上富良野町議会 平成14年第3回定例会 2002年9月19日
(1)子育てのまちづくりについて/(2)農業のまちづくりについて/(3)住民が安心て生活できる道路づくりについて
2002年9月19日、上富良野町議会の一般質問で、村上和子議員が「子育てのまちづくりについて」「農業のまちづくりについて」「住民が安心て生活できる道路づくりについて」について質問し、町長 尾岸孝雄、道路河川課長 田中博が答弁しました。
- 質問者
- 村上和子 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄、道路河川課長 田中博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 15番 村上和子
さきに通告してあります3項目について質問させていただきます。私は平成11年8月に当選させていただきましたときに、上富良野町の将来を担っていく子供たちのために、子育ての環境づくり、子育て支援が大切であると考え、一番初めての9月の定例議会におきまして、3年前に子育て支援の質問をさせていただきました。そのときに、町長は「町ではエンゼルプランの策定を計画している。このプランの中に子育て支援を位置づけていきたい」との答弁をいただいているが、エンゼルプランの策定はどのようになっているのか、お伺いいたします。2点目は、遊休施設を活用して子育て支援センターの設置を考えてみたいとの答弁をいただいていますが、現在の進捗状況をお伺いいたします。3点目は、しつけの相談、育児の悩みの相談、その他家庭教育の悩みの相談、児童虐待について、適切なアドバイスを行う子育てサポーターを育成してはどうかと考えますが、いかがでしょうか。(発言する者あり)
質問 17番 小野忠
委員長、その前にちょっとおわびをしたいと思います。議事進行を妨げましてまことに申しわけございません。
質問 15番 村上和子
では、もう一度やらせていただきます。さきに通告してあります3項目について質問させていただきます。私は平成11年8月に当選させていただきましたときに、上富良野町の将来を担っていく子供たちのために、子育ての環境づくり、子育て支援が大切であると考え、一番初めの9月の定例議会におきまして、3年前に子育て支援の質問をさせていただきました。そのときに町長は「町ではエンゼルプランの策定を計画している。このプランの中に子育て支援を位置づけていきたい」との答弁をいただいているが、エンゼルプランの策定はどのようになっているのか、お伺いいたします。2点目は、遊休施設を活用して子育て支援センターの設置を考えてみたいとの答弁をいただいていますが、現在の進捗状況をお伺いいたします。3点目は、しつけの相談、育児の悩みの相談、その他家庭教育の悩みの相談、児童虐待について適切なアドバイスを行う子育てサポーターを育成してはどうかと考えますが、いかがでしょうか。2項目め、農業のまちづくりについて。農産物の価格の低迷、農家戸数の減少、高齢化、後継者不足など農業経済を取り巻く環境は急激に悪化し、地域経済にも深刻な影響を与えている。41町でも農業に対していろいろと農業振興策がとられているが、新規就農者対策の状況と農業後継者への支援策についてお伺いいたします。3点目は、住民が安心して生活できる道路づくりについてお尋ねいたします。現 在、町では、道路は1級道路が28本、76%、2級道路は9本、65%、その他町道は369本、33. 15%の舗装率である。市街地の町道の重要な道路はほぼ舗装されているが、住宅地域など生活に密着した道路の舗装がまだまだおくれていると考え、早急に舗装をすべきと考えるが、いかがでしょうか、お伺いいたします。以上、3項目についてよろしくお願いいたします。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
15番村上議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。最初に子育てのまちづくりに関する3点の御質問でありますが、まず、1点目のエンゼルプランの策定に関しましては、子育て支援策は地域社会全体で取り組む課題であります。その重要性を認識しているところでありますので、育児に不安を持つ保護者や問題を抱える児童の保護者などの子育て環境整備を推進するために、町の児童育成計画、いわゆるエンゼルプランを平成15年度に策定するよう計画を進めているところでございます。エンゼルプランの策定に当たっては、町の総合計画基本構想や国の指針、道の基本目標に基づいて行うとともに、就学前児童、小学校低学年児童の保護者や妊婦などの住民ニーズを的確に把握し、計画に反映してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。2点目の遊休施設の活用による子育て支援センターについての御質問でありますが、子育て支援センターの設置につきましては、国の指針で保育所のほか乳児院、児童館などが指定施設として定められているところであります。このことから、中央保育所内に育児相談や子育てサークルの育成・支援等の対応窓口の体制整備を図り、子育て支援センターを開設するようエンゼルプランの中でも検討してまいりたいと存じております。次に3点目の子育てサポーターの育成につきましては、しつけの相談や育児相談、児童のさまざまな問題に対処するために、現在、保育所の電話による育児相談を初めとして、子育て広場やサークル、健康教育、母親学級、児童館における留守家庭児童の受け入れなど、各種子育て支援事業を行っており、保育士、保健師、児童更生員、社会教育のスタッフがそれぞれの専門性を生かしながら連携協力し合って、子育てのサポーター役を担っているところであります。児童虐待の問題につきましても、主任児童委員が児童福祉関係機関と連携をとりながら、家庭の悩みや虐待等の相談役を担っているところでありますが、より一層地域、児童福祉機関並びに関係者、学校、そして行政機関などが連携し、一体的に取り組めるよう子育て支援体制を確立したいと思っております。ま た、子育てサポーターの育成につきましても、エンゼルプランの策定の中において、その必要性を見きわめたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に2番目の新規就農者、農業後継者の状況と支援策についてお答えさせていただきます。社会経済の変化や増大する輸入農産物によって農産物価格も低迷し、農業情勢も厳しさを増していることから、農業後継者の他産業への就業が進む一方で、農業に魅力を持ち、他産業から新規に就農する方や、農業以外の職についていた方が本町に移住し就農することも見受けられます。このような状況を踏まえ平成7年度より、町、農協、農業委員会、農業改良普及センターで構成する新規就農者など対策協議会を設置し、農業実習者や新規就農者の受け入れを行ってまいっております。本町における新規就農者につきましては、昭和61年度より受け入れを行い、平成13年度までに8名の方が就農し、うち6名の方が現在も農業者として定着しており、支援の効果はある程度あったものと理解しております。Uターン者、新卒者につきましては、平成7年度より平成13年度までに40名の方が就農しております。支援策につきましては、新規に就農を予定されている方には、農業実習先のあっせん、受け入れ農家への営農指導費などの助成を行っております。Uターン者、新卒者に対しては、就農奨励金の交付を初め、規模拡大などに伴う農地取得あっせん、農業施設などの整備に対する制度資金の融通、利子補給等の支援を行ってきたところであります。今後も引き続き支援を行っていく考えでありますので、御理解を賜りたいと思います。次に3点目の道路整備に関する御質問でありますが、町が事業主体としては東5線ほか3路線、道路事業では東中7地区ほか1路線の町道整備が現在進められておるところであります。42一方、市街地におきましては、冬期の凍上、融解の繰り返しにより、舗装面に損傷を受けているところから、その路線の状況に対応して年次的に簡易舗装工事を行っているところであります。また、一部住宅地域内のアクセス路線についても、未舗装分もありますので、今後、維持補修とあわせて、計画的に砂利道の舗装化を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 15番 村上和子
1点目の子育て支援のところでありますが、子育て支援は地域社会全体で取り組む重要な課題だと認識しているという御答弁を町長からいただきましたけれども、3年経過した現在もまだエンゼルプランが策定に至っていないということは、その期間、議論がなされたのでしょうか、なかったということでございましょうか、お尋ねしたいと思います。それから2点目の遊休施設、これはないわけでないと思うのですが、まだそれらを活用してというお考えがないようでございますが、伸び伸びと遊ぶ子供たちの場所、そういったことも考えていただきたいと思います。それと子育てサポーターのところでございますけれども、特に上富良野町は自衛隊の町でして、他町村に比べまして若い世代が多く、子供も1年間140名から150名近く生まれているという、他町村と違う状況があるわけなのです。それで早く保育、子供環境を整えていかなければなりませんのに、今それらを保健師さんだとか、保育士さん、それから児童更生員の方たちに担っていただいていると、こういう御答弁でございますが、この人方はそれぞれまたほかに仕事があるわけでございます。そこらをどのように考えていらっしゃるのか、お尋ねしたいと思います。それから、2項目の農業のまちづくりでございますが、昭和61年度から平成13年度まで8名の新規就農者を受け入れ、現在6名が農業を営んでいるということでございますが、毎年二十二、三戸の離農があるようでございますので、農業人口の回復を目指すには、新規就農者やUターン、40名今現在いらっしゃるようですけれども、後継者はもっと指導力を強化して、農業経営者として定着させるべきだと考えるわけですが、現在の農業の実習先や奨励金ばかりでなく、実践研修のためのトレーニング農場や新規就農者に農地を貸し出す長期リース農場などを整備してはいかがでございましょうか。また公営住宅のあいているところもありますので、そういったところを農業の新規就農者に活用させてはどうかと考えますけれども、いかがでございましょうか。それから3項目の道路づくりについてでございますが、毎年これ市町村、行政の概要というのを、これをいただいております。これを見ますと、これによって調べますと、公共施設の状況で、舗装率が43. 1%と、改良の方が多くなっているのですが、改良が56. 5%。冬期間除雪しましたり、簡易舗装でございましょうから、損傷なんかがあって改良が多い、56. 5%とあるわけですけれども、各町村の中にありまして舗装率はどれぐらいの順位なのか、お尋ねしたいと思います。現在11本ほどの未舗装の、まだ舗装されていない道路があるわけですが、例えば大町2丁目のところ、これが現在舗装されていない道路でございます。これらはすべてやっぱりちょっと問題ありかなというところもありますけれども、子供さんが公園に行くとか、ちょっと行きどまりになっているようなところもありますけれども、町長の頭の中にはほとんど町道は舗装していると、このように思っていらっしゃると思いますけれども、まだ少し未舗装の道路、長さにしましても380メーターとか90メーターとか、ほんの少しなのでございますけれども、福祉センターを建てる事業計画にあわせて大町2条通りなんかは舗装工事を行いましたり、また栄町2丁目1番通りは活用がありますので、早急に舗装されてはどうかと考えますが、いかがでございましょうか、お尋ねします。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
15番村上議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、子育て支援についてのエンゼルプランの策定でありますが、これは当初計画から平成15年に策定しますよと。平成15年に向かって対応しますよと今までお答えさせていただいております。そういうようなことで、今15年に向かって担当所管は鋭意情報の収集等々を図りながら、15年の策定に向かって努力をいたしているということで御理解を賜りたいと思います。それから遊休施設につきましては、当然、遊休施設の再利用、有効活用ということはすべてにおいて対応を図っていかなければならない課題で、私の方でも各施設の利用状況等々を掌握させていただいたところでありますが、今現在そういった中で利用できる遊休施設、遊んでいる施設というのは、私としては、議員はあるということであり43ますが、調査の段階では見当たらないというのが状況でございます。ただ、子供たちの対応につきましては、今、教育委員会の方も、いろいろな児童館の問題等々も含めながら、社会教育総合センターの開放を図って対応するとか、それぞれの施設の開放を図って対応しているというようなことで、今ある施設の中で有効に利用を促進しながら、その対応を図っているところでありますので、御理解を賜りたいというふうに思っております。それから子育てサポーターの件につきましては、先ほどもお答えさせていただきましたように、子育ては地域を挙げて対応していくというふうに私もそうあるべきであると認識しております。そういう中にありまして、そういったサポーター制度を設ける、あるいはボランティア活動の有効な支援を受ける、こういったことが今後のまちづくりの中で重要であるというふうに認識いたしておりますので、これらを含めた中で、それぞれの分野で今後対応を図るべく検討を加えながら、15年策定のエンゼルプランで位置づけをしていきたいというふうに思っております。それから農業就農者の問題でありますが、議員おっしゃるように離農者と就農者のバランスからしていくと、就農者、担い手が不足しているというのが現状でございます。そういう中にありまして農地の流動化の問題、あるいはいろいろなものを勘案する中にあって、担い手就農者の後継者の確保ということは、重要な課題であるというふうに思っております。現状では、今の調査では、高齢農業経営者の中で後継者がいないという農家が大半であります。これらの現在の高齢経営者が離農する段階になりますと、相当の離農者が出てくるということは予測できるわけでありまして、これらの担い手後継者の確保については、町としても重要な課題として、基幹産業の農業の今後の大きな課題として位置づけしながら、十分にその対応を図っていかなければならないというふうに認識をいたしているところでありますので、また、それらのことにつきましては、議員の皆さん方のお知恵もお借りしながら、農業振興策を展開してまいりたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。それから道路の舗装率、あるいは改良率につきましては、これはもう上富良野町は、順位、後ほど担当の方から管内の順位は説明申し上げますが、私としては全く上位にはいないというふうに認識いたしております。ただ、この今言う舗装を図るべき道路につきましては、鋭意町は舗装化を進めておるところでありまして、私といたしましては、こういう財政的に厳しい中にありまして、舗装率の向上だとか改良率の向上と、その率を他町村と比較して上げるための財政投資ということは、私はこういう厳しい中で考えておりません。その道路の利用状況、町道認定はされてはおりますけれども、その道路の利用状況等々十分勘案した中での舗装整備、あるいは改良事業の推進を図らなければいけないというふうに思っておりますので、市街地区におきましてもそういった状況を見きわめながら、一挙には対応でき得ませんが、年次計画で逐次その対応を図っていくべく、道路整備事業計画も立案させていただいて、議員の皆様方のところに配付もさせていただいております。この計画に基づいた中で促進を図っていくように、より一層努力をしてまいりたいというふうに思っておるところであります。
答弁 道路河川課長 田中博
ただいまの御質問の中の上富良野町は上川管内で舗装率、順位何位ぐらいかということでありますけれども、24市町村含めましての順位でいきますと、11位でございます。町村だけでいきますと10位であります。以上でございます。
質問 15番 村上和子
1点目の子育てのところでございますけれども、平成15年度に策定されるエンゼルプランの中に、ぜひ子育て支援センターの実施と、それから休日保育とか延長保育、それから、2人目のお子さんができるので、そのお母さんが、母体がきちっとなりますまでに預かっていただける一時保育ですとか、それから保育施設の環境の整備、それと仕事と子育ての両立のための環境整備ですとか、それから児童公園の整備等もぜひ盛り込んでいただきたいと考えておりますけれども、いかがでございましょうか。それと2項目めの農業のまちづくりのところでございますが、今、町と農協と農業委員会と、それから農業改良普及センターで構成している新規就農者等対策協議会で、平成15年度までの農政政策というのでしょうか、そういう振興策とかいろいろ立てていらっしゃると思いますので、今これを変更というのは難しいと思うのですけれども、平成16年度からの計画には、真の農業経営44者を育成するために、新規就農者の資金繰りですとか、それから農地流動化対策ほか12項目にわたって農業施策の助成金とか出されておりますけれども、再度見直しを、この16年度の計画の中には、農業経営者を育てるということで見直しを図っていただきたいと考えますけれども、いかがでございましょうか。それから3点目の道路の舗装のことでございますが、町長は舗装率を上げるためにやるのではないと。人が利用するのを、大体それを優先にしてと、こういう御答弁でございますが、確かにそう申されますと、これら残っている11本の道路といいますのは砂利道でほぼ小さい、本当に生活道路と申しましょうか。でも、人に優しい道路づくりをと町長は申しておりますのでね。それで補助も何もないと思います。町独自の事業になるかと思いますけれども、簡易舗装であればそんなにお金をかけなくてもできるのではないか。こういうところは優先順位に入っていないと思うのですけれども、何とか事業計画の、今、保健福祉センターのところはそれをやるときにやっていただくとか、それから富町の方の近くのところの、あれは何番になるのでしたかね、あのところが河川縁のところもそれも問題ありかなとか。残っているところはちょっと問題ありのところかと思うのですけれど、だからといって生活道路の舗装を放置しておくということにはならないと思いますので、また、そこらあたりもひとつよろしくお願いしたいと思うのですが。以上、よろしくお願いいたします。