みんなの議会

上富良野町議会 平成14年第2回定例会 2002年6月18日

(1)市町村合併について/(2)教育行政について/(3)議員協議会について

2002年6月18日、上富良野町議会の一般質問で、梨澤節三議員が「市町村合併について」「教育行政について」「議員協議会について」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 高橋英勝が答弁しました。

質問者
梨澤節三 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄、教育長 高橋英勝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 11番 梨澤節三

私は、通告に従い、質問いたします。初めに、市町村合併についてお聞きします。町の市町村合併への取り組みを見ますと、町広報、今月の6月号から来年2月号まで、毎回「合併を考える」を載せる計画となっており、真剣さがうかがえます。わかりやすい判断材料を提供して、最後は町民の皆さんの判断を受ける、これが最良かと思います。私も、昨年10月、富良野管内5市町村の合併シミュレーションを作成してみました。これですが、このほかに資料として、栗山5町とか、ニセコ7町村、こういうのと比較しながらつくってみました。それで、ニセコ7町村と栗山5町とを比較してみまして、地方債現在高ですが、要するに借金です。これを見ますと、富良野圏は5市町村で約375億円、ニセコ7町村は約410億円、それから、栗山5町は約650億円と、これは非常に多いです。これから比較しますと、富良野圏はまだまだ恵まれた方かなと思います。合併をした場合のシミュレーションはできるのですが、しない場合に、透明性が見えない。ここのところをわかる範囲でお答えいただきたいと思います。3月の議員協議会で、元行政マンであった同僚議員の質問に対し、結局そこのところがはっきりわからなかった。平成19年、20年のところが最も知りたいところとなっております。それで、質問に入りますが、一つ目は、平成19年、20年ころの町の歳入はおおむね幾らと見積もるのか。合併5市町村では399億円、見えております。この予算に見合う適正職員数は何名と見積もるのか。合併シミュレーションで見ますと、5市町村で977名おりますのを、10年後を目標に適正職員数500名ということに見えております。3番目に、地方債現在高は平成13年度末で幾らか。これにしろがねダムの償還金を加えると幾らになり、全体の償還方法についてはどのようにお考えか。四つ目は、地方分権の今日、現状でいくと、国、道からの権限委譲を受けることは難しいと思いますが、その受ける可能性についての方法は。5番目は、現行でいくと、市町村には今、それぞれ執行機関として係がおり、管理職がおり、町長がおる。議決機関として委員会があり、協議会があり、議会がある。これを5倍すると、この地域は30のチェック機関となっています。さらに、広域として、このほかに消防議会、衛生議会、串内議会等があります。今、農協、土地改良区は合併し、商工会、観光協会等も合併をささやかれております。このようなときに、自治体はどのようにあるのがよいのか、お考えをお聞きいたします。次、2番目に、教育行政についてお聞きいたします。一つ目に、現在、元気な高齢者がふえてきており、大変喜ばしいことです。この方々は、夏はもちろんですが、冬も工夫をして、公民館、社教センターを利用して、健康増進と交流に努めています。この方々は、いつかはまち起こしになくてはならない存在にもなることではないでしょうか。その中でも、一部の方たちは個人で施設をつくり、これを利用して、冬期間、パークゴルフをしています。道東に行きますと、さすがパークゴルフ発祥の地、ジャンボハウスを活用して、冬期パークゴルフを実施しています。そこで、冬期間でもパークゴルフ、ゲートボール等、これはお年寄りだけでなくて、これがあれば小中学生がキャッチボールをしたり、バントの練習ぐらいはできるかと思います。それで、暖房とトイレを設備した大型ジャンボハウスの建設について、いかがお考えか、お聞きしたいと思います。次に、中国の瀋陽事件のテレビを見て感じさせられましたが、あの外交官であるところの国家公務員にしてあのありさまです。日本人としての誇りもなく、国家意識もなく、あげくの果てには世界で共通の常識、男は女性と子供を守るという意識もない。ですから、日本の常識は世界の非常識ということなのです。それが当たり前になってきている日本であるということなのですが、年のころなら四、五十歳代か、戦後教育の集大成を見せつけられたというような感じがします。日本の歴史と国家に対し、誇りを持つ。誇りとまでいかなくても、正しい歴史認識と国家意識を持った日本人を育てるには、これから40年から50年はかかるかと思いますが、腰の引けたあいまいな、あっちにいい顔、こっちにいい顔の日本人の大人の姿勢、即瀋陽の外交官です。立場にある者は腰を据えて立ち向かってほしい。そこでお聞きしますが、瀋陽事件を見て、教育はどうあらねばならないのか、教育長のお考えをお聞きします。大きな3番目で、議員協議会開会の依頼についてお聞きします。議員必携第2編第8章、172ページ、全員協議会。これは一般的に非公開であり、法的根拠を持たず、かつ会議録には記載されない会議であり、会議規則に縛られることなく、お互い忌憚のない意見を述べることができる。そして、これには三つの型があります。一つは、本会議審議中、これを中断して議員のみで審議する。二つ目は、議会の行事運営活動について議員のみで審議する。3番目が、これは町長に関係ありますが、町長が意見を聞くための協議会とありますが、現在は、議会提案予定の案件の事前審議型ではないかと、そのように受けとめられますが、これは議員必携を読みますと、必要最小限に謹んではいかがですか、このように書いてあります。また、近隣の美瑛、中富、富良野においても必要最小限ということでやっており、議会開会前にやることはないということでありました。美瑛の形はちょっと違いましたが。それで、協議会開会の依頼は必要最小限にすることについて、町長、いかがお考えか、お尋ねをいたします。以上をもって終わります。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

11番梨澤議員の御質問にお答えいたします。最初の市町村合併に関する1点目、平成20年度以降の歳入状況についてお答えいたします。現時点で将来を予測することは極めて難しいものと感じております。御承知のように、従来の右肩上がりの経済成長から大きく変化し、現在は大変に厳しい状況にある中で、景気が回復に向けて動き出すことを期待しておるところであります。国においては、地方公共団体の自主的、主体的な財政運営を促すことなどを目的に、地方交付税の見直しに着手しており、その内容が今後どのようになっていくのか。加えて、税源移譲や国庫補助制度の問題がどのように議論され、結果、どのようになっていくかなど、数多くの承知できない問題を考えると、平成20年度以降の歳入額を予測することは、現時点では困難と考えております。このことから、さきにお示ししておりますとおり、国の経済財政諮問会議における今後5カ年の経営予測数値をもとに試算した、平成18年度までの5カ年における町財政の中期見通しとしたところであります。その後の見直しについては、経済状況の推移いかんによって変動するもので、国の新しい経済財政指数等を見極めながら、逐次財政の見直しを明らかにしていかなければならないと考えておるところであります。2点目の、歳入に応じる適正職員数につきましては、歳入の額を予測し、それにより適正職員数を求めることについても極めて難しいことであります。しかしながら、本町では、効率的な行政運営の実現を図るべく、行財政改革実施計画を策定しており、その課題の一つとして、職員数の適正化を図ることにしておりますことから、当面は、その中で示しております三役を除く現在の一般職員数を、現行の233名から、平成18年度時点において220名の目標数に削減することに鋭意努力してまいらなければならないと考えております。3点目の、地方債現在高としろがねダムの償還金に関してお答えいたします。厳しい財政状況の中にあって、将来の見通しについての御説明をさせていただいておりますが、この中で申し上げましたとおり、一般会計の地方債現在高は93億円、また、投資的経費となる国営しろがね土地改良区事業に伴う負担金総額は27億円であります。この経費の償還方法としては、地方債は約定に基づき、国営事業については負担金総額の軽減を図るために低利資金に切りかえし、年次計画で負担をすることを前提としております。この内容は、2月段階での御説明から大きく変わる状況になっておりませんことから、行財政改革の推進を図ることによって、さらなる財源の確保を求め、財政均衡を図ってまいりたいと考えております。4点目の、北海道などからの権限の委譲についての御質問でありますが、地方分権が平成12年度から実施に移行されており、北海道においては、現時点では、限られた事務ではありますが、市町村への権限委譲を進める予定となっております。その計画に沿って、市町村との間において毎年度協議を繰り返している状況にあり、権限委譲を受ける側としての市町村が、受け入れる執行体制とその意思があれば、権限委譲を受けることは十分に可能となっております。5点目の、市町村自治体のあり方についての御質問でありますが、地方自治体を取り巻く状況は、地方分権、財政難、少子高齢化社会など、ますます厳しくなることが予想されます。このような状況から、本町においても、より効率的な行財政の運営を推進していかなければならないとの考えから、健全財政維持方針、行財政改革実施計画などを定め、あらゆる分野での改革に取り組んできているところであります。さて、上富良野町の将来のあり方についてでありますが、自治体の将来像につきましては、大別しますと、広域行政や行財政改革を積極的に推進することにより、自主自立の道を求めるのか、また、市町村合併の道を求めるのかの二つになると考えております。この平成14年度という年度は、市町村の合併の特例に関する法律の有効期限の関係から、大変重要な年と考え、広報誌などを通じて、住民自身が自立か合併かの選択をすることができるような情報の提供を積極的に行うとともに、今後においてもまちづくりトーク等を開催し、上富良野町の将来のあり方について、住民の生の声を聞いてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、常に申し上げておりますように、市町村の将来像は住民の意思により決定されるべきものと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。2番目の教育行政の御質問は、後ほど教育長の方からお答えするとして、3番目の議員協議会の御質問にお答えさせていただきます。御承知のとおり、地方公共団体の長と議会は、それぞれが町民の信託を受けた町民の代表機関であり、お互いに町民の意思を代表して行政運営に当たらなければならない立場にあります。執行機関たる町長においては、法令に基づく議会の議決を求めなければならない重要な案件や、実際の運営に関し重要な意思決定を行うこととなる事項など、行政運営上の必要な案件などについて、説明責任を果たす中で、それぞれの立場での真剣かつ十分な協議を重ね、また、両者が十分に理解を深めた上で、町の重要な課題や将来方向を定めるための議論を尽くす場の一つとなる議員協議会は重要であると考えております。過去からも大きな役割を果たしてきているものと認識いたしているところであります。今後も、私といたしましては、行政運営上の大きな課題などについては、全議員と十分に話し合い、町の方針を決定する義務と責任がありますので、引き続き必要に応じ、議員協議会を開催することについて議長に依頼し、開催していただくことといたしたいと思っております。また、非公開かどうかについては、その協議案件の内容に応じて判断しなければならないものと考えております。

答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)

11番梨澤議員の教育行政に関する1点目の御質問にお答えいたします。町民の健康づくりや体力の維持、増進、スポーツを通した人とのふれあい活動は、高齢化や余暇時間の増大等に伴い、日常生活はもとより、生涯学習の観点からもますます重要になってきております。特に高齢者の方々が、心身ともに健康で、人生の生きがいを求め、生活していただくためには、日ごろよりみずからが健康づくりに心がけていただくことも大切でありますが、高齢者の方々がスポーツ、レクリエーション等を通じて健康増進を図るための施設整備を行うといった行政配慮を推進することの必要性についても認識しているところでございます。最近は、多くの人が気楽に楽しめるスポーツが普及し、その中でも、子供からお年寄りまでが楽しめるパークゴルフの愛好者は年々ふえている状況にありますし、高齢者の方々の愛好者も増加しております。また、ゲートボールにつきましても、世代間交流を行うなど、高齢者のスポーツの普及にも力を入れているところでございます。御質問の、冬期でも使用可能なジャンボハウスの建設につきましては、理想でありますが、町の財政事情もあり、実現することは困難な課題だと思っております。現在、冬期間も、社会教育総合センター、公民館の施設を利用していただいておりますが、これからも現有施設の中で有効利用が図れるよう配慮してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。次に、2点目の質問にお答えさせていただきます。先月、5月8日、中国瀋陽の日本領事館に亡命を求めて駆け込んだ事件については、日本、中国の対応について世界が注目しておりましたが、5月23日に15日ぶりに解決が図られたわけであります。この事件で、在外交官の対応や職員の意識、そして外国の出先を指示すべき立場の外務省の危機管理のあり方など、さまざまな問題が浮き彫りになり、他人事ではなく、私も危機管理と職員の意識の改革等について大きな教訓を得たところであります。戦後、日本は世界でも類を見ないと言われるほどの急激な経済発展を遂げてまいりました。そのこと自体は喜ばしいことでありますが、反面、社会環境も、人間の価値観もまた変化してきているように思います。教育についても、学校教育法の学習指導要領の中で、豊かな心を持ち、個性豊かな文化創造と民主的な社会及び国家の発展に努め、進んで平和な国際社会に貢献し、未来を開く主体性のある日本人を育成する。その基礎として道徳性を養うという教育指針が規定されております。私は、幾らよい制度ができても、幾らよい指導指針が紙の上ででき上がっていても、幾らよい教育方法が考案されても、教育に携わるそれぞれの立場の人たちの努力と情熱と指導力がなければ、よい教育も意識改革も行われないのではないかと思っております。教育委員会といたしましても、本町の教育向上のため、新学習指導要領の着実な推進や、教育改革のねらいと、その背景となる教育指標を十分見定めた教育活動を展開し、成果を得るよう、また、危機管理や、私どもも含め、教員、職員の意識改革についても、今後より一層最善の努力をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

質問 11番 梨澤節三

教育行政から先にお聞きします。ジャンボハウスの件につきましては、また豊かになってからということで、了解をしました。答弁の中で、主体性のある日本人を育成するという、これは大事なところではないかと思います。この瀋陽事件についてですが、さきの報道で、山内東大大学院教授が講演した話ですが、闘争心を欠いた外交エリートと、このように言われています。確かにこういうところもあろうかと思いますが、私は、あれを見たときに、頭をよぎったのは、入学式、卒業式における小学生が、国旗・国歌斉唱のときに、来賓が歌う、教員が歌わない、それをきょろきょろと見ている、あれが重なりました。そこで、これは結局小学校に入ってから高校までというと12年間、一番大事なときにそれで育っていっておりますから、大変だと思います、もとに戻すのは。それで、国家公務員のあいまいな姿勢のみならず、地方公務員の偏った思想、信条は非常に日本を危うくするものではないかというふうに思っているのです。その一つは、ここに、私、これをもらったわけではないのですけれども、持っております。自治労上富良野の組合だよりで、「梨澤議員、自治労は政治団体ではありません」と書いてあります。私がつくったのではありません。その中に、そもそも国旗・国歌法は、日の丸・君が代を国旗・国歌と規定したにすぎず、尊重規定も罰則規定もない。そして、思想、信条の自由を侵すべきものではないとありますが、これは公務員の言うことではないのです。先ほど同僚議員が質問の中で、公僕であり全体の奉仕者と、このように言っておりましたが、全くこういうことでいくと偏っているということになります。その次に、これも同じく、「私たちは有事法制に反対します」これは自治労北海道本部。ここに何で私、こういうのを出すかというと、「今、悲惨な歴史を心に刻み」と書いてあるのです、日本の歴史を。このように、そうではないと言う人もおります。それからこういうように言う人もおりますが、公務員です。全体の奉仕者で、偏ってはいけないのです。ところが、国家公務員にしてあいまいな心の持ち方、それから地方公務員にしてこのように偏っている。これは日本というものを直すのは大変なものだと私は思います。地方公務員200万人とも言われております。そして、この自治労は、政治癒着、裏金の報告もまだ終わっていないはずなのです。そういう組織が、裏金でそういうことをやっている組織が、日本の歴史とか国歌のことを言う資格があるのかというふうに思います。これは主ではありませんけれども、私はそのように思います。先日、礎大学の記念行事がございました。非常に立派でした。記念誌をいただいた、その中で、荻野昭一さんが「老爺の戯言」ということでこのようなことを言っております。この中に、「老爺の戯言。先日、ゲートボール連盟で大雪青年の家に研修をした。朝夕の集いに、国旗の掲揚と降納があり、国歌を斉唱する。我々のグループが声高らかに歌っているのに、隣の小学生の集団はだれ一人と声を出さず、年寄りの行為に好奇のまなざしを向けている。よくよく見ると、引率の教師たちもみんな口をつぐんでいる」と、こういうことです。そして、国歌を知らない小学生が育ってきているということです。「歌うことができない大人たちの姿を見て、彼らに日本国民の誇りなど微塵もないように思われ、悲しささえ覚えるものでありました」と、こう書いてあります。私もそう思っている1人なのですけれども、私だけではなく、このように思っておられる方がある。私は思うのですけれども、小学校だけでもよろしいですから、礎大学を入学式、卒業式に御案内申し上げてはいかがですか。これは一つ、ちょっとお聞きします。それから、次は、これも歴史ということについてになるのですけれども、この前の町の広報で、叙勲、3名の方が出ました。大変おめでたいことで、心からお祝いを申し上げたいと思います。その広報を見てみますと、内閣総理大臣から贈られたとありますが、それは間違いです。叙勲は日本国天皇がだれだれを叙すということで、内閣総理大臣とか賞勲局長というのは、しょせんはお手伝いをして、作業員みたいなものなのです、はっきり言ったら。そういう立場にはないのです、贈るという。ですから、これは訂正文を出すべきだと私は思います。なぜ私がこれを言うかというと、天皇という言葉が出てきますと、日本の歴史が入ってくるのです。必ず歴史がこれに伴ってきているのです。ですから、私はこれは大事にしたいというように考えておるので、これを今出したわけです。そこで、私は、ちょうど3歳の孫が2人おります。この孫に、世界地図を広げてありますけれども、そこに、ここは日本だよと、日の丸の旗、これが日本の旗だよと。そうすると、何の抵抗もなく受け入れて、ちょうど冬期オリンピック、そして今のワールドカップ、日本、日本とはしゃいでおります。そして、ワールドカップを見てもわかりますように、あの若い選手の方たち、君が代をきちっと歌っております。あのように大きな日の丸が観客席いっぱいに広げられております。それで、日本は法治国家であります。日の丸は法制化されております。罰則とか尊重は関係ありません。これは守るのが当たり前なのですが、ワールドカップを見てわかるように、定着もしておりますことですから、小学校で教師が国歌を斉唱しないということについては、これは教育長、どのようにお考えになるか。それともう一つ、今、私、3歳の子供の話をしましたけれども、幼児教育から、やっぱり国旗というもの、国歌というものを、はっきり言ってわからせる。子供の人権などは関係ないのです、これは。子供の人権などというものではないのです。当たり前のことなのです、世界として。子供のときから自然に受け入れて、小学校に行っても自然にいくというようになるのが普通ではないのかなというように思っているのですけれども、この件について教育長のお考えをお聞きいたします。次は、議員協議会についてですが、これは3月定例議会の議会だよりです。これの全般を見て、実は議員協議会ということを質問したわけなのですが、私も議員協議会については、他の委員会の情報も入るということで、全面的に否定しているものではありません。ただ、さきの3月定例議会前の議員協議会では、同僚議員が、平成19年、20年の予算編成について質問していたところ、議長が同僚議員の質問をとめ、私は、なぜ質問を続けさせないかと言ったところ、おまえは黙っていろと面罵されております。そして同僚議員は、議会の名誉を傷つけたかのように議会運営委員会に呼びつけられているという状況が、町長司会の議員協議会であったわけなのです。そこで、町長は難しい質問はさせないでくれというようなことを言っているのですか。もしそうなら、最低の話です。そういうようなことは言わないということは万々思っておりますが、何ともここのところが納得のいかないところだったのです。この議員協議会の司会進行は町長みずから実施しております。ですから、混乱を起こすのも起こさないのも町長みずからということになります。今後、このような混乱が起きない、起こさないということをしっかり言っていただかなければ、無用な混乱は私としては迷惑な話でございます。そういう点、見地からも、議員協議会ということについての町長のお考えを今一度お聞きいたします。次は、市町村合併についてです。同僚議員が平成19年と平成20年の予算編成について質問した、これが私も合併シミュレーションをつくったのですが、ただつくっただけにしかすぎなかったのかなと思ったら一致できました。といいますのは、合併シミュレーションを見ますと、5年後、10年後の予算から借金払いから何から全部見えます。ところが、町長言っておりますように、平成19年、20年、このときの予算編成については、答弁で言われておりますように、非常に不透明で、構築することができないというように言われているのです。片や、合併をすると10年先が見通すことができる。こちらは5年先が見通すことができない。これは、私が今質問していることは、議会だよりに載って町民の皆さんに行きます。町民の皆さんが何ととるかなのです。非常に大切なところに来ているのです、これは。5年先も読めないのかと。私、嫌味で言っているのではありません。私も真剣に、大変なことだということであるので、言わせていただいております。それから、要するに予算編成を組むことができないということは、国を頼りにしているからのことにほかならないと思います。しかし、地方交付税も減らされていくことでしょうし、それから、行政改革で職員の削減もと言われておりましたが、そういう中において、権限委譲ということの、これは受けますよという意思はあっても、恐らく物理的に無理ではないかというように思います。ここからですが、私の一番心配しているのは、町の地方債、即借金のことです。一般財源の地方債は93億円、私のつくったのでは91億円でしたが、今93億円になっております。それから、しろがねダムの町負担金が27億円、合計120億円。さてここで、しろがねダムからの送水管の維持管理ということについては、これはまた別に論議されることであろうと思います。この120億円についてですが、今、市町村合併という特殊な状況の来ているところでの、一歩踏み込んで、合併という特殊状況の中で、5市町村の地方債、今、375億円ありますが、400億円を超えていくかと思います。これを合併市で借金の、要するに地方債返還のための整理組織を立ち上げ、一括返還して、あと10年かけて償還するということを、道、国に申し入れてはいかがでしょうか。以上、お尋ねいたします。

答弁 教育長 高橋英勝(教育長は2004年9月まで)

梨澤議員の再質問にお答えしたいと思いますけれども、教育にかかわるいろいろな、議会のたびにいろいろ助言、御指導等いただいておりますけれども、基本的には梨澤議員とそんなに異なるものではないのですけれども、ただ、道徳的価値観、先ほど私から答弁させていただきましたけれども、指導要領の中に道徳という部分、その道徳の中に、日本人としての自覚を持って国を愛し、国家の発展に努めなければならないというような項目がございまして、ただ、その中に、梨澤議員、うちのいろいろな学校現場を直視して見ていただいておりますので、いろいろな違和感を持っているのかなと思っておりますけれども、当然、法治国家でありますし、決めたことについては、日本人としての自覚ということの、やっぱり履行してほしいなということの願いは同じであります。ただ、思想、信条、言論の自由だとか、いろいろな中で、梨澤議員もこの中に、これから意識改革するのに四、五十年かかるよねと言っておりましたように、私たちも、学校現場、また国のそういう指導指標、いろいろなものをイコールにするというのは時間がかかるなとは思っておりますけれども、ただ、日本人としての誇り、また、先ほど言いました自覚、そういうものについては、学校現場、幼児教育から含めてどうあるべきかということについては、今後より一層、私たちが意を用いて、そのことに意識を持って対処していかなければならない課題だと思っておりますので、そういうことで、今後さらなる努力をしたいということで御理解いただきたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

11番梨澤議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、議員協議会の件でありますけれども、私といたしましては、先ほども申し上げましたように、執行機関と議決機関がそれぞれ町民の代表として、まちづくり、大きな行政課題、それらの案件について十分に論議し合う場として、私は重要な場であるというふうに認識いたしておるところでございまして、そういった観点から、議員協議会の運営方法についてはいろいろな問題があろうかと思いますが、それらの改善、是正を図っていただきながら、今後もこの協議会の継続をしてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。次に、市町村合併の関連する事項でありますけれども、まず、財政の見通し、これにつきましては、予算議会の中で幾度となく御説明を申し上げてまいりましたように、先ほどもお答えさせていただきましたが、国の経済財政諮問会議が、これから先5カ年の経済予測数値をもとに、我が町は5カ年間の中期財政計画を立てて、議員の皆様方に御説明を申し上げたところでございます。それから先につきましては、今、国の方向が全く見えてこないというのが現状であります。ただ、議員も御質問にありますように、合併すれば、これから10年間の財政状況というのは見極められて、また、その先5年間、段階的に減少していく、その5年間の数値も見極めることができるわけでありますが、合併しない、自主自立の道を歩んだ自治体の財政状況というのが、現状ではどのような対応を国が考えておるのかということにつきましては全く予測でき得ない。現在の交付税制度につきましても、減額措置を打ち出しております。補助金、助成金制度につきましても、廃止の方向で進められております。きょうの新聞報道を見てみますと、地方分権委員会が、地方財源の確保のために、補助金等々を廃止して税の配分を対応すべきであるというような報道が、地方分権委員会の中で審議されている報道もなされております。今現在、国は、地方分権の推進は進めましたが、地方財源の位置づけがまだ不明確だ、ここが私どもにとりまして非常に厳しい。今、北海道は、市町村合併に伴う財政的なシミュレーションをつくり出して発表するということでありますが、これらにつきましても、私どもとして、道は市町村の将来的な国の財政方向を見極めているのかという御質問をさせていただきました。しかし、道も私どもと同じように、先は見えていない、予測の段階。きょうのある新聞を見てみますと、ある町村では、町長みずからが、将来の財政状況の予測について町民に説明、報告をしたという報道も載っておりました。しかし、安易に予測をすることが、果たしてその予測どおりにいくのか。例えば、私ども地方財政の最も重要な町村民税、これらにつきましては、景気の動向によって、景気がよくなればふえてくる、景気が悪くなれば下がってくる、ある程度景気の動向を見極めながら、税収の予測はある程度の期間の部分については予測できる。しかし、現在の交付税、補助金制度、国からの部分については、全く予測がつかないというのが現状でありまして、これからずっと先の、5年先、6年先の部分まで予測するということは厳しいということで、御理解を賜りたいと。財政見通しを立てるということは、非常に今、難しいときにあるということを御理解いただきたいと思います。次に、道からの権限委譲の問題でありますが、私は、ある程度というよりも、地方分権という基本は、やはり権限の委譲であるということを思いますときに、権限の委譲は大いに受けるべきであると。しかし残念ながら、私どもが望んでいる権限の委譲はなかなか委譲していただけないというところが歯がゆい部分もあるわけでありますが、私は、権限の委譲は大いに受けて、地方自治体として、町村として、自主自立のまちづくりのためには権限の委譲は大いに受けていくべきだ、それに対処していくべきだというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。次に、最後になりますが、地方債の問題であります。議員も御指摘のとおり、非常に厳しい状況にあります。今、93億円の一般会計の地方債の償還は、中期財政計画の中でも御報告させていただいておりますように、計画的な償還をしてとり進めていきたい。加えてまた、健全財政維持方針に基づいた起債の枠の制限を図りながら、地方債が増額していかないようにとり進めて、財政運営をしていきたいというふうに思っておるところでありまして、これ以上の地方債の増額にならないような財政運営を図るべく、健全財政維持方針を立てて進めさせていただいておりますので、その地方債の償還計画に基づいた中での対応を進めていきたいというように思っております。また、しろがね償還、27億円につきましては、これは負担金として、今日までに整備された道路、河川等々の負担金をお支払いすることに相なるわけでありますが、この負担金支払いにおけるしろがね償還につきましては、これは財政計画の中でも位置づけておりますように、投資財源の中で償還をしていくということを基本に押さえております。5カ年間の中期計画の中でもお示ししておりますように、国営の償還はすべて投資財源の、公共事業投資の枠の中で償還をしていくというふうに考えておりますので、これらの償還を図ることによって、公共事業の投資の事業が減少していくということにつながっていく場合もあり得るなと。財政状況においてはそうなるなということを認識しながら、しろがねの償還を進めていきたい、計画的にとり進めていきたいというふうに考えております。それから、最後に、地方債の一括償還という部分につきましての、道、国への働きかけをしてはどうかということでありますが、この問題につきましては、町村会におきましても、常に国、道に、財政状況、利息の軽減、そういうようなことを考えながら、地方債の一括償還を働きかけております。しかし、この門戸は、ある面では開かれておりますが、それを実施することによって、向こう3カ年、ちょっと年数は間違えているかもしれませんが、私の記憶では、一括償還をすれば、向こう3カ年間だと思いますが、町債、地方債の発行を禁止すると。財政的に健全であるから地方債を借りなくてもいいだろうというようなことにつながってくるという部分もありまして、各自治体では、金利の高い過去の地方債を一括償還して、金利の安いものに書きかえたいという願いを持って、町村会としても国に働きかけておりますが、これが今なお、申し上げましたように条件がありまして、それになって対応でき得ないというのが現実であります。そういう中にありますので、今後も町村会を通じながら、一括償還における書きかえ等々の対応についても努力してまいりたいというふうに思っております。以上です。

再々質問 11番 梨澤節三

再々質問で、さらなる懸念事項についてお伺いをいたします。この合併について、いろいろなことを国の方にお尋ね、お聞きしている間は、結構親切に教えてくれます。しかし、今言ったこと、一括返還、そういうようなことについて国に、これについてはどのようなものなのですかと言いますと、ぱっと手の平が変わりますね。こちらが自主的に動き出すとぱっと変わります。いずれここが壁になっていくということかと思いますが、合併については、とにかく国が強いということが受け取れます。先ほども言いましたけれども、国も、あの官僚が、平成19年とか20年の、もう終わっているときです、合併が。そのときの予算の配分など、彼らはむだな仕事はしないと思いますよ、私は。もう少しすると、これが露骨にはっきり見えてくる状況になるのではないかなというふうに思っております。それで、今、合併ということで、入り口論議でやっているのです。そうすると、入り口論議というのは、メリット、デメリットというのはぐるぐる回ってしまって、進まないのです、これは。メリットの人を追ったらデメリットの人が出てきて。大切なことは、一歩踏み込んで考えていかなければならないのではないかなというように思います。私が、こういう特殊状況の中だから、合併市の地方債を一括返還をしてはいかがですかということを言いましたが、実は、もう私の考えどころではないのです。これはPHP総合研究所です。実効ある地域主権研究プロジェクトということで、地域主権の確立に向けた七つの挑戦ということで、このことで、北海道212市町村とか、700兆円の国債と地方債、これを新設する共同管理機構に移し、国と地方が分担して返済することを提案ということで、これだけではなくて、七つの提言が入っております。これは読みますと時間がかかりますから読みませんけれども、この中では、交付金というようなものに縛られてはだめですよというぐあいに言っています。この件については、700兆円ということになってきますと、郵貯、簡保の金の流れが、動きにも影響が出るというようなことだそうです。それで、この前の委員会で、上川支庁から、市町村合併支援に関する農道整備事業についてとか、その合併支援の農道事業実施計画、これが5月24日に来ていますが、こういうような、はっきり言えば、悪く言えば要らぬお世話ではないかなというように思うのです。やる、やらないというようなことは、これはこちらの、今はもうそういう時代になってきているのではないかなと思います。ただし、支庁も道庁も、保身、延命に入っているのではないかということも考えられます。それと、どんどん合併施策を進めていかなけばならないような状況にあるのかもしれません。それで、この地方債の件については、私でも、町の借金はどうしようかなということを、このシミュレーションをつくったときからずっと考えておりました。そして先ほど言ったような一括返還ということ、これは日本中がいずれ考えてくるようになるかと思いますが、一応たどりつきます。ですから私は、町のベテランの職員グループに、この市町村合併の研究会をしっかりやっていただきたい、やらせるようにしていただきたい。やはり行政マンですから、違います。これをしっかりやっていただきたい。そのときにはどうぞこれを使ってください。これは北海道に一つしかありません。これは総務省が出したもの、国が出したものを、私は取り寄せたのです。来るかなと思いましたけれども、来ました。私のわからないものがいっぱいあります。しかしベテランの行政マンは見ればわかりますから、この中からとって、ここが発信地になって、上富良野が発信地になって、要求、要望を出していただきたいなというように思います。この前、片山総務大臣、5月12日の報道では、2005年3月に迫っている特例法の期限は延ばすつもりはないとはっきり言っています。そして、中央がすることは、国防、外交などに限定して、あとはすべて地方がやるべきであると、このように言っております。ただ、これで、先ほど町長もちょっと言いましたけれども、税源移譲のことについて総務大臣が言いましたら、今度は財務大臣が補助金を減らすぞというような、要するに市町村合併の我々を抜きにした話をやるのです、必ず上で。このときに、やはりしっかりした勉強をして、要求、要望というものをやっていただきたいなというように思います。官僚が恐らく大きな壁になると思いますけれども。それで、これをやるときには道も一緒に、道もいずれ道州制というようなことで、上川支庁はいずれなくなるでしょうけれども、もしかしたら道庁もなくなるのかもしれません。この辺はわかりません。それで、道も一緒になって対策を立てて、そしてそれを逐次住民に出していただいて、安心感を与えていただきたいというように思います。今、地方に必要なことは、とにかく勉強して、努力して、政府を動かすことにあるのではないかというように思いますが、町長、いかがでしょうか。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

11番梨澤議員の再々質問にお答えさせていただきます。地方分権についての御意見を承りました。議員も懸念されておりますように、私自身も、これからの地方自治はいかにあるべきなのかということを認識した中で、やはり地方分権というのがとり進められてきている。これは私どもが願って、市町村も地方自治を願って対応した地方分権でありますが、残念ながら国の方は、地方財源についての位置づけをまだ明確にしてもらえないというところに大きな課題があるわけでありますが、私的な、私個人の考えでありますが、平成17年3月31日に向ける市町村合併の特例措置、これらの時期が来るまでは、合併しない自治体に対する地方財源というものがはっきり国は示してくれないのかなと。ある面で、ここで厳しく対応すれば、アメにムチ、ペナルティという、国は地方自治からそう批判を受けるというようなことも考えますと、この17年3月31日、この期限が一つの大きな地方財源へ向かっていく転換期かなというふうに思っておりますが、そういうことを考えつつ、地方財源の位置づけ、国がどうするのか見極めつつ、町としては今後も広域行政や行財政改革などを積極的に進めて、自主自立の道を選ぶのか、あるいは市町村合併の道を選ぶのか、ここらあたりは、議員がお話ありますように、住民に対しては十分に町村合併に関する情報を提供しながら、住民とよく生の声を聞きながら、ことし1年かけて、私としては住民の声をまとめていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいなというふうに思います。また、御提言ありました、内部の町村合併、広域行政に関する研究、検討でありますが、これは既に立ち上げながら、広域行政を推進し、町村合併についてということで、今、内部で検討、研究会を組織を挙げて進めているところでありますので、御理解をいただきたいと思います。

出典:上富良野町議会 平成14年第2回定例会 2002年6月18日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる