みんなの議会

上富良野町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月12日

(1)自治のかたちについて/(2)議員協議会について/(3)住民自治と補助金について/(4)介護保険について/(5)夕張市破たんの影響/(6)器物損壊は犯罪である

2006年9月12日、上富良野町議会の一般質問で、梨澤節三議員が「自治のかたちについて」「議員協議会について」「住民自治と補助金について」「介護保険について」「夕張市破たんの影響」「器物損壊は犯罪である」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆が答弁しました。

質問者
梨澤節三 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 6 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 4番 梨澤節三

私は、通告に従って質問をいたします。初めに、自治のかたちについてですが、これは報道を見て考えさせられたものでございます。1番目に、機運が熟していない、当面広域連合とありますが、当面とはいつまでを言っているのですか。これが1点です。次に、当面、今のままでということは、使用料、― 12 ―手数料、税等は一切値上げをしないで、このままでいくというように理解をしてもよろしいのでしょうか。3番目に、プロジェクトチームは1年近く検討・研究を重ねてきました。5市町村の協議会になると、それがたかだか一、二回の会議で結論を出していますが、本当に真剣に協議をしたのか、疑問を持ちます。夕張市の破綻以降、合併と自立のどちらのツケが大きいのかということについて、これは北海道中の住民の関心も非常に高くなっております。そういう住民意思の確認もせず、何を根拠に結論に至ったのか、お尋ねをいたします。4点目、住民も、今言いました夕張破綻問題以降、ツケは住民に来るということがわかりました。今までと異なり、警戒をしています。ある老人会では、町民1人当たりの収入と支出の自治体財政について、出前講座をしているところもあります。この財政への関心の高まりをどのように受けとめられますか。5点目は、合併は今後ますます遠慮なく進められます。当面、合併は見合わすというような話は、いろいろな情報が住民に入ることにより、いずれ住民から突き上げをくらうようなことになるのではないかという懸念をいたします。そこで私は、合併は任意でいいが、合併協議会を開会することは、住民のため、強制でなければならないというふうに考えますが、いかがでしょうか。次に、議員協議会について。この議員協議会は法的根拠もなく、議員の登退庁時の災害補償もない会議です。また、事前審議の類でもあり、議会の権威を失い、町長の責任体制も否定されかねない。町長からの議員協議会の要請はやめるべきであると思いますが、いかがでしょうか。大きな3点目で、住民自治と補助金について。住民会、町内会は、補助金をもらわなくともそれなりにやっていけます。ただし、町長、議員、職員を、だれに遠慮することなく監視することができるのも町内会、住民会の住民でございます。そこで、とりあえず、上富良野町の補助金一覧表を住民会長にお渡しし、情報を共有してはいかがでしょうか。4点目、介護保険について。介護には、言うまでもございませんが、在宅介護と施設介護がございます。どちらも大事であることには変わりはございませんが、介護のねらいとするところはどちらに置いておられますか、お尋ねをいたします。5点目に、夕張市破綻の影響ということで、ひやり・はっと、あわや医療事故が18万件、当事者別では看護師が77%と大半を占め、医師が5%、薬剤師が5%と、全国調査結果が報道されました。そこで、夕張市立病院に関する報道によると、夕張消防本部は、長年、救急患者全員を機械的に夕張市立病院に搬送していたが、同院は心疾患や脳疾患等の治療は不可能であり、人命軽視の問題行為と指摘を受けております。当上富良野町立病院には問題はないか、お尋ねをいたします。次は、器物損壊は犯罪ではないかということでありまして、教育長にお尋ねをいたします。社会教育総合センターのトイレの大鏡が割られ、壁に大穴があいていますが、これはいつごろ、だれがしたのか、把握しておられるのでしょうか。非常に悪質であり、警察に届けたのかどうか。厳しく処罰すべきであると思いますが、いかがでしょうか。以上でございます。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

4番梨澤議員の6項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの自治のかたちに関する5点についてお答えいたします。1点目については、広域連合をいつまで続けるのかとの御質問かと存じますが、御承知のとおり、各自治体では、効率的でかつ持続可能な行政運営の実現を目指して、行財政改革等に組織を挙げて取り組んでいる実態にあります。そのような観点から、富良野沿線においても、地域合意の見通しができ上がる段階までは、広域連合による取り組みを確認し合ったところであり、当面の言葉が意味するところは、その機が熟するまでと考えております。次に、2点目の御質問でございますが、使用料・手数料等の決定の原則は、御承知のとおり、特別の利益を受ける者とそうでない者との負担の公平・均衡を図ることにあります。これからも、この原則に基づいて見直しを加える手法は不変であることを御理解願いたいと思います。3点目の自治のかたちの方向性に関する御質問でありますが、6月定例会の行政報告で申し上げましたように、これまで住民説明会や住民アンケートでの御意見をいただき、さらにその住民の御意見を最大限に尊重することで、7月に議会の議員の皆さん方と議論をいたしたことを踏まえまして、振興協議会、委員会へ臨んだわけであり、他の市町村も同様に望み、結論を導き出したものであります。4点目の町民の自治体財政に対する関心の高まりにつきましては、本来の姿であり、非常に喜ばしく思っております。地方自治体財政が厳しい状況にあることを多くの町民に御理解をいただき、多方面にわたる御意見をちょうだいしながら、皆さんとともに上富良野町の今後の行財政について議論できるよ― 13 ―うになることを望んでいるところであります。5点目の合併協議会等の設置に関する御質問でありますが、合併する、しないにかかわらず、今後とも住民の皆様へ情報を提供してまいりたいと考えております。なお、合併協議会につきましては、合併しようとする住民の機運や、5市町村の機運が高まった時期に設置することになるものと考えております。ただ、一定数以上の住民総意によって合併協議会設置を市町村長に要求できる方法もありますので、地域の機運が最も重要であると認識いたしております。次に、2項目めの議員協議会に関する御質問にお答えいたします。議員協議会は法的根拠を持たない会議であり、さまざまな場合において、議長の招集で開かれる会議と受けとめております。本会議前に開かれる議員協議会は、歴代の町長と同様、私としても、議会に提案予定の案件等について、忌憚のない意見交換ができる機会として開催を御依頼し、これまで長年にわたり多様な機能を果たしてきたものと考えております。今後も議案審議等における大きな機能を発揮していただけるものと考えておりますが、今般の地方自治法の改正では、議会制度に関しても幾つかの重要な点について改正がなされております。今後の議会の機能強化や議会改革の御議論の中で、議会の総意として、私からの依頼による議員協議会については受けられないとの結論に至った場合には、それに従うべきものと考えておりますので、議会において御検討いただければと存じております。次に、3項目めの住民自治と補助金に関する御質問にお答えいたします。住民自治は、そこに住む人々の意思と責任に基づいて処理されるものとして、地方自治の本質的要素と受けとめておりますが、あわせて、団体自治につきましても、住民自治を実現させていく手法として確保されるべきものと考えております。そのような意味から、住民自治の大きな担い手であります住民会や町内会等、地縁に基づく自治組織は、議員御発言のように、みずからの会費でみずからの活動を自主的に行われることが理想とも考えますが、それらの活動を推進していくために、その下支えとなる行政支援も極めて重要なことと受けとめております。そのようなことから、これまでさまざまな名目で交付されていた自治会の補助金を、可能なものから統合し、その使途を地域の自主的な判断で活用いただくよう、平成19年度から制度移行に向けて取り組んでいるところであります。また、すべての行政活動は、住民の皆様の信託に基づいて行われるものであり、すべての住民がその監視役であると受けとめております。そのような意味から、情報の共有化はまちづくりにおいて重要な課題であり、これまでも情報公開やパブリックコメントの制度化を初め、町民ポストの設置や出前講座の開設などに努めてきたところであります。なお、町の補助金の交付状況一覧につきましては、今までどおり情報提供コーナーにおいて開示しておりますので、それらを御利用いただくことで御理解を賜りたいと存じます。続いて、4項目めの介護のあり方についてでありますが、議員御発言のとおり、施設を活用して介護を実施すべき方や、重度であっても家庭の介護環境が整っている場合や、軽度で在宅の場合など、一人一人、その心身の状況や家庭環境によってその対応は異なるものと考えております。いずれも重要な介護方法と考えております。御承知のとおり、介護に関します制度変化につきましては、病院における療養型病床のあり方など、近年の制度改正の状況を見ると、在宅介護への依存度が高くなる方向へ向かっていると思われるところであります。続いて、5項目めの夕張市破綻に関する御質問にお答えいたします。当町立病院は、当時の厚生省令の定めに従い、昭和55年に救急病院として知事から指定を受けております。この指定に当たりましては、医師が常時従事し、緊急のための施設設備、救急患者のための専用病床を有していることから、入院や手術を要する症例に対応した2次救急となっておるところであります。当院では、救急隊員の判断により搬送されてくる急病患者を救急指定病院として受け入れておりますが、搬入後は医師の診断のもとに、本院で治療すべきものか、あるいは他の医療機関へ再び搬送すべきものかを判断しております。議員御発言の新聞記事を目にしておりますが、当院での問題はないことを確認しておりますので、御理解をいただきたいと存じます。

答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)

4番梨澤議員の社会教育総合センターに関しての御質問にお答えします。トイレの大鏡が割られたことについてでありますが、これが判明いたしましたのは8月3日のことで、大勢の人たちが来館していた日であります。割れた状況を見たところ、何かが偶発的に当たったものか、あるいは故意によるものかわからず、警察に被害届けは出しておりません。その後、名乗り出てくる者もなく、当事者は判明しておらず、非常に残― 14 ―念に思っているところであります。また、壁の穴につきましては、その少し前に判明をいたしましたが、同様に被害届けは出しておりません。社会教育総合センターは、多くの町民が使用する公共施設でありますので、利用者に公共施設利用のマナーの徹底を図るとともに、今後このようなことが起こらないよう、警察とも連携を図ってまいりたいと考えております。

再質問 4番 梨澤節三

再質問をいたします。まず、自治のかたちについてですが、その機が熟すということ、これはそれなりの情報がなければ熟さないわけです。そういうことにもかかわらず、いきなり結論を出しておいて、機が熟すなどということは論理が合いません。この手法は行政手続が間違っているのではないでしょうか、お尋ねをいたします。次に、当面自立ということでございますが、夕張破綻以降、再生型破綻法制の論議が加速されております。さらに交付税の減額状況もわからないと思いますが、さらにそういうような中で結論を出すのは拙速ではないかと思います。私は、ここの再生型破綻法制、認定基準です、これはどのようなものが出るか、それから、交付税はどうなるのか、これは町長も同じように真剣に見ていると思いますが、これがわからないにもかかわらず、結論を出しているというのはいかがなものかなと。合併協議会を立ち上げて、そういうものを取り込んだ中で協議をして、そしてその結果こうですよということであれば説得力は非常にあると思うのですが、拙速ではないのかということで、再度お尋ねをいたします。それから、8月30日、東神楽で自治のかたちということで講話が実施されました。講師の先生は総務省自治行政局合併推進課の課長補佐でございます。そのお話によりますと、全国3,300の自治体が1,800になりましたということです。これはもう報道されておりますから、合併は進めますと明言しております。国はやると、こう言っております。また、9月1日の道が実施をしました道州制の話では、これまた道でも道州制は進めますと。かつ合併も進めますと、明言をしております。国も道もやると、こう言っているのです。だから私、やれということではございませんので、現実を今言っておりますから。最近の報道では、道州制はやりますよということを、政府が言っていることが報道されております。この道州制をやるということは、基礎的自治体にならないと進まないのです、北海道は。本州は合併するのです。だから、それはそっちでやればいいのです。北海道は小規模自治体がたくさんあって、とてもではないですけれども道州制という形にはならない。だから、もう既に構想は示されておりますが、基礎的自治体にならなければならないということを力説しておりました。そういうことで、この富良野圏では当面自立と言っている、このねじれ現象でございますが、こういうねじれ現象を、これは地域の住民に大きな迷惑をかけているのではないかと私は思います。国も道もこういうことでやっている。この地域は違うよということをやっている。このねじれ、私は大きな迷惑がいずれ来るのではないかというように思いますし、今もかけているのではないかと思いますが、どのようにお考えになりますか。これが3点目です。今言いました地域住民の迷惑ということですが、迷惑というのは、住民に対するツケの問題なのです。上富良野町にも185億円の借金を抱えておると。もろもろ加えると200億円を超えるのではないかという声も耳にします。そこで、この5市町村のそういうことの検証結果をすべて明るみに出すのは合併協議会ではないのかなというように思います。上富良野のことだけやってもだめなのです。やっぱり5市町村の全部のところを見なければならない。今、上富良野200億円ということで丼勘定で考えてみますと、上富良野200億円、中富良野、南富良野、占冠はそれぞれ100億円、そして富良野、100億円ということはないでしょう、上富良野と一緒の200億円としますと、700億円の借金となって、合併して行き着く先は、夕張と同じように破綻するために合併したということになるのでないかなという感じで見ております。我が町は豊かであると言っていて、185億円ということは、200億円近いのですよね。これだけの借金が上富良野にある。あと100億円ずつあるのです。全部100億円ずつとしても600億円です、5市町村で。そうすると、夕張なのですよ。合併して夕張になるという状況が見えるのですが、そんなことで再建団体ということでは笑い話にもならないし、それこそ、町長、議会は何をやっているのだと、それこそ言われますね。そして今、住民が最も懸念しているのは、住民、私たちへのツケなのですよ。住民自身に来るツケを大変心配しています。手数料、使用料、そのツケと、それに伴った手数料、使用料、税の値上げ、こういうところなのです。そして報道を見れば、闇口座、裏金、隠れ借金等々、議会も見えない、もちろん住民もわからない。わからない、見えないで、終着駅が夕張、これではたまったものではないという― 15 ―ことになるわけです。これらを明るみに出すためにも、申しわけないのですけれども、後ろめたいところがなかったならば、合併協議会を立ち上げて、すべて町民にお見せして、説明責任を果たしてはいかがかというように思いますが、いかがでしょうか。次、議員協議会についてです。この合併の件について、7月の議員協議会でということを町長先ほど言われまして、議員の皆さんにお聞きしたとありますが、私はこのことを言うのです。住民のあずかり知らないところで議員のだれが何と言ったのかもわからない状態にもかかわらず、議会もこう言ったということにはならないのです。議会がこう言ったということは、住民の前で議員が発言して、初めて議会がということになり、また、それが議会の活性化ということになるのです。さて、この協議会では、町長、管理職、議員がほとんどそろっています。そのときに、士別出身の衆議院議員に、議案審議を中断し、あいさつをさせていましたが、いかにこの会議が議長招集とはいえ、審議を中断するのであるから、当然町長にもお話はあったと思います。この件については、所見をお伺いをいたします。次、住民自治についてでございますが、補助金の交付一覧表の件については了解をいたしました。これは、住民会長全員に手渡るようになると思います。9月1日の道州制の資料を見ますと、地域主権型の自治区ということで、今進んでいっているのです、これは。住民自治は進んでいっているのです。合併したところは広大な市になっておりますから、住民自治が今進んでいっております。それで、地域主権型の自治区ということで、行政への参画意識を高めるため、よりよい町は自分たちでつくるという意識が芽生えるための構造が必要ということで、5,000人単位の自治区をつくり、10人程度の代表を出し、その中から選ばれた方が市議の役割を兼ねるとあり、要するにコミュニティを重視しています。栗山町議会がこの形になっているのではないかと思います。そこで、いずれこの形に進みますが、最初に結論ありでは困るのです。話はすべて住民から上がっていかなくてはならないのです。住民は、町長、議員、公職者、前にも言いましたけれども、職員、そして屋上屋の事務組合、議会、これらを養っているということですよ、はっきり言って。そして、さらにこれが研修と称して、道外やら、海外はもう行っていないでしょうが、そういうところに行って、住民に対して多大の負担をかけている。住民を無視しているのではないのかと、既にそういう声が出ております。住民の皆さんは能力があります。この住民の皆さんに防災訓練をやりましょうと、細部は省きますが、説明をしっかりしますと、毎月町内会単位で日曜日に防災訓練をしております。今夜やるところもあります。また、年金生活者の多い老人会では、町の財政の勉強をしたいということで、出前行政を実施し、その説明の中で、上富良野町に185億円か200億円近い借金があるということを知り、初耳ということで、大変驚いていました。さらにツケが何ぼ来るのだろうと、大変心配しております。実際これは本当ですよ。さらに住民会長連合会では、議会に対して、ことしの1月にもかかわらず、自治法改正による議会改革、夕張破綻問題、栗山町の議会条例制定等を見通したと言って過言でない要望書が議会に提出されております。よくぞここまで読んだなという。以上のことから、住民に主体を置き、間違っても住民に迷惑をかけるような行政手続はしないでいただきたいというように思いますが、この件についてお尋ねをいたします。次は介護保険についてですが、言うまでもなく、介護のねらいは在宅介護です。在宅で頑張っている方々にこそ助成があってしかるべきですが、今、どちらかというと、報道を見ていますと、結構施設介護の声が上がってきておりますね。しかし、やはり在宅介護は大事かと思います。そこで、在宅で1食700円の弁当を食べている方々を御存じでしょうか。独居であったり、何らかの障害をお持ちになっているのです。しかし、頑張っているのです。この方々は、350円のころは毎日20食前後の配食がありました。現在は毎日五、六食の配食です。どこから買って食べているのですか。栄養の問題ではありません、生死の問題です、これは。この辺のところを勘違いをしたらだめだと思うのです。なぜそこまで考えてやらないでしょうか。先日、帯広で全道議員研修がありまして、私、聞きまくりました、弁当料金を。1食700円というところはありません。恥ずかしい話です。また、今回、税改正で、まともに打撃を受けているのはこのような方々です。2万円が8万円も引かれると。そして1食700円の弁当を食べさせられる。これはどのように考えても常識的ではありません。この700円弁当のお先棒をかついで、悪代官の手先になっているように見えるボランティアでの配食、これはやめるように言いましょう。これは弁当の話だけにはならないのです。ボランティアの芽を摘むような行政は不要とまで言っても私は過言でないと思― 16 ―います。これは広域では幾らになるのかとか、合併なら幾らになるのかと、なぜそこまでのことを言わないのですか。なぜそこを汗をかかないのかということで、お聞きをいたします。次、教育長に器物損壊についてお聞きいたします。答弁をお聞きしますと、何も措置はしていないというようにお聞きをしました。町で住民の使用率が最も高いのは社会教育センターかと思います。大変評判のよいところです。現場はどちらも男子便所です。素手で壁に穴をあけたり鏡を割ることはできません。器物を使っているということは、計画的であり、非常に悪質です。この実行者は高齢者ということにはならないでしょう。小さな子供でもないでしょう。おのずから見えてまいります。これを実施した人は、教育長をせせら笑っていると私は思います。教育に携わる者としまして、今、日本は何が大切かということをお考えいただきたいと思います。どのような事件が起きているか、言うことはないと思います、報道を見ておればわかりますから。まことにその資質を疑いたくなりますよ。私どもの住民会では、パトロールが立ち上がっているのですが、あれは何かといったら予防なのです。何もやらないのですよ。予防のためなのです。それで、今回のこの事件で予防ということは、体育館の器物を損壊したらこんなに厳しい処分を受ける、されるということをわからせなければならないのです。いろいろなところでそういうようにやっていかなければならないのです。そして、それが体育館使用者の相互監視にもつながります。今、違法行為に対して一番悪いのは、テレビで毎朝やっています。公務員なのですよ。これは身内に甘いということで、何があってもなあなあになっている。警察も、状況を知っていても、告発がなければ動けないのですよ、この件については。どちらかというと、行政が違法行為を助長しているのではないかということも考えられます。あの大鏡と壁の穴補修に幾らかかったのですか。そこで幾らかかりましたということを張り紙に書いて、皆さんの相互よろしくということをされてはいかがでしょうか。もうみんなで守るしかないのです。元気な者が集まるところには、それに負けていてはだめなのです。監視、監督、指導がしっかりできなければだめなのです。気力でもしっかりしなければならないのです。机にかじりついて、顔を下にばかり向けているようなのではだめなのです。事務屋ではないのです。全員管理者意識を持って、警備会社に任せているなどということは理由になりません。監督、指導力を持っているのは教育委員会の職員ということを再認識していただきたいというふうに思います。それから、救急についてですけれども、病院はこれでよいかと思いますが、消防が救急車で運んでいっているのですよ。それが私、人命軽視という、それにつながっているかなと思うのですけれども、この辺も、今、消防の方はおられないでしょうから、もしあれでしたら参考意見としてお聞きいただきたいなというふうに思います。これで再質問は終わります。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

4番梨澤議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、自治のかたちについての各御質問でありますが、るるいろいろな御所見を承ったところでございます。機が熟するということにつきましては、さきにもお答えさせていただきましたように、議員も御意見の中で言われておりますように、主権者である住民が、その熟した時期に盛り上がっていただけるかどうかというようなときではないかというふうに、さきにお答えさせていただいたようなことでございます。また、自立につきましても、基本的に、今既に議員の皆さん方にも御説明させていただいておりますように、行財政改革を実行しながら、忌憚のない財政運営を図るために取り進めさせていただいておるところでありますし、そういった観点で、今現在、住民の皆さん方の状況を勘案した中でも、合併を推進していくというような時期ではないと。そのためには、何としても財政運営を忌憚なく、夕張市のような破綻が生じないような財政運営を図っていくということが最も重要であり、今、国は、歳出と歳入を整合性のある形に取り組んでいこうというようなことを今言われておりますが、私ども上富良野町としては、国が言う以前から収入に見合った歳出構造に持っていくための行財政改革の推進を図ってきている。今期総計の終わりにはそうなるような財政運営を進めてきているところでありますので、自立に― 17 ―向かって主権者である住民の皆様方に、言うならば迷惑のかかるようなことのないように取り進めていくという姿勢を持って行政運営をさせていただいているということで、御理解をいただきたいと思います。加えて、また、合併協議会、任意でもいいからつくりなさいということでありますが、このことにつきましては、やはり合併を進めていこうという状況に相ならない限り、真摯に合併に向かっての協議が進めることができ得ないというふうに私は思っております。そういう観点から、合併協議会につきましては、今、現時点で上富良野町として、私としては推進をしていくという機ではないというふうに認識をいたしております。何はともあれ、議員の御発言のとおり、住民にある程度自立のための負担は強いることもあり得るかもしれませんけれども、迷惑のかけない行政運営を図っていくということが私に課せられた重要な課題であるというふうに認識いたしておるつもりでございます。次に、議員協議会の件でありますが、このことにつきましては、さきにお答えさせていただきましたように、あくまでも議員協議会は、議会の皆さん方、議長が招集をしている協議会でありまして、そこに町として、私として、こういう説明をする時間をつくっていただきたいということでお願いをして時間をつくっていただいていると。あくまでも議事を整理するのが議長の権限であると同時に、議員協議会につきましても、議員の皆さん方、議長の権限で采配されているということで御理解をいただきたいと思います。過日の件につきましても、休憩をしてごあいさつをしたということにつきましても、あくまでも議員協議会の対応は議長権限で対応するものでありまして、議長の方から休憩をしてこうだというお話を承ったことであり、采配は議長が図るということが基本だと思っております。次に、住民自治でありますが、これにつきましても、先ほど議員から何度も御質問ありましたように、あくまでも主権者である住民が中心となって対応していくということが基本であるというふうに思っております。そういう観点から、町は今まで、こういうことをしてください、そして補助金をあげますよという形をとらせていただいておりましたが、これからはそういう形でなくて、統合補助交付金を支給することによって、その統合補助交付金の中で、各住民会がそれぞれに自己判断に基づいた事業の推進をしていただくというような形をとり進めていきたいと。これがあくまでも議員が御発言にあります、言うならば条件つきの交付金、補助金でなくて、条件のない交付金によってみずからが自治活動を推進していく、自己対応で進めていける住民自治の促進を図ってまいりたいというふうなことで、とり進めさせていただきたいということでいるということで御理解をいただきたいと思います。次に、介護保険制度に伴います在宅介護の対応のるる御質問がございました。また、配食サービスにおきます料金の問題も、弁当の料金の問題も御質問にありましたが、町といたしましては、デイサービスにおける食事の実費御負担をいただいておる金額と、配食サービスの弁当の負担とが、価格の相違がないように、整合性のある、同じ金額で御負担をいただいていると。他の市町村におきましては、デイサービスにおける食事費用よりも軽減で配食サービスをしているという自治体が多いわけでありますが、上富良野町、私といたしましては、デイサービスで食事を対応するのも配食サービスで対応するのも、料金は同額であるべき、住民に差別をつけるべきでないという基本の中で、同額の御負担をいただいているということで、御理解をいただきたいと。他の町村ではそこに差があると、これについては、住民に差があることに対する感覚の私との判断の違いかなというふうに思っておるところでありますので、御理解をいただきたいと思います。また、救急関係につきましては、報道によりますと、夕張市の病院に救急車が対応していると。しかし、そこには内科医だとか、あるいは歯科医だとか、整形外科医だとかということで、外科医がいないところに救急対応しているというところが問題であると。我が町におきましては、外科医を対処しておりますので、脳や何かの対応につきましては、救急患者が脳なのか心臓なのかという判断は、救急車の乗員は判断できません。それらの判断は、あくまでも医師が判断する。その中で、我が町におきましては、町立病院で医師が判断して、これは脳であるからどこそこの病院、これは心臓関係であるからどこそこの病院というようなことで対応しているということで、まず1次の処置を町立病院の外科医が対応しているということで、決して違法ではないということで、御理解をいただきたいと思います。

答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)

4番梨澤議員の社会教育総合センターに関する再質問にお答えをさせていただきます。今回の大鏡が割られたということにつきましては、非常に残念な出来事と受けとめております。この社会教育総合センターを初め公共施設につきましては、町民の貴重な財産であるという認識のもと、今後、管理監督を強めて、適切な管理、適切な運営― 18 ―に努めてまいりたいというふうに考えております。なお、鏡の補修の代金でありますが、既に9月3日に直しております。約二万四、五千円ということで補修を終えたところであります。

再質問 4番 梨澤節三

自治のかたち、合併協議会ということについてですが、この先を見て、何も町長をいじめてやるぞとか、そんな考えではないのです。これは困ったなと私自身も思っています。これ、困らなかったら大変なのですよ。財政運営、町だけの話ではなくなっている状況なのではないかなと思います。とにかく国と道は合併を進めますと言っておりますから、やはりよそも見たいと。やっぱりよそを見るためには、我々よそのところへ行って何ぼですかと聞いても、まともに答えてくれませんから。やっぱり合併協議会が立ち上がって、そこから情報がきちっと出されるというのが、非常に住民もわかりやすいのではないかなというように思います。それで、こういうことです。夕張市の再建団体を契機にして、破綻法制の論議が加速されております。実態映さぬ自治体決算。実態映さぬと、こうやって報道されているのですよ。現行制度では自治体の財政運営が行き詰まるまで危機が表面しにくいと、こういうことなのです。私も185億円というのは、大分前に200億円はあるはずだぞというのを聞いたことがあります。だから予算書に載っている105億円か108億円というのは、これだけではおさまっていないはずだと思って、この前の出前の説明で185億円、やっぱり200億円あるのではないかなというような感覚でおります。それで、このため、これは国が言っていることですけれども、財政悪化の初期段階から再建を促す警告システムを伴った破綻法制をつくるというのですが、これに北海道はほとんど引っかかってくるのかなというように思っております。ですから、私は破綻法制が出てくるのを見ましょうよということで合併協議会を立ち上げて、その間、ずっと審議していてはいかがでしょうかとずっと言い続けていたわけなのです。今言いましたけれども、控える破綻予備軍ということで、185億円の負債を抱えた上富良野も、夕張の後を追っているのは間違いないと。北海道は全部そういう状況ではないかと思います。そして、最後のツケは住民に行くということ、これはしっかり認識しなければならないと思います。住民は、破綻の責任は、これも報道に載っていますから、町長と議会にあるとはっきり言っていますから、これは我々は覚悟しなければならないというふうに思います。合併にしても自立にしても、住民に情報を開示して、自戒していただかねばならないと。そこで、町長、さっきおっしゃったように、努力しております。十分認めます。しかし、それ以上のものが迫ってきているということで、悪名高き最後の町長というような、本当に町長、一生懸命努力して、あの町長は何でも値上げしてしまったのではないか、何なのだということを言われるようになるのかな、本当に大変だなというように、私は心からそのように思っております。町長は、とにかく合併しないでということではないですね、今変わってきておりますからね。とにかく頑張っているということで、それで、やっぱり大切なことは、町民の負担を軽減するということなのです。これ、何だと思います、人件費なのですよね。全部です。人件費なのです、すべては。しかし、町長、今もやっぱりその立場でございますから、みずから選んだ道で、覚悟してやっているのでしょう。やっていると私は思います。頑張っていただきたいと思います。だけど、もう一度言いますが、やはりいろいろなものを知るためには、合併協議会を早目に立ち上げて全貌を明らかにしていただきたい。住民の皆さんに情報を開示して、情報を共有していただきたい。今後のことも含めましてというように、この件については思います。お尋ねいたします。それから、弁当の件ですけれども、デイと配食を一緒にとおっしゃいますが、デイは、暖かいところでふろに入って、真冬ですよ、暖かいところで、夏は涼しいところで、ちゃんと人がついて、そして食べているのですよ。しかし、配食先をお見せしたいですよ。本当に歩くのにようやく杖をついて、家の中を杖をついて、どうもどうもと言って、そして薄暗いところで、余り言いたくはありませんが、当然です。そこでぼそぼそと食べているのです。それを何で同じになるかと。現実を見ていただきたいということです。今後、検討をしっかりしていただきたいですし、これはボランティアの件にもつながってきます。一生懸命やるというボランティアの芽を摘むようであっては私はならないと思います。やはり助長していかなければならない時代に入っていると思います。今後ますますそのようになっていくと思います。要するに行政が、こうやって、はいこれでお願いしますと金をばらまいてやっていた時代はもう終わったのです。それはわかりきっているのですけれども、だからそのためにはどうするかということで生まれてきて、どんどんどんどんそれが伸びてきておりますから、これは言うまでもないかと思うのですが、ボランティアを助長して、そしておいし― 19 ―い弁当を安く食べられるようにしてやっていただきたいなというように思います。以上で終わります。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

4番梨澤議員の再々質問にお答えさせていただきます。自治のかたちにつきましては、議員のお考え方につきまして、私自身も十分呈しながら行政運営を進めたいと思っております。御発言にありましたように、財政運営が最も重要であるというふうに認識しておりますが、ただ、これから、今期、合併新法が終わる21年以降、新たな法律が、議員も懸念しておりますように、どのような法律ができてくるのかと。国は合併推進、北海道も道州制の中である程度の基礎自治体でなければならないというような考え方があるという前提であります。我が町がどのような形になるのかということも十分含みおきしながら、先を見つめつつ行政運営を図ることによって、住民に迷惑のかからない対応を図っていくように努力しなければならないというふうに思っております。また、財政運営におけます、今、国が考えております破綻法制化の問題も、これから新たな内閣のもとで種々協議がされるものというふうに認識いたしております。これらのものがどうなるのかということも含めおきながら、十分状況を見きわめて対応を図っていかなければならないというふうに思っておりますので、ひとつこれからも御理解をいただきたいと思います。また、配食サービスにおきます弁当の価格でありますが、町といたしましては、コスト額よりも軽減した中で配布をさせていただいておりますし、本当にボランティアの皆さん方の御協力をいただいて、個々の住宅に配達をさせていただいているというようなことで、ボランティア活動に対する御協力に感謝を申し上げているところであります。これらにつきましては、現在、デイサービスにおける料金と同額視した中で、町としては整合性を持って対処していきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。

出典:上富良野町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月12日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる