富良野市議会 平成22年第1回定例会 2010年3月10日
(1)市町村合併について/(2)東郷ダムに対する基本姿勢について
2010年3月10日、富良野市議会の一般質問で、岡本俊議員が「市町村合併について」「東郷ダムに対する基本姿勢について」について質問し、市長 能登芳昭、経済部長 石田博が答弁しました。
- 質問者
- 岡本俊 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、経済部長 石田博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 岡本俊
-登壇-通告に従い質問してまいります。まず最初に、市町村合併についてお伺いいたします。市町村合併は過去に、明治22年に行われた市政及び町村制に伴う明治の大合併で、7万1,314の自治体が1万5,859となり、第二次世界大戦の終わりには、全国で1万820ほどの自治体となり、昭和28年の市町村合併促進法施行により、9,868の基礎自治体が3,472となり、さらに、高度成長期に人口3万以上での市政執行を目指した昭和40年、市町村の合併の特例に関する法律で、富良野市も誕生したわけであります。以後、大きな変化もなく平成に入り、平成7年地方分権一括法によって、合併特例法の改正が行われ、住民の直接請求により法定協議会の設置が発議できる制度の新設や、合併特例債を中心とした財政支援措置がなされ、以後、市町村合併が政府により強力に推進されました。合併の推進に当たって影響が大きかったのは、政府の合併特例債を中心とした財政支援と同時に進行した、三位一体の改革による地方交付税の大幅な削減にあります。合併特例債は、法定合併協議会で策定する合併市町村建設計画に定めた事業や、基金積み立てに要する経費について、合併後10年に限り、その財源を借り入れることのできる地方債のことで、対象事業費の95%に充当でき、元利償還金70%をその後の年度に交付税によって措置される、破格的に有利な条件でありました。合併特例債の特例が2005年、平成17年3月31日までに合併手続きを完了した場合に限られていることから、全国的に合併が相次ぎ、一方、地方交付税の大幅な削減は、特に地方交付税への依存度が高い自治体にとって大きな打撃となりました。合併自治体への手厚い財政支援の一方で、地方交付税の削減はアメとムチによる合併推進策でもありました。平成の合併によって、2005年全国2,395の自治体が、2010年2月段階で1,755となり、北海道においても212自治体が179となりました。このような中で富良野市は、平成14年に庁内合併プロジェクト会議を立ち上げ、講演会を開催し、来場者アンケートを実施、10月には沿線5市町村構成する富良野地区広域市町村圏振興協議会に市町村合併研究会が設置され、将来の富良野地域の姿について研究を進めて、さらに、平成17年2月に5市町村が集まって、富良野圏域の自治のかたちについて、さまざまな選択肢から、圏域住民の皆さんが議論できる情報を提供するために、5市町村から専任職員を派遣してプロジェクトチームを発足し、翌年3月に最終報告をまとめ、五つ星の自治を求めてということにして、1つとして広域連携、2番目に広域連合、3番目市町村合併、4番目に広域都市を提案しました。能登市長当選後の平成18年2月定例会において、市政に関する所信表明において、今後4年間の自治体運営に対する基本的な考えについて、大きく4点について述べております。その4点目に、市町村合併の方向性についてこのように触れております。北海道において市町村合併推進構想が示されたところでありますが、これまで自治のかたち検討プロジェクト報告書に基づき、市民の情報提供や意見集約を図ってまいりました。今後は、富良野圏域1市3町1村の最終出口が合併に向かう土壌づくりを推進してまいります、と述べております。プロジェクトチームの自治のかたちのうち、広域連合を選択し現在に至っておりますが、市長は広域連合を合併の土壌づくりとの発言もありました。当然、市長の基本的な考えは所信表明の考えと変わってはいないと思いますが、しかし、昨年の第4回定例会において、私の一般質問における地域主権型に対する市長の答弁において、自治体も市民もみずから考え、主体的に行動し、その行動と選択に責任を負う、市民と共同意思形成、住民による行政を実現することは、地方自治にとって望むところであり、今後も努力する、との趣旨の答弁でありました。私は、その答弁を聞きながら、平成の大合併も実質的に終わり、情勢も変化もあり、合併の道でなく自立の方向性を示すものとの印象を持ちました。改めて、富良野市沿線5市町村の合併に対する、基本的な姿勢についてお伺いいたします。次に、東郷ダムについてお伺いいたします。先ほど大橋議員からの質問がありましたので、重複をできるだけ避けて市長に御質問してまいりたいと思います。富良野市は、基幹産業の農業で成り立っております。畑作地域の灌水を確保している事業が現在、国営かんがい排水事業で、富良野市及び中富良野町にまたがる畑2,945ヘクタール及び水田181ヘクタールを対象に、農業用水の安定的な給水及び供給を行うため、東郷ダムの改修と揚水機1箇所及び水路8キロの新設を行う事業に変更し、現在に至っております。その事業の経緯は、国営東郷地区として昭和47年着手し、ダム、頭首工、用水路の建設を開始しました。その後、第1回予定変更は昭和62年、これは受益面積の増加で計画変更を行い、平成10年、第2回の計画変更の要因は、水源施設である東郷ダム湛水試験中、予想を超える浸水量が観測されたことで計画変更、同時に受益面積の拡大が要因であります。平成13年に計画変更を実施し、事業計画に基づく工事を平成13年に完了いたしました。平成14年に、中富良野町本幸地区への供給に伴う受益面積の増大に伴い、新規で富良野地区として、本幸地区へ供給する用水路建設と東郷ダム改修計画、漏水防止対策を事業費に織り込んだのが経緯でございます。この平成13年度の東郷地区事業終了で、事業負担が確定し、国が257億9,000万ほど86%、北海道が29億6,000万、9.9%で、富良野市が10億4,000万ほど、農家負担が9,900万と決定したと認識しております。昨年の12月、農水省が農林水産省所管の農業用ダムの総点検結果について公表いたしました。その前段、12月10日の高橋はるみ知事の定例記者会見において、記者の東郷ダムの質問に対し、知事は、私どもからも東郷ダムの問題については、必要に応じて意見を言っていかなければならない、との発言もあります。今年1月19日、道開発局長の定例記者会見で、東郷ダムについて質問がございました。この記者の質問に関しては、これまで年間3億円ぐらいかけて調査してきたわけですが、新年度はどのような日程になるのか、という質問でありました。局長は、東郷ダムだけでなく、農水大臣から全国的に点検された結果として、東郷ダムについては、地域のかんがい用水の確保という観点から、ダムそれら以外の水源の確保ということも総合的に検討し、関係機関との調整をするということで、これはもう既に報道されておられると思うけど、そういうことをベースに、いま検討を進めています、ということでありました。そういう意味で、ダムそれぞれの事業というものはまだ、箇所別というものはまだ決まっていないので、それも含めて、これからということになるという、記者の質問に対する答えでありました。私は、この問題は富良野農業の柱である畑作経営に大きく影響する問題であり、農家が安心して営農を続けるためにも、市は関係機関と情報交換し、協議を行い、今後の対応をしなければならないと理解しております。そこで、通告では、東郷ダムに対する基本的な考え方、現段階での開発局との協議ということでありましたが、まずこの点については、先ほどの大橋議員からの答弁の中で了解したいというふうに思いますが、地元農業団体、農業者、北海道との協議について、現段階でどのようになっているかをお伺いいたします。2点目に、東郷ダムに対する今後の姿勢についてお伺いいたします。富良野市も当然、東郷ダム、東郷地区に関して10億ほどの負担が生じ、これが始まることによって、今後は交付税措置はあったとしても、市の負担はついてくるわけであります。この負担に関しては、やはり、市は説明責任は生じるわけでありますが、今後の方向性について、当然、全般的な議論はしているものと認識しておりますが、東郷ダム工事の継続、中止、縮小、湛水量を減らす考え、このことに関してもトータル的に考え、議論していくべきだと私は思っております。そこで、通告では、富良野市のダム完成を求めていくのか、水利権の確保を求めていくのか、というようなことについて改めてお伺いしますし、富良野市の負担についての考え方、その負担の対応、今後の土地改良区との協議や国への働きかけについて改めてお伺いし、1回目の質問を終わらさせていただきます。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-岡本議員の御質問にお答えをいたします。1件目の市町村合併に対する基本姿勢についてであります。平成の合併が平成11年4月に始まってから10年を超え、平成17年4月に5年の時限立法として施行されました、市町村の合併の特例等に関する法律、いわゆる、合併新法の期限も平成22年3月に迫っているところでございます。この間、全国の市町村数は平成11年3月31日で3,232から、平成22年3月31日には1,730になる予定であり、国は、市町村合併は相当程度進捗したものととらえ、合併促進運動については一区切りすることが適当であると判断をしております。平成の合併は、市町村の効率的な行政運営が可能になったと評価される一方で、住民の声が行政に届きにくく、周辺町村が寂れるなど、失われたコミュニティの課題も指摘されているところでございます。そのため国は、中心市と周辺市町村が協定に基づく市町村間の新たな連携の取り組みとして、定住自立圏構想を打ち出しまして、共同処理方式による広域連携などが、多様な選択肢から、それぞれの市町村間が最も適した仕組みを、みずから選択できる方策を検討をいたしております。また、地域主権につきましては、現在国においても、そのあり方について議論をされているところでありますが、依存と配分による中央集権から自立と創造による地方主権型社会の確立に向け、みずからが考え、主体的に行動し、その行動と選択に責任を負う行政運営が、合併の如何を問わず、すべての地方自体に共通する責務であると認識をいたしております。富良野広域連合におきましては、現在、新たな広域連合の取り組みとして、国民健康保険事業と介護保険事業について調査研究を進めているところでありますが、広域連合では乗り越えられない課題も明らかになってきているところであります。このような状況の中で、市町村合併はあくまでも、市町村が住民の意向を踏まえて、自主的に判断するものであり、自治体同士の一体感、お互いの利益を見通せる共通感、そしてお互いに尊重し合える信頼感の熟成が必要でございます。このため、富良野圏域5市町村は、将来は一つという共通の認識のもとに、合併の土壌を醸成し、それらすべてが備わったときに初めて、市町村合併の機運が高まるものと考えているところでございます。2件目の東郷ダムに対する基本姿勢についての1点目、東郷ダムに対する対応についてでありますが、昨年末の農林水産省所管の農業用ダムの総点検結果において、東郷ダムは、全国で建設中のダム15のうち、技術的課題として、想定を大きく上回る浸透があるダムに位置づけられております。農林水産省は、その後の進め方として、かんがい用水の確保のため、ダムの改修やそれ以外の水源確保の方法について、調整に向けた選択肢を整理をし、関係機関と調整を図りながら、課題整理に向けた取り組みを行っていくとしているところでございます。現在のところ、事業主体である北海道開発局からは、農業用ダムの総点検結果について、公表されている内容の概要説明はいただきましたが、今後の検討内容など具体的な事項についての相談や協議はなされていない状況でございます。次に、地元関係団体や農業者、北海道との協議につきましては、富良野土地改良区とは情報交換を行いながら対応しているところでありますが、現在までのところ、事業主体であります北海道開発局からの協議がされておりませんので、北海道及び受益者とは協議を行っていない状況でございます。今後、北海道開発局から協議があった場合も、安定的なかんがい用水の確保という観点から判断をしてまいりたいと考えているところでございます。2点目の、東郷ダムに対する今後の姿勢についてでございますけども、地域農業に必要な水を確保することが基本でありますので、現在のところ、それを達成するための施設として東郷ダムがありますので、完成に向けて要望をしてまいりたいと考えているところであります。また、市の負担につきましては、総額で約10億4,500万を想定しております。現在のところ、事業完了後に償還することとなりますが、今後、計画を変更した場合でも、事業完了までには10年程度かかるとお聞きしておりますので、支払い方法につきましては、さらに検討してまいりたいと考えております。なお、受益農家の負担金については、富良野土地改良区で既に積み立て済みで、事業完了後に一括償還をすることとお聞きをいたしているところであります。今後は、さらに、本市農業に必要な水の安定的な確保のため、東郷ダムの完成に向けて、中富良野町、富良野土地改良区など関係団体との連携をし、国への働きかけを行ってまいりたいと考えているところでございます。以上であります。
質問 8番 岡本俊
1点目の市町村合併についてであります。先ほど質問したように、市長は4年前の所信表明の中で、今後は、富良野圏域1市3町1村の出口が合併に向かう土壌づくりをするということで、合併に対する思いというのは非常に強いというふうに思っておりますが、いま答弁の中では、むしろ少しトーンダウンしたというイメージがあるわけであります。答弁の中では、前回は積極的に、そういう土壌づくりを推進するという言葉でありましたが、今回は、そういう土壌を醸成し、すべて備わったとき初めて、市町村合併が機運が高まるんではないかというふうなことであります。4年前はむしろ、主体的に市町村合併を推進するという視点の所信表明というふうに考えておりますが、その思いと現在の思いというのは、どのように理解したらいいのか、改めてお伺いいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
岡本議員の再質問にお答えをさせていただきたいと存じます。市町村合併の基本的な考え方は、いまでも合併を進めるべきだという考え方を持っております。この1市3町1村で約4万5,000ぐらいの自治体のあり方でございますから、現行の状況でまいりますと、これからのやはり、市町村というものは、ある程度の人口規模を持たなければ、なかなか住民福祉含めた行政のあり方というのは難しいのかなと、こんな感じを強くいたしているところであります。その中にあって、いま御質問あった中でお答えをさしていただきますけども、4年前の公約については、私は出口については土壌づくりをしたいということで、公約を掲げさしていただきました。この間、先ほど御質問あった中で、17年の時点にそれぞれ、自治体の自治のあり方ということで、4つの項目で1年間、市町村の職員を配置して検討されて、4つの指針が示されたわけであります。その中でも新都市構想だとか、あるいは広域連合、あるいは市町村合併。そういうような4つの星の中でですね、どれを選択するかということで、各市町村でそれぞれ住民との対話を含めた中で、それぞれ自体の内容というものを重視した中で、最終決定をさせていただきたいと、こういう方向で進めてきたわけでございますけども、最終的に合併というものは、1市だけで、1市町村だけの意向を含めてやるというわけには、御質問の中にありましたとおり、住民の意思というものがそれぞれの市町村にございます。ですから、住民の意思というものを十分尊重しながら進めていくということが、これがいま、自治体含めた民主主義のあり方かなと、そういう感じを強く持っているとこであります。そういう経過を含めて、最終的に広域連合をこの地域で将来ともに、お答えさしていただきました中身をですね、この地域は、ひとつは将来は合併を一つの共通認識で持つということを確認されております。ですから、私は土壌をつくるということについて、いま御質問ありましたけども、当初の公約という形の中からは、私の考え方はずれていないと、このようにお答えをさしていただきたいと思います。
質問 8番 岡本俊
広域連合の選択した中においてですね、市長は広域連合をですね、合併の土壌づくりのひとつの足がかりというふうなことを私は、新聞報道も含めてそういう発言がありましたので、そういうふうに理解しておりますが、その広域連合の先に合併を施行するというに判断してよろしいのか、お伺いいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
再質問にお答えをさしていただきます。これは先ほど御答弁さした中にですね、それぞれ1年間の討議の中で8つの項目を掲げて、論議をさせていただいた経過があります。その中で、先ほど御答弁さしていただいたとおり国民健康保険、介護保険、これらについては、なかなか広域連合の中では一致した状況には、なかなか難しい問題がございます。ですから、そういうものについてはこれから、年数を経ち協議をする中で矛盾が出てきたときにですね、ただいま申し上げました、こういう1市3町の中で、この矛盾をどう解決するという方向付けができるようになりますと、おのずと、私が土壌づくりをする方向に向かっていくという判断をせざるを得ないと。こういうことで、広域連合の先には先ほど申し上げましたとおり、この1市3町は、将来は一つという認識がございますから、そういう方向に進んでいくだろうと、このように考えているとこでございます。
質問 8番 岡本俊
広域連合におけるですね、国民健康保険事業と介護保険のための委員会を設置して、今後検討するような中身には広域連合の中ではなっておりますが、その広域連合の基本的な方向性が、ある部分では成り立ったときに、どういう議論になるか別にしてですね、その一定の方向性が出たときに、やはり大きく舵を切るということになろうというふうに、いま私は理解したんですが、その点はいかがなものでしょうか。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
岡本議員の再々質問にお答えをさしていただきますけども、これ1市3町1村です。1市が幾ら叫んでもですね、答えていただかなければまとまらないというのが現況でございますから、先ほど御答弁さしていただいたとおりですね、そういう状況づくりをしていくことが、それぞれの市町村における、市町村間における信頼感をですね、つくっていかなければならないんです。ですから、その点をひとつ御理解を賜りたいということであります。
質問 8番 岡本俊
それでは次に移らさしていただきます。その前に、市長は、合併に対する思いは4年前と変わっていないということを確認さしていただきます。東郷ダムについてでありますが、一つ、まず現状についてですが、地元関係団体との協議をいま行なっていると。具体的には、まだ国が示してないので、受益者だとか、そういうとこと道とは協議してないというお話しでありましたが、今回の答弁も含めてですね、やはりこの前段には、地元の土地改良区の皆さんと一定の協議をされて、その協議の上での答弁というふうに理解してよろしいのか、お伺いいたします。これは市単独で決めたことなのか、それとも土地改良区等の協議を経て、一定の方向性を示してからの答弁なのか、改めてお伺いいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
ただいまの再質問につきましては、担当の経済部長の方から御説明、御答弁をさしていただきたいと存じます。
答弁 経済部長 石田博(経済部長は2010年3月まで)
岡本議員の再質問にお答えさしていただきます。東郷ダムの関係の関係機関、または生産者と協議をしているかということで、先ほど御答弁さしていただきましたように、いまのところ協議はしてないということです。これにつきましては、まだ私どもも、大橋議員の御答弁の中にもございましたように、国から明確なる内容の説明、または要請、指導等々を承ってございませんので、いまのところ私どもは、関係機関、または生産者等とは一切協議してございませんので、先ほどの答弁につきましては、いまの現段階で、私どもの考え方であるということで、ご理解を賜りたいと思います。以上でございます。
質問 8番 岡本俊
少し質問が前後してあれだったんですが、答弁の中では、土地改良区との情報交換を行い、対応しているというふうな、先ほど答弁がございました。それを受けて、私はですね、今回の答弁はですね、市長答弁は、そういう関係機関との協議をベースにしながら、先ほど言った方向性として、完成を目指すんだという、そういう方向を決定されたのかなと、そういうふうに思っているわけなんですが、それは富良野市だけの思いなのか、それとも、改めてお伺いいたしますが、この完成という部分に関してですね、改良区との協議を経ながら、こういうことの方向性を定めて答弁されているのか、改めてお伺いいたします。
答弁 経済部長 石田博(経済部長は2010年3月まで)
岡本議員の再質問にお答えさせていただきます。先ほど御答弁させいただきました、例えば、富良野土地改良区と情報交換を行いながら対応しているということでございます。これにつきましては、先ほどもございましたように、例えば、農林水産省所管の農業ダムの総点検結果が出たということで、これについて、土地改良区さんの情報、また私どもが持っている情報を随時ご協議しながら情報を、とにかく共有していこうということで、情報交換を行っているという程度のことでございますので、改良区さんと、基本的にきちっと詰まったというような状況でのことではないということで、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。
質問 8番 岡本俊
では、テーブルについてですね、この東郷ダムについて、今後どうするのかだとか、そういうふうに議題に対して、テーブルについてお互いに方向性を定めるとか、こういうことで、今後行こうとか、そういうような決定でなく、あくまでも、いまある情報交換程度の意見交換っていうことで、今回の考え方、ダムの完成を見るということは、富良野市独自の考えということで理解してよろしいんでしょうか。完成を目指すということに関して。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
岡本議員の再々質問にお答えをさしていただきます。この問題につきましては、いずれにしてもですね、長期の間にこのような案件が起きたわけですね。実際、自治体といたしましては、当然、受益者の立場というのをきちっと把握をして、そしてそれに対応しなければならない、というのが基本だと思うんです。しかし、それぞれ水が浸透して、どの時期にどうなるかということを明らかにしていただかないとですね、この対応ができないわけですよ。いま申し上げました、基本的にはこの問題をですね、途中で行政がやめるという判断なんか、私は全くできないと思います。あくまでも、これは完成を目指してやるというのは、どなたが私の立場になってもですね、そういう方向づけをされるんでないだろうかというふうに推測をいたしますし、私もそのように感ずるとこであります。ですから、いまお話ありました、土地改良区と富良野の意見が違って、それを富良野市は進めていくのかと、こういうふうに御質問が聞こえるわけでございますけども、そういう御質問ですか。改めてお聞きをいたしたいと存じます。
質問 8番 岡本俊
私の質問はですね、現段階においてこの答弁が、答弁を含めてですね、そういう、改良区との合意というのか、一定の方向性で答弁されているのかということであって、富良野市の単独の考えなのかということをですね、改めて聞いてるわけであります。ですから、私は富良野市の基本的な考え方として、そういう背景は別にして、富良野市独自の考えなのかということを改めて聞いてるわけであります。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
いま、岡本議員のほうから、再々質問の中にですね、単独市で決めているかというお話しでございますけども、もちろん、土地改良区におきましても、これをいまやめるという結論には、私は至らないんでないかというふうに考えております。先ほど経済部長のほうからお話さしていただきましたけども、情報交換の中にも、いろいろ情報の交換のあり方というのはあろうかと思います。現実的に、農林水産省なり開発局からお答えを一切いただいてない段階でですね、情報の交換ができないのが現状であります。ですから、15ありますダムの状況だけはわかりますから、その15の中に東郷ダムも入っているということですから、その内容の分析やら、あるいは今後どういう状況になるのかというのは、心配いたすのはどこの団体でもあり、同じではないかと、このように思います。そういう立場で考えていきますと、市というものは、受益者の立場になって考えるものでございますから、市の方向としてはそういう方向で現在の状況をですね、進めていただくというのが、私は基本姿勢であると、このように考えて、お答えをしているところでございます。
質問 8番 岡本俊
次に、ダムの完成に対して求めるということでありますから、当然、市の負担も、先ほど私も申し上げましたけど、10億を超える負担ってのは当然、発生してくるというふうに思っておるところでございます。この市の負担に関して、完了まで10年ほどかかるというふうなことを聞いておるということで、その10年間で支払い方法について、検討していきたいというふうな答弁であったというふうに思いますが、この、検討ということでありますが、簡単に言えば10億というのは大変大きなお金であります。いま富良野市も、行財政改革だとか、いろんな部分で事業見直しだとか市民の皆さんに対する負担とか、そういうことをやりながら、いま現在、予算を組んだり、執行しているわけでありますが、この負担に関して、当然ある負担はしなきゃならないということは、完成を見ても、現段階では完成を目指すということは当然、負担もそれはついてくるというふうに思っておるわけでありますが、改めて、この支払いに関する10億に対する支払い方法、これについて、現段階で私は、基本的には基金とか、何かそういうものを設立しながら、備えるべきだというふうには私は思ってるわけですが、そういうことについて、対応について具体的なことがいまあるならば、基本的な考えについてお聞かせ願いたいと思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
岡本議員の再質問にお答えをさしていただきます。私は、1回目の答弁の方にお答えをさしていただいておりますけども、支払い方法については、さらに検討してまいりたいということで、お答えをさしていただきました。この中には、10億というものは、大橋議員の御質問にお答えをさしていただいておりますけども、18年の時点で額が決まりました。その額については、できるできないは別として、負担をするという契約になっておりますから、それは当然、払うという状況になりますから、完成までに、当然払っていくという状況になろうかと思います。いま御質問で基金なんかを積むべきでないかと、こういうことですから、私は、支払い方法については、さらに検討してまいりますというお答えをさしていただきました。この中には、当然、いま御質問あったことも想定をしながら、進めてまいりたいと、このように考えるとこでございます。
質問 8番 岡本俊
つまり、完成するしないということをかかわらずですね、市の負担は10億ついてくると。その10億について支払いする義務は、富良野市は当然持っていると。そういう認識でよろしいんでしょうか。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
はい、そのとおりでございます。
質問 8番 岡本俊
では、このことに関してもですね、支払いの負担についても、基本的には富良野市の考えということは、やはり、当然、土地改良区やそういう皆さんと基本的な姿勢で臨むということで、理解してよろしいのかお伺いいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
岡本議員の再質問にお答えします。基本的に、土地改良区と別々に進めるべきでないでしょうかという御質問ですね。再度お聞きをしますけども、よろしいんですか、そういう質問で。
質問 8番 岡本俊
ダムが完成するしないを別にして、富良野市はですね、この10億円を支払いする義務があるという、そういうことが前提で、あるということは先ほど確認させていただきました。ですから当然、富良野市として、そういう責任を持つということを前提に、つまり完成を目指すということを前提にですね、土地改良区の皆さんと今後協議するのかということをお伺いしているわけであります。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
再度、御質問の趣旨を理解いたしましたので、改めてお答えをさしていただきたいと存じますけども、当然、土地改良区とは、先ほど申し上げましたとおり、情報交換する中でですね、この問題については土地改良区も、市と考え方をですね、恐らく、完成していただきたいという願いを持ってやっていらっしゃるというふうに思っております。ですから、それらについても情報を得た段階で、相互に情報を交換しながら、目的達成のために努力をしていきたいと、このように考えてるとこでございます。