羽幌町議会 平成31年第2回定例会 2019年3月5日
水道事業の見通しと料金問題について
2019年3月5日、羽幌町議会の一般質問で、金木直文議員が「水道事業の見通しと料金問題について」質問し、町長 駒井久晃、上下水道課長 宮崎寧大が答弁しました。
- 質問者
- 金木直文 議員
- 答弁者
- 町長 駒井久晃、上下水道課長 宮崎寧大
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 金木直文
それでは、水道事業の見通しと料金問題について質問をいたします。昨年9月定例会で監査委員から提出された水道事業会計決算審査意見書の中で、経営状況の結びとして経営の健全化を推し進めるべく鋭意努力されているが、事業運営の柱となる水需要については、人口減少や各種産業の低迷などにより、将来的にも大幅な増加は見込めないことから、今後とも効率的な事業運営と経費の縮減等を図り、安全・安心で良質な水道水の供給に取り組むことが望まれると述べられています。そして、給水未収金についても解消に努力するよう、意見が付されました。また、直近の総務産業常任委員会において、担当課から収支シミュレーションをもとに、今後の収支予測の説明を受け、その中で今年10月に予定されている消費税引き上げに際しては、2%分上乗せする考えであることが示されました。一方、現行の水道料金については、平成17年から家庭用で基本水量10トン、基本料金2,850円に値上げされましたが、14年経過した今も水道料が高い、安くならないのかといった声や要望が聞かれています。そこで、水道事業の見通しや料金について、以下、質問をいたします。1、水道料金値下げの根強い要望に対する町の見解を、わかりやすく説明していただきたい。2、消費税引き上げ相当分の2%分を上乗せする方向と判断したのはなぜでしょうか。3、28年度実績から家庭用使用水量別では、9トン以下の世帯が47.7%であり、基本水量以下に節約しても料金は10トン換算分となります。こうした世帯への対応など、新たな料金体系への見直しも必要と考えますが、見解はどうでしょうか。以上です。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
一般質問2件目、金木議員のご質問にお答えいたします。1点目の要望に対する町の見解についてでありますが、使用料の値下げについては、これまでの経緯から強い要望があるものと認識しております。しかし、中・長期的な視点で事業運営の見通しを考えますと、収入の面では、人口減少等による使用料収入の減少が続くこと、また支出の面では、当面予定している大型事業や企業債の償還のほか、管や機械設備等を含めた老朽化対策が限りなく続くこと、さらには非常時への備えなど、将来にわたって事業を継続するための対策やその費用が多くなっていくことが想定されます。このことから、使用料の値下げは考えておりませんが、先日の常任委員会でお示ししました収支シミュレーションの内容が少しでもよい方向で推移するよう、未収金の解消やコストの抑制等に一層努力をしてまいりたいと考えております。2点目の消費税引き上げ相当分の上乗せについてでありますが、水道水の価格は、軽減税率の対象外となっておりますことから、消費増税に関する法律の改正に準じて増税分を一律上乗せするという判断に至ったものであります。3点目の料金体系の見直しについてでありますが、議員ご指摘のとおり、各家庭における使用水量において、1カ月当たり9トン以下の割合が約半数となっておりますことは認識しており、今後においても使用実態の把握や分析を行うことは必要と考えておりますが、基本水量を含めた料金体系の見直しは考えておりません。以上、金木議員への答弁とさせていただきます。
再質問 2番 金木直文
それでは、水道事業の問題に関連をして再質問をさせていただきます。この問題については、先般直近で開かれました総務産業常任委員会におきまして担当課の上下水道課から現在の水道事業の現状、そして10年近い今後のシミュレーションの見通し、そして今後に対する考え方なども一通り回答はいただきました。その分では理解をしたつもりであります。ただ、それでもやっぱり高いよねという思いが消えません。この間、私がいろいろ考えてきていることや思いなどもこの機会にちょっと述べさせていただいて、無駄な抵抗と言われるのを承知の上でちょっと述べさせていただこうかと思います。昨年11月、臨時国会では水道法改正案がちょうど審議をされていました。そのときに全国紙新聞でこういう記事が出ました。「過疎地を中心に自治体の水道事業は限界に近づきつつある」と。特に厳しい寒さで設備の劣化が早い北海道は水道料金が高額化しやすく、最も高い夕張市と最安値の兵庫県赤穂市の差は8倍に上るということであります。そのときの新聞には一般家庭用の高い地域のベスト5、そして安い地域のベスト5、ちょうど対比して金額と載せてあるわけなのですが、20トン換算ですが、20トン換算で夕張市では6,841円、兵庫県赤穂市では853円、桁が違います。20トンで853円、ちょうど8倍の差ということになります。それぞれ水道料金はいろんな自治体の状況、立地条件だとか水の状況だとか、その地域、面積の範囲、いろんな条件があって高い、安いが生まれてくるのは当然だと思うのですが、きょうの答弁の中で将来にわたって事業を継続させていくための対策について、未収金の解消とコストの抑制を上げられていましたけれども、こうした赤穂市のように料金を安く維持できている自治体の取り組みはどうして安くできているのかと、何か特別な策、仕組みがあるのではないかという気もするのです。中には水道を持たないで各家庭地下水をくみ上げているという町もありますけれども、上水道設備を持って運営していてこの値段というのは、この羽幌町で生まれ育った人間にとっては絶対信じられないという思いもいたします。こういった調査、シミュレーションをつくってきちんとその数字を積み重なっていって見通すというのも大事なのですが、料金を安く抑えて、うまく運営してできているところの調査なり研究を、全然参考にはならないわということになるかもしれないのですが、何かしらのそのヒントになるようなことが見つけられる可能性もあるのではないかと思うのですが、そういった調査研究という面では何か考えておられないのかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
私の後から担当課長もそういったものがあれば答弁させますけれども、私が知っている限りでは増毛町など水のきれいなところは原水がきれいで、当町も平成11年でしたか、前の町長が就任して間もなく大雨が降って濁度が1,000を超えて、当時の水道の担当者がうちの水道は濁度1,000までしかないのだということで、あのときは1日か2日だったかとまった経緯がございました。そういったようにパックですとかジャーですとか泥を沈殿させる薬、消毒する薬というものが多くかかると。単純に言うと、そんなことで我が町の水道料金は高いのかなというような報告を当時受けたように思っておりますので、現実的には高いのは本当に申しわけないと思いますけれども、そういった違いがあるのではないかと思います。調査等につきましては、担当課長から述べさせていただきます。
答弁 上下水道課長 宮崎寧大(上下水道課長は2019年3月まで)
お答えいたします。水道の使用料を安くするための対策といいますか、そのあたりの調査研究ということですけれども、私どものほうとしましては毎月業界紙が来ております。その中で内容をちょっと拝見しているところで、特に調査ですとか研究というのはしていないのですけれども、そういったことを通しまして情報収集をしているということでございます。それで、今後においても各事業体と情報交換の場というものもございますし、そういった機会を捉えながら調査ですとか研究、情報収集等に努めてまいりたいと。その中で取り入れる部分がありましたら、我が町も取り入れることについて検討していきたいというふうに考えております。以上です。
再質問 2番 金木直文
可能なところでは調査もしてみたいという言葉ですので、お願いしたいところなのですが、その赤穂市ですよね。私もホームページでちょっと調べた程度のもので本当に恐縮なのですが、赤穂市では21世紀における我が国の水道の将来像として厚生労働省が公表した新水道ビジョンに基づいて赤穂市水道ビジョンを策定した、平成26年から平成33年までの計画期間、水道ビジョン、ちょっと私も初めて聞いたのですが、厚生労働省でこういったような指針といっていいのかどうなのか、それに基づいて赤穂市ではビジョンもつくったというのですが、羽幌町ではこうした動きはないですよね。私も聞いたことないのですが、これは努力、つくるならつくってもいいですよというものなのか、その辺ちょっともし情報あれば、厚生労働省が公表したという新水道ビジョンというものについて赤穂市では60ページぐらいのこういった、これは抜粋ですけれども、見ることができたのですが、その辺ちょっと情報あればお聞きしたいと思います。
答弁 上下水道課長 宮崎寧大(上下水道課長は2019年3月まで)
お答えいたします。水道ビジョンにつきましては、義務づけということではなくして努力義務ということで押さえております。それで、当町の部分につきましては、現在のところ策定はされていない状況です。ただ、素案について私どものほうもちょっと一時期準備をしていたところもあったので、この辺はちょっと今後うちのほうの課題としてつくる準備といいますか、そのあたりは進めていきたいなという考えは持っております。
再質問 2番 金木直文
ありがとうございます。ちょっと前向きな答弁いただきました。このビジョンは、全国一安い赤穂市といえども行く行くはやっぱり財政難になって、近い将来ちょっとお金どうしようかということが課題なのだというふうな結びにもなっているのですが、ぜひともしっかりした向こう10年ぐらいのシミュレーションを細かくきちんとやれば、それが一つのビジョンになるといえばなるのかもしれないのですけれども、また違った視点でこういった計画や検討が必要かと思いますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。消費税2%分についてもお聞きしました。今から5年ぐらい前ですか、消費税が5%から8%に引き上げられた際には、我が町では料金は据え置きました。そのときと今度今年の10月に予定されるこの2%分加算分どういう違いがあるのですか。状況として、その辺お聞きしたいと思います。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
どういった違いがあるかというと、私も当時は議員でございましたが、今回につきましては国が2%上げて8から10、そういった財源も地方に回ってくることと、それからテレビ等で見ますと上水道については上げる対象で、ペットボトルについては上がらない対象と、そういった違いも言われておりまして、これが上げないことによってまた水道の財源にマイナス要因となっていくと非常に困るなといった思いで負担すべきものは負担していただくということで当町も負担がふえるわけでございます。そういった考えで担当課には10%になったときには10%にさせてもらように指示したところでございます。
再質問 2番 金木直文
私も消費税というものについては、個人的にもいろんな考えがありまして、ここであえては申し上げませんが、もしも上がるということになれば、今羽幌町は基本料金が2,850円の中の内税で8%分が入っていると考えていいのだと思うのですが、これが2%分ということはやはり内税的な考えになるのか、単純に計算すれば5円か6円か、そのぐらいになるかなと思うのですが、2,850円の2%です。5円か6円、そんなような単純計算になるのですが、その辺の考え、具体的にはこれからだというふうに委員会でも述べられたと思うのですが、今の方式でいくとなればそういう2,855円か56円かということに単純に考えはなるのですが、どんな押さえ方をしているのか、もし全くこれからというならば、それなりにお考えいただきたいと思います。
答弁 上下水道課長 宮崎寧大(上下水道課長は2019年3月まで)
お答えします。細かい部分につきましては、先般の委員会のほうで申し上げたとおり今後詰めるということになるかと思うのですけれども、今回の場合は本体の価格の部分と税の部分があって、本体の部分は据え置いて税の部分がふえるというような形で2%分です。そういうことで考えておりまして、詳細につきましてはちょっと現時点のほうでは何とも言えない状況ですので、ご理解を願いたいというふうに思います。
再質問 2番 金木直文
となりますと、やはり町長も先ほど答弁いただきましたけれども、財源のほうにマイナス要因はつくりたくないという思いもあって判断をされたとは思うのですが、今羽幌町内年間の水道収入は約2億円です。人口が減ったり、使用料減れば2億円を切るようなこともなるかもしれませんけれども、そのうちの2%ですから400万円ですか、上水道だけではなくて簡易水道もありますから、島や原野分も入れれば400万円から500万円近くになるでしょうか。年間の2%相当分でも400万円から500万円とすれば、何とかなるといえば何とかなるような気もしないではない。先日の委員会のシミュレーション、9年後の2027年度、今現在平成30年度の現金残高は3億700万円、9年後の2027年には1億1,200万円の残高、確かに順繰り、順繰り目減りはしていってはいるのですけれども、あくまでもシミュレーションといえばシミュレーションですし、400万円ずつの10年間で4,000万円ですから、金額の上ではカバーできる数字ですし、今後はその未収金、未納分の集金にも力を入れていきたいということでもありますから、年間の未収金額は大体500万円、ちょうど2%相当分と拮抗しているといいますか、全く未収金ゼロというのはちょっと不可能かもしれませんが、数字上ではちょうど未収金分と2%分が相殺されるような形でもあるということを考えれば、せめて2%ぐらいは今後の努力なりで、そこまで余り話すべきではないかもしれませんが、そういったことで今の段階の方向性としてはそうですが、この後新年度始まって秋に近づくころにもしも条例改正ということになれば、また新たに提案されてくるのだろうと思いますけれども、それまでに夏には参議院選挙もありますし、国政選挙の結果によっては消費税引き上げがどうなるかということも一部では報道もされておりますし、そういったことも考えながらもうちょっと、今の段階では引き上げる考えだよということではいいのですが、場合によっては見直す余地もまだあるのだという形でもいいのではないかと思うのですが、その辺ちょっと、もしもということで答えづらいかもしれませんが、可能な限りお答えいただきたい。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
夏ころの選挙の話も出ましたけれども、当然それでいろいろ上がらなければ当然上げませんし、議員ご指摘のとおりシミュレーションでお示ししたとおりなのですけれども、実はそのちょっと前ぐらいか、その前後に機械のふぐあいが見つかりまして、その部分の部品が現在業者では中古品であるということでわかりました。それで、業者の話ではその中古品が製造メーカーはその事業からもう撤退していると、自分のところで持っている中古の部品でいっぱい、いっぱいなので、よく見て5年、早ければ1年か3年かわからないというような状況で、その部分もそっくり交換しなければならないような状況も目に入ったわけでございます。それから、ご指摘のとおり未収金についてはこんな言い方もなんですけれども、パワハラにならない程度にこういうふうにあって、こういうふうに要望するようにというようなことで書類が来るたびには声がけはしておるわけでございます。そして、一番は有水率という製造した水がメーターを通って幾らというふうになっていく率、それが当町は昔から低くて、このたびもこういったご質問をいただいたわけでございますので、担当課にそういった部分もどういうふうになっているのだと。以前にそういう修理するための見つける業者をお願いして、それからわかった部分については下水道なり、新たに掘るなりして修理していっているということを聞いておりましたので、その部分の確認をしたところ、それはやっているのですと。後ろからまた新たなものが出ているようで、イタチの追いかけごっこというのですか、そんなような状況でなかなか高まっていかないというのが現状でございました。そんなことで本当に町民の皆様の負託も、議員の皆様も受けているわけで、黒字であるから少し下げろということも理解するわけでございますが、ここは先ほどお話出たように10年近く後9年後、1億数千万円も先ほど言った機械の整備あるいはとまらない水道のためにブラックアウトで1日とまってお叱りも受けたわけでございますが、そのための非常用発電機の用意ということになりますと、また数十万円、数百万円では用意できないのかなというような状況もございますので、何とか一つこの黒字経営を続けていけるように、そして一般会計から水道料の赤字を埋めるというような事態にならないように、また議会のほうからもご指導、ご鞭撻をいただきたいと思っておりますので、よろしくご理解をお願いしたいと思います。
再質問 2番 金木直文
町長の今の思いといいますか、それも十分理解しているつもりでおりますけれども、もう一点これも今の答弁の繰り返しになるかなという思いもありながらちょっと伺うのですが、1カ月の基本水量についても最後お聞きをしております。我が町の上水道の基本水量、昭和62年以降ずっと10トンで設定をされてきていまして、それ以前の資料がないので、それ以前はどうだったのか私ちょっと調べられませんでしたけれども、わかっている範囲では62年以降は10トンで設定をされています。生活様式も進んできて文化的な生活が進んでトイレも水洗化されたりということになれば、どんどん水を使う量も多くなってきているだろうなというイメージはありますけれども、以前ある統計の数値を見たことがあったのですが、全国1人当たりで何トン使っているかということで1人当たりの平均使用水量6トンという数字を見たことがあります。もし違ったら、後で指摘してください。この間、羽幌町でずっと基本水量10トンで設定してきたという理由は何かあるのか、今さら何だと言われそうですが、ちょっとその辺の理由お聞きしたいと思います。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
私の足りないところは課長からさせますが、私も今回のこの話と、それから議会への説明に行く前の打ち合わせの中でふと思い出して、10トンはところで下がらないのかという話をしたところでございまして、10トンを下げると使っているところにその費用の部分負担に行くと、使う世帯、わかりやすいというか適当ではないかもしれませんけれども、小さいお子様がいて洗濯物が頻繁だというような家庭が10トン以上であれば、そこの単価を上げなければ収支全体としての収入が減ってしまうという計算も成り立つということで、そういえば以前にも議員時代にもそういった話を聞いて、それで当町では10トンでお願いしたいというようなことで来ていたかというふうに思っております。また、ご質問の点については担当課長も何かあれば説明させます。
答弁 上下水道課長 宮崎寧大(上下水道課長は2019年3月まで)
お答えいたします。基本水量の10トンといいますのは従前からということで、以前の料金の改定のときには平均的な使用水量だというような受け答えもしている経過もございます。それで、現実に家庭用の1カ月当たりの水量というのが平成17年の料金改定当時でいいますと12.23トンだったのが今平成28年度の実績で申し上げますと、1カ月当たりの平均使用水量は11.72トンといずれも10トンを上回っているというところがございます。それで、比較をしても0.5トンほどの減ってはいるものの大きくは変わっていないのかなという実態もございますので、この辺は先ほども答弁の中で申し上げましたけれども、今後の推移は見ながら、把握していきながら分析をしていきたいという思いがありますけれども、現実そういうことで大きくは変わっていないのかなという考えでございます。
再質問 2番 金木直文
課長、今言った12トンとか11.7トンというのは世帯ですか、1世帯当たりということでいいですか。(何事か呼ぶ者あり)
再質問 2番 金木直文
ということは、1世帯約2人ですから、1人にすれば半分でやっぱり6トンぐらいというのは私の得た情報が大体正解なのかなと思いますが、去年の委員会でいただいた資料に各市町村の水道料金を比較した表も配付していただいていました。留萌管内には簡易水道の町もありますけれども、留萌管内10トン換算でいった場合には羽幌町は4番目の高さになっています。北海道の道内では9番目です。全国の資料もありました。全国の場合は20トン換算の表でしたけれども、20トン換算で全国で羽幌町は9番目、高いですよね。私は、今回この10トンとか20トンとかの換算ではなくて、もっと低い量、10トン未満、9トン、8トンであった場合には幾らなのかということをこの道内ベスト10の10町村、全国の10市町村、市もありますけれども、全部可能な限りこの町の例規集を拾って、水道の給水条例を当たって基本水量をもとに8トンだった場合には幾らかというのをちょっと調べてみました。そうすると、ことごとく羽幌町はトップです。全道トップ。高い町ですから町名は言いませんけれども、道内では10トンでは3,360円だという町もあるのですが、そういった町は基本水量は7トンとか8トン、あるいは5トンという町もあります。ですから、当然その分基本水量が安くなっているわけで、羽幌町は6トンであっても5トンであっても2,850円で全道1位、そして全国の場合も調べたみたところ、ことごとく抜き去って羽幌町はやっぱり全国トップ、第1位になりました。ただ、全国7位だった青森県のある町だけ、この1カ所だけ基本水量が10トンで、この町では10トンの料金プラスメーター使用料が加算されて、それで逆転をしてここが1位、羽幌は2位になるのですが、メーター使用料を抜けば羽幌町が全国1位になると、8トン換算でということで私はちょっと愕然としたというか、びっくりしたといいますか、日本一というのはいろんな面でいえば誇れるのかもしれませんが、こういったところで日本一にはなってほしくないと思っていますが、これは日本水道協会とかの公式発表ではないので、あくまでも私の手元の自主的な計算での情報ではありますけれども、そういった状況を見て町長、いいのですか、これで。今度、町長全国町村会の会議か何かで行ったときに、10トン未満で最高金額の町羽幌町から来た駒井ですという頭の紹介文句になってしまうかもしれませんが、こういった情報、あくまでも私の情報ですけれども、町長何かお考えになるところありましたらお聞きしたいと思います。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
金木議員の計算によると、日本一の町長ということになったようでございますが、私はこの黒字経営の中の水道の会計の剰余金につきましてはきちんとため、そして以前繰り上げ償還ということで借金を早目に返して利息をかからないようにしたと。それから、下水道事業の中で石綿管が漏水をして3カ所ほどやったときに、よく調べたら下水道事業の中で上水の管を交換できると、それも補助事業でできるということで取り組んだ経緯、そのことが財政、水道企業会計の黒字を生んでおりますし、その後の黒字の中でも民間ですと黒字だからボーナスを上げる、給料を上げるということになりますが、地方自治体でやっている関係上黒字に関係なく給料を抑えるというか、そういった人件費を負担してきたわけでございます。そして、どこがどうかわかりませんが、市町村の中には水道会計を抑えるために一般会計から繰り入れしているところもあるように聞いておりますし、12月ごろでしたか、民宿のある集落で40戸足らずのところで水道がとまったと。自分たちは料金払っているが、そこの水道は簡水のようで業者がころころかわって電気代を払っていない、修理代を払っていないというようなことで民間に任せて無責任なことになると、そういったとまる水道というようなことに簡単になってしまうようで、ニュースによりますと業者が何回かわったか、数回かわっているというような報道もあったように思っております。そういったことで先ほど言いました薬品等の使用しなければならない水の中でこれだけきれいな水を供給すると、そしてとまらない水道ということで先ほど言いました11年のときには望潮山のところの低地、配水池で間に合うといったのは数日ですか、数年、1年後でしたかちょっと記憶定かでございませんが、それでは足りないということでさらに上のほうの工区配水池をつくって基本料金はそのままといった状況で来ております。ですから、高いのは本当に申しわけないかなと思う次第でございますが、その高く、そして収益上がっている余剰金についてもきちんとため、そして後年度へのとまらない水道のための設備投資なり設備更新に向けて使わせていただいているということでございますので、今後ともそういった方向で先ほど将来に向けてのビジョン策定というお話もいただきましたが、そういったことも計画がなくても、そういった申し送りといいますか、水道課の中にはそういった考え方が根づいておりまして、私が言わなくてもいろいろ説明を聞いているうちにそういう方向で話が進んでくるといったことでございますので、今後ともアドバイス等いただきながらいきたいと思っておりますし、先ほど議員が計算されました方法についても今まで指示したこともなければ、聞いたこともない数値でございましたので、そういった方向ででもまた新たに水道料金が全国でどの位置なのか、どういう負担がいいのか検討する方向で行きたいというふうに思っておりますので、ご理解を賜れればと思っております。
再質問 2番 金木直文
今町長から結論的な答弁をいただきましたので、もうあえて聞くのはよそうと思いますが、全国で高いと言われている自治体は少量の使用世帯、使用者への配慮がやはりなされているという証拠だと思うのです。大体8トンとか7トンとか、そういうふうにして少量の世帯には負担が余り重くならないように、そういう視点もやっぱり大事だと思うのです。今後消費税の対応だとかいろいろありますから、そのときそういった機会を見ながらもし料金の改定などという話が、そういう事態になったときにはこういった視点も忘れずに加味しながらの検討をお願いしたいということを強く要望いたしまして、私質問を終わります。答弁いいです。