上富良野町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日
(1)日本ジオパーク新規認定に向けての今後の取り組みは/(2)元気高齢者づくりとボランティア活動に参加しやすい仕組みづくりを
2017年12月12日、上富良野町議会の一般質問で、村上和子議員が「日本ジオパーク新規認定に向けての今後の取り組みは」「元気高齢者づくりとボランティア活動に参加しやすい仕組みづくりを」について質問し、町長 向山富夫が答弁しました。
- 質問者
- 村上和子 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 村上和子
私は、さきに通告してあります2項目について質問いたします。まず1項目めは、日本ジオパーク新規認定に向けての今後の取り組みについて。残念ながら認定見送りとなったが、認定に向けての今後の取り組みについてお伺いしたい。上富良野町は、十勝岳ジオパーク構想のもと、美瑛町と2町で2015年4月に、十勝岳山麓ジオパーク推進協議会設立後、地域おこし協力隊2名の方はもとより、担当課もありとあらゆる方法で、観光・行政・防災教育・住民会・各種団体などの出前講座、学習調査・研究ネットワーク活動、ジオパーク構想のもとに目標をつくり、町民の多くが町の活性化のために理解を深めてきた。回数にすれば234回で、これだけの取り組みを本当によくやられたと思う反面、こういう結果になってしまったことは残念で仕方がないが、以前よりハードルが高くなっており、事務局が美瑛町、上富良野町の二つの町に置かれているため、ジオパークとしての計画が実施できる持続可能な運営体制になっていないということで、認定が見送られることになった。また、認定に何年もかかるという見方もあるが、美瑛町との温度差を感じており、今後については、上富良野町だけでは不可能と思われるが、美瑛町とモチベーションを保ちながらやっていけるのか、来年度の予算づけ方法と、今までと違った活動によって、認定にこぎ着けることができるのか、今後の取り組みについて、町長にお伺いいたします。2項目めは、元気高齢者づくりとボランティア活動に参加しやすい仕組みづくりを。第6次上富良野町総合計画策定のための町民アンケート調査によると、町の愛着度については、年齢別では、70歳以上で8割、84.7%を超えており、健康増進についても、取り組んでいる人は、70歳以上で8割、81.3%であるが、一方で、地元公園等のボランティア活動をしている人は、70歳以上で約4割、37.5%と低い数値になっている。北海道が今年度より開始した「赤れんが・地域応援シニアバンク」の目的は、人材不足が懸念される市町村や地域の公共的・公益的団体の円滑な業務推進をサポートするため、幅広い行政分野において専門的な知識や経験・技能を有する道職員などの退職者にボランティアスタッフとして登録してもらい、市町村等の求めに応じて登録者を紹介する制度である。これを市町村に置きかえて、本町において導入するよう検討する考えはないのか、町長にお伺いしたいと思います。以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
13番村上議員の2項目についての御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの十勝岳ジオパークに関する御質問にお答えさせていただきます。平成29年度の新規認定申請に対しまして、日本ジオパーク委員会の審査において、今回については認定を見送るという結果となりましたが、これまで多くの地域の方々に活動への御理解やさまざまな取り組みに参加をいただくなど、多大な御協力をいた― 14 ―だいたことを考えますと、今回の結果は非常に残念であります。地域の皆様や関係者の方々には、改めて心から感謝を申し上げる次第であります。この間、日本ジオパークネットワークから、今回の審査結果について示され、審査結果報告書を受け取ったところでありまして、この報告内容につきましては、行政ホームページにも掲載しているところであります。報告書の中では、事務局や協議会の運営体制のほか、活動の持続性が見えづらいなど、現状では十分な活動実績が積み上がっていないとの御指摘もいただきましたが、これらの指摘事項につきましては、今後のジオパーク活動の取り組み方へのアドバイスであると受けとめておりまして、一方、防災意識の高さやジオサイトの保全、ジオツーリズム等では評価もいただいておりますことから、これらのことを十分参考に、与えられました課題をしっかりと受けとめ、引き続き美瑛町とともに十勝岳ジオパーク推進協議会を核といたしまして、ボトムアップによりますジオパーク活動を一体的に推進し、極力早期の認定となるよう、一層の取り組みの充実を図ってまいりたいと考えております。なお、近々、十勝岳ジオパーク推進協議会の臨時総会が予定されておりますことから、本会議においても意思統一や今後への対応方針等が決定されていくものと思いますが、基本的には、日本ジオパーク認定を目指すとともに、すぐれた地質・地形を保全しながら、これらを教育・防災・観光など多面的に活用し、地域の活性化につながるよう、継続的に活動を進めていくことがジオパークの取り組みの基本であると認識しておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの元気高齢者づくりとボランティア活動に参加しやすい仕組みづくりに関する御質問にお答えさせていただきます。議員も御承知のとおり、我が国の平均寿命は年々延びており、世界に先駆けて超高齢化社会を迎える中で、当町におきましても、健康な生活を享受できるよう、健康づくりのまち宣言を初めとして、健康寿命を延ばすことを目的とした施策を進めてきており、町民の皆様にも着実に定着してきていることがアンケート結果にもあらわれてきているものと捉えております。議員から御提言のありました北海道が行っております赤れんが・地域応援シニアバンクにつきましては、道内の市町村等で課題解決のために不足しております専門的な知識や経験・技能を有する人材の確保のため、北海道職員等を退職後、自身の専門的知識・経験や資格を生かし、道内市町村の課題解決を図ろうとするものでありまして、活動を希望する方々にとりましても大変有意義な制度と理解をしております。この制度を町に置きかえての導入につきましては、町内には、役場退職者や自衛隊退職者の方々など、専門的な知識・経験を有する方が多くおられますが、既に自治会活動や社会福祉活動などさまざまな場面で御活躍をいただいており、当町においてシニアバンク等の設置は難しいものと思われます。一方、ボランティア活動につきましては、本人が希望する活動とのマッチングも必要なことから、これらにつきましては、社会福祉協議会のボランティアセンターなどを通じ、充実を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
再質問 13番 村上和子
1項目めの再質問でございますけれども、美瑛町長と引き続き認定を目指してやっていくということをお互いに確認し合ったということで、引き続きやっていくということはわかったのですけれども、今回の審査結果報告の中に、解決すべき課題として、活動の持続性が見えづらい。それから、上富良野町と美瑛町で、それぞれが独自にジオパークを解釈して、それぞれが活動するならば、この二つの町で一つのジオパークを運営する意味はないと、こういうふうな御指摘もあり、美瑛町、上富良野町としてでなく、十勝岳ジオパークとしての実績として申請書をまとめて、基本計画を策定、見直しを図っていくという体制が必要だと、それが改善しなければいけないということになっているのですけれども、町長の答弁では、一つ一つ課題を検証する、していくと、そういうことですけれども、上富良野町と美瑛町とでなく、十勝岳ジオパークとして、一体的な推進の強化を図るとなれば、一つの例として、ジオガイド養成をお互いにしているのですけれども、そういったジオガイドの方が、美瑛町のジオガイドが上富良野町のジオガイドの説明なんかも十分に知り得ていると。逆に上富良野町のジオガイドが美瑛町のガイドなんかも、いろいろなことが説明ができるというか、こういった教育、養成ということをやっていけば、一つの共有、連携化といいましょうか、そういったことにもなるのではないかと思うのですけれども、そのジオパーク活動の一体化の強化策というのは、これから共通の、上富良野は上富良野、美瑛は美瑛ではなくて、共通の専門家、これをもう少し、何名か設置する必要はないのでしょうか。それから、予算も今までより増額と、それをするには予算も少し増額にな― 15 ―るのかなと。それからまた、極力早期の認定となるよう取り組むということでございますけれども、いつごろ再申請予定、ある程度のめどというのを立てなければいけないと思うのですけれども、再申請の予定はいつごろと考えておられるのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
13番村上議員のジオパークに関します御質問にお答えさせていただきます。ジオパークの認定見送りにつきまして、その後、ジオパーク委員会からいただきました報告書等も私どもなりに検討もさせていただきました。今回御指摘をいただきました点につきましては、私どもといたしましても、そうだなと、そういうところの少し、まだ定着度と申しましょうか、活動の実態が見えづらいなということは私どもも理解するところでございまして、これらについては、しっかりと実績が感じ取れるような活動に育てていきたいというふうに思っております。また、ジオガイドの養成等につきましては、これはもう、両町のガイドがどちらもガイドできるような、そういったことは非常に大切でございます。まさしくそういうところにも目を向けられておりますので、これはぜひそういう形で、そして人数ももっともっとふえるような取り組みは、これは必要であろうというふうに考えております。一方、専門員の方、学芸員的な働きをしていただく方の設置は、これはジオパークを目指す中には、これは絶対避けて通れない重要な役割を果たす、担ってもらう立場の方になりますので、これは引き続き、私どもの町といたしましても、ジオパークのネットワーク委員会と思いが共有できるような形で配置していきたいというふうに考えております。これは、美瑛町とも今後の協議の中で、どうやって認めていただくような位置づけをしていくかということは、これから議論になりますので、議員から御質問にありましたように、そこはしっかりと皆さんにわかるような形で配置していく必要は感じているところでございます。再申請の見込みにつきましては、来年早々にというのは非常にハードルが高いと理解しておりまして、一般的に再申請をされている例を見ますと、やはり1年置いて、再来年ということが一般的な形というふうに理解しておりますので、そのようになろうかと思います。また、先ほどの御質問に戻りますが、専門員等の配置につきましては、当然予算が伴うわけでございますので、これはまた、推進協議会の中で形づくりが決定しました暁には、また、予算についても皆さん方に御提示してまいりたいと、こんなふうに考えております。以上でございます。
再質問 13番 村上和子
再申請の予定としては、来年だとちょっと時期尚早ではないかと、再来年の大体5月ぐらいはどうでしょうか、これから考えていかれると思うのですけれども、大体そういう時期を考えているということはわかったのですけれども。それと、近いうちに美瑛町と十勝岳ジオパーク推進協議会があるということでございますけれども、そこで、今後の対応方針、それから意思統一を図るということでございますけれども、一体化した案というものも一つや二つは用意していく必要があると思うのですけれども、それらについてはどういう構想をお持ちなのでしょうか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
13番村上議員の御質問にお答えさせていただきます。基本的な私どもの認識は変わっておりません。ただ、ジオパークの委員会の皆さん方の、美瑛、上富良野で取り組んでいる形が、委員会の皆さん方の見る目から見て、また、私どもが目指しているものと少しかみ合っていない部分も私は感じておりますので、そういったことは、さらに実態をよく見ていただくなり、御指摘をいただいている中で、我々みずから、やはりそこは少し足りないよなと感じるところもございますので、それらを少し整理した中で。私よく審査委員の方々ともお話しさせていただいているのですが、一体化という定義が、ジオパーク委員会の学者の先生方がうたわれる一体化と、また、私ども各地域づくりを担う自治体としての一体化というものが必ずしも同じだということではないのです。それらのいずさを解きほぐしていく、我々努力も必要だと考えておりますので、ことし、申請させていただいた申請内容については、私どもは間違っていないというふうに理解しておりますので、もうちょっと精査して、お互いに一体化されているというふうに理解してもらえるような方向に向かうように改善をしてまいりたいと考えております。
再質問 13番 村上和子
今までの方向は間違っていないという町長のかたい信念をお持ちなのですけれども、今まで非常に町民もいろいろとジオパーク構想に向けて、理解を深めることで一生懸命やってまいりました。私も出前講座を3回か4回聞かせて― 16 ―いただいて、本当によく頑張ってやってきたなと思っているのですけれども、美瑛町、両町との活動の積み重ねがまだちょっと足りないと。それと、共通の専門職という人の、今、学芸員ということをとおっしゃいましたけれども、そういったいろいろな調査・研究もされております。それはわかるのですけれども、そういった強い、この人を大体ここら辺までというお考えを、変わっていらっしゃるのかどうか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
村上議員の御質問にお答えさせていただきますが、当初目指した、今の、少なくても美瑛町と私どもとでとっております体制につきましては、多分ジオパーク委員会の中では、申請内容については非常に高い評価をいただいております。申請内容と審査委員の先生方から見る目が、申請書に書かれているような、うたい上げられているような実態が、地域から少し受けとめづらいというところを今回御指摘いただいたものだと思っておりますので、申請内容に忠実に、合うような実際の体制を整備していくことを求められていると思いますので、専門員も含めまして、しっかりと申請内容にふさわしいような、中身が伴うような体制を両町でこれから築くことになっていくと思いますので、御理解をいただきたいと思います。
再質問 13番 村上和子
町長のかたい決意はわかりますけれども、これからもずっとジオパークの多方面での取り組み活動の、美瑛町とのモチベーションを保ちながらやっいくということは本当に大変でなかろうかなと私は、モチベーションを両町が、活動の連携を積み上げるということになれば、美瑛町長の今後の認定に向けてやっていこうと確認し合っているわけですから、そこはわかるのですけれども、町長の胸のうちはちょっと、今回、十勝岳ジオパーク推進協議会でいろいろなことが話されるのでしょうけれども、やっていこうという確約、かたいものもあるのではないかと思いますけれども、一つか二つ、聞かせていただけないですか。1町だけで語るというのも難しいかもしれませんけれども、どうでしょうか、いかがですか。モチベーションを保ってやっていけますか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
13番村上議員のジオパークに対します御質問にお答えさせていただきます。ジオパークに対する熱い思いを継続していくことは、これは可能であると思いますし、そういう前提は崩すつもりもございません。一般論で申し上げて恐縮ですが、全国に既に43カ所の認定された地域がございます。また、目指しているところも多数ございますが、複数の自治体にまたがってジオパークが構成されているところもいっぱいございますので、そういった実例もこれから多いに参考させていただきながら、特別私は高いハードルだとは思っておりませんので、全国にそういう実例が多々ございますので、必ず認定に向けて進んでいけるものと確信をしているところでございます。
再質問 13番 村上和子
しっかり取り組みをお願いしたいと思います。それでは、2項目めの再質問をさせていただきたいと思います。元気高齢者づくりとボランティア活動の参加しやすい仕組みにづくりについてでございますけれども、社会参加は高齢者の元気のもとでして、元気高齢者をつくるということは、社会保障費も軽減されますし、そうした対策として、少し体を動かすボランティア活動が最適。それには、今、道でやっている赤れんが・地域応援シニアバンクを町村において設置すればいいと考えましたけれども、町長は、有意義なこととは思うが、上富良野町でのシニアバンクの設置は難しいということで、社会福祉協議会のボランティアセンターを通じ、充実を図るとの御答弁をいただきましたけれども。実は、社会福祉協議会のボランティアセンター、コーディネーターもいるのですけれども、ボランティア体制づくりを支援するところでもあるのですけれども、今なかなか、現在の状況としては、そういう組織として、そうはなっていないというものも感じるところでございまして、役場退職者は専門的な知識も、それからいろいろ経験も豊富でいらっしゃいますし、指導者的な立場としてどうかなというふうに申し上げているわけで。今、超々高齢化で、今、平均寿命は世界第2位で、女性が87歳、男性が81歳、8年後には団塊の世代が、町長もよく御存じかと思いますけれども、75歳になる時代ということでございます。国でも100年計画構想を今考えているということでありまして、6次総合計画のアンケートにあるように、高齢者ほど町に愛着心がありまして、また、健康づくりもしっかりしながら、そして、元気高齢者は社会参加活動を望む声もふえているのです、多いのです。ですけれども、地域応援、こういった役場退職者みたいな方が、活動に町民を巻き込む、行政としても、社会福祉協議会ばかりにお任せするものではな― 17 ―いと、私は、行政も一肌脱ぐべきではないかということで質問申し上げているのですけれども、町長、この点についてどのようにお考えなのか、お尋ねしたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
13番村上議員のシニア世代の活躍に対する御質問にお答えさせていただきますが、まず、お尋ねにありました上富良野のシニア世代の方々についての活躍のほどにつきましては、先ほどお答えさせていただきましたように、少なくても自衛隊の退職をなされた方、あるいは役場職員を退職した方、それらの方々は、見ていただいたら一目、御理解いただけるように、さまざまな方面で現在活躍をいただいております。当然町の事業に関連いたします分野でも大勢の方が活躍していただいておりますし、地域活動においては、本当に中心的な立場で御活躍をいただいております。そういう観点から見て、北海道が今回設立いたしましたシニアバンクというようなものを、さらに上富良野で必要かといえば、それはもう既に機能しているというふうに私は理解しているところでございます。それと、御質問にありましたボランティア活動に対します考え方でございますが、これも実は、ボランティア活動をしたいという希望を持っておられる方は、登録者については、団体も含めると1,000人を超えている実態だそうでございます。ただ、議員から御心配の向きがありましたけれども、本当に自分が求めている分野で活躍ができているかということについては、実は私もまだそこは不十分だというふうに理解しております。こういった課題を社会福祉協議会とずっと早くから実は共有しております。何とかボランティアセンターがさらに機能をアップできないかということで、現在も協議を続けております。なるべくこれが、せっかく活動を希望されておられる方がたくさんおられますので、しっかりとマッチングできるような、実の伴った体制に、組織に強化してまいりたいと。社会福祉協議会のみならず、私どもも積極的に応援して、そういう形をつくり上げていきたいと考えておりますので、ぜひ御支援賜りたいと思います。
再質問 13番 村上和子
町長、前にもそのようなことをおっしゃったかなと思っているのですけれども、今、社会福祉協議会にボランティア登録しているのは1,186名でして、1,186名というのは、中央婦人部が76人、日赤奉仕団が何人、それからJA女性部、そういう人数の合計が1,186名でございまして、個人的には76名しか登録していないというような実態もございます。これは高齢者ばかりではございません。そういうので、今、実際にアンケートなんかも見ましたら、高齢者ほど町に愛着心があって、そして健康づくりもしながら頑張っていて、これからまだまだ健康寿命も延びてきている中にあって、やっぱりちょっと体を動かすこと、ボランティアしたいと思っている人はたくさんいるのです。どういうふうなことをしていいのかわからない。そういったところを、社会福祉協議会のボランティアセンターを充実するとおっしゃっても、充実するということの言葉だけではちょっと、行政、町としても、地域での支え合いである互助の考え方、お互いに元気な高齢者、ちょっとボランティアに参加して、社会、地域に貢献したいと、そういうことで、元気な高齢者が社会参加、活動への誘導の政策という、そういう政策づくり、こういうのが必要だと思うのですけれども、社会福祉協議会のボランティアセンターを充実すると、このような御答弁ばかりいただくのですけれども、私は、町行政としても、これから超高齢化に向けて、そういう政策が必要なのではないかと思いまして質問させていただいていますが、町長、その点について、お考えを聞かせていただきたいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
村上議員の御質問にお答えさせていただきます。ボランティア活動を充実させていくということは、これはもう申し上げるまでもなく、非常に大きな、重要なものであると理解しております。ただ、議員がどういう形をイメージされているかはちょっとわかりませんが、私どもといたしましては、社会福祉協議会の、せっかくそういう機能を備えた仕組みができておりますので、そこに行政として積極的にかかわることが、行政として果たしていく役割としては、あるべき姿だと思っておりますので、ただ充実してください、充実してくださいということをただ申し上げるという意味で私は申し上げておりませんので、やはり主体的に町もかかわって、さらに、それがどういう形かは、例えば人材で協力することなのか、あるいは活動費で協力することなのか、そういったことは具体的にまだ提言もございませんが、私ども当事者意識は持っておりますので、そういうことで深くかかわって、このボランティアセンターというものの充実を図ってまいりたいというのが私の思いでございます。
再質問 13番 村上和子
今、町長の答弁で、充実するばかりでないとおっしゃいましたけれども、人― 18 ―材で協力ということで、役場の退職者の方は経験も豊富だし、いろいろな知識もお持ちだからということで、シニアバンクみたいなものをということを申し上げているので、地域での支え合う互助精神、元気な高齢者が社会参加、活動へ誘導できるような、巻き込むことができるような政策づくり、これに人材をどうでしょうかと申し上げているので、そこら辺にもう少し行政としても力を入れていっていただきたいなと、このように考えているのですけれども、もう一度、いかがですか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
13番村上議員の御質問にお答えさせていただきますが、議員から御質問いただきました、北海道が設置しておりますシニアバンクというのは、直接、例えば土木技術だとか建築技術だとか、あるいは農林・林務、そういった分野で、専門的な知識を持っているOBの方が退職されて自宅にいたのでは、せっかくのそういう技能が発揮できないために、バンクをつくって、それぞれ市町村から、こういう専門家はいませんでしょうかという求めに対して応じているというのがシニアバンク制度でございます。それは上富良野町にとっては、もう既にそれぞれの分野で活躍されているので、非常に上富良野にはなかなかマッチしないということで申し上げております。例えばボランティアセンターでのスタッフとして、職員のOBだとか、あるいはそういうことに積極的な方を活用していくのかどうかということは、これはまた別でございますので、それについては、そういう求め、あるいは意欲を持っておられる方は積極的に御活躍いただくような条件づくりは、これはしていくべきだと、そんなふうに理解をしておりますので、どうか御理解を賜りたいと存じます。
再質問 13番 村上和子
北海道でつくられている赤れんがの、それと全く同じことをというのではなくて、そういうこともありますのでということで、そういったものを参考にしてつくられたどうですかと。そういう人方がそういうリーダーとなって、コーディネーター的な役割でやっていったらどうでしょうかということで、社会福祉協議会のボランティアセンターばかりではなくて、お任せでなくて、もっとかかわっていかなければいけないということを申し上げているので、もっとかかわっていっていただきたいということで。今、介護保険も今度は、要支援1、2は外されていますけれども、介護1、2も今度は給付から外すというような話もあるわけですから、やっぱり元気な高齢者をたくさんつくっていくということは、社会保障費にも軽減することになりますから、もう一度ちょっとお尋ねしたいと思います。それと仕組みづくりをお願いしたいと申し上げます。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
13番村上議員の御質問にお答えさせていただきます。仕組みを持って、そういった町が仕組みをつくって、そういうさまざまな分野へ人を派遣のようなイメージを持たれる組織というのは、上富良野の町の人口分布から申し上げて、町がそういう組織を設けるというような必要性は、今は求められている状況ではないというふうに理解をしております。
再質問 13番 村上和子
もう少し町長、社会福祉協議会の実態ということも、よく実態を踏まえて、活動をそこにお任せとまでは言いませんけれども、やっぱりもう少し行政でかかわって、指導なり、そういう強化を図っていきませんと、もう少し、私は余り社会福祉協議会の実態をよく御存じではないのではないかなと、そういうあれなのですよね。ボランティアづくりを支援する体制、そういったところではありますけれども、現況はそうはなっていないので、やっぱりコーディネーターもいらっしゃるのですけれども、なかなかプログラムもちょっとかみ合っていないものもありますし、そういったことで、もう少し行政としても力を入れてかかわっていただきたい。再度お願いします。
再質問 13番 村上和子
そういうことです。もう一度聞かせください。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
13番村上議員の御質問にお答えさせていただきます。町としては、やはりそういったボランティア活動等の主体をなすのは社会福祉協議会の活動を通じて行われることが、あるべき姿だというふうに思っております。そういう意味で、先ほども申し上げましたが、社会福祉協議会に町が積極的にかかわっていくことによって、思いを共有できますので、そういう中で、人材を多方面に活躍願うような、そういう環境づくりは大事だと思っていますので、努力を続けてまいりたいと考えております。