みんなの議会

羽幌町議会 令和4年第5回定例会 2022年6月23日

持続可能な農業の確立に向けて

2022年6月23日、羽幌町議会の一般質問で、村田定人議員が「持続可能な農業の確立に向けて」について質問し、町長 駒井久晃、農林水産課長 伊藤雅紀が答弁しました。

質問者
村田定人 議員
答弁者
町長 駒井久晃、農林水産課長 伊藤雅紀

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 10番 村田定人

それでは、持続可能な農業の確立に向けてという件名で一般質問をさせていただきます。現在の農業情勢は、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化による米の価格低迷、生乳の廃棄寸前など大問題となっています。また、ロシアによるウクライナ侵攻や円安などにより燃油、各種資材、農業機械、肥料の高騰による生産費の上昇、特に肥料は今年の秋以降の価格が国の100億円とホクレンの61億円の拠出をしても7割から8割上がる見込みであります。さらに、昨年の秋に農林水産省が水田活用の直接支払交付金の見直しが発表され、今後5年間に一度も米の作付を行わない農地は交付対象としない。牧草については、播種から収穫を行う年は現行どおり10アール当たり3万5,000円、収穫のみの年は1万円に減額、また高収益作物による畑地化を進めるとし、農家に衝撃を与えました。今は採算が合わない、将来に不安がある中営農している状況であります。少しでも不安の解消や担い手が意欲を持って農業に取り組め、羽幌町の農地が荒廃しないようこれまで以上に取組の強化が必要と考え、以下の質問をします。1つ目、生産コストを下げるとともにコスト上昇分を適正に価格転嫁されるべきですが、需給に大きく左右されるのが現状であります。肥料費のコスト低減に向けた取組や地産地消のような羽幌町農業を応援する取組はできないか。2つ目、水田活用の直接支払交付金を受けている農業形態は、水稲中心もあれば転作中心もあり、酪農家もいるため、見直しによりたくさんの課題があります。例えば水を張れる水田は5年のうちに水を張り、米と畑作物のブロックローテーションを進めるのか、水を張ることができない水田はどうしていくのか、牧草の安定供給に向けての対策はあるのか、畑地化はどのような農地で取り進めていくのか、また畑地化により中山間直接支払いや資源保全隊活動などはどうなるのか、一度交付対象から外れると、所有者が替わっても元には戻らないのかなどなどが考えられます。今後持続可能な農業の確立に向けての町の考え方と課題解決に向けての農家への説明、指導はどう取り進めていくのかを伺います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

村田議員のご質問にお答えいたします。1点目の肥料費のコスト低減に向けた取組や町の農業を応援する取組についてでありますが、初めに肥料費のコスト低減に向けた取組についてでありますが、これまで新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、経営への支援として令和3年度に各農業者へ一律25万円を支給しており、令和4年度についても一律5万円の支給を予定し、さらには本定例会における追加補正予算において5万円の追加支給を計画しているところであります。また、間接的な支援では、コスト削減等につながる農業用機械の導入に対する助成についても当該交付金を活用した中で計画しているところであります。また、北海道においても肥料等の価格高騰に対する緊急対策を実施する予定であり、価格変動などの情勢や各種支援策に係る情報把握に努め、当該支援策の活用を含めて農業者にとって最適な支援について検討してまいりたいと考えております。次に、町の農業を応援する取組についてでありますが、本町における地産地消の状況として、学校給食では羽幌産のお米を使用するとともに、キャベツ、白菜、アスパラについても適宜使用しており、その他農産物においても可能な限り検討してまいりたいと考えております。そのほかはぼろ温泉サンセットプラザではお米を羽幌産とし、その他農産物においても適宜使用しており、特別養護老人ホームしあわせ荘ではお米は羽幌産を使用し、その他農産物においても地元商店を通した中でできる限り羽幌産を使用したいとのことであり、その他事業者においても適宜羽幌産の農産物を使用されている状況にあります。ふるさと納税返礼品では、現在お米とアスパラのみの取扱いでありますが、その他農産物においても生産者に対し取扱いを呼びかけし、本制度を活用した中で農産物のPRなども行いたいと考えておりますが、生産者との調整の中で進んでいない状況にあります。また、観光面では、町の声かけにより農業、漁業、商工、観光の各団体の共催にて始めたはぼろ秋まつりを3年ぶりに行うことを予定しており、実施時期においても集客の効果が大きい新米と野菜がそろう10月の開催とすることとしております。さらに、るもい農業協同組合が進めるふるさと共創事業では、本定例会における補正予算として財政的な支援を予定し、人的な支援も併せ観光などの魅力をPRする中で首都圏等における販路拡大を目指すことも進めており、その他関係団体が行う各種の事業についても積極的に対応することにより応援している状況にあります。2点目の持続可能な農業の確立に向けての町の考え方と課題解決に向けての説明や指導の進め方についてでありますが、持続可能な農業とするためには担い手にとって魅力があり、やりがいの持てる農業であることが重要と考えております。消費者の信頼に応え、安全で安心な農産物を安定的に供給できる地域農業となり、そのことにより安定した収益とともに収穫時における大きな達成感を味わえることが必要と考えるものであります。本町においても、国の農業政策に対する方針を基本としつつも各地域に合わせた産業基盤の構築を目指すものであり、そのことからも今回の水田活用の直接支払交付金の見直しについては町の農業を維持していく上で大きな問題であるものと考えております。今回の見直しにより農産物の品質の低下、農業者の収入の減少、作付農用地の減少や耕作放棄地の発生などが起こり、このことにより基盤整備などへの影響や営農意欲の減退から離農者が増加し、担い手不足の加速も併せて地域農業の衰退へとつながることも危惧するものであり、議員ご指摘の課題と併せて農業者の皆様にとって少しでもよい方向に向かうよう取り組んでいく必要があるものと考えております。現在留萌振興局を中心として、るもい農業協同組合、各土地改良区、関係町村などにより地域ごとの課題を把握すべく意見交換等が進められているところであり、これらにおける取組も踏まえ、各農業者への説明もさらに進められていくものであり、地域において持続可能な農業の将来像を描くことができるようるもい農業協同組合や関係機関との連携により指導や助言なども行ってまいりたいと考えております。以上、村田議員への答弁とさせていただきます。

再質問 10番 村田定人

それでは、再質問をさせていただきたいと思います。今回一般質問した最大の理由は、私も40年以上農業従事しているのですが、米価下落ですとか資材高騰ですとかということは何回も経験はしてきてはいるのですが、今回はコロナによっての生産物の価格低減と、あとウクライナ情勢やら円安やらで資材の高騰によってダブルパンチを受けて、私の中でもここまで農家が疲弊しているような状況というのですか、先が見えない状況というのは私も経験がないぐらい非常に大変な境遇に遭遇しているということで、その現状を皆さんにも理解してもらいたいのと、次の担い手が意欲持って農業を続けていけるように、今までも行政側のサイドからたくさん支援はいただいていますが、それ以上の支援と、また協力等をいただきたいという思いで一般質問をさせていただきました。ちょっと長くなるのですが、今の現状のところをまずお話をさせていただきたいと思います。自分は個人経営でないものですから、金額が大きいので、その数字の5分の1かそのぐらいの感覚でつかんでいただければ羽幌町の個人農家でも影響の度合いが分かるかなと思うので、ちょっと。まず、肥料の関係なのですが、自分のところでは令和2年度からいきますと871万円肥料費かかっていたのが去年999万円ということで上がっているのですが、今回肥料費が値上がりしますということが新聞等できちんと出ましたら、今年の秋自分たちが麦をまく段階からいくと1.8倍という数字がまず出されております。この部分に関しては、今農政が進めているみどりの食料システム戦略の中にも化学肥料の低減ということをうたっていまして、中間目標として2030年度までに肥料も2割減を目標とするといううたい文句があって、この間岸田首相がそれと絡めて肥料高騰対策を打ちますということを参議院選挙の話の中にされていまして、その部分でいきますと実は昔も過去にそういうことがあります。2008年に肥料の高騰によって肥料の低減を条件に価格上昇分の7割を補填したという経緯がございます。それを参考にして取り組んでいくようなことのニュアンスを言っていますので、それがもし7割補填されるようなことになったとしても、私の法人の場合は250万円ほど肥料代がかさむということになるので、一般の家庭でも四、五十万円はかさむ。もしそれがなければ800万円ほどの要は肥料費が上がるというような状況でありまして、ここら辺に関しては今選挙も公示されましたので、非常に期待はしているところなのですが、将来的にこの価格がいつ元に戻るのか。また、ホクレンなんかは、もし価格が上がったとしても世界的いろんなところから供給をしてもらわなければならないため全数量調達できるかどうかも不透明ですということなので、本当に危惧をしているという状況であります。それと同時に、光熱、電気代もですが、燃料費も今現状でもまた値上がっていまして、これも自分のところでいきますと令和2年に約400万円、3年度に555万円、多分今年度今の状況からいくとプラス150万円ぐらいは経費がかさむであろうということであります。それと、もう一つ、これは酪農家の餌のことなのですが、これたまたまなのですが、今日新聞で全農が今年度の7月から9月期の餌代をトン当たり1万1,400円上げるという新聞報道がありまして、これを今年度1月からずっと、4期に分かれているのですが、1月から3月期でトン当たり2,900円、4月から6月期で4,350円、7月から9月、今回1万1,400円値上げすると。ホクレンも似たような金額で値上げすると言っていますので、これも生乳の余りというだけでなく、自分たち米農家と同じようにコストの上昇とともに生乳がだぶついているということで、これもまた非常に危惧している状況であります。こういう中を自分たち何ができるのかということなので、質問にも書いてあるのですが、コスト削減という部分でいくと肥料を少しでも使わないようにする、それから有機肥料に切り替えるということなのですが、なかなか簡単にいくものではなく、一番簡単にいくとすれば土壌分析をして無駄な肥料を使わないということで多少は数量が少なくても済むのか、自分たちの肥料の使い方が正しいのかどうなのかもそういうことで分かるということもありまして、これもどういう状況になるか分かりませんが、そういうことを全町的な農地で検査をするとなったときにはそういうところの予算的な部分で多少の支援はいただきたいという思いもございます。あと、本題の中でいきますと、答弁書にもありましたが、令和3年度より地方創生臨時交付金が出たときに農家に対しての支援をいただいています。そのことに関しては感謝を申し上げますが、まだコロナが終息しておりませんので、これからも新型コロナウイルスの地方創生臨時交付金の追加等があったときには今私が述べた現状を踏まえて、どういう形の支援がいいとは、これは農協とのいろんな協議もあるでしょうが、最大限そこら辺を酌み取っていただいてご支援をしていただきたいと思うのですが、そこら辺考え、町長、どうでしょうか。考えをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

そこら辺の考えをというご質問でございますが、現状ではまだ出たばかりで大変だ大変だといったところでございますので、今後北海道農政部どういうふうに動くのか、また国もどういうふうにこの先考えるのか、そういったものを見極めながら町としてもどういうことができるのか相談申し上げていきたいというふうに思いますし、また地元JAるもいも羽幌に本社があるわけですので、近間ですので、行く行くご指導を受けたいというふうに思っておりますので、もう少し時間をいただきたいと思います。

再質問 10番 村田定人

前向きな答弁ということで捉えさせていただきたいと思います。今町長の答弁にありましたように、私の中の部分もあるかどうか分からないという部分もございますが、そういうときが来たときにはぜひとも今の答弁と同じような形で最大限支援をよろしくお願いいたしたいと思います。もう一点、新型コロナウイルス感染症の地方創生臨時交付金のことについてなのですが、支援プラス明日の定例会であれなのでしょうけれども、スマート農業推進事業という事業で今のスマート農業、特に田植機だとかトラクターに対しての補助事業、実は1回目のときに好評でして、今現在で十数件という申込みがあって、その中には満度に100万円ぐらいもらえないと俺導入できないと、辞退すると、やめるという農家の方も実際にはおります。そういう点で追加でまたしていただいたことに関しては非常にお礼を申し上げたいと思っています。そういう中で、スマート農業という部分でいきますと若手の投資ということにつながって、魅力ある農業、それから今言った肥料のコストを下げるという部分で、きちんと話ししますとトラクターにカメラが幾つもついていて、そのカメラが作物の色を判断して、薄いところには肥料をたくさん出す、濃いところには肥料を出さない、重なりをなくす、そういうトラクターがもう発売されていまして、それが今言ったみどり戦略に合致して、徐々にではあるでしょうが、導入されていくであろうというところで、これも金額は高いので、誰でも来年みんな入れるということもなりませんし、今の農業情勢でいくとなかなか手も出せないということがありまして、これも今は短期的にスマート推進事業ということでコロナの臨時交付金を使っての支援ですが、できるのであれば国が言っている2030年、2050年までにみどり戦略に向かって進めていく上には農協、関係団体、いろんなところと相談はしなければならないと思うのですが、複数年というか、もうちょっと長期的な支援をぜひともお願いしたいのですが、そこら辺も今答えが出せるか出せないかといったら出せないでしょうけれども、考え方としてどういう考え方を持っているのか答弁をいただきたいと思います。

答弁 農林水産課長 伊藤雅紀(農林水産課長は2024年3月まで)

お答えいたします。今村田議員のほうから今後の魅力ある農業ですとかコスト削減に向けて、スマート農業の導入に対する機械の支援ということで長期的な部分で何とかできないのかというようなご質問かと思います。今回地方創生臨時交付金を使った中では、国の補助金ですとかそういったものを使って導入していくとなると、余計な部分と言ったら語弊があるかもしれませんが、必要としない部分までの費用という部分も見なければならないというのが結構あるのかなと思っています。そういった観点で今回JAさんと協議する中で使いやすい交付金ということで、地方創生臨時交付金を活用した中でまず進めていただきたいということで支援させてもらっているところです。今後ということで、議員おっしゃるとおり1台当たりの導入費用というのがかなり高額になるのかなというふうに自分のほうも考えておりますので、単純に町の単費ということになれば財政負担というのもかなり出てくるのかなというふうには考えています。かといってまるっきりということにも、町としてもスマート農業推進という部分を考える中では支援というのは必要ではあるというふうには考えておりますので、国なり道なりの交付金も有効に活用しつつ、どのような形で支援できるかといったことについてはまた理事者とも財政サイドとも協議しながら、またJAさんとも協議しながら、よりよい方向に向けていけるように検討してはいきたいというふうには考えております。

再質問 10番 村田定人

今伊藤課長のほうから前向きな検討をいただいて、私も財政的な部分からいって私お願いしているのもなかなか苦しいであろうということも承知で、今の駒井町長は1次産業を守るとおっしゃっていただいていますので、できる限りでよろしいので、そこらまで検討をお願いしたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。今の現状の中、こういう投資をして農業を続けていくということに関しては、後継者がいなくてどこかで離農しなければならないとか誰かに渡しかねないという人はなかなかそういうところには力を入れないのですが、今の農業者の中の若手の中には前回説明会があったときにも単年度でなくて複数年にわたってこういう制度は継続できないのかというのと、あと農協職員、これはJAるもいが合併したのですが、羽幌町いい取組しているよねということも言っていましたので、ぜひ前向きな検討をお願いしたいと思います。次に移ります。1点目の農業者に対する応援という中で、今までも行政側で答弁の中にありますが、いろんな形で羽幌産のものを使っていただいていることは私も承知しております。そういう中ででも今まで以上に羽幌町産の米ですとか農畜産物の羽幌町における消費率を上げるためにどういう形がいいのかということも私もなかなかないのですが、例えばですけれども、羽幌町には穀類も米、大豆、小麦、ソバとかがあったり、そういう羽幌町で取れた生産物を羽幌町の業者が加工していただいて新たに商品化して売り出すだとか、答弁にもあったふるさと納税の返礼品に何か利用できないのかとかといろんなことを考えるのですが、なかなかこれといって自分としてもこういうことをやってはどうですかというものは言えないのですが、町として地産地消とか消費率上げるための新しい一歩を打てる何か方策がないのかどうなのか、何かそういう検討していないのかどうなのか、そこら辺お聞きしたいと思います。

答弁 農林水産課長 伊藤雅紀(農林水産課長は2024年3月まで)

お答えいたします。今町の特産品というか、取れる農産物についてある業者ですとか、そういった部分も通しつつ、6次産業化的な部分のところら辺も含んでいるのかなというふうには考えておりますが、そういうことも含めて何か消費拡大につながるような取組が考えられているのかというご質問なのかと思います。基本的な部分といたしましては、答弁のほうに申し上げている部分が現状というところなのかなというふうに思っています。当課といたしましても、ほかに何か可能なものがあるのかといった部分は業務を進めていく中で考えていないわけではないのですけれども、なかなかどういうことがいいのかという部分は議員おっしゃるとおり私どももいい方策が見えていないというところもあります。答弁の中でも少し述べさせてもらっておりますが、JAさんが今進めておりますふるさと共創事業というものがございますが、こちらにつきましては本町だけではありませんが、管内全体で一丸となって留萌の農業を何とか応援しつつ、販路拡大も含めていろんなことを取り組んでいこうということで今進んでおりますので、そういった部分も活用しつつ、その中でほかの町村での取組も考えながら、本町にとって何ができるかというところら辺も今後の課題とは思いますが、精いっぱい考えていきたいなというふうには考えております。

再質問 10番 村田定人

ふるさと共創事業、それも管内各町村がそろって協賛してくれたということは私もうれしい限りです。今課長が答弁あったように、それぞれの町村で多少違った取組やいろんなことしていますので、そういうのも参考に、またいい案があればぜひ取り組んでいただきたいと思います。2番目に移ります。水田活用の直接交付金に関しての質問に移りますが、これも酪農や、それから転作田で牧草を作っている方のことお聞きしますが、今現在羽幌町における草地としての面積が、これは島は外したほうがいいのかもしれませんが、羽幌町にいる家畜の頭数と草地の面積とでいって供給とのバランスというのですか、ここら辺はどのような今状況なのか、もし分かる範囲でいいので、教えていただきたいと思います。

答弁 農林水産課長 伊藤雅紀(農林水産課長は2024年3月まで)

お答えいたします。町内の酪農家さんの部分で消費される部分と本町での草地作付している部分の需給のバランスというところら辺のご質問だったかと思います。本町における牧草の現状につきましては、作付したものについては町内の酪農家さんのほうで消費されております。飼料の部分ですが、敷きわらという部分の、割合までは分からないのですけれども、基本的には町内で消費されておりまして、外に出しているという部分についてはほとんどないような話で聞いている状況にあります。

再質問 10番 村田定人

現状としては需要と供給は大体合っているということの認識でいいのかなとは思うのですが、その中で水田活用の部分でいきますと転作田に牧草を植えている面積も結構あって、今の課長の答弁でいくと大体マッチしているということなのでしょうけれども、今年度から、収穫の年は1万円という基本的な部分。そうなると、奨励金としては羽幌町に入ってくる交付金そのものが減っていくということにもなりますので、ここら辺はどこまでを転作田の草地を麦とか大豆の方向性に持っていくのか、水田に戻すかということも、これはいろいろありますが、転作田としての牧草というのは供給の部分もありますけれども、減らしていかなければならないのかなということもあるのですが、そこら辺の認識としては行政側としてはどのような認識を持っていますか。

答弁 農林水産課長 伊藤雅紀(農林水産課長は2024年3月まで)

お答えいたします。牧草で今作っている部分を減らしていかなければならないことにもなるというような、そういう部分もあるのかと思うのですが、現状の部分といたしまして需要と供給という部分のバランスが取れていると。ただ、交付金の関係で今後どの程度作付面積という部分が減少するのか正直分からない部分はあるのですけれども、国の考え方として先ほど議員のおっしゃったとおり3万5,000円と播種作業しない場合については1万円ということで、今道のほうでもこの1万円の部分に対して追加の緊急支援ということで10アール当たりですか、5,000円の追加支援という部分も考えられているというようなお話もありますので、そこら辺を見極めながら生産者の方がどういうような方向性を持っていくのかという部分に出てくると思いますので、その辺の動きを見ながら町としてもJAさんと協議しながらどういう形がいいのかといった部分は検討していくことになるのかなというふうには考えております。

再質問 10番 村田定人

行政側の取組、考え方としては分かりました。そういうのも踏まえて今回の水田活用の直接支払交付金についての質問を、内情的な部分にもなるのですが、農家としてどういう形で進んでいけばいいのかというところが今非常に見えにくいというところがあって、何点か質問をさせていただきたいと思います。今回去年の秋に農水省がこう言われて、一番最初にショックを受けたのは自分たち米を作っている農家でなくて全面転作をしている農家さん。この農家さんでいきますと、田植機もなければ育苗、そういう施設ももうない状態で、ということは水を張ることができないということになりますし、あとほかのところででも、もともと羽幌町の川の水利権がないですとかいろんな農地があって、もう水が張ることができないような状態のところもあります。こういったところの今国が言っている部分で5年に1度水が張れないという場合として問題点の中に土地改良区の運営もどうなのかとか、あと町でいったら農地の価格が下がってくれば当然固定資産税も下がっていくということにもなりますし、あと自分たちが活動の中でやっている中山間の直接支払い、あと資源保全活動など水を張らないことによって例えばそういうところで畑地化をした場合だとか、5年のうちに水を張らないから3万5,000円の対象から外れた水田、こういったときに一番心配するのは離農者が出たときに次の担い手の人方がその農地をちゃんと買って耕作してくれるのかどうなのかというところが非常に心配でして、こういう部分を何とか払拭するために、これは行政もですが、農協としても国なり道なりいろんなところにお願いはしなければならないのですが、町として今するべきことは5年間のうちに国がいろんな意見を聞きながら変えたりいろんなことを、もしかしたら5年間が6年、7年になるかもしれませんし、そういうところら辺の道筋が全然見えない中で今私たち農業者経営をしているので、そこら辺の道筋をできるだけ早く線路を敷くというわけではないのですが、誘導するというのか指導するというのですか、そこら辺は農協サイドも当然なのですが、行政とタイアップして取り進めていかなければならないのかなと思うのですが、そこら辺は非常に難しい問題かもしれませんが、どのように取り組んでいくおつもりですか。

答弁 農林水産課長 伊藤雅紀(農林水産課長は2024年3月まで)

お答えいたします。今後の水活の交付金の見直しに関して、農業者に対してどういう形で進めていくのかというようなことかと思います。議員おっしゃるとおり、私どもといたしましても昨年の秋から冬頃、12月頃にかけてこの交付金の見直しということで、もともとの考えとしてはあったのかもしれないのですけれども、大きなアナウンスとしては同じような時期に知り得たというようなところであります。そういった中で、全国的にそういう大きな話題となって、かなり今国の各政党においても様々な提言とかも出されているというようなことでいるかと思います。現在本町を含めてオール北海道ということで、北海道が主体的になって今関係機関の連絡会議というものが立ち上げられているというところであります。その中で各地域の課題というものを複数個の課題に分散して、それぞれの中で国に求めていく対策ですとか、北海道が行っていく対策ですとか、地域が実施しなければならない取組というようなことを整理しながら今後進めていくというようなところで今進んでおります。その中には本町をはじめるもい農業協同組合さんも地域の協議会というような枠組みの中で参加し、それぞれの農業者さんが抱える意見とかも上げていくというようなところでありますので、そういったところら辺を含めて町といたしましてもどのような形で農業者さんに対して説明ですとか、助言ですとか、そういったことはできるのかということをJAさんと一緒になりながら今後考えていかなければならないというふうには考えております。

再質問 10番 村田定人

今課長が答弁したように、その対策の部分に関しては上には伝えることは伝える、それから今言った町自体が羽幌の農業者を守るためにこれからしなければならない部分もあると思うのですが、そういう中で今一番私が心配している部分は畑地化、要は国が進めている畑地化の部分に関して来年度の申請がタイムリミット、ほかのところはあと5年間米作らなかったら3万5,000円当たりませんよとかと言っていますが、畑地化に関してはタイムリミットが来年の申請までということで、そこまでに羽幌町の中の農業者の中に俺畑地化したいのだといった場合に、農業者がそう言うのなら全てをオーケーしていくのか、自分もどうしたらいいのか分からないからなのですが、そこら辺はもうあと4年間もない、あと1年数か月ですか、来年度。そういう中で決定していかなければ、その後に俺失敗した、畑地化すればよかったとなっても間に合わなくなってしまうこともあるので、そこら辺はまずは重点と言ったらいいのですか、関係機関とも相談して道筋、説明会なり農協と共に指導、助言をしていただきたいという思いがあるのですが、ちょっと特化した質問になるのですが、そこら辺はどのようにお考えでしょうか。

答弁 農林水産課長 伊藤雅紀(農林水産課長は2024年3月まで)

お答えいたします。畑地化に関して農業者に対していい方向に向かうように説明会とかも早めに動いていくべきではないかというようなご質問だと思います。現在昨日、おとといですか、JAさんのほうで農業者さんに対して交付金の見直しに関する説明会というものがなされて、60名くらい参加されているというふうに聞いております。その中で全体的な制度の変更ですとか、今後の国のブロックローテーションに対する考え方とかも含めて説明しているというところら辺で大枠の部分での説明というのはなされているのかなと思っています。今おっしゃられる畑地化に関してという部分で時間があまりないというところら辺でどういうふうにということなのですけれども、そこの部分に関しましてもJAさんと今後の協議の中でどういう形で進めていくのがいいのかという部分を協議しながら、できるだけ早めにどういう方向性がいいのかという部分は一緒になって考えていかなければならないのかなというふうには思っています。

再質問 10番 村田定人

私もJAるもいのまだ理事として今の答弁も含めて早急にそういうことができるような体制は取ると思うのですが、正直昨日、おとといあった説明会の中ではそこまでの詳しい説明はなされておらず、また農業者がどれだけ細かいところまで理解しているかというと、私も聞きに行ったのですが、もっと細かいところでの質問出るのかなと思ったら2つ、3つ質問が出ただけで終わったので、多分そうなるときちんとしたもっと細かい説明会をして、いついつまでにこうなのですよ、この部分に関してはこうなのですよという分かる範囲でもいいので、もっと細かいそういう説明をするべきなのかなと、おとといですか、行って聞いた段階で思ったので、そこら辺は農協とタイアップして話せるところは話す、それからまだ分からないので、これから国・道に要望していくことは要望していくということで、少しでも農業者が安心できることでの取組をお願いしたいと思います。最後に、今回こうやって一般質問した中でも自分たち農家が生き残るためには国とか道からのそういう支援がどんな形でもなければ、今までもそうでしたが、それなくして自立できるのかというと、なかなか難しい状況にはあります。今回農水省が水田活用の3万5,000円を外すといったときに一番よぎったのは羽幌町の農業の維持と荒廃地が出た場合どうするのかというところが一番心配だった部分で、題にもありますが、持続可能な農業というところでいきますと、私もそうですが、行政もそうですが、自分たちができる部分よりも国にお願いしたりする部分が非常に多くて、もしこの3万5,000円が当たらなくなった農地があったとしても、持続可能にするべく違う形での交付金なり所得保障なりそういうことを国にお願いしていかないと、恐らく今の羽幌町の農地全部維持することは不可能だというところで町長はじめ担当課も含めて、それからJAるもいも含めていろんなところで振興局なり道なり国になり行ったときには大きな声で現状を伝えて、農業を守るためのお願いを大いにしてきていただきたいというのを私のお願いとしてあるので、そこら辺の考え方を最後に町長に聞いて質問を終わりたいと思います。お願いします。

答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)

お願いをされましたので、考え方ということで、お願いは重々分かりましたので、そういうことに向かってやっていきたいというふうに思っております。

出典:羽幌町議会 令和4年第5回定例会 2022年6月23日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる