足寄町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月16日
水道事業の財政見通しと技術体制の持続可能性について
2026年3月16日、足寄町議会の一般質問で、進藤晴子議員が「水道事業の財政見通しと技術体制の持続可能性について」質問し、町長 渡辺俊一、建設課長 森岡彰寿、総務課長 佐々木康仁、教育次長 丸山一人が答弁しました。
- 質問者
- 進藤晴子 議員
- 答弁者
- 町長 渡辺俊一、建設課長 森岡彰寿、総務課長 佐々木康仁、教育次長 丸山一人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 10番 進藤晴子
議長のお許しをいただきましたので、一般質問通告書に従い一般質問を行います。件名、水道事業の財政見通しと技術体制の持続可能性について。水道は、人々の暮らしを支える最も重要な社会インフラであり、安心・安全で安定した水の供給は行政の重要な責務です。しかしながら、近年は施設や管路の老朽化、人口減少による料金収入の減少、技術職員の確保困難、ますます頻発化・激甚化する自然災害など、全国的に水道事業を取り巻く環境は厳しさを増しています。水道行政は、令和6年に厚生労働省から国土交通省と環境省に所管が替わり、水道の広域化と民営化を推し進めていますが、課題は多いようです。自然豊かで広大な足寄町において、水道を次世代に守り継ぐために、上水道及び簡易水道について以下の点を伺います。1、施設・管路の老朽化について。・管路や浄水施設の法定耐用年数の到達状況。・更新計画の進捗状況。2、水需要(給水人口、総配水量と有収水量)の推移。3、広域化と民間委託の状況。4、維持管理費及び更新費用の現状と今後の財政見通しについて。・今後、10年間の更新費用総額は。・料金改定の必要性。・起債残高の推移。5、職員の確保及び技術継承の体制について。・民間委託による影響は。6、災害時の応急給水体制の整備状況について。7、今後の水道事業の在り方について。・上水道と簡易水道の統合・企業会計移行の効果。・将来を見据えた持続可能な水道経営の方針。・水道DXの進捗状況。以上です。
答弁 町長 渡辺俊一
進藤議員の「水道事業の財政見通しと技術体制の持続可能性について」の一般質問にお答えします。1点目の「施設・管路の老朽化」についてですが、水道用構築物の耐用年数は、公営企業法施行規則において、配水管は40年、浄水・配水設備は60年と規定されています。令和6年度末時点における本町の上水道の管路延長約100キロメートルのうち、約34キロメートルが耐用年数を経過しており、浄水施設については整備後58年が経過しています。また、簡易水道については、管路延長約25キロメートルのうち、上利別地区以外は整備後更新を行っていないため、約21キロメートルが耐用年数を経過していますが、浄水・配水施設5か所は耐用年数を経過しているものはありません。老朽化施設の更新計画については、総合計画において、上水道は令和16年度までに約6キロメートルの敷設替え及び移設を予定しており、令和7年度末までの敷設替え及び移設等の延長は約1.3キロメートルとなっています。浄水施設については、令和8年度より常盤浄水場の耐震化改修工事に伴う詳細設計の実施を予定しています。簡易水道については、現段階で更新計画はありません。2点目の「水需要の推移」ですが、上水道は、令和5年度末の給水人口が4,770人、令和5年度の総配水量が約57万4,000立方メートル、有収水量が約47万立方メートル、令和6年度末の給水人口が4,683人、令和6年度の総配水量が約56万8,000立方メートル、有収水量が約46万3,000立方メートルとなっており、人口減少に伴い、総配水量及び有収水量ともに減少しています。簡易水道は、令和5年度末の給水人口が160人、令和5年度の総配水量が約3万9,000立方メートル、有収水量が約2万8,000立方メートル、令和6年度末の給水人口が140人、令和6年度の総配水量が約3万9,000立方メートル、有収水量が約2万7,000立方メートルとなっており、こちらも人口減少に伴い、総配水量及び有収水量ともに減少しています。3点目の「広域化と民間委託の状況」ですが、上水道及び簡易水道の配水区域が近隣自治体の配水区域に近接していないことから、広域化は行っていません。また、上水道、簡易水道ともに施設維持及び検針業務を民間委託しています。4点目の「維持管理費及び更新費用の現状と今後の財政見通し」ですが、維持管理費として、令和6年度の上水道事業会計における営業費用が約1億2,160万円、簡易水道特別会計における総務費及び施設費の合計額は約2,580万円となっています。また、今後10年間の更新費用として、第7次総合計画における上水道は約7億4,000万円を見込んでおり、簡易水道については現段階で更新計画はありません。水道料金改定の必要性ですが、上水道、簡易水道ともに給水人口の減少と人件費や物価の上昇が予想されることから、安定した水の供給を行うためには、料金の改定は必要になると考えており、改定時期については、今後の状況を踏まえながら検討してまいります。なお、起債残高の推移ですが、上水道事業については、配水管や施設の耐震化工事等を予定しており、第7次総合計画どおりの事業を実施した場合、令和7年度末の起債残高は約1億9,700万円ですが、令和8年度から起債残高が増え、令和17年度末には約3億円になる見込みです。簡易水道については、現段階で更新計画がないことから、令和7年度末には約7,900万円となり、以降、起債の償還により残高は減少する見込みです。5点目の「職員の確保及び技術継承の体制」ですが、現状では安定した水の供給を行うための最低限の技術職員を確保できていますが、ノウハウの継承を行うため、今後も必要な技術職員の確保に努めてまいります。なお、施設等の実施設計については、専門的で高度な技術力を要することから、必要に応じて民間委託したいと考えています。6点目の「災害時の応急給水体制の整備」ですが、本町では足寄町上下水道事業業務継続計画を策定し、災害発生時における上下水道機能の継続や、早期復旧のため、平時から災害に対する備えを行っています。応急給水体制としては、1トンタンク3基、3トンタンク1基、応急給水セット2セット、運搬車両2台、給水袋500枚を保有しています。7点目の「今後の水道事業の在り方」ですが、上水道と簡易水道の統合・企業会計移行の効果として、会計処理を同一のシステムで行うことにより、業務の省力化やコスト削減、資金面の流動性の確保が図られるものと考えています。将来を見据えた持続可能な水道経営の方針については、上水道、簡易水道ともに経営戦略を策定しており、必要に応じて見直しを行いながら、施設の更新や事業の運営に必要な経費を踏まえた水道料金の設定と改定時期について検討していきます。水道DXの進捗状況については、管路の適正な管理を行うため水道台帳の電子化を行っているほか、施設で異常が発生した場合には、職場のコンピューターや職員等のスマートフォンに警報が入るよう計装設備を整備しており、365日24時間体制で異常状況を把握し、対応できるようにしています。町としましては、今後も施設の維持管理等を適切に行い、町民の日常生活に不可欠な水道水の安定供給に努めてまいりますので、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げ、進藤議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。
再質問 10番 進藤晴子
再質問をさせていただきます。まず、1点目の施設・管路の老朽化についてというところですが、管路や浄水施設の法定耐用年数の到達状況ということで御答弁いただきました。配水管については40年、施設に関しては60年ということでありますが、配水管40年という期間をいろいろ調べると、自治体によってはもう70年というふうに考えているところもありますし、40年で替えるということはほぼないというような感じの調べた結果でした。法定耐用年数の考え方は足寄町としてはどのように考えていらっしゃいますか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。法定耐用年数につきましては、先ほどの答弁にございましたように、水道の法令等で定められている年数でございまして、実質、各自治体、議員の仰せのとおり、40年にこだわって敷設替えを必ずしなければならないということを考えておりません。本町としましても、先ほど申しましたように、100キロメートルほどある管の中で、年数が40年を経過している管路が30数キロメートルあるとお答えをしておりますけれども、それも実際全てが全て直近で改修しなければならないということではなく、漏水が多い区間だとか、そういったところを厳選して改修をしていっている状況でございますので、年数を40年ということにこだわって改修をするということは考えている状況ではございません。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。老朽化といっても耐用年数が何年たったということは分かるにしても、実際にその管が老朽化しているというのは地下にあるので分からないわけですよね。そこが本当に同じときに工事をしたにしても、地盤によっては一つのほうはもしかしたら50年、60年の老化をしているかもしれないけれども、もしかしたら40年いっていないかもしれない。それは分からないということですね。ですので、実際漏水したところから、まずは積極的にやっていくということで。一応、経営戦略のほうを中心に読ませてもらいましたが、上水道の配水管の敷設替えなどの配水管更新事業について、これでは、令和2年になっていたものですけれども、年間2,000万円から3,000万円というふうに書いてあります。計装装置更新事業には年間500万円程度ということで予定はされているみたいですけれども、私がこれを見て思ったのは、実際老朽化しているかどうかは分からないわけだから、要はお金がそれほどあるわけではないし、多額のお金がかかるので、年間このぐらいまでは出せますよという分だけ計画的にできる工事はやっていっているのかなと思ったのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。老朽管の敷設替えの工事の金額については、現在、当町として考えているところでございますが、大体年間2,000万円程度を目安に配水管の更新を行っていきたいというふうな考えで計画をしているところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
今、計画も評価の時期というふうにお話を聞いておりますので、またしっかりした評価が出てくると思いますが、2,000万円ということは、令和2年に立てた計画とさほど変わっていないと思うのですけれども、この物価高騰している中で金額が変わらないということは、どんどん工事のできる管路が短くなってくるということでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。金額を目安としておりますので、その管種、管径だとかで工事費も変わります。そういったことで目安的な部分を2,000万円程度と考えておりまして、当然、ある程度の区間を整備しなければならないとなりますと、計画上も金額はばらつきが出てくる状況になります。そういった形でやっておりますので、物価高騰だとか、そういった部分についてもある程度見ながら、ただ、企業会計として出せる金額という目安として、大体2,000万円ということで考えているところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。この計画の立て方が本当であれば、AIやいろいろな先進の技術を使って、上空からでもいいですし、老朽化したところが分かるようであれば、そういうものを使えれば、本当なら老朽化したところからどんどん、予防保全という考え方ですか、老朽化して壊れたところを直すのではなくて、それは事後保全ですね。そうではなくて、予防保全のやり方が本当であれば一番お金もかからなくていいのだろうけれども、そういう技術は今のところないので、事後保全の考え方でやっていくということですね。分かりました。後で、漏水のことは、漏水チェックに関して詳しくお伺いします。上水道は管路延長約100キロメートルのうち34キロメートルが耐用年数を経過しているということで、もっと長いのかなと思っていたのですが、思っていたよりは短い。全国で今の状況で各自治体が工事をやっていったとすると、全部今の老朽化したものを取り替えるには150年かかると、どういう計算なのかはよく分かりませんけれども。だから、今、足寄町がやっている漏水とか、そういう壊れたところからまずはやって、そのほかの老朽化して耐用年数を超えているところを少しずつやっていくという、それが現実的なのだなと私は捉えました。簡易水道について、簡易水道のところで21キロメートルが耐用年数を経過していると御答弁いただきました。ですが、簡易水道については、現段階では更新計画はないと。管路は石綿管ですか、石綿管は事前にもう取り替えたということなので、それ以外が21キロメートルということだと思うのですけれども、これはどうして更新計画はこの10年の中に入れてこないのかお伺いします。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。簡易水道の更新計画が今ないという部分でございますが、簡易水道につきましては、受益戸数が少ないという部分と、それに比して管路も長いという状況がございます。そういった部分を加味して、今漏水が起きたところを、先ほど申しました、事後保全という形で整備をしていっているということで、上水道もそうなのですけれども、耐用年数が来たから全部をやるということはなかなか難しい。そして、管によっては、法定耐用年数以上にやはりもつということもありますので、そういった部分を加味しながら、漏水が起きたところを改修していくというような形で今考えていますので、そういった全体の更新計画を今現在は持っていないというような状況でございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かったような、分からないようななのですが、もしかしたら戸数のことがありますけれども、簡易水道の戸数が少ないところはもしかしたら人がいなくなるかもしれないとか、そういう長期的なことを踏まえてということですか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。長期的なことを考えてという部分も若干ございます。確かに給水戸数が少ない簡易水道もございますので、そういったところで、長い延長を管路更新したとしても、その後給水の量が少ないというような状況になると、その部分をほかの改修だとか、そういったところにという部分もやはり出てきますので、そういった意味では、やはり漏水が起きて、区間的に老朽化が激しいと思われるところを改修して直していくというような形で考えているところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。では、漏水のことについてお伺いいたします。漏水件数は大体年間どのくらいありますか。あと、もし道路の陥没というものがあったとしたら、何件ぐらいあったか教えてください。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。本管の漏水と給水管の漏水等がございます。個数は大変申し訳ありません、正確なものは今持ち合わせていないのですが、本年度の漏水管の修繕という部分で、配水管部分で2か所ほどあったかと記憶しております。あと、給水管というか、個人のお宅ですね、給水管の部分も3件ほどあったかと考えております。そういった中で、陥没というお話がございました。道路の陥没は若干配水管の部分では、歩道だとか、そういったところが陥没したというような事象はありましたが、新聞だとかで報道されるような人が落ちるだとか、そういった大きな陥没にまでは至っていません。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
少し道路がへこんだというぐらいですね。それは、その後の話は私たち聞いていないのですけれども、要は配水管とか水道管自体がそこから漏水して、それで落ちたということですか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。水道管から水が漏れていきますと、当然周りが飽和状態になります。そういった部分で細かな隙間が土の中にはあるのですが、そういったものがだんだん水で流れたりすることによって隙間が埋まっていく、そういった中で地盤が落ちると、くぼむというようなことが発生するというような状況でございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。やはり水道管によるものの原因で陥没が起こったけれども、それほど大きなものではなかったということで、もう既に修理はしているということですね。分かりました。それで、漏水件数が今のお話の中では5件、この寒冷地で、私はもっと多いのかなと思ったのですけれども、年間大体いつもこのぐらいの件数なのですか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えします。給水管等の状況だとかもいろいろありますので、全部が全部、漏水が何件かということでは把握しておりませんけれども、年間大体四、五件あるかと記憶してございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。これは、漏水が起こったということが、町民から連絡があって、それで見たら、やはり漏水が起こっていたというふうに捉えてよろしいですか。それとも、流量がどんどん減ってきて、出したものと届くものとの差が激しいので、もしかしたら漏水かもしれないということで業者が入ってチェックをしたらやはり漏水だったということでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。原因というか、発生の発見の理由としましては、やはり道路の表面に水が出てきているという部分、水が出てきて、なおかつ陥没というか、若干くぼみができると、陥没するというような事象が出ているというようなところから、漏水が発見されるというのが主でして、そういった発見についてはやはり地元の方の連絡だとかというのが多くあるかと記憶してございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
漏水チェックというものがあります。それはまた別問題だと思うのですけれども、今は漏水が実際起こったから工事をした。漏水チェックということについて、定期的にやっていくのか、それとも先ほど言ったように、流量が少し少なくなってきた、ここはもしかしたら漏水しているかもしれないと、町民が皆さんのメーターに表れてくれば2か月に1回行っているので、これはおかしいなと分かると思うのですけれども、そうではない場合というのは、たしか計装装置というものを使っていらっしゃると伺っております。それで漏水チェックというのは、ある程度できるものなのでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。計装装置が施設にはついております。その中で、配水量、施設から流れる水、それが分かりますので、毎日大体流量が日報で出てくるようになっています。その中で、急激に多くなったりという部分があれば、何かがあったのではないかというようなことも分かりますし、先ほど議員が仰せのとおり、まず出口は分かります。そして、それが全部使われているかどうかという部分は、有収量に今度反映されてきます。その有収量率が著しく低下をしてきているというような状況が見受けられた場合については漏水を疑って調査をしていくというような形に考えているところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
有収率ですね。有収率はすぐ分かりますか。有収率はすぐには分からないですか。どのぐらい時間差があるのでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。有収率ですので、検針で分かるような状況になります。ただ、検針の段階で分かるのは、そのお宅が使用量が増えたということになりますので、そこで量が違うという部分については、自宅のほうの量の漏水だという形になります。それを積み上げて、その期間の配水量に比して給水量があまりにも少ないというのが、今度は本管、配水管のほうの漏水量の把握になってくるのですが、それについてはメーター検針が2か月に一回という状況になりますので、そのタイムラグはございます。ただ、先ほどちょっと説明が足りなかったかと思いますが、夜間に使用水量があまりにも大きくなってくるというような状況になれば、そこは本来使用しない状況のところがだんだん多くなったということは、それは漏水が疑われるということで、その段階でも漏水チェックをかけるという判断の材料にはしている状況でございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。あともう一つです。メーターに反映されない、それこそ浄水のほうに近いところとか、水道業者の方にお話を伺いましたが、足寄町の管というのは、都会のように圧が高くなるような、そういうものでもなく、もし漏水しても水はどんどん湧水で出てくるわけだから、気にすることはないという言い方はおかしいのですけれども、そんなに危機感はないのではないかというようなお話をする方がいたのですが、いかがでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。今、現在の中でいけば、水量は確保できているというような状況がございますので、多少の漏水があったとしても、それを速やかに復旧しなければ枯渇するというようなことはないと判断しているところでございますが、そうは言いながらも、やはり管をそのまま放置しておくということにはならないという状況もございますので、ある程度の漏水が発生しているという状況がはっきりした段階で、漏水チェック等をかけていくような形で、今現在考えているところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
老朽管のことについて、大体分かってきました。あともう一つ、今回常盤浄水場のほうの耐震工事が入るということと、耐震化ということが私はちょっと理解ができなくて、どういうことをすれば耐震化になるのか。施設と、あと水道管、管路ですね。耐震化された管を入れるのは、違うものを入れるのか、それとも、つなぎ目が多少の揺れがあっても外れないようなものなのか。耐震化のことについて、もう少し詳しく教えていただいてよろしいでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。まず、施設の耐震化という部分でいきますと、やはり上載過重だとか、本体の構造が現在言われている地震の震度に耐え得るものかどうかという構造計算をして、足りないということになりますと、壁厚を厚くするだとか、床の厚さを厚くするだとか、柱を太くするだとかというような改修をするというような状況になってまいります。管のほうの耐震化につきましては、配管を入れ替える段階で、今まで塩ビ管であればのりづけをしていたつなぎ目を、今は融着というのですけれども、溶かして接合する管にするだとかということもありまして、要は本管の継ぎ目が地震だとかで影響を受けて外れないようになるというような部材を使うだとかということで、耐震化を図るというようなことをしている状況でございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
ありがとうございます。分かりました。あと、1番の件について、もう1個だけ質問なのですが、都会など全国各地で起こっている漏水の事故といいますか、そういうものが足寄町にしてみれば、こんなに少ないというのは、これは人口の問題ですか。流れている水量が少ないからということでしょうか。ここだけ、考えられることをお聞かせ願いますか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。全国的にというか、大都市で漏水だとかがかなり新聞だとかマスコミ報道等されているかと思います。やはり大都市だとかそういったところは、人口が多いですから水の使用量が多いということで、管径も大きいという部分もございますし、当然延長も長くもなってまいります。そういった部分と、あと管の材質というか、管種ですね。管の種類によってもやはり耐用年数だとかかなり変わります。そういった部分で、耐用年数等が経過していて、やはり大きなところは改修をしなければならない時期が多くなってきているのかなというふうに思っています。なおかつ、管径が大きいわけですから、先ほど言った水が流れる部分についても、流れたときの量も多くなりますので、影響も大きくなるというような状況になろうかと思います。本町が極端に少ないのか、多いのかという部分はなかなか比較することができないですが、寒冷地という部分でいきますと、寒冷地がゆえに水が凍っては困るということで、凍結を防ぐための埋設深、管を埋める深さを深くしている状況もございます。そういったものもまた影響している可能性もあるかとは思いますけれども、本町において、そういった部分で件数が少ないというふうな認識が本当に持てるかどうかというのは、ちょっと分からない状況でございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。深く埋めるということですね、足寄の場合は凍るので。分かりました。では、次の質問に行きたいと思います。2番目の水需要についてです。人口減、人口は少しずつ減ってきている。でも、給水人口もやはり減ってきている。だけれども、人口減よりは若干緩やかな給水人口の減少になるというふうに皆さんおっしゃっているのですけれども、足寄もやはりそのように考えてよろしいでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。人口減少と同じように給水人口も減っていくというふうにはなりますが、人口が減少するという原因が郊外からなのか、職場的にエリアが限定されて抜けるのかという部分でも変わってきて、その状況によって、水道のエリアの人口がどう減っていくのかというのは変わってくるかと思っております。今、経営戦略等で人口推計等をしている部分については、総合戦略だとか、町が各種計画で使っている人口減少率を使って推計している状況でございますので、極端にそこだけが減少が少なくなるというような状況ではないかと考えているところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
要は上水道の場所と簡易水道の地域のところでは若干変わってくるということですね。では、給水人口が減ってくるというところで、簡易水道が五つあります。申し訳ないですけれども、五つの戸数を教えていただいてよろしいですか。それぞれ、現時点で。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。簡易水道の給水戸数でございますけれども、戸数というか世帯でございますが、螺湾地区で15世帯、芽登地区で34世帯、上利別地区で13世帯、上足寄地区で5世帯、大誉地地区で16世帯となってございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。簡易水道の経営戦略の、令和2年3月の施設の状況というところに、計画給水人口というのがあります。計画給水人口と戸数というのは、どのような違いがありますでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。先ほど申しましたのは戸数ですので、1軒に2人だとか3人だとかという部分はカウントしていないという状況になります。給水人口は人ですので、1世帯1戸に3人とかいると、その分が増えていくという形にはなるのですが、そういった部分で、人口で言いますと、螺湾地区では24名、芽登地区では63名、上利別地区では24名、上足寄地区では8名、大誉地地区では25名、合計で144名というような形になってございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
給水人口は上水道のほうはしばらくそれほど変わらないとしても、簡易水道のほうは徐々に少なくなっていくというのは分かっていることで、次の広域化と重なってくるのですけれども、要は簡易水道だけではなくて、足寄町は上水道、簡易水道、あと営農用水、そして農家が牛などに水をあげるのに、個々の人たちが組合をつくって、お水を管理されている人たちもいらっしゃいます。これが全部網羅されているということですね。その中で、どこも人数が少なくなってくると、いずれは簡易水道をなくすのか。事前にお話を伺ったときは、なくすということはできないというようなお話を伺いました。そうなると、どこかくっつくのかなというふうには思うわけです、素人の私でも。ですので、そういうことも含めてのこれから計画を立てていくのかどうかということですね。管路の工事も漏水とか起きない限りは取りあえずやるつもりはないというか、予定はない。人口が減ってくる。その辺はいかがなのでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。統合についてですが、先ほどエリア的な部分が近接していないために統合、他町との広域化という部分は、現在検討できていませんというお話をさせていただきました。ただ、本町内においてはどうなのかといいますと、当然隣接している部分がございます。営農用水だとか簡易水道が隣接しているところもございます。といった部分で、足寄町におきましても、営農用水の水を簡易水道のほうに供給するようにして、簡易水道の廃止を1件した状況もございます。そういった部分もありますので、今後そういった給水戸数、世帯人数が少なくて、なおかつ近くに浄水施設が共有できるような状況があるということであれば、そういったことも検討していくということは必要かと考えているところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。私が今回質問するに当たってメインとした戦略ですね、10年間の簡易と上水道と両方に分かれている経営戦略なのですけれども、後でまた質問しますが、今度一緒に統合して公営企業の中に入ってくるというような話だったので、もしかしたらこの戦略は一緒にまとめてなるのかなと思ったのですが、答弁では多分違う。簡易水道は簡易水道、上水道は上水道で、これから先も計画は同じように立てていくというふうに考えてよろしいですか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。簡易水道を上水道企業会計と統合する方向でという部分につきましては、本定例会の行政報告の中でさせていただきました。そういった部分で、検討を開始する、統合に向けた検討を進めていくということですので、現在一つにするということはなかなかまだできないという状況でございます。今後、今ある総合戦略、おのおの見直しをかける状況になりますが、そこをやっていく中で統合に向けて進めて、どこをこういうふうに統合していくというような形がいいのかという部分を徐々に進めてまいるというようなことでございますので、御理解いただければと思っております。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。私の早とちりでした。要は両方の計画を中間評価ということで、中間よりもちょっと長引いていますけれども、中間に一回評価して、それぞれの計画を立て、必要だったら統合するかもしれない。統合する方向でいく。取りあえずはまだ決定ではないということですか。決定ですね。決定ですが、この戦略は上水道と簡易は、両方二つとも今のところはまだ残るということですね。分かりました。ありがとうございます。では、次に参ります。広域化と民間委託の状況です。広域化については今お話がありましたので、そういうふうに今後検討していくということですが、本別町のほうにも足寄のほうから水道をもらっているというか、本別町民のほうにも行っているというお話は聞きましたが、これは何戸くらい本別町のほうにはお水が行っているのでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。本別町のほうに水の供給をしている部分につきましては、実は営農用水でございます。ですが、本別町のほうで供給をしている戸数につきましては、直近で27世帯となってございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
失礼しました。分かりました。営農用水で27戸ですね。ここで広域化ということで、全国ではいろいろとなっています。やっているところもあるし、できないところもあるし、広域化、民営化については様々な御意見があって、どちらかというと否定的な御意見のほうが多いかと思うのですが、まずは、足寄は、現状はこういう状態ですけれども、広域化できない理由といいますか、ひとつ押さえておきたいと思いますので、なぜ広域化できないか。町内の広域化ではなくて、他町との広域化です。御説明いただきたいと思います。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。まず、他町との広域化についてですけれども、現在、北海道において水道広域連携推進プランというものを立てておりまして、その中でいろいろな広域を進めていくべきだというのが、国のほうの通知だとかも踏まえてつくられている状況なのですが、ソフト的なところが多くあります。その中で、薬品の購入を一括化することができないかだとか、水道施設の維持管理を一元化してやることができないか等が盛り込まれているのですが、薬品の購入については、そのまちで使用の数量にばらつきがあるだとか、当然、薬剤も一つだけではない部分がございますので、そういったことで、現在、まだ広域で、一元で購入するというスケールメリットが出るかというところまではちょっと見いだせていないのかなということで、現状ではやっていないというような状況でございます。水道の施設の維持管理につきましても、本町は広い行政区域となっております。その中でメーター検針等も行くということで、会社を一つにすることによって、それが他町と合わせて対応できる会社があるかというところも押さえてはいない状況でございます。そういった部分で、今の段階では広域化が進んでいないというような状況でございます。あと、ハードの部分につきましては、先ほどお話をしましたように、距離がある部分を接続する管路を新たに設けなければならないだとかということもございますし、位置的な部分によっては、追加する施設だとかも設けなければならないというようなところもございますので、そういったところで実際に他町と検討をまだ進める状況にはなっていないという状況で、広域化に至っていないということでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
ソフトとハードの面から御説明いただきました。薬品にしても、足寄の場合は水自体が湧水とか取っていて、とてもきれいな水でろ過するだけで大丈夫だとか、あと、薬品も少なくて済むとか、他町とは違った、優遇された自然豊かな町でありますので、その辺も違うし、維持管理に当たっては広大な土地だから難しい。ハードの部分もありますが、うちは足寄町だけでいいよと思っているかもしれないのですけれども、他町、本別や陸別のほうからそういうお誘いであるとか、そういうのは受けたことはないでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。私も昨年の4月から現職を拝命しておりまして、その中では他町から広域化を進めようというようなお話をいただいた状況はございません。現在の中では、他町も近隣の町村も、自分のところでまずは賄うということで行っていて、そこで、ある程度費用が高騰しないだとか、そういった部分があれば現状を維持するというような方針でいくのかなというふうに考えているところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。まず足寄が広域化することは、今のところ考えていないということですね。分かりました。ただ、町内の場合は今後どうなるかは分からないということですね。あと、民間委託の状況についてです。民間委託の状況がそれぞれあると思うのですが、幾つの会社で、例えば維持管理をこの会社でやっている、会社名はいいのですけれども、あと漏水チェックだとかそういうのもやっている、いろいろ民間委託している部分があると思うのですが、それを少し説明いただいてよろしいでしょうか。要は施設の巡視であるとか、メーターの検針業務、各戸の給水の開閉であるとか、それぞれあるかと思うのですが、どのくらいの民間の企業を使って、どういうようなことをしてもらっているのかを教えてください。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。施設の維持管理、メーター検針、水道の開閉栓、全て1社にお任せしている状況でございます。あと、委託業者以外には直営で町職員が行って、開閉栓の作業をするというような状況もございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
まだ漏水チェックがあります。漏水チェックはたしか札幌かどこかの業者に頼んでいるのではないかという話を聞いたのですが、それはいかがでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。大変申し訳ありません。漏水チェックについては議員仰せのとおり、町外の業者に委託をかけている状況でございます。ただ、先ほど私がお話ししました点については、恒常的な維持管理だとかそういった部分をメインでしておりまして、スポット的な漏水チェックについてはお答えが漏れていた部分がございましたので、大変申し訳ございませんでした。
再質問 10番 進藤晴子
365日維持管理をしているのは足寄町内の業者で、先ほどのことをやってもらっている、1社でやってもらっている。それと、漏水チェックはスポットですね。ということは、漏水チェックというのは定期的にやるものではなくて、先ほど言ったような何かおかしいなというときに連絡して、町外から来てチェックをする。時間的なロスというのはないですか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。漏水チェックにつきましては、議員がお話になりましたように、町外業者ですので、漏水が見込まれるという部分に速やかに対応できているかというと、時間的なタイムラグはあろうかと思います。ただ、まずは漏水が疑わしいという部分につきましては、最初から業者に委託をかけるということではなく、まず職員のほうで漏水があるかどうかという部分はある程度絞っていくこともできるので、そういった部分で対応して、特定がだんだん難しくなってくるという部分については、専門の業者さんに委託をするというような状況で対応しているところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
先ほど漏水のチェックのことでお伺いをしていたところですが、要は足寄町の職員がどのように漏水チェックに関わっているのか。あと、民間の事業者がどのようなことを分け合ってやっているのかということを、もう一度簡単で結構ですので、説明していただいてよろしいでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。まず、上水道におきましては、有収率が大体70%を下回ることを目安に漏水調査を開始する状況にはなってございますが、そういった中で、それ以降の部分については簡易水道も同じですが、夜間最低流量、配水量が増加した場合に漏水調査を実施するだとかということをしていきまして、本当に一般住宅が水を使用することがない夜間に、上流側、施設のほうから水を流していく元のほうから順々にバルブを閉める、バルブを閉めて配水量の影響があるかどうかを確認していくというようなことで、そこは町職員が対応していきます。地元の業者にも手伝いをいただくという形にもなります。そういった形で、どこが漏水が起こっている部分かという特定を、順次バルブの開閉をしていきながら進めていくというような形になります。それをしていって、その後、ここの区間だなというのが分かった段階で、今度は音を聞くなりして、水の使っていない時間帯ですから大きな音がするだとか、そういった確認をして、漏水の場所を特定していく。それでも、町の職員で特定がなかなかできないというような状況になる場合については、先ほど答弁させていただいた町外の業者に委託するなどして、調査を開始する、特定をするということもしている状況でございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。ということは、漏水が実際4件から5件ぐらいの件数で推移しているということは、うちの職員や町内の民間事業者が対応できない部分は、町外の民間の業者に委託するということで、その件数もかなり少ないということですね、年間に。ということは、それほどお金がかかっていないということでよろしいですね。分かりました。では、4番目に行きます。維持管理費及び更新費の現状と今後の財政見通しについてのことで、1番から3番をまとめて質問させていただきます。町長の答弁の中に、維持管理費として令和6年度の上水道事業会計における営業費用が1億2,160万円、簡易水道については2,580万円とあります。この額なのですけれども、この中で維持管理費、町内だけではないですね、維持管理として民間の業者に渡しているお金は年間どのくらいになるのか教えてください。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お時間いただきまして、大変申し訳ございませんでした。委託料の金額でございますが、令和6年度の実績でいきますと、上水道のほうで約680万円、簡易水道で780万円という形になっております。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
維持管理費の中で委託料はさほど1,000万円もいかないぐらいの600万円から700万円ぐらいで推移しているということですね。分かりました。今後上がってくることは考えられますけれども、このくらいであれば大丈夫というふうに捉えてよろしいですか。そして、もう一つ、これから統合したりいろいろなことをするときに使わなくなってしまった施設ですね。喜登牛の簡易水道が2019年に廃止になって、そのままになっておりますが、こちらのほうは何か維持管理でかかっていらっしゃいますか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。こちらの施設については、今特段費用をかけている状況ではございません。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。もし誰か農家でも入ってきたり、そういうときには、もしかしたらそれを使うことになるかもしれないということで残しているということでよろしいですか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。こちらの廃止した部分については、水源というか、水の供給を違うところの施設から持ってきてつなぎ替えをしているという状況でございます。ここの施設については、利活用を計画しておりませんけれども、議員がおっしゃったとおり、そのまま利活用をせず、後々利用をするという場合については検討もできるようにというような形で置いてはおりますが、実際今は使う予定はございません。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
取りあえずそのままということでよろしいですね。分かりました。案外委託費がそれほどかかっていないのだなということは安心いたしました。その分、そのほかの維持管理費に電気やいろいろなことがかかるというふうに捉えたほうがよろしいですね。そして、水道料金です。町長の御答弁では、今後維持管理やいろいろなことで上がってくるだろうから料金は改定しなくてはいけない。今のところ、検討材料というふうになっておりますが、料金が値上がったのは平成29年度です。これはどこのまちでもかなり4年、5年スパンでは上げていないですね。どこもやはり水の料金はなるべく頑張って、命の水なので生存権にも抵触するといけないですし、水の料金を上げないでどこでも頑張っているのですが、でも見方によっては、あまり10年、15年ずっとそのままにすると、後世の人たちに平準化という意味でやはり平等ではないということなので、もう少し短いスパンで検討できないかというような専門家の御意見も私は見ました。ですので、今後、戦略とか、いろいろ計画とか考えていく中で検討されたほうがよろしいかなと思います。そして、水道料金は前回も20%上がっていますので、やはりそのときも町民に対しての説明であるとか会議を開いたことも覚えております。ですので、丁寧な説明が必要なのだろうなと感じております。そして、起債残高を聞きましたが、令和7年度末の起債残高が1億9,700万円。これからどんどん増えるので、令和8年度から17年度、10年間で約3億円必要だというような見込みということで御答弁いただきましたが、借入れだけ聞いておいて、実際足寄町にはどのくらいお金が残っているのというところを通告書で聞いておりませんでしたので、この部分、内部留保という言葉が適しているかどうかは分かりませんが、毎年残っていく純利益プラスいろいろなものがありますが、どのくらいお金が残っているのでしょうか、このくらいの借金をするのに対して。御答弁いただけますか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。内部留保資金の残高につきましてですが、令和6年度末時点で3億4,992万8,233円。細かいですね。約3億5,000万円の内部留保金を持っている状況でございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
上水道に関しては、毎年決算のときに監査委員の方たちの説明書とかも聞いておりますし、上水道に関しては比較的良好というふうなお話も伺っていましたが、簡易水道については、なかなか毎年二千何百万円ぐらいの赤字を出していて、一般会計のほうから入れていたというお話であります。今度一緒になって、町長の御答弁にも、統合するに当たって企業会計で、資金面の流動性の確保が得られるというような御答弁がありました。これは一緒になって借り入れるお金が借り入れやすくなるというふうに捉えたほうがよろしいですか。それとも借入額を増やさなくても、現状で簡易水道を取り込んでも一緒にやっていける。このぐらいの借りている中でやっていけると捉えたほうがよろしいのか。この資金面の流動性の確保ですね、ここを少し説明してください。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。資金の流動性の確保という部分でございますが、簡易水道は特別会計ですので、単年度会計ということで余剰金を積み立てるということはございません。そういった中で、不足分については一般会計からの繰入金というふうになるのですが、上水道事業会計につきましては企業会計ですので、そこで独立採算制をもって実施しているという状況の中で、先ほど言いました、そういった純利益等が発生して内部留保金等の積立てがいくわけですが、そういった資金面も一体化的に活用を検討できるというような流動性を持たせるという形で考えているところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
要は赤字の簡易水道を一緒にすることで、企業会計にすることでお金の透明性も得られて、信用もできて、そしてお金も少し借りやすくなるということでしょうか。それとも、借りるお金を増やさなくても、二つ合わせると、上水道のほうが良好な経営であるので、今のところ何とかやっていけるのかなというところなのでしょうか。そこだけ教えてください。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。簡易水道の特別会計を廃止して企業会計化するというのは、国のほうの指導等もございまして、本町もそういった方向にかじ取りをするとしているわけでございます。そういった中で、理由としましては、資金の流動化という部分もありましたが、内部留保金の運用だとか、そういった部分もございますけれども、大きくは事務手続の一元化ということがあって、システムだとかそういった部分を一つにすることによって、職員の業務量の負担軽減だとか、そういった部分の経費も節減できるだとかが図られるということを考えているところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。要は業務の省力化、コスト削減、ここが活きてきて少し赤字の部分が補塡されるのではないかというぐらいのことですね。分かりました。ありがとうございます。そして、料金改定の必要性で今後検討されるということですけれども、一つ気にかかったことが、経営戦略の中で、要は料金を町民から回収するというところで、未納入の方に対して何らかの連絡を、アクションを起こして払ってもらうのに頑張って、払ってもらって、それで長いこと入れていない人は給水を停止している、頑張っているよというような内容が書かれておりました。給水停止をする人というのは何件くらいいるのですか。しっかりとした件数でなくても、多いとか少ないとか、そのくらいでも結構です。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。そのとき、そのときの月で、料金を納めていただいていない方が変わるわけでございますが、大体記憶の中では10名程度いらっしゃったかというふうに記憶してございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
10名程度ですね。分かりました。何でこれを聞いたかといいますと、先ほど生存権という話を最初にしました。水道法というのは生存権がベースになってできている、これは皆さん承知のことなのですけれども、停止するということは、何か月ためたら停止する、そういう細かいことは多分条例にあるにはあると思います。だから、職員がそれを停止するのはやむを得ないことだと私は思うのですが、ただ、町民に対するアプローチの仕方ですよね。それをやはり丁寧にしていただかないと、命の水を停止するということは、とても私は厳しいというか、恐ろしいことだと思うのですよね。その辺を踏まえた上での町民に対するアプローチをしていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。どうでしょう。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。議員のお話のとおり、生活するのには欠かせない水でございますので、納入の期日が守られていないからすぐ止めるということではなく、やはり督促だとか、そういったこともかけさせていただいて、なおかつ督促をしてもお返事がない場合については、こちらのほうからまた電話等の対応もさせていただき、料金の収納に努めている状況でございます。ですので、滞納があるからすぐ止めるというようなことはしていないということで、御理解いただければと思っております。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
そうですね。特にこういう大きな町だけれども小さな町、顔と顔が分かっている人であるからこそ、その人の生活環境とかその辺も踏まえて対応していただきたいなと、多分そうしていらっしゃると思うのですけれども、その辺を確認させていただきました。次に参ります。5番目の職員の確保及び技術継承の体制についてです。こちらのことに関しては、今の技術職員はたしか4名ですか、何人いらっしゃいますか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。上下水道室において、技術職員は2名となってございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
上下水道で2名、すみません、素人なので分かりませんが、これは十分な人数なのでしょうか。どうなのでしょうか。いろいろな大きな工事も控えております。2名で大丈夫でしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。職員が2名で十分かといいますと、答弁のほうでもお話しさせていただいております、最低限の職員の確保という形になってございます。当然、2名ですので、どちらか体調不良であったりすると、1名で対応しなければならないというふうな状況が出てまいります。そういった部分で、技術職の絶対的確保というのは、将来的にも課題となろうかなとは思っておりますが、その分、技術職だけではなく、職員全体が協力し合いながら対応するというような形で、上下水道室、停電等があった場合については、工務担当のほうでは3名の職員がいるのですが、その3名だけでは対応できないとなりますと、室長をはじめ業務担当の職員も出てきて協力するというようなことで対応している状況でございますので、技術職員が最低限の確保という現状のお話をさせていただいたというところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。ぎりぎりというところですね。全国的に技術職は、これは世界的にです。別に上水道だけではなくて、そのほかの技術職が足りないと、みんなどこでも言っているので、足寄町が独自ですぐ引っ張ってこられるかというと、そうではないのも重々承知なのですが、ということは、他町の役場と差別化を図りながら職員を集めなくてはいけないのではないかというようなことも考えざるを得ない状況になるのではないかなと思うのです。何を言っているかというと、報酬を上げるということも一つの手だし、あと、これは知りたいのですが、全くの一般行政職として入職、採用した方を、あなたは水道、上下水道というふうに行かせるのか、それとも、それなりの大学、そういう専門の知識をある程度持った人を採用するのか、ここだけ確認させてください。
答弁 総務課長 佐々木康仁
お答えいたします。今、議員仰せのとおり、技術職、特に土木関係含めて、建築含めて技術職が取り合いになっているというか、民間が今非常に強いので、足寄町で募集をしてもなかなか来ていただけない状況があります。事務職として採用して、技術職にといった場合、それは職種転換になるのですけれども、その場合については、本人の意向も含めて十分協議をした上で、本人の了承をいただいた上で変更するということはあり得ると思います。ただ、基本的には、やはり基本的なものを学んでいる人のほうが、今必要なのは即戦力だったりすることもありますので、そのような人方を、なるべく募集をして応募していただけないかなと考えております。状況によっては、年度途中での採用だとかということも、今後も検討していく必要があるのかなとは考えております。
再質問 10番 進藤晴子
要は民間経験者の採用ということですよね。来ていただけると本当にうれしいのですけれども、なかなか難しいだろうなと思います。そういうことで、町の報酬表というのを久しぶりに私も拝見させてもらいました。あれを見ると、どこにあるのだろう、技術職はと見たときに、ないのですね。要は一般行政職と医療ですか、医療についてはまた分かれている。この辺は、もちろん大きな市や水道局ではないので、分けなくてはいけないということではないのでしょうけれども、報酬を一般職と少し変えていくということであれば分ける必要があるのかなと思いますし、報酬を技術職は少しアップするとかそういうことを考えたことがあるのかどうか。あと、現在各種手当はどのようになっているのか、危険手当や深夜対応とかいろいろあるかと思いますが、その辺のフォローはどうされているのか。すみません、1問ではなく2問ですけれどもお願いします。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。まず、報酬の差別化という部分については、本町についてはしていない状況でございます。一般職で入職した段階で経験年数だとか学歴だとか、そういったものを基に初任給調整をさせていただいて、そこから通常の一般職と同じように給与が改定されていくというような状況でございます。手当等についてですが、こちらについても、今、上水道部門については危険なところというふうな判断の現場には行っていない状況がありますので、危険手当等についてはありませんし、深夜に作業した場合については、時間外手当という形で、午後10時から午前5時までの間については、深夜の割増率が高くなりますけれども、それ以外については、100分の125が前提の時間外勤務手当という形で手当を支給しているというような状況でございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
報酬アップは考えたことがないということで、あと各種手当の危険手当は危険なことをしていないから、今は出さないということでよろしいでしょうか。どんな内容の仕事をしているかですけれども、何年か前、私が聞いた限りではバルブを開けたら飛んだとか、かなり危険なことが、水道の技術者の方があったというふうに伺っております。そこで、現状の仕事内容ですよね、要は。報酬を上げる、上げないの前に、実際、足寄町の技術職員がやるべきことは何なのか。民間に渡すのではなく、これだけは足寄町の職員がやらなくてはいけない、それが何なのかが分かれば、それほど一般行政職と変わらないということであれば、報酬は一緒でいいのかなと思いますし、もっと危険もあるし、技術的なことも非常に求められるし、スキルが要るよということであれば、やはりそこは考えていかなくてはいけないのかなと思うのですけれども、どちらでしょうか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。過去にバルブが飛んだというお話を聞いたという話ですが、私はそういったお話を聞き及んでいないのですが、実際、町の職員として、上下水道の技術職員としてやらなければならない部分については、水の安定供給のための管路の敷設、それの維持管理の技術的な指導だとかということが主な部分になると思います。当然、管路を敷設するためには工事設計書で、配管の技術的なつなぎ方だとか、そういった部分もチェックをしなければならないということがございますし、図面だとか描くのは委託に出すにしても、それの方向性、指示をするのは、当町の職員がしなければならない状況がございますので、そういったところの指示、指導並びに出来上がった後の管理をしていくための整備、それと、通常の水を供給するための施設の維持管理に対する技術的な指導という部分も当町の職員が果たすべき仕事だと考えております。そういった部分でいきますと、かなり多岐にわたるとは認識しているところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
報酬を上げる、上げないは、これはもう町長のあれなので、私が上げろということではないのですが、そのような手当や、入職したときの報酬をほかの一般職よりも少し上げているところもやはりありますので、本当に人がもうこれ以上、今いらっしゃる2人のうちどちらか1人がいなくなってしまうとか、どこかに引っ張られたとかいうことになってくると、水道だけではないですが、早々に考えていかなくてはいけないことなのかなと思って質問させてもらいました。この辺については、町長、いかがでしょうか。
答弁 町長 渡辺俊一
現段階では給与をどうするというようなことは考えておりませんけれども、今、建設課長のほうからもいろいろ話がありましたけれども、とりわけ水道だとか、やはり人、それから営農用水だとかもありますから、家畜だとかそういったところだとか、やはり水がないと大変だよというような仕事でありますから、例えば今までいろいろな話を聞いていますけれども、バルブが飛んだというのは聞いたことはないのですけれども、夜中にも警報が入って、計装装置だとかそういったところに異常が出て、それぞれ携帯だとかにも連絡が入るようになっているものですから、先ほど申し上げましたように、365日24時間、そういうようなことがいつ入ってくるか分からないという状況で、夜中にもそういうことが入ってきて、入ってきたらやはり出てきて、現場を見に行って、水が出ていないということになると、水がどこで止まったのかというようなところも調べなければならないということで、それぞれ夜中であっても職員が出てきて、最初の対応というのはするという状況です。それで、職員だけではなかなか分からないということになると、地元の業者などにも協力をお願いして、一緒に探したりだとかというようなことで、本当にそういった意味では24時間、気を張っていなければ、非常に毎日毎日緊張が続くような、そういったような状況もあると聞いておりまして、朝になってやっと水の故障しているところが見つかって、やっと水が出るようになりましたということを、次の日の朝、僕たちがゆっくりと出てきてから報告を受けたりだとかというようなことなどもあったりとか、そういうことは年に何回かあるという状況でありますので、非常に大変な仕事なのかなと思っております。ただ、ほかのところも防災担当だとか、結局役場の職員は比較的24時間何があって、どんな連絡が来るかは分からないという部分も結構あるというのは、どこの職場でもあることではあります。ただ、実際に出ていって作業もして、泥だらけになって朝帰ってくるだとかという姿を見ていると、本当に大変だなと思っているところでありまして、そういった意味では、それに応じた報酬だとか、そういったものも本当は必要なのかもしれませんが、今、一般事務職と技術職と、みんな同じ給料表を使いながらやっているという状況が、足寄町役場だけではなくて、ほかのところもみんな同じでやっているというようなこともあって、そこの部分だけを見直すだとかというようなところは、今のところはないのかなと考えています。そういう大変な職場ですから、ほかの役場の職員、みんなそれぞれいろいろな大変な部分はあるのですけれども、そういった部分を抱えながら仕事をやっていますので、なるべく必要な人員をきちんと配置できるようなということで考えておりますけれども、なかなか今の人手不足だとかというような状況の中では、十分に配置ができるような人を採用できていないというのは実態としてはあるかなと思っています。できる限り、住民の人たちのサービス向上といった部分では、今までの停滞しないような形で職員が採用できればと思っておりますし、職員の待遇改善だとか、そういったところはなかなか今すぐにどうのこうのということはありませんけれども、そういうことも状況に応じては、何か考えなければならない部分も出てくるかなとは思っているところであります。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
引き続き、再質問させていただきます。5番目の職員の確保ということで、詳しくお話を伺ってまいりました。技術の継承については、町長のほうからノウハウの継承を行うためとありますが、このノウハウの継承を日頃どのような形で行っているか、簡単で結構ですので、教えてください。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。技術の継承ということで、ノウハウの継承につきましては、やはり現場の状況だとか構造だとか、そういったものを把握しなければならないという部分で、先輩職員、経験の長い職員が新しく配属された職員を連れて作業に当たるという部分が基本原則になろうかと思っております。また、そのほか、必要に応じ研修等にも参加できるようにして、技術力の向上にも努めていくということをしている状況でございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
そこでもう一つだけ、そのチェックというのは、日頃一緒に活動しながら、やりながら教えているわけだと思うのですけれども、できるようになったか、ならないかという評価はされていますか。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。できるようになったかどうかというチェックについては厳密にはしておりませんけれども、やはり一人で対応せざるを得ない場合があります。大きな災害だとか出てきたりする場合、大きな災害でなくても停電等が広範囲に発生した場合については、その対応を方面ごとに対応しなければなりません。そういったときには、班体制を複数班体制にするといった部分でいきますと、技術職員が2名しかいないわけですから、技術的な部分を対応しながらということになると、複数班になると2人が分かれるという形になります。そういった分かれた段階でも対応ができるような形にしていく。そして、それができなかった場合については、何ができなかったかということをもう一度確認するというような形で、電話等の連絡ツールも使いますけれども、そういった形で対応していくというような形になってございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。ただ技術のことは、ある程度たったときに、1年、2年、3年たったときに段階を経てチェックをしていくというのが、技術者としては適当ではないかと。いろいろな技術者がいますが、私は看護だったのですが、看護師もそうです。ある程度のところでチェックしながら、ここまではできたということを常にやりながら成長していくものだと思いますので、どうぞ取り入れていっていただければと思います。次に参ります。6番目の災害時の応急給水体制の整備状況についてです。こちらは、12日に災害のことで細川議員のほうから質問等がたくさんありました。その中で総務課長が答えられていたので、この中に書いてある6トンの水は、1日3リットルを必要とすると2,000人、プラスこれから次年度に10トンを消防のほうで買う予定だと、通ればですが、そういう話を聞いていますので、それを私の頭で計算すると、1日5,300人のお水を賄えると考えると、2日でその半分、3日で考えると、ある程度のところはこれでクリアできるのかなと。全部が一斉に水が止まるということはあり得ないので。ですので、再質問はいたしません。また、再質問するとなると、想定ということになるので、内陸の巨大地震が起こったときの想定がどのようになるかということがまずは決まってこないと、なかなかこれは検討しても仕方がないことなので、その結果をぜひお待ちしたいと思いますので、次に参ります。7番目の今後の水道事業の在り方についてです。上水道と簡易水道の統合・企業会計移行の効果、それと将来を見据えた持続可能な水道運営の方針に関しましては、今までの説明の中で十分事足りると思いますので、再質問はありません。一つだけ、水道DX、計装装置であるとか、スマートフォンであるとか、先ほど話の中に出てまいりました。それは分かりました。一つ、水道メーターです。今、各個人についている水道メーターは、法律で、8年間で絶対替えなくてはいけない。それもいろいろあるかと思うのですが、替えなくてはいけない。それで、水道スマートメーターというのがあると伺っています。これは、確かに価格は4倍から5倍とかいろいろあるのですけれども、備え付けるだけで、電気のメーターと一緒ですね。全部逐一データが入ってきて、漏水もすぐ分かると。2か月待たなくてもいい。ということを考えると、今後やはり少しずつ検討されていってもよいのかなと思いました。そこだけお伺いします。
答弁 建設課長 森岡彰寿
お答えいたします。今、議員のお話にありましたスマートメーターについてですが、スマートメーターを導入してもメーター器自体の耐用年数については、実際には変わらないという状況で、8年であれば8年という形になります。スマートメーターを導入することによって得られる効果という部分については、先ほどお話のありましたメーター検針が不要になってくるというようなところが大きなメリットになるかと思います。ですので、メーター検針業務の人材が確保できなかった場合については、大きなツールになろうかと考えているところでございます。現在、足寄町におきましては、その部分もどうするかというのは、若干、話の中には出てはきていますが、実際導入をするかどうかという具現化した検討まではまだ至っていない状況です。今後、メーター検針だとか、そういった部分の人材が確保できないだとか、タイムラグをなくすだとか、あと、導入するに際して、スマートメーターと本体のメーターの更新時期の違いだとか、そういった不整合的な部分の整合性を取るというようなところもできるような状況が見えてきた段階で、本格的に導入の検討をするようになっていくかなと考えているところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。民間業者も委託をかけているわけなので、その辺のバランスを見ながら、今後検討されていったほうがよいかなと思いますので、お願いいたします。一応、再質問はここまでなのですが、なぜ難しい問題をど素人の私が今回扱ったかといいますと、私も水道は蛇口を開ければ飲めるもので、いつまでもそう思っておりました。15年前の東日本大震災のときに、東日本大震災が3月11日、終わって1週間たったときに、娘の引っ越しでどうしても東京に行かなくてはいけない、1週間滞在しなくてはいけないというときに、まだ8か月の子をおぶって行きました。行って、どうってことないと思ったら水が飲めない。飲めないわけではないのですよ。あのときに、汚染されているとか、いろいろな情報が飛び交っていまして、大人は何とか煮沸して飲めるけれども、子供のミルク用の水がない。都内を回ってもどこも1本もないのです。そのときに、普通ではないのだ、汚染されることもあるのだ、災害ってこういうものなのだなと、私は思いました。たまたまそのときに、母の墓地に行ったときに、墓地の中に一つある自販機に水が売っていました。それで、事なきを得たわけなのですけれども、実際は飲めないことはなくて飲めたのですけれども、そのときはそういうような情報が飛び交っていたので、なんて水ってありがたいのだろうなと、そのときに初めて考えました。足寄はどうなのだろうと思ったときに、ここの出身ではないので、全然知らなかったのですね。それも議員としてどうかなと思って、今回質問させていただいたところ、やはり湧水、湧き水、本当に水もおいしいし、この自然豊かな足寄町は本当に恵まれているなというところを、町民は本当に分かっているのだろうか。水道のことを私は知り合いに尋ねてみても、全然興味を示さない。いつもあるものだから。それっていいのかなと。こんな御時世、何が起こるか分からない。ミサイルが飛んでくるかもしれない。災害が起きるかもしれない。そういうときに、やはり私は、町民は今あるものを大切に維持して、次世代につないでいくために、今あるものを大切に、まずは足寄町を知ろうよという思いで、今回この一般質問をさせていただきました。その中で一番重要になるのが、やはり子供たちです。私たちは、自分が小学校のときに、自分の地域、自分の町に関してまず教えてもらって、それから県に行き、全国に行き、世界に行き、そういう感じでしたけれども、残っているのは小学校で教えてもらった町の話だけです。そこから先は全然覚えていないのですが、教育はもう格段に変わってきております。この辺の小学校、中学校、高校ですね、我が町を知る、この教育というのはどのようにつないでいっているのかどうかを教育委員会にお伺いします。
答弁 教育次長 丸山一人
お答えいたします。小中学校の学びの状況ということですけれども、小学生におきましては、生活や社会等の教科の中で体験学習等ございますが、町内の施設見学を行っております。今回御質問がありました下水道処理場や上水道を含めまして、商店、工場、農場などを見学、体験して、町内の学びを深めているという状況でございます。中学校におきましては、小学校のときに施設見学を実施しておりますので、教科、地理の中で地域の特色だとか地図記号だとか、そういった座学を中心の学びとなっております。ただそれ以外でも、総合学習などで、例えば1年生であれば事業所の訪問だとか、2年生であれば職場体験だとか、そういう中で地域の特色と地域の施設について学びを深めているというところでございます。高校につきましては、状況については把握しておりませんので、御勘弁願いたいと思います。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。いろいろなところでいろいろな上水道を見に行ったり、水ってどこから来てどこに帰るのだろうとか、いろいろなところで自分の地域の特色を踏まえて学校はやっておられるみたいです。足寄町の特色はといいますと、やはりこの広大な土地と一次産業である農家、今日は上水道と簡易水道だけになりましたが、先ほども言いましたように営農用水であるとか、人間が飲むよりも牛たちが飲む水の方が多いのではないかと、そういうところもあります。それが私は特色だと思うのです。ぜひそういうところも、足寄町の特色を子供たちに教えていただいて、足寄町をよりよく知っていただいて、子供たちに足寄町を好きになっていただけるように、そして願わくは一回出てもまた戻ってくる、そういう温かい町にしていただきたいなと思います。この命の水、私たちの水に関しましては、やはり行政が仕切って、行政がやっておりますけれども、それを私たち議員もしっかりと見て、行政と議会、そして町民です。水道料金が上がるときだけではなくて、常日頃からそこら辺の検討、話し合いというのを少しずつでもいいから進めていくべきではないかなと、今回一般質問をするに当たって私は思いました。その辺も全部ひっくるめて、町長に最後にお言葉をいただいて、私の一般質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
2年前に能登半島の大きな地震があって、あのときも水道がかなりダメージを受けて、本当に末端まで水が届くというのはかなりの時間がかかって復旧したというようなことがございました。やはり生きていく上では必ず水が必要ですし、その上で水道という施設は重要なインフラだと考えております。大きな災害があったときに本当に水が届かなくなる、そうするとそこで生活ができなくなるというような状況も生まれてくるというようなことにもなるのかなと考えております。そういった意味で、本当に今いろいろとお話がございましたけれども、一番大事なところは、やはり水がなくては生きていけないし、水道がきちんと動かなければ、機能しなければ、自分たちが生活しているところで水が使えないということになるわけで、そこのところをやはりきちんと町として維持していかなければならないというところだと思っております。施設にも非常に多くのお金もかかりますし、そういった意味では、決して水もただで、ただではないですけれども、水道料金いただいておりますけれども、本当に湧き水と湧水とはいえ、非常にお金をかけて皆さんのお宅に届けているというような形になっていますので、そういった部分の経費も含めてあって、水がきちんと届くということになるわけなのです。企業会計になりますから、公共性もありながら、企業としての経済性も考えなければならないといったところで、本当に何年かに一度は料金の改定だとか、そういったこともお願いしなければならないというような状況にもなるのかなと思っています。これから人口が減少してきて、その中できちんと水を届けていく、そういった部分では、費用的には一人一人の負担というのはちょっと重くなるかもしれないなと考えておりますけれども、いずれにしても水がなければ生活できないわけですから、そこの部分をしっかりと抑えながら、なるべく必要なものは安くできるような、安く水を安定的に供給できるような、そういったことを考えていかなければならないのかなと思っているところであります。そういうことをいろいろ考えながら、今後、お話ありましたように、持続可能な水道事業というのを継続していかなければならないと思っているところであります。答えになったのかどうか分かりませんけれども、いろいろな町でやっているサービスはみんなそうでありますけれども、やはり持続可能なといったところが非常にこれからは大事になってくるのかなと思っております。そういうことを気に留めながら、しっかりと町民の皆さんへの住民サービスはなるべく質が低下しないように進めていきたいなと考えているところであります。以上でございます。