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美唄市議会 平成19年第3回定例会 2007年9月18日

(1)農業行政について/(2)交通行政について/(3)市町村合併について

2007年9月18日、美唄市議会の一般質問で、白木優志議員が「農業行政について」「交通行政について」「市町村合併について」について質問し、市長 桜井道夫が答弁しました。

質問者
白木優志 議員
答弁者
市長 桜井道夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 白木優志

平成 19 年第3回市議会定例会にあたり、大綱3点を市長に質問します。大綱の1点目は農業行政であります。その1つ目は、モミガラの有効活用についてであります。モミガラは籾摺り時に発生する副産物であり、堆肥化に向け分解しにくく、また土壌改良資材としてのビリ暗渠等の普及で昨今利用が少なくなってきており、私は新たな有効活用が必要と考えています。道東など酪農地帯では安全面からも、また良質な敷き藁は毎年の天候に左右されやすく、その代替にモミガラのニーズが高まっていると聞いたが、現在のモミガラの処理の動向と今後の見通しについてお伺いします。2つ目は、本市の基幹産業の農業について、特に少子高齢化が進む中で、また農業経営の低迷により若者の農業離れが著しい現状であると考えるが、後継者の推移についてお伺いいたします。また、今年から新たに導入された農政改革で担い手への集約が求められる中、将来を見据え、若い後継者の育成が求められると思うがお伺いします。3つ目は、農業支援センターについてであります。発足してから約1年半経過した中で、私は昨年の麦の褐色雪腐病の大発生に伴い、秋小麦から大豆に転換される適切な指導により、結果大豆の豊作になりました。また、前年の雪腐病の苦い経験からその原因の分析と対策を細かくまとめ上げられ作成された指導書は、今後麦・大豆の栽培上有効な営農指導書として私は高く評価しています。このようにこれまで多くの成果が私あると思うが、特に農協青年部等の若い後継者に対し、農業塾の開催や情報交換、また営農に取り組む意識の向上等の効果が多く見られると考えるが、今後の営農指導についてお伺いいたします。大綱2点目は、交通行政でデイライト運動の取り組みについてであります。昨今本道における交通事故事情は、9月 10日現在、交通事故者数は 196 人で全国ワーストワンで、また本市においても今年6月死亡事故ゼロの日が 325 日でストップと聞きました。平成 18 年、交通事故による人身事故件数は本市において 114 件で、死傷者数は 153 人となっており、その実態に触れ改めて明日は我が身と実感したところでございます。交通事故を1件でもなくす目的で、今年美唄署が全道で初のデイライト推進モデル地区に指定されたと聞きました。この運動は初心者からベテランドライバーまで誰でもできる方法で、交通事故を減少する可能性を持っていると私も考えています。交通事故ゼロ達成に向け、この運動を積極的に取り組んでいく必要があると考えておりお伺いします。また、取り組まれるならば具体的な施策についてもお伺いいたします。大綱3点目は、市町村合併についてであります。この質問に関しては過去に同僚議員から質問がありましたが、時間も経過していることから改めて質問させていただきます。本市は自立推進計画に基づき、市民に説明責任を果たした上で民意を問い、その結果自立の道を選択された経緯があるわけですから、その民意を最大限に尊重されるべきと私も考えていますが、その後、道が独自に示された北海道市町村合併推進構想についてであります。その中で本市は空知Aグループに分類され、三笠市、月形町との組み合わせになっています。この構想について、以下3つのことを質問いたします。1つ目は、構想に対する受け止め方と、今後の合併に対する考え方についてお伺いいたします。2つ目は、構想後における道の動向についてお伺いいたします。3つ目は、3者間において道の構想について協議があったのか、あればその内容をお聞きいたします。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

白木議員の質問にお答えします。はじめに、農業行政についてモミガラの有効活用についてでありますが、平成 18 年度の実績で申し上げますとモミガラは約 2,600 トン産出され、このうち 98%は堆肥やくん炭、暗渠資材に利用されております。最近は畜舎の敷き藁用としての引き合いが多くあり、昨年から行っております中標津町との農産物交流の一環として美唄市農協では中標津農協の畜産農家に敷き藁用として粉砕したモミガラ650 立方メートルを販売しております。今後、モミガラにつきましては、敷き藁用として引き合いが多いことから販売等につきまして市内関係農協に働きかけてまいりたいと考えております。次に、農業後継者の今後の推移と育成についてでありますが、担い手の高齢化や少子化の進行により今後後継者がさらに減少していくことが予想されます。本市の地域経済を牽引する基幹産業として、また足腰の強い農業として発展していくためには、後継者の育成が重要であると考えており、関係機関・団体と連携を図り、後継者育成に努めてまいりたいと考えております。次に、農業支援センターについてでありますが、支援センター設置後の活動内容としては麦・大豆の生産技術向上支援や後継者助成、将来の地域リーダー等担い手の育成などに取り組んでおります。昨年は気象条件に大きく影響を受け、褐色雪腐病の発生により秋まき小麦の約 700 ヘクタールは、春まき小麦や大豆等に転換され、春まき小麦につきましては十分な収量はなかったものの、大豆は近年にない大豊作となりました。本年はこうした経験を経営に役立てるため、担い手を対象に雪腐病になった根を確認しながら追肥のタイミングを学ぶ研修会などの開催や指導を重ねてきたところであります。このことが、小麦・大豆の収量増や品質向上につながったものと考えております。今後の支援センターの活動につきましては、関係機関・団体と連携のもと、美唄市農業支援センター運営委員会等で十分協議・検討してまいりたいと考えております。次に、交通行政につきまして、デイライト運動の取り組みでありますが、この運動は自動車運転中の昼間からライトを点灯させることで、ドライバー自らの交通安全意識を高めるほか、他のドライバーや歩行者に対し交通安全を呼びかけると同時に、ライト点灯車両の存在、位置を相手に認識してもらうことができることから、交通事故の防止に効果があると期待される運動でございます。8月 24 日に道内の交通死亡者数が 956 日ぶりに全国ワースト1という極めて深刻な事態となり、北海道知事から「交通死亡事故多発非常事態宣言」が発表されました。これを受け、悲惨な死亡事故の抑止対策の1つとして、道内で展開中の「デイ・ライト運動」を直線道路日本一の国道 12 号線が走る美唄から普及させようと、美唄市・美唄市交通安全協会・美唄警察署が「デイ・ライト運動推進モデル地区」を宣言し、積極的に取り組むことといたしました。9月 16 日に茶志内町で行いました「デイ・ライト運動推進モデル地区」宣言集会。、街頭キャンペーンにも多くの市民の皆さまや、トラック、タクシーなどのご参加をいただき、市民ぐるみで交通事故をなくす決意を新たにしたところでございます。今後におきましては、市の公用車のデイ・ライト実践をはじめ、市職員及び各事業者へ本運動への参加要請に加え、広報やチラシ等での啓発や交通安全教室などでも美唄警察署をはじめ各関係機関、団体の協力を得て、デイ・ライト運動推進の啓発活動を行い、ドライバーに安全運転の実践と交通安全運動に参加していただくよう促してまいりたいと考えております。次に、市町村合併につきまして、北海道市町村合併推進構想についてでありますが、この構想では概ね人口規模を3万人とするなどの基準により、全道で 43、空知では6つの組み合わせが示され、本市もその1つに入っております。これまで確認しているところでは、この構想に対する道の基本的な考え方として、「議論の出発点として活用するものであること」や、「地域住民の意向に基づく市町村の自主的、主体的な検討の結果は最大限尊重すること」が前提であるということであります。私は、自治の基本は住民の意思にあり、市町村合併の議論に際してはまずそのことが前提であるという考えに立っております。本市は現在、「自立と協働」をテーマとして美唄らしい自治のしくみづくりに取り組んでいるところであり、道の市町村合併構想については市民の皆さんの意思を最大限尊重することを基本に慎重に対応してまいりたいと考えております。今日までの道の動きにつきましては、合併推進構想等の説明があったほかは特別な動きはなく、また3者による協議についても行っておりませんが、近隣自治体として今後も必要な連携、交流を継続してまいりたいと考えております。

再質問 9番 白木優志

自席から2点、市長に再質問させていただきます。まず1つ目は、農業支援センターについてであります。特に私が評価するのは、3農協青年部に対する合同の営農技術指導、また情報交換等の活動においてよい意味でのライバル意識や向上心が新たに芽生えてきた感じがします。今後の若者に対する営農指導のあり方について再度お伺いいたします。2つ目は、市町村合併についてであります。いま市長の答弁をお聞きし、道が構想に対して大きな動きもなく、また3者間の協議もないとの答弁でしたが、本市は自立を選択し、今後自立を継続していけるのか、再度お伺いいたします。また、月形町との関係では農協の合併や月形大橋の架け替えなどがあり、今後より緻密な連携、交流の基盤ができると思うが、考え方についてお伺いいたします。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

白木議員の質問にお答えします。はじめに、農業支援センターについてでありますが、農業者、特に若い農業者にとりまして資質の向上や意識改革など、一定の成果があったものと考えております。今後とも関係機関・団体及び美唄市農業支援運営委員会等で支援センターのあり方につきまして十分留意してまいりたいと考えております。次に、市町村合併についてでありますが、本市は市町村合併を選択せず自立の道を選んだことから、自立推進計画を策定して自立を推進しております。今回その見直しを行いましたが、この計画を着実に進め、将来にわたり持続可能な行財政運営ができるよう、今後とも全力をつくしてまいりたいと考えております。また、月形町との関係につきましては、陸上自衛隊美唄駐屯地の存続活動や南空知ふるさと市町村圏組合などでともに活動しておりまして、今後ともさまざまな面で連携、交流を強めてまいりたいと考えております。

出典:美唄市議会 平成19年第3回定例会 2007年9月18日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる