計画の中で、現在の遊具の隣のトイレの扱いについては、これはもう当然、その計画の段階から議論をしてきております。しかしながら、あれもこれも単年度に、短期的にということは、非常にそれはなかなかハードルが高い実態もございまして、そういう中で、加えてあそこの場所につきましては立地の高低差が逆だという、そういうハードルもございまして、今年度の実施はできなかったわけでございますが、その一連の整備の中で平成24年度に整備をさせていただくということで、認識の中では、一連の事業の中で実施をするというふうに組み立てているところでございます。また、公園横のトイレにつきましても、私、女性の立場でなかなか理解できませんが、これから改修計画を立てる中で、実際お使いになる皆さん方が違和感を持たないで自然に使っていただけるような形を検討してつくり上げていきたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

再質問 12番 佐川典子

では、もう一度確認させていただきたいと思いますが、平成24年度にということなのですが、平成24年度のできるだけ早い時期に、夏を越さない、ことしもこのままです。来年もまた夏、二度目の夏を迎えるかどうか、これは虫が出たり、悪臭が出たり、衛生的にも大変よくないのです。それで、その辺は町長はどのようにお考えなのか、早期にという言葉の確定的な言葉をおっしゃっていただきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の御質問にお答えいたしますが、先ほども申し上げましたけれども、これから、その整備する時期等につきましては、今議員がおっしゃいました衛生的な部分も理解しておりますので、それは今後の事業計画を立てる中で、皆さん方に理解をしていただけるような時期に設置するということで御理解をいただきたいと思います。

再質問 12番 佐川典子

それでは、防災教育についての再質問をさせていただきたいと思います。お答えを聞いておりますと、何か提案させていただいた質問を取り入れていただけるというふうに理解していいのかなというふうに思っております。北海道の中では、本当に新しい取り組みになると思いますので、よろしくお願いしたいなというふうに。また、教育長のお答えの中で、各学校に働きかけるというふうにおっしゃいましたけれども、その具体的に働きかけることについて、どのような働きかけを考えていらっしゃるのか、その辺を伺いたいと思います。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

12番佐川議員の御質問にお答えいたします。まず、前段、本年度から新学習指導要領が改訂になって、スタートいたしました。時間数も延びている状況でございまして、その中で、高学年の、やはり命を守るということの一つの考え方という、成長段階に応じた対応というのが指導要領の中に入ってきてございます。その中には、けがの防止について理解するとともに、けがなどの簡単な手当てというのが高学年の今の指導要領の中で入っていることを基本に押さえさせてもらっていますので、当然、議員御質問のとおり、この救命救急の部分というのは、教育活動のあらゆる機会で、校長の朝会ですとか、それから学級ですとか、それから水泳前ですとか、いろいろなそういうタイミングを見て、先ほど言いました消防のほうから来ていただく方法もありますし、いろいろなことの組み方、ちょっと学校の― 41 ―指導要領が変わった状況もあるということだけ御理解をいただきながら、我々としても、学校にその部分で入っていくということの姿勢で対応していきたいというふうな判断でお答えをさせていただきましたので、その点も御理解を賜りたいというふうに思います。以上でございます。

再質問 12番 佐川典子

3月11日から数えまして、きょうで103日目になります。想定外という言葉をよく聞くことになりましたけれども、危機管理ができるすぐれた指導者は、想定外の事態を予測して的確な最善の対応をとることで、350名の小学生の命を救った、そういう事例が釜石の小学校でありました。拠点避難所として指定されている防災センターに避難した54名が逆に津波にのまれたと。また、過去において、附属池田小学校の事件があったりします。常に備えよということなのですよね。避難訓練や災害時に守る合い言葉というのがあります。皆さん御存じだと思いますが、「お・は・し・も」、押さない、走らない、しゃべらない、戻らない。この言葉によって、この子供たちが救われております。救急や応急処置の方法というのは、消防署の職員の方のお力をお借りしなければなりません。小学校の高学年でできそうなものという範囲を考えてみると、実は先日、富良野の消防の広域連合の消防長であられます原さんとお話をさせていただきましたところ、大変理解を示していただきました。広域連合の副連合長の町長において、この取り組みについて、町長としてどのようにお考えになるのか。また、教育長の判断だけで消防署の職員にいろいろな面でお手伝いをいただくということが可能なのかどうか、その辺についても伺いたいと思います。

再質問 12番 佐川典子

私、町長と教育長にちゃんと提出しています。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の防災に対します、小学生、今ここで議論になっているのは高学年のことかなというふうに思いますけれども、消防組織として、子供たちにそういう防災教育を与えるということは、これは消防としては何ら差し支えるものでもございません。ただ、教育のカリキュラムの中で、そういったものを取り組めるかどうかということは、これは教育現場でないとわかりませんので、消防を預かる者として、子供たちにそういう知識を身につけていただくことに対しましては、積極的に協力させていただこうと思っております。

再質問 12番 佐川典子

よろしくお願いしたいと思います。私もいろいろなところを調べさせていただきました。山形県村山市の子供救命士の事例だとか、あと東京都日野市の事例があります。東京都日野市のはすごいのです。子供たちが応急処置だとか応急手当ての方法だとか、そういうのも実際にホームページにも書いてありますので、この辺も、ぜひ新しい防災教育を進める上富良野町として参考にして、お願いしたいというふうに思っております。では、次の質問に移りたいと思います。協働のまちづくりの実現に向けての再質問をさせていただきます。先ほどの町長のお答えのほうなのですが、自主的なまちづくりの活動が協働のまちづくりを進めていく上で極めて重要なことと考えており、町としても活動に対して積極的にかかわり、支援をしたいと考えている。これ、長くて、短く言えば、考えているということでよろしいのでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

考えているということで、間違いではございません。

再質問 12番 佐川典子

私は、実現に向けてどのように考えているのかという質問をさせていただいたのですが、これについて伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の御質問にお答えさせていただきますけれども、協働のまちづくりにつきましては、現在、委員会において、種々御議論、検討していただいているところでございまして、そういった中からの御提言あるいは御意見等を参考にしながら、最終的に、町として自治会活動の、あるいはそういうまちづくりに対します自主的な活動に対しまして、どういうサポートをしていけばいいかということは、しっかりと煮詰めていこうと思っておりますので、さまざまなところから御意見を現在いただいているところでございますので、御理解賜りたいと存じます。

再質問 12番 佐川典子

では、現在進行形という― 42 ―ことで、今後、いずれ反映するように予算づけもするということで理解してよろしいですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。この協働のまちづくりということは、これからのまちづくりの相当大きな部分を占める大きな柱になっていく要素だと思っております。ですから、今、自治会活動等に助成をさせていただいておりますけれども、これは、言ってみれば、まず手始めということで、究極的にはさまざまな町の活動に対して、やはり財政的な支援も伴いながら、自主的にまちづくりに参画していただくと。それが自主自律をしていく最も基本的な部分だと考えておりますので、予算、あるいは支援の幅程度については、これはまだ今いかほどというような考えはお示しできませんけれども、基本的に、やはりそういうようなところに予算も含めて厚くしていかなければならないということは、全く佐川議員と同じでございます。

再質問 12番 佐川典子

上富良野でも私も一応調べたことがございますが、本当に、読み聞かせのボランティアの方だとか、いろいろなボランティアをしていらっしゃる方もいっぱいいらっしゃいます。それで読み聞かせのほうなのですけれども、当初、1団体に年間3,000円で、教育関係のほうから少し加算されたということを聞きまして、今は、現在8,000円ということになっておりますけれども、何人もの方がボランティアをされていて、本当に交通費にもならない。ボランティアの活動はもちろん無償でさせていただいておりますが、私もたくさんボランティアをやっておりますが、本当に行政ではできない、学校の先生ではできない、ほかの部分で一生懸命努力して、町の活性化につなげようとして努力しているのです。このできない動きをどういうふうにとらえていくかということが、行政の立場で、これからの地域意識もありますので、そこら辺がすごく重要になってくると思います。上富良野町の町政運営改善プラン23というのがこの間出されて、私、目を通させていただきました。実践スケジュールです。総務課として出している部分がございます。これ、NPO団体や運営に関する支援策、それだとかボランティアの推進、住民提案の事業化予算の創設、いろいろこういうふうに予算化に向けて動いているのだということで理解してよろしいですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の御質問にお答えさせていただきますが、特にボランティア活動についてどういうふうに押さえをしていくかということは、非常に幅が広くて、一律には申し上げられませんが、行政が少しのお手伝いを、財政的にお手伝いをすることによって、非常にその働きを高めていくことができる可能性を持った活動、あるいはそういう財政措置を講じなくても、環境を整えることによって活動が促進されたり充実されたりすることなど、あるいは、一方では、そういう組織も持たず、グループも持たず、個人の力で地域の中でこつこつとしっかりと町のためにいろいろな支えをしてくれている方、多様でございますので、それは予算を伴うものについては予算を伴って、あるいは環境を整備することが大事であれば、そういうふうにその方面に力を入れるなど、それはその事案によって柔軟に対応していくようなことを想定した計画となっております。

再質問 12番 佐川典子

これから地域力を伸ばすために無償で働いている人たちに、町長がおっしゃいます光を当てるように頑張っていただきたいなというふうに思っておりますが、自治活動奨励補助というのがありますが、今後予算化に向けた場合に、これとは別な枠で考えていくのか、それとも、この中に新しいものをつくっていくのか、その辺はどのようにお考えになるか、ちょっと伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。その予算の名称だとか呼称については、まだ具体的に検討している段階ではございませんが、いずれにいたしましても、今、自治活動に奨励補助金をという制度がございますので、これは制度を改めなければまた広げられないものでありましたら、制度の改善も必要ですし、今の制度の中で取り組みができるものでありましたら、またそれは柔軟に見直して幅を持たすというようなことも考えられますので、これは少しお時間いただいて、中身を精査させていただきたいというふうに考えております。以上でございます。

再質問 12番 佐川典子

私もいろいろと調べたのですけれども、実は先日、旭川市に行って調べてまいりました。旭川市はすごいのですよ。地域の住民の力を伸ばす、それ1点に、地域力を目指していくのだという。そして、多様化する市民のニーズや複雑化して見えなくなっている地域の課題に効果的に対応し、市民ニーズに合ったきめ細かな公共サービ― 43 ―スを提供することが大事なのだというふうにうたっているのです。上富良野町も、旭川市でつくっている市民の企画提案による協働のまちづくり事業、これをぜひ参考にして進めていっていただけるかどうか、その辺、旭川市だけではないですけれども、ほかの市も調べましたけれども、ほかの町を参考にして、ぜひ具現化をしていくという考えにたどり着くようにするためにはどういうふうにしたらいいのか、町長に伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の御質問にお答えをさせていただきます。協働のまちづくり、それぞれ自治体によって呼び方は多様でございましょうが、旭川市の取り組みについても今お述べいただきました。私も自慢話するわけではございませんが、ほかの自治体の皆さん方から、上富良野の協働のまちづくりはすばらしいというふうにお褒めをいただいておりまして、これはそれぞれの自治体が取り組みをしておりまして、どこがいい、どこが劣っているということではないと思いますので、これからもさまざまな事例、あるいは町独自の協働のまちづくり推進委員会等にもお手伝いいただきまして、さらに中身の濃いものに、そして、私の思いの原点は、かつてこのような超近代的な文化生活ができる以前の、本当に住民が一人一人、隣近所が一人一人支え合ってきた、そういうまちづくりの原点が協働のまちづくりだと考えておりますので、私としては、そういう方向へ目指したまちづくりに努めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

再質問 12番 佐川典子

ぜひ、ボランティアの精神を持った、私たちの町に住んでいる中のそういう動きを、そういう火を消すことのないようにお願いすることについて、町長にもう一度伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の御質問にお答えさせていただきますが、ボランティアも当然でございます。あるいは、ボランティアというような形の見えない中でも、必死にまちづくりのために汗をかいてくれている方もたくさんおられますので、そういう方々の思いを大切にまちづくりを進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

出典:上富良野町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月21日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる